◎松橋
農林水産部次長兼
農政課長 農業委員と
農地利用最適化推進委員は同額でございますけれども、月額4万5200円となっております。このほかに会長とか
職務代理者の場合、ちょっと金額は高くなっております。
◆久保〔し〕 委員 4万5200円はずっと4万5200円なんですか。増額になっているんでしょうか。
◎松橋
農林水産部次長兼
農政課長 5年ぐらい前まではちょっと少なかったのが幾らか増額にはなってきております。
以上です。
◆久保〔し〕 委員
農業委員も
それなりの仕事をして、少しずついろいろな仕事も増えているかと思うので、4万5200円の報酬についても
引上げ等を検討していただければというふうに思っています。よろしくお願いします。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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4 令和4年八戸市
中央卸売市場取扱高実績について
○高山 委員長 次に、令和4年八戸市
中央卸売市場取扱高実績について報告願います。
◎根岸
中央卸売市場次長 それでは、令和4年八戸市
中央卸売市場取扱高実績について御説明いたします。
資料の1ページを御覧ください。
まずは、青果部でございます。
1の取扱高ですが、期間は昨年1月から12月までで、開市日数は255日でした。
数量は9万8911トンで、前年比93.1%となり、金額は218億2888万4000円で、前年比98.2%となりました。
続きまして、2の
月別取扱高の表は、野菜、果実、その他の区分に分かれており、点線の上が
取扱数量、下が
取扱金額で、併せて前年同月比を記載しております。
野菜、果実などの
区分ごとの合計で見ますと、右から2列目の欄になりますが、野菜は数量で前年比93.3%、金額で前年比98.1%、果実は数量で前年比91.9%、金額で前年比98.9%、加工品や卵などのその他では、数量で前年比86.6%、金額で前年比92.3%と前年を下回っております。
次に、3の入荷及び価格の状況について、概要または特徴を抜粋して御説明いたします。
野菜につきましては、冬季では
コロナ禍に伴う外食需要の低迷を受け、特に県内主力のゴボウ、長芋、ニンニクは厳しい相場展開となりました。春先は気温が上がり始めると、多くの品目で生育が進み、ナス、トマト、
ピーマン等の果菜類では順調な入荷が続きましたが、一方で、大根、ホウレンソウ、ネギ、
レタス等では数量減の
高値基調が続きました。また、7月から8月は長雨の影響から、大根、ニンジン、ゴボウ、長芋等の根菜類で入荷量が少なかったため高値で取引されました。12月は中旬以降の産地での寒波の影響から生育が進まず、大根、キャベツや果菜類でも入荷量が少なく、高値での取引が目立ちました。
続いて、果実ですが、冬季は県内産のリンゴは数量が少なかったため
高値基調が続き、春イチゴは寒波の影響で入荷量が少なく、前年比2割ほどの単価高となりました。7月から8月はメロン、スイカの出回り時期となりましたが、長雨の影響から一部産地では
水腐れ等の不良品が多く、壊滅的な打撃となりました。秋口は、梨、柿、リンゴの入荷量が増え始め、荷動きも良好でした。12月は、県内産では
サンふじやスチューベンが販売の主力となりましたが、
サンふじでは高品質のものが少なく着色不良が多く見られました。
全体としましては、
天候不順による入荷量の減少で
高値傾向が多かった年となりました。
続きまして、2ページ目を御覧ください。
花卉部でございます。
1の取扱高ですが、昨年1月から12月までで、開市日数は244日でした。数量は1175万7000本で、前年比95.0%となり、金額は11億4881万7000円で、前年比104.2%となりました。
2の
月別取扱高の表は、切り花、鉢物、その他の
区分ごとに、青果部と同様の記載となっております。
切り花、鉢物などの
区分ごとの合計で見ますと、右から2列目の欄になりますが、切り花は数量で前年比95.7%、金額で前年比106.9%、鉢物は数量で前年比79.5%、金額で前年比85.9%、枝物、観葉植物などのその他では数量で前年比88.9%、金額で前年比88.6%と切り花の金額以外で前年を下回っております。
次に、3の入荷及び価格の状況について、概要または特徴を抜粋して御説明いたします。
切り花につきましては、冬期から春先にかけては、寒波と
日照不足の影響から国産品の多くが開花遅延となったため全国的に流通量が少なく、また輸入品の入荷も不安定であったため、高値で取引されました。7月から8月にかけては、長雨と
日照不足の影響から
お盆用切り花の開花が遅れ数量減となったため、
高値基調で取引されました。また、9月も台風被害の影響から全国的に単価高が続きましたが、
高値疲れもあってか需要は例年に比べるとやや控えめでした。
続いて、鉢物等ですが、1月から3月にかけての冬期は、贈答用のコチョウランが中心で数量、価格とも安定した取引が多く、4月になると、
ガーデニング用の苗物が例年より高値で取引されました。また、9月下旬から入荷が始まるハボタンは、7月から8月の長雨と
日照不足で生育が遅れたため、12月に最盛期を迎えました。11月からは、
クリスマス用の鉢物としてシクラメンやポインセチアがやや高値で取引されました。
全体としましては、輸入品が不安定だったこと、また
天候不順による入荷量の減少により
高値傾向が目立つ年でした。
続きまして3ページを御覧ください。
令和4年の東北の各
中央卸売市場の
取扱状況の速報値でございます。
八戸市の青果部では、仙台市に次いで数量、金額とも前年と同様2位でございます。花卉部では、数量、金額とも前年と同様3位でございます。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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5 令和4年八戸市
魚市場水揚げ実績について
○高山 委員長 次に、令和4年八戸市
魚市場水揚げ実績について報告願います。
◎高舘
水産事務所副所長 それでは、令和4年八戸市
魚市場水揚げ実績について、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
1ページを御覧願います。
まず、令和4年1月1日から12月31日までの八戸市魚市場における
水揚げ実績でございますが、年間の開場日数は280日で、
水揚げ数量は2万8876トンで、対前年比65%、1万5596トンの減、
水揚げ金額は99億8158万5000円で、対前年比115%、13億378万4000円の増となりました。
続きまして、主な漁業別の内訳ですが、表を御覧願います。
こちらは、漁業別に数量、金額、
平均単価について令和4年と令和3年を比較したものでございます。
まず、
イカ釣り漁業の数量につきまして、主力である冷凍の
スルメイカや
アカイカの水揚げが前年より減少したことから、
イカ釣り漁業全体の数量は4466トンで、対前年比75%、1465トンの減となっております。金額につきましては、
数量減少を見越した
スルメイカや
アカイカの高騰に伴い、合計で44億6592万円、対前年比131%、10億5288万4000円の増となっております。また、
イカ釣り漁業の八戸市魚市場全体に占める割合である構成比は、数量で15%、金額で45%となっております。
次に、大
中型まき網漁業につきまして、
八戸近海でまとまった水揚げがなく、主力のサバやイワシの数量が前年を大きく下回ったことなどから、全体の数量は1万2642トンで、対前年比47%、1万4401トンの減となり、金額は合計で8億1873万円、対前年比52%、7億5759万3000円の減となっております。また、大
中型まき網漁業の八戸市魚市場全体に占める割合は、数量で44%、金額で8%となっております。
次に、
機船底引き網漁業につきまして、主力のスケトウダラ、
スルメイカ等の数量が前年を上回り、全体の数量は9737トン、対前年比129%、2168トンの増となっております。金額につきましては、比較的単価の高い
スルメイカの
数量増加により、合計で36億3980万1000円、対前年比141%、10億5569万7000円の増となっております。また、
機船底引き網漁業の八戸市魚市場全体に占める割合は、数量で34%、金額で36%となっております。
次に、2ページを御覧願います。
令和4年の
全国主要市場の水揚げについて御説明いたします。
こちらの表は、当市が調査を行った主要22市場のうち、
水揚げ数量、金額とも上位の漁港を示しております。
八戸漁港の順位でありますが、数量は前年から2つ順位を下げまして14位、金額は前年と同じく15位となっております。
以上で報告を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆山名 委員 全体の
水揚げ実績、それはそれでいいんだけれども、肝腎のA棟の
水揚げ実績も何かの機会に示していただきたいということで、要望して終わります。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
◆久保〔し〕 委員 今日、
東奥日報には詳しくついていたんですけれども、A棟の水揚げが出るのかと思っていたんですけれども、出なかったというのは何かあるんでしょうか。
◎高舘
水産事務所副所長
久保しょう委員の御質問にお答えいたします。
A棟の水揚げにつきましては、例年、年度で捉えて報告しておりましたので、既にまき網が終わっておりまして、A棟への水揚げは今後ないと思われますが、年度が終わりましたら御報告したいと考えております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 そこまで
東奥日報に出ているとすれば、ここにも出してもいいかというふうに思っています。
それと、見ますと、A棟の水揚げについても、3年間を見れば前よりもずっと下がっている状況で、改善の見込みがないような状況が見られるんです。そうするとやはり計画が達成できないというようなことがもう見えているような状況だと思うんですけれども、そういう点では、今後改善ができないという形になっていくということがもう見えているんだから、この段階でもう次の段階の計画というものを考えていらっしゃるんでしょうか。
◎高舘
水産事務所副所長
久保しょう委員の御質問にお答えいたします。
議会のほうでも答弁をさせていただいておりますが、改善計画2回目ということで、令和5年度の実績を見ながら、今後考えていきたいと思います。参考までにA棟の水揚げ、資料のほうにはないんですけれども、昨年4月から12月まで計4回で451トンの水揚げとなっているところでございます。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 計画が進まないという形で、水揚げについてどういうふうにこれからしていくんだと、増やすためにですよ。ただ手をこまねいて、サバとかが揚がってくるのを待つというようなことであれば、これはもう全く先も見えないし、対策を講じられていないと。何かサバを水揚げするための方策というのは考えていらっしゃるんですか。
◎高舘
水産事務所副所長 昨年度も議会の答弁のほうでもお答えしておりますが、漁船誘致のほうを積極的に今取り組んでいるところでございまして、訪問先の船主の方からも、八戸沖に漁場が形成されたらぜひ八戸にという言葉をいただいておりましたので、どうしても水揚げは自然のものというところもあって、なかなか思ったとおりいかないものでございますので、引き続き漁船誘致のほうに取り組んでいきたいと考えてございます。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 結局やっぱりそういう漁獲が上がることだけを期待しているというようなことだと思うんです。それから、船についても、これももちろん船主のほうに揚げてくれというような形は推薦しているんだけれども、なかなかその点では船も来ないと、それから魚も揚がらないというような状況、これはもう先が見えている状況だと思うんです。そうしたら、やっぱり先手を打って、もう駄目だったらこういうふうにしようとかということも考えるという余地が必要ではないかと思うんですけれども、どうですか。
◎高舘
水産事務所副所長
久保しょう委員の御質問にお答え申し上げます。
A棟の活用についてはタイミングを見計らって、先ほどもお答え申し上げましたが、改善計画の期間中でございますので、国県ともいろいろ検討しながら、令和5年度の
水揚げ実績を見ながら検討していきたいと思います。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 市長が水産アカデミーを開設して、そこでやっていこうということになっているので、こういう次の段階を考えるということも、そのアカデミーのほうでもぜひ検討していただくように要望して終わります。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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6 令和5年度
ダイヤ改正について
○高山 委員長 次に、令和5年度
ダイヤ改正について報告願います。
◎田中
交通部次長兼
運輸管理課長 それでは、令和5年度
ダイヤ改正につきまして、お配りしております資料を基に御報告申し上げます。
まず、改正の理由でございますが、令和5年度の
ダイヤ改正は、ICカードのデータ等を活用し、運行の効率化を図りながら、既存路線の運行本数及び時刻の見直しを行うものでございます。
今回の
ダイヤ改正に当たりましては、市内各学校へ要望聞き取り調査等を行った上で、利用者の利便性を高めるよう編成をいたしました。
営業規模につきましては、下の表を御覧ください。
まず、仕業数という言葉につきまして御説明いたしますと、バス事業者では営業の規模を表すため仕業数という単位を使用しており、1仕業とは乗務員1人当たりの1日の仕事の量ということでございます。
営業規模は、平日、土曜日、日祝日の各ダイヤにつきまして、今年度と同じくそれぞれ108仕業、100仕業、87仕業とする予定でございます。
次に、改正予定日ですが、令和5年4月1日を予定しております。
主な改正内容につきまして、1つ目は、市内各学校の登下校に合わせた時刻変更でございます。市内14校へ要望調査等を行いまして、令和3年度まで運行しておりました時間帯の便を復活させたり、登下校時の利用者の多い時間帯の便の前後にもう一本、同じ便を増便するなどして、登下校時の利便性の向上を図るものでございます。
2つ目としまして、続行便ダイヤの反映でございます。続行便といいますのは、御存じのとおり、主に通勤・通学等に利用される路線バスの密集する時間帯をできるだけ解消するため、市内路線における乗車率が高いダイヤにつきまして、2台で運行するというものでございまして、この対策として令和2年度から行っている事業でございましたが、続行便として運行している便の一部を通常ダイヤのほうに組み込むということを行ってございます。
3つ目としまして、バス停の名称の変更でございます。アクロスプラザ前というバス停の名称を北日本造船前に変更するもので、こちらの路線につきましては、中心街、本八戸駅、ピアドゥ、ラピア等を循環運行しております市内循環線の運行でのみ取り扱っているバス停名称の変更になります。
最後に、利用者の皆様への周知の方法でございますが、広報はちのへ3月号及び当部のホームページにおきまして掲載の予定でございます。また、各バス停留所、バス車内、待合所、定期券販売窓口等にお知らせ掲示をいたします。さらに、例年どおり携帯式の時刻表ポケットフレンドの配布も予定してございます。
以上で報告を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆久保〔し〕 委員
ダイヤ改正ということなんですけれども、運転手の確保という点では、以前退職者もあるというふうに伺っていたんですけれども、そういう点では確保は大丈夫だということでしょうか。
◎田中
交通部次長兼
運輸管理課長 久保委員の御質問にお答えを申し上げます。
今年度、仕業数としまして、平日、土曜日、日祝日、それぞれ108、100,87ということで、必要十分な数ではないんですけれども、今のところ1月1日現在で必要な人数には約9名ほど足りない現状が続いておりますが、中割りダイヤの工夫ですとか、それから非常勤務員の運転士との併任ですとか、それから、もし万が一コロナなどで出勤ができなくなったりした場合の臨時的なダイヤの検討などを含めまして、今のところ平常運行を続けている状態でございます。次年度以降も同様の体制を続けていくということでございますので、従業員が足りない状況は続いておりますけれども、通常運行については支障がない範囲だというふうに考えてございます。
以上です。
◆久保〔し〕 委員 足りない部分についてはもう募集もかけていると思うんですけれども、こちらのほうの募集も強く進めていただきたいということと、まして過重労働にならないようにということが一番だと思うんです。それによって辞めていくとかということにならないような形で対応していただくよう要望して終わりたいと思います。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕