小川町議会 > 2014-09-08 >
09月08日-議案説明、質疑、委員会付託-05号

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  1. 小川町議会 2014-09-08
    09月08日-議案説明、質疑、委員会付託-05号


    取得元: 小川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    平成26年  9月 定例会(第3回)         平成26年第3回小川町議会定例会議 事 日 程(第5号)                        平成26年9月8日(月曜日)午前10時開議    開  議第 1 議案第50号 平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定           について                              第 2 議案第51号 平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第 3 議案第52号 平成25年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算の認定           について                              第 4 議案第53号 平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   第 5 議案第54号 平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について第 6 議案第55号 平成25年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  第 7 議案第56号 小川町庁舎エコオフィス化改修工事請負契約の締結について       第 8 議案第57号 小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)請負契約の締結について   第 9 議案第58号 物品購入契約の締結について                     第10 議案第59号 教育委員会委員の任命について                    第11 議案第60号 監査委員の選任について                       第12 請願の委員会付託                                     散  会 出席議員(16名)  1番  柳  田  多 恵 子  議員    2番  井  口  亮  一  議員  3番  髙  瀬     勉  議員    4番  島  﨑  隆  夫  議員  5番  柴  崎     勝  議員    6番  山  口  勝  士  議員  7番  髙  橋  さ ゆ り  議員    8番  松  本  修  三  議員  9番  金  子  美  登  議員   10番  松  葉  幸  雄  議員 11番  大  戸  久  一  議員   12番  根  岸  成  美  議員 13番  宮  澤  幹  雄  議員   14番  大  塚  司  朗  議員 15番  戸  口     勝  議員   16番  小  林  一  雄  議員 欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  松  本  恒  夫  町  長      影  沢  政  司  副 町 長  尾  﨑  俊  昭  総務課長      山  﨑  浩  司  政策推進                                    課  長  村  田     勇  税務課長      島  田  洋  一  町民生活                                    課  長  矢  島  郁  由  健康増進      鷹  野  啓  文  福祉介護              課  長                  課  長  田  口  と し 江  子 育 て      坂  田  勝  美  環境保全              支援課長                  課  長  飯  野  豊  司  産業観光      加  藤  正  見  建設課長              課  長  岸  野  敏  彦  水道課長      武  川  和  彦  会  計                                    管 理 者  関  根  則  夫  教 育 長      平     博  之  学校教育                                    課  長  小  澤     孝  生涯学習      吉  田  照  滋  監査委員              課  長                                            本会議に出席した事務局職員  塚  越  幹  也  事務局長      山  本  嘉  彦  書  記 △開議の宣告 ○小林一雄議長 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員15名であります。遅刻届のある者1名であります。  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。                                   (午前10時04分) △議案第50号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○小林一雄議長 日程第1、議案第50号 平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第50号 平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定につきまして、提案理由を申し上げます。  地方自治法第233条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  島田町民生活課長。          〔島田洋一町民生活課長登壇〕 ◎島田洋一町民生活課長 命によりまして、議案第50号 平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定について、内容の説明を申し上げます。  決算内容の説明に入る前に、決算と事業の概要についてご説明申し上げますので、議案第50号資料、平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算資料をごらんください。  1ページ目をまずお開きください。こちら決算の概要です。前段の歳入では、保険給付費支払基金からの繰り入れや一般会計からの法定外繰入金の追加繰り入れなどにより、ページ中段にありますように、歳入総額で前年度比1億6,601万3,000円、4.6%の増となりました。一方、歳出では、保険給付費の伸びなどにより、下から4行目に表記してありますように、歳出総額で1億1,540万3,000円、3.3%の増となりました。  2ページ目をお開きください。こちら加入者の状況です。(2)の加入者の推移を見ますと、表の一番右上の加入率は年々微増していますが、これは分母である人口が減少しているためでありまして、被保険者数は減少しており、平成26年4月現在では前年度比119人減の9,214人となりました。(3)は、その被保険者数の増減内訳を理由別に表にしたものです。  3ページ目をお開きください。決算の状況です。保険財政は引き続き大変厳しい状況にあります。(1)の決算書における形式収支は1億5,140万3,000円の黒字となっておりますが、(2)の一般会計からの法定外繰入金と保険給付費支払基金からの繰入金、前年度繰越金を除く実質的単年度収支では3,007万9,000円の赤字となってしまいました。  4ページ、5ページは医療費の状況です。一般被保険者と退職被保険者別に医療に要した給付費と療養費を種目別に表にしたものです。  6ページ目をごらんください。保険税の収納状況です。(2)の一般被保険者と退職被保険者を合わせた現年度分の収納率では93.68%となり、前年度を2.17ポイント上回ることができました。  7ページは、国保税の調定額、収納額について、8ページにつきましては国保財政の歳入歳出について、それから9ページにつきましては療養給付に係る費用額について、それぞれ過去5年分の推移を表とグラフであらわしたものです。後ほどご参照ください。  10ページから12ページは、保険給付費を項目別、月別に表にしたものです。  13ページは100万円以上の高額療養費の件数と費用額を疾患別に分類をしたものです。ご参照賜りたいと存じます。  それでは、決算についてご説明申し上げますので、決算書の260ページをお開きください。260ページです。まず、歳入についてですが、下段の歳入合計欄をごらんください。予算現額36億4,111万5,000円、調定額40億7,692万6,175円、収入済額37億4,702万8,015円、不納欠損額2,549万1,904円、収入未済額3億440万6,256円、予算現額と収入済額との比較、1億591万3,015円となりました。  262ページをお開きください。歳出の合計欄をごらんください。予算現額36億4,111万5,000円、支出済額35億9,562万4,925円、不用額、予算現額と支出済額との比較、ともに4,549万73円となりました。  265ページをお開きください。歳入歳出差引残額は1億5,140万3,088円となりました。  続きまして、詳細についてご説明を申し上げますので、266ページをお開きください。歳入の1款国民健康保険税は、一般被保険者、退職被保険者分を合わせて収入済額8億1,254万3,332円で、前年度比2.1%、1,647万3,328円の増となりました。また、2,549万1,904円の不納欠損処理を行いました。  268ページをお開きください。3款1項国庫支出金は、療養給付費や高額医療費共同事業などに係る負担金で、5億8,814万2,513円、前年度比4.1%増となりました。  2項国庫補助金は、財政調整交付金や高齢者医療制度円滑運営事業費に係る補助金で、財政調整交付金が増加したことにより1億5,415万7,000円、前年度比23.2%の増となりました。  270ページをお願いいたします。4款療養給付費等交付金は、退職被保険者に係る交付金で、2億9,942万1,000円、前年度比0.17%の増となりました。  5款前期高齢者交付金、65歳から74歳の高齢者に係る交付金で、9億6,061万4,169円、前年度比1.9%の増となりました。  6款1項県負担金は、高医療費共同事業と特定健診に係る負担金で、2,543万4,069円、前年度比10%の増となりました。  2項1目財政調整交付金は1億7,997万7,000円、前年度比16.2%の増となりました。  7款共同事業交付金は、高額医療費共同事業交付金保険財政共同安定化事業交付金で、4億3,813万5,222円となりました。高額療養費共同事業交付金の増加により、前年度比18.3%の増となりました。  272ページをお願いいたします。8款財産収入は1,660円で、基金の積み立てに係る預金利子です。  9款1項1目一般会計繰入金1億6,820万4,234円は、備考欄にありますとおりの繰入金ですが、4節その他繰入金の一般会計からの法定外追加繰り入れを行ったため、前年度比3,676万1,499円、28%の増となりました。  2項1目保険給付費支払基金繰入金は1,000万円となりました。  10款繰越金1億79万2,242円は前年度繰越金で、前年度比50.1%の増となりました。  274ページをお願いいたします。11款1項延滞金、加算及び過料は、一般被保険者、退職被保険者の保険税延滞金で341万6,300円となりました。  3項雑入618万9,274円となり、1目の一般被保険者第三納付金と3目の一般被保険者返納金の増加により、前年度比28.2%増となりました。  次に、歳出についてご説明申し上げますので、278ページを開きください。1款1項総務管理費は407万7,197円で、前年度比116万5,825円、40%の増となりました。これは、備考欄の保険証作成委託料と国民健康保険税システム改修委託料を新規に委託したことによるものでございます。  2項運営協議会費3万2,347円は、国保運営協議会に要した経費です。  2款1項療養諸費21億1,635万346円は、一般被保険者と退職被保険者に係る療養給付費と療養費などに要した費用で、前年度比2.2%の増となりました。  280ページをお願いいたします。2項高額療養費2億4,470万6,996円は、一般被保険者と退職被保険者に係る高額療養費と高額介護合算療養費で、前年度比4.2%の増となりました。  282ページをお願いいたします。4項出産育児諸費924万4,200円は出産育児一時金で、前年度より対象者がふえたことによりまして、前年度比37.5%の増となりました。  5項葬祭諸費は275万円となりました。  3款後期高齢者支援金等は、後期高齢者支援金と事務費に係る拠出金で、支出済額4億8,682万106円となりました。  284ページをお願いいたします。4款前期高齢者納付金等は、前期高齢者納付金と事務費に係る拠出金で、支出済額49万9,844円となりました。  5款老人保健拠出金は、13万5,144円でした。  6款介護納付金は介護保険への納付金で、支出済額2億2,688万8,287円となりました。  286ページをお願いいたします。7款共同事業拠出金は、高額医療費や保険財政安定化事業に係る拠出金で、4億1,950万7,225円となりました。  8款1項特定健康診査等事業費は3,017万8,197円となりました。これは、特定健康診査委託料などに要した費用で、受診者数の増加や次期特定健診システム導入などにより367万5,344円、13.9%の増となりました。  288ページをお願いいたします。2項保健事業費は888万6,661円で、人間ドック委託料や保養所利用補助金などに要した費用です。  290ページをお願いいたします。9款基金積立金1,660円は、預金利子を基金に積み立てたものです。  11款諸支出金4,554万6,717円は、保険税還付金などの精算による返還金です。  以上、平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 本件につきましては、監査委員の決算審査がなされておりますので、その結果につきまして監査委員の報告を求めます。  吉田監査委員。          〔吉田照滋監査委員登壇〕 ◎吉田照滋監査委員 ただいまの小林議長からの命によりまして、平成25年度小川町国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算審査の結果をご報告申し上げます。  審査の対象は、平成25年度小川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算及び同附属書類並びに実質収支に関する調書等であります。  審査の実施日、方法については、一般会計決算審査結果報告の中で申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。  審査の結果をご報告申し上げます。審査に付された平成25年度小川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は、いずれも法令に示す様式を整え、その計数は正確であり、予算の執行は適正であると認められました。  次に、予算執行状況について審査の結果をご報告させていただきますが、金額の単位は一般会計同様千円単位とさせていただきます。  決算審査意見書34ページをごらんください。平成25年度国民健康保険特別会計決算は、歳入決算額37億4,702万8,000円、歳出決算額35億9,562万4,000円で、歳入歳出差引額は1億5,140万3,000円となっております。これらを前年度との対比で見ますと、歳入では、額にして1億6,601万3,000円、率にして4.6%の増加、歳出では、額にして1億1,540万2,000円、率にして3.3%の増加、歳入歳出差引額は、額にして5,061万円、率にして50.2%の増加となっております。  続きまして、歳入についてであります。対調定収入率は91.9%で、前年度90.5%に比べ、率にして1.4ポイントの増加となっております。歳入構成比率の主なものは、前期高齢者交付金25.6%、国民健康保険税21.7%、国庫支出金19.8%となっております。  続きまして、35ページをごらんください。国民健康保険税の収入状況を見ますと、本年度は8億1,254万3,000円が収入済みとなっており、前年度7億9,607万円に比べ、額にして1,647万3,000円、率にして2.1%の増加となっております。不納欠損額は2,549万1,000円で、前年度4,399万6,000円に比べ、額にして1,850万5,000円、率にして42.1%の減少となっております。収入未済額は3億435万5,000円で、前年度3億3,018万6,000円に比べ、額にして2,583万1,000円、率にして7.8%の減少となっております。収入率は71.1%で、前年度68.0%に比べ、3.1ポイントの増加となっております。  続きまして、36ページをごらんください。歳出についてであります。執行率は98.8%で、前年度98.6%と比べ、0.2ポイントの増加となっております。歳出構成比率の主なものは、保険給付費66.0%、後期高齢者支援金等13.5%、共同事業拠出金11.7%となっております。歳出構成比率の66.0%を占める保険給付費は、支出済額23億7,305万1,000円で、前年度に比べ、額にして5,659万4,000円、率にして2.4%の増加となっております。また、後期高齢者支援金等の支出済額は4億8,682万円で、前年度に比べ、額にして2,498万5,000円、率にして5.4%、共同事業拠出金の支出済額は4億1,950万7,000円で、前年度に比べ、額にして1,600万6,000円、率にして4.0%、それぞれ増加しております。  以上、歳入歳出いずれもその執行状況は、予算に基づき適法かつ適正に処理されているものと認められました。  特別会計は、特定の収入をもって特定の支出に充てるために設けられております。本年度の歳入歳出差引額から法定外の繰入金、保険給付支払基金繰入金及び繰越金を除いた実質収支は、マイナス3,007万9,000円の2年連続の赤字となっております。本事業における特定の収入の根幹をなす国民健康保険税の確実な徴収に向けて、さらなる積極的な対応を望むものであります。  最後に、国民健康保険事業が地域住民の医療を保障し、町民福祉の増進に十分に寄与するよう期待いたしまして、決算審査の結果についての概略のご報告とさせていただきます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。ございませんか。  6番、山口勝士議員。 ◆6番(山口勝士議員) ちょっと勘違いがあったりしたら申しわけありません。  1点目なのですけれども、まず不納欠損の大幅減について、いろんな努力が実ったと思うのですけれども、昨日からの税の徴収方法等もあると思うのですけれども、その点に関してもう一度きちっと確認させていただきたいと思います。  それで、ここで聞いていいのか何かわからないのですけれども、不納欠損の大幅減とか、減の割合が所得税、住民税、それからこの国保、それから介護保険料といろいろあるわけですね。そうすると、それらが徴収としては担当者がその各課ではなく、特別収納の係がやっているのだと思うのです、一貫して。ただ、その収納が若干収納率の向上が違っているような気がするのです。何か順番的に、当然住民税から押さえて、これは取り切れないとか、その1人においても何らかのそういう徴収の順番というのですか、この部分はもう最後に回っても仕方ないという、何かそういうものがあったら、この機会に確認したいと思うのです。ちょっとその辺の違いがあるような気がしたもので。  それから、2点目は、退職者医療制度に関して、全体的に私は退職者がふえているので、この部分は今後圧迫するのではないかというふうに思い込んでいたのですけれども、今回のいろんなデータの中でも、人数も減っているし、いろいろな部分で保険やそうしたものも減額、療養費等も減額になっている。この退職者の割合というのは、パーセンテージでいってもふえてきて、ことし減っているというようなことが起こっていますので、今後の動向というのはどう見ているのか、ちょっと全体的に金額がここ何年かのを見るとふえてくるのが当たり前と思っていたところに来て、ことしは予算のほうも減っているし、実際に使った金額も減り、不用額も当然ふえていると。その辺の見込みと、今後の退職者の状況について、国保におけるこの辺の動向をどう押さえていこうと思っているのかを確認させてください。2点目です。  3点目は、出産育児一時金増、三十何%増ということで、これうれしい限りなのですけれども、これも一時的なものなのか、やや上向き傾向に反転する傾向にあるのかどうか、その辺もしわかりましたら、3点目、お願いしたいと思います。  それから、4点目として、80ページで特定健診の受診者の増、受診者はふえました。努力されたのだと思うのです。ただ、指導者は減少していると。これは指導する対象の人がなかったのだということであればそれでいいのですけれども、この辺の全体として受診者が増して、この指導者、指導する対象についての減ということについて、確認させてください。  それから、人間ドックの補助もわずかなのですけれども、減少している。この辺は例年希望者もふえてきて、当然人数の制限があるとはいえ、この減少について5点目ですか、お願いします。  それから、説明書の80ページ、この医療費の通知、これが行われているということで2万5,933通ですか。この医療費通知の中身、これはただ単にこれだけかかりましたというだけの中身なのか、何らかのその後につながる減少と、また本人の努力につながるような、そうした中身の工夫があるのかどうかという点。  それから、最後に説明書の78ページ、保養所利用者、この保養所利用者というのは多分これは個人レベルでこの427人なのか、それともある程度老人会とか、何らかの団体利用としてこれを利用している形なのかどうか。当然これ国民健康保険なので、個人レベルで増加しているというふうに考えていいのか。もしこの保養所利用というのが本来目的なのかどうか、私もわからないのですけれども、この利用者に当たって健康でいるという点からいけば、何らかの要するに国民健康保険税、また医療に関して関心をしっかり持っていきましょう等の何らかのこのお金を利用していただくと同時に、何らかの啓蒙というか、その人の意識を高めるような目的になるのかどうか。ただ単に、これはサービスですという程度の内容なのかという点で確認させていただきたいと思います。  以上、7点だったですか、よろしくお願いします。 ○小林一雄議長 山口議員の質疑に対しまして、答弁を求めます。  1点目につきましては村田税務課長、2点目、3点目、6点目、7点目、島田町民生活課長、4点目、特定健診の関連は矢島健康増進課長。4点目、5点目ですね、人間ドックの補助の関係、4点目、5点目は矢島健康増進課長、順次答弁を願います。  まず、1点目、村田税務課長、お願いいたします。 ◎村田勇税務課長 山口議員の質疑にお答えいたします。  不納欠損の大幅減、どんな対策変化からについてでございますが、今年度の不納欠損額は2,549万1,904円でございます。件数は1,205件となります。平成24年度不納欠損額は4,399万6,945円、件数にいたしますと1,727件でございました。比較いたしますと、1,850万5,041円、件数にいたしますと522件減少しております。この不納欠損の内訳でございますが、地方税法の第15条の7第1項各号に該当するものでございますが、これは無財産、生活困窮、居所不明でございますが、これの同条第4項の規定により執行停止から3年を経過したものにつきましては、比較いたしますと、金額で761万7,158円、件数が238件減少しております。同条の第5項の規定によりますものが、金額が21万8,700円、件数が6件ふえてございます。18条の規定によります不納欠損額につきましては1,066万9,183円、件数にいたしますと290件減少をしております。これにつきましては、昨年から特別収納対策室等をつくりまして、徴収の内容につきましてかなり深いところまでの調査研究ができた関係上、昨年度につきましてはかなり件数がふえてございます。本年度につきましては、年数の経過によるもの等によりまして額、件数ともに減ってきているのではないかなと考えられます。  それから、先ほど税の納付につきまして、納付の順番があるのかというご質疑でございますが、特に順番というのはございませんが、その滞納者の方の税目、例えば固定資産税だけをお持ちの方、あるいは町県民税だけの方、あるいは国保税、いろいろそれぞれの状況によりまして滞納者の方の状況は変わっております。それに基づきまして、それぞれ税の内容の状況によりまして納付するような形をとってございます。  以上でございます。 ○小林一雄議長 2点目、3点目、6点目、7点目、島田町民生活課長。 ◎島田洋一町民生活課長 まず、2点目についてご答弁申し上げます。  退職被保険者保険税、それから医療給付費現年度課税、退職者がふえているのになぜ減少しているのかということでございます。267ページをお開きいただきますでしょうか。こちら1款1項2目、中ほどです。中ほどから下段です。退職被保険者等国民健康保険税、支出済額を見ますと1億1,879万7,035円でございます。こちら確かにご指摘のとおり、前年度比2.4%の減少となりました。こちらは、給付費をとっても同様なのですけれども、給付費も減少しております。前年度比割れしております。高齢化に向けて退職者がふえているというご指摘なのですけれども、実は退職被保険者は減っております。退職被保険者というのは、定年を迎えてから61から64歳までが基本的に強制的に加入する保険者区分なのですけれども、団塊の世代が高齢化してくることによって、団塊の世代と言われる人口の多い世代がどんどん今65歳以上の高齢者、いわゆる国民健康保険で言うと前期高齢者に移行しております。このため、現実には退職被保険者は減少しております。先ほどご説明申し上げました決算資料、50号資料です。この1ページ目をお開きいただきますと、一番上のところに加入者の数というのがあります。退職被保険者数が、こちら60から64歳ということで、946人となっておりますけれども、こちら前年度が1,026人いらっしゃいました。したがいまして、人数はちょっとわからないのですけれども、減少傾向にあります。これからの展望なのですけれども、これからもやはり数年、近い将来においては、退職被保険者は減り続けるという言い方が正しいかどうかわかりませんけれども、増加することはないと考えております。  それから、3点目です。出産育児一時金の増です。決算書の283ページです。283ページの決算書の、これはやはり中段です。2款4項です。1目出産育児一時金です。支出済額924万円となっております。こちら、単純にお一人出産届をいただくと、町民の方に42万円を給付するというものでございます。ことしは6人増加しました。6人増加しましたといっても低いレベルでの増加なのですけれども、昨年16人であったものが、ことし22人に増加したことによる増でございます。  それから、6点目です。これは説明書です。主要施策説明書でよろしいでしょうか。80ページです。医療費通知の数減ということで、下のほうです。保健事業費の下から2枠目の一番下ですか。数字にしまして2万5,933通を発送しました。こちら医療通知というのは、単純に説明を申し上げますと、あなたのかかった医療費のうちこれだけ公費から支出しています。公費というのは、保険者が負担をしているのですよ。基本7割なのですが、7割。あなたは、3割払って、あなたの額はこれだけです。公費で負担したものがこれだけですというものを通知するものです。ちょっと今何カ月だったか、今手元に資料がないので、わからないのですけれども、三、四カ月ですか、これをまとめて1通の通知として圧着はがきによってお知らせをしておるのですけれども、これの単純に通数が減ったということであろうかと思います。したがって、中身、金額とかあるいは通院の回数が減ったとか、そういうことではなくて、たまたま一まとめにした方が、数カ月分を一まとめにして送る通数が減ったということです。  通知の中身の工夫等なのですけれども、これは国民健康保険だけに限らず、我々の共済組合の保険も同様ですし、恐らく社会保険も同様だと思うのですけれども、本人にあなたはこれだけ病院にかかりましたよということと、これだけ公費、保険で支払っているのですよ。保険は厳しいのですよということを認識していただくために通知しているものと思います。他の保険もそういった同様の通知制度がありますので、特に工夫というものはないのですけれども、効果はあるものと認識しております。  それから、7点目です。保養所利用者です。これは78ページです。同様に施策説明書の80ページのその下ですね。一番下の欄です。保健事業費として保養所の利用補助を行ったということで、1人1泊、2泊までということで記載してあります。ここに人数等が、人数というか、泊数が書いてあるのですけれども、ここにありますとおり、大人2,000円、子供1,000円の、単純にこれは国保が指定しております保養所といいますか、旅館とかホテルとか保養所等に宿泊する場合に、先に利用券をお渡ししまして、この利用券によって、金券にかわるものなのですけれども、交付しているというものです。したがって、個人の旅行とか、あるいは地区とか、仲間同士の旅行にご活用いただいているものと思いますので、このことを使って国保の何か啓発をしようとか、啓蒙をしようとかというものではありません。サービスかということだったのですけれども、単純に言えば国民健康保険事業の福利厚生事業ということですので、サービスに近いものであろうと認識しております。  以上です。 ○小林一雄議長 4点目、5点目、矢島健康増進課長。 ◎矢島郁由健康増進課長 山口議員の質疑、4点目、5点目について答弁申し上げます。  4点目の特定健診の受診者増、指導は減、これはということでございますけれども、個人の方、町民の方の健康に対する意識の向上が見られた結果だと思います。また所管の健診に対する啓発等につきまして昨年度から大分力を、今までも入れていたのですけれども、なお一層啓発に取り組んだ結果が受診者の増になったと思います。それに基づきまして、指導はということでございますけれども、昨年から受診した医療機関の先生に受診結果を説明しながら受診結果を返していただくというような取り組みをした結果、対象者が若干ですけれども、減ったと判断しております。  5点目、人間ドックの補助減は、議員ご指摘のとおり、人数的に208人から205人、額にして約7万7,000円の減でございます。人間ドックにつきましては、例年申し込み初日から、昨年につきましては約1週間ぐらいで予算額いっぱいとなりました。その関係で、キャンセル待ちの方の登録も7人ほど受けました。自分が受けるという日と医療機関等を予約した関係で、体調の都合でキャンセルも出ます。昨年もそんなような形でやりくりしたのですけれども、結果的にはコースやオプションによって単価が違います。一概には言えませんが、1人当たり約2万5,000円のコースで3人だったという状況は分析している次第でございます。予算とか決算額については前年の実施額等を参考にしながら組んでいます。ほとんど執行についての予算額は前年同額でございます。  以上でございます。 ○小林一雄議長 再質疑を許可いたします。  山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) 1点目からお願いしたいと思います。  不納欠損、済みません。私いろいろ言葉が。この不納欠損というのは、正直な話、分母みたいな、あるこれだけのお金を取らなければいけないのに、当然これだけ収納未済になってしまったというこの割合というのは、当然大きな問題にこの議会でもなると思うのです。そうすると、この不納欠損をきちっと、企業などでもそうですけれども、あるどこかでもうだめだというものを早く処分していく。この議会の中でもどなたかが質問していたと思うのですけれども、それを切っていく。簡単にやってはいけないですけれども、ある段階でやっぱり先ほど説明いただいたように、きちっとその人の状況が見えてくれば、当然これはもう無理だと。そして、その不納欠損としてきちっと計上していくことによって分母、取らなければいけないお金の分母を減らしていくという、こういう努力というのは、やっぱり国のほうの国保やいろんな交付税、また補助金等に分母を減らしていくというのはきちっと反映してくるのでしょうか。その点、ちょっと確認させてください。収納未済が減ってくるということにつながってくると思うのですね、不納欠損ですから。そういう点で、こうした努力というのは今後もしてほしいとは思うのですけれども、これらはいろいろな国からの補助金、その他に影響してくるのか、きちっと不納欠損をすることによって。
    ○小林一雄議長 休憩いたします。                                   (午前10時48分) ○小林一雄議長 再開いたします。                                   (午前10時50分) ○小林一雄議長 1点目の質疑に対して答弁を求めます。  島田町民生活課長。 ◎島田洋一町民生活課長 お時間をとらせてしまって、大変失礼しました。準備不足でした。  収納率が単純に増加することによって、交付される国、県等あるいは基金から交付されるものに影響はないのかということで、影響はあります。調整交付金という形で交付されるものの算定基礎に収納率がありますので、そちらに影響しますので、上がれば上がる。単純に言えば、上がれば上がる、下がれば下がるということになると思います。  以上です。 ○小林一雄議長 山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) そうすると、同じ質疑のようで、要はそうするとこの不納欠損というのをきちっとやる、やっぱりどこかで見切りをつけていくということによって、分母が減って、収納率が上がっていく。そして、交付金がたくさんもらえるという仕組みとして理解してよろしいのでしょうか。その点もう一度確認。 ○小林一雄議長 島田町民生活課長。 ◎島田洋一町民生活課長 ご答弁申し上げます。  収納については税務課にご努力をいただいて、収納率を本当に上げていただいておりますけれども、今山口議員ご指摘の、この交付金を得るために欠損をして分母を小さくということでなくて、あくまでもこれは結果論になるのであろうと思います。  以上です。 ○小林一雄議長 山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) 今後も不納欠損、それから収納率というのは裏表みたいな感じがしますので、いろんな状況下の中でいろいろまた今後も確認していきたいと思います。  2点目の退職者の件はよくわかりました。そうすると、全体として多かった世代が前期高齢者に移行してきたと。そうすると、単純に言うと、医療費の問題でいくと、国保としては一定の大変な時期は乗り越えたと考えていいのか、今後は後期や介護保険の部分にその部分の負担増を大きく意識的にはなるのだという意識なのか、まだそこまでのものではないという考え方か、どうもちょっとイメージとして、全体として、いろいろな数字を見るとイメージでしかないのですけれども、退職者の人数の減もあるのですけれども、この辺の世代の方々の健康の意識が高くなっているような数字的にイメージを持ったのです、私は。ちょうどこのいろいろな情報が次々と、大変だ、大変だということもたくさん流れていますから。その辺の意識の高さみたいのもこの60歳、65歳ぐらいのこの辺の人は、従来とは違ってあるのかなという意識もあったのですが、その辺の国保のある程度のピークを越したと判断していいのかどうか、その辺ちょっと情報として、イメージで結構ですので、お聞かせ願えたらと思うのですけれども。 ○小林一雄議長 島田町民生活課長。 ◎島田洋一町民生活課長 私のイメージとしてお答えさせていただきます。  まず、意識が高くなったかというのは、まさにイメージでしかないのですけれども、やはり健康志向の高まりというのはありますので、あるいは町を挙げて、町を挙げてといいますか、国保あるいはいろいろな保健事業者を挙げて特定健診等の実施もしておりますので、意識が高くなったというのは影響はあろうかと思います。ただ、これからピークを越えて、国保の苦しさのピークを越えてこれから楽になるのかといいますと、まだ65歳から74歳まではまだ10年間ずっと国保の給付、被保険者となりますので、こういった方が高齢化してくれば、逆に医療費はかさんでくることは目に見えておりますので、さらに今後厳しくなるのではないかと、これはイメージではなくて、もう現実としてそういう近い将来が見えてくるかと思います。  以上です。 ○小林一雄議長 山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) どうしてこういう質疑をするかというと、やはり先ほどの療養費のいろんな説明があったのですけれども、もう少し減らさなければいけない、やらなければいけないとかあるけれども、何か具体的にどういうところにどういう手を打っていくのかというのが、ちょっとこの資料だけでは見えてこなかったもので、そうした傾向性とか、そしてこの世代がどういうことを求めているのかとか、この世代は今こういうニーズがあるから、これをちゃんと一日も早くやっていけば、これを維持できるのではないかとか、そうした傾向とか、その人たちが求めているものとかやっていること、そうした点から分析、また具体的な手を打って、大変かもしれないけれども、打っていかないと、ちょっと今正直髙橋議員の名前を出して申しわけない。今隣で調査票のはがきの話をして、効果があるのはわかるのだけれども、病気になってしまったらしようがないのだから、このはがきをもらっても、これはしようがないよというような意識も高いようなお話もちらっと聞いていて、何かその人の健康、持っている健康意識ややっていることから、どう高めていくみたいな、少し丁寧な施策等がもう少し見えてきたほうがいいのではないかなというふうに思いましたもので、そうした傾向から質疑させていただきました。また、丁寧な取り組みをお願いしたいと思います。  それから、少子化についてはわずかな内容ということで理解しました。余りちょっとこれで喜ぶことはできないというふうにわかりました。  それから、人間ドックのほうについてもよくわかりました。  それから、医療費については、先ほど言いましたが、この中身、本人に通知するということで、この辺に関してはまた今後各所で努力、いろんな工夫等が始まりますので、今後また私どもも中身、それからその人の持っているこの通知に対しての意識とかも確認しながら質問していきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 ○小林一雄議長 ここで暫時休憩をいたします。おおむね10分。                                   (午前10時57分) ○小林一雄議長 再開いたします。                                   (午前11時07分) ○小林一雄議長 ほかに質疑がございますか。  5番、柴崎勝議員。 ◆5番(柴崎勝議員) 主な施策の説明書の中の80ページをお願いします。  一番下の保養事業費のことなのですけれども、先ほど山口議員の質疑がありましたが、私はちょっと違う観点なのですけれども、小川町はこの保養所利用券の金額というのですか、1人2泊まで、2回ということで解釈していいと思うのですけれども、1回の補助が、この間私これを利用する機会がありまして、利用させていただきました。小川町は2,000円だったです。ただ、滑川、嵐山とか、違う町の人と一緒だったものですから、小川町だけは違うのですねということで、ほかは3,000円なのです。小川だけどうして2,000円なのかなと思って、そのとき不思議に思ったものですから、連合会ということで利用券という補助はあるのに、どうして小川だけ2,000円なのかなということを不思議に思いましたので、きょうここで質疑したい次第でございます。ぜひよろしくお願いします。 ○小林一雄議長 島田町民生活課長。 ◎島田洋一町民生活課長 他町村に比べて2,000円は見劣りするのではないかというご指摘ですけれども、確かに3,000円と2,000円で比べれば、3,000円もらえたほうが喜ぶし、うれしいと私自身も思います。小川町だけが国保事業厳しいわけではないのですけれども、きゅうきゅうとした中で行っておりまして、これは先ほど言ったように福利厚生事業という一環でやっておりますので、このために旅行して、気分転換をして、健康になってほしいという意味合いも込めておりますので、医療費にこのことが全くはね返らないのかというと、理屈を言えば遠回しにはね返ることもあるのかと思います。そのために利用は多くの方にしていただけるために魅力のあるものにしていくべきであるとは考えておりますけれども、あくまでも福利厚生事業の中の保健事業として行っておりますので、現在の小川町の国保の事業運営の中では2,000円、それからお子様1,000円というのがぎりぎりの支出できる額であると私ども認識しております。  以上です。 ○小林一雄議長 柴崎議員。 ◆5番(柴崎勝議員) それはわかるのですけれども、連合会ということになっていまして、小川町だけ2,000円というのは、小川町独自で決めるものなのでしょうか。 ○小林一雄議長 島田町民生活課長。 ◎島田洋一町民生活課長 町独自で決めることができます。いわゆる医療給付に関しては国の定めがあるのですけれども、あくまでもこれは保健事業ということなので、町の裁量で決めることができます。  それから、先ほど柴崎議員ご指摘いただきまして、嵐山町3,000円ということですけれども、今新しい情報が入りまして、嵐山町は上限が1日のみということなので、2泊をすれば小川町は4,000円、嵐山町は3,000円ということで、これは個人の選択肢が小川町の場合はふえるということでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ○小林一雄議長 柴崎議員。 ◆5番(柴崎勝議員) 嵐山町は了解しました。でも、滑川とか松山は、私は一緒だったのですけれども、やっぱり2回利用できるということで入っておりますので、本当に金額的にも大きい金額ではないと思います。国保のほうもこれは連合会ということでありますので、できたらこういう機会で私も初めて利用をさせていただいて、何人かでいろいろな町の人と交流もしたのですけれども、ちょっとこれは小川だけそんなに厳しいのかなという気になりますので、できましたら小川町もよそ並みにやっていただければと思います。これで終わりにします。  ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ここでお諮りいたします。  本議案につきましては、ここで質疑を中断したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  本議案につきましては、その所管であります厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただき、休会明けの本会議においてその審査結果の報告を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、以上のとおり決しました。 △議案第51号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○小林一雄議長 日程第2、議案第51号 平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第51号 平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、提案理由を申し上げます。  地方自治法第233条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  島田町民生活課長。          〔島田洋一町民生活課長登壇〕 ◎島田洋一町民生活課長 命により、議案第51号 平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、内容のご説明を申し上げます。  決算内容の説明に入る前に、決算等事業の概要についてご説明を申し上げますので、議案第51号資料、平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算資料のまず1ページをお開きいただきますでしょうか。1は、加入者の状況です。平成26年の4月現在の被保険者数は4,540人で、町の人口に対する加入率は13.93%となりました。前年度に比べて83人の増となりました。(3)は、加入者の増減を理由別に表にしたものでございます。  2は、決算の状況です。歳入歳出差し引き残額は177万5,000円となりました。歳入では、保険料が78.38%を占め、歳出においては埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金が98.58%を占めております。  2ページの3は、保険料の状況です。(1)の保険料収納状況では、収納率は2億5,314万8,892円となりました。(2)は、現年度分の収納率で、前年度比0.09ポイント減の99.69%となりました。  3ページ以降は、医療に係る給付状況等ですので、ご参照賜りたいと存じます。  それでは、決算についてご説明申し上げますので、決算書の296ページをお開きください。296ページでございます。まず、歳入ですが、下段の歳入合計欄をごらんください。予算現額3億2,430万9,000円、調定額3億2,423万4,612円、収入済額3億2,296万5,915円、不納欠損額2万2,939円、収入未済額124万5,758円、予算現額と収入済額との比較では134万3,085円、収入済額が予算現額を下回りました。  1枚めくっていただき、歳出合計です。予算現額3億2,430万9,000円、支出済額3億2,119万1,037円、不用額、予算現額と支出済額との比較、ともに311万7,963円となりました。歳入歳出差引残額は177万4,878円となりました。  続きまして、詳細についてご説明を申し上げますので、300ページをごらんください。歳入の1款後期高齢者医療保険料は、収入済額2億5,314万8,892円で、特別徴収と普通徴収に係る保険料です。前年度比1.4%の増となりました。  3款繰入金は6,720万4,166円で、一般会計からの繰入金でございます。  4款繰越金は、230万7,777円となりました。  5款諸収入は、保険料延滞金と保険料還付金合わせて、収入済額30万5,080円となりました。  次に、歳出についてご説明を申し上げますので、304ページをお開きください。1款総務費は、備考欄の一般管理費と徴収事務費で、支出済額260万3,412円となりました。  2款後期高齢者医療広域連合納付金は、前年度比1.6%増の3億1,664万5,398円となりました。  3款1項償還金及び還付加算金は、保険料の還付金等で、支出済額27万6,480円となりました。  306ページをお願いいたします。2項繰出金は、一般会計への繰出金で、支出済額166万5,747円となりました。  以上で平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について内容説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 本件につきましては、監査委員の決算審査がなされておりますので、その結果につきまして監査委員の報告を求めます。  吉田監査委員。          〔吉田照滋監査委員登壇〕 ◎吉田照滋監査委員 議長からの命によりまして、平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算審査の結果をご報告申し上げます。  審査の対象は、平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算及び同附属書類並びに実質収支に関する調書等であります。  審査の実施日、方法につきましては、一般会計決算審査結果報告の中で申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。  審査の結果をご報告申し上げます。審査に付された平成25年度小川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、事項別明細書及び実質収支に関する調書は、いずれも法令に示す様式を整え、その計数は正確であり、予算の執行は適正であると認められました。  次に、予算執行状況について審査の結果をご報告させていただきますが、金額の単位は千円単位とさせていただきます。  決算審査意見書38ページをごらんください。平成25年度後期高齢者医療特別会計決算は、歳入決算額3億2,296万5,000円、歳出決算額3億2,119万1,000円で、歳入歳出差引額は177万4,000円であります。これらを前年度との対比で見ますと、歳入では、額にして333万円、率にして1.0%の増加、歳出では、額にして386万2,000円、率にして1.2%の増加、歳入歳出差引額は、額にして53万2,000円、率にして23.1%の減少となっております。  歳入についてであります。対調定収入率は99.6%で、前年度に比べ0.1ポイントの減少となっております。歳入構成比率の主なものは、後期高齢者医療保険料78.4%、繰入金20.8%となっております。後期高齢者医療保険料の収入状況を見ますと、本年度は2億5,314万8,000円が収入済みとなっており、前年度に比べて、額にして341万1,000円、率にして1.4%の増加となっております。収入未済額は124万5,000円で、前年度に比べ、額にして26万9,000円、率にして27.7%の増加となっております。  39ページをごらんください。後期高齢者医療保険料の対調定収入率は99.5%で、前年度に比べ0.1ポイントの減少となっております。  続きまして、歳出についてです。執行率は99.0%で、前年度98.0%に比べ、1.0ポイントの増加となっております。歳出構成比率の98.6%を占める後期高齢者医療広域連合納付金は、支出済額3億1,664万5,000円で、前年度に比べ、額にして487万1,000円、率にして1.6%の増加となっております。  以上、歳入歳出いずれもその執行状況は、予算に基づき適法かつ適正に処理されているものと認められました。  年々被保険者数の増加とともに後期高齢者医療広域連合納付金は増加しております。後期高齢者医療保険料等の財源確保が重要となります。町民への適切な医療環境を確保するとともに、医療に頼らず元気で暮らせるよう、健康長寿社会への実現を目指し、今後の健康増進施策の推進に期待いたしまして、決算審査の結果についての概略のご報告とさせていただきます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ここでお諮りいたします。  本議案につきましては、ここで質疑を中断したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  本議案につきましては、その所管であります厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただき、休会明けの本会議においてその審査結果の報告を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、以上のとおり決しました。 △議案第52号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○小林一雄議長 日程第3、議案第52号 平成25年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第52号 平成25年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算の認定につきまして、提案理由を申し上げます。  地方自治法第233条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  鷹野福祉介護課長。          〔鷹野啓文福祉介護課長登壇〕 ◎鷹野啓文福祉介護課長 命により、議案第52号 平成25年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算の認定について、内容のご説明を申し上げます。  決算内容の説明に入る前に、介護保険の事業状況等について、資料によりご説明申し上げますので、議案第52号資料、平成25年度小川町介護保険特別会計決算資料をごらんください。  まず、1ページは、介護給付事業の状況です。(1)は、平成21年度からの被保険者数の推移ですが、平成25年度末の第1号被保険者、すなわち65歳以上の高齢者数は9,429人で、対前年度比4.4%、397人の増となりました。  (2)は、所得段階別第1号被保険者数の表です。やや第5段階等の町民税課税されている方の人数が伸びている傾向があります。  続いて、2ページの(3)は介護度別認定者数の推移ですが、平成25年度末認定者の総数は1,590人で、対前年度比は7.3%、108人の増となっております。  (4)の居宅介護サービス受給者数につきましては827人で、7.4%、57人の増加となりました。  (5)の地域密着型サービス受給者数の利用者数につきましても72人、12.5%、8人の増加になりました。主な理由は、認知症対応型共同生活介護の利用者の増加です。  (6)の施設サービス受給者数につきましては、ここ数年横ばいで推移しております。  4ページからの(7)は、介護保険の給付状況です。サービスごとに掲載しましたので、ご参照ください。  8ページは、地域支援事業の状況です。65歳以上で生活機能が低下し、近い将来介護が必要となるおそれがある2次予防高齢者と、それ以外の1次予防高齢者の方々への施策の実施状況と地域包括支援センターの活動状況を平成23、24、25年度の事業ごとに集計し、利用者数または件数を掲載させていただきました。  それでは、決算についてご説明申し上げますので、決算書をごらんください。309ページからが介護保険特別会計の決算です。  まず、歳入ですが、310ページ、下段の合計欄をごらんください。予算現額22億9,657万6,000円、調定額23億3,343万859円、収入済額23億785万2,774円で、予算現額に対する収入率100.5%、対前年度比は3.2%の増となりました。不納欠損額137万3,688円、収入未済額は2,420万4,397円、予算現額と収入済額との比較では1,127万6,774円、収入済額が予算現額を上回りました。  次に、1枚めくっていただき歳出合計ですが、予算現額22億9,657万6,000円、支出済額22億2,909万1,670円で、執行率は97.1%、対前年度比2.2%の増となりました。不用額6,748万4,330円、予算現額と支出済額との比較は6,748万4,330円です。欄外、歳入歳出差引残額は7,876万1,104円となりました。  では、詳細についてご説明申し上げますので、314ページ、事項別明細書をごらんください。歳入については、款ごとに説明させていただきます。  1款保険料は、収入済額4億7,080万6,290円で、対調定比である収納率は94.8%、対前年度比4.9%の増となりました。また、268件分、137万3,688円の不納欠損処理を行いました。  2款使用料及び手数料はありませんでした。  3款国庫支出金は、収入済額4億8,728万6,430円で、介護給付費と地域支援事業に係る国庫負担金と補助金で、対前年度比1.6%の増となりました。  316ページ、4款支払基金交付金は6億999万2,000円で、保険給付費及び地域支援事業費に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、対前年度比2.3%の増となりました。  5款県支出金は3億2,170万9,263円で、これも介護給付費及び地域支援事業費に係る県負担金と補助金などで、対前年度比3.0%の減となりました。主な理由は、平成24年度は1,698万7,189円の財政安定化基金の交付金があったためと考えています。  318ページ、6款財産収入は10万8,330円で、介護保険給付準備基金に係る預金利子です。  7款繰入金は3億6,303万9,415円で、介護給付費、地域支援事業費及び事務費に係る一般会計繰入金と介護給付費準備基金からの繰入金です。  320ページ、8款繰越金5,485万6,646円は、前年度繰越金です。  9款諸収入5万4,400円は、1項1目延滞金、加算金及び過料の第1号被保険者延滞金と3項3目雑入の介護予防事業への参加料です。  続いて、歳出です。322ページをお開きください。歳出については、項ごとに説明させていただきます。  1款1項総務管理費は、支出済額108万1,444円で、備考欄のとおり、一般事務費に要した経費です。  2項徴収費は184万8,854円で、介護保険料の納付書の作成や郵送にかかった経費です。  3項介護認定審査会は2,325万1,537円で、介護認定調査員報酬や主治医意見書作成手数料、認定審査会負担金などに要した経費です。  324ページに入ります。324ページ、2款保険給付費の1項介護サービス等諸費は、支出済額18億6,643万7,475円で、要介護認定者へのホームヘルプなどの居宅介護、グループホームなどの地域密着型介護、介護老人福祉施設などの施設介護等に要した費用です。目ごとのサービス給付費等により増減はありますが、全体で対前年度比3.5%の増となりました。  326ページ、2項介護予防サービス等諸費は8,950万7,574円で、要支援認定者への各目のサービス給付費等に要した費用です。対前年度比0.7%の減となりました。  330ページ、3項その他諸費は225万5,775円で、国保連合会に委託している介護給付費の審査と支払いに係る手数料です。  続いて、4項高額介護サービス等費は4,176万4,701円で、1カ月の介護給付費に係る自己負担額が一定額を超えた分を給付したものです。対前年度比8.3%増となりました。  続いて、5項高額医療合算介護サービス等費は481万2,654円で、後期高齢者医療制度などの医療費と介護保険の自己負担額の1年間の合計が一定額を超えた分を給付したものです。対前年度比11.6%の増となりました。  332ページ、6項特定入所者介護サービス等費は、支出済額9,035万500円で、介護老人福祉施設などの施設に入所している低所得者の居住費や食費等にかかった負担金です。対前年度比6.8%の増となりました。  続きまして、下段、3款地域支援事業費の1項介護予防事業費は、支出済額1,459万7,500円で、2次予防事業と1次予防事業に要した経費です。  334ページ下段、2項包括的支援事業・任意事業費は3,771万2,513円で、総合相談事業、家族介護支援事業及び包括的支援事業などに要した経費です。対前年度比6.7%の減、271万7,627円の減となりました。主に紙おむつ購入費補助事業の293万4,341円の減によるものです。  336ページ、4款1項基金積立金は、支出済額2,968万4,097円で、平成24年度精算分を介護給付費準備基金等へ積み立てたものです。対前年度比36.7%の減となりました。  続いて、5款諸支出金の1項償還金及び還付加算金は1,680万9,873円で、保険料徴収後の死亡等による第1号被保険者保険料還付金及び保険給付費や地域支援事業費に係る前年度精算分を国、県及び支払基金へ返還するものです。詳細は、目及び備考欄をごらんください。  338ページ、中段の2項繰出金897万7,173円は、前項と同様に前年度精算分を一般会計へ返還するものです。  6款予備費につきましては、5款諸支出金の1項1目第1号被保険者保険料還付金への充用1万9,000円をさせていただきましたが、支出はありませんでした。  342ページは、実施収支に関する調書ですので、ごらんいただきたいと存じます。  以上、平成25年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 本件につきましても、監査委員の決算審査がなされておりますので、その結果につきまして監査委員の報告を求めます。  吉田監査委員。          〔吉田照滋監査委員登壇〕 ◎吉田照滋監査委員 命によりまして、平成25年度小川町介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算審査の結果をご報告申し上げます。  審査の対象は、平成25年度小川町介護保険特別会計歳入歳出決算及び同附属書類並びに実質収支に関する調書等であります。  審査の実施日、方法につきましては、一般会計決算審査結果報告の中で申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。  審査の結果をご報告申し上げます。審査に付された平成25年度小川町介護保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は、いずれも法令に示す様式を整え、その計数は正確であり、予算の執行は適正であると認められました。  次に、予算執行状況について審査の結果をご報告させていただきますが、金額の単位は千円単位とさせていただきます。  決算審査意見書40ページをごらんください。平成25年度介護保険特別会計決算は、歳入決算額23億785万2,000円、歳出決算額22億2,909万1,000円で、歳入歳出差引額は7,876万1,000円であります。これらを前年度との対比で見ますと、歳入では、額にして7,097万5,000円、率にして3.2%の増加、歳出では、額にして4,707万1,000円、率にして2.2%の増加、歳入歳出差引額は、額にして2,390万4,000円、率にして43.6%の増加となっております。  歳入について申し上げます。対調定収入率は98.9%で、前年度と同率となっております。歳入構成比率の主なものは、支払基金交付金26.4%、国庫支出金21.1%、保険料20.4%となっております。  41ページをごらんください。保険料の収入率は94.8%で、前年度94.6%に比べ0.2ポイントの増加となっております。  不納欠損額は137万3,000円で、前年度に比べ、額にして170万1,000円、率にして55.3%の減少となっております。  収入未済額は2,420万4,000円で、前年度に比べ、額にして151万4,000円、率にして6.7%の増加となっております。  42ページをごらんください。歳出について申し上げます。執行率は97.1%で、前年度98.5%に比べ1.4ポイントの減少となっております。歳出構成比率の94.0%が保険給付費で、本年度は20億9,512万8,000円が執行され、前年度に比べ、額にして7,195万6,000円、率にして3.6%の増加となっております。  以上、歳入歳出いずれもその執行状況は、予算に基づき適法かつ適正に処理されているものと認められました。  平成12年度の制度発足以来、要介護、要支援認定者数及び保険給付費は、ともに増加し続けております。今後高齢化率の上昇等により、保険給付費が増大した場合、介護保険制度の継続が危ぶまれます。こうした状況を踏まえ、介護予防事業の充実、給付の適正化の推進、保険料の収納対策を図るなど、社会保障制度として十分に機能する財政運営が確立されることを期待いたしまして、決算審査の結果についての概略のご報告とさせていただきます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。ございませんか。  6番、山口勝士議員。 ◆6番(山口勝士議員) 1点目です。まず、335ページのところの閉じこもりの予防事業、これに関して具体的な内容を確認、質疑したいと思います。  それから、2点目、紙おむつの購入費、これは制度変更によるたしか大幅な減になっているのではないかと思うのですけれども、もう一度この機会に現実の紙おむつの支給がどういうふうに変わったのかを確認させてください。2点目。337の紙おむつです。  それから、3点目、いただいた説明書の4ページなのですけれども、この内容で居宅のサービスがいろいろ出ています。これ済みません。事前に通知していなくて、今ちょっと申しわけないのですけれども。この中で訪問介護、それからヘルパーの介護予防訪問介護、これらについては若干かもしれません、減少にある。それに対して、訪問看護、それから訪問リハビリ、それから居宅療養管理指導費、それから通所介護等はかなりの金額の伸びがあると。この内容から、ヘルパーに日常生活を手伝っていただくというサービスは減少、これはサービスの内容、時間の問題とか、それから負担が一番明確に本人が1割負担で明確になってしまうということがあるのかもしれません。それに対して訪問看護とか、それから訪問リハビリとか、家庭にいて、こうした金額のほうの増加傾向にあるのではないかなと見ました。  そうすると、どういうことが起こっているのだろうかと。要は、元気なうちに、自分が動けるときにいろんなお手伝いをしてもらって、ヘルパーとかそうしたことのお手伝いをしてもらって維持していくという段階は余り、頑張ってしまうのか。ところが、家にいてがくっと来るなり、でも施設には入れない等の中で、訪問看護とかそういうものの需要は高まっていると。何かこの辺に家庭での本人の介護が進んでいくというときの本人の状況とサービスの状況がずっと早目、早目とか、いい流れで介護が進んでいくというような状況ではないような感じがしたものなので、この辺について、済みません、具体的な分析をしているわけではありませんので、ちょっと家庭での介護の状況が、これが続くと、ヘルパーとかそういう軽いうちの介護の金額は余り伸びずに、突然訪問看護とか、そうした形で家庭での介護費用が増加してしまうのではないかというような傾向と見たのですけれども、その辺に関しての、わかる範囲で結構ですので、お聞きしたいと思います。  それから、続いて説明書の92ページのところで、2次予防の部分なのです。この2次予防が、1次予防についてはいろんな健康教室とか、いろんな内容に関して、その利用している数だとか延べ人数だとか、物すごい。ところが、2次予防になると当然調査をして、その数の方々に働きかけるので、当然延べ人数なんか余り問題ではないのですけれども、調査数等は増になっている。去年3,122から3,166人。それに対して、回収の数は2,947から2,783と、回収は一気に落ちている。そして、それに対して決定者の数、決定者の数というのは、減ってもこれはかえっていいのかなと思うのですけれども、訪問数も減少していると。そうすると、2次予防の皆さんのこのモチベーションというのですか、要するにもう危ないですよ、介護のすぐに対象になるのではないでしょうかという調査をするのだけれども、なかなかその方々の、よし、頑張ろうとか、よし、積極的にというような意識につながっていないような数字に見たのですけれども、この2次予防の皆さんへのモチベーション、それからその方々の意識というのはどういうふうに働いているのか。ちょっと余りこの調査とかをやった割りには、効果が本当に出ているのだろうかというような疑問を持ちましたので、4番目です。  今度5点目です。認知症サポーター、これ年4回で、人数もそんなにではないのですけれども、この4回の講師というのはどなただったのでしょうか。これは、私どもも前回お話ししたように、毛呂病院の方にお願いしましたが、これは町単独での講師はいらっしゃるというお話は聞いたのですけれども、なかなか町単独でいろんな積極的に、キャラバンメイトの方がいろんな機会に積極的に講習会をやっているという状況にはないのかどうか。もっと展開をして、この認知症サポーターをふやすべきではないかというふうに思うのですけれども、その点、以上5点、よろしくお願いします。 ○小林一雄議長 山口議員の質疑に対して答弁を求めます。  1点目、2点目、4点目、5点目が矢島健康増進課長、3点目につきまして鷹野福祉介護課長、答弁を順次求めます。  1点目、2点目、4点目、5点目、矢島健康増進課長。 ◎矢島郁由健康増進課長 山口議員の質疑に対してご答弁申し上げます。  1点目の閉じこもり予防事業、その内容はということでございます。家に閉じこもりがちな高齢者を対象に、要介護状態にならず、楽しく生き生きとした生活を送るように、体操やレクリエーションなどを通じて高齢者の交流と健康づくりを実施しています。主に社会福祉協議会の事業に委託しておる事業で、はつらつクラブ事業ということでございます。小川地区が2地区、大河、竹沢、八和田、東小川、みどりが丘、町内計7カ所で実施しております。1月に3回実施しているものでございます。人員として、昨年度142名の実人員の方に参加をいただきました。1地区平均約20人前後の方が利用なさっている現状でございます。  2点目につきましては、議員ご指摘のとおり、2年前の7月に制度改正を行いました。要介護状態3以上ということでちょっと厳しくしました。5,000円を3,000円ということで、基準も金額も引き上げました。そのような関係で、ピーク時が約900万円の支出がありまして、今現在は議員ご指摘のとおり、300万円、おおむね3分の1になっております。これにつきましては、介護予防の所管の予算の範囲の中でご指摘等を踏まえまして、総体的な制度改正もありますので、その中でよく考えてまいりたいと思います。また、今議員ご指摘の内容についても、担当課長としては十二分に認識しておりますので、またよくその予算枠の中で新たな地域支援事業の中で枠組み等を考えていくようにならざるを得ないと思っております。  4点目でございます。2次予防の調査数につきましては、これは今まで小川町においては各年で実施しておりました。2年に1回ということでまち内を大きく2回に2地区に分けまして実施いたしました。25年度につきましては、小川町全域の65歳の方、それと大河、竹沢、八和田、東小川地区の70歳以上の方に対しまして調査を実施しました。調査の内容とか実施について、議員のご指摘のとおり、見解のとおりだと思いますけれども、1点大きく違うのは、その地区によっての取り組みをやっておりました関係で、対象者の関係等もあったと思います。大きく分けて、対象者には全員の方に、出していない方には全員の方に督促のはがきは出してあります。その中で、どうしてこういうはがきが来たのだということで連絡してくる町民の方もおります。そのときにこちらの対応なのですけれども、電話のかかってきた方には元気ですかということで、元気ですよという方に対してはそれ以上の訪問とかはなっていません。では、お受けしました。名前と住所をお願いしますということで、元気ということにさせていただきます。訪問につきましても、そんなような関係で、地区によってちょっとばらつきがあったものと認識しております。  4番目の認知症サポート、4回の講師はもっと展開をということで、大変議員につきましては今年度、認知症サポート講演会を実施していただきまして、大変ありがとうございます。これにつきまして、ご指摘の件なのですけれども、毛呂病院の方1回です。あと、町内につきましては、地域包括支援センターの方が3回、講師として行ってきました。以上、4回の実施でありました。  以上でございます。 ○小林一雄議長 3点目につきまして、鷹野福祉介護課長。 ◎鷹野啓文福祉介護課長 山口議員の質疑につきましてお答えしたいと思うのですが、大変難しい問題を今投げかけられたかなと思っております。  答えになるかどうかわからないのですが、このサービスの伸び等の関係で、私のほうで感じているところということでお話をさせていただければ、サービスは意外と目的がはっきりしているものについては伸びていく傾向があるのかなと考えております。例えばリハビリテーションとかそちらの系統ですと、やはり自宅にいても自分がよくなっていくためのサービスとか、そういうものが伸びていく傾向があって、あとその伸びていくものにつきましては通所リハビリテーションも伸びていますが、これはそちらと相まって、施設がふえたりしたということもあります。  意外と訪問介護が伸びていないという点ですが、ちょっと横ばいなのかなとも思っているのですが、昨年度は少し伸びていて、本年度はおととしの数字にまた近づいているという状況でございます。こちらのほうも例えば訪問看護とか、そういうほかのものにかわるようなものが出たりすると横ばいになっているのかもしれないとか、そういうことも考えております。きちんとしたお答えになっていないかもしれないのですが、私のほうで感じていることとして、以上、答弁とさせていただきます。 ○小林一雄議長 ここで暫時休憩いたします。  午後の再開は1時といたします。                                   (午後 零時01分) ○小林一雄議長 再開いたします。                                   (午後 1時01分) △発言の訂正 ○小林一雄議長 ここで申し上げます。  午前中に審議いただきました議案第50号、国民健康保険特別会計の柴崎議員の質疑の中で、答弁に一部誤りがありましたので、島田町民生活課長より訂正を申し上げます。 ◎島田洋一町民生活課長 柴崎議員の答弁の中で、誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。  嵐山町と申し上げましたが、正しくは川島町でございました。  もう一点ですが、議案第51号資料の2ページの(3)、保険料の状況の中で、前年度比の△0.002%減が、正しくは0.25%減でございました。  大変申しわけございませんでした。 ○小林一雄議長 午前に引き続きまして、質疑を続けます。  ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ここでお諮りいたします。  本議案につきましては、ここで質疑を中断したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  本議案につきましては、その所管であります厚生文教常任委員会にご付託申し上げ、休会中にご審査いただき、休会明けの本会議においてその審査結果の報告を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、以上のとおり決しました。 △議案第53号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○小林一雄議長 日程第4、議案第53号 平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第53号 平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、提案理由を申し上げます。  地方自治法第233条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  坂田環境保全課長。          〔坂田勝美環境保全課長登壇〕 ◎坂田勝美環境保全課長 命によりまして、議案第53号 平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算につきまして、その内容のご説明を申し上げます。  決算書の344、345ページをごらんください。歳入の収入済額合計6億4,989万3,626円で、予算と比較しまして約7.1%の減となっております。  346、347ページをごらんください。支出済額合計6億2,434万4,437円で、執行率約89.3%となっており、歳入歳出差引残額は2,554万9,189円となっております。  それでは、事項別明細書の348、349ページをごらんください。歳入でございます。1款分担金及び負担金は5,598万4,320円で、予算と比較し約3.5%の増で、収納率約94.2%となっております。  1項1目分担金ですが、収入済額34万9,630円で、予算と比較して約5.9%の増で、収納率100%となっております。  2項1目負担金ですが、収入済額5,563万4,690円で、予算と比較し約3.6%の増で、収納率は94.2%となっております。不納欠損額は3万7,010円となっていて、督促、催告を重ねましたが、生活困窮等により徴収不能となり、時効となったことによるものでございます。収入未済額が341万6,980円となっております。35名が対象となっていますが、督促や納付催告により取り組んでおります。  2款使用料及び手数料は2億43万4,014円で、予算と比較し約4.9%の増で、収納率は約90%となっております。  1項使用料、1目下水道使用料ですが、2億17万8,614円で、予算と比較し約4.9%の増で、収納率は93%となっております。不納欠損額は10万8,120円となっており、9件ありまして、転出先に随時催告を行いましたが、使用者からの反応が見られず徴収不能となり、時効となったことによるものでございます。また、収入未済額も1,493万4,064円となっております。これら未納者の中には、納付相談や指導等により順次納付をいただいている方もおりますが、督促、催告状、臨宅徴収等を実施しても収納に至らない場合もあります。収納に向けて、さらなる努力をしてまいりたいと考えております。  350、351ページをごらんください。2項1目手数料は25万5,400円であり、指定工事店指定手数料、排水設備工事検査手数料等の収入でございます。  3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金でありますが、5,740万円となっております。補助対象事業費の2分の1相当額の補助を受けたものでございます。  4款繰入金、1項1目一般会計繰入金ですが、1億5,438万5,000円で、所要の額を一般会計より繰り入れていただいたものでございます。  352、353ページをごらんください。5款1項1目繰越金ですが、3,405万6,292円でございます。前年度での市野川流域下水道維持管理費負担金や工事請負費の執行残等によるものでございます。  6款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目延滞金ですが、3万4,000円となっております。負担金の納入がおくれたことにより徴収した分でございます。  7款1項町債、1目下水道事業債ですが、1節下水道事業債が1億2,210万円となっております。ページを改めまして、2節資本費平準化債が2,550万円となっております。  356、357ページをごらんください。歳出でございます。1款総務費は1億6,096万6,147円の支出済額で、執行率約95.9%でございます。  1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、1,456万5,754円の支出で、執行率約91.7%でございます。  1節報酬は8万1,200円で、下水道事業審議会委員報酬となっております。  2節給料、3節職員手当等、4節共済費、9節旅費につきましては、職員1名分の経費となっております。  11節需用費、12節役務費につきましては、備考欄のとおりの支出でございます。  13節委託料ですが、819万円の支出で、受益者負担金業務委託料は計算業務会社への業務委託料でございます。  14節使用料及び賃借料は29万3,580円で、パソコン3台分と軽自動車1台のリース料でございます。  18節備品購入費ですが、11万4,450円で、資料保管用のロッカーを購入したものでございます。  19節負担金補助及び交付金ですが、165万9,316円の支出で、執行率は61.9%となっております。これは、退職手当負担金が約46万円の減で、生活保護世帯水洗化改造資金補助の60万円の支出がなかったため、不用額が多くなっているものです。  27公課費ですが、消費税及び地方消費税の47万2,000円の支出になっております。  358、359ページをごらんください。2項1目維持管理費ですが、1億4,640万393円の支出で、約96.3%の執行率でございます。  11節需用費は243万1,205円で、マンホールポンプ等の電気代でございます。  12節役務費は2万7,752円で、マンホールポンプ等の災害共済保険料でございます。  13節委託料は1,617万5,460円で、下水道台帳システム更新作業委託料や管路清掃業務委託料等で、備考欄の説明でご理解いただきたいと思います。  15節工事請負費は347万4,450円の支出で、修繕工事等12件分でございます。  16節原材料費は2万6,250円で、マンホールの鉄ぶたを支給した補修材料費でございます。  19節負担金補助及び交付金は1億2,426万5,276円の支出で、県に支払う流域下水道の負担金でございます。  2款事業費でありますが、360、361ページをごらんください。2款事業費、1項下水道事業費、1目建設事業費ですが、2億2,139万4,748円の支出となっております。また、工事請負費から6,144万4,000円が翌年度繰越額として事故繰り越しされております。  2節給料、3節職員手当等、4節共済費、9節旅費につきましては、職員3人分の経費となっております。  8節報償費につきましては438万4,230円の支出で、受益者負担金を納期前納付された方々に支払う前納報奨金でございます。  13節委託料は122万3,250円となっており、枝線設計業務委託や測量業務委託による委託料でございます。  15節工事請負費でありますが、1億7,735万円の支出で、枝線工事10件、公共ます設置工事3件の工事費となっております。  19節負担金補助及び交付金ですが、943万8,235円の支出でございます。市野川流域下水道事業建設負担金675万2,923円と退職手当金268万5,312円となっております。  22節補償補てん及び賠償金ですが、590万9,300円の支出となっており、水道管移設補償料でございます。  3款1項公債費ですが、2億4,198万3,542円の支出で、1目元金、ページを改めまして、2目利子とも所要の額の支出となっております。  4款予備費でありますが、支出も流用もありませんでした。  364ページでございますが、実質収支に関する調書をごらんいただき、ご理解をお願いしたいと思います。  以上で内容の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 本件につきましても、監査委員の決算審査がなされておりますので、その結果について監査委員の報告を求めます。  吉田監査委員。          〔吉田照滋監査委員登壇〕 ◎吉田照滋監査委員 命によりまして、平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算審査の結果をご報告申し上げます。  審査の対象は、平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算及び同附属書類並びに実質収支に関する調書等であります。  審査の実施日、方法については、一般会計決算審査結果報告の中で申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。  審査の結果をご報告申し上げます。審査に付された平成25年度小川町下水道事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は、いずれも法令に示す様式を整え、その計数は正確であり、予算の執行は適正であると認められました。  次に、予算執行状況について審査の結果をご報告させていただきますが、金額の単位は千円単位とさせていただきます。  44ページをごらんください。平成25年度下水道事業特別会計決算は、歳入決算額6億4,989万3,000円、歳出決算額6億2,434万4,000円で、歳入歳出差引額は2,554万9,000円であります。これらを前年度との対比で見ますと、歳入では、額にして1,048万4,000円、率にして1.6%の増加、歳出では、額にして1,899万1,000円、率にして3.1%の増加、歳入歳出差引額は、額にして850万7,000円、率にして25.0%の減少となっております。  歳入について申し上げます。対調定収入率は97.2%で、前年度97.3%に比べ0.1ポイントの減少となっております。歳入構成比率の主なものは、使用料及び手数料30.9%、繰入金23.8%、町債22.7%となっております。  45ページをごらんください。不納欠損額は14万5,000円で、前年度に比べ、額にして9万8,000円、率にして211.4%の増加であります。収入未済額は1,835万1,000円で、前年度に比べ、額にして94万9,000円、率にして5.5%の増加となっております。  続きまして、歳出について申し上げます。執行率は89.3%で、前年度96.3%に比べ7.0ポイントの減少となっております。歳出構成比率の主なものは、公債費38.7%、事業費35.5%、総務費25.8%となっております。公債費は、本年度2億4,198万3,000円が執行され、前年度に比べ、額にして1,094万4,000円、率にして4.7%、事業費は本年度2億2,139万4,000円が執行され、前年度に比べ、額にして530万4,000円、率にして2.5%、総務費は本年度1億6,096万6,000円が執行され、前年度に比べ、額にして274万2,000円、率にして1.7%それぞれ増加しております。  以上、歳入歳出いずれもその執行状況は、予算に基づき適法かつ適正に処理されているものと認められました。  下水道の整備は、現在、そして将来にわたる町民の財産となることは言うまでもありません。しかし、起債に当たっては、後年度に負担を残すことから、財政運営上過度の負担とならないよう配慮することで、財政の健全性を確保し、計画的な事業執行を望むものであります。  また、下水道本管への接続状況は、依然低いと見られます。接続状況の改善を図らないと、投下資本の回収が十分に行われず、財政上懸念が生ずるおそれもあります。積極的な接続促進策を検討、推進し、確実な徴収を期待いたしまして、決算審査の結果についての概略のご報告とさせていただきます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。  1番、柳田多恵子議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 1点だけお願いいたします。  決算書の345ページです。それから、先ほど監査委員がご説明いただきましたけれども、意見書の45ページです。これは平成24年の決算と比べてということだったのですけれども、平成23年の決算と比べますと、収入未済額が516万円から1,835万円と、1,300万円以上ふえております。監査委員の意見書の中にも、財源確保に十分留保し、徴収事務に当たるように望むとあります。税金のほうもそうなのですけれども、納税相談も含め、あるいはコールセンターで早期の方については対応をされているということなのですけれども、早期対応を進めていくことが非常に重要だと思うのですけれども、町としては先ほどご説明の中に納付相談も含めて努力はしているというふうにおっしゃっておりましたけれども、どのような努力をされているのか、具体的に伺っておきたいと思います。 ○小林一雄議長 柳田議員の質疑に対しまして答弁を求めます。  坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 柳田議員の質疑にお答えいたします。  小川町の下水道使用料の納入方法は、ご存じのとおり、上水道料金を同時に徴収しております。水道課と綿密な連携を図り、臨宅徴収等を行い、徴収に努めております。金額の大きな滞納者につきましても、水道課と連携して計画的な納付手続を行うよう指導しまして、納付計画を立て、進めているところでございます。  以上でございます。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 納付計画を立てて納税を進めていただくように進めているということなのですけれども、次年度かなり額としてというよりも、率としてもかなり高く伸びて、伸びているという言い方は不適切ですけれども、次年度増加しないような努力をぜひしていっていただきたいと思いますけれども、その点について、頑張りますというのも変な言い方なのですけれども、どういう努力をするのかということを伺って、質疑を閉じたいと思いますが。 ○小林一雄議長 坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 納付計画ですけれども、現在の未収金の部分に計画でいう年数ですけれども、なるべく早く徴収できるような形をとりたいのですが、やはり相手もいることですので、ただ発生する下水道料金、収納してもらう下水道料金、その辺もございますから、必ず古い部分から少しずつでも減らしていかなければなりませんので、金額につきましては減るような形での、最大限その方がぎりぎりの線ぐらいまでの形で金額を設定して、納付相談のほうで金額を設定しております。  以上でございます。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。  15番、戸口勝議員。 ◆15番(戸口勝議員) また、下水道の拡張を当面は縮小するという、財政健全化特別検討チームの中で話し合われておりました。その中で接続率は向上させようということでの提言もあわせてあったかと思います。  そこで、お伺いいたします。359ページ、使用料徴収業務委託料、前年度比で12%増ということになっておりました。これはなぜなのか、その内訳をお願いしたいと思います。  そして、その下、359ページの水洗化促進業務委託料、こちらは前年度比では26%減ということになっておりました。この理由はどんなことなのか。実施内容は24年度と比べてどのようなことがあったのか。大まかにこの2つをお伺いしたいと思います。 ○小林一雄議長 答弁を求めます。  1番、2番とも坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 戸口議員の質疑に対してお答えいたします。  まず、接続率の向上ということでよろしいでしょうか。接続率の向上につきましては、やはり接続されていない方々に周知を申し上げるしか今のところ方法はないのかなと。いい方法があれば一番よろしいのですけれども、ただ家庭の事情もありますでしょうから、ただせっかく本管入っていますので、なるべく多くの方々に接続してもらうように周知をしてまいりたいと思います。  次が使用料徴収業務委託料でよろしいでしょうか。これにつきましては、先ほど料金システムの体系をお話ししたのですけれども、上水道と同じ料金システム体系をとっていますもので、上水道の水道料金の中に下水道料金が一括で入っています。下水道料金としての徴収業務は実際に行っていなく、上水道のほうで徴収業務をしていただいていますので、そちらへの委託料となります。  こちらは、水洗化促進業務委託料ということで、水洗化をいただかないと公共下水に接続ができませんので、そのままの状態で接続しない方もいらっしゃいますけれども、そのもとの水洗化されていないと、もう絶対的に接続できません。ですから、その辺の指導を含めまして、シルバーのほうに各家を訪問してもらうような形での委託です。こちらはお金がたくさんあればもっとできるのですけれども、その辺は範囲の中で進めていますので、そのシルバー人材センターへ各戸を訪問していただくような委託料となっております。  以上です。 ○小林一雄議長 戸口議員。 ◆15番(戸口勝議員) 接続率の向上の関係なのですけれども、もしこれが今80.1%ということで、100%として今の現状で考えた場合、これは一般会計からの繰り入れはゼロということに理論上なるような気がするのですね、計算してみたら。これどういうふうに最終的にはしたいと思っているのでしょうか。その内容が、損益分岐表なるものがあったときに、その一般会計であったり、起債を行わなくてもある程度大丈夫なのかということをお伺いしたいと思います。 ○小林一雄議長 坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 100%接続の状況の中から、下水道に放流する量、ですから使用量ですね、使用量がどの程度出るかはまだわからないですけれども、ただ流域下水道の負担金も消費税にあわせて28年度から値上げという話も出されている中から、下水道料金についても現状の料金でいけるのかというのも非常に難しい状況でございますので、もちろん100%供用開始になって、全ての経費の中からゼロまたはプラスにして、起債だとか町債をしないで済むような形が一番理想だと思いますけれども、これからの全体の流れとしますと、その料金値上げの部分等を精査し、考えていかないと、今現在では100%イコールゼロという数字はちょっと出てこないかなというふうに感じております。  以上でございます。 ○小林一雄議長 戸口議員。 ◆15番(戸口勝議員) ともあれ、財政健全化に向けて1%でも2%でも多くの接続率向上を目指していっていただきたいなと思います。  それでは、次の使用料徴収業務のことについて移っていきたいと思います。こちら再質疑なのですけれども、12%の増をした内訳ということでその話を聞いたのですけれども、なぜ12%増になったのかについて、ピンポイントで聞いていきたいのですけれども。 ○小林一雄議長 坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 お答えします。  こちらは使用料がふえた。もちろん支払者もふえていますので。利用者と使用料がふえて、もちろん徴収業務ですから利用者ですね。加入者が、毎年毎年少しながらも下水道徴収地域をふやしていますので、その利用者がふえるごとに、この金額もふえていくという形になります。  以上でございます。 ○小林一雄議長 戸口議員。 ◆15番(戸口勝議員) 加入者の割合としては、12%というのは大変大きな数なのかなと今感じさせていただきましたけれども、ぜひ加入者がふえるようにこちらもよろしくお願いしたいと思います。  それでは、最後の質疑に移りたいと思います。水洗化促進業務委託料なのですが、こちらシルバー人材センターに頼んでいるということなのですけれども、こちらは前年度比、先ほども言いました26%減なのです。ということは、力を入れていないということにもつながるのではないかなと思うのですが、どういったことなのか、お伺いしたいと思います。 ○小林一雄議長 坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 お答えします。  力を入れていないということではないのですけれども、やはり予算の範囲内で事務をとらなくては、もちろん水洗化人口を向上するには、やはり職員のいろいろな努力もありますけれども、職員が手が回らない部分について補助をしてもらうという形で必要なのですけれども、これにつきましては予算を再検討させてもらって。何しろ向上させるようにはやはり必要でありながらも、お金的なものになってしまいますと、シルバーのほうも仕事の関係もございますから、できればうちのほうもお金がつき次第、シルバーに仕事をしてもらって、それだけの成果を上げてもらいたいというのがうちのほうの考えでありますので、力を入れていきたいと思っています。  以上です。 ○小林一雄議長 戸口議員。 ◆15番(戸口勝議員) 再々質疑となります。  シルバー人材センターの皆さんにご努力をいただきながら、そして少ない金額の中で昨年度、25年度がどれぐらいの拡大をできたのかという実数と、それに伴って実際のところ水洗化をする上で町としてはどのような趣を持って、先ほどは答弁の中では精いっぱい水洗化イコール下水道の接続につなげていきたいということなのですけれども、どうも相反している部分も感じるので、その後の考え方をお伺いして、終わりにします。 ○小林一雄議長 坂田環境保全課長。 ◎坂田勝美環境保全課長 お答えします。  水洗化促進事業の委託料に関しまして、シルバー人材センターの方々が家を訪問したときに、工事等の申込書までは実はいきませんので、こういう形で取り組んでおりますと、ですからなるべく公共下水道が入っている地域ですぐ接続、公共ますまで入っていて、接続について協力願いますという、そういう案内だけですので、実際にその効果が何戸あったかというのは数字上出てこない形です。  あと、水洗化率の向上と、そろそろ下水道の認可区域のほうが27年度で終了するのですけれども、また28年度から新規の工事に入るわけですが、拡大工事とイコール、あわせまして加入のほうも、工事の始まる部分だけではなくて、今現在の既にしている部分ですね、そちらを同時に進めていかなくてならないと考えています。ですから、加入していただくというか、未加入の方々にどういうふうに周知していくか。水洗化になっていない家については、これは非常に難しい問題ですので、それに対してのほかの補助とかあれば一番スムーズにいくのかなと、そういう考えを持っています。  以上でございます。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ここでお諮りいたします。  本議案につきましては、ここで質疑を中断したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  本議案につきましては、その所管であります経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中にご審査いただき、休会明けの本会議においてその審査結果の報告を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、以上のとおり決しました。 △議案第54号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○小林一雄議長 日程第5、議案第54号 平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第54号 平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、提案理由を申し上げます。  地方自治法第233条第3項の規定により、この案を提出するものであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  坂田環境保全課長。          〔坂田勝美環境保全課長登壇〕 ◎坂田勝美環境保全課長 命によりまして、議案第54号 平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして、その内容をご説明申し上げます。  決算書の366、367ページをごらんください。歳入の収入済額合計7,905万8,980円で、予算と比較しまして約99.5%の収納率となっております。  368、369ページをごらんください。支出済額合計7,595万8,743円で、執行率約96.5%となっており、歳入歳出差引残額は310万237円となっております。  それでは、事項別明細書の370、371ページをごらんください。歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項分担金、1目農業集落排水分担金ですが、300万円の収入で、当初予算と同額でございます。これは、新規接続件数が4件あったことによるものでございます。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水施設使用料ですが、1,827万7,800円で、予算と比較しまして約1.9%の増で、収納率は約97.8%となっております。収入未済額が14件、41万3,400円となっております。これにつきましては、督促や催告により収納に取り組んでおります。  3款繰入金、1項1目一般会計繰入金ですが、4,412万6,000円の収入で、所要の額を一般会計より繰り入れていただいたものでございます。  372、373ページをごらんください。4款1項1目繰越金ですが、365万5,180円で、前年度の一般管理費及び維持管理費等の執行残によるものです。  6款町債、1項1目農業集落排水事業債、1節資本費平準化債が1,000万円となっております。  374、375ページをごらんください。歳出でございます。1款総務費ですが、4,055万4,050円の支出で、執行率は約95.4%でございます。  1項1目一般管理費は827万4,674円の支出で、約89.4%の執行率でございます。  2節給料、3節職員手当等、4節共済費、9節旅費は、職員1名分の経費となっております。  11節需用費、12節役務費、14節使用料及び賃借料、19節負担金補助及び交付金、27節公課費については、それぞれ備考欄のご説明でご理解いただきたいと思います。  2項1目維持管理費ですが、3,227万9,376円の支出で、約97.1%の執行率となっております。  11節需用費は670万8,695円で、光熱水費が主な支出となっており、集落排水3施設及びマンホールポンプの電気代となっております。  12節役務費は535万2,506円で、集排排水の3施設の汚泥引き抜き料が主な内容となっております。  13節委託料は1,402万3,385円で、処理場維持管理委託料が主な支出となっており、集落排水3施設の維持管理となっております。  15節工事請負費は607万9,290円で、9件の修繕工事費となっております。  16節原材料費は11万5,500円で、補修材料費でございます。  376、377ページをごらんください。2款1項公債費ですが、3,540万4,693円の支出で、約99.7%の執行率となっております。  1目元金、2目利子とも所要の額の支出となっております。  3款予備費につきましては、支出はございませんでした。  378ページでございますが、実質収支に関する調書でございます。ごらんいただき、ご理解いただきたいと思います。  以上で内容の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 本件につきましても、監査委員の決算審査がなされておりますので、その結果について監査委員の報告を求めます。  吉田監査委員。          〔吉田照滋監査委員登壇〕 ◎吉田照滋監査委員 命によりまして、平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算審査の結果をご報告申し上げます。  審査の対象は、平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算及び同附属書類並びに実質収支に関する調書等であります。  審査の実施日、方法につきましては、一般会計決算審査結果報告の中で申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。  審査の結果をご報告申し上げます。審査に付された平成25年度小川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は、いずれも法令に示す様式を整え、その計数は正確であり、予算の執行は適正であると認められました。  次に、予算執行状況について審査の結果をご報告させていただきますが、金額の単位は千円単位とさせていただきます。  決算審査意見書46ページをごらんください。平成25年度農業集落排水事業特別会計決算は、歳入決算額7,905万8,000円、歳出決算額7,595万8,000円で、歳入歳出差引額は310万円であります。これらを前年度との対比で見ますと、歳入では、額にして615万6,000円、率にして8.4%の増加、歳出では、額にして671万1,000円、率にして9.7%の増加、歳入歳出差引額は、額にして55万4,000円、率にして15.2%の減少となっております。  歳入について申し上げます。対調定収入率は99.5%で、前年度99.4%に比べ0.1ポイントの増加となっております。歳入構成比率の主なものは、繰入金55.8%、使用料及び手数料23.1%、町債が12.7%となっております。  続きまして、47ページをごらんください。歳出について申し上げます。執行率は96.5%で、前年度96.4%に比べ0.1ポイントの増加となっております。歳出構成比率の主なものは、総務費が53.4%、公債費46.6%となっております。公債費は、本年度3,540万4,000円が執行され、前年度に比べ、額にして116万3,000円、率にして3.4%の増加となっております。  平成14年度から始まった農業集落排水資源統合補助事業は、平成19年度が最終年度で、事業の拡張は行われておりません。このため、歳出は前年度に引き続き本年度も維持修繕管理費及び元利償還が中心となっております。  以上、歳入歳出いずれもその執行状況は、予算に基づき適法かつ適正に処理されているものと認められました。  最後に、農業の生産性の向上及び活力ある農村社会の形成のため、健全な財政運営に基づき、計画的かつ効率的な事業執行を期待いたしまして、決算審査の結果について概略のご報告とさせていただきます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ここでお諮りいたします。  本議案につきましては、ここで質疑を中断したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  本議案につきましては、その所管であります経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中にご審査いただき、休会明けの本会議において、その審査結果の報告を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、以上のとおり決しました。 △議案第55号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○小林一雄議長 日程第6、議案第55号 平成25年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第55号 平成25年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につきまして、提案理由を申し上げます。  地方公営企業法第32条第2項及び第30条第4項の規定に基づき、この案を提出するものであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  岸野水道課長。          〔岸野敏彦水道課長登壇〕 ◎岸野敏彦水道課長 命によりまして、議案第55号 平成25年度小川町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定につきまして、内容のご説明を申し上げます。  決算書の1ページをごらんいただきたいと存じます。平成25年度小川町水道事業決算報告書でございますが、この決算報告書につきましては、消費税込みの額でございます。決算額を中心に説明させていただきます。  (1)、収益的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款水道事業収益は、決算額6億1,238万3,732円でございます。  収益の内訳といたしまして、第1項営業収益は、決算額5億9,946万7,517円でございます。  第2項営業外収益は、決算額1,272万3,400円でございます。  第3項特別利益は、決算額19万2,815円でございます。  次に、支出でございます。第1款水道事業費用は、決算額5億8,820万1,371円でございます。  費用の内訳といたしまして、第1項営業費用は、決算額5億6,639万8,955円でございます。  なお、営業費用のうち、配水及び給水費の工事概要につきましては、決算書16ページに掲載してありますので、ご参照いただきたいと存じます。  第2項営業外費用は、決算額2,133万2,500円でございます。企業債の利息でございます。  第3項特別損失は、決算額46万9,916円で、過年度損益修正損の中の不納欠損額11万1,339円ほかでございます。  第4項予備費の充当はありませんでした。  なお、収益と費用の明細につきましては、決算書23ページから27ページに消費税抜きで記載されていますので、ご参照いただきたいと存じます。  次に、2ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出でございます。まず、収入でございますが、第1款資本的収入は、決算額848万881円でございます。  収入の内訳としまして、第1項負担金は決算額825万6,150円でございます。  第2項寄附金は、科目設定でございます。  第3項固定資産売却代金は、決算額22万4,731円でございます。  第4項国庫補助金はございません。  次に、支出でございます。第1款資本的支出は、決算額2億2,271万5,767円でございます。  支出の内訳といたしまして、第1項建設改良費は、決算額1億5,986万3,306円でございます。  なお、建設工事の概況につきましては、決算書13ページから15ページに掲載してございますので、ご参照いただきたいと存じます。  第2項企業債償還金は、決算額6,285万2,461円でございます。  企業債の明細につきましては、決算書28ページに記載してありますので、ご参照いただきたいと存じます。  なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額2億1,423万4,886円は、現年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  続きまして、財務諸表でございます。財務諸表につきましては、消費税抜きの額でございます。決算額を中心に説明をさせていただきます。  3ページをお願いいたします。平成25年度小川町水道事業損益計算書でございます。1、営業収益の合計は5億7,151万218円でございます。  2、営業費用の合計は5億555万6,251円でございます。営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は1,635万3,967円でございます。  3、営業外収益1,230万9,315円から4、営業外費用2,133万2,500円を差し引きますと、902万3,185円のマイナスとなりますが、営業利益と合わせた経常損益は、経常利益として733万782円でございます。そして、経常利益に特別利益の19万2,815円から特別損失の46万4,615円を差し引いた額、マイナスの27万1,800円を加えた当年度の純利益は705万8,982円でございます。  さらに、当年度純利益に前年度繰越利益剰余金2,804万7,469円を加えた当年度未処分利益剰余金は3,510万6,451円でございます。  続きまして、4ページをお願いいたします。平成25年度小川町水道事業剰余金計算書でございます。資本金のうちの自己資本金については、前年度末残高と当年度末残高は同額でございます。借入資本金は、前年度末残高から当年度変動額を差し引いた当年度末残高は6億6,776万6,659円でございます。資本剰余金ですが、受贈財産評価額、寄附金、補助金、工事負担金及び他会計負担金、その他の当年度末残高を合計した翌年度繰越資本剰余金は45億4,605万2,994円でございます。利益剰余金ですが、減債積立金、建設改良積立金、未処分利益剰余金の当年度末残高を合計した利益剰余金は3億1,910万6,451円でございます。資本合計ですが、前年度末残高に当年度変動額を加えた当年度末残高資本は63億7,575万4,348円でございます。  続きまして、5ページをお願いいたします。平成25年度小川町水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。資本金、資本剰余金とも、当年度末残高と処分後残高は同額でございます。未処分利益剰余金の処分額でございますが、減債積立金に500万円、建設改良積立金に500万円を繰り入れまして、合計1,000万円を予定しているものでございます。その結果、翌年度繰越利益剰余金は2,510万6,451円を予定しております。  続きまして、6ページをお願いいたします。平成25年度小川町水道事業貸借対照表でございます。まず、資産の部ですが、有形固定資産、無形固定資産を合わせた1の固定資産合計は51億7,110万5,899円でございます。  2の流動資産合計は12億5,662万9,334円でございます。資産合計は64億2,773万5,233円でございます。  7ページに移りまして、次に負債の部でございます。3の固定負債合計が2,800万円、4の流動負債合計が2,398万885円で、負債を合計いたしますと5,198万885円でございます。  資本の部でございます。5の資本金ですが、借り入れ資本金6億6,776万6,659円を含めた資本金合計は15億1,059万4,903円でございます。  6の剰余金ですが、(1)、資本剰余金と、8ページに移りまして、(2)の利益剰余金を合わせた剰余金合計は48億6,515万9,445円でございます。  資本金合計は63億7,575万4,348円でございまして、負債資本合計は64億2,773万5,233円となり、資産の合計と合致するものとなっております。  次ページからの決算附属書類につきましてはごらんいただき、ご理解と指導を賜りたいと存じます。  以上で内容の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 暫時休憩いたします。                                   (午後 2時02分) ○小林一雄議長 再開いたします。                                   (午後 2時12分) ○小林一雄議長 水道事業会計決算を続けます。  本件につきましても、監査委員の決算審査がなされておりますので、その結果につきまして監査委員の報告を求めます。  吉田監査委員。          〔吉田照滋監査委員登壇〕 ◎吉田照滋監査委員 命によりまして、平成25年度小川町水道事業決算審査の結果をご報告申し上げます。  審査の対象は、平成25年度小川町水道事業決算及び同附属書類等であります。  審査の実施日、方法につきましては、一般会計決算審査結果報告の中で申し上げたとおりでございますので、省略させていただきます。  審査の結果をご報告申し上げます。審査に付された平成25年度小川町水道事業決算財務諸表及び決算附属書類は、いずれも関係法規等の規定により作成され、経理手続は適法に処理されており、本事業の経営成績と期末における財政状態をおおむね適正に表示しているものと認められました。  決算審査意見書49ページをごらんください。事業の概要についてご報告申し上げます。当年度末の給水戸数は1万3,411戸で、前年度に比べ63戸の増加となっております。当年度末の給水人口は3万2,285人で、前年度に比べ500人の減少となっております。  また、年間総配水量は416万2,301立方メートルで、前年度に比べ、量にして5万2,921立方メートル、率にして1.3%減少し、総有収水量は370万1,879立方メートルで、前年度に比べ、量にして4万2,422立方メートル、率にして1.1%の減少となっております。供給単価は、1立方メートル当たり148円19銭で、前年度に比べ75銭の増加、給水原価は1立方メートル当たり152円91銭で、前年度に比べ2円85銭の増加となり、4円72銭の逆ざやが生じております。  次に、予算執行状況について審査の結果をご報告させていただきますが、金額の単位は千円単位とさせていただきます。  経営成績についてご報告申し上げます。まず、収益的収支の状況についてであります。こちらは消費税抜きの額となっております。事業収益は5億8,401万2,000円で、前年度に比べ、額にして1,097万5,000円、率にして1.8%の減少となっております。事業費用は5億7,695万3,000円で、前年度に比べ、額にして211万7,000円、率にして0.4%の増加となっております。  50ページになりますが、この結果705万8,000円の純利益が生じており、これに前年度繰越利益剰余金の2,804万7,000円を加えて、当年度の未処分利益剰余金は3,510万6,000円となっております。  次に、資本的収支の状況について申し上げます。こちらは、消費税込みの額となります。資本的収入は848万円で、負担金及び固定資産売却代金によるものであります。資本的支出は2億2,271万5,000円で、建設改良費1億5,986万3,000円及び企業債償還金6,285万2,000円であります。資本的収入が資本的支出に対する不足額は2億1,423万4,000円で、その不足額を現年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額672万円、過年度分損益勘定留保資金2億751万4,000円で補填されております。  続きまして、52ページをごらんください。財政状態についてご報告申し上げます。資産総額は64億2,773万5,000円で、前年度64億6,918万3,000円に比べ、額にして4,144万8,000円、率にして0.6%の減少となっております。  続きまして、53ページをごらんください。科目欄8行目でございますが、負債の総額は5,198万円で、前年度4,516万7,000円に比べ、額にして681万3,000円、率にして15.1%の増加となっております。資本金は15億1,059万4,000円で、前年度15億7,344万7,000円に比べ、額にして6,285万2,000円、率にして4.0%の減少となっております。剰余金は48億6,515万9,000円で、前年度48億5,056万8,000円に比べ、額にして1,459万1,000円、率にして0.3%の増加となっております。  水道事業会計においては、経営努力により、平成8年度から本年度まで連続で純利益を上げる結果となっております。しかし、水需要の減少等により、給水原価が供給単価を上回る逆ざやの発生や老朽化した施設の更新整備事業が開始され、今後とも厳しい経営が予想されます。職員一丸となって企業の経済性を発揮するとともに、より効率的な経営を行い、公共の福祉の増進のため、安全安心で、かつ安定した浄水の供給を確保するよう希望いたしまして、決算審査の結果についての概略のご報告とさせていただきます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。  1番、柳田多恵子議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 3点質疑をさせていただきます。  これは、25年度の予算のときなのですけれども、ろ過池の耐震診断を行うということでしたけれども、結果はどうなのか。それから、このほかに耐震診断などを順次やっていかなくてはいけないということで、重要施設、配水池が円光寺に2つ、東小川に1つ、みどりが丘に1つあると。ここら辺も計画的に耐震診断を進めていかなくてはいけないというようなご答弁がありましたけれども、このほかの耐震診断の計画はどういうふうになっているのか。予算とも絡みもあるのですけれども、伺っておきたいと思います。  それから、決算書の17ページと19ページです。先ほども監査委員がおっしゃっておりました逆ざやの部分、平成19年以降4円72銭、差額がふえているのですけれども、これもちょっと前のときに伺ったのですけれども、要因はどういうふうになっているのか。そのご答弁の中で、経営努力によっていかに経費を抑えるかというのが、差を縮めることにつながるというふうに、平成25年の9月議会でお答えになっているのですけれども、具体的な経営努力というのは具体的にどういう努力をされてきているのか、伺います。  3点目です。決算書の21ページです。石綿管布設がえについてはずっと以前からどのくらい進んでいますかというような形で伺っておりました。ほかの工事と一緒にやると、石綿管だけをやるというのはなかなか厳しいということで、以前そういうお答えの中で、もう少しですねという私自身認識を持っているのですけれども、どのように進んでいるのか。21ページでも石綿管の布設がえということで出ておりましたけれども、残るところはどこら辺で、あとどのくらいの距離を残しているのか。それから、完了予定はいつごろか。  それから、老朽化ということで石綿管布設がえがあるのですけれども、老朽化した水道管、石綿管だけではないと。これも課長がお答えになっていらっしゃいました、前新井課長なのですけれども。塩ビ管の布設がえが必要ということだったのですけれども、ちょっと調べてみますと、小川町の場合は硬質塩ビ管の割合が高いように思いました。ほかの自治体と比べて67%、ちょっと資料は県の資料をちょっと見ても、25年が出ているかもしれないのですけれども、67%ということだったのですけれども、新しく塩ビ管を布設がえをされておりますけれども、古いのと新しい塩ビ管ということで、塩ビ管ということでひとくくりだと思うのですけれども、老朽化した部分の塩ビ管の割合はどのくらいになっているのか。私の認識では、石綿管の後、塩ビ管が古いということで布設がえの工事をされていくのかなという認識でおるのですけれども、そこもし違っているようでしたら、そうではないということでお答えをいただきたいと思います。布設がえの計画、どういうふうに今後立てられていくのか。ちょっと決算から逸脱するかもしれませんけれども、以上3点、よろしくお願いいたします。 ○小林一雄議長 柳田議員の質疑に対しまして答弁を求めます。  1点目、2点目、3点目、岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 それでは、柳田議員の質疑に対してお答え申し上げます。  まず、第1点目でございますけれども、ろ過池の耐震診断の関係でございます。このろ過池の耐震診断につきましては、平成25年度に実施したところでございます。診断の結果については、ろ過池のコンクリート部分が、これが耐震的に問題があるというふうな結果が出ております。したがって、このコンクリート部分、いわゆる増しコンといいまして、コンクリを厚くする工事が見込まれているということでございますけれども、この工事を進めるに当たりまして、ここは第4次拡張事業の際につくられた池ということで、このろ過池を改修工事するには、これを一旦検証しなければ工事ができないというふうな状況も出てきております。この工事に当たりまして、おおむね数億円というふうなことで数字も上がってきております。  また、逆に耐震診断補強、いわゆる修繕工事を行うもう一つの方法なのですけれども、逆に新設のろ過池をつくっていくという方向性からも検討していきたいなというふうに思います。新設のろ過池の経費につきましては、修繕工事よりも若干多目な経費を上乗せすればできていくのではないかなということで思っております。いずれにしましても、こちらにつきましては今年度水道ビジョン並びに水道のアセットマネジメントの計画をつくる、策定する予定でございます。こちらに基づきまして、財政面等々考慮しながら進めてまいりたいというふうに思っています。  それとまた、ほかのいわゆる基幹施設、重要施設なのですけれども、そちらのほうの耐震化につきましては、今年度東小川の配水池につきましては耐震診断を依頼したという状況でございます。そのほか円光寺の配水池2基、それとみどりが丘の配水池につきましても、順次耐震診断を行っていきたいというふうに考えております。  それと、2点目の逆ざやの関係でございます。これにつきましても具体的な経営努力はというご質疑でございますけれども、こちらにつきましてはこちらの決算書にも記載してございますが、給水原価と供給単価の関係ということでございます。給水原価は経常費用の主な経費を有収水量で割ったものであります。一方、給水単価は給水収益を有収水量で割ったものでございます。したがいまして、逆ざやを解消するに当たっては、給水収益を上げるか、もしくはこの経常費用を抑えることになるというふうな考えになろうかと思います。給水収益は、先ほどお話があったとおり、年々減少している状況ということでございますが、当然ながらまずはこの経常費用を抑えていくことが重要と考えておるところでございます。この経常費用の部分につきましては、まず削減をしていくということでございますが、この経常費用につきましては事業運営をするための欠かせない経費ということで私ども理解しております。これにつきましては、大変難しいかなというふうに考えております。  こちらの決算資料、19ページですか、見ていただくとわかると思うのですけれども、この減価償却費が、これは全体の60%ほどを占めているということで、これは大変大きな支出のものとなっております。この減価償却費は、実際には現金支出はありませんが、損益計算書上でこれを費用化されて、損益計算書上でのっかってくるものというふうな性質のものでございます。この例えば減価償却費を減らすという話になりますと、資本投下を抑えるということになれば、この減価償却費を抑えることはできますが、逆に資本投下を抑えてしまえば安定供給ができなくなってしまうというふうな状況等も考えられますので、これについては慎重に考えていかなければならないかなというふうに思います。こちらにつきましても、水道ビジョンあるいはアセットマネジメントを勘案しながら、この逆ざやについて検討してまいりたいなというふうに思ってございます。  続きまして、石綿管の布設がえ状況ということでございます。こちらの石綿管につきましては、ほぼ完了しているということでございますが、まだ一部靱負、それから勝呂、腰越の一部に残っている状況でございます。この石綿布設がえの完了予定につきましては、先ほど柳田議員おっしゃられたとおり、道路改良とあわせた形での工事ということで考えておりますので、現在いついつまでにというふうな予定はございません。随時その時点で布設がえを行っていくということを考えております。これにつきましては、布設がえについては他事業とあわせた工事をすることによって、布設がえの経費も抑えられるというふうなメリットもございます。  次に、塩ビ管の布設がえにつきましては、塩ビ管は耐用年数、これは耐用年数の関係なのですが、あくまでもデータ上の耐用年数なのですが、一応40年というふうな耐用年数になっております。古い拡張事業が行われた際には、石綿管が中心として布設されていった。以後、ビニール管で布設されていったというふうな経緯でございますけれども、こちらの塩ビ管の修繕につきましては、やはり先ほど言いました他事業関連とあわせた形での布設がえ、並びに漏水箇所が多い場所について優先的にやっていきたいというふうに思います。こちらにつきましても、水道ビジョンあるいはアセットマネジメントにおいて資産管理というふうな意味合いで計画的に、今後財政状況を踏まえた形でやっていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○小林一雄議長 再質疑を許可いたします。  柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 1番について再質疑をさせていただきます。  どちらにするのか、耐震診断を行った結果、若干多目にはかかるけれども、新設がと。そこら辺はもちろんいろんな計画の中で、あるいは関係の皆さんたちとの協議だというふうに思うのですけれども、もちろんこの事業をやるということになれば起債は認められるということでよろしいのですね。 ○小林一雄議長 岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 起債の方向に向けて考えていきたいなというふうに思います。また、耐震化に向けて補助金の対象になろうかなというふうなことで考えておりますので、そちらにつきましても調査研究しながら進めてまいりたいなというふうに考えております。  以上です。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) ちょっと1番目と、それから3番目がダブるのですけれども、行ったり来たりで申しわけないのですけれども、1番目の再質疑ということで、これは読売新聞の8月の3日なのですけれども、老朽水道管改修1兆円、自治体料金値上げもということで、先ほどおっしゃっていたように人口減、それから節水で収入が低迷していると。水道管の設備の耐用年数は40年と定められており、老朽化の目安となっているということの中で、かなり自治体が大変だと、水道の事業。ちょうどわあっとやったときのそのツケという言い方は違うのかもしれないのですけれども、それが40年経過して、それがかなり圧迫をしていくというようなことがあって、それから耐震の部分で水道管の中、それから貯水池というふうにもおっしゃっていましたけれども、そういうのの修繕あるいは工事をしなくてはいけないということで、お金が大量にかかるということは認識をしているのですけれども、ただそういう中では、先ほどもおっしゃったように、耐震の助成あるいはいろんな起債がされるということの中で、自治体を小川町に限ってなのですけれども、かなり財政を圧迫して、とてもとても太刀打ちできないというようなことではないというふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ○小林一雄議長 岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 これらの事業を進めるに当たって、今後の小川町の財政を圧迫していくのではないかというふうなご質疑でよろしいでしょうか。先ほども申し上げたのですが、ことし水道ビジョンあるいはアセットマネジメントの計画書ができてきます。それに沿って考えていくと思っております。  以上でございます。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 2番目の再質疑をさせていただきます。よろしいでしょうか。 ○小林一雄議長 どうぞ。 ◆1番(柳田多恵子議員) 逆ざやの部分ですけれども、これもなかなか経営努力という範疇の中で非常に難しいことだというふうにおっしゃっておりました。去年井口議員が質疑されたのでしょうか、動力費の部分で、小川の場合には東京電力を使っているけれども、小川の施設ではPPSを使って電気料金をかなり削減しているということで、水道はまだではないかというようなお話をされておりましたけれども、そこら辺については井口議員が質疑を後でしようと思っていらっしゃったら申しわけないのですけれども、そこら辺については検討等はされたのでしょうか。 ○小林一雄議長 岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 お答えします。  前年度に比べまして確かに電気料が増大しているというふうな話でございます。平成25年の9月なのですけれども、水道課において一応デマンド管理を実施しました。今の電気料の形態につきましては、使用料が基本となりまして、それが基本料となって、それが電気料にはね返るということで、デマンド管理を行って、いつどのくらいの電気量が何時ごろ出るかというのを一応データをとりました。水道施設につきましては、この動力費、この電気で全てポンプ、配水等々動かしているという状況でございます。いわゆる24時間電気料は使うという状況なのですけれども、そこでもって夜のポンプの稼働というのですか、時間帯をずらすなど工夫してデマンド管理を行って、電気料、基本料自体はそれで下がったのですけれども、多分電気料自体の値上げ、そちらのほうが上回ったということで、電気料がふえているのではないかなというふうなことで私自身分析したところでございます。  それと、もう一点なのですけれども、一般会計については指定電気事業者エフパワーというところと契約をして、今現在そちらのほうと電気料をやっているということでございますけれども、電気料金につきましてはこれによって下がったという話なのですが、水道の電気につきましてはこのころ水道課にもどうかということでお話があったということでございますが、先ほど言いました水道課につきましては24時間電気を稼働するというふうな状況であるということで、水道のこれを一緒にやってしまうと、逆に電気料がなかなか削減に向けての方向性が難しいということで、水道のほうの電気だけは別になってしまったということでございます。では、水道だけでここと結んだらいいのではないかというふうなお考えもあろうかと思いますが、そうしますとこの指定の電気事業者と、それから東京電力、これに比べましてもさほど差異が出ないだろうというふうな判断でございます。  以上です。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 逆ざやの部分については、監査意見書を読みますと、そこのところを心配されております。新井前課長は、売れば売るほど損をすると、ちょっと言い方はよくわからないのですけれども、そういう形で逆ざやが大きな問題なのだということなのですけれども、今伺いますと、なかなかその解消が難しいと。経営努力だけではなかなか難しいという点については理解をいたしました。  次の最後の質疑なのですけれども、具体的に靱負、勝呂、腰越の一部、どういうふうに水道は言われるのかわからないのですけれども、何メートル残っているという言い方をするのかどうなのか、ちょっとわからないのですけれども、その点についてどのくらいなのかということを伺いたいと思います。  それと、あわせていろんな中で水道料金の引き下げはできないかという話はしたのですけれども、なかなかそういう意味で難しいような部分はあるのですけれども、ただ意見書の55ページを見ますと、例えば経常収支比率は100%を超えていると。それから、総収益対総費用比率、これは営業収支比率に置きかえて、これも100%を超えていると。それから、施設利用率あるいは最大稼働率等も含めて非常に経営が大変だということではなく、健全な経営をしていると。そういう中で、今回は純利益が700万円ぐらい、大体経年度を見ると千何百万円から2,000万円近い収益が上がって、積み立ても両方の積み立てが今回は500万円ということなのですけれども、1億4,000万円ずつぐらいあるということを考えると、先ほどの繰り返しになりますけれども、水道料金の値上げを考える自治体もふえてきたということではありますけれども、小川町に限っては水道料金の引き上げというのは当面考えないということでよろしいでしょうか。 ○小林一雄議長 岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 それでは、お答えします。  石綿管はあと何メーターぐらい残っておりますかというご質疑だと思いますが、水道会計におきまして毎年水道統計というものを国に報告してございます。その数字上では、一応石綿管の距離が今ゼロということになっておるのですけれども、やはり昔埋設された管でございますので、なかなかその管理がどのようになっていたかわからないのですが、現状的には先ほど申し上げました箇所に残っているということでございます。実際的に、では何メートルというお話をされますと、目視で確認はできないので、土中埋設されてしまっておるので、なかなか何メートルということはこの場ではちょっとお伝えするのが難しいというふうな状況でございます。  それと、水道料金の関係でございますけれども、先ほど柳田議員おっしゃられた、今回純利益が700万円ほど出たというお話、さらには利益剰余金のほうが合わせて1億円何がしあるのではないかということで、経営上は少し余裕があるのではないかというふうに私なりにちょっと理解したのですが、今回のこの純利益につきましては、あくまでこれは3条予算上での損益計算書上での利益というふうなことでご理解願いたいと思います。これにつきましては、また水道については4条予算、こちらのほうはまた資産のほうに振りかえられる予算科目ということでございますけれども、あくまでもこの損益計算書上で出た利益ということでご理解願いたいと思います。あと、流動資産であるこの現金なのですけれども、現在12億円何がしあるかと思うのですが、この現金預金のほかに先ほど申しました利益剰余金の何億円が別にあるというふうなことではございません。この純利益あるいは未処分利益剰余金、そういったものについてはこれは現金と切り離してちょっと考えていただきたいなということでお願いいたします。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) ごめんなさい。私ちょっと文言を忘れたので。利益剰余金の中の減債積立金と建設改良積立金のことなのですけれども、一致していますか、今おっしゃっていらっしゃること、500万円ずつというので。それで積み立てをそれぞれ1億4,200万円をしているということは一致していますか。それでしたら結構です。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。  2番、井口亮一議員。 ◆2番(井口亮一議員) 4点質疑いたします。  逆ざやが毎年議論をされています。努力の問題は今年度は質疑しません。逆ざやを強めている要因を、監査委員がこれは企業会計ですから、資料をたくさんそろえてくれていて、損益計算書の節別比較表というのをつくってくれて、親切なのです。これによれば、逆ざやを強めている25年の要素というのは、1番は委託、2番が固定資産の減耗、それから3番目が賃借料、4番目が動力費なのです。動力費については質疑しません。  1つ目に、今の一番大きなのは1番は委託料だと言ったのですが、委託料は察するところ、恐らく除雪費用なのですね。ですから、そこは質疑しません。2番目の資産減耗費が1,084万2,187円と計上されたのですけれども、この資産減耗費は減価償却費と並んで費用を大きくしている、節で分けると同じ類いのものなのです。この金額は、恐らく固定資産を除却しているのだと思うのです。その固定資産の除却の状況についてお伺いします。  2点目、特別利益で固定資産売却益、何を売ったのか。金額は少ないのですけれども、何を売ったのか、お伺いします。  それから、3点目、特別損失で過年度損益修正損の損失の計上なのですけれども、この辺について回収不能だとか、債権の放棄の状況だとか、その辺大きな金額だとか、特別問題ではないと思いますけれども、この辺の特別損失を計上するに当たって回収は不能なのか、債権を放棄するという点ではルールに沿っているのか、この辺の状況をお伺いします。  それから、4点目、最後は28ページに企業債の明細があります。今まで企業債の起債について28年の償還ですから、これについて公的金融の貸し出し事例からすれば、恐らく5年据え置きの28年の償還だと思うのです。ところが、近ごろの借り入れは民間金融機関並みの2年据え置き8年償還というような、10年で返してしまいますよという借り入れに変わってきているのです。これは、支払い能力が改善してきたので、短期間で返せるから10年で償還をする計画を立てているのか、この辺について4点お願いいたします。 ○小林一雄議長 井口議員の質疑に対しまして答弁を求めます。  1点目から4点目通して、岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 それでは、井口議員の質疑にお答えします。  まず、第1点目でございますけれども、資産の減耗費がふえていますが、これはどうしたものかというふうなご質疑かと思いますが、この資産減耗費につきましては、今年度行った工事なのですけれども、この工事が平成24年度に行った4条予算での建設改良からの支出の工事がふえたことによるものであって、実際はこのものから除却ということが発生するのですけれども、この除却するに当たってその新たな工事が、もともとあったものを、改修工事なんかすると、もともとあった工事のものを1回除却して、またそれを新たな資産として加えていくのですけれども、その際に除却する部分の資産が非常に高いものの資産を除却していったというふうなことが考えられるというふうに思っております。  次に、固定資産の売却益でございますけれども、こちらの売却益につきましては、今現在県が実施している環状1号線の関係のこの用地の取得のための売却益という内容でございます。  次に、過年度損益修正損でございますけれども、こちらは不納欠損額と、それから今年度において決算整理というものを最後決算のときにするのですけれども、その際に起きた修正損をここで計上していったということでございます。不納欠損額につきましては11万1,339円を不納欠損処理したということでございます。水道の水道料金につきましては、2年間で不納欠損処理をするということで、これは民法上による不納欠損を処理するということでございます。税金とかはたしか5年間と私は理解しているのですが、水道料金につきましてはこちらは民法のほうが適用になりまして、最高裁判例でこちらは2年間にするということになっております。2年間についての不納欠損処理という内容でございます。  また、こちらなぜ不納欠損するかということでございますけれども、やはり住所がわからなくなってしまったとか、あるいは相続が行われてこなかったとか、そのようなことで不納欠損処理をせざるを得ないという状況でございます。  次に、企業債の償還金でございますけれども、ここ近年は償還期間が短くなっているが、この辺はどうかなというふうなご質疑かと思いますが、こちらにつきましては当時当然ながらその辺の将来にわたる財政状況等も踏まえて、これはあくまでも私の想像なのですが、10年というふうな設定をしたかなというふうに考えておるところでございます。ちょっと詳細につきましては、理由等につきましては、ちょっと今現在大変申しわけないですが、把握はしてございません。  以上でございます。 ○小林一雄議長 井口議員。 ◆2番(井口亮一議員) 1点ずつ再質疑をさせていただきます。  資産減耗費が大きかった部分は、いわゆる償却し切れないで、残存価値のあるものがここのところで除却されたと。したがって、金額が大きくなった。除却したものに償却し切れなくて残存価値が存在していたということでよろしいのですか。 ○小林一雄議長 岸野水道課長。 ◎岸野敏彦水道課長 お答えします。  この資産減耗費につきましては、例えば水道管をちょっと例にとりたいと思いますが、水道管は耐用年数が40年ということで、これが例えば今年度工事をしますと、4条予算からの支出ということになるわけですけれども、こちらについては今年度の決算整理で資産に振りかえられますよということになります。今まであった水道管、例えば石綿管があるのですけれども、石綿管をビニール管に布設がえを行ったというふうな話になりますと、石綿管の今までのあった残存価格も含めてなのですが、そこが一回除却をされて、そこに今年度工事したものが新たに資産として計上されていくよということで、新たな工事したもの、今まである既設のものを修繕で工事したものは、新たに資産としてのっかっていくわけですから、その今まであったやつを今までの固定資産から外していくよということで、その外した部分がこの除却費に係るというふうなことだと認識しております。  以上です。 ○小林一雄議長 井口議員。 ◆2番(井口亮一議員) 基本的には、新たに設備したり、投入したりするもののほうが価値が高いということになって、償却されるものというのは残存価値も含めてかなり価値の低いものになっていくので、少し大きいかなというふうな感じはしていますけれども、もうこれ以上お伺いしないことにします。  2つ目の売却益については了解しました。  それから、3つ目の特別損失について、先ほど決算の説明の中で支払区分の損失の部分で一部触れてくれたのですけれども、後段の部分でそのほかの部分も今詳しく触れていただいて、特別損失処理をした部分については全体がわかりましたので、結構です。  それから、最後の4点目の企業債についてなのですけれども、水道事業というのは企業経営ということで企業会計なのですけれども、民間の企業会計と違うのは、起業する際にみずからの資本だけでなくて、市場からも資本を求めることができるのですね。ところが、水道企業の場合は市場から求めることができないから全部借り入れて設備をするのだと思うのです。そういう意味では、頭で借り入れた部分というのはずっと重くのしかかっていくので、それらについてもずっと後々まで負担になっていくということがあって、これらの借り入れは28年ですから、非常に長期の借り入れになる制度になっているわけです。ですから、水道事業についてはとっても借り入れに対して償還が長い期間が認められているという、特に据置期間も5年もあると思うのです。だから、とっても有利なのだけれども、その有利な部分を使わずに10年で返済をするというような起債を起こしているというのは、支払い能力が改善されてきたので、そうした短期に償還するということができるようになったというふうに我々は理解してしまうのですが、その辺についてもこれ以上深くお伺いをしないことにしたいと思いますので、今後研究していただきたいと思います。  終わります。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ここでお諮りいたします。  本議案につきましては、ここで質疑を中断したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  本議案につきましては、その所管であります経済建設常任委員会にご付託申し上げ、休会中に審査いただき、休会明けの本会議においてその審査結果の報告を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、以上のとおり決しました。  ここで休憩いたします。                                   (午後 2時59分) ○小林一雄議長 再開いたします。                                   (午後 3時10分) △議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○小林一雄議長 日程第7、議案第56号 小川町庁舎エコオフィス化改修工事請負契約の締結についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第56号 小川町庁舎エコオフィス化改修工事請負契約の締結につきまして提案理由を申し上げます。  小川町庁舎エコオフィス化改修工事の請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  尾﨑総務課長。          〔尾﨑俊昭総務課長登壇〕 ◎尾﨑俊昭総務課長 命によりまして、議案第56号 小川町庁舎エコオフィス化改修工事請負契約の締結について、内容のご説明を申し上げます。  まず、1の契約の目的ですが、小川町庁舎エコオフィス化改修工事でございます。  2の履行期限は、平成27年2月20日まででございます。  3の契約金額は2億787万8,400円消費税込みでございます。  4の契約方法は、一般競争入札でございます。  5の契約の相手方は、ソーセツ・電成社特定建設工事共同企業体で、代表構成員は株式会社ソーセツ、埼玉県熊谷市広瀬416番地1、代表取締役、熊井戸啓二。構成員として、株式会社電成社小川支店、埼玉県比企郡小川町大字小川379番地1、支店長、久保哲也でございます。  次のページは、建設工事の請負契約書の内容でございます。ただいま申し上げました内容と重複するところもございますが、1の工事名は小川町庁舎エコオフィス化改修工事でございます。2の工事場所は、小川町大塚地内とし、3の工期は本契約の日から平成27年2月20日まででございます。4の請負代金は2億787万8,400円消費税込みでございます。  次に、工事概要をご説明申し上げますので、議案第56号資料をごらんください。2ページ分の1ページは入札結果表で、1億9,248万円の消費税抜きの金額で、ソーセツ・電成社特定建設工事共同企業体を契約の相手方として決定いたしました。  次に、裏面の2ページをごらんください。1の建築概要でございますが、工事の主な内容は、老朽化した空調設備を、都市ガスを利用した高効率空調への改修と既存照明器具をLED照明に改修するものでございます。あわせてビルエネルギーマネジメントシステムの導入により、適切な空調及び照明の管理を行い、二酸化炭素等の排出量の削減を進めるものでございます。  2のスケジュールでございますが、本議会で締結の議決をいただけたなら、工事に着手して、平成27年2月20日に工事完了となる予定です。  次に、3の落札者の決定についてですが、事後審査型の一般競争入札で行いました。入札参加資格は、団体企業だけでなく、地元業者の参入の機会を図るべく、特定建設工事共同企業体も入札に参加できるように考慮いたしました。その結果、特定JVのソーセツ・電成社特定建設工事共同企業体を落札者と決定いたしました。  4の補助金の活用についてですが、当初は補助率3分の1のエネルギー使用合理化事業者支援補助金、これは経済産業省の管轄になりますけれども、これを予定していましたが、環境省の管轄する平成26年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を利用する計画が採択され、既存設備の撤去費を除く事業費の3分の2の補助金の交付を受けることができることとなりました。これらの工事により、年間約120トン余りの二酸化炭素の削減が見込まれることとなります。  以上で議案第56号 小川町庁舎エコオフィス化改修工事請負契約の締結についての内容説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第56号 小川町庁舎エコオフィス化改修工事請負契約の締結についてを採決いたします。  本案は原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○小林一雄議長 起立全員であります。  よって、議案第56号は原案どおり可決されました。 △議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○小林一雄議長 日程第8、議案第57号 小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)請負契約の締結についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第57号 小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)請負契約の締結につきまして提案理由を申し上げます。  小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)の請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出するものであります。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  平学校教育課長。          〔平 博之学校教育課長登壇〕 ◎平博之学校教育課長 命によりまして、議案第57号 小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)請負契約の締結について、内容の説明を申し上げます。  まず、1、契約の目的、小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)。主に旧管理棟と旧体育館の解体工事でございます。  2、履行期限、平成27年2月28日。  契約金額、7,117万2,000円。  契約の方法、一般競争入札。  5、契約の相手方、寄居建設株式会社比企支店でございます。  続きまして、建築工事請負契約書をごらんください。工事名、小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)でございます。工事の場所は、比企郡小川町大字増尾地内。工期、本契約の日から平成27年2月28日まででございます。  続きまして、お配りしてあります議案第57号資料2分の1、入札経過及び入札結果表をごらんください。応札5社、結果は表のとおりでございます。  裏側をごらんください。議案第57号資料2分の2でございます。工事の概要、主な工事、解体工事、外構工事でございます。  2、スケジュール、平成27年2月の28日を工事完成といたします。  3、落札者の決定について。平成26年8月5日の入札により入札候補者を決定し、同候補者から提出された一般競争入札参加資格等確認申請書を小川町建設工事一般競争入札(事後審査型)試行要綱に基づき、小川町入札参加資格審査委員会(小川町請負業者等指名委員会)に諮り、寄居建設株式会社比企支店(滑川町)を落札者として決定いたしました。  4、工事場所につきましては、灰色の濃い部分でございます。  以上で内容の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。  1番、柳田多恵子議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 2点あります。特に体育館なのですけれども、正門の入り口に一番近いところに位置をしていて、生徒たちは必ず通るところに面しています。出入りが多い場所です。それから、近隣の道路はもちろんありますけれども、あと裏側も含めて近隣とも近い位置にあるということで、安全面あるいは解体ということで騒音も出る可能性もあるかなと思うのですけれども、工事に際してどのような配慮がされるのか、1点目として伺っておきたいと思います。  それから、2点目ですけれども、仮に想像して撤去されるとして、かなり空間が出てくると思うのですけれども、そこら辺について活用はどういう活用をされるのかどうなのか。具体的に計画があるのかどうなのか、2点伺っておきたいと思います。 ○小林一雄議長 柳田議員の質疑に対して答弁を求めます。  平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 お答え申し上げます。  まず、安全面での配慮でございますが、工事箇所はフェンスで囲む予定です。そして、ガードマンを配置する予定です。特に生徒が工事場所の前を通るのが登下校時ですので、その時間帯には安全に特に配慮するように指導、指示していきたいというふうに考えております。また、騒音対策でありますが、防音パネルで解体する建物を囲むということでございます。また、振動を起こさないような解体方法をとるということでございます。コンクリートカッター等を使っての解体ということでございます。  2つ目でございますが、あいたスペースの活用方法でございますが、当面駐車場としての活用を考えております。現在西中学校は、駐車場を校地外に借りている状況であります。何か行事を行う際に大きな課題になっているのが、おいでいただくお客様の駐車場不足ということでございますので、当面の間は駐車場として活用ということでございます。  以上です。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) では、1点目から再質疑をさせていただきます。  安全面、それから防音についても配慮されていくのだということなのですけれども、具体的に安全面の部分ではガードマンを配置するということで、かなり緩和できるというふうに思いますし、もちろん小さい子供さんたち、小学生ではないので、中学生という中では、やっていいこといけないこと、きちんと把握をされているので、ある意味では心配ないかなというところもあるのですけれども、騒音について、なかなか個々によって音の感じ方とか違うと思うのです。一番心配なのは、やっぱり近隣の方たちとのトラブルというか、子供さんたちは具体的にこうなのだからというのを理解されているので、受け入れていろんな意味でいかれるし、先生方も受け入れていかれると思うのですけれども、対近隣との関係の中で悪くならないような形でぜひ進めていただきたいと思うのですけれども、その点について考慮等、苦情なども仮な話で申しわけないのですけれども、上がってきた場合などどういうふうに対応するかなど、具体的に話し合われているのでしょうか。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 お答えします。  議会で議決いただきましたら、すぐに寄居建設の現場代理人が決まり次第ですが、よくその点を打ち合わせしまして、近隣にはご挨拶に、説明に伺いたいというふうに思っております。そして、工期中も何回もその状況について聞きながら進めていきたいというふうに考えております。 ○小林一雄議長 柳田議員。 ◆1番(柳田多恵子議員) 近隣との関係は本当に大事だと思うので、1度何かトラブルがあると、ずっとそのトラブルが尾を引いて、対学校あるいは対生徒さんとのよくない関係がずっと続くということがありますので、その点については十分過ぎるほど配慮していっていただきたいと思います。  次に移らせていただきます。当面駐車場として活用ということで、そういたしますと駐車しやすいようにという形でコンクリートで駐車場のような形で整備、駐車場の形でと言うと変な言い方なのですけれども、整備をされて、車がとまれるような形でよく線を入れて、役場ももちろんそうですけれども、駐車場という形でコンクリートを打って整備をされるのですけれども、そういうふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 この旧管理棟の跡につきましては、駐車場としての今おっしゃられたような様式、その他につきましてはどのような形がいいのか、これからまた検討をしていきたいというふうに考えております。 ○小林一雄議長 15番、戸口勝議員。 ◆15番(戸口勝議員) それでは、1点質疑をさせていただきます。  西中はもとより植栽の多い、緑の多い学校なのですけれども、この解体をする上で周りにある植栽はそのまま残していくのか、それともどういう形にしていくのかということと、体育館を壊すに当たり、大きな建物をなくすと、そこで見えてはいけないというか、もともと見えないものが見えるようになったりするではないですか。例えばそこで隠れていた民家が丸ごと見えるようになるとか。今回それが起こり得るのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 豊かな植栽については、なるべく残せるように考えてまいりたいと思いますが、機能面、合理的に考えると、伐採または移動、こういうことをお願いせざるを得ないことも出てくるかなというふうに思います。  それから、今景観といいますか、眺望といいますか、その点について工事によってどのような影響が出るのか、絵にはしてございませんので、なかなか想像の範囲でしかありませんので、その点についても配慮するように担当と話していきたいと思います。  以上です。 ○小林一雄議長 戸口議員。 ◆15番(戸口勝議員) ぜひ50年の歴史を超える西中学校の植栽を生かす形で、子供たちにも目で楽しんだり、目でその癒やしを感じるような学校づくりに寄与していただければありがたいなというふうに思います。  同時に、先ほど体育館の裏手に当たる民家3軒、こちらのほうなのですけれども、ぜひ配慮していただいて、向こう側からすると丸見えという感覚になってしまうのです。それに十分配慮していただいて、対応をとっていただければありがたいと思います。  以上です。 ○小林一雄議長 3番、髙瀬勉議員。 ◆3番(髙瀬勉議員) では、1点お願いします。  今騒音の件に関して柳田議員が触れておったのですが、天災による事故繰り越しから始まって、再々延長を含めて、いよいよ解体工事ということで、2月の末までの契約が今提案をされたのですが、今年度結局、おおむねほぼ1年間工事現場というか、工事の近いところで生徒たちが学校生活を送っているかと思うのですが、いよいよ3年生、受験生が部活もほぼ引退をされて、これからいよいよ受験に向けてというところで本格的に動いてくる。既に動いている。そういった状況の中で、ストレスだとかプレッシャーだとかが多分にあると思うのです。そうなると、やっぱり騒音の部分だとか、今後のこともしっかり配慮しなければいけないのかなと思うところなのですが、この管理棟と体育館の解体、主にはこの大きなところが2点あるのかなと思うのですが、物は違うと思うのですけれども、どちらから解体が進んでいくのか、またこれ同時なのか、その辺が具体に見えませんので、可能なら早いうちにこの近いほうの管理棟を解体していただいてというほうがいいのかなとも素人目には考えるのですが、そのあたりは少し把握をされていたらお答えいただきたいと思います。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 お答え申し上げます。  済みません。確かな記憶ではなくて申しわけないのですが、順番は管理棟からかなというふうに思っておりますが、もう一度この点については確かめさせてください。今議員ご指摘のように、子供たち、生徒の精神面、この安定、そして進路に向けての気持ちの集中、こういったものを乱さないように、できるだけ配慮してまいりたいというふうに思います。 ○小林一雄議長 ほかに。  12番、根岸成美議員。 ◆12番(根岸成美議員) 1点だけ質疑させていただきます。  この入札において、応札をする企業が5社あったということでありますけれども、これについて当初の建築の場合でもそうなのですが、この入札参加資格の審査については県等も行っておる経営審査点数等々については参照しているのか。  それから、予定価格というのが税込みで9,212万4,000円、それに対して今回の落札価格が税込みだと7,117万2,000円ということになりまして、約2,100万円ほどの誤差が出るということになるのですが、これは町として予定価格を積算する場合の積算基準等々に関する整合性についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。
    ◎平博之学校教育課長 お答えします。  まず、入札に際しまして公告する内容でありますが、この間もお話を申し上げましたが、経審点については慎重にその数値を決めていきました。また、この積算につきましては、担当者が慎重に出した数字でございます。今私のほうからの評価というのは差し控えたいと思いますが。済みません。よろしくお願いします。 ○小林一雄議長 根岸議員。 ◆12番(根岸成美議員) 職員のほうで整合性というか、慎重なる積算をしたというお話ですけれども、実際これは企業の経営努力もあるのかもしれませんけれども、2,100万円の差額がある。また、この応札をした企業でいきますと、900万円から1,100万円ぐらいの誤差も出ているということになると、町の基準がどこにあるのか。安かろう悪かろうという施工になるのかなという心配もしています。そういう点においては、何としても難しい問題かもしれませんけれども、その辺については入札の請負業者指名委員会ではどのように捉えておるのか、お伺いしたいと思います。 ○小林一雄議長 影沢副町長。 ◎影沢政司副町長 根岸議員の再質疑にお答えいたします。  議案第57号資料で入札結果表をお配りしてあります。そちらで予定価格、確かに税込みで9,200万円となっております。その下の欄になりますが、制限価格という欄がございます。この工事につきましては、町の要綱に従いまして最低制限価格といたしまして税込み6,900万円余りの最低制限価格という設定をさせていただいた入札でございました。今回の一番低い額の入札をしていただいた寄居建設、税込みですと7,000万円強ということで、この最低制限価格を上回っていたというようなことでございます。この最低制限価格の考え方につきましては、今根岸議員のお話にございましたけれども、安かろう悪かろうというような、そういった工事等を、そういったことにならないように、適切な水準、適正な工事、この形であればやっていただけるであろうという形の価格をあらかじめ申し上げまして、それを超えた業者の中で、それを超えた応札額の中で、一番低い応札をいただいた業者を落札業者としていこうというものでございますので、指名委員会におきましてはこちらの5社応札があって、そして今回落札候補者として決定いたしました寄居建設、こちらが最低制限価格を上回った額というようなことでございますので、この入札結果につきましては適正なものというふうに判断をさせていただいたところでございます。 ○小林一雄議長 根岸議員。 ◆12番(根岸成美議員) ありがとうございます。制限価格ではなく予定価格でいきますと、この制約をする金額が約70%強ということになります。そうになりますと、当初見積もりをしたものから3割の歩切りということで、本来ここ建設単価等いろいろな中で上昇している部分もあるのですが、どう考えても整合性が合わないような気がしております。やはり解体も今分別だとかいろいろございますし、またこれ解体だけではなく、大きく分けて3つの工事になっております。外構工事、それから近隣の今までの工事をする前、工事後ということの調査等も入っております。複合的なものになるのですが、3割の減というものは余りにも企業努力だけでは対応できないのではないかなというふうにも思います。やるという限りはぜひやっていただいて、間違いのない形で事故等が起こらないようにしていただきたいと思います。  また、この57号資料の2の2の部分で見ますと、旧体育館のところにつきましては耐圧盤新設という文字が出ておるのですが、これについてお聞きしたいのと、防護柵新設という部分がありまして、この部分が旧管理棟、それから体育館の部分において一部土地の高低差がある場所なのかなということで、防護壁の新設というふうにうたわれているのだと思うのですが、その辺の細かい部分についてもお聞かせいただければと思います。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 お答えします。  防護柵につきましては、議員がおっしゃるとおりでございます。高低差がありますので。  それから、耐圧盤工事につきましては体育館の部分、特に土地を抑えるということで、今まで体育館の上物が乗っていた分の同じぐらいの重量、これをコンクリートを打つ工事というふうに確認しております。 ○小林一雄議長 根岸議員。 ◆12番(根岸成美議員) 最後の質疑になりますが、これ工事期間、やはりさっき髙瀬議員も申し上げましたけれども、2月末、5カ月間これからあるということの中で、やはり中学生、3年生になりますと受験という一つの山というか、一大イベントというかがあります。そういうことに関しても、いかに静かに振動がないという話をしたとしても、やはりいろいろなものが影響として出てくると思います。それに関しては、学習環境であるとか安全対策であるとか、万全に行っていただいて、間違いのない形でお願いしたいということを強く要望し、終了とします。  以上です。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。  11番、大戸久一議員。 ◆11番(大戸久一議員) 1点だけです。この工事には、解体の監理者はついているわけですね。伺います。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 学校教育課の担当が監理を行うということで進めてまいります。 ○小林一雄議長 大戸議員。 ◆11番(大戸久一議員) それでは、監理者がいないということで、お願いなのですが、当然工期の問題等は今までいろいろ議論してきて、工期あるいは工事の進め方、それで解体工事は意外と図面では表現し切れない部分がかなり出てくるのです。そういう部分で、もう一度契約から工事完了の解体工事完了までをシミュレーションしていただきまして、できるだけ多くの人数で検討していただきまして、もう一度工事施工者としっかり契約、本契約前にその部分をしっかり文書で残すなり、約束という形、書面で残せるような形をとっていただければと思いますが、お願いで結構です。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第57号 小川町立西中学校改築工事(二期解体工事)請負契約の締結についてを採決いたします。  本議案は原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○小林一雄議長 起立全員であります。  よって、議案第57号は原案どおり可決されました。 △議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○小林一雄議長 日程第9、議案第58号 物品購入契約の締結についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第58号 物品購入契約の締結につきまして提案理由を申し上げます。  和紙資料活用事業のため、小川和紙資料館所蔵資料を購入したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 続いて、内容説明を求めます。  飯野産業観光課長。          〔飯野豊司産業観光課長登壇〕 ◎飯野豊司産業観光課長 命によりまして、議案第58号 物品購入契約の締結について、内容の説明をさせていただきます。  この物品購入契約につきましては、紙問屋を営んだ個人の方が昭和58年に設立した小川和紙資料館の所蔵の和紙資料を一括購入するものです。小川町は、和紙を生かした町づくりを進める町です。既に小川町と言えば和紙というイメージが定着していると言えますが、ことしは細川紙を含む日本の手すき和紙技術が、ユネスコの無形文化遺産としての登録が期待され、さらに和紙の町としての評価を高めるものと思われます。今回和紙資料を購入することで、文化財的、歴史的な資料として保存、活用を図ることはもとより、展示などを通じてユネスコ登録にあわせた観光資源として有効的な活用を図れると考えています。  それでは、物品売買契約書の主な内容につきまして説明させていただきます。次ページの写しをごらんいただきたいと存じます。甲が買い主である小川町、乙が売り主である吉野章氏です。第1条は、契約の内容です。物品名は和紙資料で、数量は目録には記載してございますが、3,159タイトルで、点数としては5,822点となっています。契約金額は1,200万円で、引き渡し期限は本年10月17日、引き渡し場所は小川町大字青山475番地の小川和紙資料館です。契約保証金は免除、また議会の議決を経た後、本契約としての有効を有するとした特定条件を付しております。また、2条から8条までは物品の引き渡しや契約金額の支払い及び遅延した場合の遅延利息、甲の契約解除権、引き渡しまでの危険負担等を定めております。  なお、この契約においては、購入する物品が代替のきかない特定物であることから、引き渡しを現在の保管場所である小川和紙資料館としているほか、第7条において引き渡しまでの危険負担については乙の負担としています。  以上、議案第58号 物品購入契約の締結につきましての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。  6番、山口勝士議員。 ◆6番(山口勝士議員) 今回全協のほうで再検討の部分もあって、実際にこのものがこの後どういうふうに直ちに活用されていくのかというのが正直心配している部分もあります。  そこで、幾つか当然かもしれませんが、これらのまず内容等が、よくあるのは、特定の課なり特定のところで眠ってしまって、常設とかそういう内容に関しても、なかなか物がたくさんあるにもかかわらず活用されないというようなことがよくあります。そういう点からすると、まずその保管の前に、それらの品物の一覧というか、それらがしっかりと共有できるかどうか。場合によっては、今回の場合にはユネスコ登録ですから、例えば細川紙に関する部分もあるかもしれませんが、その一覧表なりが石州なり美濃なりに、小川町ではこういう和紙としての資料として、こういう一覧表のものを貴重な資料として保管しています。これらについて、場合によってはそちらで何らかの展示会をする場合には、運搬費用とかそういう問題はあると思いますが、有効に活用していただいても結構ですとか、やはりそうした今後の利用をしっかり考えて、初期の段階でしっかりと管理できるような体制をつくるべきだと思うのです。それによって、ほかの人たちがそれを見ながら、こういうふうに使える、こういうときに使える。また、季節ごとのイメージで展示を変えられるということにつながると思いますので、大変な量かもしれませんが、最初は大変だと思いますが、その辺の有効活用、いろんな他の石州や美濃を含めて、いろんな日本文化、そうしたところにも何らかの形で、それだけすばらしいものであれば、情報としてきちっと提供して活用してもらう。それから、今後和紙センターで展開するのに当たっても、季節ごとにあそこに行けばまた新しいものが見える、またいろんな展示会が開催、変わっていくというような方向とかも含めて、しっかりと検討していただきたいと思うのですけれども、その点どうでしょうか。 ○小林一雄議長 飯野産業観光課長。 ◎飯野豊司産業観光課長 お答えします。  今説明しました3,159のタイトル、5,822点ということ、膨大な資料でございます。こちらについては、その用途、用途のところで目録等が仕上がっておりますので、その中では文化財担当と私ども産業観光課、よく連絡を取り合いまして対応を図っていきたいと思います。資料的なもの、お互い美濃、石州半紙、それぞれ団体があります。そこには細川紙技術者協会が対応という形になると思うので、そういうところですと生涯学習課を通じた情報交換のやりとりがなされる形もあるかと思います。それと、後段のほうの活用の関係です。産業観光課としてもこれは町の貴重な資料としてすぐ展示という形もできませんけれども、行く行くは展示スペース、常設展示スペースですね、それを確保して、そこのところで議員が述べられたように、やはり年に何回かそれを展示がえをしながら、皆さんに見ていただくような形を考えていきたいと思っています。 ○小林一雄議長 山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) ユネスコとしての伝統技術を残していくということですので、その先進地であり、それが世界的に、また日本的にそこが中心になって、日本の和紙という技術をきちっと伝えていく責任を負うという点からすれば、この資料の活用、そしてそれをどうほかのところに展開していくかということが責任の一つだと思うのです。ただ残していくというだけではなく。そういう点からも、ぜひ今のようなご提案をいただきましたので、よろしくお願いします。  終わります。 ○小林一雄議長 3番、髙瀬勉議員。 ◆3番(髙瀬勉議員) では、1点お願いします。  地元という表現はよくないのでしょうけれども、私も縁あって、本当に物心ついた子供のころからこの資料館、遊び場というと失礼なのですけれども、本当に思い出深い場所、また資料であります。長らく閉鎖されていたこの資料館、またその展示され、公にならないでしばらく来たこの資料が、いよいよこれで公にまた表に出るなということで、大変感慨深いのですが、いわゆる記憶している限りでは、5,800有余の点数ということでご案内いただいたのですが、そのほぼおおむねを多分購入させていただいた中で、いわゆるその保管場所の部分というのは少し心配をしています。今後和紙の体験センターがリニューアルをされて展示されていくということでお話は伺っているのですが、なかなか一辺には全部はということにはいかないと思いますので、どうしても多数は保管をせざるを得ないと思うのです。そのあたりの保管の環境だったりというのを少し教えていただきたいと思います。 ○小林一雄議長 小澤生涯学習課長。 ◎小澤孝生涯学習課長 今回購入資料の保管につきましては、当面旧上野台中学校に保管しまして、そこで一応目録はできているのですけれども、そこでさらに文化財担当を中心に分類、整理して、展示に備えるという形をとる予定でございます。  以上です。 ○小林一雄議長 髙瀬議員。 ◆3番(髙瀬勉議員) さまざま資料があるかと思うのですけれども、それが果たして旧の上野台中学校が保管場所ということで全てが適当かどうかは、ちょっと私も専門ではないので、わからないのですが、いずれにしろ旧上野台中学校の活用という観点からすると、今回の議案とちょっとかかわってこないと思うのですけれども、そうするとまたちょっと違うのかなというのが正直で、今後その活用が図られますよ、具体になってきたときには、ではそのときにはこの資料は次はどこに保管するのかなと、そういうある部分心配も今のご答弁の中からは感じるのですが、先々の話になっては、活用の意味ではちょっとよくないのかなと思うし、その辺がちょっと私も何とも判断しかねる部分があるのですが、その先々のことも踏まえて、旧上野台中学校が果たして本当にその資料の保管場所に適当なのかどうか、もう少し具体にお話を伺いたいと思います。 ○小林一雄議長 飯野産業観光課長。 ◎飯野豊司産業観光課長 お答えします。  現実今の状況の中で一時保管というような形にはなるかと思います。ただ、これが10年、20年という一時保管ではないと信じております。基本的に和紙体験学習センター、そのものについてこれから議論していく形にはなりますが、今の形のものを残すにしても、やはり常設展示場は何とかつくっていこうと。その部分については、全部は展示するスペースはございませんから、保存庫というのですか、湿気や何かを調整する。そういう施設や何かは設置していく。その中に保管をしていく。これはこれからのことですけれども。ただ、今現在この契約を受けて、この資料を町に移管すると。その場合に、今現在ですと生涯学習課長がお話ししたとおり、旧上野台に一時保管をしないと保管する場所がない。現実に今の和紙体験学習センターでは空調的なものの施設はございませんので、長雨ですと湿気でどうしようもなくなる。紙はやはり湿気が一番怖いものですから、そういうところへいくと、まだ状況の中では旧上野台のほうがはるかに環境がいいというふうに認識しております。  以上です。 ○小林一雄議長 髙瀬議員。 ◆3番(髙瀬勉議員) 大変貴重な資料であって、契約させていただいた、具体的には正確にはお父様というのでしょうか、私の代から言うとおじいちゃんという表現になるのですけれども、本当に昔からそんなご苦労もいろいろ話を伺った経過もありましたものですから、ぜひ計画を持った中でしっかりと保管されて、また皆さんに展示がされていけばいいのかなと思います。よろしくお願いします。終わります。 ○小林一雄議長 15番、戸口勝議員。 ◆15番(戸口勝議員) この契約金額について、質疑をさせていただきます。  ちょっと私も町民の目線で、また納税者の目線で1,200万円という金額がどのように算出されたのかな。当然目ききやら鑑定士によるものなのか、それがどういったことでそれが価格的に出たのかということについてお伺いします。 ○小林一雄議長 小澤生涯学習課長。 ◎小澤孝生涯学習課長 お答えします。  今回の購入に当たりましては、資料館の資料を一括購入するということでございまして、所有者の方との交渉によって価格が決まったわけでございますけれども、その過程において県立歴史と民俗の博物館の評価委員の方や和紙文化協会の方等の意見もお聞きはしております。多くの貴重な資料が含まれ、資料の散逸や傷みの進行も懸念されるところではございますが、今後入手できない資料等多くあるということもございまして、その交渉の過程では町長とも話をしながら決定した価格でございます。  以上です。 ○小林一雄議長 戸口議員。 ◆15番(戸口勝議員) 先ほども言いましたとおり、納税者の皆さんが1,200万円というこの公費を投入しての文化財の購入なのですけれども、事実そこには鑑定というものがなくして1,200万円の授受がされるということなのです。少々私、文化財的で大変すばらしいものだということは伝わってくるのですけれども、そこになぜか太鼓判がないというところが心配な部分があるのです。町民の方、納得するのかな。見て、多分私もわかりません。1,200万円という価値が。そこに価値を見出すのは、やはり鑑定士であるのかなというふうに私も思ったものですから、この質疑をさせていただいたのです。もしよろしければ、鑑定士を頼んでいただいて対応をとっておいたほうが、問題がなかろうかなというふうにも思います。  以上、質疑ではないのですけれども。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第58号 物品購入契約の締結についてを採決いたします。  本案は原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○小林一雄議長 起立全員であります。  よって、議案第58号は原案どおり可決されました。 △議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○小林一雄議長 日程第10、議案第59号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第59号 教育委員会委員の任命につきまして提案理由を申し上げます。  小川町教育委員会委員である岡本圭子氏の任期が、平成26年9月30日をもって満了となるため、同氏を再任することについて同意を得たいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、この案を提出するものであります。  なお、同氏の略歴等につきましては、議案第59号資料をご参照いただきまして、ご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。  6番、山口勝士議員。 ◆6番(山口勝士議員) 済みません。全協を欠席していたので、もし理解していなかったら申しわけありません。  来年度から新しい教育委員会制度がスタートします。そうすると、その段階で教育長、教育委員長も含めて来年度、この3月になるのでしょうか、それで全員の新しい提案という形になるのでしょうか。 ○小林一雄議長 平学校教育課長。 ◎平博之学校教育課長 新しい教育委員会制度につきましては、先日文科省のほうで説明がありました。それに引き続き、埼玉県で説明があったばかりでございます。来年4月から新しい制度が導入されるわけですが、新しい体制に4月1日からと、全ての市町村が4月1日から入るというわけではございません。という今説明です。ただ、4月1日に向けて、いつでも入れるようにしっかりと準備を整えておく必要があるということでの数カ月ということで認識しております。  以上です。 ○小林一雄議長 山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) 済みません。制度としては各町、県もそうかもしれないけれども、実態に合わせたある程度の運用期間というか、その期間の間にすればいいということなのですか。その辺のこと、ちょっと今の説明だとよくわからないのですが。 ○小林一雄議長 関根教育長。 ◎関根則夫教育長 お答えを申し上げます。  この間の全協でも課長から説明をしたわけですけれども、来年の4月から新しい制度に入ると。それに対して岡本委員長、今比企の会長もやっておりますので、そういう中でもこれからの引き継ぎ、今まだ私たちにも説明がないのです、最終的には。これから教育長会でどういうふうな形でやっていくかというような説明があると思います。ただ、4月の段階で全部が全部ぱっと変わるということは、今の段階で何の準備もできていませんので、一つには首長が入ってくる。そういうふうなものの案は出ていますけれども、あとの中の具体はこれからいろいろ検討していくと。そういう中で進めていきたいと思っていますので、特にまた岡本委員の場合は今委員長をされていますので、引き継ぎの中でその辺についてもしっかりやっていただかなければいけないかなと思いまして、選任したわけでございます。  以上でございます。 ○小林一雄議長 山口議員。 ◆6番(山口勝士議員) これは賛否両論いろいろありましたが、とりあえず首長のほうが教育委員、任期4年、それから新教育長、任期3年、そして総合教育会議というものの準備等が始まるですので、これ町長、最後に町長の現段階のお考えを聞かせていただいても構わないでしょうか。 ○小林一雄議長 松本町長。 ◎松本恒夫町長 山口議員の質疑にご答弁申し上げます。  今教育長が答弁されたように、いろんなこれから要素が加わってくる。来年の4月1日から、いよいよ国の施策でもって教育委員会制度はかなり変わってくる。これについて時間的にそれほど余裕がありませんので、部内関係者と相談して、しかるべき方向を見出していきたいな、そんなふうに思っております。したがいまして、そういった任免権につきましては私今度持ちますので、そういったことを皆さんと協議して、いろいろな角度から、それぞれの立場から考えて、しっかりと答えを出していきたい。このように思っております。  以上です。 ○小林一雄議長 ほかにございますか。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第59号 教育委員会委員の任命についてを採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本件はこれに同意することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○小林一雄議長 起立全員であります。  よって、議案第59号は同意することに決しました。 △議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○小林一雄議長 日程第11、議案第60号 監査委員の選任についてを議題といたします。  本議案に対する提案理由の説明を求めます。  松本町長。          〔松本恒夫町長登壇〕 ◎松本恒夫町長 議案第60号 監査委員の選任につきまして提案理由を申し上げます。  小川町監査委員であります吉田照滋氏の任期が、平成26年9月30日をもって満了となるため、後任者として田端文夫氏を選任することについて同意を得たいので、地方自治法第196条第1項の規定により、この案を提出するものであります。  なお、同氏の略歴等につきましては、議案第60号資料をご参照いただきまして、ご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小林一雄議長 これより質疑に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて質疑を終結したいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。          〔「なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 これにて討論を終結いたします。  これより議案第60号 監査委員の選任についてを採決いたします。  この採決は起立によって行います。  本件はこれに同意することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立全員〕 ○小林一雄議長 起立全員であります。  よって、議案第60号は同意することに決しました。 △請願の委員会付託について ○小林一雄議長 日程第12、請願の委員会付託についてを議題といたします。  本定例会で受け付けしたものは、請願2件であります。ご送付申し上げました文書表によりまして、議会事務局長から件名等朗読させ、さらにご付託します所管委員会を申し上げますので、ご了承のほどお願いいたします。  議会事務局長。          〔事務局長朗読〕 ○小林一雄議長 ただいま議会事務局長朗読のとおり、所管委員会にご付託申し上げ、休会中の委員会において十分なるご審査をいただき、その結果につきまして休会明けの本会議において委員長から報告を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林一雄議長 ご異議なしと認めます。  したがいまして、請願第7号は厚生文教常任委員会、請願第8号は総務常任委員会にご付託を申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 △散会の宣告 ○小林一雄議長 本日はこれにて散会といたします。  お疲れさまでした。                                   (午後 4時20分)...