宜野湾市議会 > 2022-12-22 >
12月22日-08号

ツイート シェア
  1. 宜野湾市議会 2022-12-22
    12月22日-08号


    取得元: 宜野湾市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    令和 4年 12月 定例会(第448回)   令和4年第448回宜野湾市議会定例会会議録(第8日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和4年12月22日(木)                       午後2時26分(散会時刻)1.出席議員(26名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   呉屋 等     2   棚原 明       3   松田朝仁     4   嶺井拓磨       5   下地 崇     6   プリティ宮城ちえ       7   座間味万佳    8   伊佐文貴       9   平安座武志   10   知念秀明      11   上里広幸    12   宮城 優      13   我如古盛英   14   知名康司      15   石川 慶    16   山城康弘      17   又吉 亮    18   伊佐哲雄      19   宮城政司    20   濱元朝晴      21   宮城 克    22   上地安之      23   伊波一男    24   岸本一徳      25   屋良千枝美   26   桃原 功2.欠席議員(なし)3.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      仲村宗男   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄4.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     川上一徳   次長兼総務課長  仲村厚子     議事担当主幹   平田駒子   議事係長     大城拓也     主任主事     棚原裕貴   主事       伊佐直樹     主事       又吉竜希5.会議に付した事件は議事日程第8号のとおりである。              議事日程第8号         令和4年12月22日(木)午前10時00分開議 日程第1 一般質問    (1)棚原 明     (2)桃原 功    (3)我如古盛英呉屋等議長 おはようございます。ただいまから第448回宜野湾市議会定例会第8日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第8号のとおり進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。2番 棚原明議員の質問を許します。棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) 皆さん、おはようございます。議席番号2番、絆輝クラブ、伊佐区出身の棚原明でございます。議長よりお許しをいただきましたので、通告どおりの内容で一般質問を行ってまいります。よろしくお願いいたします。 まず初めに、市道伊佐号道路改良事業についてお聞きいたします。場所の説明を行いますが、宜野湾市伊佐にあります県下水処理場浄化センター施設前の道路から、北谷北前の道でございます。北前安良波線という道路になります。そこのお話を少しさせていただきます。皆様の御存じのとおり、平成26年に市道伊佐号道路改良事業が計画されて、現在で8年目を迎えます。いまだに工事の進捗もないこの道路事業ではありますが、改めて再度、事業計画の内容説明をお願いしたいと思います。 あとは自席から質問を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。棚原明議員の御質問にお答えいたします。市道伊佐号道路改良事業につきましては、西海岸地区の開発に伴い、交通量増加の傾向にある市道伊佐1号において、コンベンションエリアへの連結道路としては狭隘であることから、西海岸地区に存在する各施設へのアクセスの向上及び地域間の交流、連携を促進し、交通環境の改善を図るものとして事業を進めているところでございます。 事業概要でございますが、事業延長122メートル、埋立て面積1,520平方メートル、沖合へ約13メートル埋め立てし、北谷町の整備する北前安良波線に結ぶ計画となっております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) 続きまして、進捗状況について伺います。現在までどのように進んでいますでしょうか。また、現在、どのような課題があるのか、御説明お願いいたします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。平成30年度には、護岸設計及び管理引継ぎにつきまして、沖縄県との協議を進めてまいりました。また、令和2年度からは、浦添宜野湾、那覇市沿岸、那覇地区の3漁協への事業説明を経て、令和3年度には漁業補償交渉を開始しております。計画では、令和4年度に補償契約し、令和5年度には県から埋立て許可を受け、工事に着手という計画でございましたが、市が示した漁業補償額共同漁業権第15号の権利者である3漁協から成る交渉委員会の要求額に乖離がございまして、補償交渉が難航している状況でございます。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ただいま説明があったように、漁業者との補償交渉ということで話がありました。では、この課題となっている漁業者との補償交渉についてですが、宜野湾市としての見解をお聞かせ願いたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。漁業補償額について、市からの提示額は、公共用地の取得に伴う損失補償基準に基づいて算定しておりますが、3漁協の要求額を満足するには、大変難しい状況でございます。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。漁業者との補償交渉が難航しているというお話でございました。では、この事業に対しての今後どのように取り組み、どのように進めていく予定でございますでしょうか、予定をお聞かせ願いたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該事業は、国庫補助を受けて進めている事業であるため、漁業補償の設計根拠は重要でございまして、また埋立て許可において補償契約は必須となっております。現在、この事業は補償交渉が難航しておりますが、3漁協に事業の必要性を丁寧に説明し、取り組んでまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。続いて、ぜひ市長にもこの件をお聞きしていきたいと思います。 この大事な道路改良事業を前に進めていくためには、まずは先ほどからの補償交渉が解決できないと何も進まないわけでございます。これまでのやり方では進むわけがないと思っております。ぜひ別の角度からの進め方も検討していければと思います。ぜひこの事業を市長も含めて宜野湾市が本腰を入れていくためにも、皆さんと一緒になって取り組む必要があります。 これは、市長、本当に一般道路という現在は解釈ではなくて、今後、宜野湾市の都市計画道路としても、また西海岸の要となる道路ともなっていくと思います。最初の段階では、北谷町との接続道路がそこまでは考えていなかったと思いますけれども、現在ではあの大きな北谷町の美浜の本線となって、宜野湾市の伊佐のほうに接続されている状況がありますので、今後、西海岸のまちづくりをつくるに当たっては、ぜひ市長の力も本当に必要となっております。私も今後北谷町に出向きまして、私の地元の伊佐の実情であったり、宜野湾市の実情であったり、いろいろと訴えていきますけれども、ぜひこの事業を進めていくためにも、市長の見解、申し訳ないですけれども、よろしくお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 市長。
    松川正則市長 おはようございます。御答弁を申し上げます。今、建設部長から答弁をしておりますが、やはりこの市道伊佐1号というのは、大変重要な道路だと捉えております。そこで、改良も含めまして、拡幅も含めまして計画をしたところでございますが、やはり西海岸のこれだけ発展をしているこの宜野湾市、北谷町、そことのつなぎの道路として、大変交通渋滞も起こしておりますし、地域住民にとりましても交通安全の観点からも早めに取り組まなければということで、計画もしてまいったわけです。既にもう6年余が経過もしておりますし、私も都度、その状況は建設部のほうから報告もいただいておりますが、いかんせん漁業補償交渉が非常に難航していると、先ほど来答弁がございますように、3漁協との協議、あるいは補償の関係、そこはしっかり市長としても、あるいは副市長としても、この交渉に何らかの形で取組ができればというふうに考えております。 いかんせん早めの開通に向けて何らかの別の考えということもありましたが、まず現在取り組んでいるこの交渉状況をしっかり私も含めて取組を鋭意頑張ってまいりたいと考えております。今後、また状況ございましたら、報告をさせていただきます。以上です。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) 松川市長、ありがとうございます。地元としましてもこれに面している県下水処理場浄化センター、沖合移設で地元伊佐と県とでこの伊佐1号の拡幅を大きくしたり、いろいろと話をしている段階でもございますので、ぜひ県と市と本当に一緒になって、この伊佐1号を立派な道路にぜひしていただきたく思い、今後も一生懸命取り組んでまいりますので、お願いしたいと思います。 以上で、1番目の質問は終わりたいと思います。ありがとうございます。 続きまして、2番目の一般質問でございます。西海岸商業施設の避難路についてでございます。事業者に向けた地域防災計画について伺います。平成23年3月11日、三陸沖を震源地として発生したマグニチュード9.0の巨大地震では、東日本各地の沿岸に大津波をもたらし、死者1万5,900名、行方不明者2,523名という未曽有の大災害となりました。災害後において国が定めた津波防災地域づくりの推進に関する基本的な指針に基づいて、宜野湾市も津波防災地域づくり総合ビジョンが示されていると思います。その目的には、市民の生命、財産、経済活動を守る津波に強いまちづくりを行うとあります。この計画区域であり、津波浸水想定区域西海岸商業工業地域の皆様に対して、これまで宜野湾市はどのような津波対策、減災に取り組んでこられましたでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 おはようございます。棚原明議員の御質問にお答えいたします。津波浸水想定区域の大山7丁目準工業地域一帯の事業者に対する津波、減災対策でありますけれども、緊急速報メール防災行政無線を活用した情報伝達手段の整備、周辺道路への海抜表示板の設置に向けて取り組んできたほか、市の津波避難訓練への参加の呼びかけなどを行ってまいっております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。私のほうは、伊佐区で自主防災組織の役員でもありますので、お隣にあります株式会社サンエー周辺の避難訓練など、どういうふうな形になるのかとても気になることでございました。 今回、宜野湾市に質問したいのが、この株式会社サンエー周辺津波避難を想定した場合、避難場所はどこになるのか、お尋ねいたします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。当該事業者周辺の津波による避難場所でございますけれども、津波一時避難ビルとして指定をしてございます伊利原市営住宅への避難が短時間で避難が可能な場所というふうに受け止めております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) では、このサンエー側商業施設のほうから伊利原市営住宅側へ逃げ込むには、避難経路として、どこを通って避難することが最善策と言えますでしょうか、お答え願います。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。サンエー周辺から伊利原市営住宅への避難でございますけれども、間に通っております用水路を迂回をして、国道58号バイパスから避難するルートが最短だというふうに考えております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) 避難路についてお話がありました。サンエーさんにお話ししますと、約600名余りの方たちがおられるそうです。まずもってサンエーの周辺の皆さんに聞きますと、1,000名余りの方たちがいるだろうということを想定しまして今の話を聞きますと、多くの避難者を安全にいち早く避難させるためには、今話したサンエーと伊利原市営住宅の間にあります用水路へ橋の建設が必要と考えますが、皆様の御見解をお願いします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えをいたします。サンエー側から多くの避難者の皆さんを迅速に避難させるためには、用水路を迂回せずに避難所へ逃げられるルートがあれば有効だというふうに考えております。今、議員から提言がございます用水路の橋の建設につきましては、用水路の管理者や道路担当者へも情報を提供しながら、意見交換をしてみたいと考えております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございました。どうかこの橋が皆さんの命を守るそのかけ橋となりますように心から願うところでございます。 続きまして、その次の質問2のその他の提言でございますが、先ほど話した西海岸地域には、もっと多くの商業地域工業地域がございます。ただ、その方たちを守るには、やはり多くの一時避難ビル、垂直に逃げられる5階以上の建物を想定されている部分が今の避難ビルと言われているところです。ぜひ西海岸の津波浸水想定区域への、最近立ちました大きなマンションや構造物への一時避難ビルの指定に取り組んでいただけたらと思いますが、皆様の御見解をお願いいたします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えをいたします。本市におきましては、現在、津波浸水想定区域内の公共施設や民間建築物等で災害時の想定よりも高い階層を持っております27か所の施設について、津波一時避難ビルと指定をしている状況でございます。 議員御提言のとおり、近年、当該地域におきましては、新設された高層の建物等について津波一時避難ビルの指定が可能かどうか、建物の所有者を含めて意見交換を行ってまいりたいと考えてございます。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。今後も宜野湾市、また私のほうも一緒になって取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 2番目の質問は、これにて終わらせていただきます。 続きまして、市の庁舎の玄関ロビーについて少しお話をさせてください。まず、正面の玄関ひさし、屋外のひさしのほうが完成したということで見に行きました。とてもきれいに立派な玄関ができておりました。話によりますと、工法を変えながら、とてもいい工法を使われて今回改修がされたというお話でありました。 また、本日、正面玄関へ行きましたら、1階の階段横にフォトスペースが今日誕生されていました。いろいろ見たところ、今回お話がありました羽衣の布をまとった、またリボンのほうにはサンダンカの花がついたハローキティちゃんが相当大きく飾られていて、そこに結婚されて婚姻届を持ってきた方であったり、また出産の出産届を持ってきた方であったり、また手続等で来られた方がここで写真を撮って、記念になれる場所を今回作っていただいたということで、本当に宜野湾市もこれからそういう市民を大切にする一つのブースができたなと思って、今日朝一番で見てきたところでございます。 私の質問へと移らせていただきます。市庁舎玄関としての現状を伺っていきます。市役所玄関スペースでは、市民サービスへの現状でございますが、市民が多く利用する場所でございますので、利用しやすく使いやすく分かりやすくする必要があると思います。先日、浦添市役所沖縄市役所に伺ってまいりました。皆様のほうには写真を添付して渡していると思います。市民目線で、具体的にどういうことかと申し上げますと、玄関ロビーの案内や各担当課へ導いてもらえる動線の表示を分かりやすくする必要があると考えます。沖縄市役所では、地面の足元に分かりやすく行き先が表示され、また階段にも上り下りの位置がはっきりと分かりやすく表示されていました。また、両方とも市民がよく使用するトイレには、衛生的な自動水栓が使用された設備がとても充実されておりました。また、そのほかにも沖縄市役所には、無料で預かっていただける託児所が設置され、市民からとても助かっていると、時間のかかる手続では小さな子供を預かって、安心して手続ができますよと、私がお伺いしたときも1歳にならない子供を預かって、お母さんは手続に行っておられたという話がありました。 また、浦添市では、玄関を入りましたらとても大きな空間にプロ野球のキャンプ地であるというそういうことをとても意識して誇りに感じているようなそういう飾りつけがされておりました。沖縄市においてもそうでしたが、ぜひ子供から大人まで、この宜野湾市に来られた方たちが見て、楽しめてわくわくするような仕掛けづくりをお願いしたいと思います。他市から学べることがたくさんあると思いますが、前向きな答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。まず、棚原議員からございました資料、私も受け取ってございます。大変ありがとうございます。 本市の庁舎玄関ロビーですけれども、これまで行政情報や地域活動等の情報発信の場として活用をされてきました。本庁舎執務室の狭隘化や多様化する行政サービスの対応等で、受付窓口を設置できるスペースが本庁内で不足をしておりまして、玄関ロビーマイナンバー関連クーポン券発行事業等でそのスペースを利用せざるを得ない状況となっており、玄関ロビー大変狭隘化をしている状態となっております。 しかしながら、議員から調査も資料もいただきました。あるいは、また提言もいただいておりますように、来庁される市民の方が利用しやすく使いやすく分かりやすい庁舎にするためには、日々の改善あるいは工夫が必要だというふうにも感じてございます。 一番のネックでございます面積が十分取れないというところで物理的な制限もありますけれども、現行の中で、宜野湾市独自の中で、他市の状況も確認はしますけれども、狭隘化の中でもどういった形でできるかということをちょっと研究させていただいて取り組んでまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。本当に前向きな答弁ありがとうございます。 では、2番目の今後の改善への取組につきまして、市長もしくは副市長のお答えがいただけたらと思いますが、この玄関ロビーについては、お話を聞きますと、先輩議員さんたちも幾度となく改善を要望してきたと話を聞いております。ぜひ強いリーダーシップの下で、宜野湾市の顔となります玄関のロビーを強力に改善していただきたいなと思っております。ぜひ力を入れて、いつも後回しになる玄関ロビーだと聞いておりますが、この宜野湾市を一番にするためにも、市民の方たちの協力も必要でしょうし、宜野湾市の玄関ロビーをもっと華やかに、もっと力強い意気込みで立派にしてもらえると、またさらに宜野湾市も盛り上がるのだと思いますが、ぜひ市長もしくは副市長でその改善への取組の答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 おはようございます。私のほうから答弁させていただきます。議員の御提言、非常に心に来るものがございまして、他市の状況なども写真をいただきまして、ありがとうございました。 ただ、総務部長からもございましたように、非常にスペース的な問題で、うちの市役所そのものがかなり古い建物だということで、2月の末から4月の半ばにかけての人の異動のあるときが物すごく人がロビーに集まってしまうような状況がございまして、そこでずっと以前から議員の皆さんから言われているおくやみコーナーなども開設できないような状況にございますので、議員御提言のことをしっかりと踏まえて、今後、担当部署とも検討していきたいと思います。ありがとうございます。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。また、一緒になって取り組めたらと思います。よろしくお願いいたします。 では、4番目の質問に移りたいと思います。私の地元にありますし尿処理施設清水苑の跡地につきまして、現在の工事の状況を伺いたいと思います。お願いいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 おはようございます。棚原明議員の御質問にお答えいたします。し尿処理施設宜野湾清水苑につきましては、施設の老朽化に伴い、新たに環境省の循環型社会形成推進交付金を活用した下水道放流方式による汚泥再生処理センターとして倉浜衛生施設組合が整備しており、令和4年4月より供用開始しております。 進捗状況につきましては、現在、返還に向けて旧施設を解体工事中であり、令和5年3月末までには解体工事を終え、倉浜衛生施設組合から市へ返還される予定となっております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。次の質問2の今後のこの建物を工事した後のスケジュールについて伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えをいたします。現在、解体中のし尿処理施設につきましては、解体の工事完了後、現場確認等を行い、原状回復が確認をされた後に引渡しを受ける予定となってございます。その後は、普通財産としまして総務部のほうで所管をすることとなりますけれども、その跡地利用につきましては、関係各課との意見交換、あるいは協議を行いながら検討も進めてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。ここからは少し、5分ばかりお話しさせてください。現在、解体工事をしているし尿処理場ですが、私の地元である伊佐区において、47年前に建物の建設に反対した闘争の事実をこの機会にお話しさせてください。 この内容は、伊佐区の歴史がつづられています伊佐史、字史の中にございます。当時の自治会長、宮城善正氏が詳細に闘争の問題の状況を取りまとめており、その一部を抜粋してお話しいたします。 1975年、昭和50年7月、伊佐区内の埋立て市有地に、沖縄市、北谷町、宜野湾市の2市1町によるし尿処理場建設の話が持ち込まれ、建設反対闘争の大問題になりました。早速、緊急役員会臨時区民総会が開催され、いかなることがあっても反対押し通すことがそこで決議され、子々孫々のためにも永代にわたって美しい地域を守るべく、区民の力強い意思が集結したとあります。 その後、闘争小屋を造り、区民に割り当てて当番を置き、建設反対を訴えながら市長との面談で深夜まで談判したり、議会でこの問題が上がると、区民総出での議会の阻止と傍聴、また議員全員を公民館に招き、個々の考え方を聞いたりと、様々な闘争を半年間にわたって行っています。 しかし、建設反対を推し進めながらも、結審となる昭和50年12月議会の12月27日の日を迎えると、早朝から区民総出で、この議会を阻止するために議会を包囲しての反対運動が大きく起こります。正午頃には、市当局が警察機動隊を要請し、約1時間の激しい攻防の末、区民は機動隊に排除されます。その後、議会が開かれ、し尿処理建設に関する議案は可決されてしまいます。 ある区民からは、伊佐区民はおとなしく誠実な人柄に加え、うちに秘めたる情熱はすごいものがある。それに、昔からの一致団結した姿勢は今もって生きている。私たちは、子や孫に対してもこのし尿処理場建設反対の闘い方の進め方は、誇りを持って話し聞かせることができると語っていたとあります。このように大変厳しくつらい出来事が起こったこの施設が、現在、老朽化を理由に、ほかでの建設候補地が探せない中で、さらに継続的に伊佐区に建て替えられております。 伊佐区ではこの残された土地の跡地利用に対して、区民アンケートを実施しており、来年の1月にはまとめて陳情を上げる段取りとなっております。私の区出身議員としての使命は、この機会にこの事実を知っていただきたくお話をすることと思っておりました。 最後になりますが、伊佐区の同意、了承なしに建設がなされ、建設反対闘争では、実にむなしい思いを虐げられ、苦渋の決断を余儀なくされたこの土地の跡地利用の問題に対し、宜野湾市は伊佐区民の要望を最優先に考えていくことが今後もマイナスイメージの施設を抱える伊佐区への何よりの努めではないでしょうか。次回の一般質問において再度詳しく取り上げてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 では、これは要望とさせていただきますけれども、これで4番目の質問を終わらせていただきます。 続きまして、最後になります。一般質問5番目の市内における落書きについてでございます。本市は、この町なかにあふれる落書きについて、どう捉えていますでしょうか。また、この落書きに対して、現在どのような対応をされていますでしょうか、お聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。落書きに関しましては、市内のあちらこちらで散見されており、その行為は器物損壊罪に問われる可能性もございますので、市民経済部としても各自治会から2名ずつ委嘱されたクリーンリーダーと連携し、毎年5月30日、ごみゼロの日にポイ捨て防止パトロールを行い、市内の商業施設などにおいてチラシを配布する中で、落書きの禁止についても啓発しているところでございます。 落書きへの対応状況につきましては、宜野湾市ポイ捨てのない快適なまちづくり条例にのっとり、対応しております。条例第7条に落書きの禁止を規定しており、第8条で第7条の規定に違反した者に対し、必要な措置命令ができると規定しておりますが、違反者が特定できない場合は、第6条第3項には、落書きがあった建物等の管理者において対応することとなるため、落書きがあった場所が公共施設などであれば、その施設等を管理する部署、民間の建築物等であれば、その所有者や管理者で対応することとなります。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。では、今の話からしましても、今後の取組についてどういうふうな形で取り組んでいくのか、お聞かせください。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。落書き防止の観点から注意喚起につきましては、建築物などの所有者、または管理者において必要に応じ対策を講じるべきであると考えておりますが、市民経済部としましてもクリーンリーダー、自治会、土地の所有者及び管理者との連携を図るとともに、チラシ配布や看板の設置などの啓発により、落書きをしない、させないよう取り組んでまいります。 また、先ほども申し上げましたが、落書きは器物損壊罪に問われる可能性もございますので、所有者や管理者から相談があった際には現場確認を行い、状況に応じて警察と連携して取り組んでまいります。 ○呉屋等議長 棚原明議員。 ◆2番(棚原明議員) ありがとうございます。宜野湾署に問合せしたところ、落書き等による犯罪については、増えている傾向にあるというお話です。令和4年10月現在で器物損壊51件、これは受理された件数だそうです。その中で汚損、スプレー等の落書きが4件、緊急逮捕が1件あるということでございます。生活安全課の担当の方からは、小さな問題でも注意しておくことが大事で、野放しにしておくとどんどんエスカレートして、大きな問題へと発展する可能性があると、ぜひそういうときには、まずは警察に相談していただき、適切なアドバイスをいただきたいと、必ず小さな問題でもいいからというお話がされておりました。 また、市の環境対策課ですが、私が東京都豊島区でしたか、この資料をお渡ししてありますが、とてもいい落書き行為への取組を参考にした資料を提出しております。豊島区では、条例を見直すだけではなく、無償で落書き消去に必要な消去剤等を貸与し、落書きをされた所有者等、そういう方たちにも支援を行っているとあります。さらに、落書き消去に対するイベントなどを開催しながら、自治会やボランティア団体の協力体制を募り、地域全体で連携して取り組んでいるとあります。ぜひ、本市におきましてもこのすばらしい取組を検討されて、落書きのない快適なまちづくりを進めていただきたいと思います。ありがとうございました。 まだ時間がありますので、少しだけお話だけさせてください。今、伊佐区と嘉数のほうでは自治会加入促進プログラムということで、2か所だけが、今、自治会加入に対していろいろと市からの協力を得ながら進めています。3月の末までがそのプログラムの期間ということで聞いています。今、現状でのお話だけですけれども、この市民協働課ですか、渡嘉敷さんと我如古さんのほうが伊佐の自治会のほうに来られていて、とてもいい活動が今できています。その中で気づいた点を2つお話しできたらと思います。 何が変わったかといいますと、会議の進め方が変わりました。これまで自治会の会の進め方は、その日だけ起こったことを、これから進むことを話して終わりなのです。でも、今回、市民協働課から来た2人が加わると、今回話した件を次集まるときには議事録として残して、またそれを基に話合いが生まれて、気づきが生まれてというこの連鎖が続いています。とてもいい方たち、2人の能力が今伊佐に加わっております。やはりそういう会を重ねるということで、地域の自分たちも勉強になるのだろうと…… ○呉屋等議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時50分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時50分) ◆2番(棚原明議員) 申し訳ありませんでした。どうぞまたよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○呉屋等議長 以上で2番 棚原明議員の質問を終わります。 ○呉屋等議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前10時50分) ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時00分) 休憩前に引き続き一般質問を許します。26番 桃原功議員の質問を許します。桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 皆さん、こんにちは。26番、結・市民ネットワークの桃原功です。今議会、新しい議員の皆様の質問も聞いていて、いろんな要望があるのだなと、課題があるのだなということを実感しています。 先ほどは棚原明議員の爽やかな質問でしたけれども、少し爽やかさには欠けますけれども、私もしっかり議論していきたいなと思っています。 最初は、有機フッ素化合物PFAS汚染対策についてお伺いをいたします。さきの議会で全会一致でPFAS汚染対策について、宜野湾市議会も決議しました。そのことを受けて、市長も議会終了後に、政府要請行動をすると、PFAS汚染対策も含めて要請行動をされるということで、11月30日を中心に、官邸、環境省、外務省もですか、そして防衛省ということで要請されていると思います。立入調査も含めてどのような要望をされたのか、そして政府の回答は、対応はどうだったのか。それをお尋ねして、あとは自席のほうから進めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 桃原功議員の御質問にお答えいたします。11月29日から12月1日にかけて、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣及び内閣府特命担当大臣宛て内閣官房副長官、副大臣や大臣政務官などに対し、1つ目、普天間返還期日確定や負担軽減推進会議及び同作業部会の開催、2つ目、跡地利用の積極的財政支援、3つ目、国家プロジェクトとしての跡地利用推進、4つ目、PFOS等に関する立入調査実現、以上4項目について要請書を手交しております。 普天間飛行場を抱える宜野湾市民には、米軍機などの訓練による騒音や事件・事故など負担をかけており、今後とも基地負担軽減のために努力すると言葉をいただいております。 また、環境大臣宛て副大臣に対しましては、1つ目、水環境の環境基準値を定めていただき、基準値が整理されるまでの間、PFOS等に関する市民の不安を払拭するための方策の検討、2つ目、水環境及び土壌中のPFOS等に関して最新の知見を踏まえた市民の不安を払拭するための適切な情報の公開、以上2項目について要請書を手交しています。 PFOS等の市長要請については、国として重く受け止めており、市民の不安を理解しているので、持てる知見を生かし、分かりやすい内容で、PFOS等に関する正確な情報をお伝えできるのかということについて取り組んでいきたい旨の発言がございました。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 基地政策部長、ありがとうございました。大きく4つの項目ということで、今、4番目にPFAS対策、今回私の質問がPFAS汚染対策ですので、これに特化して質問していきます。 前の議会で、10月18日、浜田防衛大臣の発言でしたけれども、その直前に、市民団体で県内6市町村7か所でPFAS汚染に対する血中濃度の検査をした。そのような後の浜田防衛大臣の説明が、やはり調査結果や米軍との因果関係について、防衛省として答えることは困難だという即答をされているのです。このような発言はちょっと許されるべきではないと、防衛省が米軍に基地を提供しておきながら、米軍が環境汚染をした後に、我々、市民団体を含めて議会でも何度も私要求しましたけれども、その隠蔽体質の米軍に対してちゃんと立入調査などをする、あるいは疫学調査をしてほしい、あるいは土壌調査をしてほしい、血中濃度の検査をしてほしいということを何度となくこの議会で言ったつもりです。そして、なかなか国が、あるいは県がその調査等を実施できない中から、市民団体で募金等を募って、カンパを募って、6月から7月にかけて血中濃度の検査をした後で、あの発言は到底許されるべき発言ではないと、防衛省が基地を米軍に対して提供しておきながら、汚染者である米軍が汚染をしておきながら、本来だったら防衛省は調査をする、あるいは検討する、それさえも言えないで、なぜ米軍に対して因果関係は問えないと即答できるのでしょうか。そのような発言は私は許してはいけないということで、さきの議会でも防衛大臣に対しても松川市長からしっかり言ってほしいということで要望を出しましたけれども、先ほど基地政策部長の答弁の中に、防衛省というのは入っていましたけれども、もう少し市長にお尋ねしますけれども、あの発言を受けて、やはり防衛省としては、環境省とは、基地政策部長の答弁で情報交換を含めて取り組んでいく、報道でも進めていくというふうにありましたけれども、防衛省があのような答弁では、なかなかその環境汚染対策が進まない、基地の立入りもできないかもしれない、要求はしていきますけれども、そのことを受けて、松川市長、防衛省に対して、特に浜田防衛大臣に対して問いただしたのでしょうか、お伺いします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。PFOS等に関する立入調査実現に係る要請について、先ほど申し上げましたが、12月1日に防衛大臣宛て防衛大臣政務官へ要請書を手交しております。対応いただいた小野田防衛大臣政務官からは、PFOS等に関する立入調査については、様々な機会を捉えて、引き続き米側と協議してまいりたいとの発言がございました。PFOS等の汚染源の蓋然性が高いとされる米軍基地等への立入調査の必要性については十分認識をしております。本市といたしましては、国、県をはじめ関係機関と連携し、PFOS等が検出されている原因の究明に努めるとともに、現在、検出されているPFOS等の数値をいかにして低減し、水質を保全し、市民並びに県民の皆様の不安が解消できるよう取り組むことが重要であり、引き続き必要な方策が講じられるよう求めてまいりたいと考えているところでございます。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) もう要請から1か月たとうとしています。11月30日です。今日はもう12月22日ですか、3週間が経過しようとする中で、では立入調査いつできるのですか。答弁では、言葉ではいい解釈できるかもしれませんけれども、私は、いつ早く立入調査ができるかという言質を取ってほしいのです。いつ立入調査ができるかということも言質取れましたか。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。米軍基地内への立入調査が実現していない原因につきましては、お答えいたしかねますが、政府において米側に対しこれまでも米軍基地内の立入調査について働きかけを行っていると承知をしております。 いずれにしましても、10万名余の市民の生活、環境を守るため、引き続き立入調査の実現と、調査に基づく必要な対策が重要であると考えておりますので、政府並びに在日米軍に対しまして要請項目の進捗を確認するとともに、沖縄県、関係市町村と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) ぜひ強く後押ししていきますので、しっかり米軍にあるいは外務省、あるいは防衛省に早めに立入調査ができるように要求いたします。 昨日の報道だったと思う、おとといかな、環境省がPFOSとPFOAについて、公共用水、つまり下水道等に排出された場合には、健康と環境に被害が生じるおそれがある指定物質に指定するということで閣議決定された報道がありました。環境省もこうやって動いてきています。ただ、今日の報道では、PFAS除去は不経済という見出しで報道があったのです。よく読んでみると、どういうことかというと、要は北谷浄水場には16億円もかけて粒状活性炭等高額なものが設置されていると、あれも米軍が汚染源であることを認識しているから、防衛省は北谷浄水場にあのような16億円もかけて水質対策しているのです。それを米軍のこれ、情報公開によって琉球新報が取った記事らしいのですけれども、2018年7月の記事なのです。2016年1月に北谷浄水場でPFOSの汚染源が発覚して、公表した後、2年後の会議録、米空軍嘉手納基地と沖縄県、沖縄防衛局3者による会議の中でPFAS対策は不経済だと、自分たちで汚しておきながら、日本政府が日本の国民で税金を出してあのような高額の対策をしておきながら、米軍は不経済だということを言っているのです。これも許せる発言ではないですよね、部長、市長。同じ認識だと思っています。 そういった意味では、ぜひ早めの言質を取って、いつ立入調査ができるのかというのを本当は年内に欲しいのです、県民は、宜野湾市民は。 質問移りますけれども、米国環境保護庁が今年の6月に、EPAが数字的には厳しい基準の数値を出しました。要は、今までの基準と比較すると3,000倍も厳しい値の数値を米国環境保護庁が出しました。それに対して市長の見解もお尋ねしていきたいのですけれども、その後の報道では、あのような環境保護庁(EPA)が提出した数字というのは、日本の機械自体で測定ができるのかどうかというような議論がある一方、ただやっぱりあれだけ厳しくしないといけないという認識だと思っているのです。そういった意味で当局の見解もお尋ねいたします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 桃原功議員の御質問にお答えいたします。本年6月に公表されました米国環境保護庁(EPA)の飲料水に関するPFAS基準厳格化につきましては、現在、本市としましてはその詳細内容についての情報収集に努めているところでございます。 先月11月26日の新聞報道によりますと、今般の米国環境保護庁(EPA)のPFAS基準厳格化や新たな国際的な動きなどの動向を踏まえ、厚生労働省が来年1月中に水道水に含有されるPFAS濃度の目標値見直しを議題として、有識者会議を開くとの報道がございました。飲料水に関する指針値設定は、安全・安心な水道水を提供する上で最も重要で、最優先に取り組んでいただきたい内容でございますので、今後開催予定の国の有識者会議などにおいて、人の健康への影響など科学的な精査や議論を深めていただき、飲料水に関する適切な指針値が速やかに設定されることを期待するとともに、本市としましては今後の国や県の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 水道局長、ありがとうございました。いろんな課題があります。米軍のこのPFAS汚染をどう浄化していくのか、これ浄化責任は米軍にあると思っていますけれども、あるいは土壌等の環境はどう改善していくのか、これも汚染除去していくのか。そして、私たちが毎日飲んでいる水道水、水道局長が答弁されたので、我々が飲んでいる水道水、御承知のように北谷浄水場から取水をしています、給水を受けています。その北谷浄水場は、嘉手納基地内を流れる比謝川、長田川、大工廻川から、あるいは嘉手納井戸群から引いていて、これまでPFASが高かったということですけれども、報道等では、大分その取水を、ここの基地内の川とか、あるいは井戸群ではなくて、やんばるの安全な水などから取水をしているという報道があります。その辺、今どれだけ安全な水になっているのか、水道局にお尋ねします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。北谷浄水場における取水源は、先ほど桃原議員からもございましたように、従来は比謝川や長田川、嘉手納井戸群などが主な取水源となっておりましたが、人体に有害とされる有機フッ素化合物PFASが北谷浄水場の水源である中部3河川や嘉手納井戸群などから高い値で検出されていることを受けて、県企業局では、PFAS低減化対策を強化するため、今朝の新聞報道にもございましたが、中部3河川からの取水を停止し、現在は北部のダムや倉敷ダム、海水淡水化センターを主な取水源としていると伺っております。 また、北谷浄水場におけるPFASの値でございますが、企業局が公表しております資料によりますと、令和3年度のPFOS、PFOAの合計平均値は、1リットル当たり12ナノグラムで、PFHxSについては6ナノグラムとなっておりましたが、令和4年度は10月末時点までの公表結果になりますが、PFOSとPFOAの合計平均値は、1リットル当たり4ナノグラム、PFHxSについては2ナノグラムとなっておりますので、令和3年度と比較した場合、今年度の値は3分の1に改善されているようでございます。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) ありがとうございます。私も県のホームページで確認をしたら、やんばるの安全な水などから96.5%取水をしていると、残り3.5%は嘉手納井戸群等から引いていると、これ県に問合せをしたら、100対ゼロにはできないのですかと問うたら、やはりその硬水の基準等があって、機械等の件なのでしょう。ちょっとゼロにすることはできかねるというような回答だったので、ただそれにしても県も頑張っています。これは皆さんの御尽力もあると思うのです。県に対して水質をしっかり対応してほしいと、安全な水を提供してほしいと、宜野湾市の努力もあったと思いますので、これはしっかり評価していきたいと思っています。 ただ、その汚染浄化の問題や、あるいは立入りの問題を含めて、やはり市長が強く、あの浜田防衛大臣等の発言も含めて強く主張していく、要求をしていくということを私たち議会も後押ししますので、頑張っていただきたいと思っています。 これは、11月30日のタイムスの報道ですけれども、バイデン政権も多額の予算を講じて、米軍国内の基地のPFAS対策をすると公言はしていますけれども、なかなか進まないので、アメリカでは23の州が独自に州法によってPFAS対策をしているという報道です。やはり、外国の米軍基地は含まれていないような報道ですので、こんなおかしい在り方もアメリカに対しては要求をしていくということが大事だと思いますので、市長聞いていらっしゃいますか。ぜひ市長の力が必要なのです。当事者の宜野湾市の首長がしっかり米軍に対して、あるいは防衛省に対して言うということが必要なので、ぜひ市長、御見解いただけませんか、お願いいたします。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 御答弁申し上げます。この有機フッ素化合物、PFOS、PFOAの関係につきましては、非常に大きな課題だと捉えております。ただいま上下水道局長、そして基地政策部長からも答弁をさせていただいておりますが、去る12月1日に要請をしてまいっております。今回、初めて環境大臣宛てに要請書を別途作成をいたしまして、当日は、国会で予算委員会ということで大臣が対応できないということでございまして、副大臣が対応していただきましたけれども、やはり我々としては、宜野湾市として今回初めて環境大臣に要請をするという強いこの思いでやってまいりました。これまで自治体としてはそういうことはなかったようでございまして、かなり真剣に、深刻にこの問題については捉えていただきました。 やはりなかなか科学的な知見とか、これはもうやはり沖縄県でもなかなかそこまではという状況で、国のほうでしっかり世界的なこの情報であったり、知見を生かしていただいて、ぜひ市町村、当然県のほうにもそうですが、公表をしていただきたいと、都度、その情報をお願いをしたところ、翌日には早速西村大臣のコメントが出されております。我々もその対応にはびっくりをしたわけでございますが、当日、コメントを発する段階で情報をいただいております。やはり環境省としても大変重く捉えているということは感じております。 12月4日には、松野官房長官も直接宜野湾市へいらしていただいております。その際も官房長官のほうにもそのことは申し上げ、そして今回は、環境省の水関係の局長がじきじきに同席をしていただきました。その後、また湧水の現場も3か所、直接足を運んでいただいて、私もチュンナーガーのほうには同席をして、出向いて行きましたけれども、非常に重く捉えているなと、そのことがやはり専門家会議の設置であったり、2つの専門家会議を設置しますと、内容も詳細はまたお知らせをいたしますということでしたので、やっと国の重い腰が動いたということで高く評価をしております。 ただ、やはりこの結果というのはこれから、また国の専門家会議も含めましてどういった形で進んでいくのか、非常に注視をしておきたいなと思っております。やはり何らかのこのアクションをしっかり起こしたことが、こういう形で国も動いていただいたということで、我々としてもしっかり要請をした結果だということで考えております。 今後、大変厳しい、一朝一夕に変わるようなものではないとは思うのですが、少しずつでも、一歩でもというそのことをしっかり取り組んでいきたいと考えております。以上です。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 市長、ありがとうございます。昨今の報道では、沖縄県内、基地周辺だけではなくて、横須賀市あるいは福生市、立川市でしたか、横田基地周辺からも出ているという報道があります。これ海をまたいでそういった基地が所在する横須賀市長とか連帯をして国に求めていくという在り方もあるでしょうし、様々なチャネルを使って、市民、沖縄県民の水、あるいはもうこれ以上環境汚染をさせないためにも御尽力をお願いしたいと思っています。 せっかくの機会ですので、6月から7月にかけて血中濃度の報告会を12月18日に市民会館大ホールで、とても寒い中行いました。そのときには、本来だったら、この血中濃度を血液検査をされた原田浩二京大の准教授が来県をして、報告、講演をする予定でしたけれども、のっぴきならない予定が入って急遽オンラインで原田先生には報告をお願いしたのですけれども、今回のこの387名の血中濃度を血液検査された方々のその調査結果というのをかいつまんで少し御報告しますけれども、全国調査との比較において沖縄のPFAS血中濃度は放置できない高い結果ということをおっしゃっています。特に、PFOSは北谷町と喜友名が高い、北谷浄水場の浄水以外からの摂取を要調査、PFOAは金武町が高く、北谷浄水場水系とは違う、金武町は地下水の汚染源も要調査、PFHxSは、この3種類しか調べていないのですけれども、北谷町、喜友名、金武町で非常に高い。ただ、沖縄市と宜野湾市長田、嘉手納町、大宜味村も環境省の調査より高いことから、決して低いわけではないのです。それぞれの原因を調べる必要があると。4番目には、水道水をそのまま飲んでいる方は、PFAS濃度が高い傾向が散見されると、軟水器ではPFASは除去できない、浄水器でもカートリッジの交換の頻度で性能劣化が起こる。やはり、その浄水器や水の購入は家計への負担が大きい、浄水器では環境負荷は防げない。5番目に、年齢は高くなるほど、特に60歳以上で、男女別では、男性でPFAS濃度が高い、これは女性は生理等があって、男性のほうよりは血の循環があるのかなというようなお話でした。大事なことは、6番目なのですけれども、ドイツでHBM-Ⅱという基準があって、これはもちろん国内にはないのですけれども、PFASは血中濃度27ナノグラム・パー・リッター、PFOAは17ナノグラム・パー・リッター、妊娠適齢期女性はそれぞれ半量の10と5、この値を超えると健康影響が考えられるレベルであり、行政は緊急に暴露低減策を取る必要がある値であると、これが387名中27人からこの数値が、このドイツが策定しているHBM-Ⅱという基準より27人が上回ったという結果報告があったのです。そういった意味でも、ぜひ早めの立法化が求められていると思っている。これは、環境省が排水の流す基準等は、これは令和5年2月1日から施行とあるのですけれども、やはりその汚染水だけではなくて、下水の水だけではなくて、やはり飲む水の水質、あるいは血液検査も含めて幾つかの課題があると思いますので、御尽力をお願いしたいと思っていますけれども、今、私が今回の沖縄県内の387名の検査の報告、簡単な報告ですけれども、実態として、何名かはやはり体内の血液が汚れていると、PFASによって汚されているという結果が出ているのです。そのことを市長はどのような所見をお持ちなのか、お考えをお尋ねします。 ○呉屋等議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 桃原功議員の御質問にお答えいたします。まず、今回、市民団体による血中濃度検査につきましては、市民の皆様が健康への影響について不安を抱いている状況というのを理解してございます。しかしながら、現在、血中濃度につきまして、指標となる基準値が国においては定められておりません。また、沖縄県では、担当部局において今回の市民団体の調査に携わった京都大学の原田准教授に詳細なデータを確認するなど、結果の分析を進めているなどの動きも把握してございます。 本市としましても、今後の県の血中濃度分析の状況や、国、県のPFASへの対応など情報収集に努めるとともに、市民の健康に対する不安の声や問合せなどについては、丁寧に現状を説明するなどの情報提供を含め、対応してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 崎間部長、ありがとうございました。この報道は、沖縄タイムスの11月6日の報道ですけれども、これは血中濃度を血液検査された喜友名区民の72歳の男性のコメントなのですけれども、いわゆる今、喜友名においてはチュンナーガーの水を引いて、アタイグヮの家庭菜園などに散水しているという利用者も100というのを覚えているのですけれども、100世帯だったのか、100人だったのか、どちらかなのですけれども、その方がいうコメントが大変悲しいコメントなのです。そろそろジャガイモを植えつける、また孫たちにごちそうしようと思う反面、血液調査の数字がちらつく。孫たちが来るのは今のうちとは思うけれども、大きくなったら喜友名を出てほしい。どこか分からぬけれども、別な安全な場所で暮らしてほしいと。非常にもう悲しいコメントだなと、本来であれば一緒に住みたいとか、そうなるのでしょうけれども、このような水が安全ではないがゆえに、子供や孫の健康を気遣って、おじいちゃんはもう出ていくしかないのかなというコメントなのです。このようなことにならないように、被害が甚大にならないうちにしっかり対応していくということを強く要求いたします。 次の質問に行きます。公契約条例について、この質問は、我々会派の宮城政司議員も公契約条例の視察について提案、質問をしていました。私もぜひこの公契約条例に対して、宜野湾市でも研究されてほしいなと、できれば提案まで、条例化までお願いしたいなと思っています。 野田市の公契約条例は、これは先月でしたから、今年の5月あたりに、実は野田市の公契約条例の視察を申込みをしたのですけれども、野田市側のほうからちょっと忙しいということで断られまして、ならばということで埼玉県の草加市の公契約条例を視察研究に行ったのです。埼玉県の草加市の公契約条例は、理念型だったのです。沖縄県那覇市と同様な、だからなかなかその実効性に少し欠ける部分もあるのかなと、野田市は全国で初めて国、県、他市町村に先駆けて公契約条例を実効型ということで制定したのです。それから数年たちますけれども、総務部長の答弁では、宮城政司議員の質問では、規制型ということで御紹介ありましたけれども、私、規制というふうにすると、業者も少し構えてしまわないかなと思うので、ぜひ理念型に対して実効型という呼称がいいのではないのかなと個人的には思っているのです。 これは、やはり沖縄県民の県民所得が全国ワーストであるということも含めて、どうにか賃金の底上げ、給料の底上げができないのかなということから、野田市のほうにお訪ねしたのです。柏市から野田市駅に行く電車のつり革の広告に、野田市、給料50万円と、これは型枠のチラシだったのですけれども、50万円という金額まで広告であったのですけれども、もしかしたらこういった型枠の事業者さんも、こういう公契約条例は、公共事業あるいは契約で裾野が広い、様々な業種が参入できる体系でしょうから、あの型枠の業者さんまでこの公契約条例の恩恵で給料が高い設定ができているのかなということで感じています。いかがでしょうか。 この実効型の公契約条例の研究というのをぜひ自治体が先導、指導することによって、ほかの業種体系にもいい波及効果が生まれることを私は想像できるのですけれども、当局の見解をお尋ねします。 ○呉屋等議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 桃原功議員の御質問にお答えいたします。公契約条例についての御質問ですけれども、最低賃金をはじめとする賃金、労働条件の基準の整備等も重要であるというふうに認識もしておりますけれども、これまで市内の関係団体からも同条例の制定に向けて要請の提出もないことから、現在、本市におきましては、制定までには至っておりません。 また、現状の対応としましても、適正な予定価格の設定、ダンピング防止として最低制限価格を設定をした入札の実施など、公平公正な入札の執行に努めておりまして、さらには宜野湾市中小企業・小規模企業・小企業振興基本条例の中においても、市内業者の優先発注や適正な労働環境の確保に関することを規定をし、労働環境の向上に向けて取り組んでおります。既存の条例に基づき公契約条例の目的、理念に沿った施策として、様々な契約制度の運用、改善を行っているところでもございます。 今後でございますけれども、県あるいは那覇市、他市町村の条例制定の動向も聴取をしながら、庁内関係部署等の連携、調整に加えまして、市内関係団体の意見交換等も行いながら、情報収集を行い、調査をしてまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 他自治体等の情報収集もしながら進めていきたいという答弁だと思うのですけれども、野田市にお訪ねしたときには、野田市の職員の覚悟が本当にすごかったのです。自分たちが国を引っ張る、自分たちが千葉県を引っ張る、自分たちが野田市民の給料を支え上げていくというような強い責任感を私たち会派で行って感じたのです。ですから、情報収集大事ですけれども、ぜひ県民ワーストと言われる県民所得の中で、どうにかどこかでそれを変えることができないのか、高くしていくことができないのか、御尽力をお願いいたします。 次行きます。次は道路行政ですけれども、県道34号線ということでもう具体的に書いていますけれども、これは途中から言いますけれども、大謝名十字路から真栄原十字路まで、本来だったら西原町まで行くのですけれども、真栄原十字路までの渋滞がひどいところについての緩和策に対して、進捗状況、これ県道ですから皆さんのお仕事ではないのですけれども、多くの議員がこのことも含めて提起をしていますので、質問をしていますので、改めて進捗状況をお尋ねします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 桃原功議員の御質問にお答えいたします。県道34号線の渋滞対策につきましては、令和3年度までに真栄原バス停や中大謝名バス停及び第2真栄原バス停におけるバス停車スペースの整備を行っております。今後の渋滞対策につきましては、県が令和元年度に実施しました住民説明会で説明しましたとおり、真栄原交番前からパイプライン交差点までの区間の大謝名向け車線の2車線化や、バス停車スペースがないバス停の整備を実施する計画とのことでございます。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 今、進捗をお尋ねしたのですけれども、バス停も中大謝名含めて完成しているということですので、今、私の認識は、歩道等にある看板、電柱であったり、電柱が主なのですけれども、それらのセットバックをしなければいけないという段階で来ていると思います。そのように認識をしています。そのためには、あれ電力等がやはりセットバックをしないといけないと、セットバックしないと歩道を施工することができませんので、そういった意味で今宜野湾市も、あるいは工事主体となる沖縄県も今ちょっと止まっているのです。電力にボールは投げられているのです。そういった意味では、ぜひ電力等に働きかけなども必要かなと思っているのです。皆さんのほうからできるのかどうか、ぜひやっていただきたいのですけれども、あるいは県に対してしっかり要請をしてほしいなと思っていますけれども、お願いいたします。いかがですか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県道34号線の渋滞対策工事につきましては、沖縄県においては占用者と占用物件の移設について調整しながら進めているところでございます。今のところ市から要請する状況はないものと考えておりますが、渋滞対策工事の進捗状況を注視しつつ、事業促進に向けまして市としても連携できるところは協力して取り組んでまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 部長、よろしくお願いいたします。 次の質問ですけれども、さきの議会で道路損傷等通報アプリの導入というのを提案したのですけれども、まだこのアプリ等は導入されていないみたいですけれども、進捗はいかがでしょうか、お尋ねします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。令和3年9月議会において議員から御提案のございました道路損傷通報アプリにつきましては、令和3年11月に先進地である沖縄市から、アプリ導入及び運用状況の情報収集を行ってまいりました。通報アプリの初期導入費としましては44万4,000円、また月当たりの使用料については4万4,000円、年間にして52万8,000円とのことでございました。 また、使用方法としましては、市のホームページにアクセスし、道路損傷通報アプリをダウンロード、その後、写真を撮影し、不具合内容を項目から選択、メールにて送信と、使い勝手のよいシステムでございました。通報アプリで通報を受け、緊急性の高い案件は、当日また翌日に対応し、それ以外については優先順位をつけ対応している案件と対応を見送りする案件もあるとのことでございます。 メリットといたしましては、道路の不具合箇所はパトロールが定期的に行えない中、市民からの通報によることが多い。アプリを利用して、不具合箇所の早期発見、修繕が図られるものとあります。デメリットといたしましては、やはり道路関係以外の通報も多くあり、関係部署への引継ぎや仕分による業務量が増えるなどがございました。 道路損傷通報アプリについては、初期投資も安価で画期的なアプリと認識しておりますが、デメリットの部分で申し上げました通報内容を判断できるスキルのある職員配置も伴うことから、行政改革、組織体制の強化も必要であるものと考えております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) ありがとうございます。今、メリットとデメリットもお答えいただきましたけれども、デメリットも、部長、考えようによっては、道路以外の案件も入ると、これ割り振りするのが大変だということですけれども、市民としては、道路以外、これ道路損傷通報アプリと書いてあるので、それ以外のこともあって割り振りが大変だということなのでしょうけれども、逆に捉えると、これを通して様々な要望も受け取れるということですから、これは名称を変えるなどして、いろいろ精査も必要でしょうから、ぜひ精査をして、市民にとっていいアプリといいますか、アプリではなくてもいいのですけれども、非常に安価でできるという点がありますので、検討方もお願いしたいと思います。 次行きます。市民駐車場の管理運営についてですけれども、さきの議会では、雇い止め等があって、この雇い止めも雇用を継続するということで、皆さんの御尽力には感謝をしたいと思います。ありがとうございました。 その次のステップなのですけれども、この市民駐車場を自動化していきたいということが情報として入ってくるのですけれども、これ自動化の計画があるのでしょうか、進捗を、あるいは計画をお尋ねいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。普天間市民駐車場の自動精算機の導入につきましては、現在のところ機械の仕様を検討している段階でございまして、機械の仕様が決定次第、発注をかけていく予定となっております。
    呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) もう発注のレベルまで来ているということみたいですけれども、これ結局、自動精算機を導入するということは、結局また人員を、従業員を整理するということになってしまうのでしょうか、その辺まで分かりますか、お尋ねいたします。 ○呉屋等議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。本年4月より、市民サービスの拡大を図るため駐車場の24時間営業を行っており、駐車場の利用者がいつでも車の出し入れをすることが可能になっております。これに併せて駐車料金の支払いを機械化することによって、機械の管理会社に現金の管理を任せることができ、釣銭のトラブルなども低減できるため、観光振興協会の管理運営に係る事務負担の軽減にもつながることから、市としては24時間営業及び自動精算機の設置について承認し、進めてきているところでございます。 観光振興協会は、24時間営業が可能な従業員体制を整えているということでございます。従業員につきましては、現在の雇用計画の際に、機械導入に関しての説明はされておるとのことでございます。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 皆さんの立場として、従業員の方々の雇用を守るという側面もあると思うのです。そういった意味では、観光振興協会が機械化する、自動化するということで、そのままさせるということはどうなのかという疑問も出てくるのですけれども、しっかりもう少し詰める必要性があるのではないのかなと、今の答弁を聞いていると感じています。 そうであれば、皆さんはあそこの駐車場に対してその資金を投入しているわけではないですから、24時間有人化でさせたら雇用もまた生まれますし、そのほうが私はいいのではないのかなと思っているのですけれども、しっかり精査してください。 最後の質問です。火葬場及び斎場について、市長の公約である火葬場、斎場の進捗状況をお尋ねします。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。火葬場建設に当たりましては、建設候補地の選定、財源の確保などの課題があり、建設に伴う事業化には現在至っていないという状況でございます。 これまで、近隣市町村との意見交換等や先進地の視察を行ってきており、視察等で得られた先進事例等も参考に、引き続き今後の火葬場建設に向けた検討を行ってまいります。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) ありがとうございました。これは、前回も同じような答弁でしたけれども、市長、これ時期がもう4年間の公約です。私は、このままのペースでいいのかなと感じているのですけれども、これどこが仕事を進めているのでしょうか、お答えください。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。火葬場建設に向けた取組につきましては、現在企画部企画政策課にて担当してございます。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 私は、この事業の必要性から鑑みると、もうプロジェクトチームを発足させて、例えば副市長を先頭にしてプロジェクトチームを発足して進めていくべきではないのかと思いますけれども、見解をお伺いします。 ○呉屋等議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。現在、これまで庁内の関係部署との協力の下、企画政策課を中心に火葬場建設に向け情報収集等の取組を行っているところでございます。今後、火葬場建設に係る方向性やその構想、これを検討するに当たりまして、庁内の関係課でつくるプロジェクトチーム等の設置についても、市長に相談しながら検討してまいりたいというふうに思っております。 ○呉屋等議長 桃原功議員。 ◆26番(桃原功議員) 検討をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○呉屋等議長 以上で26番 桃原功議員の質問を終わります。 これにて午前の会議は終わり、午後は1時30分から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分)              午後の会議 ○呉屋等議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き一般質問を行います。13番 我如古盛英議員の質問を許します。我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 皆さん、こんにちは。一般質問最終日の最後となりました。特に午後の時間が私1人ということで、これからスムーズにスピーディーにやっていきますので、どうか最後までよろしくお願いします。13番のじのーんの風立憲・社民会派の我如古盛英でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、早速基地行政についてお伺いいたします。普天間飛行場の固定化を許さず、危険性の除去及び早期閉鎖返還についてをお伺いしたいと思います。今も世界一危険な普天間飛行場から激しい騒音が日夜を問わず、宜野湾市民の頭上に襲いかかっております。前回も取り上げました。普天間飛行場の閉鎖返還問題について、主に所信表明から取り上げましたけれども、今回、そのときの県内移設容認を議会でしっかりと表明したこと、議論をいたしましたことなのですけれども、市長としてはその考え方について、今どのようになっているのでしょうか。このことをお伺いしてから、また質問をしたいと思いますので、あとは自席で質問します。よろしくお願いします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 我如古盛英議員の御質問にお答えいたします。現時点において、国は普天間飛行場の移設先については辺野古が唯一の手段としており、県はこれに代わる方策を示していない段階において、これまでも市議会において、市長より、国による移設工事が進められている中、普天間飛行場の危険性除去について、ほかに方策がなければ辺野古移設も容認せざるを得ないとの答弁もさせていただいております。 返還合意の原点は、危険性の除去及び基地負担の軽減であり、普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならず、普天間飛行場の返還を最優先に取り組み、あらゆる方策を講じ、普天間飛行場の一日も早い閉鎖返還と速やかな運用停止をはじめとする返還までの間の危険性除去及び基地負担の軽減の確実な実現を求めてまいります。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ありがとうございます。でも、この長年の間、その課題は、これまでの国政選挙あるいは県知事選挙、県民投票等で沖縄県民の辺野古新基地建設に対しての反対の民意はもうはっきりしていると思うのです。これまで国のなりふり構わない押しつけで、現在に至ってはいるわけですけれども、松川市長もかつては県内移設反対の公約を掲げた佐喜眞前市長の副市長も務め、県内移設反対だったと私は思っております。その件からすると、本当に前議会にも申し上げましたけれども、とても残念なことだと思います。市民が直近の選挙で松川市長の政策を受け入れたということは、まだ市民の皆さんがしっかりとした中身を知っているかなというのが疑問に思いますので、この点に関して一言言うことがあれば答弁いただきたいと思いますけれども。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 こんにちは。御答弁申し上げます。ただいま市民がどう考えているのかな、いかがかなという御質問でございますが、去る9月11日の選挙におきましては、私は辺野古移設を容認せざるを得ないということをはっきり申し上げて、この市長選を戦ってまいりました。結果からしますと、市民の御支持はいただいたと考えておりますし、今、市民の考え方に言及するような御発言はいかがなものかなと感じております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。9月議会と変わらないという意見でございますので、それはそれとして承っていきたいと思います。これからいろんなその運動とか、あるいは市民、県民の意見とかが出てくるとは思いますけれども、そのときにまた対応したいと思います。 それでは、次に行きたいと思います。普天間飛行場の返還問題は、1996年のSACO合意から26年間がたち、その間いろいろな節目もあり、市長がおっしゃったように、26年余、その状況は変わっておりません。また、そのとおりだと思います。その上で、9月議会で表明された基地問題で、同飛行場の固定化を許さず、危険性を除去するため、基地の運用停止及び一日も早い閉鎖返還並びに基地の負担軽減の実現に向けて取組を強化すると言っています。また、これに加えまして、同飛行場の移転先の進捗状況に合わせて、常駐している航空機を段階的に移駐させることなどを説明いたしました。 そして、これに対して先ほどの質問にもありましたけれども、12月1日にいろんなところに要請したと思うのですけれども、これについても要請したか、またその要請先があれば教えていただきたいと思います。 ○呉屋等議長 基地対策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。要請先につきましては、11月29日から12月1日にかけて、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣及び内閣府特命担当大臣宛て内閣官房副長官、副大臣や大臣政務官などに要請書を手交してまいりました。 所信表明にて申し述べました普天間飛行場の移設先の進捗状況に合わせ、常駐している航空機を段階的に移駐させることにつきましては、今回の要請内容には入れておりません。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ただいまの答弁で、9月の市長選挙で特に市長が県内移設を認めて、そしてそれと同時に、同飛行場への移設先の進捗状況に合わせて、常駐している航空機を段階的に移駐させるという皆さんの公約とも取れるような発言がございまして、それを今回の要請に加えていないというのは、私不思議だなと思うのですけれども、どちらかの方向で、会談の中でもよろしいですから、そういった要請は本当に一度もしていないのですか。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 御答弁申し上げます。普天間飛行場の一日も早い閉鎖返還、そのことを表現としまして、私としてはあらゆる方策を講じていただきたいと、このことは玉城県知事にも直接お会いして申し上げております。知事としては、そのあらゆる方策ということに関しましては、県内移設も入ってくるのではないかということで、軍転協あたりでは項目としては取り上げていただいておりません。毎年そのことを申し上げております。 ただ、私としては、段階的な移設、これも当然、あらゆる方策の中の一つだと考えておりますし、直接、即本省、防衛省、外務省へということではなく、やはり県内の沖縄防衛局、外務省沖縄事務所、そちらのほうへは私としては言葉にしてお話しさせていただいております。以上です。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 市長の答弁でよく分かりました。理解いたしました。あらゆる方策の中に、進捗状況に合わせて常駐機を段階的に移駐させるということも入っているということで、具体的な要請の中には入っていないということで今お聞きしました。分かりました。 では、これから質問いたしますのは、その報道の内容を受けてなのですけれども、各要請先の、先ほど部長から7か所ですか、要請文を出してあるということですけれども、この要請文の中で、資料としていただいておるのですけれども、普天間の飛行場の返還期日の確定等をしっかり書き込まれているのですけれども、その要請の中で、皆さんがやっていただいたことに対しては本当にありがたいと思うのですけれども、その要請の中に関して、何かその変化というのでしょうか、あるいは要請に対するもう時間もたっておりますので、何かの形で市長のほうに、宜野湾市のほうに返事というのでしょうか、そういった動きは届いているのでしょうか。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 答弁申し上げます。なかなか今、質問の趣旨がよく理解はしかねておりますが、要請からこの間、何か動きがあったかということで理解して答弁をさせていただきますが、要請、12月1日に行っておりますが、その後、12月4日に松野官房長官が市役所までいらしていただいております。そのことを受けまして、意見交換もさせていただいております。やはり長官からは、何とか辺野古への移設をしっかり進めてまいりたいという回答はございました。以上です。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。それと、これも報道でしか私も聞いていなくて、また要請書の中にも普天間飛行場の負担軽減推進会議及び同作業部会における協議会を開くという旨の文があるのですけれども、これについてももう少し説明いただければと思うのですけれども、よろしくお願いいたします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。負担軽減作業部会につきましては、年明けの1月か2月に開催する方向で現在調整中でございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 普天間飛行場の5年以内の運用停止の実現について政府に要請したときに、沖縄県知事とか宜野湾市長、それから関係閣僚等を構成員とする協議会がこの普天間飛行場の負担軽減推進会議ですけれども、松野官房長官の報道から、1月末か2月までに開催を予定しているということなのですけれども、そういっためどについては、もう宜野湾市としては状況は分からないのでしょうか。これも国の主導で、あるいは国、県、宜野湾市、3ところで調整していくものなのでしょうか。その見通しなどについて、分かるだけでよろしいですので、答弁お願いします。 ○呉屋等議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 御答弁申し上げます。参加メンバーが各関係省庁の局長クラス、審議官クラスの方たちでございます。また、内閣官房副長官の事務方の副長官のほうで主催者となってございまして、沖縄県は副知事、宜野湾市は私が出ることになってございます。そういったメンバーの日程調整に非常に時間がかかるということで、今ちょっと時期については調整中ということで御理解いただきたいと思います。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 私の臆測かもしれないですけれども、先ほどの市長から、移転先の進捗状況に合わせて常駐している航空機を段階的に移駐させるということは、これまで要請の中にも述べていないということですけれども、普天間飛行場の負担軽減推進会議、あるいは同作業部会にもそういった趣旨の議題として出る場合があるのでしょうか。これは、予想のことを聞くのですけれども、できるだけの答弁をいただきたいと思うのですけれども、できるか。 ○呉屋等議長 副市長。 ◎和田敬悟副市長 御答弁申し上げます。ただいまの議題につきましても調整中でございまして、国、県、市のほうでどういうものを持ち寄るのかということも今調整中でございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) そうですか、調整中ということであれば致し方ないということで、これからの進行を見守っていきたいと思うのですけれども、しかし前回も申し上げましたとおり、もしそういったことが進められてしまうと、米軍としてはやはり普天間飛行場も返さない、本当に固定化しないで即閉鎖ということになれば、それは別かもしれないですけれども、両方の飛行場の形態を使って、さらにその訓練が激しくなるのではないかなという私は危険性への懸念を持っております。これは、もう宜野湾市民あるいは県民がおのずと米軍に対するこれまでの墜落事故とか、事件・事故が本当に多発している状況からすると、そう思わざるを得ないようなところがありますので、どうかこれ慎重に私は進めていただきたいと思います。 それでは次、2番目に行きます。普天間飛行場の即時運用停止、辺野古新基地建設断念についてをお伺いします。名護市辺野古の新基地への移設問題は、本当にこれも長年にわたり県民、市民を分断させ、世界一危険な普天間飛行場が即運用停止が必要な時期に来ていると思いますが、市長は基地の運用停止及び一日も早い閉鎖返還並びに基地負担軽減の実現をと言っていますが、その間にまたこういった重大事故等が起きてしまったら、どういうふうな対応をするのか本当に気がかりでなりません。まずは、即時運用停止を訴えたほうがより効果的ではないのかなというふうに思いますけれども、これについて答弁をお願いします。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。普天間飛行場の被害を一番受けているのは宜野湾市民であり、ずっと我慢を強いられているのも市民であります。平成26年2月、沖縄県知事及び宜野湾市長連名で、普天間飛行場の5年以内の運用停止を要請しましたが、平成31年2月末に期限を迎え、その実現がかなわなかった中で、速やかな運用停止に向けた期限の設定を国に要請し、その確実な実現に向け、普天間飛行場負担軽減推進会議及び同作業部会における協議を重ねてまいりました。引き続き、具体的な負担軽減策を実現するために取り組む必要があると考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 負担軽減推進会議が開かれる中でそれを訴えていきたいということですので、ぜひとも、気持ち的には市民の皆さん本当に即時運用停止を望んでいる方がいらっしゃると思います。これも先ほども申し上げましたとおり、国のじらし戦法というのでしょうか、なりふり構わずの予算を使ったり、いろんな手法を使って宜野湾市民、あるいは沖縄県民の心情をくじかせているのではないかなというふうにしか私は思えません。 それでは、次に申し上げます。辺野古新基地建設断念は、2013年1月、沖縄県民総意の建白書として首相に手交されました。そして、また今年の9月の県知事選挙では、辺野古新基地建設に対して反対の玉城知事が再選されました。名護市民の動向もまだ分からない状況で、新基地の建設は早期に断念したほうが最善なことだと思いますが、改めてそのことを市長にお聞きいたします。部長でもいいです。 ○呉屋等議長 基地政策部長。 ◎米須良清基地政策部長 御質問にお答えいたします。現時点において国は普天間飛行場の移設先について、辺野古が唯一の手段としており、県はこれに代わる方策を示していない段階において、これまでも市議会において市長より、国による移設工事が進められている中、普天間飛行場の危険性除去について、ほかに方策がなければ辺野古移設も容認せざるを得ないとの答弁はさせていただいております。 返還合意の原点は、危険性の除去及び基地負担の軽減であり、普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならず、普天間飛行場の返還を最優先に取り組み、あらゆる方策を講じ、普天間飛行場の一日も早い閉鎖返還と速やかな運用停止をはじめとする返還までの間の危険性除去及び基地負担の軽減の確実な実現を求めてまいります。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ほかに方策がなければという条件つきで県内移設を認めたということですので、私たちからすれば、県民、市民一致して県外移設を本当に求めて、これからでもよろしいですので、求めていって、それが県外に決まり、あるいはその新基地建設が断念されれば、本当に沖縄県の基地負担というのが軽減されると思います。 今、本当に0.6%の県土に70%以上の米軍施設が本当に集中している、これに対してはもう誰もが疑問を持ち、不満を持ち、そしてこれ以上県内に米軍基地は造らせないというのが、本当のところは皆さんの気持ちだと思いますので、それも心に据えて市長はできることがあれば、本当に即運用停止の方向でかじを切ってほしいと思います。 それから、次行きますけれども、名護市を含め県北部地域はまだ沖縄の自然が残っている状況です。これからもまた守るべきだと思います。観光立県の本県には、今よりさらによい状態で自然環境を守ることが大切だと思います。また、大切すべきだと思います。また、何よりも県民の命を育て守る水資源が北部に集中して、現在使っている水道水も、先ほどの答弁からもありましたけれども、北部の水道水を頼っている、その辺の状況で危険な米軍基地はこれ以上沖縄県にも名護市にもやんばる地域にも押しつけてはいけないと思いますけれども、これについて本当に再三の質問になると思うのですけれども、市長の御意見、あるいは答弁はどういったものがあるでしょうか。 ○呉屋等議長 市長。 ◎松川正則市長 答弁申し上げます。おっしゃるとおり北部の自然環境、それは守るべきで大切なものだと私も理解をしております。しかしながら、宜野湾市10万人の市民がこの普天間飛行場を抱えて、大変苦しんでおります。やはりそれからしますと、返還合意から26年、即時返還を訴えてまいりましたが、動かない。即時運用停止もなかなか厳しいということからしますと、やはり私としては先ほど来答弁申し上げておりますが、辺野古移設は容認せざるを得ないというふうに考えております。 そして、我々ということでの表現を我如古議員はされておりますが、私としては議会の意見も大変重く尊重をしております。令和元年9月27日には、普天間飛行場の危険性除去のための米軍基地キャンプ・シュワブ辺野古崎への移設促進を求める意見書が宜野湾市議会で可決をされております。そのこともやはり踏まえるべきではないかということで理解をしております。 様々御意見ございますが、やはり宜野湾市として、私、宜野湾市長としては、市民のやはり命、環境、それを守るために、やむを得ずという表現で結構かと思いますが、辺野古移設を容認せざるを得ないと、あらゆる方策を取っていただきたいという考えであります。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 市長の答弁理解はいたします。令和元年9月27日に宜野湾市議会として決議をしてあると。しかし、令和元年からまた日にちも月日もたっておりますので、またこういった議論があっても私はいいと思います。なぜであるならば、まだ県と国が係争中でもあるし、あるいはこれから埋め立てようとしている辺野古の新基地のところが超軟弱地盤があって大きな問題が発生もしています。ですから、本当に市長のおっしゃるように新基地を認めれば、一日も早い閉鎖返還そして、即運用停止ができるかなというのも、本当にこれ疑問に思う点もありますので、またこういう形で基地問題を取り上げておりますので、また今後とも負担軽減推進会議、あるいは作業部会等が開かれていくものだと思いますので、そのときはまたそのときで質問をしていきたいと、議論していきたいと思います。今日はありがとうございました。 それでは、次に参ります。水道行政についてであります。安全な水道水の供給についてお伺いします。市の人口は、2020年6月、10万人に達したということであります。市人口は右肩上がりでしたが、水道水の総配水量、供給量というのでしょうか、は令和4年度の予定は1,100万5,704立方メートルで、令和3年度実績が総配水量1,085万1,816立方メートルで、有収水量が1,043万3,585立方メートルで、給水契約者全体の使用量の全てだと思います。水量からすると、令和2年より減少していると思いますが、ここ5年間の変化をどのように捉えているでしょうか。これは、あくまでも有収水量ベースでお願いをいたします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 こんにちは。我如古盛英議員の御質問にお答えいたします。本市における水道水の使用水量に関する過去5年間の推移でございますが、平成29年度から令和3年度までの有収水量ベースの実績で申し上げますと、新型コロナウイルス感染症発生以前の平成29年度から平成30年度までの使用水量の推移においては、先ほど議員からも話がありましたように、本市の人口は増加傾向にあるものの、節水型社会の進展により、節水器具などの普及や市民の節水意識の向上などが主な要因で使用水量は減少傾向にありましたが、令和元年度から令和2年度にかけましては、新型コロナウイルス感染症の影響やコロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令などがされたことで、在宅勤務や学校の休校等、社会経済活動の変化に伴い、一般家庭用の使用水量が増加したものと考えております。 令和3年度におきましては、新型コロナウイルス感染症に対する対応等の変化に伴い、学校の休校や社会経済活動などの制限が緩和されたことで、コロナウイルス感染症発生前の平成30年度当たりの使用水量に近づいているものと推測しております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 御答弁の中に、新型コロナ感染も影響しているということで御説明がありました。ありがとうございます。 それから、それでは有収水量で8万1,501立方メートルの減少、特に家庭用の水量が減で、連合専用が微増と思いますが、その減少は先ほども言いましたとおり、節水の効果なのか、あるいは北谷浄水場の浄水の有機フッ素化合物PFAS等の含有問題も影響しているのでしょうか、それともその他の要因なのかをお聞きいたします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。令和3年度の使用水量が令和2年度の使用水量と比較しまして減少している主な要因としましては、先ほども答弁申し上げましたが、令和3年度におきましてはコロナウイルス感染症に対する対応等の変化に伴い、社会経済活動等の制限が緩和され、一般家庭用の使用水量が大きく減少したことで、コロナウイルス感染症発生前の平成30年度あたりの使用水量に近づいているものと推測しているところでございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。PFAS等の含有問題は、まだそこでは起きていないということの要因の説明だったと思います。 それでは次に、有機フッ素化合物PFASやミネラルなどの含有状況についてお伺いします。水質試験検査結果は7か所分が記載されております。令和元年の統計年報に資料としてありますので、それを見ました。平均値はありますけれども、令和3年度の検査回数、期間、方法などが分からないですので、その答弁をできたら分かりやすいような方法で答弁していただければと思います。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。水道水の水質検査につきましては、水道法第20条において、色及び濁り、消毒の残留効果に関する毎日検査に加え、一般細菌等の10項目の検査につきましては毎月検査、総トリハロメタン等の16項目の検査につきましては年4回、カドミウム及びその化合物等の25項目につきましては、年1回の水質検査が義務づけられております。 本市の検査方法でございますが、毎日検査につきましては、市内7か所に設置しております給水栓から水道水を採水し、実際に水を飲んで臭気や味に異常がないことを確認し、色及び濁り、消毒の残留効果についても異常がないことを確認しております。 毎日検査以外の51項目の検査につきましては、専門機関へ検査を委託し、その検査結果につきましては、市のホームページにて公表しているところでございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 分かりました。検査結果がホームページに記載されているということで、分かりました。 それと、その検査を専門機関のほうへ検査委託ということで今答弁ございましたけれども、その検査機関というのは県内の事業者でしょうか。もしよければ事業者名もよろしくお願いします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。専門機関でございますが、水道法第20条第2項で定められております水質検査を行う機関としまして、厚生労働大臣の登録を受けた専門機関でございます。本市が水道水の水質検査を委託しております専門機関は、市内業者、沖縄環境分析センター様でございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ありがとうございます。さて、それではこの有害物質と言われる有機フッ素化合物PFASについては、1970年代から使用されているということが分かっています。そして、上下水道局ではいつ頃から、またいつの時点からPFASの水道水含量を確認したかを答弁お願いします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。県企業局は、北谷浄水場の水源である比謝川や嘉手納井戸群などからPFOS等が検出されたことを受けまして、平成28年1月20日に、県内23市町村を対象に企業局水源地における有機フッ素化合物の検出状況についてと題する説明会を開催しております。この説明会において県企業局より、北谷浄水場の浄水においてもPFOS等が検出されたとの説明がされたことを受け、本市が水道水を受水しております北谷浄水場の浄水にも有機フッ素化合物PFOS等が含まれていることを把握いたしました。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) 平成28年の23の関係市町村でそのPFASに対する協議があったということの答弁がございました。大分前のことでございますけれども、これから皆様方は対策を講じていらっしゃると思うのですけれども、では宜野湾市の上下水道局の基本理念にあります「市民を支える安全・安心な命の水を未来へ」とありますけれども、上下水道局としてはこの有機フッ素化合物PFAS含有で県企業局とどのようなやり取りと、そしてその有害物質の除去の解決策等を協議する場があったでしょうか。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。PFASに関する水道水の安全性の確保についての本市の取組でございますが、令和元年5月に県企業局に対し、北谷浄水場系統における水道水の安全性の確保に関する要請において、有機フッ素化合物の基準値、または安全性の確保が取れるまでは、嘉手納井戸群及び周辺水域からの取水を停止し、別の水源確保を図ることなど、PFOS等が検出されている水源からの取水抑制についての要請を行っております。 また、令和3年2月には、嘉手納飛行場司令官に対し、県と本市の連名による有機フッ素化合物対策の実施に関する要請、今年の8月には、県や関係市町との連名による基地の立入調査などの要請も行っております。 さらに、令和2年4月よりPFOS及びPFOAにつきましては、水道事業者が水質管理上留意すべき項目である水質管理目標設定項目に位置づけられましたことから、本市においても夏季と冬季の年2回、PFOS等に関する水質検査を行い、その検査結果は市のホームページにて公表し、市民の皆様の不安払拭にも努めているところでございます。 2点目のPFOS等の低減化についての協議をする場といたしましては、北谷浄水場から水道水を受水しております7市町村で構成する北谷浄水場系統受水市町村連絡会議において、PFOS等が検出されている中部河川や嘉手納井戸群などからの取水を抑制し、さらなるダム水の増量に取り組んでいただくよう、機会あるごとに協議要請を行っているところでございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ありがとうございます。このPFASの含有に関して検査が令和2年4月より夏と冬1回ずつしっかりと検査をするようになったということで、これまでの協議会、あるいは県企業局とのやり取りの中で、皆さん方はその提言に対してしっかりとした対応をしているということが分かってきました。 それでは、次に行きます。それでも市民の間では、成長期の子供たち、あるいは若い方々などはボトルウオーターを買い、浄水器、浄水の配達を受けているとあちらこちらで聞いています。局は関知しているかどうか、承知しているかどうか。また、上下水道局へ市民からの苦情や問合せが私はあるのではないかなと思うのですけれども、あるかどうかお伺いします。 ○呉屋等議長 上下水道局長。 ◎島袋清松上下水道局長 御質問にお答えいたします。市販されております飲料水の購入や浄水器の設置など、水道水以外の利用状況などの実態把握はできておりません。 また、飲料水の購入や浄水器の設置等に関する市民からの苦情は特にございませんが、PFAS等に関する新聞報道があった際には、水道水の安全性に関する問合せや浄水器設置の必要性等に関する相談が数件ございます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ないということですけれども、しかし市民の間ではもうスーパーやいろんなお店のほうで、このボトルウオーターの奪い合いと言ったらおかしいですけれども、その買取り合戦というのでしょうか、それと、それから水の浄水器、あるいは浄水の配達等が相当数行われていると思います。しかし、これからもそういった苦情等、問合せに対しては丁寧に対応していただければと思います。 それから、次は答弁はよろしいですけれども、私の提言として申し上げたいと思います。今後の対応として、さらなる原因の究明、それから市民の血液検査などを行い、そしてさらなる水道水のPFASの低減を図るように頑張っていただきたいと思います。 現在、答弁のとおり、北部水系から取水して、令和4年9月末でPFASの濃度が4ナノグラム・パー・リッターとあり、改善されていることもやはり情報発信して、まず水道水を利用していただければと思います。 それでは、また次のほうに行きます。道路行政について質問をいたします。市道長田1号の一部のアスファルト補修についてをお伺いいたします。中部商業高校校門前からの通りから、その次の信号機がある交差点より、また通称富浜カジマヤー十字路なのですけれども、その間、市道長田1号になっておりますけれども、その道路面の状態が悪くなっています。当局は確認しているでしょうか。 また、サンエー我如古店、ローソン店付近から、今現在、舗装工事が完了したところもありますし、そしてまだ工事中のところもあります。琉球大学の北口の信号機付近まで続くこともありますけれども、どのような改良工事でしょうか。また、その先の高速道路沿いの居酒屋前通りのアスファルトの陥没がありますけれども、それも確認しているでしょうか、答弁をお願いいたします。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 我如古盛英議員の御質問にお答えいたします。市道長田1号中部商業高校前から富浜カジマヤー、富浜交差点まででございますが、この路線の舗装につきましては、経年劣化やバス路線ともなっており、利用者も多いことから部分的なひび割れや舗装面の損傷があることを確認しております。これまでも道路修繕の要請書や道路維持管理業務で確認した場合について、部分的な修繕を行ってきたところでございますが、今年度はかりゆし団地付近信号機から呉屋田橋信号機手前までの約320メートルを道路舗装改修工事として発注し、現在工事中でございます。引き続き、次年度においても道路舗装改修工事を検討してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ありがとうございます。本員は、4年間議員を休んでいました。そして、今回また再び議員になったのですけれども、その間に、この長田1号の道路補修に関してはとても気になっておりました。本当にひどい状況が続いていたのですけれども、今回、こうしてかりゆし団地の前から呉屋田橋の信号機のところまで320メートルを舗装していただくということで、本当に通行が楽になるし、あるいは利用する方々も多くなると思います。ぜひ1月30日までですか、工事期間が市民に知らされているのですけれども、工事に際してはどうか気をつけてやっていただきたいと思います。 それと、もう一つだけ、特にアスファルト路面の陥没、ひび割れなどが多いところがあります。この区間ではなくて定期バス路線も運行しているところがありまして、車体の低いオートバイなどが本当に危険な状態のところがあります。ここも早急な補修が必要だと思いますけれども、高速道路沿いの居酒屋辺りの前に、大分本当にへこんだところがありますので、そこの補修は今回同じ状況でできないでしょうか。よろしくお願いしたいと思います。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。高速道路沿いの居酒屋前辺りのアスファルトの穴ぼこにつきましては、今回の工事には含まれてございませんが、確認しながら調整してまいりたいと考えております。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。
    ◆13番(我如古盛英議員) そこもぜひ早々の補修が必要だと思います。バスの定期路線が運行しておりますので、その車体というのは本当に低いですので、これが底に引っかかるような状況が来ないうちにぜひ補修をお願いします。 次は、県道32号線長田歯科医院前のアスファルト補修についてをお伺いします。長田の中心を通っています県道32号線に対しては、さきの質問で宮城政司議員も取り上げておりましたけれども、場所は同じところになると思います。もちろん道路の維持管理は、沖縄県道ですから沖縄県がやるべきだと思いますけれども、しかし市民が主に通行していると思いますので、信号機の停止線近くのアスファルトの路面が本当に波状に変形して、ここは下り坂の信号機なのですけれども、変形してぼこぼこになって、まず雨降りとかバイクの通行とかには、あるいはさらに車体の低い車両に対しては本当に危険な状態だと思います。 それで、ぜひとも早急な対応が必要ですので、この件に関して市のほうからも管理者のほうに連絡をしていただいて、早期な補修ができるようにお願いをしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○呉屋等議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。県道32号線長田区の道路整備につきましては、市としても状況等を整理しながら、県へ整備要請を行ってまいりたいと存じます。 ○呉屋等議長 我如古盛英議員。 ◆13番(我如古盛英議員) ぜひよろしくお願いいたします。交通安全対策にもなりますので、管轄は違うけれども、ぜひ宜野湾市のほうから連絡していただければ補修が早くなるのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○呉屋等議長 以上で13番 我如古盛英議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は12月23日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後2時26分)...