10番 吉 村 眞弓美 11番 岡 本 晃 隆
12番 青 木 義 勝 13番 岡 橋 庄 次
14番 八 尾 春 雄
2
欠席議員は、1番 坂 口 友 良
3
地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は、次のとおりである。
町 長 山 村 吉 由 副 町 長 松 井 宏 之
教 育 長 植 村 佳 央 理事兼
都市整備部長
中 川 保
まちづくり政策監 中 村 賢 一 企 画 部 長 奥 田 育 裕
総 務 部 長 藤 井 勝 寛
けんこう福祉部長 吉 田 英 史
住民環境部長 小 原 薫
地域振興部長 栗 山 ゆかり
教育振興部長 村 井 篤 史
危機管理監 中 川 雅 偉
4 本会議の書記は、次のとおりである。
議会事務局長 鎌 田 将 二
書 記 平 本 真 岐 書 記 島 田 剛 至
○議長(
吉村裕之君) ただいまの
出席議員は、13名です。定足数に達していますので、令和5年第1回
広陵町議会臨時会を開会します。
これより本日の会議を開きます。
(A.M.10:09開会)
日程番号 付 議 事 件
1
会議録署名議員の指名
2 会期及び日程の決定について
3 議案第1号 令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)
4 議案第1号 令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)
○議長(
吉村裕之君) まず、日程1番、
会議録署名議員の指名を行います。
本臨時会の
会議録署名議員は、
会議規則第126条の規定により
2番
堀川季延議員
3番 千
北慎也議員
を指名します。
○議長(
吉村裕之君) 次に、日程2番、会期及び日程の決定についてを議題とします。
会期及び日程については、さきの
議会運営委員会において協議願っておりますので、その結果について、
議会運営委員会委員長から報告を願うことにします。
笹井議会運営委員会委員長!
○
議会運営委員会委員長(
笹井由明君)
議会運営委員会は、本日、委員会を開き、令和5年第1回臨時会の会期及び日程について協議しましたので、その結果を御報告申し上げます。
まず、本臨時会の会期でございますが、本日、1月19日、1日とします。
次に、本日の日程でございますが、議案第1号の1議案につきましては、
趣旨説明を受け、質疑を行い、
総務文教委員会へ付託後、
委員長報告、本会議で審議し、採決を行います。
以上、
議会運営委員会の報告といたします。
○議長(
吉村裕之君) ただいまの委員長の報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。
お諮りします。
ただいまの委員長の報告のとおり、本臨時会の会期は、本日1日とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日に決定しました。
続きまして、本日の日程ですが、お手元に配付した日程表のとおりで御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、本日の日程は、日程表のとおりと決定しました。
これより議事に入りますが、質疑については、申合わせにより、所属する
常任委員会の案件については行わないようよろしくお願いします。
それでは、日程3番、議案第1号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。
本案について、説明願います。
藤井総務部長!
○
総務部長(
藤井勝寛君) 失礼いたします。議案書の1ページをお願いいたします。
議案第1号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。
まず第1条ですが、今回の補正では、規定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ4,577万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ146億5,129万9,000円とするものでございます。
第2条におきましては、
繰越明許費の補正を行っております。
まず、歳出のほうから説明させていただきます。10ページ、11ページをお願いいたします。
4
款衛生費、予防費において、
母子保健事業費として4,577万4,000円を計上しております。これは、国の2022年度第2次
補正予算において、
核家族化が進み、地域の
つながりも希薄になる中、妊娠から出産・子育てなど一貫して身近で必要な
相談支援を充実させるとともに、
経済的支援を一体とする事業を支援する出産・
子育て応援給付金が創設されたことに伴い補正するものです。
伴走型相談支援として、妊娠時から出産・子育てまで、
子育て世代包括支援センターによる定期的な面談等による支援と併せ、
経済的支援として、
妊娠届出時と出生届時にそれぞれ5万円、合計10万円
現金支給するものでございます。令和4年4月以降に出産した人も遡って対象となります。
まず、19節扶助費では、
出産応援ギフト事業として1人当たり5万円を対象者504人で2,520万円、
子育て応援ギフト事業として1人当たり5万円を、対象者336人で1,680万円、合計4,200万円を計上しております。その他委託料で
システム改修費352万円、消耗品、
郵便代等の事務費25万4,000円を計上しております。
なお、
伴走型相談支援と扶助費の
出産応援ギフト事業費、
子育て応援ギフト事業費の補助率は、国3分の2、県6分の1、町6分の1、事務費につきましては、1自治体200万円、対象者100人当たり4万4,000円が加算され、本町では、211万円を見込んで計上しております。また、国の
補正予算に合わせ、令和5年9月末までの事業費を計上していることから、
繰越明許を行っております。
次に、8ページ、9ページの歳入をお願いいたします。
14
款国庫支出金、
国庫補助金及び15
款県支出金、
県補助金におけるそれぞれの出産・
子育て応援交付金は、歳出で説明させていただいた補助率で交付されます。
なお、
伴走型相談支援に係る補助分は既に計上しております人件費に充当するため、
財源補正となっております。
中段の18
款繰入金、
財政調整基金繰入金は、今回の補正の
財源調整でございます。
次に、4ページをお願いいたします。
第2
表業繰越明許費補正ですが、4
款衛生費で出産・
子育て応援交付金事業で4,577万4,000円、6
款土木費で
平成緊急内水対策事業として3億7,500万円の追加をお願いいたします。
出産・
子育て応援交付金事業は、歳出で説明させていただいたとおりです。
平成緊急内水対策事業につきましては、古寺川調整池は、箸尾準
工業地区造成事業の完工までに規定の貯留量を確保しなければならず、そのために2期工事の
適正工期確保のため、令和5年3月中に契約し、工事開始をしておく必要がございます。そのための事業費の繰越しをお願いいたします。
以上、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、広陵町
一般会計補正予算(第10号)の説明とさせていただきます
○議長(
吉村裕之君) これより本案について、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
山田議員!
○議員(
山田美津代君) 出産・
子育て応援ギフトは、出産と
乳児家庭全戸訪問時の
面談実施後に5万円ということで、ここに資料で書かれていますが、伴走型の
相談支援、これ
タイミングとして、
妊娠届出時、妊娠8か月前後、
乳児家庭全戸訪問時とありますが、その後の子育て大変だと思うんです。この間、3日ぐらい前に、もう悲惨な、凄惨な事件が三つほどありました。13歳の娘さんが母親を殺したり、母親が7歳の子を絞め殺したりということで、そういう子育ての悩みって、この乳児だけでなくて、やっぱりずっとあると思うんです。そういう伴走型の
子育て支援というからには、そういうことまでも手厚く、やはり
児童相談所に
確か相談に行っていたと思うんですが、結局、防げなかったということで、本当に私も虐待のこともいろいろあるし、
児童相談所に行っても、なかなか解決できないという問題がありますけれども、町としてこの事件を見て、やっぱり福祉課としてどのようなことを考えられたのか、また
伴走型支援としてどのようなことができるのか、その辺のことを御検討なられたのかなということをちょっとお聞きしたいと思います。この伴走型というのが、どこまで考えておられるのか、そのことも併せてお願いします。
それと、この資料の一番下に、
クーポン発行時にとあるのは、申請書のことですか。
クーポンって書いてある、一番下にね。
経済的支援は、
クーポン発行時に係ると書いてあるんですけど、
クーポンというのは、
経済的支援の、何か妊娠届時に申請書を配付して、このことなのかな、ちょっとそれが分からなかった。その2点、お願いいたします。
○議長(
吉村裕之君)
吉田けんこう福祉部長!
○
けんこう福祉部長(
吉田英史君) 失礼いたします。主に
伴走型相談支援の件について御質問でございます。まさにおっしゃるとおりでございます。今回つきましては、ここに挙げております分につきましては、面談の
タイミングといたしまして、妊娠の届出時、それから妊娠8か月前後、また乳幼児の
全戸訪問時ということで書かせていただいておりますけれども、支援が必要な妊婦さん、また出産後につきましてもそうでございますけれども、そこにつきましては、特定妊婦として、こちらのほうで支援をしておる妊婦さんもございますし、いろんな面をもちまして、要対協であったりとか、そういった面で支援をしていっておるところでございます。切れ目のない支援というところで、
妊娠届出が出産、あとはまた子育てしていかれる中での支援というふうな面も充実をさせていただくこととしておりますし、今も現在やっておりますので、その施策を充実させていただきたいと思っております。やはり支援が必要な方に手を差し伸べるということをしていきたいというふうに考えております。
また、資料で補助率の件で
クーポン発行に関する経費、10分の10と書いておりますけれども、その件でございますけれども、こちらにつきましては、広陵町につきましては、現在
クーポンではなくて
現金支給を当面の間する予定でございます。これは
クーポン等を発行するに当たりましては、いろいろな手続がございまして、費用面もございますので、やっぱり迅速に支給するという面から、とりあえずは
現金支給というふうにさせていただいておる所でございます。ここに書かれておる
クーポンと書ておりますけれども、これは
クーポン等という意味で、
現金支給に関する分も補助される。一定の経費を補助されるということになっております。
以上でございます。
○議長(
吉村裕之君)
山田議員!
○議員(
山田美津代君) だから、その子育ての支援の施策を充実していくとお答えになられたんですが、その辺をもっと具体的に検討していかないといけないんじゃないかなと思います。今すぐお答えにはなられないと思いますけれども、その辺をしっかり考えていっていただきたい。ただ、相談に来た方に相談員が相談するだけでなく、やはりもうちょっと緻密に考えていかないといけないんじゃないかなというふうに、あの事件を見て思ったんで、その辺ちょっといろんな資料を取り寄せていただいて、どうしたらいいのか、もうちょっと詳しく検討していっていただきたいなというふうに思いましたんで、よろしくお願いいたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。
山村議員!
○副議長(
山村美咲子君) この出産・
子育て応援交付金、こうして現金ですけれどけれども、早急に対応していただき、ありがとうございます。やはりこの
伴走型相談支援、
山田議員がおっしゃったとおり、ここが非常にこれから重要になってくるかなと思っております。相談、面談の実施者というのは、
子育て世代包括支援センターの保健師や助産師となっておりますが、やはり面談には行っていただくけれども、やはりそういう専門性をお持ちの方は非常に重要なんですが、この趣旨である、やっぱり地域との
つながりというか、地域で子育てをするという、ここも非常に大事ではないかなと思っております。やはり地域の
ボランティアなり、方々を本当にどうやって巻き込みながら、こうやって地域で宝である子供を育てていくということを、
仕組みづくりというのを今後また検討していただきたいと思っております。
非常に
コロナ禍で、やはりそういう機会というのが今奪われているのかなと思っております。例えば、
なかよし広場ですが、かつては
ボランティアで私もたびたび行かせていただいて、そこでやはり子供たち、
お母さんと知り合いながら、たびたび会うことによって、またその小学校で例えば入学式で会ったときに、ああ、この子がこんだけ大きくなったと感動したこともある。やっぱりその
きっかけづくりというのが、そういう場であったかなと思います。今はもう申込み制であったり、人数制限をされていたり、
ボランティアも参加させていただいていないので、やはりそういう方々、保健師と共に、一緒に子育てしていただくという、
ボランティアを育てるということも
仕組みづくりも大事ではないかなと思っておりますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
吉村裕之君)
吉田けんこう福祉部長!
○
けんこう福祉部長(
吉田英史君) ありがとうございます。まず面談の実施者ですけれども、今のところ保健師や助産師というふうに考えておるんですけれども、この面談が誰をするのか、先ほど
ボランティアの活用ということもお話いただきましたけれども、面談者につきまして、一定の研修を受ければ可能ということでもございますので、そこらにつきましては、例えば地域の方で
ボランティアでしていただくということも考えられると思います。その
あたり研修の中身とかをまた検討いたしまして、研究してまいりたいというふうに考えております。
また、
なかよし広場の点でも、
ボランティアの件でもおっしゃっていただきました。
コロナ禍でちょっと人数を絞りながらはさせていただいておるんですけれども、従前は、
民生児童委員さんの方にも御協力いただいて、
なかよし広場の運営をしておったんですけれども、今は来ていただいておらない状況でございます。
なかよし広場につきましても、この4月から少しまた拡大をいたしまして、
民生児童委員さんにも御協力をお願いしたいというふうにも考えておりますし、また、
コロナ禍が5類というふうなことも言われております。人数も拡大いたしまして、地域の方にもまた
ボランティアとして協力いただきたいというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。
千北議員!
○議員(千北慎也君) 今、お二人から御質問あった部分に関連してというか、加えての質問なんですけれども、大きく二つありまして、まず一つ目が、
支援方法についてちょっと質問させただければと思います。
厚生労働省の本交付金に係る資料を見ておりますと、産後の育成期の相談の仕方として、SNS、アプリを利用した
オンラインの面談の相談であったりとか、また
プッシュ型の
情報発信と
随時相談の実施というところで、情報の届け方であるとか、そういうところに工夫をせよということが書いてあるんですけれども、そのあたり、本町としてどういう工夫をされるのかというのがまず1点、もう一つ、実際、今回
経済的支援としては
現金給付ということですけれども、資料を見ておりますと、別に現金ではなくても良いような書き方をされています。要するに、5万円相当をベースに合計10万円相当の支援がされれば良いというところで、なぜ現金という判断、
クーポンでも同じだと思うんですけれども、要するに、
金銭的価値のあるものを直接お渡しするという判断をされたのかというところをお伺いしたいです。といいますのも、現金をお渡しするところは非常に楽ではあるんですけれども、やっぱりコンスタントに
お母さん、
お父さんとコンタクトとっていこうと思うと、別の方法もあったんじゃないかと思います。具体的に申し上げますと、例えば滋賀県東近江市であるとか、兵庫県明石市ですと、おむつを定期的にお届けするという事業をされていて、保護者さんからリクエストがあった銘柄のおむつを定期的に届けることで、
お母さん、
お父さんと接点を継続的に持つことができると、そういうふうな取組をされている自治体もございます。もらうほうからしたら、10万円のほうが何でも使えていいかもしれないですけれども、結局10万円分、家計の予算から浮くということであれば、もっと施策として効果的なお金の使い方もあったのかなと思うんですけれども、そのあたりお伺いさせてもらいたいと思います。
すみません。ちょっとまとめますけれども、
厚生労働省からの指定推奨にあるような
情報提供の仕方ですね。
アプリ等を使った面談であるとか、
プッシュ型の
情報提供というものを行っていくのかという点と、なぜ今回10万円分、現金という形でお渡しするという判断に至ったのかという2点です。
○議長(
吉村裕之君)
吉田けんこう福祉部長!
○
けんこう福祉部長(
吉田英史君) 大きく2点、御質問いただきました。まず、支援の方法ですけれども、
オンラインでも可能ではないかということでございます。必ずしも対面での面談というのは望ましいかなというふうには考えておるんですけれども、妊婦さんによっては、こちらに来ていただけない、また、なかなか訪問をして、直接の面談というのもできない方もいらっしゃいます。そういった場合、
オンラインでの面談というのも可能だと考えておりますので、そこの
仕組み自体は今検討しておるところでございます。
また、
情報提供といたしまして、今現在
LINEというツールも使わせていただいておるんですけれども、そこも登録される際の年代等によって、発信の範囲を絞るといいますか、その方に発信できるというふうにもございますので、そこもちょっと検討のほうさせていただきたいと思います。
それから二つ目に、今回、
現金給付とさせていただきましたけれども、子育てに関する品物であったりとか、そういったふうに直接しておる自治体もあるということでお聞かせいただいております。まず、国がとった
アンケート等の中では、今回は実施に当たっては、ほとんどが
現金給付のところが多かった。奈良県内でも
現金給付のところがほとんどの自治体でございます。中には、商品券であったりとか検討しておるところもございますけれども、やはり迅速に支給するという面から、今回、現金というふうにさせていただきました。ただ、ずっと現金を続けるかということではなくて、私この前、
山村議員の御質問でもお答えさせていただいたんですけれども、できれば県域でそういった仕組みというのを実施していただきたいというふうに県にも呼びかけはしておるんですけれども、まだちょっと実現のほうできておりません。子育てに関する分に使っていただくというふうな面、それからまた地域の振興という面で見ましたら、また別の方法もあるとは考えておりますので、当面は現金ということではさせていただきますけれども、継続して検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(
吉村裕之君) 千北議員!
○議員(千北慎也君) ありがとうございます。
情報提供に関しては、
LINE等も使っていただけるということでありがとうございます。面談の
タイミング等で
公式LINEの登録をもう一回アナウンスしてもらうとか、あるいは、興味がある情報とかの登録を、今興味がある情報を登録すれば、その情報を届けられるようになっていると思いますので、そのあたり、しっかり
お母さん方と接点がとれるところに
情報登録を促すような仕組みが必要かと思います。
現金の件ですけれども、地域の
振興動向というのは、何ていうか、副次的な効果だと思っていて、今回の施策でいうと、
子育て家庭に寄り添い、出産・育児等の見通しを立てるための面談や継続的な
情報発信等を行うことのほうが大事なわけですよね。とすれば、商品券であっても、現金であっても、一回ぽんと渡してしもたら、行政との接点が終わりというのがどうなのかなというところが疑問だということを再度申し上げておきます。どんな使い方でもいいんですけれども、継続的に家庭と設定をとれるやり方のほうが、家庭の状況を直接見られるわけですし、
情報提供もできるんじゃないかなと思います。それは意見です。
もう一つ、同じ
タイミングで
厚生労働省からアナウンスがあったものとして、
伴走型相談支援と連携して、一時預かり事業の
利用促進についてというような通知も出ておったかと思います。保護者さんからのお声とかも伺っておりますと、一時預かりもうちょっとできるように整備してほしいなというお声とかも伺っておるんですけれども、このあたり、今回の
伴走型支援と連携して、一時預かり事業の
利用促進というのも行っていかれるのでしょうか。
○議長(
吉村裕之君)
吉田けんこう福祉部長!
○
けんこう福祉部長(
吉田英史君) 一時預かりにつきましては、いろいろ声もいただいておるところでございます。もっと充実してほしいという声もたくさんいただいております。そういった面もありまして、今現在、幼稚園であるとか、シルバーに委託しているポケットもそうですけれども、そこも充実してほしいという声もありますので、そういった拠点をどういうふうにするのかというのをまずは検討させていただいておるところでございます。預かりにしても、施設、設備が必要となってまいりますので、そういった面も踏まえて、今検討しておるところでございます。
○議長(
吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。
谷議員!
○議員(谷 禎一君) 私のほうは、繰越しのほうの部分で、
平成緊急内水対策事業の区分について御質問したいと思います。
先ほども委員会のほうでお話しさせていただいたんですけれども、一応、古寺川のこの部分に関しましては、現在係争中でありまして、事業の規模の面積が小さくなって、それで事業のほうが一時、一刻二刻ということで進められているということで聞いておるですけれども、ここの部分で箸尾の準工地域の要は
水量自体もここへ持ってくるということは聞いておるんですが、町全体の安全を見越した分の水路関係を計算して、そして、この部分で処理できることとしているのかどうか、実際に10年に1度ということについての対策はとっておるということなんですけれども、10年に1度じゃなくして、できるだけ多く
治水対策に対しての容量を取るほうがいいとは思うんですが、その辺の計算とか、そういうふうなものをきちっとできた上でやっておられるのか、実際にもし少ないようであれば、もう少し取れる容量を増やすとか、そういうふうなことも考えてみてはどうかというふうには思うんですが、その辺はどのような考え方で進められておられますか。
○議長(
吉村裕之君) 中川理事!
○理事兼
都市整備部長(中川 保君)
治水対策容量についての御質問ととらえさせていただきます。三つの調整池進めさせていただいておりますけれども、広瀬川の調整池が広瀬川の流域が非常に大きく、4平方キロほどありますので、その部分につきましては、100年に1回の県が試算してくれた必要容量に対して、100年に1回の分に対しては、半分程度しか取れていない。それは最大限、今取らせていただいている分では、10年に1回以上の降雨に対しての安全性は確保できている。確保できているといいましても、床上、床下浸水を防げるという程度でございますけれども、そういった具体に大きな被害が発生することは抑えられる容量を確保してございます。
それから、古寺川は、約0.65平方キロしか流域の面積がございませんので、今計画している部分で係争中の部分も含めて容量を確保できれば、100年に1回に近い雨に対しての安全性は保てる計画になってございます。ですんで、容量としては、先ほど説明があったように、10年に1回程度の雨でしたら、問題なく処理できるという規模になってございます。
馬見川につきましても、おおむね100年に1回程度の洪水に対しての安全性は確保できるという容量が確保できているという状況でございますので、全体としては、広瀬川が一番課題になってくるのかなとは思うんですけど、広瀬川は、やはり流域が大きくて、調整池だけで何とかするというのは、なかなか難しい部分があるのかなと考えているところでございます。
以上でございます。
○議長(
吉村裕之君) 谷議員!
○議員(谷 禎一君) 今回、古寺川の部分なんですけれども、一応、係争の部分に関しても、早くけりをつけて、それでその部分も協力していただいて、多くの水量を確保できるということは、住民にとっては一番好ましいことでもありますんで、その辺、相手方があることなんで、いろいろ問題はあるとは思うんですけれども、できるだけ早期に解決していただいて、安全な水量を確保できますように努力していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
吉村裕之君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑はこれにて打ち切ります。
お諮りします。
本案を
総務文教委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号は
総務文教委員会に付託することに決定しました。
委員会で審査される間、しばらく休憩します。
(A.M.10:39休憩)
(P.M. 0:06再開)
○議長(
吉村裕之君) 休憩を解き、再開します。
それでは、日程4番、議案第1号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)を議題とします。
本案について、
総務文教委員会委員長より、委員会の審査の結果について報告願うことにします。
堀川
総務文教委員会委員長!
○
総務文教委員会委員長(堀川季延君)
総務文教委員会は、本日の本会議において付託されました1議案につきまして、委員会を開き、慎重に審査しましたので、その結果を御報告申し上げます。
議案第1号、令和4年度広陵町
一般会計補正予算(第10号)については、出産・
子育て応援ギフトを
現金支給とした理由は何か、また電子
クーポンについてはどう考えているのかとの質疑に対し、当面の間、
現金支給とした理由は、令和4年4月1日から生まれた方の遡及分についていち早く支給するためである。また、
現金支給と並行して、乳幼児の関連商品だけでなく、産後ケア事業や一時預かり事業の補助を併せて考えていく必要があると考えている。電子
クーポンについては、使用できる店と奈良県39市町村が個別に契約していくのは現実的ではないので、県で取りまとめることが一番良いのではないかと考えている。今後も働きかけを続けていきたいとの答弁がありました。
平成緊急内水対策事業の
繰越明許について、古寺川調整池の貯留量は、現在、何立米の確保ができて、係争中の土地を含めると何立米まで増えるのか。また、係争中の土地に関する動きは、令和5年6月までに何か変化はあるのかとの質疑に対し、現在の計画に基づくと、貯留量は約3万立方メートルである。係争中の土地を含めると、概算で約3万2,000立方メートルまで増える。また、現在の予定では、1月末に最終結審を待って、修正設計を速やかに行い、工程の見直しを反映して発注を考えているとの答弁がありました。
その他、質疑、答弁を受け、慎重な審査をいただいた結果、反対意見もなく、採決の結果、何ら異議なく、全員一致で可決すべきものと決しました。
以上、
総務文教委員会の審査結果報告といたします。
○議長(
吉村裕之君) ありがとうございました。
先ほどの
委員長報告に対し、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切り、討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 討論がないようですので、討論を打ち切り、採決します。
お諮りします。
議案第1号は委員長の報告のとおり、原案可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
吉村裕之君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の議事日程は全て終了しましたので、これで会議を閉じます。
本臨時会に付議されました事件は全て終了しました。
令和5年第1回臨時会は、これにて閉会します。
(P.M. 0:10閉会)
以上、会議の顛末を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
令和5年1月19日
広陵町議会議長 吉 村 裕 之
署名議員 堀 川 季 延
署名議員 千 北 慎 也...