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11月29日-04号

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  1. 姶良市議会 2022-11-29
    11月29日-04号


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    令和 4年 12月定例会(第4回)令和4年第4回姶良市議会定例会議事日程第4号                    11月29日(火)午前9時30分 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│    │一般質問                        │      │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和4年第4回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会(議)│  午前 9時30分  ││    令和4年11月29日(火)本会議    ├─────┼────────────┤│                        │閉会(議)│  午後 2時59分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│堀  広子 │出 │ 9│有川 洋美 │出 │17│新福 愛子 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 2│峯下  洋 │出 │10│小田原 優 │出 │18│竹下日出志 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 3│桃木野幸一 │出 │11│谷口 義文 │出 │19│大坪 祐輔 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 4│益森 隆史 │出 │12│馬場 修二 │出 │20│笹峯  桜 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│萩原 哲郎 │出 │13│和田 里志 │出 │21│宇都陽一郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 6│湯元 秀誠 │出 │14│犬伏 浩幸 │出 │22│国生  卓 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│塩入 英明 │出 │15│松元 卓也 │出 │23│上村  親 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│森川 和美 │出 │16│岩下陽太郎 │出 │24│小山田邦弘 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  24人       欠席 0人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 竹中 裕二 │  事務局次長 │ 原口 理恵 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │市民生活│北野 靖往 │消 防 長│原口 浩幸 ││ 第121条 │    │      │部  長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│宮田 昭二 │保健福祉│向江 美喜 │水道事業│桃木野 靖 ││ めの出席者 │    │      │部  長│      │部  長│      ││ の職氏名  ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │教 育 長│小倉 寛恒 │農林水産│田代 信彦 │総 務 部│堂路 温幸 ││       │    │      │部 長 兼│      │次 長 兼│      ││       │    │      │蒲生総合│      │財政課長│      ││       │    │      │支 所 長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│髙山 八大 │建設部長│有江 浩文 │総 務 部│塩屋 重信 ││       │    │      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │庁舎建設│      ││       │    │      │    │      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企画部長│今別府浩美 │教育部長│塚田 佳明 │総 務 部│岸園 克己 ││       │    │      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │危  機│      ││       │    │      │    │      │管監│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企 画 部│松岡 力  │建 設 部│川崎 久志 │総 務 部│享保 博昭 ││       │次 長 兼│      │次 長 兼│      │次 長 兼│      ││       │企画政策│      │建築住宅│      │総務課長│      ││       │課  長│      │課  長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活│中島 信子 │教 育 部│湯田 広美 │総 務 部│別府 伸二 ││       │部次長│      │次 長 兼│      │秘書広報│      ││       │市民課長│      │教育総務│      │課  長│      ││       │    │      │課  長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│前薗 智雄 │教 育 部│前田 浩二 │企 画 部│中園 隆男 ││       │部次長│      │次 長 兼│      │地域政策│      ││       │長 寿 ・│      │学校教育│      │課  長│      ││       │障害福祉│      │課  長│      │    │      ││       │課  長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │農林水産│萩原 安信 │水道事業│若松 耕市 │教 育 部│留野 真一 ││       │部次長│      │部次長│      │保健体育│      ││       │林務水産│      │施設課長│      │課  長│      ││       │課  長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │建 設 部│師玉 保之 │保  健│有田加代子 │    │      ││       │次 長 兼│      │福 祉 部│      │    │      ││       │土木課長│      │子 ど も│      │    │      ││       │    │      │み ら い│      │    │      ││       │    │      │課  長│      │    │      │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               11月29日 ○議長(小山田邦弘君) これから本日の会議を開きます。(午前9時30分開議) ○議長(小山田邦弘君) 本日の会議は、配付しております議事日程のとおりであります。 ○議長(小山田邦弘君) 日程第1、一般質問を行います。 本日は4名の一般質問を行います。順次、発言を許します。 まず、11番、谷口義文議員の発言を許します。 ◆11番(谷口義文君)     登      壇  おはようございます。 早速質問に入ります。 1問目、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について。 要旨1、現在、国会においてこの団体の在り方については、被害者救済法案等の制定、また質問権を行使しての解散命令の可否の判断等含めて、刻々と作業が進められております。 この団体は、世界中に数多くの団体があり、一見して統一教会とは関係がない装いとなり、あらゆる組織に関与しております。高多額な献金などの問題が指摘されているが、政治にも深く介入しております。本市にもこの団体の施設、霧島家庭教会が加治木町朝日町に存在しております。あらゆる面での影響、関わりが懸念されるがそのような事案はなかったか。また本市において、今までに苦情、相談、救済等は確認されているか。 要旨2、この団体の在り方に対しては、市民の不安もさることながら、今後監視の目が日増しに厳しくなっていくと思われる。市長として、この団体に対しての見解を問う。 2問目、高齢者世帯について。 去る11月2日、神奈川県大磯町で40年にも及ぶ老老介護疲れによる悲惨な事件が起きております。81歳の夫が79歳の体の不自由な車椅子の妻を車椅子ごと海に突き落とし死亡させたものであります。また独り暮らし、独居高齢者の孤独死も増えております。このような高齢者の終末は、実に寂しい虚しい限りであります。 本市における高齢者夫婦世帯と同居高齢者世帯の実態と対策を示せ。また二世帯、三世帯住宅により見守り介護の環境が整えば、このような問題は多少なりとも解決につながると思われる。二世帯、三世帯住宅促進に関し補助も含めた対策をどのように考えるか。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  皆様、おはようございます。谷口議員のご質問にお答えします。 1問目の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)についての1点目のご質問にお答えします。 本市に世界平和統一家庭連合の関連施設が存在していることは、新聞報道等で承知したところであります。 また、本市への影響、関わり等につきましては、本年第3回定例会の一般質問でもお答えしましたとおり、関連団体によるイベント「ピースロード」について、昨年度と本年度合わせて2件を後援依頼に基づき承認しましたが、後援を継続することが不適当と判断し、後援の取消しを行った事案がありました。 本市は、この事案以外には、これらの団体との関わりはありません。 なお、相談等につきましては、件数が少ないことにより、相談者が特定されるおそれがあるため、相談者保護の観点から非公表としております。 2点目のご質問にお答えします。 現在、政府においては、当団体の被害者救済とともに、今後、同様の被害を生じさせないため、有識者の意見も踏まえながら関連法令の見直しを進めていることを承知しております。 具体的には、被害者救済新法として、「被害救済・再発防止のための寄附適正化の仕組み」の概要が、本年11月18日に発表されたこととともに、消費者契約法等の一部改正案として、悪質商法を通じて結んだ消費者契約を取り消せる取消権の行使について、契約締結から5年としてきた期間を10年に、被害を受けていたと気づいたときから1年としてきた期間を3年に、それぞれ延ばすことを主な内容とするものであります。 市としましては、市民の不安や疑念が解消されるように、今後、国の示す見解について、その動向を注視してまいります。 次に、2問目の高齢者世帯についてのご質問にお答えします。 神奈川県大磯町で起こった今回の事件は、非常に痛ましく、ここに至るまでのご苦労は、いかばかりかと拝察いたします。 ご質問の、本市における高齢者世帯の実態としましては、本年10月1日現在の高齢者夫婦世帯数は、5,518世帯、高齢者一人世帯数は、7,953世帯で合計1万3,471世帯であります。これら高齢者世帯の割合は、市内全世帯数の35.6%を占めており、年々増加傾向にあります。 高齢者世帯に対する支援としましては、孤独死の防止や老老介護の負担軽減を図るために、介護保険事業を推進するとともに、各自治体で運営している地域包括支援センターにおいて、高齢者及びそのご家族等からの介護や生活困窮などに関する相談に対応する総合相談支援事業を実施しております。 併せて、高齢者虐待の防止及び対応などを行う権利擁護事業も実施しており、これらの事業を実施するために、当該センターには、社会福祉士等の多くの専門職を配置しております。 また、市独自の支援としましては、「配食時見守り支援事業」、「緊急通報体制整備事業」、「家族介護支援事業」を実施しております。さらに、住民の力を活用した「介護人材確保ポイント事業」、「認知症サポーター養成講座」など、地域内の見守りを強化するための事業も展開しております。 次に、二世帯・三世帯住宅促進のための補助を含めた対策は、現段階において実施しておりませんが、出産、育児に対する子育て層の不安解消や、住み慣れた家での生活を望む高齢者への支援につながるなど、国もこの問題について検討している動きもあることから、国の動向を注視してまいります。 以上、お答えといたします。 ◆11番(谷口義文君) この教団に関しましては、テレビ新聞で頻繁に報道されておりますから皆様もご存じのことと思います。私の質問は、このような報道記事に基づいての発言であり、教団の現状を周知していただくことと、本市の市民に被害者を一人でも出してはならないという思いからの質問であります。ただし、この教団を語るに全てが悪いわけではありません。教団の中には静かに信仰してきた信者も多数いることも忘れてはなりません。 これから質問にあります要旨を述べてまいりますが、説明が非常に今日は長くなると思いますので、ご理解をいただきたいと思っております。 まず、安倍元総理大臣が凶弾に倒れたことによって、くしくもこの教団がクローズアップされました。霊感商法、高多額献金問題等により、家庭崩壊、家族離散、生活困窮、果てには自殺等、今日まで、残された配偶者、家族、二世信者の計り知れない苦労と悲惨な現実の現状が赤裸々に告白されております。皆さんもテレビ、新聞でご覧になってのとおりであります。 全国霊感商法対策弁護士連絡会のまとめによりますと、昨年末までの35年間で消費生活センターが受けた旧統一教会に関する相談は3万4,537件、被害総額は約1,237億円にも上っているとのことであります。また、別のこれは新聞ですが、1兆円の金が、日本から韓国に渡り、その半分5,000億円が北朝鮮に渡ったとも報じております。 あるジャーナリストの言葉ですが、自民党国会議員が、この教団と深く関わっていることに対して、自民党はけじめをつけるべきであると厳しい発言をしております。 このことでも分かりますように、岸田内閣の不支持率は51.6%となり、支持率も10月末の前回調査から4.5ポイント減の33.1%で過去最低を記録しております。いかにこの教団と自民党が深い関係であったかというのが伺われます。 先ほどの質問の要旨に述べております、まず、被害者救済新法についてでありますが、これまでの決定事項として、政府は自民党、野党による度重なる協議の結果、最終的に新法の修正案による条文案を、自民公明両党それぞれの合同会議にて提示、了承されました。条文案を基に、12月1日に法案を閣議決定する方針を示しております。 また、岸田総理大臣は、この新法に関し今国会に提出し、早期の成立に努めていきたいと表明をしております。 続きまして、質問権行使についてでありますが、質問権の行使に関しては、教団の組織的な不法行為や法的責任を認定した22件の民事裁判を重視し調査を進め、調査の過程でも悪質性、組織性、継続性の観点から、法令違反が確認された場合は、解散命令の請求を行うと指摘しております。 11月22日、文科大臣は旧統一教会に対し、宗教法人法に基づく質問権を行使しました。翌日、旧統一教会側は、文書を受け取った旨を表明しております。これの回答期限は12月9日までとしております。また、これとは別に旧統一教会が奨励していた養子縁組を巡り、厚生労働省は11月22日、養子縁組あっせん法への抵触の有無などを調査する質問書を東京都と連名で都内の教団幹部に提出しております。回答期限は12月5日としております。 それでは、質問の中にあります霧島家庭教会について述べてみます。平成26年11月6日付鹿児島財務事務所管財課Cの1,005号で売買契約を締結した鹿児島県姶良市加治木町朝日町261番地1に所在する国有地──もともとは1979年につくられた旧食糧庁の2階建ての施設であります──に関する国有財産売買契約書及び売買契約に至った当該一般競争入札の公示書によりますと、売払人は国、買受人は姶良市在住、名前をここで個人名を申し上げてもいいんですが、A氏というふうに、ここではA氏というふうに呼びます、売買代金は、金2,318万円、平成26年11月21日、買受人A氏に所有権が移転され、平成29年9月1日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)にA氏から所有権が移転されております。そして現在に至っております。 それでは、ちょっと、この加治木の統一教会について、ここに、衆議院の農林水産委員会の議事録がありますから、ちょっと議事録を読んでみます。ちょっと長くなりますが、これは、この国会議員の名前も某議員ということにしときます。 「鹿児島県姶良市の旧農水省の施設が、驚くことに統一教会に売却され、現在は世界平和統一家庭連合霧島家庭教会として使われております」というふうに述べております。後は私が先ほど述べた所有権移転の件であります。この件に関して、野村農林大臣が、こういうふうに答弁しております。「九州農政局から処分依頼を実は26年に財務省の旧財務局の実施した一般入札で、これは売却されたところであります。その後29年に落札者から世界平和統一家庭連合に所有権が移転されたということであります。直接的に統一教会のほうに所有権が移転したわけではありませんが、その前に九州財務局が一般競争入札をして、そしてそれが第三者に売却されて、その後29年にこの落札者から統一教会のほうに移転されたということでございます」というふうにこれは野村大臣が述べております。 それと、またこの某議員からの質問ですが、「国有財産が結果として、統一教会の信者獲得の拠点になっているのではないか。今現在これは問題ないで、済まされるのでしょうか。売り渡した経緯は非常に問題があると思います。いかがですか」ということで、これは、国の、これは名前も言うていいかな、平形農産局長の答弁でありますが、「入札によりまして売却されたものにつきまして、落札者は契約締結の日から10年間、暴力団の事務所等に使用させてはならないというふうになっております」というふうに述べているわけですが、どうも、この暴力団というものを切り取って、この政府の局長は答弁しているような感じになっております。 なぜかと言いますと、実は、このA氏が売買契約を結んだときに、契約書なるものが存在しているわけです。そして、その売買契約は第20条からなりまして、その中の第10条公序良俗に反する使用等の禁止条項として、「買受人は、本契約の締結の日から10年間、暴力団員による不法行為の防止等に関する法律第2条第2項に規定する暴力団もしくは法律の規定に基づき、公の秩序を害するおそれのある団体等であることが指定されているものの事務所またはその他これらに類する用に供し、またこれらの用に供されることを知りながら、所有権を第三者に移転し、また売買物件を第三者に貸してはならない」と規定されております。 非常に、この10条の条文を読むものと、この国の局長が答えたものをどういうふうに解釈するのかと、非常に難しいなというふうに思っております。いずれ、このことが判明するのではないかなと思っております。すでに、このA氏が、所有権が移転されてから、すでに8年、今経過したわけです、8年。10年ってことは、あと2年残っているということであります。 また、この議事録の中で、この某国会議員が、現在の霧島家庭教会の実態について述べております。ここは、非常に大事だと思っております。この協会の施設は、信者勧誘のためにアンケートはがきを使っています。このはがきには、幸せな結婚を望む方へと書かれて、お見合いをしてみたい方には信頼できる出会いの広場もご紹介してますということで、この霧島家庭教会の連絡を呼びかけております。そして、このはがきを書いた人たちの行き先は、これはもう皆さんもうご存じのように、マインドコントロール、集団結婚式、霊感商法、破産、一家離散、往々にして考えられるんですよねという具合に、現実的に、この霧島家庭教会の活動が赤裸々に質問をされているわけです。 それでは、時間も刻々と過ぎておりますから、質問に入ります。 市長、この家庭教会、新聞で報道されました、市長は、いつ頃、この家庭教会が本市の加治木町にあるというのを、ご存じだったですか、いつ知りましたか。 ◎市長(湯元敏浩君) 先ほどの答弁でも申し上げましたように、新聞報道で知った次第でございます。 ◆11番(谷口義文君) 南日本新聞に報道されるまでは、皆さんも本市の加治木町に、まさかこの身近に、統一教会の教会があるとは誰も知らなかったのではないかなと思っております。 それでは、また次の質問に移ってまいりますが、市長の答弁にもありますが、このピースロード、要するに自転車ロードに後援していたということでありますが、このピースロード、自転車ロードについて、どのような経緯で後援依頼なさったのか、その後どのような対応をされたのか、市長のほうから答弁をいただきたいと思います。 ◎総務部長(髙山八大君) この件につきましては、担当課長が来ておりますので答弁させます。 ◎総務部次長兼総務課長(享保博昭君) 総務課の享保です。よろしくお願いします。(「マスクを取って」と呼ぶ者あり) ピースロードイベントにつきましては、まず、令和3年6月1日付で、ピースロード2021in鹿児島について、鹿児島県ピースロード実行委員会より申請があり、事業目的及び事業概要について審査しましたところ、当時は問題ないと判断し、令和3年6月15日付で承認いたしております。また、令和4年5月26日付で、ピースロード22in鹿児島県大会について、同様に鹿児島実行委員会より申請があり、同じように審査をしました結果、同じように当時問題ないと判断して、令和4年5月31日付で承認しております。ただし、その後にこの事業に関しまして、関連団体に統一教会の関わりがある団体が含まれているというのが判明しまして、令和4年の8月5日付で後援のほうを取り消しております。 以上です。 ◆11番(谷口義文君) 課長の答弁を聞いておりましたが、もうちょっと、初めてのところの後援をするときは、しっかりとこの後援の団体の内容をしっかり確認してから後援されるべきではなかったかなというふうに思っております。私も質問の中で述べておりますが、統一教会は、あらゆる装いとなり、あらゆる組織に関与しているというふうに述べておるとおり、このピースロードは、世界平和を推進するUPFの世界的な友好親善プロジェクトとされておりますが、UPFとは旧統一教会が組織したNGO団体宇宙平和連合のことであり、その創設者は旧統一教会の教祖であるムン・ソンミョン、文鮮明氏であります。という具合に、あらゆるところにこの統一教会は、変えるっていうのかな、団体に名前を変えて活動しているのが実態であります。 それと、一般質問の中から、また答弁の中からですが、「相談等につきましては件数が少ないことにより、相談者が特定されるおそれがあるため、相談者保護の観点から非公表とします」とありますが、何件あって、どのような内容だったかというのは公表できないわけですか。 ◎市民生活部長(北野靖往君) お答えいたします。 相談の件数等につきましては、国、県のほうからも、公表をしないようにということで来ております。もし、内容等を公表した場合、相談者のほうが特定されるとか、そのことによって相談者が不利益を受けるとか、そういったおそれがあるということで、今のところ公表はしていないということになっています。 国につきましても、今回、公に公表することが、国民のために有益になるということで、今回は公表を特別にしているということで伺っております。 以上でございます。 ◆11番(谷口義文君) もうこれだけ、大きな問題となっている以上、ある程度は公表、私はすべきであるというふうに思っております。でなければ、私は先ほど家庭教会の実態というものを述べましたが、どこに、どういう被害者が出るか分からない、我々がどうやってこのことを、被害者が出ないように対策をとるか、非常に難しいし、この問題は、どうしなさい、どういう対策はあるのかということ自体が、なかなかこれは、私のほうからも、なかなか言えないというのが現状ですから、非常にこの統一教会の問題に関しては難しいのではないかなというふうに思っておりますが、これだけ新聞、テレビで報道されているわけですから、旧統一教会に関しては、厳しい目が今後向けられていくと思いますから、今日ここにいる議員の皆さんも、執行部の皆さん、聞いてらっしゃる方も、しっかりと自分のこととして、もしそういう勧誘があるかもしれないし、誰かに相談するなり、いろんな方法があると思いますので、しっかりと皆さん、統一教会については、しっかりと監視していく必要があるというふうに思っております。 それと、姶良市には、各施設でやっている弁護士による法律相談もありますし、また市の消費生活センターというのもありますから、こういう被害者といいますか、連絡等があった場合には、これは市でそのまま助言とかいうことはなかなか難しいと思うんですよ、そういうときにはどうするかということでしょうから、そのときには国による司法支援センター、法テラスに新設された霊感商法等の対応ダイヤルというのが、これは11月14日から運用開始されておりますから、こちらのほうにしっかりと相談していくということが、一番近道かなというふうに思っております。何か市のほうで、この統一教会問題に対してどうしたらいいのか、何かあるのか、対策があるのかと、どういう対応があるのかというようなことがありますか。 ◎市民生活部長(北野靖往君) お答えいたします。 市民相談係のほうで、そういった相談を受けておるわけでございますけれども、相談につきましては、通常の団体と同じような取扱をさせていただいております。 霊感商法等によりましては、相談を受けましてこちらで交渉等をしたりしておりますけれども、それがまた大きな問題に発展するようなものであれば、法テラスであったりとか、法務省のほうへの、また無料弁護士相談とか、そういったものを紹介するとか、そういった形をとっております。 また、献金等の金銭トラブルなどについても、無料弁護士相談だったり、先ほど議員がおっしゃられました法テラス、そういった部分のほうの相談をしております。 それから、身体的被害とか、行為の強制などがあるおそれがある場合につきましては、警察との連携をとるというような形をとっております。 また、市のホームページにおきましても、まず市民相談係のほうに統一協会の問題ということであればつながるようにしておりまして、その中で先ほどご紹介いただきました国のダイヤル等のほうへ連絡先等が表示されるような形をとっておりますので、そういった相談がある場合は、またそういう活用をしていただければと考えております。 以上です。 ◆11番(谷口義文君) 今答弁があったように、しっかりとこの問題については対応していただくように要請をしておきます。 最後に、市長、市長の見解、この旧統一協会に関する見解を一言でもいいですから述べていただけますか。 ◎市長(湯元敏浩君) これは、信教の自由というものが、まず憲法で保障されている中での、この旧統一協会に対する被害者を救済することと、あと未然にそのことを防ぐことであるということで、国の新法が固まりつつあるところでございますので、これはもう、日本全国の被害者、日本全国の不安になっている方々をセーフティネットをつくらなければいけないというので、姶良市が独自にというよりは、国の動きをちゃんとしっかり捉まえて、市民の不安を取り除くことが一番重要ではないかと思っております。 ◆11番(谷口義文君) 今市長が答弁されたとおり、これは国がしっかりと対策を立てていくことであろうというふうに思っております。 それでは、2問目の高齢者対策について質問をいたします。 昨日、同僚議員が健康格差という質問をしておりますが、私はこの高齢者世帯においては、健康格差があり、環境格差があり、所得格差があるのではないかなというふうに思っております。 体の元気な人、体の不自由な人、認知症の方、健康格差また環境格差、子どもがいない、子どもがいるけど近くにいない、隣人との付き合いがない、また相談する人がいないと言われるような環境的な格差、それと所得格差、これは非常に一番これが難しい問題ではないのかなと思います。年金が非常に少ない国民年金の方は、介護施設に入所することさえままならないということで、自宅で妻が夫を、夫が妻を介護するという老老介護が起きているのも、この所得格差も大きな要因になっているのではないかなというふうに思っております。 私がちょっと、特別養護老人ホームにちょっとお尋ねしてみたのですが、要介護4の場合ですよ、介護4の場合、国民年金が月6万円、年間72万円、この場合は80万円未満になりますから、減額の認定があるというふうに聞いておりますけど、そのとおりなのか。また認定がない場合、月の入所費用は14万円ぐらい、また収入、所得が多い人はそれの2、3割増し、要するに認定なし14万円としたら、所得の多い人は17万円から20万円というようなふうにちょっとお聞きしているわけですが、大体このぐらいの介護入所に関する費用はこれでよろしいですか。 ◎保健福祉部次長兼長寿・障害福祉課長(前薗智雄君) お答えします。 特別養護老人ホーム、今、ユニット型ということで個室対応というところが進められているところですが、そういったところで、お部屋代、食事代を含めたところで、所得に応じての負担金が変わることは事実であります。すいません、どの程度の額がというところでは、今手元に資料は持ち合わせてないところではございますが、特別養護老人ホームもしくは老人保健施設でも、大体7万円から8万円程度で入居できる場合等もございます。また、その所得に応じて減額があるというのも、そういった制度があるのも事実でございます。 以上でございます。 ◆11番(谷口義文君) 私が一般質問の要旨でも述べたように、老老介護のこういう悲惨な事件が起きるというのは、本当に、虚しいし寂しいことです。これが我々の身近に起きたらどうしますか、どういう思いですか。介護疲れ、こんな寂しいことはないですよ。だから、やはり妻が、または夫が、どちらかがそういう体の不自由、または認知症とかいう方がおられる場合、お金がかかる、こういうところ、または民間といいますか、ほかの老人ホーム、こういったところに入所できれば、それは金があればいいですよ、ところがなかなか所得の少ない人は、自宅で見る以外にない、自宅で見るからこそ、こういう悲惨な例も起きてくるということです。だから、その辺のところを、この一般質問の中で答弁書を読みましたが、いろんな事業があることは理解できました。私の質問はどちらかというと、高齢者の夫婦世帯、独居老人のほかに、子どもまたは孫でも同居していることによって、見守り介護ができるのではないかなというところにポイントを絞って質問を出しているわけですけれども、今のところはそういった支援は実施していないということですが、誰がこういう高齢世帯、高齢独居世帯の現状をよく知ることができますか。民生委員は、ただ訪問するだけでしょ。民生委員は、どうですかと言うぐらい、ただその人が一日中介護するわけでもないわけですよ、民生委員は。そしてまた、自治会長が各高齢者世帯の実態を把握しても、介護まで見ることはできないわけです。家庭の実態の中まで入り込んで。何が私のこの質問に対して、何を一番望ましいか、こういう高齢者世帯、独居世帯に対して。分かりますか、質問。私が言いたいことは分かりますよね。何が一番望ましいですか、こういう悲惨な事件が起きないような高齢者世帯、独居世帯の方々に対する市としての一番望ましい形というのは何かありますか。
    ◎保健福祉部次長兼長寿・障害福祉課長(前薗智雄君) お答えします。 確かにお独り暮らし世帯、そして夫婦世帯が増えていく中で、老老介護の実態というのも目に見えてきているところではございます。これまで、私も地域包括支援センターに従事しながら、そういった方々の世帯を多く支援してまいりました。確かに所得格差、そういったところで十分に介護のサービスが受けられない、施設に入所することもできない、そういった方々もいらっしゃいます。ただ、そこで私たちにできることというのは、そこで把握していただいた民生委員さん、自治会長さんがそういった実態を把握していただいたときに、地域包括支援センターもしくは市に情報をいただいて、そして、私たちが丁寧に、その方に寄り添う形で動くと、そして県外に住む子どもさんたちがいたら、子どもさんたちに随時今の実態をお伝えする。子どもさんたちに代わって、地域包括支援センターでできることをやっていく。ですから所得格差が生じているというところに対しても、社会保障制度もしくは低額な料金で利用できるサービス、そういったところを丁寧に情報提供しながら、もしくは多重債務で困っている方もいらっしゃいます、そういった方についても、消費生活センターと連携を取り、また司法書士との連携も取りながら、必要に応じた対応等を丁寧に行ってきているところであります。 それで、一番大事なのは地域と市としっかりした連携が取れていること、必要な方にはしっかりとした情報共有が図れること、そういったところだというふうに認識しております。 以上でございます。 ◆11番(谷口義文君) そうですね、一番地域の実情をよく知っているということになれば、地域の民生委員、自治会長、その辺りが一番実態が分かるのではないですか。そういう人が、本当に真剣に自分の親みたいな思いを持ってやはり接してくださるということが、この解決につながっていくのではないかなと思っております。 またしっかりとそういう民生委員の方々に対しても、また自治会の集まりに対しても、高齢者と高齢者世帯といわれるような人々のために、しっかりと対応していただきたいというふうに思っております。 なぜ私がこの問題を質問したかというと、今はやはり保育とか、子育てとか、教育とか、子ども政策が中心になっている。それはそれでもちろん大事なことです。もちろん大事です。ただ、高齢者に対しての対策というのがちょっと今おろそかになっているのではないかなというふうに思っております。我々も、もう七十を超えておりますけれども、我々もいつかこういうことになるかもしれません。高齢者は今からだんだん増えてきます。だから、高齢者世帯、高齢者独居世帯に対しての対策を、しっかり市として最善なる対策を講じていただきたいということを要請しまして、私の質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) これで谷口義文議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。15分程度とします。(午前10時13分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前10時28分開議) ○議長(小山田邦弘君) 一般質問を続けます。 次に、4番、益森隆史議員の発言を許します。 ◆4番(益森隆史君)     登      壇  議席番号4番、益森隆史です。皆様、おはようございます。 第4回定例会、今回が選挙後3回目の定例会になります。もともと私は、ITだったり、ICTだったり、歳入の向上にまつわる提案だったり、話をしたいと思っていたんですけれども、やはり3回目になりますが、自分自身を議会という身において、すごく最初の頃と考えがいろいろと変わったところがありました。まず、どれだけ重要度が高かったりとか、優先度が高かったり、必要なものであっても、やはり使えるお金がないと。財政調整基金が前年度よかったりとか、経常収支比率が下がってますけど、でも使えるお金がないということがよく分かってきました。決算審査、今回の議案にも上がっていますけど、やはり前年度を見ても、一般財源で100%やっているということはほとんどないと、国庫支出金だったりとか、県の費用を用いて市のイベントだったり、何かをやっているという現状になっているかと思います。なので、今回の一般質問は、安い費用、費用対効果を高める広報、イベントであったりとか、その姶良市を知ってもらうためにどうすればよいのかということを議題といいますか、主題において一般質問をさせていただこうと思います。 それでは通告に従いまして、一般質問を始めます。 薩摩おいどんカップ等のイベントについて。 要旨1、令和5年2月23日から3月12日まで、鹿児島県内4会場で開催される野球の交流戦、「薩摩おいどんカップ」は、塩田知事が直接セールスを行い、川﨑宗則選手がアンバサダーを務めることが決まっている。このイベントについて市の対応を伺います。 要旨2、昨年の野球教室を市独自で開催したが、その後の反響としてどのような声があり、その声をどのように生かすのか、また本年度はスポーツイベント等の開催はしないのかを伺います。 姶良市の広報について。コロナ禍も一時期の限界体制より緩和され、国も旅行支援を行うなど、少しでも活性化を図ろうという意識が見られます。また、為替相場も円安が定着しつつあり、訪日外国人の観光等も期待できる状況が訪れる可能性も高まってくると考えられます。そこで以下を伺います。 要旨1、国内外に姶良市を知ってもらう手段として、ウェブを活用したプロモーションが必須になってくると考えられるが、現在の取組を伺います。 要旨2、テレビを見ない、新聞を読まない、若い世代に姶良市を知ってもらうため、SNSで観光やイベント等の情報発信をしていく必要があると考えるが、市の考え方と今後の計画を伺います。 あとは一般質問席にて対応します。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  益森議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、1問目の2点目のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 1問目の薩摩おいどんカップ等のイベントについての1点目のご質問にお答えします。 「薩摩おいどんカップ」は、県内で春季キャンプを行う亜細亜大学硬式野球部をはじめとする大学、社会人等の硬式野球チームによる交流戦で、今回が初めての開催となります。このイベントは、県内で行うキャンプ期間中に、交流戦を開催することで、野球振興と野球のレベル向上を図るとともに、交流人口の拡大や地域の活性化につなげることを目的としております。今後、薩摩おいどんカップ実行委員会から、参加チームの決定や交流戦の組合せなどが、発表されることになっております。 市としましては、県や鹿児島市、薩摩川内市、日置市とともに、開催地として後援していくとともに、本市で開催される交流戦には、多くの方が足を運び楽しんでいただけるよう、実行委員会と連携しながらイベントを盛り上げていきたいと考えております。 次に、2問目の姶良市の広報についての1点目のご質問にお答えします。 本市の情報発信の取組としましては、ホームページや観光アプリ「ココシル」などを活用して、広報や観光PRを行っております。 また、観光やイベント等の広報、周知に関しましては、市観光協会や市特産品協会などと連携を図りながら情報発信をしているところです。 2点目のご質問にお答えします。 情報発信のツールとして、フェイスブック、LINE、インスタグラム、ユーチューブなど公式SNSを活用しているところですが、より速く、より広く伝えるためには、市観光協会や市特産品協会などと連携を図りながら、継続して情報発信をしていく必要があると考えております。また、ネット社会が多様化していることから、現代のニーズをしっかり把握しながら、今後とも、積極的な情報発信に努めてまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君)     登      壇  1問目の薩摩おいどんカップ等のイベントについての2点目のご質問にお答えします。 昨年開催しました亜細亜大学硬式野球部OBの現役プロ野球選手による野球教室では、市内の小中学生で、野球またはソフトボール競技をしている少年少女のおよそ270人に限定して募集したところ、233人の参加がありました。 野球教室では、このたび読売ジャイアンツに移籍した、当時福岡ソフトバンクホークス所属の松田選手や広島東洋カープの久里選手など、15人の一流選手から直接技術指導を受ける機会となり、参加した子どもたちは、コロナ禍で日々鬱積した思いを晴らすかのように目を輝かせ、熱心に指導を受けておりました。 野球教室の開催後には、「また開催してもらいたい」「夢のような時間で、学んだことを胸にプロ野球選手を目指したい」などの声が上がっておりました。 本年度の本市主催のスポーツイベントとしましては、5月にプロ野球OB会による野球教室、10月には、あいらスポーツフェスタの中で、ラグビー体験、サッカー教室、走り方教室、バスケットボール教室などを実施し、11月26日には、本県出身で北京オリンピックのバドミントンダブルスで4位に入賞し、「スエマエ」コンビとして活躍した前田美順選手を招きバドミントン教室を開催したところであります。 また、本市は日本体育大学と平成28年に「体育・スポーツ振興等に関する連携協定」を締結しており、同大学の優れた選手やコーチを招聘して中高生の競技力向上に努めているところであります。なお、薩摩おいどんカップ実行委員会においては、交流戦の試合直後に野球教室の開催意向があると聞いておりますので、本市でも開催できるよう協力してまいります。 以上、お答えといたします。 ◆4番(益森隆史君) それでは、再質問をしていきたいと思います。 まず、薩摩おいどんカップ等のイベント開催についての要旨の1、2ですが、未来から過去に話をするのがややこしくなるので、先に前年度の野球教室の件から伺います。 この内容について、昨年の当初予算で一度否決をされて、その後開催を無事されたという経緯は知っておりますが、私その頃、姶良に住んでいなかったので、この内容は実は正直よく分かっていなかったりします。この予算の300万円のうちの執行率と、あとは使った中身について答弁を求めます。 ◎教育部長(塚田佳明君) ただいまのご質問に関しましては、担当課長から答弁させます。 ◎教育部保健体育課長(留野真一君) 保健体育課の留野です。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、昨年度野球教室を開催したのですが、県の地域振興推進事業の補助2分の1をもらいまして、総事業費300万円のうち150万円が県の地域振興推進事業の補助金を得て実施いたしました。執行率につきましては、全額を、姶良スポーツクラブが当時総合運動公園の指定管理を受けておりましたので、そこに委託料として支出いたしまして、その全額を実行委員会を形成した上で、その中で使用しております。内訳につきましては、選手、監督、総勢、監督を含めて16名だったのですが、その方々の旅費、それから来ていただいた報酬費、そういったものに使用しております。ほとんどが東京だったり、大阪、福岡の方面から来ておられまして、旅費の支出がほとんどだったということです。 以上でございます。 ◆4番(益森隆史君) 旅費と何か宿泊費と、あとは旅費、交通費、宿泊費、食事代というふうに伺っていたんですけど、これで合っていますか。 ◎教育部保健体育課長(留野真一君) 説明不足で申し訳ございません。ただいまの議員の仰せのとおり、旅費、宿泊費、交通費、食事代、そういったものに使用しております。 以上でございます。 ◆4番(益森隆史君) 広報紙だったりとかで、当時の中身は拝見しました。すごくいいイベントだと私は思っていますが、私自身、正直野球にちょっと疎くて、あまり実はそんなに知識がなかったりするんですけど、この亜細亜大学というのはすごく有名な名門校だというふうに聞いています。ここの生田監督ですかね、とすごく懇意にされていて、このイベントが実現したような話を伺っているんですけど、このもともとの野球教室、かなり低予算でできていると思うのですが、よく来てくれたなというレベルの予算でやっているのかというふうに思うのですけど、この姶良で開催するということになった経緯とかが、もし答弁できればお願いします。 ◎市長(湯元敏浩君) 亜細亜大学はもともと、姶良市の野球場でキャンプを張っておりまして、非常に、毎年こちらに来てらっしゃるチームでございます。生田監督とのつながりは、私は高校時代に野球をやっていましたが、そのときのキャッチャーで、同級生がおりますが、彼と生田監督が非常に大学時代、そしてまた野球の指導者当時から仲がよくて、そういうことで、私、亜細亜大学がもともと来ている中で、監督を同級生とともに紹介をしてもらったというのが最初のきっかけでございます。意気投合して野球の話やらで盛り上がって、野球教室に結びついていったという経緯があります。 ◆4番(益森隆史君) すごいと思うんですけど、なかなかトップセールって、結構何ですかね、今、市長がいろんな地域に飛んで各講演したり、有識者の方といろんな交流を深めていると思いますが、なかなかすごいことだなと素直に思います。 この中身の開催されました、こんな感じでしたよというのは結構公表されていると思うのですけど、その後どういう、これを生かしていくのかということは探しても全然出てこなくて、聞こえてくるのはすごいよかったですとか、答弁のとおり夢のような時間でとか、初めてプロ野球選手を見たとかという声は僕自身も、当時参加した子どもから聞いたことがあって、中にはやっぱり何をやっても批判する方は出るとは思うんですけど、その批判の声というのがもし把握していれば事例として紹介をしていただいていいですか。 ◎教育部保健体育課長(留野真一君) 批判というよりも、どちらかというと野球だけではなくて、ほかの競技もいろいろしてもらえないだろうかといった声も上がっているところでございます。そういった意味も含めまして、今回、先週の土曜日でしたか、オリンピック選手である前田美順選手、ちょうどご両親が姶良市に在住しているというご縁もありまして、前田選手のほうからお声がかかりまして、ぜひバトミントン教室をということで先日開催に至ったところでございます。 そのほかにもいろいろ競技、これまでもやってきておりますが、特にあいらスポーツフェスタにおいては、姶良市で連携協定を結んでいる企業さんの協力を得まして、ラグビーだったりサッカーだったり、そして県下一周の選手のご協力を得ながら、走り方教室、そういった多様な種目についても、今取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ◆4番(益森隆史君) 私が直接聞いたことがあるのは、野球だけじゃなくて、次はサッカーとか何かしないのかなとか、あとこのタイミングなんでしょうけど、コロナのタイミングだったので、こんな時期にしなくていいのではないかということをちょっと聞いたことはあるんですけど、でもやっているんですよね、バトミントンとかもだし、いろんな様々なイベントをやっているのは、私も知っていて、なかなか広報だったりとか、周知されている内容と、されていない人で捉え方も変わるのかなと思うので、すごい難しいなと思っております。 願わくば、この野球をせっかく去年肝煎りでやって成功を収めていると思っているので、何か次のことにつなげられたらよかったのではないのかなと思うんですけど、その中で来たのが、この薩摩おいどんカップというのがタイミングよく来たわけですが、2月23日から3月12日までやると。パネルをお願いします。これがウェブのニュースの8月末のものなんですけど、東京で塩田知事がやっているんですよね。一番左に小っちゃいですけど、川﨑宗則選手がいて、この真ん中のスーツの方が塩田知事ですか、ということが開催されるということですが、詳細はちょっと控えますけど、これをやるにあたって、ちょっと聞いた話によると、今回の補正予算で60万円のこのおいどんカップについて、負担金ですか、開催地負担金を計上されていますが、これは当初予算にも入ってなかったんですよね。当初の頃は決まってなかったという認識で、このニュースリリースの8月末の前で決まった話だから、今回補正も出ていると思うのですけど、何かちょっと聞いた話によると、この姶良の野球教室から派生したようなうわさも聞いたのですけど、そこのところの開催に至るまでの経緯がもし把握されていたら答弁を求めます。 ◎市長(湯元敏浩君) 今、3月に向けて、4市、そして県が一生懸命慎重に、成功するように動いているので、姶良市だけがなかなか多くのことはしゃべれないのですけれども。しかしながら、先ほど議員が質問したように、この野球教室を12月に開いて、その後、この発展的なことをやりたいということの提案もこちらにありまして、実は釧路でタンチョウカップというのをやっていると、これは夏にやっているんですけれども、北海道ですので涼しい時期にですね。それと似たようなのを鹿児島でやりたいんだということを、亜細亜大学の生田監督から提案がありまして、私と話をしているときにありまして、ぜひ姶良球場でやりたいということがありました。それはすごくすばらしいことで、いわゆる九州の、南九州でキャンプをしているチームに声をかけたいと。これは大学、そしてまたノンプロ、社会人ですね、それとプロ野球3軍育成、そういったところに声をかければ20チームぐらい集まるよというような話を生田監督がしておりまして、近未来的な話であろうと私は思っておりましたが、何と次の年の3月には実現するという、今、運びになっております。これだけ言っておきたいのですが、県は後から入ってきました。姶良市と薩摩川内市と亜細亜大学との話から始まった話でありまして、県は後から入ってきて、まとめ役という形で入ってきましたが、実行委員会という形をつくって、民間とそして大学側の皆さんと実行委員会をつくって、行政は後援するという形で、今、下支えをしているところでございます。その中で発生する負担金ということでございます。 ◆4番(益森隆史君) 大方そういう話を私も聞いていました。市長のセールスから始まったこの野球教室の派生だと思うので、すごく姶良市が露出できないのはちょっともったいないなと思うのですが、願わくば生田監督が言ってほしいですね。姶良市長と懇意にしているからやったんだよと言ってもらえれば、なんだかちょっと嬉しいですけど。 このイベントのおいどんカップについて、川﨑宗則選手がアンバサダーを務めることまで、これは確定しているわけですけど、川﨑宗則選手といえば、ここにいる方全員が知っているような姶良市の野球少年が世界まで行ったという、すごく偉大な選手だと思うんですけど、何か以前、たしか小学校とか中学校に野球の道具を寄附したりとか、たしかしたような話も聞いています。姶良市として川﨑選手と公式にコンタクトをとって何らかやり取りしたことはあるのか、それは、最後はいつなのかを答弁を求めます。 ◎教育部保健体育課長(留野真一君) 過去に、平成26年1月に、商工会と市と一緒になって主催した「トークショー&夢ふれあいスポーツ」という形でトークのイベントを姶良市総合運動公園で実施したことがございます。そのほかに民間の主催ではございましたけど、令和元年1月に、川﨑宗則ベースボールクリニック2020という野球教室が開催されております。その際には、会場使用の調整だったり協力そういったことをやっているほかに、現役時代だったと思うのですけど、何かのイベントの際にユニフォームとかグローブを提供していただいたようなことも聞いておるのですが、ちょっとその詳細まで聞いていないのですが、市と一緒になってやったというのは平成26年のイベントになろうかと思います。 以上でございます。 ◎市長(湯元敏浩君) 﨑選手には二度ほど市長室に来ていただきました。自主トレを毎年やっていらっしゃるのですが、コロナ禍の前までは、私も自主トレを1日というか、数十分ですけどのぞいたことがありましたが、コロナになって、自主トレをしているのは知っていましたけれども、やはりご迷惑かかるということで行ってはおりませんけれども、市長室にトレーニングをするたびに、二度ほどご挨拶、私が就任してからは二度ほどいらっしゃっております。 ◆4番(益森隆史君) 毎年かちょっと僕も分かりませんが、トレーニングで正月過ぎですか、帰ってくるという話は聞いております。川﨑選手がアンバサダーを務めるというのは本当に姶良市にとってはありがたいことではないのかなと思っていて、せっかくまだ現役でやられている選手ですから、姶良市をすごく熱意を持って、川﨑選手のユーチューブとか私見てるんですけど、姶良市の紹介もしていますし、姶良市の友達と飲んでいるところを出したりとか、生い立ちとかそういうのも載せてくれていて、すごく宣伝してくれているんですよね。そういうありがたいインフルエンサー的な立場の方なので、何らかこのおいどんカップで連携をとるというか、川﨑選手にも何かをお願いして、市としてこのイベントの同時期でも構わないと思いますし、ここにかぶせるような形でやってもらいたいと、私個人は思っているんですけど、何かそのような考えはありますか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えをいたします。 実行委員会のほうからは、川﨑選手がアンバサダーになられた関係で、野球の解説であるとか、野球教室等を開催する予定があるというようなことは聞いております。市といたしまして、川﨑選手は、非常に姶良市とのゆかりのある方でございますので、川﨑選手のスケジュールあるいは実行委員会との絡み、そういったものの調整等がうまくいくのか、いかないのか、そういったところも含めまして、情報収集いたしまして、今後検討できるのかなと考えております。 以上でございます。 ◆4番(益森隆史君) 今、芸能人だったり、政治家もそうだし、スポーツの選手もSNSで誰でも連絡が取れる時代になっていますので、ぜひ姶良市がちゃんと公式の形で川﨑選手にコンタクトをこちらから取ってもらいたいなというふうに要請したいと思います。 次に、ちょっと全体的に関連してくるわけですが、広報についてですけど、旅行支援もさることながら、外国の、訪日外国人はもうちょっと先なのかなと思っているのですが、いろいろと私自身、こうあるべきだ、こうするべきだって思うところは、正直たくさんあるのですけど、やはりお金がかかることは、どれだけやったほうがいいことでも、効果があることでも、すごくやれないというか、使えるお金が、優先度が本当道路だったりとか、いろんなことにお金はかかるし、それは全部道路直したいでしょうし、給食費も公会計化になったら、それは市が負担したいでしょうし、でもできないので、とにかくお金がかからずに、費用対効果が望めることとして、広報という手段は大変大事だと思っていて、その中で、よい事例を見つけましたので、ご紹介をしながらお話ししたいなと思います。 まず、東串良町という町のお話ですけど、ここがハロウィンにイベントをやりました。ご存じかもしれませんが、ハロウィンにイベントをやっていまして、人口が6,000人ちょっとなんですね、6,000人少しの町なんですけど、そのハロウィンのイベントに4,000人集まっています。すごいですよ。この4,000人集めるにかけた費用というのが、たったの50万円なんです。この50万円を民間に委託して、バザーも一緒にやったりとか、いろんなものをかぶせて人を集めているわけなんです。 この東串良という場所について、パネルをお願いします。分かりにくいですね、右下のちょっと赤に囲んでいるところですけど、ここの町というのが東串良町で、通り道ではないので、指宿もそうですけど、すごい観光を頑張っている町です。ここ東串良町に行こうと思っていかないと、行かない町だと思うんですよね。ただ、姶良市というのは通り道なので、たくさんの人が姶良市は訪れたことがあるのではないのかなと思うのですけど、東串良はどうにかしてこの人を呼びたいということを一生懸命やられている町です。 先日、今年の6月に東串良が80周年ですか、迎えるにあたって、学生さんを町に呼んでいるんです。観光発掘をしてもらっています。鹿児島大学の子たちも行っていますし、大阪とか京都とか関西方面の大学の人たちも来ています。たしか30名ぐらいです。その付き添いに看護師さんもいたりとか、アレルギーの調査も事前にしたりとか、本当満を持して行ったイベントです。ちなみに財源はふるさと応援基金です。ふるさと納税からのお金で催しています。この内容というのが、町を学生さんにアピール、PRしてもらうというものですけど、その即興で、次のイベントはこんなことをしたらどうかという提案をして帰ってくれたそうです。その内容をご紹介します。「舞空キャンパス」というところが、学生さんのインフルエンサーグループですけど、ここがやっていまして、見たところ、県内外の方に来訪してほしい、観光資源や宿泊施設があまりない、これが現状です。1年に1回のイベントをしたらどうかと、若者向けですね、幸せのピンクの貝を拾った一番女子が今年一番の福女になれるというイベントはどうかというのを町に提案したそうです。その内容がゴールデンウィークにやりましょうと。スサノオノミコトを祭っている神社がありまして、それがちょっと有名なので、そこを引き合いに、トリガーにしてやったらどうかということで、生きたマテガイにピンクにデコります。これを前日にマテガイを海岸にたくさんまきますと。東串良のオリジナルのピンクの熊手、熊手が有名らしいんですけど、この熊手というのを作って、当日開催をしますと。ドームハウスという施設がありまして、福女上位6名様はペア宿泊券をプレゼントしましょうと。インスタ映えだったりとか、SNS映えするようなイベントにする必要がありますと。取ったマテガイは、その地元の商店街で作れるように、商店街ひっとべマップというのを作って、店舗ごとの料理が違いますと。これは回遊性ですね。ピンクの熊手は神社に奉納に行きましょうと。でないと1年彼氏ができないとか、ストーリーですね。回遊性です。予算はこんな感じですみたいなので、やってつくっています。これは次の当初予算に入るのか分からないですけど、町としてはすごいいいねというふうに言ってくれているそうです。 若い子たちが考えるイベントというのはすごくよいと思っていて、市がここに行ったらどうですかとか、ここを見てくださいというよりも、見てもらってよかったところはどこなのかというのを発掘する必要があるんじゃないのかなと考えているんですけど、今の若い人はテレビも見ないし、新聞も読まないし、貼り紙、ポスターなんかも見ないわけですよ。いつも見てるスマホで見るようなものの日常のソフトの中に差し込んでいく必要があると思うわけですが、その中で姶良市、何かやっているのかなと思ってみたら、ユーチューブチャンネルやっているんですよね、姶良市、公式で。640人ぐらいですか、登録者もいたんですけど、これからの時代というか、もう前からそうだと思うのですけど、情報発信に動画とかSNSは大変効果的だと思うのですけど、この公式ユーチューブチャンネルはいつ開設して、管理はどこがしているのかを教えてください。 ◎総務部長(髙山八大君) まず公式ユーチューブチャンネルの管理は、多分総務部の秘書広報課だと思いますけれども、時期的なものにつきましては、担当課長に答弁させます。 ◎総務部秘書広報課長(別府伸二君) 秘書広報課別府です。よろしくお願いいたします。 現在、姶良市では、今お話しいただきましたPR動画を幾つか持っているわけですが、その中で2019年の6月にPR動画を、6分間のPR動画を配信しております。そのほかにも、A-DRIVEとして、加治木港から精矛神社まで、それから帖佐駅から蒲生の米丸、あるいは市役所から北山のれんげの里へを車でドライブをしながら撮影したもの、そういったものをユーチューブチャンネルで配信しております。 以上でございます。 ◆4番(益森隆史君) 最近、国体関係とか、動画上がっているのを見ています。チャンネル登録も、私しています。なので、ちょっと楽しみにしているのですけど、この広報について、ちょっとこの観光は関係ないんですけど、今私たちがやっている議会、これを、例えば西之表市とか、今、馬毛島とか、リコールとかすごいざわついていて、興味を持たれている方が多いと思うのですけど、あそこはユーチューブチャンネルでライブ中継をしているんですよね。あれも公式チャンネルでやっているんですけど、この姶良市議会のこの議会の様子というのは、多分外部リンクで中継を飛ばしていると思うのですが、ここの議会の著作権というのはどこにあるか分かれば教えてください。 ◎総務部長(髙山八大君) あまり詳しくないですけども、議会のこの議場での様子の著作権というのは、基本的には行政主体である市にあるのではないかなと思います。 ◆4番(益森隆史君) この議会の様子もそうですけど、ユーチューブとか出せないものなのかなと思っていて、今、そのユーチューブではもちろん姶良市は出てこないんですよね。専用の外部リンクがついていますので。例えば、答えられる内容でもないと思うのですけど、例えば第三者が切り抜きとして、姶良市議会のこの議会の様子とか、誰かの一般質問とか答弁とかというのを切り抜きチャンネルとして、ユーチューブに出しましたといったときに、その場合はこういう対応をするとか、それは駄目とかいいとかありますかね。 ◎市長(湯元敏浩君) 今の現状は、私は分からないですけれども、その姶良市がどう対応しているか、著作権というのは、肖像権とか意匠権というものを守るためのものでありますので、私たちは公人として顔をさらしている以上、それがどこに放映されても文句は言えないというような状況、一般論ではそう私は考えております。意匠権、肖像権を守るための著作権だと思っております。それと、あとはライツビジネスの中でのいわゆるライツ権、いわゆる映像の権利というもののビジネスをしている場合にはそうなると思いますが、行政はそういうことをやっておりませんので、そこは該当しないかなと思っております。 ◆4番(益森隆史君) 姶良市の様子をこういう議会も含めて、その協議も含めて、もっと若い人が見ているソフトに載せて発信するほうが効果は高いのではないのかなと。あれライブ中継も予約するだけですから、簡単にできると思うし、今の会議録の検索システムが入っているので、便利な外部のあれですけど、今ユーチューブは動画を上げるだけで勝手に議事録というか、文字起こしもしてくれたりしますので、何かもっとうまく、あまり費用を使わずに発信できる方法というのはSNSが適しているのではないのかなと思うのですけど、例えば、今その企画のほうから川﨑選手に何らかというお話をされていましたけども、川﨑選手のユーチューブって6万8,000人くらいいるんですよね。一番回っている動画で、七十何万回再生をされているんですよ。川﨑選手のインスタは、10万人ぐらいたしかいるんですけど、そういうところとコラボというのはちょっと違うと思うのですけど、なんか紹介してもらえるようにお願いをしたりとか、そのような提案というかお願いをこちらからしてでも、今回のおいどんカップも絡めて、知ってもらうチャンスをもっと広く作るべきではないのかなと思うわけですけど、そのような考えというか、そのようなことを今までしたりとか、外部のインフルエンサーにお願いをして、一緒に何かをしたりとか、その広告について、法人じゃない方、民間に委託も含めて、何か姶良市でやられた実績とかはあれば教えてください。 ◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 その昔、商工観光、それから秘書課におりました経験上で申し上げますと、特に今ご指摘のあったインフルエンサーに対しての取組というのは行っておりませんが、今回ご指摘の、ご提案の川﨑選手につきましては、市のふるさと大使も担っていただいておりますので、積極的に今回ご指摘の点につきましても、取り組ませていただきたいと思います。 以上でございます。 ◆4番(益森隆史君) ぜひお願いします。 次に、同じような話になってくるのですけど、このちょっと話が戻って、東串良の先ほどのPRですが、その学生さんたちが来てPRをしてくれました。どうしましょうかね。実はそのPRの中で動画を作ってくれているんですよ、PR用の。姶良市もこれ結構やってると思うのですけど、今って昔と違って、PRの動画って踊ったりとか、ハイテンポとかアップビートの曲に合わせて、何かやったりするのが主流でして、若者はそういうものを見るわけなんですよ。小学校、中学校もそうだし、我々世代とは肌がちょっと合わないようなものだと思うんですけど、そのようなPR動画を撮ってくれているんですよ。2分くらいの動画なので、ぜひ皆さん見てくださいって言っても見ないと思って、準備してるんですよね。ただ、これは後ろに音楽が流れてるから成立してるわけでして、音楽が流れてないとだいぶ寒い雰囲気になると思うのですけど、一応、ちょっと要所要所だけ紹介をしたいので、パネルをお願いします。これ学生さんが即興で撮ってくれたそうです。振り付けも全て学生さんが作ってくれて、そのデータだけを東串良はもらっております。参加した学生さん自身が出て、それぞれの施設だったりとか、場所場所で紹介をしつつ、テロップでこういう場所ですよというのをやってくれていまして、一切誰も喋ってないただのPR動画なんですけど、こういうものを例えばホームページとかに埋め込んだりとか、何らかのときに露出できるような準備をするだけでもいいのかなと。 東串良の企画課の方とちょっと話をしたんですけど、何が大事かというと、やはり民間の地域の方々の協力なくして、何もできませんということを言われていました。地域を巻き込まないと観光PRというのは無理ですというので、一応先ほどスライドで出した資料の中に、協賛企業とかも載っていたのですけど、そこはもう省きました。 見てほしいのが、ちょっと、私、実はあるんですけど、この中で、多分この辺ですけど、これです。町長がノリノリで踊っているんですよ。めちゃめちゃいいなと思いまして、やはり私たちの市長もそうですけど、姶良の顔として、今おられるわけなので、様々な場所での挨拶──これ町長ですね──様々な場所での挨拶であったりとか、来賓だったりとかという場面が多くて、素の顔が見えないというのが、どこもそうだと思うんですけど、ギャップがないというか、できれば何か市長にちょっと思い切ったことをしてほしいなというのがあって、なぜかというと、お金がかからないからなんですよ。予算を積む必要がないので、というのが本当はこのおいどんカップに何か、僕、かぶしてほしいと思っているんですよ。同じタイミングで、例えばストラックアウトとか、短距離走とか、何かそういう、何でもいいので、何かのイベントを同じ時期で、別の会場でもいいし、子どもたちにも何らか周知できるようなものをやってほしいなと思っていたのですが、今回補正予算にそれは上がってなかったので、ちょっと残念だったなと思うのですけど、できれば専決でもいいので、ぜひ、私は賛成するので、ぜひやってほしいなと思っているんですよ。そのイベントとかですね。今、TikTokだったりとか、ユーチューブショートとか、やはりすごい、1分、2分で見られる動画というのは若い子はすごい見ております。私の子どもたちも見ているし、大人って見ないんですよね。若い層が見るもので、でも大人に向けての市長のセールスというのは結構成功している気がしていて、今回の野球教室もそうだし、様々なPTA活動でも市長を見かけることがありますし、以前、そうですね、第2回定例会でちょっとざわつきましたけど、私は、副市長と市長と半年前、3人でオフレコでわいわいと話をしたことがあります。すごく私はいい時間だったと思っていて、いい機会なんで、市長になぜ市長になったのかとか、なぜ姶良を選んだのかとか、コロナに対してどう思っているのかとか、何か種をまいているのかとかいっぱい質問をして、それもざっくばらんに副市長も含めて話してもらった経緯があって、先日もPTAの運動会で、来賓で市長が来られて、実は足が速いということも私は知っております。何かこう、若い世代ですね、18、20代とかに、もっと違う顔を見せてほしいなと思っているんですけど、ちょっと提案というか勝手な話ですけど、例えば、もし川﨑宗則選手が、じゃぜひ何か一緒にやりましょうと言ってくれた場合に、ここまでじゃないですけど、TikTokとかで踊ったりとか、例えば川﨑選手と市長と副市長ととか、議長とか、何かいろいろ短距離走みたいな、何かそういう単発的な、すぐ終わるようなイベントをやられる考えというか、そういう提案は市長はどうですか。乗り気はないですか。 ◎市長(湯元敏浩君) 私は前職が前職だったので、そういうところ大好きでございまして、特に何ていうのか、そこで上がることもなく、やれと言えばキレキレでやりたいと思っていますが、でもその要請がないです。自分からやりたいと言うと、またなかなかついてくる人もいないので、やろうか一緒にと、市長出てくださいよと、こういうのをやってくださいよと言うのだったら、それはもうノリノリでやりたいと思っておりますが、なかなかそういう場面が訪れないのは事実でございます。 ◆4番(益森隆史君) ぜひやりましょう。秘書広報、ぜひちょっと、川﨑選手にコンタクトを取ってもらい、何かそうですね、私たちの中でもつなぐ人間とかもきっといると思うので、何かこう、私たちのトップセールスを、もっと若い人に、小難しい話をよくこういう場面ではしているので、そういう顔しか知らないでしょうし、あとは挨拶でも、紙を見ながら話すことが多いので、もっとざっくばらんな話ができる場が、僕はオフラインとか閉ざされた場所じゃちょっとまずいかもしれないですけど、開かれた場所ではそういうことをぜひもっとするべきだと思っているので、ぜひやりましょう。ぜひそのときは副市長も教育長も一緒に踊っていただけると。本当に昔ですね、三和タクシーというタクシー会社が踊った動画が400万回くらいバズっているので、ぜひやりましょう。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) これで益森隆史議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。午後からの会議は午後1時から開きます。(午前11時16分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分開議) ○議長(小山田邦弘君) 一般質問を続けます。 次に、3番、桃木野幸一議員の発言を許します。 ◆3番(桃木野幸一君)     登      壇  市政クラブ姶輝の桃木野です。どうかよろしくお願いを申し上げます。 今日は大雨だということで、昨夜、傍聴に来られる方に、「いや、もう明日は大雨ですからいいですよ」と電話しましたところ、「いや、もう声をかけているから頑張ってよ」と、こういうことでございました。今日、加治木のほうからおいでいただきました。お忙しい中、本当にありがとうございます。そしてまた、ネットでもご覧の方々にも心から感謝を申し上げます。 午前中、同僚議員のほうから踊りの話が出ました。私も太鼓踊り、馬踊り出ております。大変好きでございます。市長も太鼓踊りは、馬踊りは、多分、出られたと思いますが、この前、市長にも太鼓踊り加治木でありまして、見ていただきました。本当はお願いすれば出ると言われましたので、太鼓踊りをと言いたいところですが、8月16日で非常に暑いです。これはまず暑さ対策からしないといけませんので簡単にはいかないと思いますが、今年はコロナも少し収まってきつつあるかなと。でも、増えつつありますけれども、初午祭は来年2月12日、今のところは予定どおりあるということでございます。しっかりとまた私自身も微力ですけど、こうした伝統芸能にもしっかりと取り組んでいきたいと、このように思います。 それでは、早速、質問に入らせていただきます。 まず、加治木地区のまちづくりについて。 加治木複合庁舎建設工事について、建設工事請負契約議案が否決されたことについて、市民の間でも様々な声が聞かれております。 そこで、以下についてお伺いします。 市長はどのように受け止めておられますか。 2番目として、落札業者2社及び国、県の受け止めと調整はどのようになっておりますか。 3点目、電気設備工事、機械設備工事の工事請負契約議案は可決されましたが、工事はできない状況であります。現在、どのような状況になっておりますか。 4点目、工事の遅れはどのくらいになるのか。また、当初計画では、令和6年4月、5月に姶良、加治木、蒲生は移転との計画でございますが、どのようになりますか。 5点目、加治木庁舎は図書館も含まれますが、既存の図書館はどのようになりますか。 6点目、加治木地区におけるまちづくりについて、子ども館や加治木複合新庁舎建設にも関連し、一体的なにぎわいのあるまちづくりの方向性を模索するため、若手職員による庁内プロジェクトを設置する考えはありませんか。 高等教育機関の創設について。 昨年度、首都圏等の高等教育機関に係る意向調査が実施されました。 また、今年に入り、豊橋技術科学大学とのサテライトキャンパス構想に関しての協議を進める合意形成が図られたとの報告がありました。 さらに、本年度は県内高校2年生とその保護者及び高校の進学指導担当教員を対象にアンケート調査を実施したところであります。 そこで、以下についてお伺いします。 内容はどのようなものであり、三者からはどのような意見があったのかお示しください。 市長は年内に方向性を出すと6月議会で表明されましたが、どのような方向性となったのかお示しください。これは同僚議員の質問にも答えていらっしゃいますが、重複しますけれども、再度、ご答弁をお願い申し上げます。 3点目、企業誘致について。 令和4年1月に実施された第2次姶良市総合計画後期基本計画策定と新型コロナウイルス感染症対応に関する市民満足度調査から、姶良市の住みやすさ、市の取組の満足度と重要度、今後、姶良市が優先的に取り組むべき項目について、まちづくりの評価と課題が確認されました。その中で、重要度は高いものの満足度が低い優先的課題領域を見ると、雇用の創出と企業誘致の推進が上げられます。 そこで、最近の企業誘致の状況と今後開発公社とも連携して土地の確保を含め、どのように取り組んでいかれますか。お示しください。 4点目、大型グラウンドゴルフ場建設について。 まず、意識調査が行われましたが、その結果はどのようなものでありますか。 また、今後の建設計画はどのように考えておられますか。お示しください。 5点目、小山田の加工センターの活用について。 小山田の加工センターは、これまで様々な実績、成果が上がってきたと思われます。この3月いっぱいで、いわゆるもう後をされる方がいないということで、現在は、ほとんど休業施設みたいになっておるわけでございます。 したがいまして、この施設の概要と、まず、これまでの実績をお示しください。 2点目に、現在、活用されていないが、今後の対応をお示しください。 6点目、加治木支所北踏切から北方向の浸水対策について。 加治木支所北踏切からクローバー薬局前交差点や仮屋馬場線の田中大橋から柁城小下交差点は大雨になるとかなり浸水がありますが、この浸水対策をお示しください。 あとは一般者席から行います。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  桃木野議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、1問目の5点目のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 1問目の加治木地区のまちづくりについての1点目のご質問にお答えします。 本年第3回定例会で提案いたしました議案第58号 加治木複合新庁舎新築工事に係る工事請負契約の締結について、議会の承認が得られなかったことにつきましては、大変残念な結果でありますが、議会の採決を真摯に受け止めております。 2点目のご質問にお答えします。 落札した2事業者については、今回の入札公告及び仮契約書において、姶良市議会における議決を受けて、契約が締結することを条件としていたことから、否決後に契約できない旨を説明し、仮契約を解除しました。 国、県については、否決後、速やかに報告・協議を行い、令和3年度から7年度までにおける加治木地区の都市構造再編集中支援事業の繰越計画等と否決による今後の事業への影響及び対応策について指導いただいているところであります。 3点目のご質問にお答えします。 電気・機械設備工事については、9月27日に契約を締結し、設備工事のみでの現場着手はできないことから、9月28日付で工事一時中止の措置を行っております。 4点目のご質問にお答えします。 工事の遅れについては、建築工事の契約によることから、確定しておりません。 まずは、本議会において、令和4年度と5年度の債務負担行為の繰越承認をいただくことで、建築工事の工期を確保し、施工伺いの執行ができることとなります。 また、移転については、本庁舎の開庁に影響はありませんが、加治木庁舎の行政窓口を確保した後に既存庁舎を解体・撤去し、広場、駐車場、道路整備等を計画していることから、建築工事の着工が遅れる分、加治木複合新庁舎の開庁及びこれらの関連事業が全て先送りになると考えられます。 6点目のご質問にお答えします。 本年5月に設置しました若手職員による庁内プロジェクトチームでは、帖佐駅前周辺の市街地の構想について、一体的なにぎわいのあるまちづくりの方向性を模索するため、これまで4回のグループワークを実施し、12月に最後の会議を開催する旨を担当部署から報告を受けております。 今後、プロジェクトメンバーから、私自身にこれまでの成果をプレゼンテーションしてもらう予定となっています。 市としましては、来年度以降も新たなメンバーでのプロジェクトチームを立ち上げることとしており、加治木、蒲生の両複合新庁舎建設後のまちづくりなどについて、若手職員が柔軟な発想での議論を展開し、庁内での情報共有や検討を加え、市民等の意見を聴きながら、事業につなげていきたいと考えております。 次に、2問目の高等教育機関の創設についての1点目のご質問にお答えします。 本年度実施の高等教育機関設置に関するニーズ調査は、県内の高校2年生とその保護者及び進路指導担当教員に対し、高等教育機関への進学希望の有無、学部のニーズ、高等教育機関を選択する際の重点項目、本市に高等教育機関が設置されるとしたらどのようなものを求めるか等について、ウェブ方式によるアンケート調査を行いました。 調査結果は、分析を専門とする業者がクロス集計や客観的視点による分析を行った後に、11月末日までに市へ納品される予定となっています。 この調査結果につきましては、本年度中に議員の皆様へ分析等を含め報告する予定ですので、その際に集約しました意見等についてご説明いたします。 2点目のご質問にお答えします。 11月25日の馬場議員の一般質問でもお答えしましたとおり、私は、平成30年、姶良市長選挙の際、公立大学法人による看護系の短期大学の新規の設立を公約に掲げ、就任後、第2次姶良市総合計画において、次代を担う子どもたちの夢と希望をはぐくむ高等教育機関の創設として重点プロジェクトに位置付け、これまで高等教育機関の設置について取り組んでまいりました。 令和元年度には、企画部内に高等教育機関企画課を設置し、高等教育の現状や、これからの高等教育機関の在り方等について調査・研究を進めてまいりました。 高等教育の現状を把握する中で、今後は短期大学よりも4年制大学へのニーズが高まっていくことや、少子化が進む中、高等教育機関が学生の確保に懸命に取り組んでいることなどから、短期大学の新規設立に限らず、4年制大学やサテライトキャンパスの誘致、学部についても看護系に限らず、これからの社会に必要な人材を育成する分野へと調査・研究の対象を広げた経緯がございます。 この中で、令和2年初旬から、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症の影響で、調査・研究において、先進地への視察や中央省庁への陳情、相談等も予定どおりに進めない時期もありましたが、昨年度実施しました、主に首都圏の高等教育機関を対象とした地方進出に関する意向調査や、本年度、県内の高校2年生とその保護者及び進路指導担当教員を対象としたアンケート調査を実施し、高等教育に関わるステークホルダーの生の意見を聞くことができたところです。 現在、鹿児島県は、高等教育への進学の際、大学の選択肢が少なく、県外への流出が続いており、それは本市においても例外ではありません。 姶良市に高等教育機関が設置されれば、本市はもちろん、鹿児島県の課題でもある学生の流出を食い止め、高校生の新たな進学先を確保することができます。 しかしながら、高等教育機関を新規設立するためには、これまでに公立大学を新規設立した先進地の状況などから、高額な建設経費が必要となることや、設立後の建物等の維持管理費、人件費などの運用経費につきましても高額となることが予想されることから、高等教育機関の新規設立に関しましては、本市の今後の事業計画等を考慮すると、実現することは難しいという考えに至りました。 以上のことから、これまでの調査・研究の成果により、高等教育を取り巻く情勢はコロナ禍において社会が大きな転換期を迎えていること、また、高等教育機関を新規設立することに関しましては、先進地の例からも非常に高額な経費が発生すること等を総合的に判断した結果、今後の方向性といたしましては、高等教育機関の新規設立ではなく、誘致にかじを切り、本事業を継続することといたしました。 今後は、私自身のトップセールスなどを含めた相手方との協議や交流により信頼関係の構築に努め、また、相手方の計画等も十分勘案した上で高等教育機関の誘致を推進してまいります。 次に、3問目の企業誘致についてのご質問にお答えします。 本市が持続的に発展し、市民生活の向上を図るためには、雇用の創出と企業誘致の推進が重要な施策の一つと認識しております。 令和3年度に企業立地促進条例を改正し、新たに産業用機械器具賃貸業など6つの対象業種の拡大や、研究開発施設と情報サービス業の補助金の要件緩和を行い、若者のニーズに沿った企業誘致に取り組んでいるところです。 企業誘致の状況としましては、本年度を含む過去5年間の誘致企業数は15社となっております。 市土地開発公社においては、現在の平松物流用地隣接地を造成し、令和5年春に販売予定としておりますので、今後も本市の地理的優位性を生かして、市土地開発公社と連携しながら、企業用地の確保と企業誘致に取り組んでまいります。 次に、4問目の大型グラウンドゴルフ場建設についての1点目と2点目のご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 グラウンドゴルフ場に関するアンケートにつきましては、第2次姶良市総合計画後期基本計画を策定するために、姶良市グラウンドゴルフ協会や姶良市高齢者クラブ連合会の皆様の協力のもと、本年8月末日から9月下旬まで実施いたしました。 配布数2,193枚に対し、回答数は1,266枚で、回答率は57.7%であった旨を10月末に担当部署から報告を受けました。 アンケート調査は、お住まいの地区、年代、普段プレーしている場所、移動手段、そしてグラウンドゴルフ場に求めることなど、5つの質問で構成されております。 このうち、グラウンドゴルフ場に求めることについては、「大型グラウンドゴルフ場を新たに整備してほしい」「総合運動公園の多目的グラウンドにクラブハウスや屋根つきの休憩所が欲しい」など、5つの選択肢から優先度の高いと思う順に3つを選択していただくものでありました。 その結果、「総合運動公園の多目的グラウンドにクラブハウスや屋根付きの休憩所が欲しい」の回答が最も多く、「大型グラウンドゴルフ場を新たに整備してほしい」の回答は3番目でありました。 市におきましては、今回のアンケート調査において、新たな大型グラウンドゴルフ場の整備よりもビーラインスポーツパーク姶良の多目的広場への附属施設の整備充実などを望まれていることが確認できました。 多目的広場は、本年4月のオープン以降、ほとんど毎日のように利用され、9月末には姶良市グラウンドゴルフ協会主催の第1回市長杯、また10月には姶良市高齢者クラブ連合会主催のグラウンドゴルフ大会が開催されるなど、およそ9割がグラウンドゴルフ関係の利用であります。 また、今月15日と16日にグラウンドゴルフ場に関する視察研修として職員2人を派遣し、先週、その報告を受けたところであります。 15日は、令和元年度に全国大会が開催された福岡県久留米市のグラウンドゴルフ協会を訪れ、大会時に使用した施設内容やグラウンドの状況、大会運営などについて聞き取りを行い、翌16日には、佐賀県鳥栖市で開催された九州地区グラウンドゴルフ交歓大会の現地視察を行っております。 久留米市での全国大会では、陸上競技場、陸上競技場のサブグラウンド、テニスコートのほか、公園施設などを利用して開催されたとのことであり、今回の視察研修を行ったことで詳細を確認できたところであります。 なお、アンケート調査や視察研修の結果につきましては、後日、担当部署を通じ、議員の皆様に報告させていただきます。 市におきましては、今回のアンケート結果や多目的広場の利用状況、そして今回の視察研修の結果など総合的に判断した結果、大型グラウンドゴルフ場の建設につきましては、多目的広場への附属施設を充実させ、利用者のニーズに沿った整備を行うことといたしました。 なお、多目的広場の整備等を含めた詳細な内容については、今後、庁内で協議してまいります。 次に、5問目の小山田加工センターの活用について、1点目のご質問にお答えします。 小山田農産加工センターは、地域の農産物を活用した加工製品の開発を行い、付加価値を高め、特産品としての販売を促進し、農林業の進行を図るとともに、むらづくりの拠点施設として地域住民の自主的活動と連帯意識を高め、地域の活性化を図ることを目的に、平成13年に設置されております。 また、床面積174.25m2の木造鋼板ぶき平屋建ての施設内に、加工室、製酵室、貯蔵室、包装荷造室等を備えております。 管理・運営につきましては、開設当初から平成28年度までは市による管理を行い、29年度から令和3年度までの5年間は指定管理者による管理でありましたが、指定管理者の解散に伴い、4年度から再び市による管理施設となっております。 これまでは指定管理者が中心となり、自らが栽培したはだか麦、大豆等を原料に豆腐やみその製造販売、ほかに豆乳ドーナツや弁当の製造販売を行うとともに、各種イベントへの参加や学校給食への契約販売等、地産地消や地域活性化の活動に寄与してきた実績があると考えております。 2点目のご質問にお答えします。 本年度から市による管理・運営となっており、使用実績は、10月末現在で利用者数が延べ30人であります。 今後は、施設の利用促進を図るためにも、新たな指定管理者による管理・運営についての検討や、他の老朽化した類似施設との再編、施設の充実及び施設使用料の見直し等を検討してまいります。 次に、6問目の加治木支所北踏切から北方向の浸水対策についてのご質問にお答えします。 加治木総合支所の北側にある加治木中学校踏切から北方向の浸水対策については、市道塩入・春日線に布設してある既設の幹線水路の断面を改修する案と、JR日豊本線北側の線路沿いに加治木中学校踏切から網掛川へ分水路を設置する案について検討を行っております。 現在、加治木中学校踏切の下流域において、加治木地区の都市構造再編集中支援事業で排水路の概略調査業務を実施しており、今後、この調査結果を踏まえ、浸水対策を進めてまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君)     登      壇  1問目の加治木地区のまちづくりについての5点目のご質問にお答えします。 現在の加治木図書館は、建設予定の加治木新庁舎に複合化する計画となっております。 その後の建物の取扱につきましては、当該建物が国の登録有形文化財に指定されており、木造建築で趣がある貴重な建造物であることから、今後、最適な維持・管理・活用方法を検討してまいります。 以上、お答えといたします。 ◆3番(桃木野幸一君) それでは、再質問をいたします。 まず、工事の関係でございますが、加治木支所の。入札に向けて、現在の市の作業、それから、今後の公告、入札、これはどのような計画でございますか。お示しください。 ◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 先般の全協においてもご報告いたしましたが、現在、設計の見直しと、それから単価の入替え、この業務に着手しております。 再入札の公告につきましては、様々な観点から精査を進めておりますが、そのスケジュールにつきましては不透明で、現在ではまだ未定となっております。 また、市長答弁にもありましたが、国の補助金であります都市構造再編集中支援事業でございますが、これに関しましては、当然、その複合新庁舎がメインとなる事業でございますので、その周辺であります周辺道路、それから排水関係、そして子ども館への補助の影響が及ばないように国、県との協議を進めているところでございます。 以上でございます。 ◆3番(桃木野幸一君) 再質問いたします。 いわゆる加治木支所の建設工事は、鹿児島の渡辺組、地元の丸岡建設が落札したわけですけど、これについて、この2社は姶良の本庁舎も工事も落札しております。したがって、外すべきではなかったかと、こういう声もございましたが、これについてはどのように受け止めておられますか。 ◎総務部次長兼庁舎建設課長(塩屋重信君) お答えします。 今回の入札につきましては、条件付一般競争入札で業者の選定を行っております。いわゆる工事を順番に業者に施工していただくわけではなく、競争原理が働いた上で業者に施工していただくという形になっております。業者によっては、幾つも同時に現場を持つために数人の技術者を雇用しているところもございます。専任で配置できる技術者が確保できて、受注する準備が整っている業者を別の工事を施工しているからということで入札の参加を認めないということはちょっと難しいのではないかというふうに考えております。入札につきましては、業者の努力によって行われるものだと、こちらのほうは考えているところでございます。 以上です。 ◆3番(桃木野幸一君) この点につきましては、私も姶良と加治木は、大体、1年、時間が、タイムラグがございましたので、今答弁がございましたような何も排除すべきではなかったと。したがって、結果はこれでよかったと、そのように思います。 それから、現在、いろんな世界の情勢等で物価が上がっているわけですけれども、当然、現段階で設計をしますと、当初のやつより、当然、額が上がると思うのですが、そこら辺のところについては、逆に、素人考えでいきますと、内容を少し減らさないと施設の構造を縮小しないといけないのかなという気もするわけですが、その辺のところはどんなふうに考えておられますか。 ◎総務部次長兼庁舎建設課長(塩屋重信君) お答えします。 副市長の答弁にもございましたように、今、再入札に向けまして、最新の単価を採用して積算をしている状況にあります。近々の物価上昇、もう皆さんもご存じだと思うんですけれども、内容は同じ内容であっても、物価が、単価が上がっていますので、予算枠内にその工事、発注できるかどうかというのを積算中でございます。場合によっては、今議員から仰せのとおり、削減する方向での設計の一部変更というのも視野に入れて積算していかないといけないのかなと思っているところです。 以上です。 ◆3番(桃木野幸一君) 次に、電気と機械設備につきましては、9月27日に契約を締結したが、いわゆる建設工事が可決されなかったので、9月28日付で工事の一時中止の措置を取ったと答弁がございました。この一時中止の措置を取ったというのは、具体的には、これはどのような意味を成すものですか。 ◎総務部次長兼庁舎建設課長(塩屋重信君) お答えします。 市長答弁にもございましたように、可決していただきました設備工事、2工事につきましては、契約を行い、速やかに工事一時中止の協議を行って通知しているところでございます。 協議内容につきましては、建築工事が着工できないことの説明と、あと設備工事だけでの現場着工ということはできないことから、なるべく経費等をかけない形で、かけない状態で待機いただくというお願いと、あと、本現場の担当いただく監理技術者、あと主任技術者、あと現場代理人等について、中止期間中につきましては、拘束することはこちらのほうもできませんので、変更とか、何かありましたらご相談くださいということでお願いしているところでございます。 以上です。 ◆3番(桃木野幸一君) 今の答弁にありましたように、そこについては業者のほうも懸念といいますか、そこら辺をしっかりと業者の負担にならないように対応をしっかりと取っていただきたいと、このように思います。 最後に、市長は2期目にあたって、いわゆる成熟したまちづくりを目指すと、こういうふうにされたわけです。その上からも加治木地区の現状を見ますと、いわゆるかもだ通り、それから港町の昔と比べての衰退といいますか、それから、そういうこともあって、先だっての議会で加治木港の活用も質問させていただきましたが。 まず、加治木を回りますと、姶良に比べて、あるいは蒲生地区もそうだと思いますが、やはり姶良地区に比べて非常にまちが、昔、やはり、どうしても私どもの年代になると、昔は非常ににぎやかでしたので、ある意味。それでやはり、昔の完全とは行かないまでも昔のにぎやかさを、今日来ておられる方々も望んでおられることと、そのように思います。 したがいまして、加治木地区のまちづくりに向けての市長の決意を聞きまして、この質問は、これで一応終わりたいと思います。 ◎市長(湯元敏浩君) 加治木の支所、新しい支所を造るにあたって、行政棟は合併推進債という起債ができますが、皆さんが希望している体育館、そしてまた図書館、学習室、こういったものは合併推進債ではどうしてもできず、また、計画している広場も一般財源でやらなければいけなかったという財政の見通しがあったんです。財源への見通しがあったんですけれども。それを国交省と財務省にお願いをしまして、都市構造再編集中支援事業というものを姶良市に何とか適用してもらいたいということでお願いに、2年連続4回行きました。そのことで国交省の方も賛同いただきまして、加治木全体のまちづくり、加治木駅から子ども館の予定地、そしてまた加治木支所までのはやま通り、そしてまたそれに、プラスで交わるようにあるかもだ通り、そしてまた、網掛川沿いの公園、そういったものを一体となって都市をつくっていくということで、国の事業を充ててもらっております。これが令和3年度から令和7年までの5年間でございます。この5年間のうちにつくらなければいけない。そういったところで、私どもは、加治木のまちの活性化を何とか、昭和の時代まではいきませんけど、令和の加治木のまちをつくるために一生懸命努力をしているところでございますが、これには市民のお力が絶対必要です。行政だけでは、また国の力だけではできません。市民のまちをよくしようというパワーが私には必要でございますので、ぜひとも加治木をよくするために、国の力を借りながら、皆さんと一緒につくり上げていきたいと思っております。 ◆3番(桃木野幸一君) それでは、もう2番目の高等教育機関の創設につきましては、答弁にもありましたように相手もあることでございますので、慎重に進めていただければと、このように思います。 3点目の企業誘致についてお尋ねをいたします。 先ほどの答弁で、5年で15件ということでございました。県のほうにも問い合わせてみましたところ、非常に5年で15件というのは、もう県下でも非常に大変成績のいいほうかなと、このように思います。 それで、答弁にありましたように、平松を造成中ということですけど、今、私が思いますに、例えば、宇都トンネルももう開通しました。したがいまして、出口の姶良側のところ、あそこは企業も立地しております。 それから、加治木の本道原、ここはもう水道施設も新たに整備されました。こういったところも適地と思いますので、ぜひこういったところを、企業誘致の対象とするお考えは、その辺はどのように考えておられるかお尋ねをします。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 今議員が言われました宇都トンネルの姶良寄り、並びに加治木の水道施設ができたところの用地につきましては、民有地等がほとんどであろうかと思いますけれども、平地という状況もございますので、今後、また開発公社、そういったところと情報を共有しながら、企業誘致に向けて活用ができないか研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆3番(桃木野幸一君) 先ほど答弁がありましたように、アンケートの結果を受けて、大型グラウンドゴルフ場は総合運動公園で整備すると、そういうことでございました。 そういうことから、高岡公園はグラウンドゴルフ場の候補地かなということも考えていたわけでございますが。そうしますと、私も同地区の出身でございますが、ここは約2万5,000坪程度と聞いておりますけれども、例えば、県とか市町村の研修施設なんかも吉田にあって、ちょっと郊外にあるわけですね。1週間とか寝泊りをして、外部とは隔離されて研修を受けるわけですから。そういう意味では、この高岡公園なんかは、そういった施設には非常に向いているのかなと、そのように思います。 だから、そういう意味で、いわゆる広報の活用といいますか、先だっても同僚議員のほうからもございましたように、例えば、もう値段を決めて、広くネットで公開して、そういった研修施設とか、あるいは保養施設とか、そういうふうに売り込んでいかれる考えはないのかどうかお尋ねいたします。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えをいたします。 高岡公園の周辺につきましては、約2.5haほど、割と開発とかしやすいところでございます。 今、企業誘致の観点、あるいは検討の研修施設、そういったものも含めまして、今、普通財産となっておりますので、また財産管理部局等とも連携をしながら、活用策につきましては検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◎企画部次長兼企画政策課長(松岡力君) 先ほど多目的広場へのグラウンドゴルフ場の件でございました。 市長のほうに、私ども、先ほどの答弁になります前に3点ほど報告を申し上げております。 議員の皆様には市長からの答弁にありましたとおり、後日、資料を配付して説明をするところではございますけれども、本日、傍聴にお見えの方々、またインターネットを視聴されている方々もいらっしゃいますので、私ども担当部署から市長に報告いたしました3点ほど、ちょっとお時間を頂いて説明をさせていただきたいと思います。 まず、1点目の市長への報告事項でございましたグラウンドゴルフ場に関するアンケート調査の結果についてでございます。 市長の答弁にもございましたとおり、アンケート調査は、姶良市グラウンドゴルフ協会、そして高齢者クラブ連合会の皆様のご協力を頂きまして、それぞれの役員の方々を通じ会員の皆様に配付していただいたところでございます。 トータルの配布枚数は2,193枚、回答数は1,266枚、回答率は57.7%でございました。 アンケートの内容につきましては、お住まいの地区、年代、普段プレーしている場所、そこまでの移動手段、そしてグラウンドゴルフ場に求めることの5つの項目でございました。 このうち、グラウンドゴルフ場に求めることについては、これから述べます5つの質問項目から優先度が高いと思うものについて、上位3つを選んで回答していただくものでございました。 1点目が、大型グラウンドゴルフ場を新たに整備してほしい。 2点目が、総合運動公園の多目的グラウンドにクラブハウスや屋根つきの休憩所が欲しい。 3点目が、普段使用している場所のグラウンド整地をしてほしい。 4点目が、普段使用しているグラウンドゴルフ場にグラウンドゴルフ用の器具や倉庫を整備してほしい。 そして5点目が、現状のままでよいというものでございます。 なお、集計に際しましては、1位の回答項目に3点、2位に2点、3位に1点をそれぞれ配点し、これらの総合点数により順位をつけたところでございます。 その結果、1位が、総合運動公園の多目的グラウンドにクラブハウスや屋根つきの休憩所が欲しいであり、総合点数は2,082点です。 2位が、普段使用している場所のグラウンド整地をしてほしい。点数が1,711点です。 そして3位が、大型グラウンドゴルフ場を新たに整備してほしい。こちらのほうは1,537点でございました。 2点目の市長への報告事項については、多目的広場の利用状況についてでございます。 アンケート結果を受けまして、私ども企画政策課においては保健体育課を通じ、総合運動公園の指定管理者に対し、本年4月にオープンしました多目的広場の利用状況について情報提供を頂いております。 4月から10月末日までの利用日数は136日、延べ利用団体数は160団体でございました。 利用団体のうち、グラウンドゴルフ関係がその9割を超える151団体となっており、施設の休園日、あるいは雨天の日などを除いてほぼ毎日のように利用されている、そのことが確認できました。 当課においては、アンケート調査の結果と多目的広場の利用状況を併せて、先月10月31日に市長に報告したところでございます。 そして最後の3点目の報告事項が、グラウンドゴルフ場の整備等に関する視察研修の結果についてであります。 今月15日と16日に、当課と保健体育課の職員2名を県外視察研修に派遣しております。 15日は、令和元年度にグラウンドゴルフ全国大会が開催された福岡県久留米市において、当時使用した会場の視察と福岡県グラウンドゴルフ協会事務局への聞き取りを行っており、同協会の会長が対応してくださったということでございます。 市長の答弁にございましたように、久留米市での全国大会では、陸上競技場、そのサブグラウンド、テニスコートのほか、公園施設などを利用して開催されたなど、大会運営等についても含め詳細に説明していただいたところであり、今回の視察研修を行ったことでその多くを確認できたところでございます。 16日は、先ほどございましたとおり、佐賀県鳥栖市の九州大会の現地視察を行っております。 この視察結果につきましては、先週23日に市長に報告し、その中で総合運動公園への多目的広場に加え、陸上競技場やフットボールセンター、そして野球場も活用し、九州、あるいは全国クラスの大会を実施することが可能である旨も報告したところでございます。 以上、3点、追加で答弁させていただきました。ありがとうございます。 ◆3番(桃木野幸一君) 私も、このグラウンドゴルフ場の関係では、新たなところに、例えば、全天候型のそういったものを、多分、望まれているのかなという気がしていたのですけれども、結果的に、総合運動公園でと、整備ということを望まれたということについては、アンケートの結果ですけど、これは、そういう意味では、非常に新規でつくるより経費的にもそんなにかからないということも配慮があったのかなと思うのですけれども、この点のいわゆるアンケート結果を率直にどのように受け止めておられますか。どこにこの背景があって、こういう結果になったのかというのを、個人の感想で結構でございますので、ちょっと述べていただきたいと思います。 ◎市長(湯元敏浩君) ビーラインスポーツパークの多目的広場は、3月末にオープンしたばかりの新しいところですけれども、非常に皆さん親しみを持って活用されているんだなということが改めて分かった次第でございました。 それで、今度、バスもそこを通りますので、交通の便も前よりも充実することになります。 そしてまた、何といっても行き慣れた、様々なスポーツで行き慣れた場所でもあるということで活用においては受け止めていただけているのかなとは思っております。 私も新しく何か豪華なものをつくったほうがいいのかなと思いましたけれども、さすがに、やはり人生の経験者、さすがに先輩たちの考え方はすごいなと、改めて敬服しているところでございます。ありがとうございます。 ◆3番(桃木野幸一君) 今こうして聞いていますと、本当に新たに造るより、既存施設を活用して、そして整備ということがいい修正かなと、このように思っております。市民のそういった声を受けて、今後、しっかりとしたものを造っていただければと、このように思います。 次に、小山田の加工センターの品物というのは、非常に今までいろんなイベントでも出されて、出品されて、私もよく買っておりました。 そしてまた、いろんな地産地消ということで地域でのいわゆる栽培、そういった意味からも、地域の農業振興にも大いに貢献していたのかなと思います。 そういう意味で様々な課題はあろうかと思いますけれども、この施設の利用について、ぜひ前向きな検討というのを今後もよろしくお願い申し上げたいと、活用したいという方も結構いらっしゃいますので。ただ、どうしても条件がいろいろあるということで、その課題を、やはり地域の声を聞いていただいて、そのまま活用されていなければ、まさに何もならないわけですから、宝の持ち腐れにならいないようにしっかりとした対応を要望いたしたいと思います。 それから、加治木支所の北踏切から北方向の浸水対策についてですが、2案検討しているということでございました。 そして、踏切の下流域において排水路の概略調査要望を実施しておりとありましたので、ぜひ踏切の北側、この辺も、例えば、あの辺のまちづくりというのはさっきありましたように都市構造再編集中交付金、こういったのでされるわけですけど、こういった排水工事もそういった交付金を活用してというのは考えられるものでしょうか。経費も結構かかるかなと思うのですが。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 先ほど市長のほうからもありましたとおり、この加治木地区につきましては、加治木駅から加治木総合支所周辺にかけまして、都市再生整備計画による都市構造再編集中支援事業によりまして、まちづくりを推進しているところではございます。 一応、今ご質問がございます加治木中学校踏切、これよりも北側の市道塩入・春日線の周辺につきましては、この計画区域に一応入っておりませんので、この都市構造再編集中支援事業の活用というのはできないところでございます。 ただ、この排水対策が必要な時期、必要な箇所であるというのは、市といたしましても認識はしておりますので、これからまた有効な補助事業の活用に向けて、また検討のほう進めていきたいとは考えております。 以上です。 ◆3番(桃木野幸一君) 来年は、子ども館の建設も始まろうかと思います。姶良地区、加治木地区、蒲生地区のまさに先ほど申し上げましたように、均衡ある発展、これを望んでおります。成熟したまちづくりへ向けて、市長はじめ執行部の皆様方の今後の益々のご検討、ご努力をお願いして、私の質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) これで桃木野幸一議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。15分程度とします。(午後1時50分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時03分開議) ○議長(小山田邦弘君) 一般質問を続けます。 次に、2番、峯下洋議員の発言を許します。 ◆2番(峯下洋君)     登      壇  皆さん、こんにちは。私は、「仲間とつくろう誇れる姶良」をスローガンに頑張っております。松原上自治会9区3班に住んでおります峯下洋と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 今朝はすごい雨でしたね。今日はないのかと思いましたけど、ちゃんとありましたね。よかったでした。今の時間は、ちょっとやんでくれたので帰りの際は大丈夫だと思います。 私は市民クラブに在籍していまして、今4名の会派で、会派4名がいます。今回は2名だけがやるのですが、とにかく、我々市民クラブは市民目線で市民の望むこと、これをメインに提案をしていきたいと思っております。 それでは、通告に従いまして、質問事項1、市民の望むもの。 要旨1、議員の相談の中で多いのが、道路修理、側溝整備並びに近隣空き家の問題、道路拡幅などがあり、私は、そのときは自治会や校区コミュニティに相談するように答えているところであります。 大阪府にある池田市では、地域課題の解決法の一つとして、市から地域コミュニティ推進協議会に権限が付与されるもので、問題解決を図るための事業を市に提案することによって、翌年度に事業化することができるというものであります。 市が実施するもので、予算提案権の限度額は個人市民税の1%、約7,000万円を上限として、かつ、各地区ごとに人口割も考慮して、上限600万円から700万円などを設定しています。 このような取組を我が姶良市でも取り入れることが市民の要望に少しでも応えることができ、また、市役所の業務効率化の一端を担うことができ、市民一丸となって未来につながると思いますが、このことに一緒に取り組む考えはないか伺います。 要旨2、姶良市は県内一住みやすいとの評価を受けて順調に人口が増えています。 不動産関係のチラシがよく入っており、市内あちこちで新築・増改築が見られますが、市はどのように把握しているか、以下について伺います。 1点目、各校区コミュニティ単位で示せ。 空き地・空き家の動向。 新築・増改築の動向。 アパートの新築数。 2点目、若者をターゲットにする移住策で古民家や空き家を積極的に活用することができないか。 要旨3、本市は、子育て世代の転入者が多いことが特徴である。子どもは国の宝と言われているが、子育てはなかなか大変であると思います。 若者のスタートアップ企業がありまして、スマートフォンアプリで自分に合った保育施設を選択できるものを開発しているが承知しているか。また、そのようなアプリを活用する考えはないか問う。 要旨4、高齢者の健康・長寿支援チケットあいあいの取得方法について、市役所に来ないで県が行っている、「ぐりぶークーポン」と同様の方法にすることはできないか。 以下、質問者席から行きます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  峯下議員のご質問にお答えします。 市民の望むものについての1点目のご質問にお答えします。 大阪府池田市では、地域課題の解決に向け、各コミュニティ協議会がそれぞれの実情に合わせて事業の優先順位を決定し、地域からの提案により行政が予算化する地域コミュニティ推進協議会提案事業を実施されていることは承知しております。 本市におきましても、地域と行政がお互いに協力し合い、相互補完的な関係を保ちながら、協働によるまちづくりを推進するために、自治会や各校区コミュニティ協議会の活動に対し、自治会活動交付金や校区コミュニティ協議会運営補助金などの支援を行っているところです。 また、本市の各校区コミュニティ協議会におきましては、校区振興計画、校区まちづくりプラン等に基づき、自らが企画・提案する活動等を通して、地域住民が主体となった地域づくりや自主的な活動を実施されております。 市としましては、今後とも地域課題の解決と地域活動を推進するために、本市の現状を踏まえ、先進事例等を参考にしながら、地域の活性化について取り組んでまいります。 2点目の1番目のご質問にお答えします。 空き家の動向につきましては、令和元年度に空き家等の現地調査を実施しました。 校区コミュニティ単位の調査ではありませんが、空き家等の件数が姶良地区1,178件、加治木地区616件、蒲生地区497件、合計2,291件となっております。 平成24年度と比較して、姶良地区283件、加治木地区118件、蒲生地区112件、合計513件の増加となっております。 また、新築・増改築の動向につきましては、建築確認申請の件数によりますと、専用住宅の申請戸数は、令和3年度が姶良地区330戸、加治木地区105戸、蒲生地区24戸、合計459戸となっております。 平成25年度と比較しますと、姶良地区が26戸の増加、加治木地区が11戸の増加、蒲生地区は増減なしで、合計37戸の増加となっております。近年は多少の増減はありますが、ほぼ横ばいの状況であります。 さらに、アパートの新築数につきましては、令和3年度で姶良地区122戸、加治木地区18戸、蒲生地区ゼロ戸、合計140戸となっており、ここ数年は年間100戸台で推移しております。 2番目の質問にお答えします。 本市は、民間企業による、「まちの住みここちランキング」において、3年連続で鹿児島県総合第1位を獲得するなど、子育て世代を含む多くの方々に、本市を住む場所や子育ての場所として選んでいただいているところです。 また、本市の移住策としましては、国・県と連携した、かごしま移住就業・起業支援事業や、本市独自のふるさと移住定住事業等の移住に関する事業を展開しているところです。 市としましては、今後ともこれらの事業等を通じて、多くの方々から姶良市を選んでいただくとともに、増加傾向にある空き家等の情報発信に努めてまいります。 3点目のご質問にお答えします。 東京や大阪など、保育施設数の多い都市圏において、保育活動支援サービスとして、保育園の入所に関する相談、子育て情報など、スマートフォンから検索できるアプリを導入している自治体があることは承知しております。 本市におきましても、あいら母子手帳アプリ、「母子モ」に保育園の情報を掲載しております。 また、専用のアプリを導入し、病児・病後児保育の利用予約等に活用している保育施設もあります。 今後も先進地を参考に、多様な保育・子育て支援のニーズに応えるため、アプリ等の活用について調査・研究してまいります。 4点目のご質問にお答えします。 健康チケットあいあいは、対象者が限定されており、さらに、金券として取り扱っております。 このことから、対象となるご本人に確実に交付する必要があるため、ご本人または依頼を受けた代理人の方々にはご負担をかけておりますが、市役所や出張所まで受け取りに来ていただいているところであります。 不特定多数の方が登録できる、「ぐりぶークーポン」と同様に、スマートフォンで健康チケットあいあいを取得する方法へ変更することにつきましては、当該チケットの対象者が70歳以上で、本市に住所を有している方を対象としているため、住民基本台帳との突合が必要不可欠となることから、スマートフォンを活用したクーポン化は考えておりません。 以上、お答えといたします。 ◆2番(峯下洋君) それでは、答弁書に基づいて、再質問していきます。 池田市のことはご存じということでありますが、そして自治会活動交付金や校区コミュニティ協議会運営補助金を出されているというところですが、ちなみに、この自治会活動交付金とか、この補助金について、全部に出しているのか教えてください。 ◎企画部長(今別府浩美君) ただいまの質問につきましては、担当課長から答弁させます。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 地域政策、中園です。よろしくお願いいたします。 自治会活動交付金につきましては、普通交付金と特別交付金、それぞれ7月、10月、それぞれ自治会のほうから報告があった分に対しまして、全自治会に交付しているところであります。 校区コミュニティ協議会の運営補助金につきましては、各校区コミュニティ協議会に対しまして、活動費や事務経費等を支出している状況であります。 以上です。 ◆2番(峯下洋君) 今教えていただいたのですが、ちなみに何か条件があるのですか。こういうことに使うとか、使用方法などがあるのでしょうか。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 自治会活動交付金につきましては、それぞれの基本割につきましては、自治会加入世帯とか均等割を含めて支給しております。 また、活動割につきましては、それぞれの自治体の活動に対しまして、申請がこちらのほうに報告があった分に対しまして、そういうふうに見合った形で支給をしているところであります。 校区コミュニティ協議会の運営補助金につきましては、これに使っていいとかという条件というよりも活動、コミュニティ協議会の運営に対する経費等を支給しているところであります。 以上です。 ◆2番(峯下洋君) それを、例えば、校区ごとに金額は幾らぐらいになるかとか分かりますか。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) コミュニティ協議会についてですが、そちらの支援事業につきましては、全校区含めて、年間で3,500万円ぐらい支給しているところであります。 この活動交付金につきましては、ちょっと手元に資料がなくて申し訳ございません。 ◆2番(峯下洋君) 私が今聞いたのは、池田市が600万円から700万円ぐらいを11校区にやっているわけですよね。今お聞きしたら3,500万円とおっしゃいましたよね。校区全体で。もう大体、人口が向こうは10万人でした。10万人超えています。うちが8万人、約8万人。もうちょっと出していただけると同様な補助額となるのですが。ただ、池田市の場合は、校区でこういうのに使いたいんだと。それを市に提案するわけですね。こういうのを使いたいんですと。結局、今、市のほうは各地区からいろんな道路事情だったりなにかありますよね。直してくださいとか。それを市が全地区を網羅してやるわけじゃないですか。大変だと思うんですよね。それを17校区に分けてあげて、彼らに優先順位を決めさせて、提案してもらったほうがすごく楽じゃないですか。私は、そんなふうに判断して、少しでも皆さんのお役に立てたらいいし、満足度も自分たちでやったんだと。申請して認められたんだということはすごくいいと思うんですよね。そうじゃありませんか。その辺はどう考えられますか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 まず、池田市につきましては、住民税の収入の70億円程度の1%ということで7,000万円を校区で分けているという内容でございます。 姶良市に置き換えますと、姶良市の住民税が28億円ですので、1%ですと2,800万円、金額的には、先ほど課長の答弁がございましたように校区コミュニティには3,000万円を超える交付金を出しておりますので、単純にそういう比較をすると、姶良市のほうは支援は手厚いのかなというところは考えております。 加えまして、姶良市につきましては、自治会単位でのいろいろな要望等を合併からいろいろお伺いをいたしまして、その御要望に対しまして、市のほうで各部署予算化をして、執行をしてきております。姶良市になりましてから校区コミュニティ組織ができまして、校区コミュニティへの運営補助、あるいは自治会への運営補助ということで、自治会、あるいは校区コミュニティのほうで地域の実情に合わせまして使いやすいようなことで考えておりますので、単純に池田市との比較というのは難しいかと思いますけれども、これまで姶良市が取り組んできた内容につきましては、それぞれ自治会、校区の方、使いやすい交付金ということかなと考えているところであります。 以上であります。 ◆2番(峯下洋君) 金額だけ聞けば、うちのほうが多く出しているところもあると思いますが、それが標準化はしていないと思うんですよ。校区ごと別々だから。例えば、いっぱい出しているところもあったり、公平性とか、その辺はどうでしょうか。私は、それよりも校区に渡したほうが、自治会もあるのですが、自治会単独ではなかなかできないと思うのですよ。いろんなところがあります。例えば、もう10世帯以下の自治会もあります。それほかにも千何百人もいるところもあります。これを一緒にじゃなくて、校区だったら割と平均的にいくのかなと。それと、校区だから割と地域に密着していると思うんですよね。小学校単位だから。そっちのほう、僕、単純にそのほうがすごくいいし、例えば、自治会からこんなのつくってくださいと言いました。もう受けました。払いました。いついつ、どこどこ自治会に幾らやったとか、そういう資料は持っていらっしゃいますか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 校区コミュニティ協議会とか自治会には、市で交付金としてお支払いをしておりますので、どこどこ自治会に幾ら払ったという資料はございますけれども、すいませんが、ちょっと今手元にはございません。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 今後は、そういうデータというのはしっかり分けて取っておくべきだと思うんですよね。というのは、なぜかというと、担当者が変わられますよね。そしたら分からないとなるんですよ。ところが、データ化しておけば、どなたが見ても分かるじゃないですか。そういうふうにしていないと、デジタル化が進んでいったときに、分かりません、ありませんと答えるんですか。それは駄目だと思っていて。例えば、実績簿、私なんかが会社にいるときは実績簿と言っていたんですけど、何月何日誰々がこうして、これを何月何日やりましたと。誰が、受けた人、相手に渡した日はいつでしたとか、そういう記録をつくっておれば、いや、担当が変わったから分かりませんということが言えないと思うんですよね。5年だったり何年間だったり保存する期間はあるんでしょうが、紙ベースじゃなくてデジタルだったら、そんなに場所は取らないです。いつでも検索もできるじゃないですか。フォルダーごとにまとめていればいいんですよ。何年度何年度とか、校区別でもできますし。そういうふうにして、例えば、自治会長さんもほとんど毎年、ほとんどじゃないですか。大体、隔年ごと代わられたり、長くされている方もいらっしゃいますが、結局、何もデータがないと、何をどうしていいかも分からないところもあると思うんですよ。それで、担当課にはいろんな相談があると思うのですが、そういうのを、例えば、月ごとにどこどこが来てどうだったとか、そういうのはあるのでしょうか。記録簿が。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 先ほど議員が申されました小規模自治会の事務手続とか、そういったことも含めましてですけれども、細かい自治会で活動するよりも、今の姶良市のほうは小学校区ごとに校区コミュニティを設立しておりますので、校区コミュニティからのいろんな情報というものは行政側でも様々な部署で聞き入れております。 また、その整備の中で、校区コミュニティにパソコンの整備であったり、あるいはプリンターの整備であったり、そういったことでデジタル化、データでの管理というものはそれぞれのコミュニティのほうではできているものと。 併せまして、市のほうにはそれを、一旦、紙に印刷してというのが現状ですけれども、市側もいつ、どこから、どういった情報が、申請が出されたというものは管理はできておりますので、今後は、議員が今言われましたように、デジタル化に伴いまして、簡素化とか効率化とかそういったところは、事務手続の事務方といたしましては整理がさらにできていくのかなというところは感じているところでございます。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 17校区に、インターネットでつながる、あれを配備していると聞いたのですが、違いましたか。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) Zoom機能、そちらのほうは全17校区に配置しております。 以上です。 ◆2番(峯下洋君) それの活用の在り方というか、活用されているのでしょうか。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) そちらのほうにつきまして、やはり使い勝手というか、なかなか使い方が浸透していない状況であるのですが。ただ、こちらのほうから、その使用方法につきましても全校区コミュニティ回りまして、そのときにも各校区コミュニティ間でやり取りをするような形で、模擬というか、そういうテストで使用についてはしているところです。 なお、小規模、中規模というか、上場と下場とか、その辺りを意見の交換とか、その辺り聞きたいことがあったら、これを使ってすればいいのではないですかとか、こちらのほうからの提案で、それぞれの各校区において、そちらの事務所内においては、そちらのZoomの機能を使っていただくように、担当としてはお願いしているところではあります。 以上です。 ◆2番(峯下洋君) せっかく渡している、皆さんいただいているみたいですけど、あんまり活用されていないので、どうせだったら、そういう訓練も定期的にするとかされたらどうでしょうか。せっかく、だって、宝の持ち腐れですよ。あるんだったら、みんなで近場でもいいじゃないですか。中山間地区と分けてでもいいんですが、そういうのもどしどしやっていただいて、みんなで勉強したらどうでしょうか。その辺は提案しておきます。せっかくあるんだったら、もったいないですから。 それで、私が先ほど言ったように、私に道路とかいろんな言ったときに、いや、自治会とか校区コミュニティに相談してくださいと言っているのですが、これでよろしいでしょうか。こういう言い方で。議員が、何といったらいいんだろうな。じきに行って、道路事情をいろいろ言うよりも、私はやはり校区、何で校区というかというと、だんだん自治会離れをしていくので、全員を拾うのは校区でしかないじゃないですか。だから、校区に相談してくださいと。自治会員は、自治会長に多分します。こう言えば。だけど、非自治会員の方は誰に言えばいいんですか。分からないじゃないですか。だから、校区に行って、あえて言っているわけです。ご理解していただけますか。その点はどう思われますか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えをいたします。 市へのいろいろな要望、個人の方、あるいは自治会、校区もいろいろあろうかと思います。 自治会、校区におかれましては、その地域内の実情とか、もっと細かいことを申し上げますと、どの辺りに住んでいる方の要望とか、そういったものが一番ご理解いただけるのが、自治会であったり、校区コミュニティであると考えております。 つきましては、いろいろな要望等が校区コミュニティに届いた場合に、その中で、コミュニティとすれば、どういった内容を優先するのか。あるいは一体的にどのようなふうに考えているのか。そういったものを踏まえまして、市の各部署のほうへご相談なり要望等を頂きますと、そこらもまた一つの効率化につながるものと考えておりますので、そういった方法での要望というものも市とすれば、受けていく、お話は聞いていくということになろうかと思います。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) それ大事なことだと思うんですよね。それでデジタル化が進んできて、もう職員も人数が減るかもしれない。私が思っているのは、皆様方がここで、一生懸命、いろんなことをノウハウを知り得るわけじゃないですか。ぜひ、あとは校区のほうに行っていただいて、池田市は、たしか2人体制だったかな。入っていらっしゃったと思うのですが。それが立ち上げのときだったかもしれませんが。とにかく、あなた方はいろんなノウハウがあるわけじゃないですか。今自治会長にも探すのが大変だとか、いろんな大変な自治会がありますから、そういうところに、やはり、例えば、65歳まで段階的になっていくわけじゃないですか。今、自分なんかの自治会長さんだともっと高齢なんですよ。若い力が、あなた方がいらっしゃるから、ぜひぜひそういうところで羽ばたいてほしい、舞い上がってほしいです。本当に。それが恩返しだと思うんですよね。皆様方が行政マンとしていろいろ、いろんなこと苦労もされました。それを生かすためにも、どうぞ地方に、地域に根差していただければありがたいと思います。 それでは、不動産チラシがよく入っていますが、先ほど数をおっしゃっていただきました。令和元年度と平成24年度を比較したときに、513件また増えているんですね。513件の空き家。これってもったいないですよ。これを何か、どうしたら、私は、姶良市はもっともっと人口が増えてしかるべきだと思うんです。だって、便利がいいですから。だけど今、このままだったら減っていくよ。だから、今増えているときがチャンスだと思うんです。もっともっと手を変え品を変えやっていけば。私は10万人とかはるかに超えますよ。もう鹿児島市の次ぐらい、ナンバー2ぐらいになりたいです。どうお考えですか。 ◎企画部長(今別府浩美君) 人口増につきましては、姶良市もぜひ、人口のほうは増えていければというのは考えております。 また、その手法の一つで、また空き家等をうまく活用できれば、人口が増えていくものの活用法の一つとは考えます。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 人口増を図るために、これ横浜市だったと記憶しているのですが、eスポーツってご存じありますよね。今、若者がその大会があって、そういう人たちを、横浜市だったと思うのですが、来ていただいて、家を無償で貸しているんですよ。4人だったと思う。4人グループ。そしたら、そこにいた近所の子どもたちとか、はるばるそのことを聞きつけて、そこに来るんですって。教えてもらいとか会いたいとか。一種のもうファンですね。そんなふうにして、やることも可能なんですよね。その辺は、例えば、そういう中古、空き家をリフォームしながらやる方法とかはお考えないですか。 ◎企画部長(今別府浩美君) 空き家につきましては、持ち主さんがいらっしゃるんですけれども、中に家財道具が入ったままの空き家であるとか、あるいは老朽化が著しい空き家であるとか、いろいろ空き家が存在をしております。 今議員が言われましたような活用も含めまして、あるいは借家等も含めまして、ある程度きれいなものにつきましては、不動産業者等を介しまして、持ち主の方が貸家等にもされておりますので、そういった実際の空き家の状況、持ち主のご意向、そういったものを踏まえながら、どういった活用ができるのかというのは、今後、検討できるかと考えております。 併せまして、今月と年明けには、空き家のまた相談会とかセミナーを開催いたしまして、その開催時期につきましては、遠方にいるお子さんたちが正月帰ってきたときに実家の空き家の家族内の協議ができるとか、そういうようなところを見計らいまして時期も設定しておりますので、空き家につきましては、いろいろな使い方とか活用があるようで、ただし、持ち主さんのご意向というものもございますので、そこらはうまく調整をしながら、考えていきたいと考えております。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) いや、いいことだと思うんですよね。それで、例えば、市でちょっと大きな体育館というわけにいかないのでしょうけど、そういうところの部屋においてある物、邪魔じゃないですか。邪魔という言い方悪いけど。それがなくなれば、もっと人にも貸せるとか。例えば、4部屋あって、1部屋は開かずの扉でもいいじゃないですか。鍵をかけるなりして。あと3部屋は使えますよ。 そんな感じで同僚議員が言いました。もし何か災害があったときにどうするのと。プレハブをまた建てるの。それはもったいない。そういうところに一時避難できるのではないですかね。そういうふうにあるものを有効利用できるように常にアンテナを張るとかやっていく。だから、申し訳ないけど、片手間じゃできないと思うんですよね。そういう部署をつくって。 例えば、アパートなんかは、今建設部のほうでやっていますよね。二百何戸も空き家があるとか言っていたけど、すごい損失ですよ。貸せばいいのに、安くでもいいからと僕は思っているんですね。そんなふうには、決まりがあるからできないでしょうが、その辺を条例で変えるとかできて、みんなが使い勝手がよくなる方法を選択することはできないんでしょうか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 個人の所有物の空き家につきましては、個人の財産でございますので、持ち主さんのご意向とか、そういったものを引き受けることができましたら、いろいろな活用方法というのは、今後、検討できるかと思いますけれども。営業されるとか、宿泊料を取るとか、そういったことになりますと、旅館業法とか民泊法とかいろんな絡みもございますので、今後、調査・研究は必要かと考えております。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 例えば、これテレビであったんですけど、200万円で中古住宅を買って、600万円でリニューアルとかして、総額800万円じゃないですか。それをまた貸して、もうかるじゃないけど、再利用されてる方もいらっしゃるんですよ。そしたら、月々幾らだとかお金が入ってくるわけじゃないですか。先ほど年金の話もあったけど、年金でどうして今後生きていけばいいのかという、施設にも入れないと。そういう手だてもできるし、以前、リバースモーゲージというのもありますよね。一旦、市に売って、それを借りると。死んだときは没収だったかな。そんなふうな形で空き家を、家をリフォーム、活用できる方法があると思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎企画部長(今別府浩美君) 空き家のリフォームというのはいろんな活用法があるだろうというのは承知をしております。そこに市が、市の財源を使いまして、買い取ってそれを活用するというのは、いろいろな法令等の絡みもございますので、調査・研究はできるかと思います。ただし、個人の所有の財産でございます。 空き家のいろいろな相談でも、例えば、相続絡みでいろいろうまくいかないんだとか、いろんな課題を抱えている実情もございますので、持ち主のご意向とか、そういったものは大切にしなければならないだろうと考えております。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 結構、家主が亡くなってからの、その後、それが大変みたいですね。それもだんだんじいちゃんだったり、ひいじいちゃんだったりすると、もう探すのが大変とかなりますから、何か早く国のほうでもピシッと、もういいと。全部没収ぐらいにしてくれるとすごく、乱暴な言い方だけど、ありますよね。そういうふうな、もちろん、条例としてはできないのでしょうけどね。でも、何か知恵を働かせて、自分たちが市に対して、私が死んだら、10年間音信不通となったら市にあげますということはできますか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 市への寄附のことかと思いますけれども、何でも寄附を受けるということにはならないかと思います。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) もちろん、もう住めないようなというか、もう廃屋みたいなやつをあげるとは言いませんが。だから、ABCランクとか、例えば、つくっていますよね。それでSランク、Aランクとかあって、ここまでは市が受けますというようなのをちゃんとつくったらどうでしょうか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 その可能性につきましては、また先進事例等があるのかないのか。あと、国の法的な制度がどうなのか、そういったところはまた研究してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 検討とか調査・研究とおっしゃるのですが、いつ頃までにそれをやるのか、期限を区切らないと、やっています、やっていますと言われても、こっちも。ここ二、三年でやるとか、その辺のめどをまず、そちらで決めてもいいんですが、まず期限を区切らないとだらだらになっちゃいますよね。 例えば、マイナンバーカードが12月まで延長になりましたよ。サービスがつくのが、2万円か。あんなふうにだらだらやっていたら駄目ですよ。いつまでと切って、早くしてもらうように誘導しないと。誘導という言葉がいいかどうか分かんないけど、うまく活用していけば、本当に今後のデジタル行政もスムーズに動いていくと思うのですけど、どうでしょうか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 土地建物の登記につきましては、国のほうの法律等の改正があるというのを聞いております。その後のその登記の在り方とか、そういったものがどういう形になっていくのか。 あと加えまして、個人の財産でもございます。 それと、今本市におきまして、空き家対策につきましては、特定空家についての対応、そういったものを優先して取り組んでおりますので、空き家を貸家とか有効活用していくことにつきましては、期限を切ることは現在では難しいかと考えます。 以上でございます。
    ◆2番(峯下洋君) 民間の土地建物というか、そういう業者と一緒になって、中古住宅を購入したら幾らかほら、バックというのかな、そういうのはつくることは不可能ですか、可能ですか。民間の業者とタイアップして。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 先ほど申し上げました空き家の相談会等につきましては、宅建の方とか、いろんな関係団体の方と連携を取りながら対策のほうを取っておりますので、民間の不動産屋さん等の活用、本市では空き家バンクがございますけれども、そういった既存の制度等も活用しながら、あと関係機関等と情報を共有しながら、解消に向けて取り組めればと考えております。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 先ほど示していただいたように513件増えている、事実はあるわけですよね。これを放っておいたらもっと増えますよね。 それと、新築・増改築が37件増えている。これはありがたいことだと思うんですよ。アパートが1年平均100戸、100戸ぐらい増えてくると回答があったのですが、アパートもぼんぼんできるわけですよね。それだけ人が入ってくるということですよ。いいことなんですよ、すごく。でも、それで扶助費も増えたりとかいろいろするのでしょうが。だから、出すばっかりではなくて入る方法も検討していかないと駄目だと思うのですが。同僚議員からもあったように、お金になる方法は何かありますか。 ○議長(小山田邦弘君) 峯下議員。質問の内容が……。 ◆2番(峯下洋君) めんなさい。難しいですね。 それでは、要旨3に行きます。 子育て世代のスタートアップ企業があるという、紹介させてもらったんですが。こういうところは母子もなんかがあるよというお答えだったのですが。ここは、そういう、最近の若い人たちはもう、先ほどもあったようにもう新聞も読まないとか、やはり携帯に依存する部分があると思うので、それをうまく開発していけば、すごく時間も少しでいいわけです。わざわざここまで来て、どうだこうだでお話聞かせていただくよりも、もういながらにして、こういうのがあるんだと、分かるということはすごくいいんですよ。便利だと思います。便利を追求するのも一つの仕事だと思うのですが、その辺はどう思われますか。 ◎保健福祉部長(向江美喜君) 市民の方々がいろいろ、いろんな項目について簡単に検索できるというのは、とてもいいことだと思います。 先ほどの市長の答弁でもありましたけれども、姶良市のほうでは、「母子手帳アプリすくすく」というのを導入しております。そこの中で妊娠、出産、子育てに必要な施設などの情報を入力、そこを検索するということで、この保育所の場所はここにあるというような情報の提供をしているところでございます。 ◆2番(峯下洋君) それは、施設についてはそれがありますが、例えば、子育てに関するいろんな行事、あいあいで何がありますよとか、そういう情報は提供はされていないのですか。ペーパーでは見たことあるんです。ペーパーとか、AIRAviewでは。スマホで見る方法がありますか。 ◎保健福祉部長(向江美喜君) このアプリにつきましては、市からの情報も皆さんに届くようにということでホームページのほうに掲載しました様々な情報につきましては、これにも案内が行くというような形はとっております。 ◆2番(峯下洋君) 本当に最近というか、やはり、僕いつも、いつもじゃないけど思います。 あと、防災ラジオもあるのですが、防災ラジオなんかもできれば、スマホで聞けたらいいなということも思っております。 やはり、こういうアプリを開発することは大事だと思っていて、姶良市出身の国家公務員のユーチューバーというのがいらっしゃいます。あの方は、松原上自治会の青年だったんですよ。びっくりしましたけど。ああいう人がいるということは、例えば、姶良市役所にいながら、そういうユーチューバーになることはできるのですか。 ◎総務部長(髙山八大君) 私ども地方公務員には、職務専念義務がございます。その中で、ほかから報酬を得て、いわゆる仕事をするということになりますと、基本的には、営利企業従事の許可を市長から頂かなければなりません。その業務の中身について、いわゆる公序良俗に反するようなものでありますとか、そういった分の審査をクリアし、なおかつ、通常の公務に支障がないと判断されるものについて、許可が出れば可能だと思われます。そこについて、報酬等が発生しないということであれば、そこについては、そういう条件というものはなくなるものではないかなと思います。 以上です。 ◆2番(峯下洋君) 結局、最近の若い子たちというのが、ユーチューバーとかああいうのに憧れますよね。それで、高等教育機関もいいのですが、私は、即、稼げる子どもたちを育てて、姶良市に住みついてもらいたい。そういうためには、例えば、新留小学校とありました。ありますよね。もう今、廃校になりましたけど。ああいうところで、そういう子どもたちを教える。 先日、テレビを見ていたら、ドローン、こういったものを教えることによって、もう即、お金になる。 先日、ちょっと分団の、消防分団の減っているとかも聞いたけど、ああいうのも、子どもたちにドローンを飛ばして発見させてもらうんだったら、中学生でも高校生でもできると思っていて、ちょっとあっちこっち行っていますが、とにかく、私、アプリをつくることをもっともっと真剣に勉強していただいて、いろんな方法があると思うのですね。そういうことをしながら、とにかく姶良市はナンバー1になってほしいんです。 それで最後に行きます。 高齢者の健康チケットあいあいというのが、70歳以上は5,000円分。いや、5,000円かな、6,000円かな、もらえるんですけれども。ある人が言ったんですね。車を返していると。交通手段がないと。それで2,000円かけて券をもらいにきて、あと幾ら残るのという話があって、そうだよねと。それだったら、こちらから送り込むことはできないのかなと。 前回、デジタル化したらどうだろうかという話もさせてもらったんだけど。あれを案内を出しました。印刷をしました。取りにきてもらいました。あれに幾らかかっているのでしょうか。 ◎保健福祉部次長兼長寿・障害福祉課長(前薗智雄君) お答えします。 まず、金額につきましては、ちょっと手元のほうに資料がないんですが、1冊当たり6,000円のチケットになっております。それを、大体、1万9,000人、70歳以上の方がいらっしゃいますので、それを受け取りにこられる方が、大体、70%ほどいらっしゃるという状況でございます。 決算額等ちょっと手元にないため、はっきりした額は申し上げられません。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) 質疑の中でぐりぶークーポンみたいな感じでと言ったのは、あくまでもデジタル化ということで提案しているわけですが。それは、考えていないとおっしゃいましたか、できないとおっしゃいましたか。 ◎保健福祉部次長兼長寿・障害福祉課長(前薗智雄君) スマートフォンなどを活用したものにつきましては、現段階では考えておりません。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) それは、例えば、マイナンバーカードが整備されたりとか、そうすることで個人が特定できて、年齢も分かるわけじゃないですか。そうしたら、デジタル化できると思うんですけど。もちろん、持っていない方もいらっしゃると思うのですが。もう皆さん持つようになるのは、もう間近だと僕は思っていて、そういうのがうまく活用できたら、いろんなことが楽になると思うんですよ。いろんなアンケート調査をしたりとか。その辺はどうでしょうか。 だから、自分が思うに、特別なまた課をつくるとかやって。僕、以前言ったことがあったんです。相棒の特命課みたいに横串をさしてどこでも行けると。そういうのをつくる考えはないでしょうか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 例えば、今、ぐりぶークーポンのような方法がどうかということですけれども、答弁にございますように、住民基本台帳との突合等がございます。併せまして、利用者のほうはスマートフォンにデータが届くことにはなりますけれども、それを使ったお店側の市への請求の仕方とか、そういったところの対応も出てくるかと思います。ですから、もうそれを姶良市独自で開発となりますと、開発費であったりとか、いろいろな経費がかさんでくるというように考えられます。ですから、デジタル担当部といたしましては、いろいろな先進事例のいいところがあれば、そういったところを参考にしながら、あるいはデジタル化につきましては、国のほうが進めておりますデジタル化計画、そういったものとの整合性も図りながら検討ができればと考えているところでございます。 以上でございます。 ◆2番(峯下洋君) そうですね。やはりハードルが高いと思うんですよ。だけれども、私が思うに、箱物を建てると維持費がかかる。分かりますよね。でも、こういったデジタル化をしていって、でき上がったらそんなに維持費はかからないと思うんですよ。 だから、前も言ったように、市民、だけど、ここに本当に来なくていい時代が来ると私、本当に思っていて、40年もここに来る人はいないよ。でも、40年間ずっと回っていくわけ。維持費がかかっていくだけ。無駄だなと思うのですが。その辺は無駄とは言えないでしょうけれども。だから、何か、もったいないと思うんですよ。後々まで残るような仕事をみんなでしていこうよと。それは大事なことじゃないですか。食品ロスなんかもありますが。とにかく、もったいないことをやめて、みんなで後世に残っ……。これ負の財産として、子どもたちに残していくのは、僕は駄目だと思っています。その辺は、市長、どうお考えでしょうか。急に言って、ごめんなさい。 ◎市長(湯元敏浩君) すいません、ちょっと質問の意図がよく分からなかったのですが。すいません、分かりません。 ◆2番(峯下洋君) 質問します。 市は、年次計画でもう乗っかっているから、やっていくしかないのかもしれませんが、もっと合理化ができるのであれば、子ども館と加治木は合体するとか、そんなふうになるべくお金をかけないでいいものを残していくと、そういう考えについてどうですかと言ったつもりですが、どうでしょう。 ◎市長(湯元敏浩君) 合理化してプラスになるものと、合理化してマイナスになるものがありますので、それはちゃんと精査していかなければいけないと思います。合理化してマイナスになれば、それは元の木阿弥、やった意味がないと思いますので、そこはちゃんと物事の部分で合理化すべきか。今の、いわゆるアナログも非常にいい場合もあります。だから、そういったところも精査しなければ、全て時間短縮、全て合理化、全てということは、なかなか行政の部分では言えない部分も多いと思います。 ◆2番(峯下洋君) そうなんですよね。いろんな人がいますからね。自分なんかもこんなこと言ったら、いや、それ違うよということもいっぱいいらっしゃいます。でも、私と同調で、いや、要らんよと。箱物は要らないということもいるということは覚えておいていただければいいと思います。 これで私の質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) これで峯下洋議員の一般質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は11月30日午前9時30分から繰り上げて開きます。(午後2時59分散会)...