伯耆町議会 > 2022-03-07 >
令和 4年 3月第 2回定例会(第2日 3月 7日)

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  1. 伯耆町議会 2022-03-07
    令和 4年 3月第 2回定例会(第2日 3月 7日)


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    令和 4年 3月第 2回定例会(第2日 3月 7日) ────────────────────────────────────────     第2回 伯 耆 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第2日)                            令和4年3月7日(月曜日) ────────────────────────────────────────                            令和4年3月7日 午前9時開議 日程第1 議案第6号 令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号) 日程第2 議案第7号 令和3年度伯耆国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第3 議案第8号 令和3年度伯耆索道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第17号 伯耆消防団条例の一部改正について 日程第5 議案第18号 伯耆廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 日程第6 議案第19号 町道路線の認定について 日程第7 議案第20号 町道路線の廃止について 日程第8 議案第21号 町道路線の変更について 日程第9 議案第22号 令和4年度伯耆一般会計予算 日程第10 議案第23号 令和4年度伯耆町営公園墓地事業特別会計予算 日程第11 議案第24号 令和4年度伯耆住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第12 議案第25号 令和4年度伯耆地域交通特別会計予算 日程第13 議案第26号 令和4年度伯耆国民健康保険特別会計予算 日程第14 議案第27号 令和4年度伯耆後期高齢者医療特別会計予算
    日程第15 議案第28号 令和4年度伯耆水道事業会計予算 日程第16 議案第29号 令和4年度伯耆丸山地区専用水道事業特別会計予算 日程第17 議案第30号 令和4年度伯耆下水道事業会計予算 日程第18 議案第31号 令和4年度伯耆浄化槽整備事業特別会計予算 日程第19 議案第32号 令和4年度伯耆索道事業特別会計予算 日程第20 議案第33号 令和4年度鳥取県西部町村情報公開個人情報保護審査会特別会計予算      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 議案第6号 令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号) 日程第2 議案第7号 令和3年度伯耆国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第3 議案第8号 令和3年度伯耆索道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第4 議案第17号 伯耆消防団条例の一部改正について 日程第5 議案第18号 伯耆廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 日程第6 議案第19号 町道路線の認定について 日程第7 議案第20号 町道路線の廃止について 日程第8 議案第21号 町道路線の変更について 日程第9 議案第22号 令和4年度伯耆一般会計予算 日程第10 議案第23号 令和4年度伯耆町営公園墓地事業特別会計予算 日程第11 議案第24号 令和4年度伯耆住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第12 議案第25号 令和4年度伯耆地域交通特別会計予算 日程第13 議案第26号 令和4年度伯耆国民健康保険特別会計予算 日程第14 議案第27号 令和4年度伯耆後期高齢者医療特別会計予算 日程第15 議案第28号 令和4年度伯耆水道事業会計予算 日程第16 議案第29号 令和4年度伯耆丸山地区専用水道事業特別会計予算 日程第17 議案第30号 令和4年度伯耆下水道事業会計予算 日程第18 議案第31号 令和4年度伯耆浄化槽整備事業特別会計予算 日程第19 議案第32号 令和4年度伯耆索道事業特別会計予算 日程第20 議案第33号 令和4年度鳥取県西部町村情報公開個人情報保護審査会特別会計予算      ───────────────────────────────                 出席議員(13名)       1番 大 床 桂 介        2番 上 田 博 文       3番 片 岡 千 明        4番 長谷川   満       5番 杉 本 大 介        6番 乾     裕       7番 永 井 欣 也        9番 一 橋 信 介       10番 渡 部   勇        11番 細 田   栄       12番 幅 田 千富美        13番 大 森 英 一       14番 勝 部 俊 徳      ───────────────────────────────                 欠席議員(1名)       8番 杉 原 良 仁      ───────────────────────────────                 欠  員(なし)      ───────────────────────────────                事務局出席職員職氏名 事務局長 ───── 乾   さとみ   副局長 ────── 福 光 葉 月      ───────────────────────────────              説明のため出席した者の職氏名 町長 ─────── 森 安   保   副町長 ────── 阿 部   泰 教育長 ────── 箕 浦 昭 彦   総務課長 ───── 岡 本 健 司 企画課長 ───── 森   道 彦   住民課長 ───── 景 山 昌 文 健康対策課長 ─── 景 山 祐 子   福祉課長 ───── 住 田 浩 平 地域整備課長 ─── 木 村 利 郎   分庁総合窓口課長 ─ 野 坂 博 文 産業課長 ───── 影 山 孝 宏   教育委員会次長 ── 橋 本 康 雄 会計課長 ───── 小 村   健     ───────────────────────────────               午前9時00分開議 ○議長勝部 俊徳君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおりでございます。  8番、杉原良仁議員から欠席の届出があっておりますので御報告をいたします。  なお、伯耆有線テレビジョン放送から撮影の許可を求められておりますので、これを許可いたしましたので、これも御報告いたします。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 議案第6号 から 日程第3 議案第8号 ○議長勝部 俊徳君) では、日程第1、議案第6号、令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号)から日程第3、議案第8号、令和3年度伯耆索道事業特別会計補正予算(第2号)までの3議案を審議の都合上一括議題といたします。  この議案第6号から議案第8号までの3議案につきましては、予算決算等常任委員会審査を付託しておりますので、委員長報告を求めます。  永井委員長。 ○予算決算等常任委員会委員長(永井 欣也君) 予算決算等常任委員会委員長の永井でございます。委員会審査の御報告を申し上げます。     ───────────────────────────────                                令和4年3月3日  伯耆町議会議長 勝 部 俊 徳 様                         伯耆町議会予算決算等常任委員会                             委員長 永 井 欣 也                委員会審査報告書  令和4年第2回本町議会定例会において付託された案件について、審査の結果を次のとおり、伯耆町議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第77条の規定により報告する。 1 議案の名称   議案第6号 令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号)   議案第7号 令和3年度伯耆国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第8号 令和3年度伯耆索道事業特別会計補正予算(第2号) 2 審査の経過 令和4年3月3日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。 3 審査の決定及びその理由   上記の付託された議案は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した。 4 少数意見留保の有無 なし     ───────────────────────────────  以上でございます。 ○議長勝部 俊徳君) それでは、委員長報告に対し質疑を許します。質疑は3議案一括してお願いいたします。                 〔質疑なし〕 ○議長勝部 俊徳君) それでは、これにて質疑を終結いたします。  これより1案件ずつ討論、採決を行います。  まず、議案第6号、令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号)につきまして、これより討論に入ります。  まず、原案反対の方の発言を許します。  幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。  議案番号第6号、令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号)に対して反対の立場から討論いたします。  反対の理由の第1点は、個人番号対策事業です。今回の改修はマイナンバーカード所有者の転入・転出手続ワンストップ化を図るものですけれども、2015年から住民票を有する人に12桁のマイナンバー番号が付番されて、2016年から希望者に対し顔写真そしてICチップの入ったマイナンバーカードを交付しています。政府が国民一人一人に生涯変わらない番号をつけて、自治体が持つあらゆる情報をひもづけして利用できるようにすること自体、プライバシー権の侵害の危険を持つ重大な問題です。  政府は、昨年約2兆円のお金をつけて今年度末までに全ての国民マイナンバーカードを行き渡らせる、それを目標としております。そして普及振興を行っておりますけれど、現在ようやく4割を超えた状況です。国民が必要としない制度に固執し、国民へのマイナンバーカードのこの押しつけはやめるべきです。  2点目です。和牛増頭対策推進事業です。県内の優秀な和牛増殖導入支援で農家の規模拡大安定経営、高品質な子牛の生産に資する事業でありますけれども、補助対象牛要件変更で当初7農家50頭を予定されておりましたものが2農家の11頭になり、約1,800万円の減額補正です。今年度全共で12回全国和牛能力共進会がありますけれど、出品農家の支援に反しています。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) それでは、次に原案賛成の方の発言を許します。  長谷川議員
    議員(4番 長谷川 満君) 4番、長谷川でございます。  議案番号第6号、令和3年度伯耆一般会計補正予算(第8号)について賛成の立場で討論申し上げます。  今回の補正予算の概要は、交付税の確定あるいは決算見込みによる予算の額の調整であり、特段問題ないと思います。  個人番号法対策事業は、マイナンバーカード所有者オンライン手続による転出・転入手続の時間短縮、ワンストップ化を図ることの住基システム改修であり、町民にとっても利便性が向上します。デジタル改革関連法によるマイナンバー制度の拡充が図られると同時に、セキュリティーについても高い安全性が保持されております。コロナ禍を経験するICT環境が生活に欠かせない現代の暮らしの中で、時代に合わせた合理的かつ有益な事業は引き続き進めていただけたらと思っております。  以上をもちまして賛成討論といたします。 ○議長勝部 俊徳君) それでは、続きまして原案反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 続きまして、原案賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 以上で討論は終結いたします。  これより議案第6号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決でございます。  委員長報告のとおり決することに賛成議員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長勝部 俊徳君) 起立多数でございます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  議案第7号、令和3年度伯耆国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、これより討論に入ります。  まず、原案反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 以上をもちまして討論は終結いたします。  これより議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決でございます。  委員長報告のとおり決することに賛成議員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長勝部 俊徳君) 起立全員でございます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  議案第8号、令和3年度伯耆索道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、これより討論に入ります。  まず、原案反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 以上をもちまして討論は終結いたします。  これより議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決でございます。  委員長報告のとおり決することに賛成議員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長勝部 俊徳君) 起立多数でございます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第17号 から 日程第8 議案第21号 ○議長勝部 俊徳君) 日程第4、議案第17号、伯耆消防団条例の一部改正についてから日程第8、議案第21号、町道路線の変更についてまでの5議案を審議の都合上一括議題といたします。  本案は既に提案理由の説明が終わっておりますので、5議案一括して総括質疑を許します。  なお、5議案予算決算等常任委員会付託予定でございます。  質疑は簡潔に、かつ疑問点のみ総括的に行っていただきますようお願いいたします。どうぞ。                 〔質疑なし〕 ○議長勝部 俊徳君) 質疑はなしと認めます。これにて質疑を終結いたします。  議案第17号から議案第21号の5議案は、既に配付しております予算決算等常任委員会議案付託表のとおり審査を付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長勝部 俊徳君) 御異議なしと認めます。よって、5議案は、予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定いたしました。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第9 議案第22号 から 日程第20 議案第33号 ○議長勝部 俊徳君) 日程第9、議案第22号、令和4年度伯耆一般会計予算から日程第20、議案第33号、令和4年度鳥取県西部町村情報公開個人情報保護審査会特別会計予算までの12議案を審議の都合上一括議題といたします。  議案第22号から議案第33号までの12議案につきましては、既に提案理由の説明は終わっております。  質疑通告議長の元に提出されております。これより通告に従いまして質疑を許します。質疑の回数は、各項目につき自席で3回まででございます。  それでは、まず初めに6番、乾裕議員質疑を許します。  乾議員。 ○議員(6番 乾 裕君) 乾でございます。  番号項目1番、一般会計任意予防接種助成事業子宮頸がんワクチン(新規)について伺います。  子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐワクチンについて、厚労省は2013年6月から積極的な接種勧奨を中止しておりましたけども、令和4年4月から再開するものでございます。接種の差し控えにより接種する機会を逃した17歳から26歳未満の女性は、一体伯耆町内に何人いらっしゃるのか伺います。  またワクチン安全性有効性、そして接種後に症状が出た人への支援体制ワクチンに関する情報提供が十分に行き渡るように配慮してもらいたいと思いますけども、この点について伺います。 ○議長勝部 俊徳君) 健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) 任意予防接種助成事業について、HPVワクチン積極勧奨に係る問題につきまして御質問いただきました。  まず、接種差し控えにより接種する機会を逃した17歳から26歳未満の女性は何人かということでしたが、今年の3月3日現在で318人と調べております。ただ、318人と申しましたのは全女性でございます。この中で私費で既に受けられた方については町では把握ができませんので、法定接種で受けられていない方でこの接種差し控えにより接種する機会を逃した可能性がある方ということで調べてみますと、3月3日現在で251人、全体の78.9%ということになります。うち全く接種してない方が234人で、全対象年齢の女性の73.6%に当たるということでございます。  また、次の質問で安全性有効性ということでございました。安全性につきましては、ほかの医薬品と同様に国が販売されるまでに安全性に関する承認審査を行っているほか、ワクチンウイルスや細菌など生物をもとに作っていることもありまして、その後も製品ごとに国による検定が行われています。  また、接種後に健康状況の変化が見られた事例を国が予防接種との因果関係の有無にかかわらず収集していまして、定期的に専門家による評価を実施して安全性の評価が行われているところでございます。ですので、国により十分に安全性が確認されているものと認識しております。  また、有効性につきましても、この公費で受けられますHPVワクチンにつきましては、子宮がん全体の50から70%の原因とされる2種類のウイルス持続感染等に対して予防効果を持つワクチンがありますが、いずれも海外や日本で行われた疫学調査ではHPVワクチンを導入することにより子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されているということですし、接種が進んでいる一部の国では子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきているそうです。ですので、十分有効性があるものと認識しております。  2番目に、接種後に症状が出た人への支援体制ということですが、HPVワクチン接種後に生じた症状について、患者へより身近な地域において適切な診療を提供するため、各都道府県において協力医療機関というものが選定されています。鳥取県であれば、鳥取大学医学部附属病院女性診療科となります。HPVワクチン接種した後に気になる症状が出たときはまず接種医療機関など地域の医療機関にかかっていただき、協力医療機関の受診については、接種を受けた医師またはかかりつけの医師にそこにつないでいただくという形になります。  また、各都道府県に不安や疑問があるとき、また困ったことがあるときの相談窓口として衛生部局教育部局に1か所ずつ相談窓口が設けられています。医療や救済などに関すること、また生活支援のための相談窓口としましては、鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課に窓口が設けられておりますし、学校生活に関すること、学習支援教育現場との連携に関することにつきましては、教育委員会事務局体育保健課の中に相談窓口が設けられています。  そして最後に3番目、ワクチンに関する情報提供ということでございましたけれども、4月以降、国によりまして積極的な勧奨が行われることになると思います。まず国による各種メディアを活用した周知活動が想定されますが、伯耆町におきましても広報や町のホームページ、ケーブルテレビなどを活用して広報を行いたいと考えています。また、対象者には個別通知も行います。そもそもの定期接種の対象となる方につきましては、標準的接種年齢が大体中学1年相当と言われておりますので、中学1年生以上に対しまして予診票と国のリーフレットなどを送る計画としておりますし、先ほどの接種機会を逃した方々に対しましては法定接種接種しておられないということになっておられる方全員に予診票と国のリーフレット、また償還払いの案内などを送る予定としております。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) 乾議員。 ○議員(6番 乾 裕君) ありがとうございます。  接種に関しては、会場等はどういったことになるんでしょうか。 ○議長勝部 俊徳君) 景山健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) 接種につきましては、今までどおり各医療機関接種をしていただくことを考えております。 ○議長勝部 俊徳君) 乾議員。 ○議員(6番 乾 裕君) ありがとうございます。  情報がスムーズに行きますように、またあくまでも希望者接種をされるということでございます。一人でも多くの方が接種できますように、丁寧な説明をお願いしたいと思います。  次の質問に移ってよろしいでしょうか。 ○議長勝部 俊徳君) はい。 ○議員(6番 乾 裕君) 一般会計あさひ保育所運営事業、二部保育所運営事業開所保育時間について伺いたいと思います。  あさひ保育所と二部保育所の土曜日の保育時間の延長は現状では行われておりませんけども、地域住民あるいは保護者等からその延長の要望があれば対応できるものなのかどうなのか、これを伺いたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 住田福祉課長。 ○福祉課長住田 浩平君) まず、現状を申し上げたいと思いますが、今年度の土曜保育利用状況ですけども、あさひ保育所では2世帯4人、二部保育所利用者がないという状況になっております。  保育所入所募集時点受入れ条件を示しておりますので、土曜日の午後も保育を希望される保護者の方は対応できる保育所のほうの申込みをされているというのが現状でございます。  現状の対応で今のところ大きな不満というのを聞いておりませんけども、状況も配慮しまして、該当する方の声っていうのはお聞きするということをしたいというふうに考えております。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) 乾議員。 ○議員(6番 乾 裕君) ありがとうございます。  土曜保育、延長を希望される方はその対応されているほかの保育所でっていうことで、そういう理解ですかね。 ○議長勝部 俊徳君) 住田福祉課長。 ○福祉課長住田 浩平君) 保育士の体制もありますので、対応できる保育所のほうに入所していただきたいというふうに考えております。 ○議長勝部 俊徳君) 乾議員。 ○議員(6番 乾 裕君) ありがとうございました。  自分も二部保育所については地元の方からそういった要望も聞いております。二部保育所についてそういったことがなくて、仕方がないので溝口保育所のほうに出さざるを得ないというようなことも聞いております。この辺についてはまた今後鋭意検討していただければと思うんですけども、この点いかがでしょうか。 ○議長勝部 俊徳君) 住田福祉課長。 ○福祉課長住田 浩平君) 中には、どうしても自分の近くの保育所に通わせたいっていう保護者があるっていうのは認識をしております。対応の方法としては平日は近くの保育所、土曜日だけは拠点となる土曜日保育を実施してる保育所に出ていただくっていうような対応も可能ではないかというふうに考えております。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) 乾議員。 ○議員(6番 乾 裕君) 分かりました。
     以上で質問を終わります。 ○議長勝部 俊徳君) 以上で6番、乾議員質疑は終結いたします。  次に、4番、長谷川議員質疑を許します。  長谷川議員。 ○議員(4番 長谷川 満君) 4番、長谷川でございます。  一般会計、庁内プロジェクトチーム活用事業についてでございます。質問させていただきます。  説明資料の中の検討項目(例)の中にあります乳幼児就学前の子供向け室内遊び場の整備について、庁舎内のみならず子育て世代のリアルな声を聞くために住民も参加して施設整備へ意見を集約、反映させなければいけないと思いますが、今後具体策としての聞き取りなどを行って進めていくのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長勝部 俊徳君) 森企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) 町内プロジェクトチームで検討を予定しております子供向けの室内遊び場についての御質問でございます。  現在、コロナ禍でリスクを上回るような意義を見いだすっていうのがなかなか難しい環境にございます。社会環境が改善し事業を実施できるような状況になれば関係課が連携した庁内プロジェクトチームで取り組み、子育て世代の声や子供の運動、遊びの専門家などのアドバイスを踏まえて同様の施設の既存の施設の状況、これを調査したりしまして計画の熟度、事業の熟度を高めていきたいと考えております。 ○議長勝部 俊徳君) 長谷川議員。 ○議員(4番 長谷川 満君) ありがとうございます。  直近というよりはこれからの検討項目というところで、しっかりと住民の意見を反映したものになってくれればと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長勝部 俊徳君) 以上で4番、長谷川議員質疑は終結いたします。  続きまして、2番、上田博文議員質疑を許します。  上田議員。 ○議員(2番 上田 博文君) 失礼します。2番、上田です。  私のほうからは、奨学金返還支援事業につきまして御質問いたします。  この事業はこのたびの新規事業でございますが、この本町出身の若者が定住を促すいうことで私自身は応援したいいう事業でございます。この事業の中で、説明資料のほうに人材不足が著しい県内の対象業種に就職された方が対象になるようでございます。それで私のほうは鳥取県未来人材育成奨学金支援助成金を受けておられる方いうことで、どういった業種が対象になるかいうことをちょっと確認してみましたら、例えば製造業、IT企業、薬剤師、建設業、建設コンサルタント業とか旅館・ホテル業、民間の保育士、幼稚園の先生、農林水産業、こういったようなものにどうも限定されておるようでございますが、しかし本町とか周辺の市町村にはこれらの業種以外の人材不足と言われるような福祉施設とか介護施設、それとか医療施設、そういったような施設もございます。こういった業種に就職しておられる方はこの事業の対象外になるんじゃないかと思われますが、こういった業種を限定してある理由っていうのはどういったことでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 森企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) この助成金でございますが、先ほど御質問にあったように鳥取県未来人材育成奨学金支援助成金の上乗せをするものでございまして、県助成金と同様の業種を対象に限定しております。その対象業種を限定する理由につきましては人材不足が著しい県内の対象業種に限定して、この助成金を交付することでその不足する人材を確保することを目的の一つとしております。  なお、県の上乗せとした背景につきましては、他町で様々な業種、対象にしているものもございますが、なかなか際限がつかないということもございます。県の上乗せ助成をしている団体が鳥取県内にもほかに3団体ありまして、同様に県の上乗せとしたところでございます。 ○議長勝部 俊徳君) 上田議員。 ○議員(2番 上田 博文君) 際限がつかないということでございましたですが、私も他県の類似の事業につきましてちょっといろいろ調べてみますと、確かに公務員っていうのはどっこも大体除外になってはおります。ただ、公務員以外は対象業種が制限がない自治体もかなり多く見られます。多くの若者がこの事業を利用してできるだけ若者定住につなげる事業にしていただきたいという思いもございますので、こういった本町独自でもさらに業種を拡大し運用し、さらに魅力ある事業にしていくという考えはないか再度お伺いしたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 森企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) 現状では、県の上乗せ事業として実施したいと考えております。 ○議長勝部 俊徳君) 上田議員。 ○議員(2番 上田 博文君) そういうことでございますので、今後検討をまたよろしくお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長勝部 俊徳君) では、以上で2番、上田博文議員質疑を終結いたします。  続きまして、12番、幅田千富美議員質疑を許します。 ○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。  3点用意しておりますので、よろしくお願いいたします。  第1点目は、一般会計の認知症対策事業でございます。本町は、かつて鳥大の浦上教授とあれしながらいろいろと研究、調査を行われた経緯があるんですけれど、このたび新規事業で認知症に対するかなり細かく計画を立てていらっしゃいます。その中でお伺いしたいと思っておりますけれど、認知症に対する正しい理解を深めること、それから軽度認知症障害の早期発見・早期対応に取り組むということ、それから認知症や軽度障害と診断された方に安心して地域で暮らし続けられるよう保健指導や進行予防、介護認定など段階に応じたきめ細かなサポートをしていくということで、非常にいい取組が行われるように計画されておるんですけれど、お聞きしておきたいのは、同時に他の関連疾患との治療指導、健診後のフォローも明らかにされておりますけれど、かつて私、難聴者に対する補聴器の支援をということで公的助成制度をということで求めたときに、認知症の中で難聴から非常に認知症に行かれる状況というのが厚労省のほうでもはっきりと明言されているんですけれど、この計画の中にそういった難聴と聞こえに対する対応がありますでしょうかどうか、その点を確認したいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長勝部 俊徳君) 景山健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) このたび4年度から新たな認知症対策事業を実施してまいりますけれども、その中でいろいろな症例を積み重ねていって、どういう対応が可能なのか。町内医療機関の御意見もいただきながら、可能性を探っていきたいと考えています。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) 幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 私の身近なところで耳が聞こえが悪くなったということで補聴器を購入されたんですけれど、非常に使い勝手が悪いというか、つけたんだけれどガーガーいってそれで結局投げてしまったというようなことから、もう車の免許証の返還をやって、その後、非常に内向きになられてますます認知症がひどくなったというような経緯で介護される方も非常に困難を極められて、つい最近亡くなられたんですけれど、本当にその状況を見ると聞こえからの認知症への移行というのはもう目の当たりに見ているので、まずまず健診なりなんなりのところでピックアップしていただくというようなことなどもぜひやっていただきたいと思うんですけれど、その辺りのお考えはいかがでしょうか。 ○議長勝部 俊徳君) 景山健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) 先ほどもおっしゃられた健診の中での聴覚検査につきましては、伯耆町で行っております集団健診の会場では環境的に大変難しい状況がありますので、その点につきましては今のところ実施する計画はございません。 ○議長勝部 俊徳君) 幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) それは存じておりまして、とても静かなところで特別な器械が必要なところですから、そこの医療につなげていくような段階の前のアンケートというか、ああいったところ、問診などのところでチェックかけていただくということになっておるんですけど、そういったような段取りなども認知症の予防のこういった早期発見の中に組み込まれているのかどうかっていうところをちょっと確認したいものですから聞いているところです。 ○議長勝部 俊徳君) 景山健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) 今回の認知症対策事業につきましては物忘れ相談会というものも、今までもありましたけれども、中身が少し変わってきたものをつくる予定にしております。そこでは認知症サポート医による個々の相談をじっくりお聞きするというような機会を設けることになっておりますので、その辺りで対応させていただけたらと考えております。 ○議員(12番 幅田千富美君) 分かりました。よろしくお願いいたします。  続きまして、2点目です。廃棄物の処理管理事業についてでございます。  西部広域管理組合では令和14年度にごみ発電の大規模な焼却施設を設置するというような計画になっておりまして、これに対して私どもは見直しをしてほしいということを言っておるんですけれど、伯耆町の場合は毎年毎年ごみの減量計画というのをきちんと立てておりまして、そして年々ごみの住民の参画の下で減少してきているという状況にあるんですけれど、今回一般廃棄物の処理基本計画のデータ集計業務を行って、その委託をしていくんだというようなことを書いてあるんですけれど、具体的にはどのような内容になるのか、どのようなところに委託されるのかという点をお聞きしたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 木村地域整備課長。 ○地域整備課長(木村 利郎君) 御質問の一般廃棄物処理基本計画、これのデータ収集業務等委託についてということでの御質問ですが、伯耆町一般廃棄物処理基本計画、これは現在も策定しておりますが、計画期間が10年と非常に長い計画となっております。このため、長期的、総合的な視点に立ってごみの適正処理に必要な施策、事業の基本方針などを定めた計画となっております。策定に当たりましては、現状を踏まえたごみ発生量等の将来予測というのが10年という計画期間でございますので、非常に重要になってまいります。  具体的な委託内容としては、本町のごみの発生量や性状、減量、再生利用量、処理の方法などにつきましては現状の把握と検証を行った上で、将来人口やごみの種類ごと、1人当たりの平均排出量の推計、これらに基づきます将来の本町のごみの発生量、ごみ処理量の予測値を算出するという、大きく分けてこの2点の業務を発注する予定としております。 ○議長勝部 俊徳君) 幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) といいますのは、ごみの排出抑制、分別したりリサイクルしたりそういった3Rの点での事業を進めていくということになってるけれど、それをどのように展開していくのかというようなことも含めて計画を立てられるということですね。それと、それはいつ頃までに完成されて、公表があるのかどうなのかお知らせください。 ○議長勝部 俊徳君) 木村地域整備課長。 ○地域整備課長(木村 利郎君) この計画につきましては、法律に基づいて各自治体が策定するという義務を負った義務計画となっております。この計画の中では長期計画と短期の計画、これを二本立てでそれぞれつくっていくということが義務づけられておりますので、この義務づけに基づいた策定をする予定としております。  現在の計画が令和5年3月末ですので、来年度の年度末までの計画となっておりますので、来年の4月からの新たな計画を策定ということになっております。公表はでき次第公表させていただくということとしております。 ○議長勝部 俊徳君) 幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 短期計画とあれということですけれど、これはちょうど10年計画ということになると十四、五年のところでということになるわけですね。令和15年ぐらいまで、14年までですか。14年までの計画が出されるということでよろしいですか。 ○議長勝部 俊徳君) 木村地域整備課長。 ○地域整備課長(木村 利郎君) 現在の予定としては、令和5年度から令和14年度末までの計画ということで予定をしております。 ○議長勝部 俊徳君) 幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 分かりました。ぜひ公表していただくことを見届けたいと思います。  3点目です。一般会計の写真美術館の管理運営事業についてお尋ねをいたします。  コロナ禍の下で、観光事業、そういった点での非常に苦しい状況で入館者や、それから閉館の時期もあったりしますので非常に入館者が少ないという状況の下にありますが、今年度の事業の中で地域住民に親しまれるためのフォトスクール、展覧会など予定されているようですけれど、具体的にどのような規模でどのような内容でどういうふうな参加者をもくろみ、それからどのような専門家なんかをお呼びになるような計画になっているのか、その具体的な内容と展望、方向性についてお尋ねしておきたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 橋本教育次長。 ○教育委員会次長(橋本 康雄君) お答えします。  地域住民に親しまれるための具体的取組ということで御質問いただきました。  地域住民ヘ向けた美術館の取組としましては、まず町民の観覧料を無料とすることで植田正治の芸術写真をいつでも気軽に触れていただけるようにしております。  植田正治写真美術財団での取組としては、先ほどもありましたが町内小・中学生、公民館等を対象としたフォトスクールやワークショップを開催し、撮影技術の向上や写真の楽しさを体験してもらう取組を行っております。また、町民と町内で勤務する方を対象に町写真展を1階D展示室で行い、優秀な作品には景品を授与しております。  なお、令和4年度からの取組として、美術館の壁面にLEDカラー照明を投影し、撮影映えする演出も計画しております。  あわせて、7月操業開始の大山春雪さぶーる大山工場と連携した取組を進めるなど、今後も地域住民に親しまれる美術館となるよう努めてまいります。以上でございます。 ○議長勝部 俊徳君) 幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 取組は近年されておりますけれど、本当に住民の皆さんの発想から生まれて、そしてその人たちの力を借りて進めていくっていうことが基本にならなければならないのではないかなと思うんです。以前には写真家の方々やらそれからクラブ会員さんがおられて、そういった方々の力を借りてかなりの人が知恵を貸してくださったりというようなことがあってるけれど、しばらくそういった点での発想がなくなってきてるし会員さんも減ってきてるというふうに思うので、でもでも写真美術館の方々っていうのはかなりいらっしゃって、そしてそれに興味のある方は非常にいらっしゃるわけで、そういった点での力を発揮していただくような方向をまさぐっていただきたいなというふうに思っています。よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○議長勝部 俊徳君) 答弁大丈夫ですか。 ○議員(12番 幅田千富美君) はい、よろしいです。 ○議長勝部 俊徳君) 橋本次長、何か言わなくても大丈夫ですか。  橋本次長。 ○教育委員会次長(橋本 康雄君) 今御指摘いただいた点につきましては、やはり町民、住民さん、それから専門家等の御意見等もお聞きしながら今後のさらなる美術館の発展に寄与してまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長勝部 俊徳君) 教育長。 ○教育長(箕浦 昭彦君) 一つ御紹介させていただきたいのは、毎年例えば中学生の美術の授業の一環としてフォトスクール、町バスで美術館に行って専門家の方から指導を受けてという授業を実施しておりますけども、中学校1年生対象ですけども、そこで学んだことを生かして今年鳥取県のジュニア県展に出品して、鳥取県の県教育長表彰を受けた生徒もおりますので、そういったものを地域と連携して学んだ子供たちがそういう方向でも才能を発揮しているっていうことも御紹介しておきたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) それでは、以上をもちまして12番、幅田千富美議員質疑は終結いたします。  それでは、最後に1番、大床桂介議員質疑を許します。  大床議員。 ○議員(1番 大床 桂介君) 1番、大床でございます。  私のほうからは、新規事業であります一般会計の認知症対策事業と、それから奨学金の返還支援事業について質問をさせていただきます。  まず、認知症対策事業について3点お伺いいたします。  まず、1点目は新たに認知症対策事業を立ち上げた背景、経緯についてお伺いいたします。  2点目は、この事業の大まかな流れ、特徴についてお伺いします。また、この事業を組み立てる中で工夫をされたところはどこでしょうか。  3点目、この事業全体の効果判定の考えはありますでしょうか。もしあるのならば、どのような手法を用いて効果判定をする予定にされてるかお伺いしたいと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 景山健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) 4年度からの認知症対策事業、新しいこの事業につきまして御質問をいただきました。  まず、この事業を立ち上げた背景、経緯について御説明をさせていただきます。  今まで認知症予防教室ということで、主に認知症のリスクのある方を対象に認知症予防対策事業を実施してまいりましたが、認知症というのは誰もがなり得るものであり、加齢が最大の要因と言われています。そのためできるだけ対象を広め、50代以上の方を対象にまずは認知症についての正しい知識を多くの人に持っていただきたい。また、認知症の疑いのある方を早期に医療に結びつけたいということで、この事業を立ち上げました。  次に、この事業の流れ、特徴また工夫したところはということですが、流れにつきましてはまず認知症に対する正しい理解を深め、気軽に簡易スクリーニングを受けられる環境をつくり、認知症の一次検査、二次検査を経て医療及び保健指導、介護認定、教室への参加などきめ細やかなサポートにつなげていくということの流れです。  具体的な事業の流れや内容につきましては、また委員会のほうで詳しく御説明をさせていただきたいと思います。  また、特徴につきましては、まず対象年齢を50歳以上と幅広に取っているところでございます。認知症に対する正しい理解を深めた上で、それに早くから備えることができる体制を取れるようにと考えています。  また、医療機関との連携でございます。町内の医療機関の御協力をいただき、身近な地域の医療機関で一次検診を受けられる体制を構築しています。また、定期的に町内の医療機関との意見交換会を開催し事業の進捗や実施方法の点検、必要な事業についても相談させていただきたいと考えています。  また、基幹型認知症疾患医療センターである鳥取大学医学部附属病院、認知症疾患医療センターである西伯病院をはじめ専門医療機関である山陰労災病院とも連携し、二次検診として精密検査を受けられる体制を構築しています。  次に、工夫でございますが、まず広報ほうきの折り込みを利用しまして毎月認知症に対する正しい情報の普及啓発をすることを考えておりまして、その中には脳トレコーナーですとか日常で取り組める脳トレを紹介するコーナーを掲載しまして、楽しみながら認知症予防に取り組んでいただけるようにするように考えております。
     また、今まで住民健診時に実施してきましたタッチパネルによる簡易スクリーニング検査を集落の集まりやまめまめクラブなどの教室など、様々な場所に出かけていって広く行うことで気軽に検査を受けてもらえる雰囲気づくりをつくり、物忘れ健診や物忘れ相談会につなげていきたいと考えています。  また、物忘れ相談会では病院での検診を受けることにためらいのある御家族などを対象に相談に応じるとともに、認知症サポート医による一次検診も行うように考えています。  また、工夫の4点目としまして、生活相談室と健康増進室の連携でございます。同じ課にはありますけれども、この認知症対策事業の主な担当は生活相談室ということになります。しかし、この事業では健康増進室、生活相談室両方の保健師及び管理栄養士によりきめ細やかな個別対応を行うように考えております。  そしてこの事業全体の効果判定や指標はということでしたけれども、まずはなるべく多くの方に簡易スクリーニング検査を受けていただくことを第一の成果目標と考えていけたらと考えております。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) 大床議員。 ○議員(1番 大床 桂介君) ありがとうございました。  資料の中にも流れがありまして、この中で物忘れ検診で500名の方の簡易検査、それから専門の医療機関の受診を150名入れて、早期発見に結びつく事業だなっていうのはよく理解できたところでございます。詳しい内容につきましては、また後ほどの委員会のほうでお聞きしようと思います。  それと、効果判定の中で多くの方に参加をしていただく事業ということで御報告いただきましたが、以前も少し質問もさせていただいたと思うんですが、伯耆町の要介護認定がここ6年ぐらい徐々に認定率が下がっております。こういった全体的な介護保険を使われる認定者の方がこのままどういう傾向になるかっていうのはやっぱり注意深く見ていただきたいなというのと、実際に伯耆町の認知症の有病率っていうんでしょうか、発生率なんかももし追えるんであれば追っていただきたいなというふうに感じたところでございます。可能かどうかはちょっとなかなか難しいとこもあるかもしれませんが、もし御意見があったらお聞きしたいなと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 景山健康対策課長。 ○健康対策課長(景山 祐子君) それらの方法も含めて、町内医療機関との意見交換会の中で検討していきたいなというふうに考えます。ありがとうございます。 ○議長勝部 俊徳君) 大床議員。 ○議員(1番 大床 桂介君) ありがとうございました。  続いての奨学金返還支援事業についてお伺いいたします。  先ほどの質疑もありましたけども、私のほうからは今回伯耆町で実施するに当たり若者の定住、移住の促進というふうにありました。まずはその考えをお伺いしたいなと思います。  また、この事業をどのように住民あるいは県下のほうに、あるいは県外のほうに周知されるのか教えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長勝部 俊徳君) 森企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) この助成金の交付要件には町内に住所を有することというものがありまして、伯耆町へのUターンや定住を促すきっかけになると考えております。  加えて、先ほどお答えしたとおり人材不足が著しい対象業種の人材を確保することが目的となっております。  なお、先ほどの御質問で介護あるいは看護など対象となってないということがございました。これにつきましては別の制度がございまして、看護職員奨学金制度、これは県の事業でございます。また、鳥取県の介護福祉士就学資金、県社協の事業でございます。このように、介護あるいは看護の対象業種も別の助成があるということを御承知おきいただきたいと思います。  また、制度の周知についてですが、この町助成金は県の奨学金支援助成金、これの上乗せ事業でございまして、その対象者には鳥取県から伯耆町制度のチラシも併せて配付いただくこととなっております。漏れなくお知らせできるものと考えております。  また、新規の対象者につきましては、学生の御家族あるいは関係者が町内に在住されている方も多いと思われます。町ホームページに加えまして、町広報紙あるいは有線テレビなど複数の方法で本制度のPRを行いたいと考えております。以上です。 ○議長勝部 俊徳君) 大床議員。 ○議員(1番 大床 桂介君) ありがとうございます。  ちょっと細かいことをお聞きするようなんですが、今回の予算では10人程度の支給を考えておられるっていうことでありましたけども、例えば10人以上が集まった場合であるとか、この予算よりも超えそうな場合はどういうふうに判断されるのか教えていただけたらと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 森企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) この10人という数字でございますが、現在鳥取県の奨学支援金を受けていらっしゃる方、これをピックアップしております。今後その方が拡大していく場合には、当然のことながらまた補正をお願いするという対応になるかと考えております。 ○議長勝部 俊徳君) 大床議員。 ○議員(1番 大床 桂介君) 分かりました。  それから、あともう1点、ちょっと何か変な質問になるかもしれませんが、伯耆町に住所があって、ですが住居実態のないような方なんかはどういうふうにチェックとかされる予定なのか。もしありましたらお教えいただけたらと思います。 ○議長勝部 俊徳君) 森企画課長。 ○企画課長(森 道彦君) 基本は住所があるということでございます。その判断で全て判断しようと思っております。 ○議長勝部 俊徳君) 大床議員。 ○議員(1番 大床 桂介君) 分かりました。後で委員会のほうでまたお聞きできればと思います。  私のほうの質疑は以上で終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長勝部 俊徳君) 以上で大床桂介議員質疑を終結いたします。  以上で質疑全体を終結いたします。  お諮りいたします。議案第22号から議案第33号の12議案は、既に配付いたしております予算決算等常任委員会議案付託表のとおり審査を付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長勝部 俊徳君) 御異議なしと認めます。よって、12議案は、予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長勝部 俊徳君) 以上で本日の日程は全て議了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。               午前9時58分散会     ───────────────────────────────...