伯耆町議会 2021-03-19
令和 3年 3月第 1回定例会(第4日 3月19日)
また、総務省などの接待が今大問題となっておりますが、IT企業、この状況の下でそういった状況が生まれているのです。法案は国、自治体の事務処理に利用する情報システムの集約、共同化も盛り込まれました。地方自治の侵害や住民サービス低下の危険が危ぶまれています。先ほど言いました個人番号のリンクされるこういった危険の内容であり、このプロジェクトはそういったことも含めてよくよく吟味して、本来住民のサービスの向上にこそ努める自治体の役割を発揮していただきたい。以上です。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
乾
議員。
○
議員(4番 乾 裕君) 4番、乾でございます。
議案番号21号、
令和3年度
伯耆町
一般会計予算に
賛成の立場で
討論いたします。
令和3年度の
一般会計予算の規模は74億1,800万円でございます。主な
事業を見ますと、鬼の館
長寿命化改修
事業、継続でございます。1億5,952万円。乳児家庭保育支援
事業の拡充では、給付金の支給期間を6か月間延長。福島の清掃センター解体
事業、継続でございます。1億4,210万円。給食センター管理事務費、
学校給食補助金を拡充し、補助額を一食100円から150円に増額。溝口公民館改修
事業には8,920万円。ソフト
事業を見てみますと結婚生活支援
事業、がん患者社会参加応援助成
事業、オレンジカフェ運営
事業補助金、ため池防災減災対策推進
事業、ガソリン等購入助成配付
事業の再度の実施などでございます。農林水産では意欲的な農業者や法人、任意組織が作成したがんばる農家プランに基づいて行うみんなでやらいや農業支援
事業、担い手農業者機械導入支援
事業、景観形成作物栽培促進
事業、和牛増頭対策推進
事業等々ございます。
第3次
総合計画のスタート年に当たり、子育てを含めた福祉、基礎インフラ、義務教育といった重要な分野をはじめ防災減災対策の充実などの施策を盛り込み、新型コロナウイルス感染症対策を推し進めつつ財政の健全化にも留意した
予算となっており、
賛成するものであります。以上でございます。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
反対の
討論を許します。
森下
議員。
○
議員(2番 森下 克彦君)
議員番号2番、森下です。
議案番号21号、
令和3年度
伯耆町
一般会計予算案について
反対の立場から
討論いたします。
令和3年度
一般会計予算は、歳出額74億1,800万円をもって町民のための各種
事業実施に係る
予算の提案がなされているものでありますが、私は次の3点の
事業についての実施検討措置を求めて意見を述べるものであります。
1点目はコロナ対策であります。コロナ感染症予防対策として、ワクチン接種及び高齢者施設等従事者への抗原検査、県外に所在する学校等の受験者を対象としたPCR検査費用助成の
予算措置がなされていますが、
コロナ終息まではワクチン接種と検査を並行して行うべきとの専門家の意見を聞くところであります。ついては、目下受験生を対象としたPCR検査費用助成の対象者に町民の元への帰省者、家庭の用務での県外への往復者にも範囲を広げた体制構築を求めるものであります。
また、コロナ感染症経済対策として、町内
事業者を対象とした
事業継続給付金
事業の再度の実施措置を求めるものであります。コロナ感染症発生の影響は町内
事業者へも大きな影響を与え、
事業収入は回復しない状況が続いており、再度の支援策を講じるべきではないでしょうか。
次に、2点目であります。これは町からの補助金の適用率についてであります。
令和3年度からは、各集落
公共施設整備
事業、農林業
事業者などへの町補助率のアップ提案措置は適切なものと評価いたしますが、総務費に計上されているフリースポット
事業につきましては100%補助となっており、見直すべきであると考えます。本
事業は継続
事業で
事業者の支援策とは考えますが、受益者負担は公平に求めることが必要ではないでしょうか。
最後、3点目です。これは
商工費に計上されている索道
事業特別会計への繰り出し
予算措置についてであります。このリフトのうち、天空リフトにつきましては町観光
事業策としての必要性は認められますが、スキーリフトについては近年のスキー客の減少、今シーズンはコロナの影響を受けての閉鎖期間の増加となり、予定する施設貸付料がますます減少する状況となっているところです。係るスキーリフトをめぐる状況を踏まえれば、長年の継続
事業ではありますが本
事業、スキーリフトのほうの
事業の見直しを含めた検討が必要ではなかったでしょうか。
以上の意見をもって3年度
予算案に
反対する
討論といたします。以上です。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
長谷川
議員。
○
議員(1番 長谷川 満君) 1番、長谷川満でございます。
議案番号21号、
令和3年度
伯耆町
一般会計予算を
賛成の立場で
討論いたします。
今回の
予算の中にも、最重要課題であるコロナウイルス感染症対策が講じられようとしています。子育て環境、教育環境の充実、地域産業、経済、農林業の活性化、環境に配慮したまちづくり、健康増進、福祉の充実などありとあらゆる地域基盤確立に努力していかねばなりません。
本年度もガソリン等購入助成券配付
事業を再度実施し、
コロナ禍での地域経済の支援を行います。また、新たな取組の一つとして滞在型リモートワークができるような施設環境整備でのワーケーションなども推進、支援されています。保育所については業務のICT化を図り、欠席、遅刻の連絡などもスマートフォンから行える環境にすること、教育においてはGIGAスクール構想でのICT支援員の年間配置で学力向上や教育環境も充実されます。また、庁舎内のプロジェクトチーム設置によってデジタル化社会推進での行政課題での横串での連携協議、住民ニーズの把握、対応などにより、より一層スマート行政で住民との距離感を近く感じさせ、住民サービスの向上を図るように推進されます。コロナウイルスに翻弄された観光振興も、地域資源である桝水高原の観光リフトの
長寿命化計画、マウンテンバイクやサイクルを活用する可能性検討など、今後ますます大山、大山周辺施設を核とした屋外レジャーに期待値が高まることから、メニュー充実に向けた整備が始まります。フリースポット設置
事業についても、SNS検索や情報シェアでネット環境の電波整備は必須事項となっており、昨今の観光誘客に大いに関わってくることであります。通信環境の整備は、コロナで疲弊する
事業者支援につながると思われる大切な応援
事業とも考えられます。福祉充実の面においても、がん患者社会参加応援助成金での鳥取県の上乗せ補助としてウイッグや補整下着への補助を行うなど、患者心理に寄り添い経済的負担も図る取組が進められます。そして4月からスタートするコロナワクチン接種、これを取り巻く接種率向上へ向けた思いやり、支え合いの心、感染症の克服と今後を見通した新たなスタートとなるべく編成された
予算組みとなっております。
これらのことから、
令和3年度
一般会計予算の
議案を
賛成といたします。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第21号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案のとおり可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
議案第22号、
令和3年度
伯耆町
町営公園墓地事業特別会計予算のこれより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第22号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案のとおり可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
議案第23号、
令和3年度
伯耆町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算のこれより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第23号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案のとおり可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
議案第24号、
令和3年度
伯耆町
地域交通特別会計予算のこれより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第24号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案のとおり可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
議案第25号、
令和3年度
伯耆町
国民健康保険特別会計予算のこれより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第25号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案のとおり可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
議案第26号、
令和3年度
伯耆町
後期高齢者医療特別会計予算のこれより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第26号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案のとおり可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
議案第27号、
令和3年度
伯耆町
水道事業会計予算のこれより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
幅田議員。
○
議員(11番 幅田
千富美君)
議案番号27号、
令和3年度
伯耆町
水道事業会計予算に
反対の立場から
討論をいたします。
この会計は住民の命の水である水道を安定的に安全に供給する
事業でありますが、昨年度は
コロナ禍の中で基本料金の支援を行って住民のサービスの向上に努めました。そして大変喜ばれました。しかし、今年度の
予算にはこの
コロナ禍の中でそういった制度がつくられませんでした。
そして、何よりもこの会計の中には水道料金が高いという声に応えて、特に独り暮らしの方々は非常に苦労していらっしゃいますが、そうした方々への減免制度、これがございません。漏水などの場合についてはありますけれども、やはりこの時代になって
生活困窮者の方々への公共料金、これへの支援が必要になっています。そして、何よりも消費税がかけられているということです。これも国に意見を言っていただきたい。以上です。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
永井
議員。
○
議員(12番 永井 欣也君)
議員番号12番、永井です。
議案番号27、
令和3年度
伯耆町
水道事業会計予算に
賛成の立場で
討論します。
外務大臣 様
防衛大臣 様
総務大臣 様
───────────────────────────────
以上であります。よろしくお願いします。
○
議長(
幸本 元君)
委員長の
報告及び
説明に対し
質疑を許します。
質疑は4案件一括してお願いします。
〔
質疑なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
質疑を終結します。
これより1案件ずつ
討論、採決を行います。
陳情第1号、
日本政府に
核兵器禁止条約の批准を求める
陳情のこれより
討論に入ります。
陳情第1号について、
委員長報告が採択ですので、
原案に対し
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
陳情第1号を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、採択です。
本
陳情は、
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、本
陳情は、
委員長の
報告のとおり採択することに決定しました。
陳情第2号、
森発言に抗議し、ジェンダー平等を目指す
取り組みを求める
陳情のこれより
討論に入ります。
陳情第2号について、
委員長報告は不採択ですので、
陳情に対して
賛成の方の
発言を許します。
幅田議員。
○
議員(11番 幅田
千富美君)
陳情第2号、
森発言に抗議し、ジェンダー平等を目指す
取り組みを求める
陳情、
賛成の立場から
討論をいたします。
願意は、森会長
発言に抗議して様々な差別や偏見をなくし、ジェンダー平等を政治社会に向けた各分野で実現するよう
政府に対してあらゆる努力をすることを強く求めるというものです。
東京五輪・パラリンピック組織
委員長の森喜朗会長が2月3日、女性蔑視
発言、日本の女性差別の構造的ゆがみを浮き彫りにいたしました。国の内外から厳しい批判と世論、運動の下で10日後の2月13日には辞任に追い込まれ、2月18日にはオリパラ担当大臣の橋本聖子氏が新会長に選任されましたが、森氏と近い関係にあり、セクハラ行為も問題視された人であり、今年度のオリンピック、パラリンピックの開催も
コロナ禍の下で危ぶまれている事態になっています。この問題はただ森氏個人の問題にとどまらず、男性中心の社会の実態を根深く映し出したものでした。日本の政治と社会の在り方が問われています。
男女格差是正をめぐる日本の遅れはこれまでも指摘されてまいりましたけれど、主導的地位に就く女性割合は2020年までに30%という政治目標も先送りにされております。世界経済フォーラムが示しておりますジェンダーギャップ指数では、2020年度で153か国中の121位、教育は91位、健康は40位、経済は115位、所得は108位、政治は144位という状態になっています。衆議院の女性
議員9.9%、135位です。女性差別の社会となっています。
一方、アイスランドは男女平等を11年連続第1位を示しています。今度大使になる方の話を聞いたところでは、2000年に父親も参加する育休制度をいち早く導入したと。そして、育児は母親の役割という無意識の偏見が取り除かれたと。今年度から制度が拡充されて、育休期間は母親が6か月、父親も6か月、父母共有6週間、その間、給与の8割を
政府が支給しています。そして男性の育休の取得率は7割を超えている。そしてこれは本当に社会の一部であって、父親がもっともっと子供と一緒にいたいと考えるようになったと言っています。
それから、取組はただ育休にとどまらず、2010年には企業の女性役員を4割とするクオータ制が導入されて、2018年には男女の賃金の格差を違法とする世界初の法律も施行された。今や女性の就業率は8割超え、国会
議員の4割近くを占めている。閣僚は11人中首相を含むと5人が女性であるということ。大使は、ジェンダー平等の取組は長い時間がかかってくるけれども、
政府が施策をきちんと実行して社会や経済界と協力することが必須であるというふうに言って、このことは男性も女性もみんなが快く幸せに生きるその基本である、そのことをおっしゃっています。そのためにも、
政府はそうした施策を実行できるそうした社会が必要です。以上です。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に
反対の方の
発言を許します。
長谷川
議員。
○
議員(1番 長谷川 満君)
議員番号1番、長谷川です。
陳情第2号、
森発言に抗議し、ジェンダー平等を目指す
取り組みを求める
陳情について、
陳情原案に
反対の立場で
討論申し上げます。
発言をされた森氏は既に辞任しているところは周知の事実であり、SDGsの持続開発目標にも掲げられるジェンダー平等を実現しようという取組において、皆がそちらへ向かっている真っただ中であります。現在進行形のものでもあります。よって、
陳情原案に
反対といたします。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
陳情第2号を採決します。
本件に対する
委員長の
報告は、不採択です。
したがって、
陳情原案について採決します。
本
陳情に
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立少数です。よって、本
陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第3号、
コロナ禍による
経済状況悪化の中、
消費税率を5%に緊急に引き下げることを求める
陳情のこれより
討論に入ります。
陳情第3号について、
委員長報告が不採択ですので、
陳情に対し
賛成の方の
発言を許します。
幅田議員。
○
議員(11番 幅田
千富美君)
陳情第3号、
コロナ禍による
経済状況悪化の中、
消費税率を5%に緊急に引き下げることを求める
陳情、
賛成の立場から
討論いたします。
願意は、
コロナ禍によって経済状況が悪化しているので消費税を緊急に5%に引き下げ、日本経済の柱である内需を拡大し家計、中小企業に軸足を置いた経済政策に転換するよう
日本政府に求めたものです。
今年の4月1日から消費税額を価格に紛れ込ませる総額表示、そして10月からは免税業者を廃業に追い込ませるインボイス制度、この申請受付が始まることになっています。日本経済の土台を崩し経済を落ち込ませた要因は、新型コロナウイルス感染拡大による経済縮小影響と併せて根本的にはこの間二度にわたる
消費税増税によるものでした。
消費税増税では、社会保障や福祉が前進したと思っている人はありません。今、世界では日本の消費税に当たる間接税や付加価値税、減税に踏み切った国は、そして地域は52に広がっています。世界経済協力機構、OECDの事務総長も、世界中にこの減税を呼びかけています。
この
コロナ禍の下で、日本の富裕層の上位24人の資産は昨年3月から11か月間で24兆円、倍増しています。大企業は様々な優遇税制の下で460兆円を超える内部留保を蓄えています。税金の集め方、使い方を正し、生活費非課税の応能負担の原則に基づいて国民本位の税制に転換したならば、消費税に頼らなくても社会保障を充実させる財源は生み出すことができます。
菅政権は財政悪化を口実にして
消費税増税を口にしていますけれども、世界の流れに逆行しています。以上です。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に
反対の方の
発言を許します。
永井
議員。
○
議員(12番 永井 欣也君)
議員番号12番、永井です。
陳情第3号、
コロナ禍による
経済状況悪化の中、
消費税率を5%に緊急に引き下げることを求める
陳情不採択の立場で
討論します。
本
陳情では、日本経済の土台を崩し落ち込ませてきた要因を新型コロナウイルス感染症の拡大による経済縮小と
消費税増税によるものとしております。2019年10月に10%に増税された消費税は、社会保障の充実や教育無償化等の少子化対策、財政赤字の削減などに充当されております。所得税や法人税と違い、景気や人口構成の変化に左右されにくく安定的な税収確保が望めることから、消費税は財政状態の悪化を考えるとその税率維持はやむを得ないものと考えます。
また、消費税を5%に引き下げるというパーセンテージも私は理解が及びません。
よって、本
陳情は、
委員長報告のとおり不採択にすべきものと考えます。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に対し
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に対しての
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
陳情第3号を採決します。
本件に対する
委員長の
報告は、不採択です。
したがって、
陳情原案について採決します。
本
陳情に
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立少数です。よって、本
陳情は、不採択とすることに決定しました。
発議案第1号、
日本政府に
核兵器禁止条約の批准を求める
意見書についてのこれより
討論に入ります。
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
発議案第1号を採決します。
本案は、
原案のとおり決定することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第29
陳情第4号
○
議長(
幸本 元君)
日程第29、
陳情第4号、75歳以上の
医療費窓口負担2割化の撤回を求める
陳情を
議題とします。
陳情第4号については、
審査を教育民生常任委員会に付託していますので、
委員長の
報告を求めます。
一橋教育民生常任
委員長。
○教育民生常任委員会
委員長(一橋 信介君) それでは、教育民生常任委員会
報告を行います。
陳情の名称、
陳情第4号、75歳以上の
医療費窓口負担2割化の撤回を求める
陳情でございます。
審査の経過。
令和3年3月8日並びに3月11日、本委員会を開いて慎重に審議を行いました。
審査の決定及びその理由。本
陳情は、75歳以上の後期高齢者
医療費窓口負担の2割化を撤回するよう求めたものであります。既に低所得者に対する負担軽減策が実施されており、対象者が増えても後期
高齢者医療制度を安定的に継続させていくためには応能負担を求めるのは必要であります。よって、本
陳情は不採択すべきものと決しました。少数意見の留保の有無はありません。よろしくお願いします。以上です。
○
議長(
幸本 元君)
委員長の
報告に対し
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。
陳情第4号について、
委員長報告が不採択ですので、
陳情に対し
賛成の方の
発言を許します。
森下
議員。
○
議員(2番 森下 克彦君)
議員番号2番、森下です。
陳情第4号、75歳以上の
医療費窓口負担2割化の撤回を求める
陳情につき
原案に
賛成する立場から
討論いたします。
この
陳情は去る12月に閣議決定されましたが、75歳以上の人のうち単身では年収200万円以上、夫婦では年収520万円以上の人の医療費の窓口負担現行1割を2割に引き上げ、すなわち2倍の額となりますが、この実施を2020年度後半に予定していることの内容の撤回を求めた
陳情であります。
なお、この制度の実施予定に伴いまして町民が受ける影響ではありますが、現時点での年齢、収入から見たものでありますけども、75歳以上の後期高齢者約2,100人のうち、そのうちの約15%、約320人程度に影響が及ぶ案件であります。相次ぐ社会保障給付の後退の中、本来国庫負担すべき額を減額し長年社会保険料、税金を納めてきた高齢者に対して高負担を課す制度の創設であります。
陳情者が求める制度設計の見直しの趣旨は十分理解できるものと考えております。よって
議員各位御審議の上、本
陳情への賛同をお願いする次第であります。以上であります。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に対して
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
陳情に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
陳情第4号を採決します。
本件に対する
委員長の
報告は、不採択です。
したがって、
陳情原案について採決します。
本
陳情に
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立少数です。よって、本
陳情は、不採択することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第30
議員派遣について
○
議長(
幸本 元君)
日程第30、
議員派遣についてを
議題とします。
議員派遣は、会議規則第127条の規定により、お手元に配付のとおり派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、別紙のとおり派遣することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第31
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について
○
議長(
幸本 元君)
日程第31、
議会運営委員会の閉会中
継続調査についてを
議題とします。
議会運営
委員長から、お手元に配付のとおり会議規則第75条の規定により、閉会中
継続調査の申出がありました。
委員長の申出のとおり閉会中
継続調査をすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中
継続調査することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
幸本 元君) 本
定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
お諮りします。これをもって本
定例会を閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。
これで
令和3年第1回
伯耆町議会
定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後2時20分閉会
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