伯耆町議会 2020-09-17
令和 2年 9月第 5回定例会(第3日 9月17日)
2、審査の経過。
令和2年9月4日、14日、本委員会を開いて慎重に審査を行いました。
3、審査の決定及びその理由。地方自治体が担う役割は年々拡大しており、公的サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するためには、地域の財政需要を的確に見積もり、これに見合う地方財源を確保する必要がある。よって、本陳情は、採択すべきものと決しました。
4、少数意見の留保の有無。なし。以上です。
○
議長(
幸本 元君)
委員長の
報告に対し、質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
質疑を終結します。
これより
討論に入ります。
陳情第8号について、
委員長報告が採択ですので、陳情
原案に対し
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、陳情
原案に対し
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより陳情第8号を採決します。
本件に対する
委員長の
報告は、採択です。
本陳情は、
委員長の
報告のとおり採択することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本陳情は、採択することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第27
発議案第5号 及び
日程第28
発議案第6号
○
議長(
幸本 元君)
日程第27、
発議案第5号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書について及び
日程第28、
発議案第6号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書についてを審議の都合上、
一括議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
渡部総務経済常任
委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(渡部 勇君) 総務経済常任
委員長、渡部です。
地方財政の充実・強化を求める
意見書について。上記の
議案を別紙のとおり、地方自治法第109条第6項及び第7項並びに
伯耆町議会会議規則第14条第3項の規定により提出します。
提案理由。
発議案第5号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書について。地方自治体が担う役割は年々拡大しており、公的サービスの質の確保と地方自治体の安定的な行政運営を実現するためには、地域の財政需要を的確に見積もり、これに見合う地方財源を確保する必要がある。よって、国、政府に対し
意見書をもって要請することを提案します。
発議案第5号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書(案)について。
地方自治体には、医療・介護など社会保障への対応、子育て支援策の充実、地域交通の維持・確保など、より多く、より複雑化した行政需要への対応が求められています。しかし、現実に公的サービスを担う人材が限られる中、
新型コロナウイルス感染症対策や近年多発している大規模災害、そのための防災・減災
事業の実施など、緊急な対応を要する課題にも直面しております。こうした地方の財源対応について、政府はいわゆる骨太方針2018で、
令和3
年度の
地方財政計画まで、平成30
年度の
地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとしている。しかし、人口減少・超高齢化に伴う社会保障費関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには、さらなる
地方財政の充実・強化が求められております。このため、
令和3
年度の政府予算と
地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、
地方財政の確立を目指すよう、政府に以下の事項の実現を求めます。
記。1、社会保障、感染症対策、防災、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。
2、子育て、地域医療の確保、介護や児童虐待防止、生活困窮者自立支援など、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び
地方財政措置を的確に行うこと。
3、新型コロナウイルス対策として、新たに政府が予算化した
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金については、
令和2
年度の補正予算にとどまらず、感染状況や自治体における財政需要を把握しつつ、
令和3
年度予算においても、国の責任において十分な財源を確保すること。
4、まち・ひと・し
ごと創生事業費として確保されている1兆円について、引き続き同規模の財源確保を図ること。
5、
令和2
年度から始まった
会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて、引き続きその財源確保を図ること。
6、森林環境譲与税の譲与基準については、地方団体と協議を行い、林業需要の高い自治体への譲与額を増大させるよう見直すこと。
7、地方交付税の
財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了への対応、小規模自治体に配慮した段階補正の強化など対策を講じること。
8、依然として前
年度を超える規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼らない
地方財政を確立すること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を提出する。
令和2年9月17日。
提出先、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)様。鳥取県西伯郡
伯耆町議会です。
続きまして、
発議案第6号につきまして読み上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書について。
提案理由。
発議案第6号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書について。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的・社会的影響をもたらしている。地方自治体は長期化する感染症対策にも迫られ、今後の
地方財政はかつてない厳しい状況になることが予想される。よって、国、政府に対し
意見書をもって要請することを提案します。
発議案第6号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書(案)。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、甚大な経済的・社会的影響をもたらしており、国民生活への不安が続いている中、地方税・地方交付税等の一般財源の激減が避け難くなっております。地方自治体は、福祉・医療、教育・子育て、防災・減災、地方創生、地域経済活性化、雇用対策など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、今後の
地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想されます。よって、国においては、
令和3
年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望します。
記。1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額を確保・充実すること。
2、地方交付税においては、引き続き
財源保障機能と財源調整機能が適切に発揮できるよう、地方交付税の総額を確保すること。
3、
令和3
年度の地方税収が大幅に減少することが予想されることから、万全の減収補填措置を講ずること。
4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制の改正に当たっては、有効性、緊急性等を厳格に判断すること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき提出をします。
令和2年9月17日。
提出先、衆議院
議長、参議院
議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)様。
伯耆町議会です。
以上です。よろしくお願いします。
○
議長(
幸本 元君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。質疑は2案件一括してお願いします。
〔
質疑なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
質疑を終結します。
これより1案件ずつ
討論、採決を行います。
発議案第5号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書について、これより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
発議案第5号を採決します。
本件は、
原案のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
発議案第6号、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う
地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める
意見書について、これより
討論に入ります。
まず、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
発議案第6号を採決します。
本件は、
原案のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第29
議員派遣について
○
議長(
幸本 元君)
日程第29、
議員派遣についてを議題とします。
議員派遣は、会議規則第127条の規定により、お手元に配付のとおり派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、別紙のとおり派遣することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第30
総務経済常任委員会の閉会中の
継続調査について から
日程第32
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について
○
議長(
幸本 元君)
日程第30、
総務経済常任委員会の閉会中の
継続調査についてから
日程第32、
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についてを審議の都合上、
一括議題とします。
総務経済常任
委員長、議会広報常任
委員長、議会運営
委員長から、お手元に配付のとおり、会議規則第75条の規定により、閉会中継続審査または
継続調査の申出がありました。
委員長の申出のとおり、閉会中継続審査または
継続調査することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中継続審査または調査することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
幸本 元君) 本
定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
お諮りします。これをもって本
定例会を閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。
これで
令和2年第5回
伯耆町議会
定例会を閉会とします。お疲れさまでした。
午前10時14分閉会
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