湯梨浜町議会 > 2021-06-10 >
令和 3年第 6回定例会(第 1日 6月10日)

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  1. 湯梨浜町議会 2021-06-10
    令和 3年第 6回定例会(第 1日 6月10日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 3年第 6回定例会(第 1日 6月10日)   ────────────────────────────────────────    第6回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            令和3年6月10日(木曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                          令和3年6月10日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第62号 令和3年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第63号 令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第64号 令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第65号 令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第66号 令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第            1号) 日程第10 議案第67号 令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第68号 令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第69号 令和3年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)
    日程第13 議案第70号 湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について 日程第14 議案第71号 湯梨浜町国民健康保険条例の一部を改正する条例について 日程第15 議案第72号 湯梨浜町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について 日程第16 報告第8号 令和2年度湯梨浜町一般会計継続費繰越計算書の報告について 日程第17 報告第9号 令和2年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につい            て 日程第18 報告第10号 令和2年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の            報告について 日程第19 報告第11号 令和2年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計繰越明許費繰            越計算書の報告について 日程第20 報告第12号 湯梨浜町土地開発公社の経営状況について 日程第21 報告第13号 一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況について 日程第22 報告第14号 令和2年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について     ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第62号 令和3年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第63号 令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第64号 令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第65号 令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第66号 令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第            1号) 日程第10 議案第67号 令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第68号 令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第69号 令和3年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第70号 湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について 日程第14 議案第71号 湯梨浜町国民健康保険条例の一部を改正する条例について 日程第15 議案第72号 湯梨浜町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について 日程第16 報告第8号 令和2年度湯梨浜町一般会計継続費繰越計算書の報告について 日程第17 報告第9号 令和2年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につい            て 日程第18 報告第10号 令和2年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の            報告について 日程第19 報告第11号 令和2年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計繰越明許費繰            越計算書の報告について 日程第20 報告第12号 湯梨浜町土地開発公社の経営状況について 日程第21 報告第13号 一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況について 日程第22 報告第14号 令和2年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について      ───────────────────────────────                出席議員(12名)       1番 松 岡 昭 博       2番 米 田 強 美       3番 光 井 哲 治       4番 寺 地 章 行       5番 河 田 洋 一       6番 磯 江 公 博       7番 小 川   遊       8番 中 森 圭二郎       9番 入 江   誠       10番 増 井 久 美       11番 信 原 和 裕       12番 浜 中 武 仁      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 山 根   薦   副主幹 ────── 足 立 祐 子  一般事務補助員 ── 岩 本 佐登美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長(福祉事務所長)亀 井 雅 議  教育長 ────── 山 田 直 樹   総務課長 ───── 岩 﨑 正一郎  企画課長 ───── 上 井 明 彦   みらい創造室長 ── 西 原 秀 昭  町民課長 ───── 尾 坂 英 二   子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴  健康推進課長 ─── 林   紀 明   総合福祉課長 ─── 竹 本 里 香  長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)             西 田 貴 頼   産業振興課長 ─── 遠 藤 秀 光                       会計管理者(兼)出納室長  建設水道課長 ─── 石 本 義 之            ─ 森   輝 信  水明荘支配人 ─── 小 椋   誠   総務課参事 ──── 出 西   剛                       生涯学習・人権推進課長  教育総務課長 ─── 山 田 志 伸          ─── 山 﨑 有紀子  農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣   代表監査委員 ─── 金 涌 孝 則     ───────────────────────────────              午前10時03分開会 ○議長(浜中 武仁君) おはようございます。  ただいまの出席議員は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第6回湯梨浜町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(浜中 武仁君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、3番、光井哲治議員、4番、寺地章行議員を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(浜中 武仁君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  本定例会の会期については、去る6月2日に議会運営委員会を開催し協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。  河田委員長。 ○議会運営委員会委員長(河田 洋一君) 皆さん、おはようございます。  このたびも議会運営委員長という大役を仰せつかりました河田でございます。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。  そういたしますと、会期の報告をさせていただきます。  ただいまの議長の報告のとおり、6月2日、議会運営委員会を開催し協議した結果を御報告いたします。  本定例会の町長提出議案は、現在のところ補正予算8件、条例改正関係3件、報告7件の合計18件です。一般質問は6名です。陳情は新たなもの4件です。  会期は、本日10日から21日までの予備日を含めた12日間といたしたいと思います。  なお、最終日には議員発議による意見書の提出などを行う予定であります。  本日の日程はお手元に配付いたしておりますが、この後、陳情の委員会付託をして補正予算、条例の改正などの町長提出議案の説明と報告を受け、本日は散会といたします。  11日から13日は休会とし、14日に一般質問を行い、15日は一般質問の予備日とします。16日から17日は委員会審査及び議事の都合により休会とし、18日に提出議案及び陳情審査報告などの審議、採決を行い、21日を予備日とする会期日程です。
     なお、改選後の初めての定例議会でもあります。議員各位におかれましてもスムーズな議会運営に御協力いただきますようお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○議長(浜中 武仁君) お諮りします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は本日10日から21日までの12日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日10日から21日までの12日間と決定しました。  暫時休憩します。              午前10時08分休憩     ───────────────────────────────              午前10時08分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。     ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) ここで、6月議会定例会の開会に当たり、町長より挨拶をお願いいたします。  宮脇町長。 ○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。  本日は、6月定例町議会に御参集いただきありがとうございます。  4月25日の町議会議員選挙後、初めての定例町議会ということでございます。改選前に比べ3名の新しい方々をお迎えしての定例会となりました。これから4年間湯梨浜町議会議員として御活躍いただきまして、湯梨浜町民の幸せと町の発展のために御貢献いただきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  さて、本来ですと早速に前回3月定例町議会以降の町政の動き等について御報告申し上げるんですが、御案内のとおり新型コロナウイルスの流行はまさに今が正念場ということになっております。そのようなことから、新型コロナウイルス感染症対策を中心にお話をさせていただければと思います。  現在、4月上旬からの新型コロナウイルス感染症第四波により、東京等10都道府県に非常事態宣言が、8つの県にまん延防止等重点措置が取られ、いずれも6月20日を期限に発令されているところでございます。  このたびの非常事態宣言では、これまでになかった課題といいますか、一つは変異ウイルスの拡大と、それからもう一つは医療機関の逼迫により適切な治療を受けられない死者の方たちが出るというような厳しい状況がございます。  そういう中で、私たちは一人一人がこれまでにも増してマスク、手洗いの励行ですとかあるいは三密の回避、流行地域への移動を控えたり多人数での飲食を避けたりとか、そういうことに関する一層の感染予防のための努力が求められておりますし、その一方でワクチン接種を進め個々の感染を防ぎ、集団免疫の獲得に向け努力していくことが大切なことだというふうに思っております。  新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は今年3月から県によります医療従事者等への先行接種が始まり、4月22日からは本町でも65歳以上の高齢者への接種をはじめ高齢者施設の入所者等への接種を皮切りに5月8日からは集団接種を開始、同月20日からは医療機関による個別接種も始まったところでございます。  本日6月10日8時25分現在の接種状況を見ますと、町内の65歳以上の高齢者5,687人のうち1回目の接種者数が2,342人、2回目の接種者が662人となっており、65歳以上の高齢者の41.2%の方が1回目の接種を終えられ、11.6%の方が2回目の接種をされワクチン接種を終えられたという状況にございます。順調に推移しているというふうに思っております。これは町内の開業医の皆さん、看護師、保健師の皆さんをはじめ中部地区の医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会そして鳥取大学など多くの方の御協力により達成できているものだというふうに思っております。この場をお借りして、厚くお礼を申し上げたいと思います。  今後の見込みとしましては、65歳以上の高齢者の接種を7月中に終えるとともに、7月上旬からは高齢者接種に並行する形で64歳以下の基礎疾患のある方等への接種を進める体制を整えています。加えて、6月中の接種日の接種者数に空きが出た場合にはこども園や保育園の保育士等、いわゆるソーシャルワーカーの方たちへの接種を挟み込んで一層の促進を図っていくという、今、申込み状況などを見ながらその計画を立てようとしているところでございます。より多くの町民の皆さんにより多く接種をしていただき、安心していただける状況、安全な状態になっていただけるよう引き続き全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。  このような状況ですから、3月以降今後二、三か月間における各種イベントや催しは内容の見直し、規模の縮小、延期、中止など個々のそれぞれの事柄の内容によって異なった選択を迫られているところでございます。  そのような中、3月定例町議会閉会以後の状況についてお知らせしますと、まず本町が初めてPFI方式事業で実施するレークサイド・ヴィレッジゆりはま及び松崎地区における町営住宅の整備、建て替え等について、3月24日、建替・新築事業民間事業者選定委員会を開催、4月27日に調達公告をいたしたところでございます。今後、8月27日に入札、審査とヒアリングを経て9月上旬には請負業者を決定、契約手続の後、10月には議会に契約の承認議決をお願いいたしまして承認いただいた後、調査、設計に着手、建設工事への着手自体は来年度になるという見込みでございます。  3月27日には、天神川直流化記念顕彰碑の竣工式が行われました。江戸時代に天神川の直流化を成し遂げられた先人たちの遺徳をたたえ、もう一つは郷土愛を表すために造られたものだというふうに思っておりますが、私たちにとっては近年多発する自然災害へのその警鐘を鳴らす役割も果たすべきものだというふうにも思っておりまして、建立に尽力された皆さんに敬意を表するところでございます。  3月29日には、買物が困難な方への支援のため民間の事業所による東郷地区、泊地区への移動販売が開始されました。  3月30日の議員改選後の初の臨時議会で旧北溟中学校の解体工事に係る契約の承認議決を賜り、旧北溟中の解体工事が始まりました。3月18日に御議決をいただきました中央公民館泊分館の建築工事と、合わせて2つの大型工事が始まりました。旧北溟中学の跡地利用につきましては、現在民間提案を受けるそのための準備を進めているところでございます。  3月31日、湯梨浜町いきいきボランティア団体活動の優秀団体として、橋津歴史塾とカフェ梅やの皆さんを表彰いたしました。  4月2日昼過ぎに、副町長から新型コロナウイルス感染症に感染したという連絡が入り、直ちに保健所に出向き所長等と今後の対応を協議、その日のうちに保健所職員による当町職員あるいは外部会議の主催者等からの聞き取りや役場庁舎の感染防止対策等の確認が行われ、翌4月3日には職員、外部での会議同席者も含め144名のPCR検査のための検体採取及び検査をしていただき、夕刻には防災無線による住民の皆さんへの放送、夜にはPCR検査の全員陰性の結果も分かり、4月4日朝にはPCR検査の結果も踏まえた防災無線による放送、貼り紙やホームページでの情報提供、その後、会見場を設けてのマスコミへの記者発表、午後に県の感染症対策本部会議、これにウェブで出席し一連の報告と、2日半で全てが終えられるという結果になりました。このことは一つは庁舎内の仕切り板等の感染防止対策が比較的よくできていたこと、それからそのため庁舎内での濃厚接触者はないであろうというような感触も保健所の人から承っておったところでございます。それと副町長の行動履歴が明確であったということから、調査対象範囲がきちっと絞れたこと。県、保健所の広く関係者のPCR検査を進めるという強い方針によりまして外部会議の際の出席者の方たちも主催団体を通じて声かけをしていただき、ほとんどの同席者、37名がPCR検査も外部の方でも受けていただいたということでございます。感染者やその濃厚接触者がいないことが早く確定できたこと、そのことも早く決着の形を見ることができたということだと思っております。  町民の皆様に御心配や不安をもたらしたことはおわび申し上げますが、町民の皆さんに御心配、御不安を与える時間が短かったということはありがたかったなというふうに認識しているところでございます。  4月18日には、東郷運動公園に整備した複合遊具の完成式を行いました。障がいのあるなしにかかわらず誰もが楽しめるインクルーシブ遊具で、県内には初めての施設です。きれいな空気を吸いながら、多くの子どもさんたちに楽しんでいただけたらというふうに思っています。  5月1日には伯耆の国一ノ宮の例大祭が行われましたが、コロナ禍のため行列等は控えておられました。  16日には春の東郷湖、海岸の一斉清掃があり、参加者数は284人と例年よりやっぱり七、八十人少なかったという状況でございましたが、ハワイ夢広場だけは増えておりますが、そのハワイ夢広場に参加いただいた方160人中、実は135人は県総合事務所の職員ですとか、あるいはアダプトプログラムの参加企業ですとか民間企業の方たちでございまして、コロナ禍の渦中にあるとはいえ住民の皆さんの参加が少なく、町民の皆さんへの理解を得る取組も必要ではという印象を改めて持ったところでございます。  5月22日には東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーがあり、約800人が沿道に集まり湯梨浜中学校吹奏楽部の皆さんの演奏の後、拍手でランナーを迎え、送りましたが、久しぶりに明るくにぎやかな雰囲気で町民の皆さんも楽しんでおられたというふうに感じたところでございます。  5月26日には湯梨浜文化大学の開校式があり、参加者は248名で昨年より27人減り、昨年は一昨年より59人減っていますから、この2年間で86人減っています。恐らくコロナ禍の影響ということも大きいだろうと思いますが、社会活動は健康を維持するためにもとても重要な要素でございますので、より安心して参加しやすい会にしていくことも必要だというふうに思っているところでございます。  なお、イベントや催物について5月から6月に開催予定だった町及び郡の消防ポンプ操法大会や7月に予定しております湯梨浜夏まつり、8月に予定していたとまりサマースクールドラゴンカヌー大会のように中止としたもの、5月に行う予定だったグラウンド・ゴルフ国際大会や6月に行う予定のグラウンド・ゴルフ発祥地大会のように規模を縮小し内容を見直しして延期するもの、町学校一斉公開のように対象者を限定して開催したり、あるいはこども園の夏祭りのように時間短縮、内容の見直しをして開催するものなど様々でございます。これらのうち全国的に情報発信が必要なもの等につきましては、それを1枚にまとめたものをホームページに出したりとか町の公共施設に掲出したりとか、PRにはしっかりまた努めるようにしてまいりたいと思っております。  昨日の党首討論では、菅総理大臣のほうから10月か11月に希望者へのワクチン接種を終えたいというお話も出ました。住民の皆さんの安全を第一にしながら、接種の促進を図ってまいります。  同時に、アフターコロナに向けた取組といいますか、町民の健康と福祉、産業の復興、子育て、教育等における施策の立案、さらにはそのコロナ禍により遅れてしまっている事業、これらの回復等について本格的な検討を開始したいというふうに思っております。  本議会では8会計の補正予算、3件の条例改正、7件の報告をお願いすることにいたしております。どうぞよろしくお願いいたします。  長時間になりまして失礼いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(浜中 武仁君) 日程第3、諸般の報告をいたします。  議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 陳情の付託 ○議長(浜中 武仁君) 日程第4、陳情の付託を行います。  今期定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。  本日は、日程第5、議案第62号から日程第15、議案第72号までの11議案については提案理由の説明のみといたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第62号 から 日程第12 議案第69号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第5、議案第62号、令和3年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)から日程第12、議案第69号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)までの8議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第62号、令和3年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)から議案第69号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)までの8会計の補正予算について一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第62号、令和3年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,017万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101億2,070万5,000円とするものでございます。  主な補正の内容は、JR泊駅舎について、当初トイレの水洗化を目的とした改修工事を予定していましたが、駅舎の劣化状況等を詳細に調査したところ施設の一部改修は不適切であり改築が必要と判断されたためそれに要する経費の計上などのほか、国の災害対策基本法の改正により、避難情報の名称が変更されるなど湯梨浜町防災マップの掲載内容を更新し全戸配布を行うための経費。さらには、湯梨浜町、北栄町、琴浦町の3町で行っております地域新電力会社の設立に向けた検討に当たり、今後の最終的な判断のため必要な具体的な試算やリスク対策など、詳細な検討を行うための湯梨浜町が負担すべき経費。4月に起こった霜やひょうの災害により被害を受けられた柿、梨などの生産者を支援するための補助金。トウテイランのふるさと公園を整備するために必要な用地購入費の増額。国から新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金を充当しまして、前回の低所得独り親世帯のものに続き、新たに独り親世帯以外の低所得の子育て世帯に対象児童1人当たり5万円を給付し経済的支援を行うための経費。それから、国の地方創生臨時交付金を活用してコロナ禍により減収となった方が公共施設等で無償で生理用品を受け取れるようにするための経費。外出を控えられる高齢者が多いため、外出を助長しフレイル予防や健康二次被害の発生予防を図るための経費。新型コロナウイルス感染拡大により観光業が甚大な影響を受ける中、ワーケーションによる観光需要を創出するための取組を加速するための経費。今年1月の予定を延期した成人式の9月開催に当たり、新型コロナウイルス感染症対策としてPCR検査を必要に応じて実施できるようにするための経費などを計上いたしておるところでございます。  続きまして、議案第63号、令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ383万9,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億5,981万5,000円とするものでございます。  補正の内容は、人事異動に伴います職員人件費の減額でございます。  続きまして、議案第64号、令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ220万6,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億7,038万9,000円とするものでございます。  補正の内容は、人事異動に伴います職員人件費の減額補正です。  続きまして、議案第65号、令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ181万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億9,478万5,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、人事異動に伴います人件費の減額、松崎地区内水対策事業龍島ポンプ場建設の機械・電気設備工事について、高額建設資材を工事請負費から備品購入費へ予算の組替えを行うことなどでございます。  続きまして、議案第66号、令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ14万1,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,370万4,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、退職手当負担金の率変更に伴います人件費の減額でございます。  続きまして、議案第67号、令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ119万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ156万9,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、トウテイランのふるさと公園(仮称)の整備に係る町の用地買収費の見直しにより橋津財産区の土地売払収入が増えることから、財政調整基金積立金を増額するものでございます。  続きまして、議案第68号、令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収入及び支出の予定額の事業収益を86万8,000円増額し2億2,157万6,000円とし、事業費用を113万8,000円減額し2億5,534万3,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、職員の新型コロナウイルスワクチン接種業務に係る人件費の一般会計からの繰入金の計上などでございます。  最後に、議案第69号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出の予定額、事業費用を550万2,000円減額し、補正後の収益的支出の総額を2億2,589万2,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、人事異動に伴う職員人件費の減額補正でございます。  以上、議案第62号から第69号まで、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第62号、令和3年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。補正予算書に沿って説明をさせていただきたいと思います。  なお、町長の提案理由と重複するところがございますけども、御了承いただきたいと思います。  では、はぐっていただいて、5ページのほうを御覧いただきたいと思います。第2表、地方債の変更3件の補正でございます。  起債の目的で、公共事業等債は10万円を増額いたしまして、補正後の限度額は8,740万円でございます。地域活性化事業債は、320万円増額いたしまして4,300万円です。過疎対策事業債は、2,850万円を増額いたしまして4億3,940万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法については変更はございません。  はぐっていただきまして、8ページを御覧いただきたいと思います。ここからが歳入になります。  14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費国庫補助金の説明欄です。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で1,673万9,000円は新型コロナウイルスの感染拡大や地域経済、住民生活などを支援する国の交付金でございまして、今回は13の事業に増額補正をいたしまして、従前が778万8,400円のところ補正後には9,462万3,000円とするものでございます。  その下の2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金の説明欄の新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金1,613万5,000円は、低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金といたしまして10分の10の国庫補助でございます。  その下、9ページでございます。18款の繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金の説明欄でございます。財政調整基金の繰入金を2,400万円減額いたしております。これは主に人件費が減額になったことによるものでございます。  その下の10目ふるさと湯梨浜応援基金繰入金、1節のふるさと湯梨浜応援基金繰入金の説明欄です。これは令和2年度の寄附金の額の確定によりまして、640万3,000円の減額をいたします。  なお、令和2年度の本町への寄附金の花基金への寄附を除きまして1億3,769万7,000円となりました。  16目鉄道駅舎施設基金繰入金、1節鉄道駅舎施設基金繰入金の説明です。この繰入金は、泊駅舎の建て替えの財源としてJRから負担金を積立てをいたしておりました基金で、今回取り崩し財源充当するものです。  それから、20款諸収入、5項雑入、3目雑入、2節雑入の説明欄のコミュニティ事業助成金、それからその下の自主防災組織助成金、希望しておりました交付決定のありました3自治区分430万円と、1防災会190万円を計上しました。  それから、はぐっていただきまして10ページです。21款町債、1項町債、1目総務債、3節過疎対策事業債の説明欄で過疎対策事業債(駅舎新築改修工事事業)の3,030万円は泊駅舎の建て替えによる財源に充当いたします。  11ページからが個別の歳出の説明に入りますけども、全体的に今回につきましては人件費の減額が大きな要因でございます。一般会計では4,236万1,000円の大幅な減額です。4月の人事異動によるもの、それから大きなものとして退職手当一般負担金、この率が従前は1000分の200だったものが1000分の150ということで、こちらが3,400万円余の減額になっております。事業ごとの人件費については、説明を省略をさせていただきます。  はぐっていただきまして、13ページです。2款総務費、1項総務管理費、6目企画費の説明欄のコミュニティ助成事業430万円。こちらは助成決定の今回ございました光吉区、長瀬中部区会、長江区自治会、こちらへの補助金でございます。それから、4つ下の駅舎新築改修工事事業ですけども、泊駅舎の改修工事を予定しておりましたけども、建物の状況を調査した結果、劣化状況がひどいということで建て替えを行うことにしまして、3,567万3,000円を計上しております。  それから、9目防災諸費の説明欄の防災力強化事業でございます。5月20日付で災害対策基本法、これが改正されました。災害時に町が発令する避難情報の名称が変更になったために、湯梨浜町防災マップもこれに合わせて改訂をしたいということで149万6,000円を計上しております。その下の自主防災組織コミュニティ助成事業として、今回松崎自主防災会に除雪機等を整備するための190万円を計上いたしております。  はぐっていただきまして、14ページです。14目の新エネルギー施設費の説明欄の新エネルギー活用推進事業です。本町、北栄町、琴浦町、この3町で民間企業と連携をいたしました地域新電力会社の設立に向けた検討を行っており、早期に詳細の検討を開始するための検討事業に要する経費といたしまして49万9,000円を計上しております。  はぐっていただきまして、17ページです。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の説明欄、生活困窮者自立相談支援事業の15万円でございます。コロナ禍によりまして減収で生理用品の購入に困っておられる女性の方へ無償配布するとともに、これをきっかけとして各種相談機関へつなげていきたいというところでございます。
     4目老人福祉費の説明欄の元気いっぱい高齢者応援事業といたしまして、コロナ禍の中、高齢者の外出のきっかけづくりと町内での消費を喚起するために高齢者が楽しめ、視聴者参加型の自主番組を制作するなどの費用といたしまして130万9,000円を計上いたしております。  はぐっていただきまして、ちょっと飛びまして21ページです。2項児童福祉費、4目母子福祉費の説明欄の低所得の子育て世帯生活支援特別給付金、補正の第1号でコロナ禍が長期化する中、低所得者の独り親世帯への生活支援といたしまして1,415万3,000円を計上させていただきました。このたびの補正は、それに加えまして低所得のその他の世帯にも支援するよう対象児童1人当たり5万円、補正額が1,613万5,000円を追加計上させていただくものでございます。  はぐっていただきまして、25ページです。5款の農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の説明欄の柿梨等霜害対策緊急支援事業の80万円。これにつきましては、4月の霜やひょうの被害への補助として計上させていただいております。  はぐっていただきまして、26ページです。6款商工費、1目商工費、2目商工振興費の説明欄の新型コロナ対策認証事業所奨励事業の60万円でございますけども、新型コロナ安心対策認証店の認証を受けた町内店舗に奨励金を5万円支給するものでございます。  それから、ちょっとはぐっていただきまして30ページです。9款教育費、3項中学校費、3目語学指導外国青年招致費の説明欄の外国青年招致事業の529万8,000円です。これは9月以降に新しい外国語指導助手、ALTでございますけども、来日する予定ではございますけども、このコロナ禍の中、アメリカからの着任が現在のところ不透明だと。そういった状況でございますので、そこで今もなんですけども、県内の事業者がございまして、そちらのほうに委託いたしております。町内の小・中学校にALTの不在の状況をつくらないために、不測の事態に備えるものでございます。  その下の31ページです。4項社会教育費、1目社会教育総務費の説明欄の新型コロナウイルス感染症対策事業(社会教育事業)の207万5,000円は、こちらは成人式に安心して出席できるようにPCR検査費用などを計上させていただいたものです。  はぐっていただきまして、32ページでございます。6目の文化振興費、説明欄の文化財保護臨時経費の142万8,000円は、当初予算においてトウテイランのふるさと公園整備事業として用地費を公有財産購入費として計上させていただきましたけども、今回単価見直しによりまして増額補正をするものでございます。  なお、34ページ以降につきましての給与費明細につきましては、説明を省略をさせていただきたいと思います。  一般会計につきましては以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、健康推進課長。 ○健康推進課長(林 紀明君) それでは、議案第63号、令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明のほうをさせていただきます。  まず、補正予算書の7ページをお開きください。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、4月の異動に伴います国民健康保険業務担当職員の人件費並びに会計年度任用短時間勤務職員の人件費として383万9,000円を減額するものでございます。職員人件費につきましては、先ほどの一般会計の御説明でもありましたように退職手当の負担金率の変更によるものが主なものでございます。また、会計年度任用短時間勤務職員につきましては、4月に正規職員が配属されたことによります専門職の1名減の分でございます。  続きまして、ちょっと戻っていただきまして補正予算書の6ページ、歳入を御覧ください。  4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、3節職員給与等繰入金につきましては、先ほど御説明申し上げましたとおり歳出の減額に伴い職員給与等繰入金を歳出と同額の383万9,000円減額するものでございます。  なお、補正予算給与費明細書につきましては、説明のほうを省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、長寿福祉課長。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) 失礼いたします。  それでは、議案第64号、令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  このたびの補正は、4月の異動に伴う人件費の補正でございます。補正予算書の6ページをお開きください。  歳入でございます。7款繰入金、1項一般会計繰入金、2目地域支援事業繰入金、2節介護予防・日常生活支援総合事業以外の地域支援事業繰入金につきましては、4月の異動に伴う地域包括支援センター職員人件費分の繰入金として42万6,000円を増額するものでございます。  4目その他一般会計繰入金、1節その他事務費繰入金につきましても、4月の異動に伴う長寿福祉係職員人件費分の繰入金として263万2,000円を減額するものでございます。  続きまして、7ページをお開きください。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、歳入で御説明申し上げましたとおり4月の異動に伴う一般人件費として263万2,000円を減額するものでございます。  2目地域包括支援センター運営費につきましても、歳入で御説明申し上げましたとおり4月の異動に伴う一般職人件費として42万6,000円を増額するものでございます。  なお、補正予算給与明細書につきましては、説明を省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。  議案第65号、令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。  6ページをお願いします。歳入でございます。  4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、181万円減額計上しております。人事異動等によります人件費分となります。  7ページをお願いします。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、人事異動などによります人件費を181万円減額計上しております。  また、補正額の財源内訳、特定財源その他につきましては、歳入2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料169万円を人件費から3款公債費、1項公債費、1目長期債償還元金へ財源振替を行っているものでございます。  次に、2款事業費、2項公共下水道整備事業費、2目施設整備事業費ですが、14節工事請負費から17節備品購入費へ3億4,000万の予算組替えを行うものでございます。これにつきましては松崎地区内水対策事業で、龍島雨水ポンプ場建設工事に係る建設資材購入について、機材等の額について大きな割合を占めていることから、備品購入費として発注することにより、広く入札の参加機会を増やすことができるものと考えているものです。  以下、補正予算給与明細書の説明は省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 引き続きお願いします。 ○建設水道課長(石本 義之君) 議案第66号、令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。  6ページをお願いします。3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、14万1,000円減額計上しております。  7ページをお願いします。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、人件費の退職手当負担金の率の変更に伴い人件費を14万1,000円減額計上しております。  また、補正額の財源内訳、特定財源その他につきましては、歳入2款使用料及び手数料、1項使用料、1目総務使用料を14万1,000円を人件費から2款事業費、1項処理施設費、1目維持管理費へ財源振替を行っているものでございます。  以下、補正予算給与明細書の説明は省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第67号、令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  6ページ、7ページを御覧いただきたいと思います。  6ページ、歳入でございますが、1款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入119万2,000円の増額でございます。これにつきましては、先ほどの町長の提案理由の説明でもございましたとおり本町が計画しておりますトウテイランのふるさと公園の整備に係る用地買収単価が見直されることによりまして、用地買収の対象となっております橋津財産区の土地売払収入が増となるものでございます。  続いて7ページ、歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、2目財政調整基金積立金119万2,000円の増額でございます。これにつきましては、歳入の増額分の全額を財政調整基金に積み立てるものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、水明荘支配人。 ○水明荘支配人(小椋 誠君) 議案第68号、令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)について補足説明を申し上げます。  補正予算書の1ページを御覧願います。  予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額、第2条収入、第1款第2項営業外収益を86万8,000円増額し営業外収益を807万6,000円とし、事業収益の総額を2億2,157万6,000円に、支出第1款第1項営業費用を113万8,000円減額し営業費用を2億4,391万6,000円とし、事業費用の総額を2億5,534万3,000円に、予算第7条に定めた経費の金額、第3条、職員給与費を53万2,000円減額し職員給与費の総額を2,509万円にそれぞれしようとするものでございます。  先ほどの町長よりの提案理由説明にございましたように、このたびの補正の主な内容は職員の人件費に係るものが主なものでございます。  予算書の4ページから6ページには給与費明細書、予算書9ページには収益費用明細書を載せておりますが、9ページの収益費用明細書を御覧いただきたいと思います。  先ほど申し上げました収益的収入及び支出、第2条、収入、第2項営業外収益86万8,000円の増額計上におきましては、このたび本年3月15日より正規職員は本庁兼務辞令をいただき、新型コロナウイルス感染症におけるワクチン接種に係る業務を行っており、本年4月から6月における人件費分をこのたび一般会計からの繰入金として計上いたすことによるものでございます。  支出第1項営業費用113万8,000円の減額計上につきましては、職員に係る異動による手当、法定福利費の人件費として負担金利率の変更に伴う減額の計上であります。  また、雑費6万6,000円の増額につきましては、このたびのWi-Fi環境整備に伴う新規プロバイダー契約料金によるものでございます。  2目減価償却費4万4,000円の増額につきましては、令和3年3月に設置完了いたしました客室へのシャワー室の取得価格、また耐用年数の決定によるものが主なものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。  議案第69号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。  8ページをお願いします。収益的支出でございます。  1款事業費用、1項営業費用、4目総係費ですが、人事異動及び退職金負担金の率の変更などによります人件費関係について、550万2,000円の減額計上しております。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第62号から議案第69号までの提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第70号 及び 日程第14 議案第71号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第13、議案第70号、湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について及び日程第14、議案第71号、湯梨浜町国民健康保険条例の一部を改正する条例についての2議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第70号、湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について及び議案第71号、湯梨浜町国民健康保険条例の一部を改正する条例について一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第70号、湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例につきましては、鳥取県特別医療費助成条例の一部が改正され、特別医療費助成の適用に係る所得制限額が見直されたことに鑑み所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第71号、湯梨浜町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、令和3年2月に公布された新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行により、改められた新型コロナウイルス感染症の表記について所要の改正を行おうとするものでございます。  いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  健康推進課長。 ○健康推進課長(林 紀明君) それでは失礼いたします。  議案第70号、湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。  このたびの条例改正につきましては、鳥取県特別医療費助成条例の一部改正に伴い、特別医療費助成の適用に係る所得制限額が規定されている条例別表におきまして準用しております老齢福祉年金の支給停止となる所得の額が見直されたことに鑑み、所要の改正を行うものでございます。  それでは、議案第70号を御覧ください。表中の右の欄が改正前、左の欄が改正後でございます。  改正前の欄中、下線が引かれた部分を当該改正部分に対応する同表の改正後の欄中、下線が引かれた部分に改めるというものでございます。  この特別医療費助成制度につきましては、福祉の増進を図るため鳥取県との共同事業として実施しているものでございまして、申請して認められると保険適用分の医療費の助成を受けることができるというものでございます。  改正の趣旨でございますが、前年の所得の額がその者の所得税法に規定する控除対象配偶者及び扶養親族の有無及び数に応じて表に定める基準額に満たない場合、医療費を助成するというものでございまして、ここの対象となる者の所得の額の基準額を改正後の額に改めるというものであります。  具体的には、表の下段になります。扶養親族等がないとき、こちらの基準額を159万5,000円から169万5,000円に、扶養親族等の数が1人のときの基準額を197万5,000円から207万5,000円に、扶養親族等の数が2人のときの基準額を235万5,000円から245万5,000円に、扶養親族等の数が3人以上のときの基準額を235万5,000円に扶養親族等のうち2人を除いた扶養親族等1人につき38万円を加算した額から245万5,000円に扶養親族等のうち2人を除いた扶養親族等1人につき38万円を加算した額に、それぞれ所得限度額を10万円ずつ増額する改正を行うというものでございます。  なお、附則といたしましてこの条例は公布の日から施行するもので、この条例による改正後の湯梨浜町特別医療費助成条例の規定は令和3年8月1日以後に受ける医療に係る医療費の助成について適用し、同日前に受けた医療に係る医療費の助成についてはなお従前の例によるというものでございます。  続きまして、議案第71号、湯梨浜町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして補足説明のほうをさせていただきます。  このたびの条例改正につきましては、令和3年2月3日に公布された新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律、令和3年法律第5号でございますが、こちらの施行により改められた新型コロナウイルス感染症の表記について所要の改正を行うものでございます。  議案第71号を御覧ください。表中の右の欄が改正前、左の欄が改正後でございます。改正前の欄中、下線が引かれた部分を同表の改正後の欄中、下線が引かれた部分に改めるというものでございます。  改正の趣旨でございますが、新型コロナウイルス感染症につきましては新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2によりまして、新型インフルエンザ等ということでみなして法の規定が適用されてきたところでございますけども、このたびの感染症法の改正によりまして新型インフルエンザ等感染症、こちらのほうの定義に新型コロナウイルス感染症が追加されたということに伴いまして、新型コロナウイルス感染症は新型インフルエンザ等ということで法の対象となったというものでございます。そのためにこれに合わせまして法の附則第1条の2は削除されることになりましたので、本条例の表記について改正後の表記に改めるというものでございます。  具体的には、条例の附則第5項、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金、こちらの中の表記でございますが、「(新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)附則第1条の2に規定する新型コロナウイルス感染症」という表記を「(新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症という。以下同じ。)」という表記に改正を行うものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第70号及び議案第71号の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第72号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第15、議案第72号、湯梨浜町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第72号、湯梨浜町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。  道路法施行令及び道路整備特別措置法施行令の一部改正により、道路の占用許可対象物件に太陽光発電設備及び津波避難施設等が追加されたことに伴い、本町の道路占用料徴収条例の対象にこれらの工作物、施設を加えるために所要の改正を行うものでございます。  地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  建設水道課長。 ○建設水道課長(石本 義之君) 議案第72号の湯梨浜町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について補足説明をいたします。  議案を1枚めくってください。この条例の一部改正は、道路法施行令及び道路整備特別措置法施行令の一部改正により改正するものでございます。  1ページ、次の表の改正前の欄中、下線が引かれた部分に対応する次の表の改正後の欄中、下線が引かれた部分が存在する場合には当該改正部分を当該改正後部分に改め、改正後部分に対応する改正部分が存在しない場合には当該改正後部分を加える。次の表の改正前の欄の表中、太線で囲まれた部分を次の表の改正後の欄の表中、太線で囲まれた部分に改めるというものでございます。  具体的な改正内容につきましては、2ページの別記改正後、太枠内で囲う箇所になりますが、道路の占用許可の対象物件として政令第7条第2号に掲げる工作物、政令第7条第3号に掲げる施設を追加するものです。政令第7条第2号に掲げる工作物には太陽光発電設備及び風力発電設備が、政令第7条第3号に掲げる施設には津波からの一時的な避難場所としての機能を有する堅固な施設というものになります。また、占用料として太枠内右側に占用面積1平方メートルにつき1年、政令第7条2号に掲げる工作物、太陽光発電設備及び風力発電設備のことになりますが、工作物の占用料を単価として非課税とされる占用950円、非課税とされる占用以外の占用1,045円とするとともに、政令第7条第3号に掲げる施設、津波から一時的な避難場所としての機能を有する堅固な施設のことになりますが、この占用料として表中太枠内右側に占用面積1平方メートルにつき1年、占用料非課税とされる占用Aに0.025を乗じて得た額、非課税とされる占用以外の占用Aに0.0275を乗じて得た額を追加するものでございます。Aと申しますのは、表の下、備考追加号の5号にありますとおり、近傍類似の土地の時価を表すものとなります。これは占用する場所によりその都度調査し、判断することとなります。  また、太枠内下に記載する備考に下線で示す5号、「Aは近傍類似の土地の時価を表すものとする」を加え、以下号ずれを修正するものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第72号の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 報告第8号 から 日程第19 報告第11号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第16、報告第8号、令和2年度湯梨浜町一般会計継続費繰越計算書の報告についてから日程第19、報告第11号、令和2年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてまでの4件を一括議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第8号、令和2年度湯梨浜町一般会計継続費繰越計算書の報告についてから報告第11号、令和2年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてまで一括して御報告を申し上げます。  初めに、報告第8号、令和2年度湯梨浜町一般会計継続費繰越計算書の報告につきましては、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、また報告第9号、令和2年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について及び報告第10号、令和2年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について並びに報告第11号、令和2年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書につきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりそれぞれ繰越計算書を調製し、一括して御報告をするものでございます。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、報告第8号、令和2年度湯梨浜町一般会計継続費繰越計算書の報告につきまして補足をさせていただきたいと思います。  はぐっていただきまして、計算書のほうを御覧いただきたいと思います。今回9款教育費、4項社会教育費、事業名が泊分館建設事業でございます。この事業につきましては継続費ということで、令和2年度と令和3年度、2年間の総額が6億7,114万円でございまして、令和2年度継続費予算現額は3億706万7,000円、支出済み及び支出見込額は2億1,017万円でございます。残額9,689万7,000円、翌年度逓次繰越しは同じく9,689万7,000円でございます。右側のほうに財源といたしまして繰越金9万7,000円、地方債9,680万円でございます。こちらにつきましては以上でございます。  続きまして、報告第9号、令和2年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして補足して説明をさせていただきたいと思います。  はぐっていただきまして、今回の繰越明許費につきましては2月の臨時議会、それから定例会といたしましては12月と3月、こちらにおきまして補正予算それぞれ繰越明許費につきましては御審議いただき、可決いただいております。このたび計算書を報告をさせていただくものでございます。  1ページの一番上のほうに2款総務費、1項総務管理費の事業名、総務一般管理臨時経費(役場本庁舎講堂横トイレ改修)、それからずっとはぐっていただきまして次のページですけども、2ページのほうになりますけども9款教育費、3項中学校費の新型コロナ感染症対策等の学校教育活動継続支援事業、この中学校までで総額が6億6,985万6,000円。このうち4億7,052万円を翌年度へ繰り越すものでございます。主な内容といたしましては、特に2月の補正で国のほうが新型コロナウイルス対策ということで国の方針として15か月の長期の予算を組みました。そういった関係があって、2月で提案いたしましたけどもこちらを繰り越して、令和3年度として予算を執行させていただきたいというものが主な内容でございます。  右側のほうの内訳でございます。財源内訳といたしまして、未収入特定財源でございます。国県支出金の合計額が3億1,832万円、地方債は1億3,680万円、その他153万5,000円、一般財源は1,386万5,000円でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。報告第10号、令和2年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について補足説明をさせていただきます。  今回報告させていただく繰越計算書の調製につきましては、令和3年第3回3月議会においてそれぞれの事業の繰越額を可決、承認いただいております。  めくっていただきまして、表にありますそれぞれの事業の繰越額を確定し、その財源内訳を明示したものでございます。  2款事業費、1項流域下水道整備事業費、事業名、流域下水道建設費負担金(補助)と2項公共下水道整備事業費、事業名、地方公営企業法適用移行委託業務、雨水(ポンプ場)事業(補助)及びストックマネジメント事業(補助)の合わせて4つの事業で、合計金額2億5,271万7,000円のうち1億6,375万4,000円を繰り越すものでございます。  財源内訳は、合計欄ですが特定財源は既収入特定財源10万6,000円、国庫支出金7,778万8,000円、地方債7,690万円、一般財源896万円でございます。以上でございます。  続きまして、報告第11号、令和2年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について補足説明をさせていただきます。  今回報告させていただく繰越計算書の調製につきましては、令和3年第3回3月議会においてそれぞれの事業の繰越額を可決、承認いただいております。  めくっていただきまして、表にありますそれぞれの事業の繰越額を確定し、その財源内訳を明示したものでございます。  2款事業費、1項処理施設費、事業名、地方公営企業法適用移行委託業務で、合計金額3,502万5,000円のうち76万3,000円を繰り越すものでございます。  財源内訳は、合計欄ですが特定財源は地方債50万円、一般財源13万7,000円でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で報告第8号から報告第11号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 報告第12号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第20、報告第12号、湯梨浜町土地開発公社の経営状況についてを議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第12号、湯梨浜町土地開発公社の経営状況について御報告いたします。  これは地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和2年度事業報告及び決算並びに令和3年度事業計画及び予算について説明資料を作成し、提出するものでございます。  詳細につきましては、担当課長から説明を申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、報告第12号、湯梨浜町土地開発公社の経営状況について補足説明をさせていただきます。  報告書をめくっていただきまして、1ページ、令和2年度の1、事業報告書、(1)土地の取得・処分事業でございます。  まず、橋津団地造成事業でございますが、令和元年度末残高が1区画分470.74平方メートル、2年度中の取得及び処分はなく、2年度末残高は元年度末残高と変更はございません。  次に、磯泙団地造成事業でございますが、令和元年度末残高が14区画分4,165.33平方メートル。2年度中の取得はございませんが、処分としまして6区画分1,735.12平方メートルを売却しており、2年度末残高は8区画分、2,430.21平方メートルでございます。  続きまして、(2)の土地の整備事業、令和2年度における保有土地の管理経費等の執行状況につきましては需用費9万9,000円、これは磯泙団地の擁壁の一部の修繕費でございます。  続いて、1枚めくっていただきまして2ページ、(3)庶務事項につきましては省略させていただきます。  続きまして3ページ、2、損益計算書でございます。  Ⅰ、事業収益の土地造成事業収益1,586万1,042円でございますが、これは磯泙団地6区画分の売却収益でございます。次に、補助金等収益3,240万5,808円でございますが、これは磯泙団地の売却に伴う売却原価と分譲価格等との差額に対する町からの補填金額でございます。以上、事業収益の合計は4,826万6,850円でございます。  続いて、Ⅱ、事業原価でございます。土地造成事業原価6,635万2,729円でございますが、これは売却した磯泙団地6区画分の売却原価でございます。  以上、Ⅰ、事業収益とⅡ、事業原価との差引きであります。総利益はマイナスの1,808万5,879円でございます。  続いて、Ⅲ、販売費及び一般管理費13万6,800円でございますが、これは修繕費や公社に対する公租公課費、そして理事会等の報酬でございます。  以上、先ほどの事業総利益とⅢ、販売費及び一般管理費との差引きであります事業利益はマイナスの1,822万2,679円でございます。  続いて、Ⅳ、事業外収益でございますが、受け取り利息401円と町からの運営補助金及び電柱敷地料収入としまして雑収益5万9,000円でございまして、事業外収益の合計は5万9,401円でございます。  続いて、Ⅴ、事業外費用でございますが、支払い利息1,172円は町からの長期借入金の支払い利息でございます。雑損失はございませんので、事業外費用の合計は1,172円でございます。  経常利益につきましては、先ほどの事業利益マイナス1,822万2,679円に事業外収益5万9,401円を加え、それから事業外費用1,172円を差し引くものでございまして、マイナス1,816万4,450円でございました。  なお、特別利益、特別損失ともございませんでしたので、結果、当期純利益は先ほどの経常利益と同額のマイナス1,816万4,450円でございました。  続いて、1枚めくっていただきまして4ページ、3、貸借対照表でございますが、合計額で説明いたします。  資産合計及び負債資本合計とも1億895万1,674円でございます。詳細な説明につきましては、省略させていただきます。  続きまして5ページ、4、キャッシュフロー計算書でございます。  Ⅰ、事業活動によるキャッシュフローの合計4,818万8,279円、Ⅱ、財務活動によるキャッシュフローの合計がマイナス4,826万6,850円。これらの合計となるⅢ、現金及び現金同等物増加額はマイナス7万8,571円でございます。Ⅳ、現金及び現金同等物期首残高は135万8,852円でございましたので、Ⅴ、現金及び現金同等物期末残高は128万281円でございます。  続いて、1枚めくっていただきまして6ページの5、財産目録から7ページ、6の附属明細表の完成土地明細表等、そして8ページの借入金の状況まで、これらにつきましては省略をさせていただきます。  続きまして8ページの下のほう、準備金計算書でございます。前年度末残高5,477万7,495円、当年度変動額マイナス1,816万4,450円、当年度末残高は3,661万3,045円でございます。  その下、資本金明細書の説明につきましては省略をさせていただきます。  続きまして、9ページから11ページ、令和2年度湯梨浜町土地開発公社決算報告書でございます。  9ページ、10ページに収益的収入及び支出の詳細を表記しておりますが、損益計算書のほうで先ほど説明いたしましたので省略をさせていただきます。  続いて11ページ、資本的収入及び支出でございます。  収入としまして、資本の借入れはございません。  支出につきましては、磯泙団地の売却収益と町補填金収益を原資としまして、町からの長期借入金の一部を償還しております。償還金額は4,826万6,850円でございます。  続いて、1枚めくっていただきまして12ページでございます。令和3年度湯梨浜町土地開発公社事業計画につきまして、土地取得、土地造成の計画はございません。また、処分としまして橋津団地の残り1区画分470.74平方メートルと、磯泙団地の残り8区画分2,430.21平方メートルの販売を計画しております。  続きまして、13ページで資金計画でございます。  受入れ資金、1の前年度繰越金から5の雑収益まで合計で7,650万5,000円でございます。支払い資金は1の販売費及び一般管理費から5の予備費まで、合計で同じく7,650万5,000円でございます。  最後、1枚めくっていただきまして14ページ、令和3年度湯梨浜町土地開発公社予算でございます。  収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入の主なものといたしまして土地造成事業収益、町補助金等収益でございます。支出としましては土地造成事業原価、橋津団地の販売費を磯泙団地に繰り入れる費用などを計上いたしております。  なお、収益的収入が収益的支出に対して不足する額3,661万2,000円は、前期繰越準備金で補填するものでございます。  続きまして、資本的収入及び支出の予定額につきまして、収入につきましては予定はありません。支出につきましては、平成28年度に町から借り入れた長期借入金の償還金でございます。  なお、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額6,933万9,000円は、当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第12号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 報告第13号
    ○議長(浜中 武仁君) 日程第21、報告第13号、一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況についてを議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第13号は一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和2年度事業報告及び決算並びに令和3年度事業計画及び予算について説明資料を作成し、提出するものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  産業振興課長。 ○産業振興課長(遠藤 秀光君) それでは、報告第13号、一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況につきまして報告いたします。  ゆりはま温泉公社が運営します龍鳳閣事業会計、ゆ~たうん事業会計、売店事業会計、駐車場管理事業会計、法人会計の5会計についての報告でございます。  まず、龍鳳閣事業会計です。1ページを御覧ください。  事業概要でありますが、施設の合理的な維持管理及び経費節減を念頭に置きながら公共性を基本とし、管理業者としてこれまで培われたノウハウと新しい発想も取り入れながら、施設の設置目的である町及び地域活性化の推進、町民及び地域住民の健康増進、さらには観光振興に努めました。利用者数は8万2,259人で、対前年比2万3,049人、21.9%の減少となり、収入金においても1,011万6,000円、26.9%の減収でありました。本年度は新型コロナウイルス感染拡大による全国緊急事態宣言により臨時休館、県をまたいでの移動の自粛など旅行、帰省が少なく、#WeLoveキャンペーンに参画し地元の利用促進に努めましたが厳しい結果となり、大幅減収の運営状況でありましたが、国、県、町による給付金等で乗り切ることができました。  健康づくり事業では、水中運動教室の開催やトレーニングルームでの運動指導を実施しました。コロナ感染症拡大予防のため、ウオーキング大会、グラウンド・ゴルフ大会は中止としましたが、健康推進課との連携事業としてココカラ運動教室、新規の自主教室として3B体操教室の開催など、地域振興と地域住民の健康増進事業を実施しました。  利用区分の状況としましては、3ページを御覧ください。一般利用者、会員利用者が対前年比1万9,676人減少し、回数券利用者や団体利用者などが3,373人減少しました。  損益状況でありますが、6ページを御覧ください。経常収益は6,970万4,000円で、その主なものは利用料収益と管理運営受託収益、雑収益であります。利用料収益は2,752万2,000円、前年対比で1,011万6,000円の減となっています。管理運営受託収益は町からの指定管理料等で3,735万8,000円、対前年比274万5,000円の増、雑収益は479万5,000円で、国、県、町等による持続化給付金等となっております。経常費用は7,023万3,000円で、当期経常増減額は52万9,000円のマイナスとなっております。  続きまして、ゆ~たうん事業会計です。11ページになります。  事業概要でありますが、合理的な維持管理を心がけながら龍鳳閣と同様に施設の設置目的でもある地域活性化、町民の健康づくり、観光振興に努め運営を行っております。  利用者数は2万2,901人で、対前年比5万660人、68.9%の減少となりました。新型コロナウイルス感染拡大による全国緊急事態宣言による臨時休館及び9月中旬からのシャワー配管破損による臨時休館による大幅な利用者の減少、収入減となりました。3月初旬の営業再開からは、#WeLoveキャンペーン等の効果もあり休館前と同等の利用をいただいております。  大幅減収で厳しい運営状況でありましたが、指定管理料の追加措置、さらに国、県、町等による給付金等により乗り切ることができました。  損益状況でありますが、14ページを御覧ください。  経常収益は2,068万円で、そのうち利用料収益は604万3,000円、対前年比1,551万7,000円、72%の減額となっています。管理運営受託収益は町からの指定管理料で1,031万円で、前年対比753万2,000円増で追加措置したものでございます。雑収益は国、県、町等による給付金等で399万5,000円です。経常費用は2,059万6,000円で、当期経常増減額は8万3,000円の増となっています。  次に、売店事業会計の報告ですが、19ページを御覧ください。  売店事業は、冷凍シジミ販売を主体に夏の龍鳳閣でのガーデン営業、イベントでの屋台営業などによる利益確保事業に取り組んでいます。なお、この収益をもって毎年他会計への繰入れを行っております。  総売上げは795万2,000円と、前年対比282万9,000円、26.2%の減収となりました。冷凍シジミの販売は個人客は増えましたが、総額では入荷量が減少し前年度を下回りました。また、新型コロナ感染拡大のため、夏ガーデン営業、屋台営業は中止となりました。  令和2年度の損益状況は21ページになります。売店事業全体の営業収益は866万3,000円、前年対比478万8,000円の減となりました。経常費用も635万3,000円、前年対比368万7,000円の減となり、当期経常増減額は231万円のプラスとなっています。  次に、駐車場管理事業会計の報告ですが、24ページを御覧いただきたいと思います。  事業概要でありますが、これは町が委託している事業ではわい温泉広場の使用、管理に関する協定書に基づき、駐車場の適切な管理運営を行いました。  契約状況は、旅館関係が2件、38台、個人が12件、18台、事業所1件、14台となっております。コロナ禍により旅館の臨時休館した5月、6月は旅館契約の35台の料金を免除する対応を取りました。  損益状況でありますが、26ページを御覧ください。  経常収益は101万4,000円で、ほとんど駐車場利用料です。経常費用は95万2,000円で、当期経常増減額は6万2,000円のプラスになっています。  次に、法人会計の報告でありますが、28ページを御覧ください。  この法人会計は、公社全体に共通する収益や費用を計上する会計であり、収益としては町からの出資金1,000万円の受け取り利息のみとなります。費用は理事会等の費用弁償、館長給与の一部、法人税、税理士や社会保険労務士の委託費などを計上しております。  損益状況でありますが、30ページを御覧ください。  経常収支は849円で、定期預金利息のみとなります。経常費用は95万9,000円で、当期経常増減額が95万8,000円のマイナスとなっております。  以上、5会計を説明しましたが、公社全体のものを32ページから34ページに表示しております。  損益状況については、33ページを御覧ください。  経常収益計は1億6万3,000円であり、経常費用計は9,909万5,000円であり、当期経常増減額は96万8,000円のプラスです。他会計へ振替額では、マイナスとなった会計にはプラス会計から繰入れをしております。  正味財産期末残高は当期経常増減額96万8,000円が加算され、2,163万2,000円となります。  以上が令和2年度決算に関する説明となります。  次に、令和3年度予算について説明をいたします。36ページから令和3年度一般財団法人ゆりはま温泉公社の事業計画を上げています。  龍鳳閣、ゆ~たうんとも第4期2年目の指定管理運営となり、引き続き施設の維持管理の合理化と経費節減に努めながら公社が保有する知識や経験、新しいアイデアを取り入れながらサービス向上や施設の利用促進を図り、顧客満足度の向上や効率的な運営で経営の安定を目指します。  予算としましては、最終の48ページでございますが、全体予算では経常収益予算を1億1,266万円、経常費用予算を1億1,266万円としています。令和3年度は感染症対策を徹底し感染者の防止を図り、コロナ禍収束の折には龍鳳閣では一般利用者やシニア世代の健康づくり目的のリピーター獲得に力を入れ、ユーチューブでの広告強化も考えています。  ゆ~たうんについては、日々の日帰りの銭湯として安心利用していただけるよう集客を図り、知名度を高める周知広報に努めたいと考えております。  以上、ゆりはま温泉公社の経営状況報告でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第13号を終わります。  ここで暫時休憩いたします。              午前11時47分休憩     ───────────────────────────────              午前11時48分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。     ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) 先ほどの町長の挨拶の中で間違ったことが言われましたので、ここで訂正をさせていただきたいということですので訂正をしていただきます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) どうもすみません、失礼いたしました。  先ほど開催に当たっての御挨拶を申し上げた中で、冒頭のところで私、今朝ちょっと追加した分がまずくって、初めての定例町議会ですと。改選前に比べ新たに3人の方をお迎えしての定例会となりましたがということで、これ改選前に比べというのを今朝ちょっと思わず入れてしまったのが誤りでございまして、3人の新人の方をお迎えしてという表現に変えさせていただきたいと思います。大変失礼をいたしました。(発言する者あり)いや、だから磯江さんは元だから新人ではないという解釈で私は申し上げたつもりなんですけど、逆に変えるとすれば改選前に比べ新たに4人の議員さんをお迎えしてでもどちらでもいいと思うんですけども、気持ち的には新たな新人さん3人入られたということを言うつもりだったんで、その「改選前に比べ」を取っていただいて3人の新人を迎えましたとさせていただきたいということでございます。申し訳ありませんでした、失礼いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 報告第14号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第22、報告第14号、令和2年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告についてを議題といたします。  報告を求めます。  教育長。 ○教育長(山田 直樹君) それでは、報告第14号、令和2年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について御報告をいたします。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、令和2年度湯梨浜町教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行いましたので、その結果を御報告いたします。  今回の点検及び評価は、令和2年度湯梨浜町教育要覧に掲げた5つの目標と25の具体的項目について、所管する教育総務課、生涯学習・人権推進課で自己評価を行い、その結果について教育委員及び第三者評価委員の皆様の御意見をいただいてまとめたものです。  評価は4段階評価とし、目的や目標の取組に対する評価とその成果に対する評価をそれぞれ行っております。取組に対する評価基準は、計画どおり実施したものがA評価、ほぼ計画どおり実施できたものがB評価、計画どおりできなかったものがC評価、全くできなかったものがD評価としました。  一方、成果に対する評価基準は目的、目標を達成したものがA評価、おおむね成果、改善が見られたものがB評価、あまり成果、改善が見られなかったものがC評価、ほとんど成果、改善が見られなかったものがD評価としました。  6ページから8ページには重点目標の総括、9ページ以降には各目標に対する25の施策について令和2年度の取組と課題、今後の対応方針、取組に対する評価と成果に対する評価をそれぞれ記述しております。  第三者評価委員の御意見につきましては報告書の終わりに掲載をさせていただいておりますが、これらの御意見を令和3年度事業に反映していきたいと考えております。  点検及び評価の詳細につきましては、各担当課長より御報告させていただきます。以上です。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長より補足説明を求めます。  教育総務課長。 ○教育総務課長(山田 志伸君) それでは、報告第14号、令和2年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について補足して説明をさせていただきます。  平成27年6月策定の教育大綱と平成28年3月策定の第2次湯梨浜町教育振興基本計画で示した5つの重点目標とその目標を実現するための施策、令和2年度につきましては25項目となっておりますが、これらを各年度において教育要覧にまとめ、重点施策として実施をしております。このたび令和2年度の管理執行状況について点検と評価を行いましたので、その結果を報告いたします。  初めに、4ページは点検評価の一覧であります。令和2年度につきましては、5つの目標と25の施策となります。自己点検及び評価の到達度は、先ほど教育長のほうからも説明がございましたが5ページ中段に記載しております。取組と成果のそれぞれについて、AからDの4段階で評価をしております。取組及び狙いごとの成果に対する評価基準は記載のとおりであります。  それでは、重点項目の総括について、初めに教育総務課関係の報告をさせていただきます。6ページをお願いします。  重点目標の総括、目標1、学ぶ喜びが実感できる学校教育の推進であります。令和2年度の全国学力・学習状況調査は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたが、標準学力検査(NRT)の小学校では全ての学年が全国平均を上回り、標準学力調査、中学校ではおおむね各教科において全国平均を上回る結果となりました。小・中学生とも基礎的な学力の定着は見られますが、さらなる学力向上へ向けて研究推進の活性化、授業改善、個に応じた学習支援、家庭学習の充実を図っていく必要があります。  英語教育の推進については、令和2年度から小学校3、4年生の外国語活動、小学校5、6年生の外国語が全面実施となり、児童生徒のコミュニケーションの基礎となる能力の育成を目標に授業参観、研修参加に努めるなど、教員の指導力向上を進めてきました。また、小・中学校ともALTと指導者が連携した授業づくりに努めています。  特別支援教育では、湯梨浜町特別支援教育担当者連絡会、こちらを年2回開催し、関係機関からの情報提供及び情報交換を行うなど園、小・中学校間における切れ目のない支援体制づくりに努めました。また、各学校においては特別支援教育に関する研修会及び発達障がいの児童生徒の情報共有、支援会議の開催などを通して校内支援体制の整備に努めました。就学に当たっては、個別支援会議や学校見学、体験入学、移行支援会議等により園児、児童生徒及び保護者が安心して就学できるよう進めてきました。  不登校対策においては、アセスメントに基づいた組織対応による支援の実施を教育行政目標とし、「新たな不登校を生まない」を合い言葉にスクールソーシャルワーカーを積極的に活用し各校における校内チーム支援体制の構築を目指し、気になる児童生徒についてはケース会議でアセスメントを行い、それに基づき組織として早期対応ができる体制づくりの構築に努めました。  また、前学年までの支援の結果等が指導に生かされるよう引継ぎ方法の見直しを行い、その結果として出現率としては高止まりの状態ではありますが、中学校では2年連続で不登校生徒数が減少に転じております。しかしながら、小学校では不登校の低年齢化が進み、不登校児童が前年度よりも増加する結果となっております。  次に、目標2、優れた教育環境の整備であります。学校運営協議会(コミュニティ・スクール)制度を導入して3年目を迎え、各校とも学校運営協議会長を中心に目標を共有し、地域と共にある学校づくりが進められています。下校中の見守りが必要であるという学校のニーズから、再編成されたオレンジベスト隊の取組も各校の連携により町内への広がりが見られ、この取組による東郷小学校の活動が全国の優良事例として文部科学省に取り上げられました。  また、中学校1年生の総合的な学習の時間では、中学生が郷土芸能等を各保存団体の方々から学ぶ機会が設けられ、中学生が地域の伝統芸能を学ぶとともに各保存会の活性化にもつながるという相乗効果も見られました。  令和3年度からは各学校運営協議会に公民館職員を配置し、学校教育と社会教育が融合し、既に学校に定着している学校支援ボランティア活動をうまく取り込みながら学校、家庭、地域がさらに一体となった地域学校協働活動の推進が期待されるところであります。  少人数学級編制では児童生徒一人一人の理解度や活動の様子、状況が把握しやすく、児童生徒に合った的確な支援、きめ細やかな指導を行うことができました。  続いて、目標3から5につきましては生涯学習・人権推進課より御報告をいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、生涯学習・人権推進課長。 ○生涯学習・人権推進課長(山﨑有紀子君) それでは、目標3、学びとその成果を活用できる社会教育の推進でございます。ふるさと教育の推進では、小学3、4年生を対象とした副読本を見直しして、湯梨浜の文化や自然、産業などを学ぶ環境を整えることができました。  情報モラルの育成については、PTA研修や教職員研修でメディアとの関わりを親子で考える啓発を行いました。  新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止となった事業もありましたが、ポニーの乗馬体験活動で学生ボランティアの関わりを継続することができました。家庭や地域での青少年育成について、今後も様々な工夫を行い取り組んでいきます。  人権教育については、実施時期の調整や感染症対策を行って講演会やセミナーを実施いたしました。実施後のアンケートを活用し、様々なテーマで学習の機会を提供することができました。  一方で、集落における座談会はほぼ中止となったほか、新型コロナウイルス感染症に関連した誹謗中傷など新たな人権問題や課題が生じており、中部3町が連携して啓発に取り組みました。今後も啓発を行っていく必要がございます。  図書館事業については、貸出冊数、利用者ともに減となってしまいました。一方で、鳥取短期大学と連携し地域に伝わる民話や昔話の紙芝居を作成することができました。今後、新しい生活様式に応じた読書活動を推進する中で、作成した紙芝居の活用や幅広い年代の様々なニーズを把握しながら事業の充実を図っていきます。  公民館事業についても、感染対策により中止した事業がございましたが、募集定員を絞るなど対策を行いながら各種教室や講座を開催しました。  地域のにぎわいや人との交流が少なくなる中、身近なところで行う出前講座にも取り組みました。近年、文化サークルや団体数の減少、高齢化に伴う会員数の減少が課題となっていますが、今後も文化団体協議会などと連携して広報を行いながら活動に取り組んでいきます。  芸術や文化の振興については、文化団体との連携による芸能祭りや作品展のほか、成長期の子どもたちが身近な場所で本物の芸術文化に触れたり鑑賞する機会が求められており、工夫しながら取り組んでいく必要があります。  次に、目標の4、スポーツの日常化と健康習慣の定着でございます。生涯スポーツ、グラウンド・ゴルフによる地域活性化については、発祥地大会や国際大会は中止となりましたが、県内の海外留学生や外国籍就労者を元気づけようとグラウンド・ゴルフ国際交流大会YURIHAMA2020を実施いたしました。日本人を含め9か国52人が参加し、競技を楽しみながら交流を図ることができました。1年延期となっているワールドマスターズゲームズ2021関西の機運醸成を図りながら、今後もグラウンド・ゴルフの発祥地としての事業に取り組んでいきます。  ライフステージに応じた運動・スポーツ活動の推進についても、健康習慣の定着や運動不足解消のためのウオーキング教室など、スポーツ推進委員と協力して軽スポーツ教室を実施しました。
     一方で、例年開催している各種スポーツ大会は競技ごとの感染症対策ガイドラインに沿って関係者や団体と協議を重ねたものの、10大会中2大会のみの開催となってしまいました。団体育成やスポーツ振興を図るためにも、町体育協会等と連携しながら可能な時期や方法を工夫しながら取り組んでいきます。  小・中学校の体育では、県の体力・運動能力等調査の結果分析に基づいて学校に握力コーナーを設置したり短時間運動プログラムを業間運動で行ったりと、各校で課題克服に向けた取組が実施されました。  体力、運動能力、運動に対する意識や運動時間等の二極化が見られることから、様々な動きの習得とともに運動や遊びに対する楽しさや喜びを味わい、運動や遊び、スポーツをすることが好きという意識の醸成を図ります。  また、体育や部活動、スポーツ少年団活動以外で自ら進んで運動や遊びを行う子どもの割合が低い傾向にあり、PTAと連携した取組も求められています。  最後に、目標の5、豊かな歴史・文化と伝統の継承でございます。文化財の保存や活用については、羽衣石城跡等の国史跡指定に向けた学術調査委員会を立ち上げ、現地調査を含め本格的な調査や研究を開始しました。また、頻発する異常気象により、国や県指定の文化財に加え数多くの町指定文化財の点検を実施する体制を図る必要があります。  伝統文化の保存と振興については、先ほども教育総務課のほうから報告がありましたが、湯梨浜中学校1年生の総合的な学習の時間で町の伝統芸能団体との体験活動がスタートしました。また、無形民俗文化財保存団体が連携し、各芸能の映像収録や冊子の作成を行いました。ふるさとの伝統芸能のすばらしさや地域のつながりを継承していくため、今後も工夫しながら取り組んでいきます。  最後に、文化財の普及と啓発については、学校と連携した史跡や歴史民俗資料館の見学、公民館事業と連携した歴史文化講座や史跡ウオーキングなど、幅広い年代に関心を持っていただく機会を提供することができました。  歴史文化グループやボランティアガイドなど、新型コロナウイルス感染症の影響で活動が縮小となりましたが、可能な普及活動に今後も取り組んでいきます。 ○議長(浜中 武仁君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(山田 志伸君) 引き続き9ページから50ページにつきましては、ただいま教育総務課、生涯学習・人権推進課それぞれ御説明させていただきましたが、各目標に対する25の施策について令和2年度の取組と課題、今後の対応方針、取組に対する評価と成果に対する評価をそれぞれAからDで自己評価をしているものであります。  取組に対する評価では、105の評価項目のうちA評価が43、全体の40.9%、B評価が48、45.7%、C評価が13、12.4%、D評価が1、1%とA及びB評価が86.6%を占めておりまして、新型コロナウイルス感染症の影響により事業を中止したものもありましたが、これらを除けばおおむね計画どおりに実施できたのではないかというふうに考えております。  一方、成果に対する評価では、56の評価項目のうちA評価が19、33.9%、B評価が23、41.1%、C評価が14、25%、D評価はなしと、こちらもA及びB評価が75%となっております。  新型コロナウイルス感染症の影響による事業の縮小や中止によってあまり成果が見られなかったもののほか、取り組んだけども必ずしも成果につながっていないというものが一部で見受けられます。しかし、全体的にはおおむね取組による成果が見られているのではないかというふうに考えております。  なお、取組が成果につながっていないものにつきましては、その原因を分析して次年度以降の改善につなげていきたいというふうに考えております。  51ページ以降には、教育委員会会議及び教育委員の活動実績を記載しております。教育委員会議は定例会、臨時会を含め計15回開催し、70議案を審議、決定しております。  54ページからは、教育委員の活動実績を記載させていただいております。内容は、小・中学校、こども園への計画訪問やその他主な教育委員活動であります。  最後に56ページ以降ですが、外部有識者3名の第三者評価委員から成る湯梨浜町教育行政点検評価委員会の際に各委員の方々からいただきました意見を記載しておりますので、御覧いただければというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第14号を終わります。  なお、議案第62号から議案第72号までの審議は6月18日に行います。     ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) お諮りします。11日から13日は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、11日から13日は休会とすることに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  14日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。お疲れさまでした。               午後0時10分散会     ───────────────────────────────...