松江市議会 2021-06-28 06月28日-02号
夫は仕事、妻は家事や育児という性別役割分業意識が根強く残っており、夫と妻が同じように働いて同等の収入であっても、妻のほうが家事や育児を多く行っております。負担感を感じた妻は、2人目、3人目の出産を望まず、少子化に拍車がかかります。男女格差を表すジェンダーギャップ指数は、今年も156か国中120位であり、前回2019年12月に公表された153か国中121位で、低迷する状況に変わりはございません。
夫は仕事、妻は家事や育児という性別役割分業意識が根強く残っており、夫と妻が同じように働いて同等の収入であっても、妻のほうが家事や育児を多く行っております。負担感を感じた妻は、2人目、3人目の出産を望まず、少子化に拍車がかかります。男女格差を表すジェンダーギャップ指数は、今年も156か国中120位であり、前回2019年12月に公表された153か国中121位で、低迷する状況に変わりはございません。
教科書では男女平等と教えているというふうに認識をしておりますが、現実には日本の教育ではさまざまな固定的性別役割分業意識があり、男の子は少々活発のほうがいいとか、女の子は従順なほうがいい、男の子は家事などできなくてもよい、女の子はちゃんとできないといけないといった感覚がまだまだ教育現場の空気を支配をしているのではないでしょうか。
そこには男は仕事、女は家庭という性別役割分業意識が深くかかわっています。女性だけに二重、三重の負担がかかるため、仕事と家庭の両立ができず、職場を去る女性が数多くいます。 そこで、次のような環境づくりが考えられるのではないでしょうか。 一つは、性別役割分業意識の是正と、男性の労働の見直しが必要と考えます。