奥出雲町議会 2022-10-25
令和 4年第3回定例会(第5日10月25日)
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第57号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第58号、令和4年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第58号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第59号、令和4年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第59号は、
委員長報告のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 認定第1号 及び 日程第9 認定第2号
○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第8、認定第1号、令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、日程第9、認定第2号、令和3年度奥出雲町
水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について、以上の2議案につきましては、
会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本案につきましては、去る9月28日の本会議におきまして、
予算決算特別委員会へ付託をいたしております。
その審査結果について、
会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
8番、
景山利則予算決算特別委員会委員長。
○
予算決算特別委員会委員長(景山 利則君) 報告書を朗読し、
委員長報告といたします。
令和4年10月25日。令和4年
奥出雲町議会9月定例会。
予算決算特別委員会委員長報告。
奥出雲町議会議長、藤原充博様。
予算決算特別委員会委員長、景山利則。
令和4年
奥出雲町議会9月定例会9月28日の本会議において、
予算決算特別委員会に付託されました認定第1号及び認定第2号の審議経過及び審査の結果について、
会議規則第77条の規定により報告いたします。
記。開催日、令和4年10月5日水曜日。
審査付託議案、2議案。認定第1号、令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について。認定第2号、令和3年度奥出雲町
水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について。
出席委員数、10月5日、12人。
審議経過について。本件は、既に
代表監査委員より決算
審査報告が行われております。これを踏まえ、当委員会は去る10月5日、説明者に執行部全課長に出席を求め、議案審査をいたしました。
審査は、歳入歳出決算総括表、事項別明細書の決算書を対象とし、決算説明書及び
審査報告書などを参考資料といたしました。
審議方法は、
一般会計決算では、歳入は一括し、歳出は各款別に詳細にわたり質疑を行いました。また、奥出雲病院事業を含む11事業
特別会計及び水道事業会計は、担当課ごとにおのおの補足説明確認の後、質疑を行いました。質疑の後、
一般会計・各
特別会計及び水道事業会計ともに一括関連議案として討論を行い、その後、認定の可否を採決いたしました。
2、審査内容(概要)であります。認定第1号、令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について。1、
一般会計の決算状況について。決算収支。令和3年度
一般会計の決算状況では、歳入総額は152億5,944万円で、前年度と比較して4億3,140万円、率にして2.7%の減となっています。一方、歳出総額は148億9,666万円で、前年度と比較して5億8,427万円、率にして3.8%の減となっています。
歳入総額から歳出総額を差し引いた額は3億6,278万円で、これから繰越明許費の財源となる2億4,110万円を引いた1億2,168万円が実質収支で黒字決算となっています。
実質単年度収支は、単年度収支2,809万円の減に、財政調整基金積立金5,636万円と地方債繰上償還金3億4,488万円の黒字要因を加味すると、3億7,315万円の黒字となっています。
歳入。歳入決算額152億円の構成比の主なものは、地方交付税44.2%、
国庫支出金11.7%、町債9.7%、町税7.7%、県支出金7.5%などであります。歳入に占める依存財源の比率は76.7%で、前年度より2.1%の減となりましたが、依然として国や県に依存した財政構造となっています。
歳入決算額で最も構成比の大きい地方交付税は、前年度に比べて4億3,564万円、6.9%の増となっています。
自主財源の柱である町税は11億6,619万円で、昨年度と比べ784万円、0.7%の増となっています。
個別の税目では、新型コロナウイルス感染症の影響等により、個人町民税については1,655万円の減となった一方で、法人町民税は企業業績の回復等により1,123万円の増となったほか、固定資産税のうち国有資産等所在市町村交付金が、新たに島根県所有資産が交付対象に追加されたため1,527万円の増となっています。
町税全体の徴収率は98.91%で、昨年度に比べ0.9%改善しています。
次に、一般財源の状況は、総額が93億888万円で、歳入全体の61.0%を占め、昨年度と比べて1億4,691万円の増、対前年比1.6%増となっていますが、ここから一般財源として決算上取り扱われている地方創生臨時交付金分を控除すると90億8,625万円となり、対前年同比較では4億715万円、4.7%の増となります。
滞納額については、町税をはじめ各種使用料、分担金・負担金等において、ここ数年現年分・過年度分ともに各担当課で積極的な取組がなされ、その成果が上がってきています。
滞納整理については、現年度分滞納者への早期着手及び高額滞納者への対応が強化され、また、徴収技術の向上を図るため、島根県との税務職員の相互併任制度により、滞納処分の共同実施、預貯金を中心とした債権差押え等が実施されています。令和2年度に新型コロナウイルス感染症による減収事業者に対する経済対策として、最長1年間の徴収猶予が制度化され、これを申請された事業者があったため、徴収率が下落した固定資産税も上昇し、町全体の徴収率は前年度に比べ0.85%増となっています。
予算決算特別委員会では、町税の調定済額11億8,211万円に対する町民税、固定資産税等の不納欠損額311万円などについて質疑を行いました。
歳出。歳出決算額148億9,666万円の性質別構成は、投資的経費が20億465万円の13.4%、義務的経費が55億2,347万円の37.1%、消費的経費が50億9,092万円の34.2%、その他経費が22億7,762万円の15.3%となっています。
投資的経費の普通建設事業では、新規事業で横田公園改修事業8,159万円、地方創生臨時交付金を活用した横田庁舎トイレ改修事業1,936万円を実施し、継続事業で道路ストック改修事業、令和2年度繰越明許費を含むものでありますが、1億1,346万円、サイクリングターミナル改修事業1億2,781万円、地域情報化施設整備事業2億6,972万円などの事業費が増額となっています。
一方、公共交通施設整備事業、令和元年度繰越明許費を含むもの、5,616万円、小中学校空調設備整備事業6,248万円、地域学習拠点施設整備事業2億5,675万円などが終了したことにより、前年度と比較して1億145万円の減、対前年比6.1%減となっています。
予算決算特別委員会では、科目ごとに示されている事業についての内容や成果の確認など、多岐にわたって質疑を行いました。
2、
特別会計の決算状況について。
一般会計から奥出雲病院事業を含む11事業
特別会計及び水道事業会計への繰り出し総額は22億1,502万円で、前年度より1億4,837万円増加しています。
繰出額は、
後期高齢者医療保険事業、
合併処理浄化槽事業、水道事業等で減少していますが、国民健康保険事業、介護老人保健施設事業、介護サービス事業、
公共下水道事業、
農業集落排水事業、奥出雲病院事業については増加しています。
国民健康保険事業
特別会計では、医療費抑制につながる特定健康診査におけるインセンティブ制度の導入、健康年齢を用いた効果的な通知勧奨、未受診者への受診勧奨等を行い、個人の受診行動に向けた取組の推進、
公共下水道事業
特別会計、
農業集落排水事業
特別会計では、接続率の向上や
合併処理浄化槽を含めた汚泥処理の広域的な処分による維持管理費の抑制、また、仁多発電事業
特別会計、農業用小水力発電事業
特別会計では、将来にわたる安定した発電量の確保、そして、国営農地開発事業
特別会計では、償還金の滞納整理など、各事業会計にはそれぞれ課題がありますが、10事業
特別会計の総合収支は、各会計いずれも均衡の取れた黒字決算となっています。
奥出雲病院は、喫緊の課題であった医師確保については、新たに医師3名が採用され常勤医師8名となり、そのうち、島根県から自治医科大学出身医師2名が派遣されています。また、令和3年度から訪問看護ステーションを奥出雲病院が運営することとなり、これに併せて総合診療科の医師を中心とした在宅診療センターが立ち上げられ、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ及び訪問栄養が連携して訪問事業ができる体制が整えられました。地域医療連携推進法人、雲南市・奥出雲地域医療ネットワークを、雲南市立病院との間で設立し、分娩や小児科の機能分化を進め、さらには、非常勤医師の派遣協力や、共同して感染や医療安全対策を進めるなど、連携が深められています。
外来・入院患者数等の状況は、外来患者数は1日平均141.6人、年間延べ患者数は3万4,273人で、前年度比較915人の増加、対前年度比102.7%、入院患者数は1日平均105.7人、病床利用率71.4%、年間延べ患者数は3万8,594人で、前年度比較4,053人の増加、対前年度比111.7%となっています。うち、介護医療院は1日平均33.8人、利用率67.5%で、年間延べ利用者数は1万2,320人、前年度比較7,387人の増加、対前年度比249.7%となっています。入院患者数及び介護医療院利用者数は増加、外来患者数も増加となっています。
経営状況については、総事業収益が22億593万円で、前年度比較2億502万円の増収、対前年度比110.2%、収益構成は、介護医療院事業及び訪問看護収益を含む医業収益が16億8,554万円、対前年度比106.5%、医業外収益が5億2,040万円、対前年度比124.3%となっています。
医業外収益は、前年度から比較すると大きく増加していますが、これは不採算地区に立地する病院への特別交付税措置分が
一般会計から繰り入れられたためで、そのほかはほぼ平均並みとなっています。一方、総事業費用は20億6,680万円で、前年度に比べ9,892万円増加し、対前年度比105.0%となっています。
また、本年度は、過年度において奥出雲病院で分娩された方から消費税分を過徴収していたことへの返金、損害遅延金を含むものですが、これが発生したことで、特別損失として247万円が計上されています。
以上により、医業損益は2億9,603万円、経常利益は1億4,161万円、純利益は1億3,913万円となっています。
奥出雲病院は、喫緊の課題であった医師確保について、新たに医師3名が採用され常勤医師が8名となったことで、外来や入院、さらには救急や手術など、町民の皆様に安心して受診いただける体制が整いました。
当院は、本町の中核病院として、また、自治体病院としての使命は大きく、安定した地域医療が提供できる体制づくりに今後も鋭意取り組んでいただくことを期待します。
3、健全化判断比率等について。町財政の健全化判断比率については、
一般会計・各
特別会計及び水道事業会計は全て黒字決算であり、実質赤字比率は非該当となっています。
実質公債費比率、これは
一般会計・各
特別会計及び水道事業会計における公債費等の一般財源に占める割合ですが、単年度で17.3%、3か年平均では14.8%、対前年度比2.2ポイント増加となっていますが、早期健全化基準の25%を下回っています。また、将来負担比率については、早期健全化基準350%が示される中、令和3年度では130.8%となり、対前年度比20.5ポイント減少し、改善しています。
急速に進む少子高齢化、過疎化など、対応が急がれる課題が山積している中、町民生活の向上を図るための様々な行政需要に的確に対処され、人口減少の歯止めによる地域経済の
活性化と、町民誰もが心豊かに安心して暮らせる町の実現を目指し、今後も引き続き計画的、効率・効果的な財政運営に努められることを望みます。
認定第2号、令和3年度奥出雲町
水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について。水道事業会計では、令和3年度の年間配水量は1,496キロ立方メートル、対前年度比97.2%、年間有収水量は1,209キロ立方メートル、対前年度比97.8%となり、有収率は80.83%、対前年度比100.6%となっています。また、年度末における給水人口は1万1,579人、対前年度比97.1%、給水戸数は5,117戸、対前年度比100.1%、水道給水率は98.7%となっています。
損益計算書における収益及び費用においては、収益6億8,153万円、費用6億940万円で、当年度純利益は7,213万円となり、当年度未処分利益剰余金残高は7,429万円となっています。
引き続き、良質な水道水の確保及び安定した水道水供給のため、維持管理費の抑制に努められ、今後一層の経営健全化に努めていただくことを望みます。
3、審査の結果について。認定第1号は、賛成多数により原案を認定としました。
認定第2号は、全会一致により原案可決・認定としました。
以上、
予算決算特別委員会における審査結果、
審査概要を述べ、報告といたします。
○議長(藤原 充博君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、認定第1号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、認定第2号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、認定第1号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
6番、田食議員。簡潔明瞭にお願いします。
○議員(6番 田食 道弘君) 6番、日本共産党の田食道弘です。認定第1号、令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、一括上程されています。私は
一般会計と国民健康保険事業
特別会計の歳入歳出決算の認定に反対する立場から討論を行います。
町議会における決算認定は、可決された予算が正確に執行されたか否か、計数が正確であるかどうかを審査するだけではなく、次年度以降の予算編成に資するために、より広範な角度から住民の立場で行政を評価、検証するものであります。
まず、
一般会計歳入歳出決算についてであります。今、地方は暮らしの困難、福祉、医療、農林業の危機、地域経済の衰退など、深刻な課題に直面し、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大で、医療、福祉、介護の現場、中小業者の経営をはじめ、広く町民の生活は困窮しています。これまで新自由主義的な政策の下、安全安心を脅かすような規制緩和と公共サービスや社会保障の弱体化が全国で進められてきました。しかし、コロナ禍の下で公衆衛生や医療、福祉をはじめとする公共の大切さ、役割が再認識されています。
国政では、年金の減額、医療、福祉サービスの縮減と負担増、消費税の増税や大企業だけが潤う経済政策、TPP、FTAなどの農産物の輸入自由化が進められてきました。東京一極集中政策と合わせ、これらは人口減少や中山間地域の衰退にあえぐ地方の再生に逆行するもので、奥出雲が目指す住民のための町政と相反するものと言わざるを得ません。暮らしを圧迫する誤った政治を町政に持ち込むのか、それとも、それに立ちはだかって奥出雲町政が町民の暮らしと命を守る防波堤の役割を果たし、基本的人権の保障と住民福祉の増進を前面に掲げ、自治体としての積極的な政策を立案し実行するのか、鋭く問われています。
一昨年に続き、新型コロナ感染症対策によって奥出雲町に配分された緊急の財政措置で歳入歳出総額が膨れ上がっているとはいえ、限られた財源の中で創意工夫、町民の協働による町民生活の向上を目指し、予算を正確に執行し、町民のためになっている事業は少なくありません。しかしながら、国の制度改悪から給付抑制、削減などで町民の暮らしを大きく脅かしている事業があります。介護保険の利用料引上げや、払いたくても払えない高過ぎる国保税などはその典型であります。新型コロナ感染症対策の中で保健所と医療機関、医療体制の深刻な問題が改めて取り上げられています。地方の自治体病院での病床削減で、まさに住民の命と暮らしが脅威にさらされています。奥出雲病院も例外ではありません。厳しい町民の生活を反映し、町税収入については11億6,618万円、2年度から3年度では783万9,000円、僅か0.7%の微増です。町民の収入は回復していないのに、消費税増税や公共料金、社会保険料引上げなど、金銭的な負担はかさむばかり、さらにコロナ禍やウクライナ危機、円安進行で物価は暴騰しています。
一方、本町の
一般会計では、実質単年度収支は2年度よりも4,958万円多い3億7,315万円の大きな黒字になっています。そこから地方債繰上償還金に3億4,488万円、財政調整基金への積立金5,636万円を充てて、単年度収支を2,809万円の赤字に落としています。また、今議会で提出された令和4年度
一般会計補正予算案では、3年度
決算剰余金1億2,167万円を歳入の繰越金として計上しています。町民の福祉、命と暮らしを守るための予算執行が本当に徹底されていたのか疑問です。当初計画していなかった町の借金、町債の繰上償還を行う前にもっと町民福祉に使うことができないのか、ぎりぎりまで追求すべきであります。あくまでも町民の願いは生活優先の公共事業、農林業や地場産業の支援、医療・福祉・教育の充実であり、この立場から来年度予算編成を鑑みたとき、
一般会計歳入歳出決算には賛成できません。
次に、国民健康保険
特別会計歳入歳出決算についてであります。国の指導方針である受診抑制や
一般会計からの法定外繰入れ中止などから、本来の国保制度は大きくゆがんだままであります。奥出雲町では、ため過ぎた国保基金を財源に、基金
保有ガイドラインまで下げようと3か年計画、30年度より2年度まで国保税の引下げを行い、さらに3年度もこれを引き継ぎ、コロナ禍での生活困窮を加味し、被保険者1人1万5,000円を引き下げし、納め過ぎた国保税を還元し、高過ぎる国保税の是正に僅かながら前進がありました。3年度の歳入歳出差引き額は213万5,000円の黒字です。保険給付費、医療費の国保会計負担分がその年に幾らかかるかは予測し難いものであります。3年度は会計上とんとんで、何とか収まったという状況であります。しかしながら、計画的に残高を下げてきた国保基金、国民健康保険事業基金は、今なお2億5,898万円もの残高があります。加入1世帯で15万5,824円、被保険者1人当たりでは10万2,606円にもなります。国保税の負担者である町民のために基金をもっと取り崩し、国保税引下げに充てるべきです。国保加入者にとって、近年特にデフレ不況によって収入が目減りし、国保税を払いたくても払えない、暮らしを切り詰めて辛うじて払っているというのが実態であります。ましてや、コロナ禍での収入減や物価高騰による家計費急増などで一層厳しい状況に追い込まれています。奥出雲町の生活実態に見合った保険税実現に努めるべきであります。町政が国保運営により真剣に向き合うことを強く要求いたします。
以上、
一般会計と国民健康保険事業
特別会計の歳入歳出決算認定についての反対討論を終わります。
○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
4番、内田裕紀議員。
○議員(4番 内田 裕紀君) 認定第1号、令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、私は賛成の立場で討論いたします。
このたびの令和3年度奥出雲町各会計歳入歳出決算のうち、まず、令和3年度
一般会計の決算額が、歳入152億5,944万2,000円、歳出148億9,666万円で、道路整備事業、災害復旧事業等の諸事業経費の一部を翌年度に明許繰り越しした2億4,110万3,000円を差し引いた実質収支は1億2,167万9,000円の黒字決算で、歳入決算額のうち、今年度はコロナ対策事業の特別定額給付金給付事業がなくなったため、
国庫支出金は前年度比38.3%減の17億8,608万9,000円となりましたが、地方交付税の追加交付等により、地方交付税が前年度比6.9%増の67億5,057万3,000円で、依然として国や県に依存した財源の割合は76.7%で、自主財源の乏しい本町において、国、県に依存した財政構造になっております。
また、投資事業を行う際の貴重な財源となる町債のうち、令和3年度の臨時財政対策債を除いた借入額は13億820万で、前年度と比べて2.9%の増になっております。また、財政健全化指標の一つである経常収支比率は88.3%と前年度比1%改善しました。さらに、実質公債費比率は14.8%、対前年比2.2%の増になったものの、将来負担比率は繰上償還等の実施等により130.8%と20.5ポイントも改善しております。また、このほか、令和3年度国民健康保険
特別会計をはじめとする全ての
特別会計が黒字決算となっており、継続するコロナ禍の厳しい財政状況の中、しっかりと先を見据えて、様々な行政事情に対し的確に対応し健全な財政運営が図られております。このことにつきましては、監査委員のほうから令和3年度
一般会計各
特別会計決算
審査報告書で詳しく述べられてるとおりであります。
しかしながら、臨時財政対策債を除く現在の地方債残高は146億8,000万もあります。10年前の平成24年度のこの額は213億4,000万円でしたので、66億7,000万円改善されておりますが、改めてこの額が相当な額であるということは周知のとおりであります。今後、小学校統合、校舎整備事業等の大型投資事業や第三セクターの経営改善が図られない場合の損失補償、また、少子高齢化に伴う人口減少対策事業等を実施していく上で、個々の事業の投資対効果をさらに検証し、それに伴うアクションプランを実施していくなど、さらなる厳しい行財政運営が求められていることを改めて申し述べ、私は令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、認定第1号について討論を終わります。
次に、認定第2号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、認定第2号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第8、認定第1号、令和3年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、認定第1号は、
委員長報告のとおり認定されました。
次に日程第9、認定第2号、令和3年度奥出雲町
水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、原案可決及び認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、認定第2号は、
委員長報告のとおり原案可決及び認定とされました。
ここでしばらく休憩といたします。11時ちょうどに再開したいと思います。
午前10時46分休憩
───────────────────────────────
午前10時58分再開
○議長(藤原 充博君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第63号
○議長(藤原 充博君) それでは、日程第10、議案第63号、令和4年度奥出雲町
一般会計補正予算(第9号)提出についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
杠
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第63号 令和4年度奥出雲町
一般会計補正予算(第9号)提出につい
て
───────────────────────────────
○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 歳出のところで、企画費、この総合計画の見直しということでございますけれども、総合戦略見直しということで、その経費での業務委託料として297万円が計上されていますが、この業務委託をするっていうところは、最初にこの計画をつくったところの業者さんに委託されるのかどうかお尋ねをいたします。
○議長(藤原 充博君) 杠
企画財政課長。
○
企画財政課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。総合計画の見直しにつきましては、皆さん御承知のとおり、業務委託、業者のほうに業務委託契約を結んで作成をしておりますので、状況からいたしますと、現在の随意契約を検討しておるところでございます。以上。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
6番、田食議員。
○議員(6番 田食 道弘君) 私は、今回のメインになります園芸資材等価格高騰対策事業についてお聞きしたいと思います。先般の一般質問が最後でしたが、度々私も園芸関係、野菜、ブドウ、花を作っておられる皆さんの応援をと訴えてきましたので、このたびのこの事業について歓迎するものであります。具体的な中身がどういった中身なのか、説明をお願いします。
○議長(藤原 充博君) どちらがされますか。
高橋
農林振興課長。
○
農林振興課長(高橋 千昭君) 御質問にお答えします。このたびの園芸のほうの資材高騰対策につきましては、現在、各生産組合に加入されています皆様方、特に市場出荷を中心にされてる農家さんを中心に今考えております。野菜生産者組合につきましては46戸、三井野原の野菜出荷組合4戸、三井野原の花卉出荷協議会7戸、それから、町ブドウ生産組合10戸、そのほか、組合に加入されていない生産者の皆様方がいらっしゃいますので、おおむね70戸強ということで想定をしております。内容につきましては、本年度の資材高騰額を申告の下でチェックさせていただきまして、前年と本年との上昇率を見させていただきまして、その0.7、7割部分について補助をしたいというふうに思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 6番、田食議員。
○議員(6番 田食 道弘君) 今の件ですけども、前年と本年のその7割部分、これは収入でしょうか、差引きの所得という部分でしょうか。その7割はどちらの7割かということと、おおよそ申請をしていただいて見込みの交付時期はいつ頃かということ、お願いしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 高橋
農林振興課長。
○
農林振興課長(高橋 千昭君) 御質問にお答えいたします。今現在考えておりますのは、確定申告を基に積算をさせていただければと思っておりまして、前年にかかりました資材費について本年と比較するという形でございます。なお、先行しまして、畜産の関係につきましては、飼料高騰対策、既に取り組んでいるということ、あわせて、水稲につきましても一律単価で支援をしておりますので、この経費については除して、実際園芸にかかったものについて積算をしたいと思っております。また、今月から国のほうから始まります肥料につきましては、秋肥、春肥のほうの対策がございますので、こちらのほうを除きました実際の資材の部分で積算をさせていただければと思っております。よりまして、申告を終えてからということでございますので、おおむね2月ぐらいの受付で3月の末ぐらいまでには交付という形になろうと思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかに質疑ありませんか。
4番、内田裕紀議員。
○議員(4番 内田 裕紀君) 私は、予算書6ページ、総務費、企画費の、先ほどもありましたけれども、総合計画策定事業委託料ですけれども、この今、2冊ちょっと持ってきましたけど、第2次奥出雲町総合計画、概要版、これ全戸に配布、それから、こちら、詳細ですが、同じようにこういう形で作られるのか、見直しをね。それと、もう一つ、横田高校、200部ぐらい、高校生全員持ってますけど、その分について増版されるかどうか含めてお聞きします。
○議長(藤原 充博君) いいですか。
杠
企画財政課長。
○
企画財政課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。総合計画の見直しに係る計画書、またダイジェスト版、概要版でございますけども、そちらのほうの印刷についてということでございますけれども、今回、予算のほうに計上させていただきました費用の中に、一応印刷費のほうも見込ませていただいております。現在、一応経費の見積りといたしましては計画書のほう200部、概要版のほうを5,000部ということで見込んではおりますけども、今後ちょっとそこまで要るのかということも議論をしながら、必要な部数をこれからちょっと検討をしてまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
4番、内田裕紀議員。
○議員(4番 内田 裕紀君) 先ほどもお願いしましたが、横田高校生、ああして持ってます。これをぜひともまた同じように配布していただきたいなと思いますので、よろしく。これは私の要望でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 充博君) 答弁はよろしいですか。
○議員(4番 内田 裕紀君) はい、結構です。
○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 民生費のほうで、これもいろいろ電気、ガス、食料品等の高騰対策事業として全体で1,300万、違う違う、計上されておりまして、老人福祉費、それから介護保険費、
障害者福祉費、それから衛生費の中では保健衛生総務費も診療所の関係が載っておりますけれども、これは全て行政サイドの関係のところということになって、民間の施設のところへもう全部こういうふうに支給、給付対象になってるのかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(藤原 充博君) 石原和夫
健康福祉課長。
○
健康福祉課長(石原 和夫君) ただいまの御質問にお答えをいたします。まず、介護サービス事業所につきましては、対象は町内の介護事業所、法人単位を想定をしておりまして、各事業所の種別規模に応じて一律に交付をしたいというふうに考えております。なお、こちらのほうには奥出雲病院の介護医療については入っておりません。
続きまして、診療所、衛生費の保健衛生費、衛生総務費の診療所につきましては、こちらのほうも町内で週5日以上開業をされておられます診療所、歯科を含みます、並びに保険薬局の施設を対象としておりまして交付をするということで考えております。こちらのほうには、奥出雲病院については入っておりません。以上です。
○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 今、答弁の中で奥出雲病院はいずれも入ってないということですが、これは何か別段、ほかにあるんでしょうか。
○議長(藤原 充博君) どっちが答えられますか。病院ですか。
中西
病院事務長。
○
病院事務長(中西 修一君) 奥出雲病院、どうかということでございますが、現在のところ、そういう補助金等を頂くという話は、私のほうは現在存じておりません。
○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。
12番、内田精彦議員。
○議員(12番 内田 精彦君) ちょっと概要書で質問をさせていただきます。この下のほうに民生費、衛生費、
農林水産業費とありますが、補正額に対して国、県の支出金が書いてございますが、支出率、補助っていいますか、そういうことについてちょっと伺いたいというふうに思っております。要するに、民生費の例えば介護保険費、同じ電力、ガス、食料というような理由で、老人福祉費、障害福祉費、全部同じ理由でございますが、補正額に対して県支出額が89%とか87%、86%、逆算でいきますとこういう計算になると思います。まだこれは90%でそれをはした計算でこういうことになるのではないかというふうには思っております。それと、それ衛生費も同じことですが、6の
農林水産業費の1,220万円、
農業振興費ですが、これだけはちょっと率が違うような感じがしますが、この辺のことについて説明をお願いします。
○議長(藤原 充博君) どちらがされますか。
杠
企画財政課長。
○
企画財政課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。先ほど議員の御質問にありました、それぞれの事業に対する交付金の配分ということでございますけども、特に率を基準にしてちょっと配分をしたということではございませんで、それぞれの事業の内容、また一般財源をどうしてもつけなければならないというような、後々の実績報告とも絡んできますけども、ある程度そこの辺を見込みながら一般財源で端数を措置しておりますので、事業、一律に9割というようなちょっと積算の方法は取っておりませんので、御理解いただけたらと思います。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。
質疑ですか。違う。訂正ですね。
高橋
農林振興課長。訂正だそうです。
○
農林振興課長(高橋 千昭君) 先ほど田食議員さんの御質問にお答えしたところにつきまして、一部訂正をさせていただきたいと思います。私、前年の申告と、それから今年の申告とということでお話をさせていただきました。ちょっとこれは予算をつくる際の議論の中のものが頭に残っておりましてこういった発言をいたしましたけども、正確には、今年の資材費から高騰率を引き出すために、国が1月末から2月ぐらいに毎年生産資材の高騰物価指数を統計で出すものですから、この数字を基に高騰比を出しました7割について補助をするという形で予算を組んでおりますので、ちょっと分かりにくいんですけども、要は、生産資材、多岐にわたりますので、これにつきまして一律的な数字というのはなかなか捉え切れないということから、国が出します生産統計をベースに、発表されます統計をベースに高騰率を出しまして、その7割を補助するという形でございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。大変申し訳ございませんでした。
○議長(藤原 充博君) 分かりませんでしたか。
6番、田食議員。
○議員(6番 田食 道弘君) 今の説明でちょっと余計分かりにくくなったんですが、つまり、積算の根拠は分かりました。農家のほうが申請をするのには、最初説明されたような確定申告データに基づいて、いわゆる肥料代を差し引いた残りの経費部分、これの差額の7割という理解でいいんでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 高橋課長。
○
農林振興課長(高橋 千昭君) 大変分かりにくい説明で申し訳ありませんが、おおむねそのような形で理解いただければと思っておりまして、申告書に基づきました内訳書の中の肥料費、飼料費を除いた資材費を出しまして、そこから国が出します統計数字から割り返したものを差額として認識させていただきまして、そこの7割という形で積算をさせていただきたいと思っております。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 分かりにくかったと思います。(笑声)改めて個別でしっかり聞いてくださいませ。
ほかに質疑はございませんか。
9番、内田雅人議員。
○議員(9番 内田 雅人君) 歳入で、今回、国庫補助金の地方創生臨時交付金ですけども、この金額が6,195万3,000円、新型コロナウイルス感染症対応で電力、ガス、食料品の価格高騰緊急支援ということですが、この金額の決定する基準というのは教えていただきたいと思いますが、その高騰分、福祉関係、それから、先ほどありました園芸農家の資材分、そういった高騰分に対しての決定ということ、それを計算して決定していくのかということですね。
衛生費で今回もう一点お聞きしたいんですが、PCR検査の実施事業、これ、高騰分というよりはPCR検査の分だと思いますが、これは財源振替されておりますけども、この交付金から出ていると思います。これは今回、この交付金で可能だったということでしょうか。前回の補助、前回の
補正予算では一般財源でされてたと思います、措置されてたと思いますが、その2つをお聞きしたいと思います。
○議長(藤原 充博君) 杠課長、大丈夫ですか。
杠
企画財政課長。
○
企画財政課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。まず、歳入における交付金の決定根拠というような御質問であったかと思います。この交付金の算定は、我々もちょっと詳しく把握はできませんもんで、いろいろな、多分国のほうではいろんな数値を用いて算出されておると思いますけども、その方法、ちょっと複雑でございまして、我々もちょっと完全に把握できていないというところで、国から示された配分額に従って事業を行っていくというような状況でございます。
それともう一点、2点目でございますけども、感染症予防費におけるPCR検査の実施事業、今回、補正額はゼロということで、財源のほうの変更となっております。これにつきましては、さきに交付をされました国の原油価格高騰対策分であったりとか、そういった以前に措置された交付金がありますけども、そういったそれぞれの交付金で、以前にもちょっとお話をさせていただきましたけども、それぞれに対象事業というのが取決めがされておりまして、そういった中で、このたび重点交付金ということで措置されたわけでございますけども、そういった交付金間の中でちょっと組替えをしながら、適切に交付金が消化、まあ、消化という言い方はいけません、活用できるようにやっておりまして、このたび、以前、原油価格高騰分で措置しておった事業、ほかの事業のものを減らしてこのたびの交付金に振り替える、そこんとこで以前の交付金の財源をコロナのPCRの検査費用のほうに充当し直したというような、ちょっと組替えの調整をしておりますので、ちょっと議員の皆様には大変分かりにくいかと思いますけども、そういったやりくりといいますか、そういった中でのこういった措置を行っております。以上です。
○議長(藤原 充博君) 補足がありますか。
杠課長。
○
企画財政課長(杠 康彦君) すみません、先ほど内田雅人議員に対する交付金の決定根拠というところで、複雑な算定式があるということでお話をさせていただきましたけども、全てがそうというわけではございませんけども、人口や物価の上昇率等を基礎として算定してるというような情報だけは我々のほうには知らされております。詳しい根拠、算式等は示されてはおりません。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 概要書から、予算書でも結構でございますが、ここに農村環境改善センターの管理費で、財源振替ということですが、この1,150万円というのが、今まで一般財源で組まれてたものが、いわゆる交付金で振り替えるということでございましょうが、これ、中身は何でしょうかね。利用される、この予算を使われる内容。振替、例えば今までトイレの改修とかいろいろありましたが、そういうものの予算とはまた違うんでしょうか。この金額について。
○議長(藤原 充博君) どちらがやられますか。誰がやられますか。いいですか。どっちですか。
杠
企画財政課長。まあ、後でまた当てますよ、それじゃあ。
○
企画財政課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。農村環境改善センターの補正、財源の振替ということでやっておりますけども、特に事業内容が変更になったということはございません。財源におきまして、この農村環境改善センターの改修につきましては、
一般会計補正予算(第4号)で措置をさせていただいたところでございます。この際に、交付金を1,000万円、一般財源を1,400万円ばかり、1,400万円弱を一般財源ということで財源措置させていただいておりましたが、先ほども申し上げましたとおり、新たな重点交付金が示された中で、事業の中を組替えをする中で、ハード事業に充当が可能であった、さきの原油価格・物価高騰対応分の令和3年の国の補正分という枠があるんですけども、そういった中で組替えを行いまして、そちらのほうで交付金を捻出と、組替えによってそのハードに充てられる部分を捻出をして、改めて農村環境改善センターの改修費のほうに財源充当をさせていただいたということです。内容については変わりはございません。ただ、財源がちょっと変わったということでございます。以上です。
○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はありませんか。ありませんか。
13番、大垣議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 今ちょっと杠課長から答弁いただきましたが、農村環境改善センターの改修費ということですが、これはセンターの改修の全体の中の一部分でこうなるということなんですか、財源振替をするということなんですか。例えば2,000万かかりますと。そのうちの1,000万、1,150万はこちらのほうで財源振替しますと、そういった内容のもんでしょうか。
○議長(藤原 充博君) 補正第4号のあれじゃないですか。事業の振替じゃないですか。財源。それはどうですか。
杠
企画財政課長。
○
企画財政課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。農村環境改善センターの改修費につきましては、
一般会計補正予算(第4号)におきまして、事業費2,393万6,000円で補正を行いまして、財源の内訳は、そのうち1,000万円が国県支出金、一般財源が、先ほど申し上げましたけども1,400万弱の一般財源を持っておりました。この1,400万円の一般財源をこのたび交付金のほうに、このうち、全額ではございませんけども、1,150万円を交付金のほうに振り替えさせていただいたと、そういった流れでございます。以上でございます。
○議長(藤原 充博君) 大丈夫ですか。
○議員(13番 大垣 照子君) よく分かりました。
○議長(藤原 充博君) 分からないとこはまた別に聞いてあげてください。
ほかに質疑はございませんか。ありませんか。ないですか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) ありませんか。討論なしと認めます。よって、議案第63号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
日程第10、議案第63号、令和4年度奥出雲町
一般会計補正予算(第9号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第11 閉会中の
継続審査及び継続調査の申し出について
○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第11、閉会中の
継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。
お諮りをいたします。
会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査の申出があっております。申出のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査とすることに決しました。
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○議長(藤原 充博君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。
これにて令和4年
奥出雲町議会9月定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午前11時36分閉会
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