雲南市議会 > 2020-09-29 >
令和 2年 9月定例会(第6日 9月29日)

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  1. 雲南市議会 2020-09-29
    令和 2年 9月定例会(第6日 9月29日)


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    令和 2年 9月定例会(第6日 9月29日)   ────────────────────────────────────────    令和2年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第6日)                            令和2年9月29日(火曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第6号)                        令和2年9月29日 午後1時30分開議 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 議会広報聴特別委員会報告 日程第6 島根原子力発電対策特別委員会報告 日程第7 雲南市議会ICT化検討会議報告 日程第8 発議第5号 雲南市議会委員会条例の一部を改正する条例について 日程第9 発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書 日程第10 発議第7号 国土強靱化老朽化対策等社会資本整備の推進を求める意見書 日程第11 議員の派遣について 日程第12 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────
                  本日の会議に付した事件 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 議会広報聴特別委員会報告 日程第6 島根原子力発電対策特別委員会報告 日程第7 雲南市議会ICT化検討会議報告 日程第8 発議第5号 雲南市議会委員会条例の一部を改正する条例について 日程第9 発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書 日程第10 発議第7号 国土強靱化老朽化対策等社会資本整備の推進を求める意見書 日程第11 議員の派遣について 日程第12 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────                出席議員(21名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 藤 原 政 文       11番 西 村 雄一郎       12番 土 江 良 治       13番 安 井   誉       14番 細 田   實       15番 藤 原 信 宏       16番 堀 江   眞       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 周 藤 正 志       22番 山 﨑 正 幸      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(1名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 三 原 修 三  書記 ──────── 吾 郷   静                      書記 ──────── 高 木 作 真      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 原 田 正 俊 総務部長 ────── 内 田 孝 夫  政策企画部長 ──── 西 村 健 一 防災部長 ────── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 須 田   弘 健康福祉部長 ──── 狩 野 明 芳  産業観光部長 ──── 嘉 本 俊 一 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 西 川   徹 会計管理者 ───── 河 角 郁 夫  水道局長上下水道部長 細 木 弘 志 教育部長 ────── 佐 藤 慎 治  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  田 中 孝 治  木次総合センター所長  菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 杉 原 律 雄  吉田総合センター所長  和 泉 博 之 掛合総合センター所長  小 川 浩 平  総務部次長 ───── 末 次 治 良 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午後1時30分開議 ○議長(山﨑 正幸君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 各委員長報告 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第1、委員長報告を行います。  各委員会に付託した議案及び請願・陳情の審査結果について、各委員長からの報告を求めます。  最初に、総務常任委員長、3番、松林孝之君。 ○総務常任委員会委員長(松林 孝之君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                      総務常任委員会委員長 松 林 孝 之               総務常任委員会審査報告  議案第76号 雲南市新型コロナウイルス感染症対応基金条例の制定について  議案第77号 雲南市消防団員の定員、任免、報酬、服務等に関する条例及び雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について  議案第78号 雲南市新築住宅に対する固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例について  議案第82号 雲南市三刀屋農村環境改善センター条例の一部を改正する条例について  議案第84号 雲南市土地開発公社定款の変更について  本委員会は、令和2年9月10日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  それでは、本委員会に付託された議案5件について、9月15日に委員会を開催し、7名の委員で審査を行いました。詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  議案第78号、雲南市新築住宅に対する固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例について。  平成26年に制定した本条例は、新築住宅固定資産税課税免除するものであり、住宅の取得期限を令和3年1月までとしていたが、コロナの影響で住宅建築の工期が全国的に遅れており、適用を受ける方が減ることが見込まれることから、1年延長するものです。  質疑では、1年延長し、コロナの終息状況を鑑みてとあるが、再延長はあるのかとの問いに、総合計画に掲げる人口の社会増を施策として始まったものであり、その他の様々な施策との関連もあることから、再延長は考えていない。また、本年度上半期申請状況と1年延長による効果はとの問いに、同時期の年末までの申請件数70件に対し、現時点58件であり、大きく落ち込んではいないが、の住宅供給公社の情報では全体として若干落ち込んでいるとのことから、工期の遅れがあると判断し、延長するものであるとの答弁でした。  事業費を必要としない施策であり、新築を考える方には大きなメリットがある事業、延長のPRが重要であると意見を付しました。  議案第76号、雲南市新型コロナウイルス感染症対応基金条例の制定について。  令和3年度以降、新型コロナウイルス感染拡大に向け対策費を積み上げるものです。原資は国からの交付金で、次年度の基金積立て、計画策定、運用は令和4年までが条件とされています。本市は、FTTH化事業引込み工事への充当を計画しているとの説明がありました。  質疑では、新たな基金ではあるが、どの程度の予算規模か、一般財源からの積立てもあるのか、また、最終となる令和4年度に残額が生じた際にはどうなるのかとの問いに、予算規模は4億円程度、一般財源の積立ては現状考えられない。残額は、利息も含め、基本は国庫返納であるとの答弁でした。  新型コロナ対策に伴う様々な事業に対し、財源不足とのことであり、コロナ対策事業の進捗に影響が出ないよう、国へ強く要望するよう求めました。  議案第77号、雲南市消防団員の定員、任免、報酬、服務等に関する条例及び雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について。  雲南市消防団からの組織再編検討報告を踏まえ、定員の削減と機能別消防団員制度の導入に向け条例改正するものです。内容は、基本団員機能別団員に区分し、機能別団員は市長が定める特定の任務に限り従事するとしています。  質疑では、機能別団員の年齢は70歳以下とあるが、採用時点か、また、消防団の経験を有する者以外で必要な知識を有する者とは、またその任務の内容はとの問いに、機能別団員は、満70歳に達した日以後における最初の3月31日をもって退職する。必要な知識を有する者とは、消防署員OB等が対象である。昼火事を想定していることから、任務は基本団員に準じるが、消防出初め式などには出席を求めない。火災訓練等は必要に応じて分団長の判断に基づいて対応していくとの答弁でした。  来年4月の制度開始であるが、有事の際の現場において指揮命令系統に混乱が生じないよう、団と協議を重ね、任務、活動内容を明確に示すべきと指摘しました。  主な審査状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された議案5件は、全会一致で原案どおり可決すべきと決しました。  以上、総務常任委員会の報告とします。 ○議長(山﨑 正幸君) 次に、教育民生常任委員長、6番、矢壁正弘君。 ○教育民生常任委員会委員長(矢壁 正弘君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    教育民生常任委員会委員長 矢 壁 正 弘              教育民生常任委員会審査報告  議案第79号 雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  議案第80号 雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  議案第86号 令和2年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議案第87号 令和2年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
     議案第90号 令和2年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、令和2年9月10日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    教育民生常任委員会委員長 矢 壁 正 弘               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第142条第1項の規定により報告します。     ───────────────────────────────  受理番号、請願第2号。件名、透析患者への通院支援を要望する請願書。審査結果、採択すべきもの。  令和2年9月定例会教育民生常任委員会委員長報告。本委員会に付託された議案5件について、9月14日に委員会を開催し、7名の委員で審査を行いました。詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  議案第79号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。  本条例改正は、上位法の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行されたことに伴い、条例の一部を改正するものです。  この条例については昨年も改正があったが、今回はそれ以上の緩和措置が図られたということか、利用調整などを優先的に取り扱う対策とはどういうことかとの問いに、この条例は毎年のように緩和措置が取られている。昨年よりさらに緩和された。利用調整とは、こども園、保育園、幼稚園に入所する際に調整を行うが、家庭的保育事業所を利用されていて3歳になり卒園される際に優先的に入所の措置を取ることであるとの答弁でした。  また、本市内に該当の事業所はあるのかとの問いに、該当する事業所はないとの答弁でした。  議案第80号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。  本条例改正も、議案第79号と同じく、上位法の改正に伴い改正するものです。  本条例改正認定地域型保育事業にも、議案第79号で説明のあった家庭的保育事業が含まれていて、重複しているのではとの問いに、議案第79号は家庭的保育事業を行う際の認可に伴う条例改正であり、本条例改正は事業を行う際の給付について正しく運用されているかをはかるもので、両方に同様の条文が改正されているとの答弁でした。  議案第90号、令和2年度雲南市病院会計補正予算(第1号)。  コロナ対策で赤字が膨らんでいるが、このままでいけば当期の損益は10億円程度の赤字が見込まれる。対策を含め、今後のめどはとの問いに、今回の補正は6月までの実績で行っているが、7月から8月の患者数は把握しているので、リスクシナリオを立て、見直した。補助金がない場合は8億3,000万円の赤字となり、満額確保できれば6億3,000万円の赤字になるが、キャッシュフローでいけば3,500万円程度得られ、内部留保資金は1億円の減とはなるが、自力で返済できる。ただ、これ以上になれば厳しい状況になるので注意していくとの答弁でした。  また、補助金を得るための働きかけはとの問いに、と協議中であり、確定していない。引き続きへの情報収集を続けながら対処していくとの答弁でした。  議案第86号、令和2年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第87号、令和2年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、特に質疑はありませんでした。  主な審査状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された議案5件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続きまして、請願・陳情の報告をいたします。  請願・陳情審査報告。請願第2号、透析患者への通院支援を要望する請願書について。  現在、本市が行っているのは、非課税世帯自立通院をしていらっしゃる方への公共交通費の半額を支援するもので、不十分であり、透析患者の皆様の御苦労を考えると何らかの支援はしていかなければならない。要旨にも透析患者通院へのより現実に即した支援策を望むとあり、本市全体を対象とし、公平性、バランスを考えた支援策をよい方向で検討すべきとの意見があり、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しました。  以上、教育民生常任委員会の報告といたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 次に、産業建設常任委員長、5番、原祐二君。 ○産業建設常任委員会委員長(原 祐二君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    産業建設常任委員会委員長 原   祐 二              産業建設常任委員会審査報告  議案第81号 雲南市空き家等対策の推進に関する条例の制定について  議案第88号 令和2年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)  議案第89号 令和2年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号)  本委員会は、令和2年9月10日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  令和2年9月定例会産業建設常任委員会委員長報告。本委員会に付託された議案3件について、9月11日に委員会を開催し、6名の委員で審査を行いました。詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  議案第81号、雲南市空き家等対策の推進に関する条例の制定について。  本条例は、利用可能な空き家を積極的に活用するとともに、管理不全となる空き家の発生を抑制し、周辺環境の保全を図るためのものです。  緊急安全措置に要した費用は空き家等の所有者に請求するとされているが、未払いの場合の措置はとの質疑に対し、所有者等による改善が図られない場合は代執行、裁判による請求が考えられるとの答弁でした。  行政の税金による費用負担はできないのかとの質疑に対し、国土交通省老朽危険空き家に対する除却補助金の要件を満たす条例制定を行い、助成制度を検討していきたいとの答弁でした。  空き家対策協議会の委員15人以内については、NPO法人からの選出理由はとの質疑に対し、空き家の利活用による地域の活性化を図るため、地域のまちづくりに携わるNPO法人から選出をしたいとの答弁でした。  条例には、空き家等の所有者の責務、市民等の役割が規定されているため、責任と役割についての市民周知を求めました。  次に、議案第89号、令和2年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。  収益的収支、原水及び浄水費140万7,000円は、受水契約単価の改定による受水費です。9月補正での見直し理由契約単価の決定方法についての質疑に対し、当初予算では3年間の平均単価81.23円を受水単価と見込んでいたが、3月以降に契約水量による受水費が示されたため、9月に補正を行った。契約単価は資本費と運転管理費によって算出をされ、契約水量に基づいた単価、令和2年度は900立方メートル、86.31円、令和3年度以降は1,000立方メートル、80.57円が算出され、示されたとの答弁でした。  主な審査状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された議案3件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、産業建設常任委員会の報告とします。 ○議長(山﨑 正幸君) 次に、予算審査特別委員長、13番、安井誉君。 ○予算審査特別委員会委員長(安井 誉君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    予算審査特別委員会委員長 安 井   誉              予算審査特別委員会審査報告  議案第85号 令和2年度雲南市一般会計補正予算(第5号)  議案第91号 令和2年度雲南市一般会計補正予算(第6号)  本委員会は、令和2年9月10日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会に付託された議案2件について、各分科会に委託し、それぞれ審査を行い、その状況について、9月25日に予算審査特別委員会を開催し、各分科会長からの報告を受け、質疑、討論、採決を行いました。審査の経過と内容の主な点について口頭で報告をいたします。  議案第85号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第5号)における主な分科会報告は、総務分科会長から、財産総務管理事業149万3,000円は、ポリ塩化等廃棄物運搬処理に関わる業務委託費であります。  質疑では、PCB廃棄物の運搬のことでありますが、委託先はどこか、また処理経費の内訳との問いに対しまして、北九州市の業者であり、処分費が90万円余り、運搬費は59万円余りであることの答弁があった。  市有施設のどこで発生したか、このような施設はほかにもあるのかの問いに、加茂町中村団地、旧大東総合センター、旧掛合総合センターにおいて古い蛍光灯の安定器が発見されたものであり、今後も古い市有施設解体において発生する可能性があるとの答弁があったと報告がありました。  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6,861万円が今回補正に計上され、これまでの総額4億8,000万円余りが予算化されております。感染症対策事業が拡充されている一方、通常の事業補助や交付金の国の持ち出し割合の減少も起こっている。計画の中、事業進捗に影響が出てはならないが、今後の見通しはとの問いに、国はこれまでの第1次、第2次の補正を行ったが、第3次補正も検討しているとの情報を得ているとのことです。これまで交付を受けたものを原資として一時的に活用することも視野に入れ、事業進捗に努めるとともに、財源確保を国に求めるとの答弁があったと報告がありました。  次に、教育民生分科会長から、ICTを活用した教育支援実証事業1,000万円は、吉田中学校で児童生徒1人1台の端末配備に向け、AI教材等を活用した授業実践や教職員研修おんせんキャンパスでの遠隔教育等実証事業を実施するものであります。  吉田中学校でのGIGAスクール構想の実証に当たる教職員の指導者としてのレベルは大丈夫かとの問いに、事業内容の中に外部人材を活用した教職員研修費を50万円計上している。学校と教育委員会で組織するICT推進委員会の中で意見交換会や研修を実施し、現場の先生方が実際に授業を行うときに即指導できるようにしていきたいとの答弁であった。また、インフラ整備の面は大丈夫かとの問いに、一斉に使用しても大丈夫とは思っているが、実際に使用してみなければ分からない。学年別で使用したり、全学年一斉に使用したりして検証をしていく。また、家庭でも使用するもので、保護者の同意等を得たり実証していくとの答弁があったと報告がありました。  次に、産業建設分科会長から、農業者緊急支援事業補助金2,140万円は、新型コロナウイルス感染症の影響に対する農業者への支援に関わる補助金であります。被害対象戸数と周知の徹底方法はとの質疑に対し、被害戸数は、JAと連携し、水耕野菜及び産直野菜関係会員は400名程度と把握している。被害農家へは市からの通知、広報及び告知放送により周知を徹底するとの答弁でありました。  商業・サービス業感染対策支援事業2,000万円は、市内事業者新型コロナウイルス感染防止対策事業等に関わる経費を支援するための補助金であります。市内事業所支援事業の取組内容はとの質疑に対し、の随伴事業、上限80万円であり、マスクや間仕切りの、またつい立てなどもあるが、空気清浄機や空気清浄機能付エアコンの設置や感染症対策として部屋の修繕など大きな事業の申請が多いとの答弁でした。設備投資をされたお店には、が始めた感染症防止に取り組むお店のステッカーを貼ってもらい、需要喚起が必要ではないかとの質疑に対し、ステッカー事業には経費等も必要であり、ステッカー事業の推奨のための検討をしているとの答弁であったと報告がありました。  続いて、議案第91号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第6号)における主な分科会報告は、教育民生分科会長から、保育所、放課後児童クラブ等の従事者応援協力金支給事業3,690万円は、単独施策であり、本市も財政負担と、と協力して行う事業であります。緊急事態宣言中に子供の預かりを実施した保育園、こども園、幼稚園、児童クラブで5日以上の勤務実績のある職員に1人当たりが2万5,000円、市が2万5,000円、合計5万円を支給する事業であるとの答弁があったと報告がありました。  特に質疑、討論はなく、採決の結果、議案第85号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第5号)及び議案第91号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第6号)は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で予算審査特別委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(山﨑 正幸君) 次に、決算審査特別委員長、19番、小林眞二君。 ○決算審査特別委員会委員長(小林 眞二君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                    決算審査特別委員会委員長 小 林 眞 二              決算審査特別委員会審査報告  議案第83号 令和元年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  認定第 1号 令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 令和元年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 令和元年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 令和元年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 令和元年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 令和元年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 令和元年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 8号 令和元年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について  認定第 9号 令和元年度雲南市病院事業会計決算認定について  本委員会は、令和2年9月10日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決及び認定すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  それでは、審査の経過及び結果について、口頭で報告をいたします。  9月4日に開会した9月定例会初日に議長及び監査委員を除く19名で構成する決算審査特別委員会を設置し、9月10日の本会議において議案1件、認定9件の付託を受け、同日、各分科会に委託し、それぞれ審査を行いました。  各分科会では、提出された歳入歳出決算書、同事項別明細書及び決算附属資料、主要施策の実績、また事務事業マネジメントシートから重点事業を抽出し、議決した予算が適正に執行されたかどうか、議決した趣旨と目的に従い適正かつ効率的に施行されたかどうか、さらに、施策の有効性、公平性、費用対効果、不用額の妥当性等について慎重に審査を行いました。  そして、9月25日に決算審査特別委員会を開催し、各分科会長から報告を受け、質疑、討論、採決を行いました。審査の結果、認定第1号、認定第2号及び認定第3号については賛成多数で、議案第83号と認定第4号から認定第9号までの認定6件については全会一致で認定すべきものと決定しました。  これから審議内容について報告をいたします。  初めに、令和元年度の決算の概要についてであります。
     一般会計の歳入総額は313億600万円余、歳出総額は309億3,000万円余であり、前年度に比べ歳入は6.1%の増、歳出は6.7%の増となりました。また、翌年度に繰り越すべき財源3,200万円余を差し引いた実質収支は3億3,000万円余の黒字でありました。  歳入のうち、市税をはじめとする自主財源は70億3,000万円余、構成比は22.5%、一方、地方交付税をはじめとする依存財源は242億6,000万円余、構成比は77.5%であります。  令和元年度末における一般会計と特別会計を合わせた市債の残高は495億3,000万円余と依然として高水準にあるものの、財政健全化判断比率の状況については、実質公債費比率、将来負担比率とも基準を下回っています。  本年度も大規模事業が集中していること、普通交付税の一本算定や人口減少などの影響を踏まえ、今後も財政健全化に向け着実に取り組み、財政の弾力化を図るよう求めます。  次に、各分科会長から口頭で報告があった主な点について申し上げます。  まず、総務分科会では、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、1つに、消防用機械器具整備事業について、ポンプ車、小型ポンプ積載車の配備の基準は何か、また、今後の車両更新において早期発注とあるが、配備にはどれくらいの期間が必要かとの問いに、基準については、団員数に応じた車両の配備をしており、ポンプ車は15人で1台、小型ポンプ付積載車は12人としている。期間については、消防車両は特殊車両のため製作期間を十分に担保する必要があるため、本年度は5月に発注し、来年2月に納入予定との答弁でありました。  また、団員の確保の観点から、操法大会の訓練参加は大きなハードルとなっており、本年度は新型コロナウイルス感染症により消防操法大会が中止となったが、来年度以降の大会実施に対し検討が必要ではないかとの問いに、消防団と協議、検討を行った上、の消防協会とも協議するとの答弁でありました。  2つ目には、雲南広域連合運営事業についてであります。夢ネットは、雲南市・飯南町事務組合の所管であり、奥出雲町の番組は見られないが、広域連携の観点から、情報の共有策として連携してはどうかとの意見に、現在は飯南町と雲南市、のケーブルテレビ協会と連携し、事務組合では番組制作について、年2回、番組審議会を開催している。他事業との関連もあることから、今後、検討するとの答弁でありました。  また、事業費が前年度比1,300万円増加しているが、その具体的な内容はとの問いに、給与システムの更新、会議室の音響更新、パソコンのオペレーションシステムの更新などでおおむね1,000万円、また、広域処理の多様化、地域づくり、観光などでの業務量の増加に対応するため、派遣職員ではなく、スキルを持ったプロパー職員を増やすための負担金増額によるものとの答弁でありました。  次に、教育民生分科会では、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定については、教育費負担金の給食負担金が109万円の収入未済となっているが、徴収についての手だてはとの問いに、督促状を発送しているが、なお納めていただけない場合は、電話や自宅に伺ってお願いしている。また、コロナ禍の影響で未収額が増えるのではとの問いに、滞納されている方はほとんど同じ方であり、特にコロナ禍の影響はないとの答弁でありました。  認定第9号、令和元年度雲南市病院事業会計決算認定について。5億円の赤字が計上されている。これはコロナ禍の発生前の時点であるが、こういう状態はいつまで続くのか、さらには、コロナ禍が続けば8億円の赤字となる予想だが、改善策はとの問いに、減価償却費が非常に重くのしかかっており、5億から6億円程度の償却が10年近く続く。こうした状況の中では、一般会計からの繰出金が得られたとしても、10年間での黒字化は非常に難しいが、対策としては、キャッシュフロー経営を重視していきたいとの答弁でありました。  次に、産業建設分科会では、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、土木費の道路橋梁費で730万円余という多額の不用額が発生しているが、その理由はとの問いに対し、繰越工事において高額な工事があったため、工事請負費に多額の不用額を計上した。今後は繰越額のしっかりとした精査に努めるとの答弁でありました。  議案第83号、令和元年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。令和元年度の利益は、料金改定時の試算額と比較するとどうなのかとの問いに対し、料金改定時の予測9,041万円に対し、決算額の経常利益は9,038万円であり、ほぼ予定どおりであったとの答弁でありました。  また、有収率88.7%は前年度と比較すると0.2ポイント下がっているが、建設改良積立金を活用し、改善を図るべきではとの問いに対し、総給水量及び総有収水量の減少により有収率は下がったが、漏水量は極端に増えてはいない。今後の課題として、更新計画のストックマネジメントで検討するとの答弁でありました。  以上が各分科会での審査概要であります。各分科会において様々な意見、提言がなされました。これらの意見、提言は、追って事務事業評価書にまとめ、提出いたします。反省すべき事項や改善項目、提案が今後の予算編成、施策の立案、実施につながることを求めます。  本年2月に国内で発生した新型コロナウイルス感染症は、今後も広範囲にわたる影響か懸念され、終息の見通しがつかない状況が続いています。執行部におかれましては、迅速かつ適切な感染症対策に努めるとともに、経済対策にも十分配慮しながら、安心・安全に暮らせる雲南市の実現を図られるよう期待して、決算特別委員長報告といたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 以上で委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第2、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、委員長報告に対する質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 討論 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第3、討論を行います。  討論は、議案と請願・陳情とに分けて行います。  最初に、議案について行います。  議案に対する討論は、条例その他と予算と認定の3区分に分けて行います。  最初に、議案第76号、雲南市新型コロナウイルス感染症対応基金条例の制定についてから議案第82号、雲南市三刀屋農村環境改善センター条例の一部を改正する条例についてまでの条例7件、議案第84号、雲南市土地開発公社定款の変更についての定款1件、計8件の条例その他について行います。  条例その他について、原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、条例その他に対する討論は終わります。  次に、議案第85号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第5号)から議案第91号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第6号)までの予算7件について行います。  反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、これで予算に対する討論を終わります。  ここで、討論の途中ですけど、暫時休憩し、14時30分再開といたします。               午後2時19分休憩     ───────────────────────────────               午後2時30分再開 ○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。  先ほど決算審査特別委員会委員長、小林眞二君の発言に誤りがあって、訂正したい旨がありましたので、これを許します。  小林眞二君。 ○決算審査特別委員会委員長(小林 眞二君) 失礼をいたします。先ほどの決算審査の発言の中で、産業建設分科会での認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についての中で、土木費の道路橋梁費7,300万円余と言うところを730万というふうな発言をしましたので、訂正いたしまして、改めて7,300万円ということで訂正していただきたいと思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 引き続き討論を行います。  次に、議案第83号、令和元年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての一般事件1件、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号、令和元年度雲南市病院事業会計決算認定についてまでの認定9件、計10件の認定について行います。  認定について、原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 1番、日本共産党の上代和美でございます。認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号、令和元年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号、令和元年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、この3つの認定について反対討論を行います。  まず、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。  安倍前首相による経済政策アベノミクス、そして10月からの消費税10%への増税により、ますます格差の拡大が起こっており、市民の生活はますます厳しくなるという状況です。本決算が、市民の生活困窮をはじめ、生活の困難さを軽減する、すなわち地方自治体の第一義的な役割である福祉の増進により一層資するものであるのかどうかをこういう視点で見てまいりました。  第1に、消費税増税に関わる手数料値上げが組み込まれておりました。市民の自主的な活動が推進されなければなりませんが、市民負担を増やすものとなりました。  第2に、高い国民健康保険料を何とかしてほしいという声に応えて、他の保険と比べておよそ倍の保険料となるこの国保料の軽減のために、一般会計からの繰入れをすべきです。  第3に、農業を何とか続けたい思いのある小規模農家を含めた全ての農業者を対象とした支援をすべきです。国が進める農業施策だけでは中山間地農業は守れません。  第4に、子育て支援が必要です。格差拡大で子供の貧困が見られます。給食負担金の現年分44件、滞納繰越分42件、世帯があります。保護者の不安や子供たちの心配がないように、給食負担金の補助などを含めた支援が必要です。  第5に、人権政策についてです。同和教育を全ての人権教育の根底に据えて特殊化、別格化する立場ではなく、人権教育は憲法を基礎に据え、同和教育も含め、全ての人権問題は平等に扱うべきです。偏りがあるのは問題です。  本決算は、市民要求に沿う内容も含まれておりますが、以上の点を指摘し、反対を表明をいたします。  次に、認定第2号、令和元年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  令和元年度は本算定で保険料4%の引下げとなっています。加入者にとっては負担が減っていますが、本来、協会けんぽなどに比べ、大変保険料が高いです。全国知事会が1兆円の国からの支援を要求しているように、そもそも国の負担がどんどん減らされ、国保会計が立ち行かないというのが現状です。一般質問でも取り上げましたが、基金を取り崩して保険料負担の軽減に充てるべきでした。令和元年度は予算では取り崩す予算でしたが、全て基金に戻し、約4億2,800万円の基金残高になっています。市民の切実な声を聞くべきです。  よって、この予算には賛成できません。  次に、認定第3号、令和元年度……。 ○議長(山﨑 正幸君) 決算。予算じゃなくて決算です。 ○議員(1番 上代 和美君) 失礼しました。よって、この決算には賛成できません。失礼しました。すみません。  次に、認定第3号、令和元年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。  後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで負担増と別枠の診療報酬による差別医療を押しつける悪法です。速やかに制度を撤廃し、元の老人保健制度に戻すべきです。国の制度ではありますが、財源がないからという理由で国が推し進めるなら、戦闘機の爆買いなどをやめて、真に国民の命と健康を守る財源に充てるべきです。  よって、本決算に反対を表明し、反対討論を終わります。 ○議長(山﨑 正幸君) ただいま反対討論がありました認定第1号、認定第2号、認定第3号に対する賛成者の発言を許します。  初めに、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 認定第1号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、認定第1号についての討論を終わります。  次に、認定第2号、令和元年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 認定第2号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、認定第2号についての討論を終わります。  次に、認定第3号、令和元年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 認定第3号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、認定第3号についての討論を終わります。  ほかの議案について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、これで認定に対する討論を終わります。  次に、請願・陳情について討論を行います。  教育民生常任委員会に付託した請願・陳情について行います。  請願第2号、透析患者への通院支援を要望する請願書について討論を行います。  請願第2号、透析患者への通院支援を要望する請願書に対する委員長報告は、採択すべきものです。  請願に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、これで請願第2号に対する討論を終わります。  以上で請願・陳情についての討論を終わります。  以上で討論を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 表決 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第4、採決を行います。  採決は、議案と請願・陳情に分けて、委員長報告ごとに行います。  最初に、総務常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま総務常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案5件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、総務常任委員会付託議案の5件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、教育民生常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案5件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会付託議案5件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、産業建設常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案3件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会付託議案3件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、予算審査特別委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま予算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案2件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会付託議案2件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、決算審査特別委員会付託議案について行います。  反対討論がありました議案3件について、電子表決によって採決を行います。  初めに、議員席の参加ボタンのみを押してください。  最初に、認定第1号について採決を行います。  認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成多数で、認定第1号、令和元年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり可決されました。  次に、認定第2号について採決を行います。  認定第2号、令和元年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成多数で、認定第2号、令和元年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり可決されました。  次に、認定第3号について採決を行います。  認定第3号、令和元年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、原案に対する賛成者の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(山﨑 正幸君) 投票の結果、賛成多数で、認定第3号、令和元年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま決算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案10件のうち認定第1号、認定第2号、認定第3号を除く議案7件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会付託議案10件のうち認定第1号、認定第2号、認定第3号を除く議案7件は、委員長報告のとおり可決及び認定されました。  以上で議案に対する採決を終わります。  次に、請願・陳情について行います。  請願・陳情の採決は、起立によって行います。  教育民生常任委員会に付託した請願第2号、透析患者への通院支援を要望する請願書について行います。  請願第2号に対する委員長報告は、採択すべきものであります。  請願第2号について、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(山﨑 正幸君) 起立全員であります。よって、請願第2号、透析患者への通院支援を要望する請願書は、採択することに決定をいたしました。  以上で請願・陳情に対する採決を終わります。  以上で採決を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議会広報聴特別委員会報告 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第5、議会広報聴特別委員会報告についてを議題といたします。  議会広報広聴特別委員長からの報告を求めます。  議会広報広聴特別委員長、4番、中村辰眞君。 ○議会広報広聴特別委員会委員長(中村 辰眞君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                             議会広報広聴特別委員会                             委員長 中 村 辰 眞              議会広報聴特別委員会報告  議会広報広聴特別委員会が、平成30年12月定例会での構成替え後、2年間取り組んできた経過概要を報告いたします。  本委員会は、雲南市議会基本条例の制定にともない、これまでの広報誌の編集及び発行だけでなく、広く市民の声を聞く広聴活動にも力を入れ、議会活動に生かすことを目的とし、幅広い議会広報広聴活動の推進を行ってきました。  まず、議会報告会の改革についての取り組みとして、市民より率直な意見交換を行うため、それまでの「議会報告会」から「議会と語ろう会」と名称を変更しました。  同時に、視覚効果を取り入れ、よりわかりやすくするためにパワーポイントを活用し、説明することにしました。  この「議会と語ろう会」については、本年年頭より蔓延し始めた「新型コロナウイルス感染症」のために、本来行うべき3月定例会分を中止としたために、2年間で2回10会場、延べ204名の参加をいただき140件に及ぶ貴重な意見をお聞きし、整理分類し、市政、議会運営に反映してきました。  これまでの課題であった、語ろう会の開催先が各地域の自主組織を対象としていることから、同じ会場での開催が重なるなどのマンネリ化問題は依然として残っております。  次に、市議会だより「雲南」の編集については、市民の皆様に読みやすい誌面づくりを第一に考えてきました。ただし、一般質問の原稿は本人の考えや表現を尊重し、基本的に手を加えずに市民の声を代弁する議員の姿をありのままに公開することとしました。  また、新たな取り組みとして、令和元年5月から一般質問の内容をインターネットで配信することの検討を始め、同年10月にはインターネット配信の先進地である山口下関市議会及び山陽小野田市議会を視察しました。その後、視察の振り返りを行い、雲南夢ネットを招いての勉強会等も開催し検討を深めました。また、同年12月にはインターネット配信に関する陳情もあり、令和2年3月定例会の本会議において、全会一致で採択されました。  当初は、本年中の配信を目指していましたが、「新型コロナウイルス感染症拡大防止」の観点から、委員会の開催が困難な時期があり、大幅に予定が後退してしまいましたが、本年2年8月5日に委員会を開催し、画像ソースは雲南夢ネットの中継映像を使用し、画像解像度変換及び配信作業は外部委託をするとした方向性を決めました。  具体の運用については、次期議会広報広聴特別委員会に引き継ぎます。  最後に、2年間の活動を終了するにあたり、議会広報広聴特別委員会の機能を最大限に発揮させるためには、全議員の協力、各常任委員会、特別委員会の連携体制が不可欠であることを申し添え委員会報告と致します。     ─────────────────────────────── ○議長(山﨑 正幸君) 報告が終わりました。  議会広報広聴特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、議会広報広聴特別委員長報告に対する質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 島根原子力発電対策特別委員会報告 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第6、島根原子力発電対策特別委員会報告についてを議題といたします。  島根原子力発電対策特別委員長からの報告を求めます。  島根原子力発電対策特別委員長、10番、藤原政文君。 ○島根原子力発電対策特別委員会委員長(藤原 政文君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                          島根原子力発電対策特別委員会                             委員長 藤 原 政 文            島根原子力発電対策特別委員会報告  平成30年11月29日に開催された平成30年12月定例会において委員会の構成替えがあり、その後、平成31年1月18日、島根原子力発電所、原子力安全協定、原子力災害時の避難計画の現状について中国電力、執行部の説明を求める委員会を開催し、以後、5回の委員会を開催しました。
     委員会では、主に、中国電力株式会社及び執行部から島根原子力発電所2号機・3号機新規制基準に係る適合性審査の状況、1号機の廃止措置状況、避難計画等の説明を受け議論しました。  島根原子力発電所に関わる現在の状況について申し上げます。  1号機の廃炉については、計画的に進められており、今後もスケジュール通りに進められる状況にあります。  2号機の適合性審査状況は、審査項目の大部分が終了していますが、防波壁の設計方針を見直すこととし、今後、防波壁の強化、地盤改良工事が進められます。  なお、規制庁から中国電力株式会社に対し、見通しの甘さ等の指摘もありました。  3号機の適合性審査については、一昨年、国に対して申請していますが、2号機の審査が概ね終了しなければ具体的な審査には入れない状況です。  次に、島根原子力発電所サイトバンカ建物の巡視業務の未実施に関する件について申し上げます。  この件については、令和2年5月22日開催の委員会において中国電力株式会社から説明を受けました。  その説明に対し、委員からは、事実関係、今後の対策、協力会社を含めた企業体質、企業間関係等についての質疑や意見が出されました。その上で、雲南市議会として島根原子力発電所の安全確保を求める決議をすべきと全委員が合意し、本年6月定例会本会議において「島根原子力発電所の安全確保と早期の安全協定締結を求める決議」を発議し、全会一致で可決いただいたところです。  さらに、9月16日開催の委員会では、同件に関し中国電力株式会社からあった調査報告の概要について執行部から説明を受けました。  委員からは、この報告を受け、市としての対応について質疑があり、執行部より「中国電力株式会社の責任において、今回作成された防止対策に対するチェック体制を安全文化醸成の中で、協力会社と一体となった取り組みを求める」との要請を市長が行ったとの答弁がありました。  委員会としても、関係企業一体となった取り組みにより原子力発電所の安全性、再発防止を求めるものであります。  また、このほか雲南市原子力専門会議の開催状況と同会議の情報開示についての質問に対し、執行部より現地視察はしているが、会議は開催していないこと、定期的に会議を開催すること及び情報開示の必要性を認識しているとの答弁がありました。  次に、視察について報告します。  令和元年11月、青森県六ケ所村にある日本原燃株式会社原子燃料サイクル施設5施設の内、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、再処理工場の4施設を視察しました。  ここは、使用済み核燃料の再処理・加工、廃棄物の管理・埋設が行われる施設ですが、あくまでも中間貯蔵施設の位置づけとなっています。最終処分施設は、未だに決まらない状況にあり、今後もその動向には十分注視していかなくてはならない状況です。  なお、「立地自治体並みの安全協定」を締結された水戸市も視察する予定でしたが、豪雨災害に被災され、中止せざるを得ませんでした。  次に、陳情審査について報告します。  平成31年2月14日、「えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)」から提出された「原子力発電所の再稼働の際、UPZ範囲内にあるすべての道府県及び市町村の事前了解を要件とするよう強く求める意見書を国に提出することについての陳情」は、3月7日に審査を行い、全会一致で採択すべきものと決し、意見書を国に提出する発議をし、本会議において全会一致で可決いただきました。  以上、委員会、視察、陳情について報告いたしましたが、島根原子力発電所から30km圏内にある雲南市にとって、1号機の廃炉、2号機の再稼働、3号機の新規稼働、そして、実効性のある避難計画、立地自治体並みの安全協定の締結は、市民の生命、生活に直結する重要な課題であることから、雲南市議会として今後も十分に議論していく必要があるということを申し上げ、委員会報告といたします。     ─────────────────────────────── ○議長(山﨑 正幸君) 島根原子力発電対策特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、島根原子力発電対策特別委員長報告に対する質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 雲南市議会ICT化検討会議報告 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第7、雲南市議会ICT化検討会議報告についてを議題といたします。  雲南市議会ICT化検討会議委員長からの報告を求めます。  雲南市議会ICT化検討会議委員長、3番、松林孝之君。 ○雲南市議会ICT化検討会議委員長(松林 孝之君)     ───────────────────────────────                               令和2年9月29日  雲南市議会議長 山 﨑 正 幸 様                           雲南市議会ICT化検討会議                             委員長 松 林 孝 之             雲南市議会ICT化検討会議報告  雲南市議会ICT化検討会議では、現在の情報化社会において、効率的で迅速な議会運営・議案審議、情報の共有、議会の活性化など、市民に開かれた議会の実現とさらなる議会改革を推進するために、タブレットの導入に向け調査研究を行ってきました。  平成30年12月定例会において中間報告を行った後も、5回の検討会議を重ね、その間、先進的に取り組まれた東かがわ市議会の視察、機器の導入とプロポーザルによる会議システムの業者選定を行い、令和元年9月定例会より試験導入しました。  導入にあたり、議会及び執行部と合同の研修を2回行い、導入当初には紙媒体と、データ配布を併用することで、議会運営にも支障をきたすことなく試験運用が実施できました。  その後、タブレットに関する議員アンケートを実施し、機器運用の範囲や規則、情報提供及び開示の方法について検証し、今定例会初日に会議規則の改正を行い正式導入となりました。  今後も議場や委員会室における使用の範囲は、議会運営に支障をきたさないことを前提に、ペーパーレス化を進めることが重要です。  タブレットの導入効果は、市民へ分かり易い情報発信、ペーパーレス化の推進、多様化する災害時の情報交換等が挙げられますが、特に、新型コロナ感染症が蔓延し新しい生活様式が求められ、これまでの日常が非日常になった今、リモート会議やオンライン会議の導入も検討しなければなりません。  実施には執行部との協議と同時に、議員個々のスキルアップ及び議会運営等の課題を解決しなければなりませんが、情報化社会における新しい議会のあり方として推進しなければなりません。  議会は如何なる社会情勢に立たされようと、市民の負託に応えることこそ重要であります。  最後に、今後も議会活動の公正性及び透明性の確保、市民の多様な意見の市政への反映に寄与すべく、雲南市議会基本条例に則り、議会及び議員の活動原則を踏まえた議会に資するため、議会情報の発信とICTの積極的活用推進に取り組むことが重要であることを申し述べ、雲南市議会ICT化検討会議の報告と致します。     ─────────────────────────────── ○議長(山﨑 正幸君) 報告が終わりました。  雲南市議会ICT化検討会議委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、雲南市議会ICT化検討会議委員長報告に対する質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 発議第5号 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第8、発議第5号、雲南市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  発議第5号について、提出者からの説明を求めます。  14番、細田實君。              〔14番 細田 實君説明〕     ───────────────────────────────  発議第5号 雲南市議会委員会条例の一部を改正する条例について     ─────────────────────────────── ○議長(山﨑 正幸君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第5号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第5号は、委員会付託を省略することに決定をいたしました。  次に、討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第5号、雲南市議会委員会条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第5号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 発議第6号 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第9、発議第6号、地方財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。  発議第6号について、提出者からの説明を求めます。  3番、松林孝之君。              〔3番 松林孝之君説明〕     ───────────────────────────────  発議第6号 地方財政の充実・強化を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(山﨑 正幸君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第6号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第6号は、委員会付託を省略することに決定しました。  次に、討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第6号、地方財政の充実・強化を求める意見書については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第6号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 発議第7号 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第10、発議第7号、国土強靱化老朽化対策等社会資本整備の推進を求める意見書を議題といたします。  発議第7号について、提出者からの説明を求めます。  5番、原祐二君。              〔5番 原 祐二君説明〕     ───────────────────────────────  発議第7号 国土強靱化老朽化対策等社会資本整備の推進を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(山﨑 正幸君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第7号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第7号は、委員会付託を省略することに決定をしました。  次に、討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第7号、国土強靱化老朽化対策等社会資本整備の推進を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、発議第7号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議員の派遣について ○議長(山﨑 正幸君) 日程第11、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、会議規則第166条の規定により、お手元に配付したとおり派遣することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付したとおり議員を派遣することに決定をしました。  お諮りいたします。ただいま決定した議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に一任いただきたく思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長に一任いただくことに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 委員会継続審査調査の件 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第12、委員会の閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。  各委員長から、委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、会議規則第112条の規定により申出がありました。  お諮りいたします。各委員会の要求により継続審査及び調査に付すべき案件については、お手元に配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(山﨑 正幸君) 以上をもって本定例会に提出の案件はここに全部終了いたしました。  ここで、速水市長から発言を求められておりますので、これを許します。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 9月4日から本日まで26日間にわたって開催されました雲南市議会9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  先ほどは本議会に提案をいたしました全ての議案につきまして可決いただき、誠にありがとうございました。  また、今期間を通じて賜りました御意見、御指摘につきましては、しっかりと受け止め、これからの市政に生かされなければならない、改めて存じたところでございます。  続きまして、新型コロナウイルス関連についてでございますけれども、新型コロナウイルス感染症は、全国的に見ますと感染者数が落ち着きつつあることから、国は、19日からイベント人数の制限緩和を行ったほか、10月からGoToトラベルに東京発着を加えるなど、社会経済活動の制限をさらに緩和することとしております。  このような中、感染拡大を抑えつつ社会経済活動を維持、再生していくためには、市民一人一人が家庭や職場など生活の様々な場面で感染防止対策を徹底することが何よりも重要になります。市民の皆様には、引き続き、感染者が多数発生している地域との往来に当たっては十分に注意していただくとともに、感染防止の3つの基本、身体距離の確保、マスクの着用、手洗いの徹底並びに3つの密、密閉、密集、密接の回避をお願いをいたします。  また、新型コロナウイルス感染症対策として休館要請を行った指定管理施設に対しまして協力金等を支給する事業や予防に取り組むお店を支援する事業などに係る予算5,500万円余を今後専決処分したいと考えておりますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いをいたします。  さて、私にとりましても、議員の皆様におかれましても、今議会閉会後、11月末に任期が終了いたします。任期中、市政運営に当たりまして、献身的な御尽力と建設的な御意見、御提言を賜りましたことに対しまして、衷心より敬意を表し、感謝申し上げる次第でございます。  議員の皆様におかれましては、前回の選挙以来、市民の負託に応え、4年間、市政の進展と市民生活の向上のため御奮闘されましたこと、感慨はひとしおであろうと拝察いたします。  次期選挙は議員定数19名で選挙が行われることになりますが、今回勇退される議員におかれましては、市議会の議席を離れられましても、在職中と変わることなく、何かと御指導、お力添えを賜りますようお願いを申し上げます。  引き続き御出馬を予定されている皆様方におかれましては、市民の皆様の意見、要望を十分に取り入れられ、それぞれの皆様が見事当選を果たされますことを願うところでございます。  結びに、私は今任期をもって退任をいたします。雲南市誕生から4期16年、市長として率先垂範し、課題解決に懸命に努めてまいりましたが、これもひとえに市民の皆様をはじめ市議会議員の皆様、市役所職員の皆様のお支えがあったればこそであり、誠に感謝の念に堪えません。  今後は、雲南市のさらなる発展を真に願うとともに、市民の皆様の御健勝を心より御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(山﨑 正幸君) 議会から代表して一言御挨拶を申し上げます。  令和2年雲南市議会9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会は、9月4日から26日間の会期で開催し、全議案を慎重に審査し、原案どおり可決、認定して閉会いたしました。皆様の御理解と御協力によりスムーズな議会運営に努めることができましたことに感謝を申し上げます。  さて、速水市長におかれましては、今定例会が最後の議会となるようであります。  速水市長は、新生雲南市の初代市長として、卓越した政治手腕を発揮され、全市の均衡ある発展と融和に向けて粉骨砕身、力強く行政の推進に全力を傾注され、創成期の発展の礎をしっかり築かれました。合併当初、厳しい財政難に直面し、それを打破するため苦渋の財政非常事態宣言を発せられましたが、市民の皆様の御理解と抜本的な歳出構造の転換と経費削減を断行し、いち早く財政の健全化を果たされました。また、国の方針として示された合併10年後に計画されていた交付税の一本算定による交付税の大幅な削減額の見直しを全国の合併自治体の先頭に立ち、国へ積極的に働きかけを行い、その7割を復元されましたのは、本市のみにかかわらず、全国の合併自治体に大きな恩恵を与えられました。このような財政下にあっても、基盤整備の平準化を図りつつ、新庁舎建設、市立病院の改築、国民宿舎清嵐荘の改築、温水プールの整備、そして中心市街地活性化事業などなどの大型事業を着実に成し遂げられました。そして、時代の要請である市民と行政による協働のまちづくりに向けて、地域自主組織を立ち上げ、小規模多機能自治を全国のお手本にまで育てられました。また、子ども・若者・大人・企業チャレンジの連鎖によるまちづくりや幸雲南塾の開設により、持続可能なまちづくりを力強く展開されました。  人口の社会増への挑戦、また、地方創生は道半ばとなりましたが、懸命な行財政運営と何事にも積極果敢にチャレンジされた速水市政の16年間の御尽力に対し、心より賛辞を表します。御苦労さまでした。残りの任期、健康には十分御留意され、お元気でお務めになり、有終の美を飾られんことを願ってやみません。  また、議員の皆様には、議会改革に向けて大所高所から御指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。その一環として、議員報酬の見直しや議員定数の見直し、また議会報告会にパワーポイントを活用するなど、開かれた議会に向けて精力的に取り組んでいただきました。そして、情報化社会に対応するため、いち早くタブレットを導入するなど、一定の成果が得られたものと思います。これもひとえに議員の皆様の御理解と御協力のたまものであり、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。  私ごとですが、この2年間、議長という大役を務めさせていただきましたが、皆様のお支えにより無事務めることができました。衷心より厚く感謝を申し上げます。ありがとうございました。  今後の雲南市は新市長に託されることとなりますが、現況のコロナ禍において、感染防止対策や冷え込んだ地域経済の活性化などの財政負担に加え、事業税や住民税などの税収減が懸念され、厳しい行財政運営が予想されます。健全財政を堅持しつつ、市民の負託に応えられ、本市のさらなる発展を期待し、御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)  これをもって令和2年雲南市議会9月定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。               午後3時32分閉会     ───────────────────────────────...