安来市議会 > 2017-03-01 >
03月01日-01号

  • "原子力防災対策"(/)
ツイート シェア
  1. 安来市議会 2017-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 安来市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    平成29年第 88回 3月定例会             平 成 29 年 3 月 定 例 会平成29年3月1日(水曜日)            出 席 議 員 ( 2 0 名 ) 1番 三島 静夫君      2番 向田  聡君      3番 澤田 秀夫君 4番 佐々木厚子君      5番 丸山 征司君      6番 作野 幸憲君 7番 樋野 智之君      8番 原田貴与子君      9番 田淵 秀喜君 10番 石倉 刻夷君      12番 永田 巳好君      13番 金山 満輝君 14番 嶋田 豊昭君      15番 井上 峯雄君      16番 佐伯 直行君 17番 中島 隆夫君      18番 上廻 芳和君      19番 遠藤  孝君 20番 梅林  守君      21番 田中 武夫君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 1 名 ) 11番 岩田 拓郎君            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 木村 慎治君   事務局次長 細田 孝吉君   主幹   野口 賢哉君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     森 脇  光 成君 副市長     井 上    博君      教育長     勝 部  慎 哉君 市立病院病院長 小 川  東 明君      政策推進部長  横 田  一 道君 広瀬地域センター長              伯太地域センター長         岩 田  理 詞君              太 田  健 司君 総務部長    清 水  保 生君      市民生活部長  板 持  功 毅君 健康福祉部長  内 田  修 次君      農林水産部長  石 井  信 行君 建設部長    小 林  勝 則君      上下水道部長  仁 田  隆 敏君 教育部長    奈良井  丈 治君      消防長     池 田  志 信君 市立病院事務部長蒲 生  安 生君      政策推進部次長 宮 田    玲君 総務部次長   池 田  周 一君      健康福祉部次長 原 田    誠君 総務課長    前 田  康 博君      財政課長    村 上  和 也君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第1号)                        平成29年3月1日(水)午前10時開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 市長の施政方針表明第4 議第 3号 安来市過疎対策事業債等償還基金条例制定について第5 議第 4号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について第6 議第 5号 安来市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について第7 議第 6号 安来市立保育所条例の一部を改正する条例制定について第8 議第 7号 安来市立赤江保育所の指定管理者の指定の議決の一部変更について第9 議第 8号 財産の無償譲渡について第10 議第 9号 安来市就農者定住促進賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定について第11 議第10号 安来市執行機関である委員会の委員並びに委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について第12 議第11号 安来市単独住宅条例の一部を改正する条例制定について第13 議第12号 過疎地域自立促進計画の変更について第14 議第13号 市道路線の廃止について第15 議第14号 市道路線の認定について第16 議第15号 平成28年度安来市一般会計補正予算(第6号)第17 議第16号 平成28年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)第18 議第17号 平成28年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)第19 議第18号 平成28年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)第20 議第19号 平成28年度安来市電気事業特別会計補正予算(第2号)第21 議第20号 平成28年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第3号)第22 議第21号 平成28年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)第23 議第22号 平成28年度安来市水道事業会計補正予算(第4号)第24 議第23号 平成28年度安来市病院事業会計補正予算(第1号)第25 議第24号 平成29年度安来市一般会計予算第26 議第25号 平成29年度安来市国民健康保険事業特別会計予算第27 議第26号 平成29年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算第28 議第27号 平成29年度安来市介護保険事業特別会計予算第29 議第28号 平成29年度安来市電気事業特別会計予算第30 議第29号 平成29年度安来市下水道事業特別会計予算第31 議第30号 平成29年度母里財産区特別会計予算第32 議第31号 平成29年度井尻財産区特別会計予算第33 議第32号 平成29年度赤屋財産区特別会計予算第34 議第33号 平成29年度安来市水道事業会計予算第35 議第34号 平成29年度安来市病院事業会計予算第36 承第 2号 安来市水道事業等に従事する職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて第37 承第 3号 安来市立病院の職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて第38 請願文書表            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第38まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時12分 開会 ○議長(田中武夫君) おはようございます。 定足数に達しておりますので、これから第88回安来市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(田中武夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、19番遠藤孝議員、20番梅林守議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(田中武夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日1日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、会期は3月22日までの22日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(田中武夫君) 日程第3、市長の施政方針表明を議題といたします。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 皆さんおはようございます。 第88回安来市議会定例会の開会に当たり、市政運営の基本的な考え方と平成29年度の主要施策について申し述べます。 初めに、本市を取り巻く情勢についてであります。 1月20日、アメリカ合衆国では全世界の注目を集める中、トランプ大統領が誕生しました。TPP離脱を初めとするトランプショックと言われる保護主義的な経済政策は、今後どのような影響を世界に及ぼすのか、極めて不確実であり、予断を許しません。グローバル化する経済の中でビジネスを続ける本市の企業、事業者、生産者にも少なからず影響を及ぼすものと思われます。現段階で先行きを予測することは困難な状況でありますが、引き続きその動向を注視していきたいと考えております。 今、市内では未来に向けたつち音が響いています。総合文化ホール「アルテピア」や新安来庁舎が5月に完成します。また、民間企業の設備投資も進み、個人住宅も住宅補助により建設が進んでおります。 こうした中、将来を見据えた都市基盤整備を目指し、当初予算の編成を行いました。新しい庁舎を起点に、「人が集い 未来を拓く ものづくりと文化のまち」の実現に向け、結婚、出産、子育て支援、産業振興、住環境向上、魅力的な地域形成を軸とした安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略事業を初め、各分野の重点事業を着実に進め、市民の皆様が住みよさを実感できる持続可能なまちづくりに邁進してまいる所存であります。 ここで、平成29年度の主要施策の説明に先立ち、当初予算案の概要を申し述べます。 平成29年度の地方財政対策につきましては、昨年11月29日に閣議決定された平成29年度予算編成の基本方針の中で、地方の一般財源総額は平成28年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的な同水準を確保することとされ、結果として62兆803億円が確保されたところであります。 このたびの平成29年度の予算編成に当たりましては、第2次安来市総合計画の将来像、「人が集い 未来を拓く ものづくりと文化のまち」の実現に向けた施策や安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略による人口減少対策、そして私が市政を担う3期目の基本方針に基づいた安来市の創生を目的とした施策への取り組みを、重点的かつ着実に推進することとしています。中期財政計画を踏まえ、緊急性、必要性の高い事業を最優先し、所要の経費について予算措置を行いました。 歳入では、地方交付税及び地方消費税交付金の落ち込みがあるものの、市税において固定資産税の伸びが見込まれ、臨時財政対策債を含めた一般財源総額は、対前年度比1.04%増の164億4,100万円余りを見込んだところであります。 一方、歳出面におきましては、新生児聴覚検査費助成の新設、小児予防接種事業の拡充、乳幼児医療費助成、不妊治療費助成、定住支援事業など各種人口対策事業の継続実施や、7月末から業務を開始する新安来庁舎建設事業、9月にオープンを予定している総合文化ホール建設事業、工業団地整備事業、中海ふれあい公園整備事業を初めとする継続中の重点事業に所要額を措置しました。その結果、一般会計の当初予算総額は、対前年度14億3,000万円減の277億7,000万円となります。 それでは、平成29年度の主要施策の概要につきまして、順次ご説明申し上げます。 まず、保健・医療・福祉分野について申し上げます。 市民の健康づくりにつきましては、地域医療に関心を持つ児童・生徒をふやすため、児童・生徒に医療従事者による講義等を行う地域医療教育推進事業を拡充するとともに、医師、看護師等の医療従事者の市内就職、定着を図るための医学生、看護学生と医師等による地域医療を守る交流会の開催や、骨髄等の提供者となった方への助成金を交付する安来市骨髄移植ドナー支援事業を新たに実施するなど、安心して利用できる医療サービスを提供してまいります。 また、市立病院におきましては、新改革プランの案をまとめたところであります。市民の理解を得ながら経営改革を確実に実施し、持続可能な病院経営とし、引き続き地域に必要な医療を提供してまいります。 地域福祉につきましては、社会生活を送る上でさまざまな困難を有する子供、若者やその家族等の相談に応じて支援を行う子ども・若者総合相談支援など、地域社会福祉の増進に努めてまいります。 高齢者福祉につきましては、新たに組織する在宅医療・介護連携支援センターにより、医療と介護の両方を必要とされる状態の高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、在宅医療と介護を一体的に提供するための必要な支援を行ってまいります。また、交通機関を利用することが困難な寝たきり等の在宅高齢者への外出支援サービスや特別養護老人ホーム伯寿の郷改修工事を初めとしたインフラ整備などにより、高齢者福祉の充実に努めてまいります。 障がい者福祉につきましては、地域の相談支援の中核的な役割を担う拠点として、総合的な相談業務を実施する安来市基幹相談支援センターを既存の市内相談支援事業所に設置し、支援体制を今まで以上に充実してまいります。 次に、子育て・教育・文化分野について申し上げます。 子育て支援につきましては、平成28年度までに指定管理による運営を行ってきた安来市立赤江保育所を民間法人に譲渡し、譲渡先法人が認可申請を行っているあかえこども園の大規模改修事業に対し助成を行います。そして、新生児聴覚検査費用の助成、新たに安来市出生児へ記念品贈呈を実施するなど、地域全体で出産、子育てを応援する機運の醸成と施設整備により、安心して産み育てる環境をつくってまいります。また、本年度から中学3年生までの無料化に拡充した乳幼児等医療費助成につきましても、引き続き支援するなど子育てを強力にサポートしてまいります。 学校教育につきましては、普通教室へのエアコン設置を本年度完了させるなど、安全で快適な教育環境を整備してまいります。 生涯学習につきましては、結集!しまねの子育て協働プロジェクト支援事業として、学校支援活動、放課後支援活動、家庭教育支援、人材養成講座などを実施し、子供たちを地域全体で育む環境づくりを進めていくため、学校、家庭及び地域と連携、協働に努めてまいります。また、市内の均衡ある発展と図書館機能の充実を図るため、市立広瀬図書館整備に向け、整備基本設計を策定してまいります。 スポーツ活動につきましては、新たに安来市民体育館耐震改修工事の設計及び老朽化したスポーツ施設の改修工事などを進め、本市のスポーツ文化を支える環境整備に取り組んでまいります。 文化・芸術活動につきましては、安来市総合文化ホール「アルテピア」の9月の開館に向け、建設工事を進めております。開館後の半年間は市主催で歌舞伎公演を初めさまざまな事業を計画するなど、市民の皆さんが文化芸術に親しみやすい環境づくりを進めてまいります。 また、史跡富田城跡につきましては、千畳平、馬乗馬場地区の石垣、車の視界を遮る樹木の伐採、ガイダンス機能を持たせるための歴史資料館改修工事などの整備を進めます。さらに、ボランティアガイド養成や観光案内業務の充実を図り、地域のシンボル、生涯学習の場としてはもとより、観光資源として誘客を推進してまいります。 次に、防災・防犯分野について申し上げます。 消防防災対策につきましては、高規格救急自動車の更新や小型ポンプ付積載車の導入、山佐分団消防拠点施設の建設、防火水槽の整備などにより、各種の災害に迅速に対応できる体制を強化することにより、被害の軽減を図ってまいります。 また、原子力防災対策につきましては、先般本市を含む原発周辺3市と中国電力は、島根原子力発電所に係る出雲市民、安来市民及び雲南市民の安全確保等に関する協定を締結、原子力安全対策について一歩前進をしたところであります。今後も立地自治体並みの安全協定の締結を目指すとともに、原子力防災訓練を行うなど、万が一事故が発生した際に迅速かつ適切な対応がとれる体制を構築してまいります。 次に、産業・観光・雇用分野について申し上げます。 農林水産業振興につきましては、全国的に注目を集める就農定住パッケージ事業による担い手の確保と園芸産地の活性化などを図るとともに、地域おこし協力隊員による地域おこし活動を支援し、農業、農村の活性化と定住促進を進めてまいります。 また、伐って使って植えて育てる循環型林業の推進による雇用の創出や中海における水産資源の再生支援にも引き続き取り組んでまいります。 そして、ことし9月7日から宮城県で開催されます第11回全国和牛能力共進会には、既に本市の能義和牛育種組合が島根県代表として出品されることが決定しています。優秀な成績をおさめ、安来和牛の名声を高めることができるよう、支援を行っていく考えであります。 生産基盤の整備につきましては、大塚地区及び安田地区のほ場整備を継続して推進するとともに、新たに平成29年度新規採択地区として、吉田地区及び宇賀荘第3地区の農地整備事業に着手します。また、基幹農道である大郷農道整備の推進と中山間地域総合整備事業による農業用施設の補修、更新等の再整備に取り組む調査を引き続き実施してまいります。 商工業振興につきましては、産業サポートネットやすぎによる新規事業や技術、商品開発、販路拡大などの支援や、安来市の代表的な集積産業である特殊鋼関連産業を初めとするものづくり企業における新製品及び新技術の開発並びに取引拡大の支援による市内商工業の活性化に取り組んでまいります。また、新たな工業団地整備に向け計画を進めるとともに、オーダーメイド貸工場の建設、企業等の新設、増設への支援などにより、企業誘致や雇用の創出に取り組んでまいります。さらに、やすぎ懐古館一風亭の活用やまちゼミなどの実施により、中心市街地の活性化に努めてまいります。 観光振興につきましては、来る東京オリンピック・パラリンピックに伴う外国人観光客の増加も視野に入れ、中海・宍道湖・大山圏域などと広域連携し、新たに中海・宍道湖・大山圏域DMOを設立し、経済界との連携をこれまで以上に密にし、インバウンド対策や国内誘客を強力に推進してまいります。また、本市独自にも新ご当地グルメのPRや安来市観光キャンペーンなど、安来市らしさを生かした観光資源開発、着地型観光を推進してまいります。 次に、都市基盤・生活分野について申し上げます。 道路交通網につきましては、市民生活の向上と産業振興に大きく寄与する切川バイパス、国道432号など、県事業の早期完成を関係当局に働きかけながら、引き続き可能な限りの努力を払ってまいる所存でございます。あわせて、生活道路である安来港飯島線、杉谷線、本町御笠線の改良などを進め、道路交通ネットワークの向上に努めてまいります。また、山陰道安来道路へのスマートインターチェンジ設置に向け、調査検討を行ってまいります。中海架橋につきましても、米子市を初め圏域構成市などと連携し、実現に向け働きかけてまいります。 住環境の整備につきましては、新たに空き家等の現状と課題を把握し、安来市空家等対策計画を策定し、空き家対策を総合的かつ計画的に実施してまいります。 また、子育て世帯やUIターン者及び若者の移住定住の場を提供する目的で新築する民間賃貸住宅について、建設に係る費用の一部を助成し、民間活力による住宅建設を促し、良好な住環境の整備と定住の促進を図ります。 中海ふれあい公園については、平成30年度の完成に向け、引き続きスポーツ広場や駐車場の造成工事を進める予定となっております。 南十神地区の内水対策については、これまで施工してきたポンプ場を完成し、本年度中のポンプ稼働を図るとともに、周辺の側溝改修に着手し、地区全体の整備を行ってまいります。 情報化社会構築につきましては、市が保持している公共データをオープンデータとして積極的に公開し、市政の透明性を向上させるとともに、地域課題解決や経済活動のための利用を促してまいります。 次に、自然・環境保全分野について申し上げます。 秘境地としてすばらしい名水部門第2位に選出された鷹入の滝の整備を進めるなど、安来市の美しい風土を保全、有効活用するとともに、太陽光やバイオマスなど再生可能エネルギーの利用普及やごみのリサイクルなど、環境に優しい取り組みを進めてまいります。 次に、参画・協働・行財政分野について申し上げます。 冒頭申し上げました新安来庁舎については、5月の竣工、7月末の開庁に向け、工事を順調に進めております。市民サービス、中心市街地活性化、防災等あらゆる面で本市の行政運営の拠点として、その機能をしっかりと発揮してまいります。 また、引き続き外構や車庫棟の整備などを行いながら、並行して災害時の一時避難場所として防災棟の建設工事に着手するなど、防災公園整備事業についても進めてまいります。 地域コミュニティの育成につきましては、交流センターが地域住民とともに地域課題解決に向けた学習実践活動を行うがんばる地域おこし支援事業や、地域づくりの担い手育成や地域活動の助成を行う地域づくり推進事業を実施します。また、地区交流センターの改修工事等の環境整備を行い、交流センターを中心とした特色ある地域づくりを支援してまいります。 広域連携につきましては、経済圏を共有する中海・宍道湖・大山圏域市長会とたたら製鉄文化を共有する鉄の道文化圏推進協議会という南北の圏域を中心に連携してまいります。中海・宍道湖・大山圏域市長会については、日本海側有数の人口、産業が集積する都市圏というスケールメリットを生かし、圏域版の振興ビジョンや総合戦略に基づき、産業、観光、環境を初め、多岐にわたる取り組みを展開してまいります。鉄の道文化圏については、ことし映画「たたら侍」がいよいよ公開されることから、その舞台であるこの圏域に注目が高まることと期待しております。この好機を生かし、一時的なブームに終わらせることのないよう、日本遺産出雲国たたら風土記エリアブランド構築事業を進めてまいります。 公共施設総合管理計画においては、施設総量25%削減という大きな目標に向け、施設の類型別あり方に関する基本方針を踏まえ、緊急度の高いものから施設評価をもとに個別行動計画を早期に策定してまいります。 以上、平成29年度主要施策の概要について説明をさせていただきます。 スピード感を持って着実に実行に移してまいりたいと考えております。議員並びに市民の皆様のご理解と、より一層のご協力を心からお願いを申し上げます。 今回提案いたします案件は、議決案件38件、承認案件2件、同意案件1件であります。諸議案の詳細につきましては、副市長以下担当職員に説明させることとしております。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 以上であります。 ○議長(田中武夫君) 以上で施政方針の説明を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(田中武夫君) 日程第4、議第3号「安来市過疎対策事業債等償還基金条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 池田総務部次長。            〔総務部次長 池田周一君 登壇〕 ◎総務部次長(池田周一君) おはようございます。 議案つづりの1ページをお願いします。 議第3号安来市過疎対策事業債等償還基金条例制定について説明をさせていただきます。 安来市過疎対策事業債等償還基金条例を別紙のとおり制定するものでございます。 条例関係説明資料の1ページをお願いします。 この基金は、過疎対策事業債などの起債事業におきまして、後年度の交付税措置がない部分、つまり実質的に市が負担する部分について、島根県が行う償還期に対する助成金を基金に積み立てるものでございます。また、積み立てた基金から償還期相当額を毎年度償還に合わせて取り崩すことで、財政健全化法上の実質公債費比率算定において、特定財源として公債費から控除されるものでありますが、その要件として、償還の財源に充当するという目的を持った基金条例の設置が必要となったものであります。 現時点でこの県補助の対象となった事業は、平成28年度に実施をいたしました過疎地域スポーツ振興特別事業──高校総体のことでありますが──これと市町村定住支援体制整備推進事業との2事業で、いずれも過疎ソフト事業であります。いずれも29年度に一括交付をされるものであります。 議案つづりの2ページにお返りください。 第1条では基金条例の設置目的を、第2条から第6条までこの基金条例の基本的な事項を定めておりますが、他の基金条例と同じ内容ですので、説明は省略をさせていただきます。 附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第3号について質疑はありませんか。 石倉議員。 ◆10番(石倉刻夷君) 条例が過疎対策事業債等となっておりますけども、他の起債も該当するんでしょうか。 ○議長(田中武夫君) 池田次長。 ◎総務部次長(池田周一君) これにつきましては、現時点では過疎債だけが対象となっておりますが、ほかの起債につきましても対象となる可能性があるということで、等というふうに入れさせてもらっております。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆5番(丸山征司君) 先ほど石倉議員も同様の質問ございまして、私も同じような質問する予定だったんですけども、今後過疎ソフトという形で、現時点では、今後は地方債も該当するだろうということなんですけども、安来市過疎対策事業債等という表現なんですけども、例えば地方債償還基金条例とかそういうようなもっと広げた内容で、一応設置目的の中では地方債のうち交付税措置にならないものというのはうかがったわけですけども、そういうふうな表現にならないものですか。実際目的というか趣旨とかは同じと思うんですけども、この過疎債等と書いてると、もうそれしか、今現時点ではそうかもしれないけども、今後広げていく中で、何かこれしか使えないように一般的に思うわけです。等と書いてあっても。なので、地方債みたいな感じで、地方債償還基金条例みたいな形で、それで国の方はどうやって言われるのか、その辺お伺いします。
    ○議長(田中武夫君) 池田次長。 ◎総務部次長(池田周一君) 安来市につきましては、この平成28年度の事業が初めての事業でありましたけれど、他の自治体につきましては幾つかの自治体で同様の事例がありまして、そちらの方の条例を参考にさせていただきました。 ○議長(田中武夫君) よろしいですね。 丸山議員。 ◆5番(丸山征司君) 他の自治体の例を参考にされたということでこれでいいのは分かるでしょうけども、実際に国とか等の要件の中で、その文言じゃないとだめというものなのか、地方債みたいな表現でもいいのか、それをお伺いしたいんですけども、できるものなのかできないのか、周りは今これでやっているという参考にしてるのはわかりますが、できるかできないか、その辺お伺いします。 ○議長(田中武夫君) 池田次長。 ◎総務部次長(池田周一君) できるかできないかというご質問に対しては、できるということでお答えをさせていただきます。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5及び日程第6 ○議長(田中武夫君) 日程第5、議第4号「安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について」及び日程第6、議第5号「安来市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 内田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 内田修次君 登壇〕 ◎健康福祉部長(内田修次君) それでは、議案つづりの3ページをお願いいたします。 議第4号安来市手数料条例の一部を改正する条例制定につきましてご説明いたします。 4ページをお願いいたします。 このたびの条例改正でありますが、手数料条例の別表を改正するものであります。 内容は介護保険課と建築住宅課にかかわるものでありますが、私のほうで一括して概要を説明させていただきます。 初めに、別表第1の介護保険の高齢者地域支援事業関係でございます。 今回の条例改正は、介護保険法第115条の45の規定に基づく、地域支援事業の枠組みが介護保険法改正により再編され、事業の内容と名称が変更となったものでございます。 別表の第1で、今まで介護予防事業として実施しておりました要介護状態となるおそれの高い状態である高齢者を対象とする二次予防事業と一般の65歳以上の高齢者等を対象とする一次予防事業が廃止され、それにかわり、平成29年4月より心身の状況等によって分け隔てしない一般介護予防事業として再編されたため、係る事業の内容及び名称等を変更するものでございます。 続きまして、別表第2は建築関連の認定等の手数料であります。 各根拠法令におきまして、法の改廃及び審査機関名等の変更に伴います文言訂正と条ずれによる番号の変更を行うものであります。よって、手数料金自体の変更はありませんので申し添えます。 詳細につきましては、説明資料の2ページから8ページに新旧対照表を記載しておりますが、説明のほうは省略をさせていただきます。 5ページをお願いいたします。 附則といたしまして、施行期日でありますが、この条例は平成29年4月1日より変更するものであります。 また、経過措置といたしまして、平成28年度中に発行した適合証を用いて平成29年度中に申請があった場合を想定しまして経過措置を設けるものであります。 以上が議第4号の説明でございます。 続きまして、7ページをお願いいたします。 議第5号安来市包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 8ページをお願いいたします。あわせて、説明資料の9ページをお願いいたします。 このたびの条例改正は、厚生省令の介護保険法施行規則が改正されたため、準拠している市の条例を改正するものでございます。 概要は、市の地域包括支援センターに主任介護支援専門員を配置しておりますが、この専門員の資格に更新制が導入されたことに伴い、資格要件の定義を改正するものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 以上、説明といたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第4号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第5号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7から日程第9まで ○議長(田中武夫君) 日程第7、議第6号「安来市立保育所条例の一部を改正する条例制定について」及び日程第8、議第7号「安来市立赤江保育所の指定管理者の指定の議決の一部変更について」並びに日程第9、議第8号「財産の無償譲渡について」の3件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 原田健康福祉部次長。            〔健康福祉部次長 原田 誠君 登壇〕 ◎健康福祉部次長(原田誠君) 失礼いたします。 議第6号安来市立保育所条例の一部を改正する条例制定について、議第7号安来市立赤江保育所の指定管理者の指定の議決の一部変更について、議第8号財産の無償譲渡について、以上3件を一括して説明させていただきます。 今回の3議案につきましては、安来市立赤江保育所を民間へ無償譲渡することによるものでございます。 議案つづり9ページをお願いいたします。 議第6号安来市立保育所条例の一部を改正する条例制定について、この条例を別紙のとおり制定するものでございます。 議案つづり10ページをお願いいたします。あわせて、条例関係説明資料10ページをお願いいたします。 安来市立保育所条例の別表第1安来市立赤江保育所の項を削除するものでございます。 附則として、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづり11ページをお願いいたします。 議第7号安来市立赤江保育所の指定管理者の指定の議決の一部変更について。 平成26年9月21日に議決を得た安来市立赤江保育所の指定管理者の指定についての一部を次のとおり変更したいので、議会の議決を求めるものでございます。 安来市立赤江保育所の指定管理者の指定についての指定期間、平成27年4月1日から平成32年3月31日までを平成27年4月1日から平成29年3月31日までに変更するものでございます。 続きまして、12ページをお願いいたします。 議第8号財産の無償譲渡について。 財産の無償譲渡について、次のとおり財産を無償譲渡したいので、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 譲渡する財産は、安来市立赤江保育所の建物及び附属設備、建物の所在地は、安来市赤江町1740番地4、建物の構造は鉄筋コンクリートづくり平家建て、建物の建築面積は814平方メートル。 譲渡の相手方の住所、氏名は、安来市古川町829番地1、社会福祉法人やすぎ福祉会理事長島田三郎でございます。 譲渡する理由でございますが、この施設は一部の公立保育所の民営化を進める中で、平成19年度から指定管理制度を導入し、10年にわたり社会福祉法人やすぎ福祉会による運営が行われてきました。これまでの運営の経過も踏まえ、引き続き適正な運営が期待できることから、当初の目的に沿い、社会福祉法人やすぎ福祉会へ施設を譲渡することとしたものでございます。 譲渡する日は、平成29年4月1日でございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第6号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第7号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第8号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本3件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10及び日程第11 ○議長(田中武夫君) 日程第10、議第9号「安来市就農者定住促進賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定について」及び日程第11、議第10号「安来市執行機関である委員会の委員並びに委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 石井農林水産部長。            〔農林水産部長 石井信行君 登壇〕 ◎農林水産部長(石井信行君) 失礼いたします。 それでは、議案つづりの13ページをお願いいたします。 議第9号安来市就農者定住促進賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 14ページをお願いいたします。説明資料のほうは11ページになります。 このたびの条例改正は、今年度定住促進賃貸住宅を比田地区に1棟、赤江地区に1棟を建設しましたので、第2条中に住宅の名称、設置場所を記載した別表を第2項として新たに加えるものでございます。 附則としまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案つづりの15ページをお願いいたします。 議第10号安来市執行機関である委員会の委員並びに委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。 16、17ページをお願いいたします。 このたびの条例改正は、4月1日からの新体制移行に伴う農業委員及び新たに設けられる農地利用最適化推進委員の月額報酬に加え、農地利用の最適化に係る活動及び成果の実績に応じて国から交付金が加算されることになりましたので、別表中を整理し、それぞれを改めるものでございます。 なお、交付金の範囲内で加算される報酬額や具体的な支払い方法などにつきましては、今後要綱等で別に定めてまいります。 附則としまして、この条例は公布の日から施行するものとし、経過措置といたしまして、農業委員が在任する場合における当該委員の報酬については、なお従前の例によるものとするものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第9号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第10号について質疑はありませんか。 原田議員。 ◆8番(原田貴与子君) 失礼します。 このように報酬が決まったわけですが、農地最適化推進委員さんは農業委員さんと一緒になってその任務なり業務なりを行うということでありましたけれども、月額でこのように報酬が決まっているということは、最適化推進委員さんも定期的に会をされていくんでしょうか。農業委員会の農業委員の会と最適化の委員さんの会議がどのように開催されていくのか、そのことについて伺いたいと思います。 ○議長(田中武夫君) 石井部長。 ◎農林水産部長(石井信行君) 最適化推進委員さんの報酬ですけども、これは実は農業委員会の会というのが月1回ございます。この会議には最適化推進委員さんは出席されませんので、基本的には市の臨時さんの日当分6,400円、これを引いた額を新たに議決するものでございます。 ○議長(田中武夫君) 会議のほうの出席で、会議のほうです。 原田議員、もう一回いいですか。 ◆8番(原田貴与子君) 月額となっておりますので、最適化推進委員さんは最適化推進委員さんできちんと自主的ではありませんけど、定期的な会議をしながらその業務をやられるのでしょうか。 ○議長(田中武夫君) 農業委員会には出なくて、ほかの会をするかどうかです。 石井部長。 ◎農林水産部長(石井信行君) 基本的にはそういった会はつくられません。要は農業委員さんのオブザーバー的な立場でございまして、あくまでも会は農業委員の会だけというふうに伺ってます。 ○議長(田中武夫君) よろしいですね。 ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 ○議長(田中武夫君) 日程第12、議第11号「安来市単独住宅条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 小林建設部長。            〔建設部長 小林勝則君 登壇〕 ◎建設部長(小林勝則君) 失礼します。 それでは、議案つづり18ページをお願いいたします。 議第11号安来市単独住宅条例の一部を改正する条例制定につきまして説明いたします。 19ページをお願いいたします。あわせまして、別冊の条例関係説明資料の12ページをお願いいたします。 安来市単独住宅条例の一部を次のように改正するものであります。 説明資料のほうで説明させていただきます。 現在、単独住宅は広瀬地区内に6施設10戸を維持管理しております。このたび、布部住宅1の1戸と東比田住宅の2戸が空き家となりました。老朽化も著しく、用途目的を失したものと判断し、安来市公営住宅等長寿命化計画に基づきまして廃止をするものであります。 議案つづり19ページにお戻りください。 したがいまして、別表のとおり4施設7戸とするものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第11号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 ○議長(田中武夫君) 日程第13、議第12号「過疎地域自立促進計画の変更について」を議題として、執行部より説明を求めます。 横田政策推進部長。            〔政策推進部長 横田一道君 登壇〕 ◎政策推進部長(横田一道君) 失礼いたします。 それでは、議案つづりの20ページをお願いをいたします。 議第12号過疎地域自立促進計画の変更について、過疎地域自立促進計画を次のとおり変更したいので、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 今回の変更につきましては、まず1点目といたしまして、1条の追加、移動、事業名及び事業主体の変更によるものでございます。 議案つづりの21ページ、あわせて条例関係等説明資料15、16ページをお願いをいたします。 事業計画の1、産業の振興の部中に道の駅整備事業を追加し、事業計画書2、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進の部中から中海ふれあい公園整備事業を事業計画書1に移動するものでございます。 議案つづり22ページ、あわせて条例関係等説明資料17ページ、18ページをお願いをいたします。 事業計画書4、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進の部(4)認定こども園の款中「建設」を「整備」に、「市」を「市・社会福祉法人」に改め、事業計画書6、教育の振興の部(3)集会施設、体育施設等の款中に野球場改修事業を追加するものでございます。 続きまして、2点目といたしまして、安来市公共施設等総合管理計画が策定されたことにより、過疎対策事業による施設整備が当該総合管理計画を踏まえたものとなるよう、過疎地域自立促進計画に位置づけることとされたものです。 条例関係等説明資料13ページにお返りください。 基本的な事項(2)人口及び産業の推移と動向に、表1-1(3)人口の見通しを追加し、14ページをお願いをいたします。同じく1、基本的な事項に(6)公共施設等総合管理計画との整合を追加、続きまして、15ページをお願いをいたします。2、産業の振興に公共施設等総合管理計画との整合を追加いたします。 以下、16ページ、3、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進から、19ページ、10、その他地域の自立促進に必要な事項まで、類型別ごとに同様に公共施設等総合管理計画との整合を追加しております。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第12号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14及び日程第15 ○議長(田中武夫君) 日程第14、議第13号「市道路線の廃止について」及び日程第15、議第14号「市道路線の認定について」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 小林建設部長。            〔建設部長 小林勝則君 登壇〕 ◎建設部長(小林勝則君) 失礼します。 それでは、市道路線の廃止及び認定につきまして説明させていただきます。 議案つづり23ページをお願いいたします。 現在、市道路線は旧市町の認定路線を新市合併以降もそのまま引き継いできております。このたびの編成作業によりまして、旧市町をまたがる同一ルートに統合、重複区間の解消、終点の見直し、同時に路線種別格付を見直し、支線の認定等総合的に整理をしたものであります。よって、これらの該当路線を一旦廃止いたしまして、新たに修正、見直しした路線を認定していただくものでございます。 それでは初めに、議第13号市道路線の廃止につきまして説明いたします。 道路法第10条第3項の規定に基づき、市道路線を下記のとおり廃止したいので、議会の議決を求めるものであります。 次ページをお開き願います。 このたびの市道再編成の対象となる廃止いたします路線の一覧を掲載しております。 路線番号A1、路線名、和田油坪線ほか172路線であります。 続きまして、議案つづり31ページをお願いいたします。 議第14号市道路線の認定につきまして説明いたします。 道路法第8条第2項の規定に基づき、市道路線を下記のとおり認定したいので、議会の議決を求めるものであります。 次ページをお開き願います。 市道の再編成により、改めて認定いたします路線の一覧を載せております。 路線番号A6、路線名、北側道西赤江安来線ほか249路線の起点、終点、幅員、延長を記載しております。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第13号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第14号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第16 ○議長(田中武夫君) 日程第16、議第15号「平成28年度安来市一般会計補正予算(第6号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 池田総務部次長。            〔総務部次長 池田周一君 登壇〕 ◎総務部次長(池田周一君) 予算関係つづり平成28年度補正予算の1ページをお願いをいたします。 議第15号平成28年度安来市一般会計補正予算(第6号)についてご説明をいたします。 平成28年度安来市の一般会計補正予算(第6号)は次に定めるところによるものでございます。 第1条は歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算から4億2,900万円を減額し、予算の総額を297億851万9,000円とするものであります。 このたびの補正の概要でありますが、交付金等の確定に伴う調整、また事業費の確定やそれぞれの事業の進捗状況に基づく決算見込みにより調整を行うものであります。 第2条は繰越明許費の補正でありますが、翌年度に繰り越しして使用できる経費は、第2表繰越明許費によるものでございます。 第3表は地方債の補正でありますが、地方債の追加、変更は第3表地方債補正によるものでございます。 2ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算補正で主なものの説明をいたします。 歳入であります。 1款市税では、市民法人税及び固定資産税の増、また軽自動車税の増が見込まれ、全体で1億7,900万円余の増としております。 6款地方消費税交付金につきましては、交付見込みによる減額を計上しております。 11款分担金及び負担金では、児童福祉費負担金について見込みによる増を計上しております。 13款国庫支出金では、地域支援交付金、地方創生先行型交付金でありますが、事業不採択による減が6,000万円余、その他事業の確定によるもので、全体では2億1,000万円余の減となっております。 14款県支出金につきましても、事業の確定に伴い7,100万円余の減としております。 3ページをお願いします。 17款繰入金でありますが、財源調整により、財政調整基金2億6,000万円の減、地域振興基金5,000万円の減、市有財産整備基金900万円の減、全体で3億2,000万円余の減としております。 18款繰越金につきましては、平成27年度決算に伴います実質収支額を全額計上しております。 20款市債につきましては、第3条地方債補正で説明をいたします。 次に、歳出でありますが、4ページをお願いします。 2款総務費、総務管理費では、退職者に係る総合事務組合への退職手当特別負担金の増額を行っておりますが、定住促進支援事業補助金、庁舎建設事業費の出来高に伴います減によりまして、2款全体では4,100万円余の減となっております。 3款民生費の社会福祉費では、国庫事業会計への繰出金の増額を見込んでいるものの、臨時福祉給付金の減やその他給付費の減により、全体では7,500万円余の減となっております。 4款衛生費、保健衛生費では、簡易水道事業会計への繰出金の減額を見込んでおります。 6款農林水産業費の農業費では、農山漁村活性化プロジェクト支援事業、農地中間管理事業、土地改良事業等決算見込み額による減、また林業費では当初予算計上のうち、平成27年度3月補正において地方創生加速化交付金事業として繰り越しを行ったものについて減額をしております。 7款商工費では、企業立地促進事業等の増額を見込んでおります。 8款土木費、道路橋りょう費では、除雪の委託費3,860万円の追加をしておりますが、道路改良事業等の減額、また住宅費では公営住宅等ストック総合改善事業の減により、土木費全体では8,500万円余の減となっております。 10款教育費の小学校費、中学校費では、吊り天井撤去事業費を見込んでおりますが、第2表繰越明許費補正で説明をいたします。 5ページになりますが、社会教育費では総合文化ホール建設事業の出来高に伴う調整を行い、教育費全体では6,200万円余の減となっております。 6ページをお願いします。 第2表繰越明許費補正であります。 2款総務費の新庁舎対応イントラネット再構築事業以下11款の道路橋りょう災害復旧事業まで全体で17事業、合計6億705万7,000円について限度額の設定をお願いするものであります。予算関係説明資料の2ページに、繰り越しの理由、完了予定月日等を記載しておりますので、確認をお願いをいたします。事業のほとんどが地元調整等に不測の日数を要したことになっておりますが、下から4番目の小学校吊り天井撤去事業とその次の中学校吊り天井撤去事業につきましては、それぞれ平成29年度に予定していたものではありますが、このたび国の平成28年度2次補正において採択になったものであります。対象校は、赤江小学校、第一中学校、伯太中学校であります。 7ページをお願いします。 第3表地方債の補正であります。 1、追加の電子計算システムの整備事業3,700万円は、マイナンバー対応セキュリティー強化事業について、当初一般財源としておりましたが、起債対象となったことから追加を行うものであります。起債の種別は、合併特例債であります。 2、変更の庁舎建設事業は、今年度の出来高による調整、過疎地域自立促進特別事業は過疎ソフトでありますが、追加配分による増額であります。 緊急防災・減災事業は、島根県防災情報ネットワーク整備の年度間調整による減、県営農業農村整備事業は経営体育成基盤整備事業の事業調整及び国の補正予算採択に伴う増額、広域生活バス整備事業は事業費確定による減額、道路等整備事業は事業間調整に伴う減額、県道等改良事業は事業負担金確定に伴う減額、公営住宅建設事業及び消防施設整備事業は事業費確定に伴う減額、中学校施設整備事業と3段下の小学校施設整備事業は、第2表繰越明許費補正で説明をいたしましたが、国の補正予算において採択となった学校の吊り天井撤去事業に伴う増額であります。文化芸術施設整備事業は総合文化ホールの本年度事業費確定に伴う減、史跡公園等整備事業につきましても月山富田城整備事業の本年度事業費確定に伴う減、災害復旧事業につきましても事業費の確定に伴う減額で、総額では40万円、限度額の減額をお願いするものであります。 以上、議第15号の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第15号について質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆5番(丸山征司君) これは予算委員会でやります、今やります。 細かいんですけど、17ページでほかの使用料の減がある中で、歳入で市民プール使用料が100万円ふえてるという状況で、結構な金額だなと思ってかなり利用があったのかなと思ったりするんだけども、どういったことなのかなと思ったんですけど、これはどうですか。 ○議長(田中武夫君) その中身について、予算委員会で扱いとされてますので、予算委員会で。 ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第17及び日程第18 ○議長(田中武夫君) 日程第17、議第16号「平成28年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」及び日程第18、議第17号「平成28年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 板持市民生活部長。            〔市民生活部長 板持功毅君 登壇〕 ◎市民生活部長(板持功毅君) 失礼します。 平成28年度補正予算関係つづりの119ページをお願いいたします。 議第16号平成28年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,524万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億6,157万1,000円とするものでございます。 今回の補正でございますが、現時点での年間の見込み等によりまして所要額を算出し、それぞれ計上するものでございます。 事項別明細書の126ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款国民健康保険税につきましては、本算定後の12月末の数値によります算定でございます。 3款国庫支出金、4款療養給付費交付金、7款共同事業交付金、次の128ページ、8款県支出金、10款繰入金、これらにつきましては、確定及び見込みによりましてそれぞれ補正をするものでございます。 次に、歳出でございますが、130ページをお願いいたします。 1款総務費、1項1目一般管理費では、国保システム改修委託料、市立病院への保険事業費への繰出金が主なものでございます。 飛びますけども、140ページをお願いいたします。 7款共同事業拠出金、1項1目共同事業医療費拠出金、3目保険財政共同安定化事業拠出金、次のページ、142ページ、8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費、次の144ページ、2項1目疾病予防費は、見込みによるものでございます。 以上、議第16号の説明とさせていただきます。 続きまして、補正予算関係つづりの149ページをお願いいたします。 議第17号平成28年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,461万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億3,068万2,000円とするものでございます。 今回の補正でございますが、市町村負担金の確定及び変更、保険料負担金の見込みによりまして予算計上するものでございます。 事項別明細書の156ページをお願いいたします。 歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料は、保険料の算定見込みによるものでございます。 3款繰入金は、確定によるものでございます。 次に、158ページをお願いいたします。 歳出でございますが、2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項1目保険料等負担金、2目療養給付費負担金の減額をしてございますが、確定によるものでございます。 以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第16号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第17号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第19 ○議長(田中武夫君) 日程第19、議第18号「平成28年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 内田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 内田修次君 登壇〕 ◎健康福祉部長(内田修次君) それでは、補正予算関係つづりの163ページをお願いいたします。 議第18号平成28年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ352万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億7,728万1,000円とするものでございます。 今回の補正の内容ですが、一般職人件費及び介護保険給付金並びに地域支援事業費等の予算の精査によるものでございます。 それでは、事項別明細書で説明いたします。 170ページをお願いいたします。 歳入でございます。 2款1項3目から3款2項3目までは、本年度事業見込みによる予算の減額でございます。 3款2項4目、介護保険事業費補助金は、介護報酬改定及び社会保障・税番号制度に伴うシステム対応に係る国庫補助金でございます。 4款、5款につきましては、本年度事業見込みによる予算の減額でございます。 172ページをお願いいたします。 7款繰入金の減額は、本年度の事業見込み及び基金繰入金の減による予算の精査でございます。 176ページをお願いをいたします。 歳出でございます。 1款3項1目から185ページの2款6項1目までは、介護サービス料に応じた予算精査と財源更正でございます。 次に、186ページ、3款1項1目から188ページの3款2項2目までは、地域支援事業の事業量の精査による減額と財源更正でございます。 以上、簡単でございますが、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第18号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第20 ○議長(田中武夫君) 日程第20、議第19号「平成28年度安来市電気事業特別会計補正予算(第2号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 宮田政策推進部次長。            〔政策推進部次長 宮田 玲君 登壇〕 ◎政策推進部次長(宮田玲君) おはようございます。 補正予算関係つづり193ページをお願いいたします。 議第19号平成28年度安来市電気事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,869万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億206万4,000円とするものでございます。 第2条、地方債の補正は、196ページに記載のとおり地方債の限度額を1,790万円とするものでございます。 今回の補正は、事業費の確定による減額と、消費税の還付金及び売電収入の増額による積立金の増額が主な内容でございます。 以下、事項別明細書で説明をさせていただきます。 200ページ、201ページをお願いいたします。 歳入でございます。 4款1項1目売電収入197万5,000円は伯太発電所の発電量の増加見込みによるもの、2項1目雑入1,721万5,000円は消費税の還付金でございます。 5款1項1目電気事業債は、伯太発電所の事業費確定による減額でございます。 次に、202ページ、203ページをお願いいたします。 1款電気事業費につきましては、管理費、事業費の確定による減額です。 204、205ページをお願いいたします。 2款公債費は、元金及び利子の償還額の確定による減額でございます。 続いて、206、207ページをお願いいたします。 3款1項1目基金費2,351万2,000円は、平成27年分の確定申告による消費税の還付金と伯太発電所の発電が順調に進んだことによります売電収入の増額、管理費、工事費などの確定により電気事業基金に積み立てをするものでございます。 以上、議第19号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第19号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第21から日程第23まで ○議長(田中武夫君) 日程第21、議第20号「平成28年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」及び日程第22、議第21号「平成28年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)」並びに日程第23、議第22号「平成28年度安来市水道事業会計補正予算(第4号)」の3件を一括議題として執行部より説明を求めます。 仁田上下水道部長。            〔上下水道部長 仁田隆敏君 登壇〕 ◎上下水道部長(仁田隆敏君) 失礼いたします。 それでは、予算関係つづりの209ページをお願いいたします。 議第20号平成28年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正につきましては、主に決算見込み額に基づきそれぞれ計上させていただいております。 第1条でございます。歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億2,972万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億5,500万円とするものでございます。 第2条は繰越明許費でございます。 212ページをお願いいたします。 公共下水道建設事業でございますが、和田南汚水管渠工事におきまして区画整理事業における造成工事との工程調整が必要となりましたので、年度内完成が困難となったものでございます。 その下の西ノ川・前ノ川雨水渠改良事業でございますが、予測しなかった湧水の止水対策工事によりまして工期延期となり、関連するポンプ場の機械、電気設備工事の年度内完成が困難となったものでございます。 続きまして、次のページ、第3条地方債の変更でございます。 それぞれの事業とも事業費の確定に伴い変更をお願いするものでございます。 それでは、事項別明細書のほう、218ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。 各項目とも決算見込みによる補正でございますので、ごらんいただくことで説明は省略させていただきます。 次に、歳出でございますが、歳出につきましても主に事業費の精算見込みによる減額補正でございますので、主なところのみ説明させていただきます。 226ページをお願いいたします。 3項1目公共下水道建設費の説明欄のところの4番目と5番目の公共下水道建設費でございますが、いずれも国の交付金が減額となったことによる事業調整に伴うものでございます。 その下の2目流域下水道費でございますが、宍道湖流域下水道建設負担金の決算見込みによる補正でございます。 238ページをお願いいたします。 説明欄の2、浄化槽市町村整備推進事業建設費でございますが、浄化槽の50基の設置を見込んでおりましたが、26にとどまりましたので減額するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 続きまして、245ページをお願いいたします。 議第21号平成28年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。 第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,389万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億3,687万6,000円とするものでございます。 今回の補正につきましては、現時点での最終見込み所要額に基づき、それぞれ計上させていただいております。 それでは、事項別明細書のほう、252ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。 各項目とも決算見込みによる補正でございますが、2款の使用料につきましては、当初前年度比5.4%の減で見込んでおりましたけども、一般家庭分は減収となったものの、事業所など大口事業者の使用料がふえたことによる増額補正でございます。 なお、補正後の金額は、前年度決算との比較では約380万円の減ということでございます。 次のページをお願いいたします。 歳出でございます。 3目配水及び給水費の減額でございますが、支障移転工事や道路改良工事等の進捗状況による計画変更となったため減額するものでございます。 次のページをお願いいたします。 2目簡易水道再編推進事業費の減額につきましては、当初小規模施設の整備を行うに当たり配水池を設けて給水する計画でございましたが、隣接する簡易水道から直接給水が可能となったため、配水池を設ける必要がなくなりましたので減額するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 続きまして、265ページをお願いいたします。 議第22号平成28年度安来市水道事業会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 第2条、収益的収入及び支出でございます。 予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 267ページに実施計画を掲載しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。 まず、収入でございますが、第1項営業収益を921万8,000円、第2項営業外収益を117万5,000円それぞれ増額し、水道事業収益を7億3,860万9,000円とするものでございます。 各項目とも決算見込みによる補正となりますが、給水収益につきましては、当初前年度比2%の減で見込んでおりましたが、人口減や節水機器の普及による影響はあるものの、日立金属など大口事業者の使用料がふえたことによる増額補正でございます。 なお、補正後の金額と前年度決算額を比較しますと、ほぼ横ばいという状況でございます。 次に、支出でございますが、第1項営業費用を1,096万3,000円減額し、第2項営業外費用は1,178万2,000円増額しまして、水道事業費用を7億2,620万8,000円とするものでございます。 支出につきましても、決算見込みによる補正でございますが、1項2目の配水及び給水費の減額補正につきましては水道ビジョン策定業務に係るものでございまして、耐震計画を算定するに当たって、一部の施設については既存データでは対応できないことが判明しましたので、新たに現地調査をすることになり、計画策定を次年度に先送りするものでございます。 次に、第3条、収益的収入及び支出でございます。 予算第4条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 こちらの268ページに実施計画を掲載しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。 まず、収入でございますが、第3項工事負担金を1,201万3,000円減額し、資本的収入を4億3,163万円とするものでございます。受託工事に係る工事負担金の減額によるものでございます。 支出のほうでございますが、第1項建設改良費の3,519万5,000円減額し、資本的支出を4億4,230万3,000円とするものでございます。 1目の水源設備費につきましては、水道担当課の伯太庁舎移転に合わせ、無人となる今津水源地の施設整備を予定しておりましたが、現在移転計画の詳細について引き続き検討中でございますので、次年度対応とするものでございます。 また、2目の配水設備費につきましては、道路改良工事等の計画変更に伴います支障移転工事の確定によるものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第20号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第21号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第22号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本3件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第24 ○議長(田中武夫君) 日程第24、議第23号「平成28年度安来市病院事業会計補正予算(第1号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 蒲生病院事務部長。            〔市立病院事務部長 蒲生安生君 登壇〕 ◎市立病院事務部長(蒲生安生君) それでは、補正予算関係つづりの273ページをお願いいたします。 議第23号平成28年度安来市病院事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明をさせていただきます。 第1条、平成28年度安来市病院事業会計の補正予算(第1号)は次に定めるところによるものであります。 第2条、当初予算で定めておりました業務の予定量を、実績を見込み変更をお願いするものであります。入院患者の年間取扱数の5万5,480人を9,009人減の4万6,471人に、1日平均取扱数の152人を24人減の128人に、次に外来患者の年間取扱数の6万5,610人を1,242人減の6万4,368人に、1日平均取扱数の270人を5人減の265人に改めるものでございます。 第3条、当初予算第3条で定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正をお願いするものであります。 収入につきましては、患者数の減少により第1項医業収益を2億6,798万2,000円を減額し、第2項医業外収益は一般会計からの繰出金の見込み額の増に伴い4,858万5,000円を増額し、第3項特別利益は一般会計からの経営改善特別支援として1,351万円を計上し、病院事業収益の合計を28億6,738万7,000円とするものであります。 支出につきましては、給与費及び診療材料費等の削減により、第1項医業費用7,050万4,000円を減額し、第2項医業外費用を222万6,000円増額し、費用の合計を30億4,900万7,000円とするものであります。 次に、274ページをお願いをいたします。 第4条、当初予算第4条で定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正をお願いするものであります。 資本的収入、第1項企業債を補助金等の確定により3,870万円を減額し、総額3,360万円とするものであります。 支出につきましては、第1項の建設改良費を3,850万3,000円減額し、総額3億5,972万5,000円とするものであります。 第5条は、企業債の変更に伴い補正をするものであります。 第6条は、給与費の減額を補正するものであります。 第7条は、他会計からの補助金を補正をするものであります。 以下、276ページからは企業会計の規程に従い、変更実施計画書、キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表及び予算変更明細書を記載しておりますので、ごらんをいただくことで説明にかえさせていただきます。 なお、今回の補正に伴う一般会計からの繰入金は、全体で5億7,000万円となります。 以上、よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第23号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。 この際、しばらく休憩いたします。 再開は午後1時30分といたします。            午前11時49分 休憩            午後1時31分 再開 ○議長(田中武夫君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第25 ○議長(田中武夫君) 日程第25、議第24号「平成29年度安来市一般会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 池田総務部次長。            〔総務部次長 池田周一君 登壇〕 ◎総務部次長(池田周一君) 予算関係つづり、平成29年度一般会計、特別会計予算書の1ページをお願いをいたします。 議第24号平成29年度安来市一般会計予算についてご説明をいたします。 第1条は、歳入歳出予算の総額を277億7,000万円と定めるものでございます。前年度比では14億3,000万円、4.9%の減でございます。 予算の概要につきましては、気球がついている表紙の別冊の予算の概要書のほうで説明をさせていただきます。こちらでございます。よろしいでしょうか。 それでは、予算の概要の2ページをお開きください。 予算編成の基本的な考え方を記載しております。 平成29年度の予算編成につきましては、第2次安来市総合計画の将来像でございます「人が集い未来を拓く ものづくりと文化のまち」の実現に向けた施策及び本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略による人口減少対策と、近藤市政3期目の基本方針に基づく本市の創生を目的とした施策への取り組みを重点的かつ着実に推進することとし、中期財政計画を踏まえ、所要の経費について予算措置を行っております。 4ページをお願いします。 一般会計歳入予算の款別内訳でございます。 前年度当初との比較でございますが、特徴的なものについてご説明をいたします。 1款市税につきましては、法人市民税、固定資産税などの増を見込んでおりますが、特に固定資産税、償却資産についての伸びを見込んでおります。 6款地方消費税交付金の減でありますが、実績見合いによるものでございます。 9款の地方交付税のうち普通交付税は、需要額の減を見込んでおります。 11款分担金及び負担金では、私立保育園の認定こども園移行に伴う減を見込んでおります。 13款国庫支出金では、社会資本整備総合交付金、保育所等整備交付金などの増を見込んでおります。 14款県支出金では、高齢者グループホーム施設整備、河川工作物応急対策事業、民間賃貸住宅建設補助などの増が要因となっております。 16款寄附金は、ふるさと寄附金の増額を見込んでおります。 17款繰入金は、事業の進捗に伴うもの、また財政調整等に対する基金充当によるものでございます。 19款諸収入では、内水対策に伴う県からの負担金、またスポーツ活動への助成などが増となっております。 20款市債の減は、庁舎建設、総合文化ホール建設等が要因となっております。 6ページのほうをお願いします。 上段は歳出予算の款別内訳でございます。 歳入同様特徴的なものをご説明をいたします。 2款総務費の減でございますが、庁舎建設事業の減が主な要因となっております。 3款民生費では、保育施設整備費補助金が増要因となっております。 7款商工費の増は、貸工場等整備事業によるものであります。 8款の土木費の増につきましては、安来港飯島線、中海ふれあい公園整備事業費の伸びが大きな要因でございます。 10款教育費の大幅な減につきましては、総合文化ホール建設事業費によるものでございます。 13款諸支出金ですが、増となっております。ふるさと寄附による基金積み立てによるものでございます。 下段のほうが財源内訳であります。 一般財源総額を164億4,000万円余措置しておりますが、昨年度との比較では1億6,900万円の増となっております。これにつきましては、昨年度同様、財政調整基金繰入金で賄っております。 8ページのほうをお願いいたします。 歳出の性質別の内訳であります。 物件費、補助費等、それから公債費積立金が伸びておりますが、積立金の大きな伸びはふるさと寄附による基金への積み立てを行うものでございます。 10ページをお願いします。 当初予算額、普通交付税の推移であります。 11ページは、市税の推移であります。 12ページ、経常的経費の推移であります。人件費、扶助費は減となっているものの、物件費、補助費等が大きな伸びとなっております。 13ページは、普通建設事業費についてであります。庁舎建設、総合文化ホールの事業費の減により、全体としても大幅な減となっております。 14ページは、特別会計繰出金の推移であります。各会計ともに増となっております。水道事業につきましては、簡易水道事業統合によるものであります。 15ページは、基金残高の推移であります。各事業への充当に加え、財政調整として取り崩すこととしております。 16ページ、地方債残高の推移でありますが、事業の集中により残高がふえておりますが、ピークは平成29年度で、今後次第に減少していくものと見込んでおります。 17ページには、3つの財政指標の数値を載せております。 それでは、予算書の1ページのほうにお返りいただきたいと思います。 第2条でございますが、債務負担行為でございます。 6ページ、第2表のほうをお願いをいたします。 次期総合行政システム構築事業でありますが、総合行政システムのリース契約による期間限度額の設定をお願いするものであります。 防災公園整備事業は、防災棟の建設工事について限度額の設定を行うものでございます。 安来庁舎建設事業(3工区)は、現庁舎の解体、車庫棟及びトイレ棟の建設について限度額の設定を行うものであります。 工業団地整備事業に対する損失補償は、工業団地整備事業実施に際して安来市土地開発公社が金融機関から資金を借り入れるため、必要な元金、利子及び遅延利息に対して補償を行うものであります。 総合文化ホール開館記念冠事業は、総合文化ホールの開館に際して、市が開館記念事業として認めた事業の施設使用料を無料とした利用料を市が指定管理者に対して支払うものであります。 給食センター管理事業は、30年度から34年度までの調理、配送、炊飯等の業務を委託するため、期間限度額を設定するものであります。 1ページの第3条、地方債でありますが、7ページのほうをお願いいたします。 第3表の地方債でありますが、各種ハード事業やソフト事業について限度額の設定を行うものでございます。 臨時財政対策債の7億3,000万円を含めまして、24事業について総額で44億9,580万円の限度額設定をお願いするものでございます。 主なものについて説明をいたします。 上から3番目の過疎地域自立促進特別事業1億5,200万円は、過疎ソフトであります。 中段の工業施設等整備事業1億1,330万円は、オーダーメイド貸工場建設に伴うもの、その下の道路等整備事業5億9,860万円には、安来港飯島線、木戸川東線、杉谷線などの道路改良事業や橋梁修繕、除雪機購入などが含まれております。 公園整備事業2億5,790万円は、中海ふれあい公園整備であります。 文化芸術施設整備事業9億5,100万円は、総合文化ホール建設事業であります。 一番下の臨時財政対策債を含め、総額で44億9,580万円を限度額とするものでありますが、このうち合併特例債が16億3,900万円余、過疎対策事業債が18億1,900万円余見込んでおります。 1ページにお返りください。 第4条、一時借入金でございますが、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額を50億円と定めるものでございます。 第5条でございます。歳出予算の流用でございますが、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、同一款内での人件費の流用を例外的に認めるものでございます。 以上、議第24号平成29年度一般会計予算の概要説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第24号について質疑はありませんか。 田淵議員。 ◆9番(田淵秀喜君) 担当の所管の予算委員会を受け持っておる関係で、委員会のほうではなかなか質問がしにくいということも含めてこの場で質問させていただきたいというふうに思いますが、この29年度の当初予算の規模を見たときに、個人的な思いが、非常に大きな予算だなというふうにまず思いました。大きな箱物事業、要は庁舎であったり総合文化ホールが完成をする年でもありまして、その所管であったり管理運営を含めて、歳出面で非常に大きな歳出が今後発生をするということで、希望的にはかなりこの当初予算としては絞った形で出てくるのかな、要は新規事業等々を含めて、より絞った形で出てくるのかなという期待をしておりました。 そういった中で、特に市長の、冒頭にもあったように、中期財政計画を踏まえて緊急性、必要性の高いものから優先的にやっていくんだという中で、本来で言えば市民、それから職員の皆さんも含めて生命を守っていくということを考えれば、耐震補強、例えば病院の耐震補強等が最優先で本来で言えば組まれるべきだろうと、そうした中で新規事業で新たに図書館の事業であったりもろもろ出ておりますが、その辺の財政当局を含めた予算組みの考え方を、まずお伝え願いたいというふうに思います。 ○議長(田中武夫君) 誰が答えられますか。 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 病院の耐震の問題でございますけれども、新聞等にも出たわけでございますけども、これにつきましては今議会でいろいろご説明をさせていただくとしております改革プランとある程度連動して考えていくべきところもあるかなと思っております。いろいろ議会のほうからもご指摘があっております病院、さまざまな、あり方みたいなところも若干関与してくるのではないかなと思っておりますので、その辺のところの方向性、総合管理計画でも病院自体はAランクということで、3年以内に方向出ししますという位置づけになっております。改革プランも一応4年間ということでございます。でも、その中では耐震に向けての方向性は示していかなければならないというふうに思っております。 それから、図書館のご質問がございましたけれども、図書館につきましてはどういうような形で整理していくか、周辺にはいろいろ、今後どうしていくかというような総合管理計画上でもAランクになっているものもございますので、そういうようなところも含めて総合的に検討していくということで今回調査費をつけているということでございますので、今すぐこれを建てるとか、そういうことで予算をつけているというものでもない部分もございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(田中武夫君) 田淵議員。 ◆9番(田淵秀喜君) ようわからん説明なんですが、これは中期財政計画が昨年の12月に出ております。29年度の一般会計の単年度から見れば、もう計算上赤字になっていくという、厳しい財政運営をやっていかなきゃならん、こういった状況の中で出た中財なわけでありますが、要は単年度決算で赤字になるということは、入りの部分、国からの交付金等を含めてどんどんふえる状況にはないという中で組むわけであります。中財の中では、今年度末の財政調整基金は23億円の残が29年度末においては20億円余りの残高ということで計画があるわけでありますが、今回出ている当初のところのものを見ますと、もう既に18億円、29年度末には11億円ぐらいまで減るということは、基金を全て充当して予算組みをしてるということで理解してよろしいですか。 ○議長(田中武夫君) 清水部長。 ◎総務部長(清水保生君) この中期財政計画でお示ししております数字につきましては、基本的には決算ベースでお示ししております。今回当初予算で一定程度の基金を入れておりますけども、当初予算でございますので、これは今後補正の中でまた調整ができる要素も多分にありますので、財政計画の29年度の数値と今の29年度当初予算の数値そのもの、イコールで比較していただくというのはちょっと問題があるかなというふうに思っております。 ○議長(田中武夫君) 田淵議員。 ◆9番(田淵秀喜君) 我々としては中期財政計画なんで、より精度の高いものを示していただいて、それをもって十分機能を果たしていく、これが我々の責務だというふうに思ってますので、この乖離は、それは1億円とか2億円の乖離がある部分については一定の理解をしながらチェックをしていくわけでありますが、最終的にこの29年度末の残高の推移が10億円近く違うという、こういった計画を示してもらっても、なかなか本当にこの予算そのものが正常なのかどうなのかということになりますと、一定の修正を加えていかなきゃならんだろうというところも含めて検討していかなきゃならんというふうに思っておりますので、予算委員会等でしっかり皆さんにも議論していただくということを含めて、大きなところの、私は余り聞けないものですから聞かせていただいたということで、答弁はそれぐらいで私のほうは終わりたいというふうに思います。
    ○議長(田中武夫君) 答弁はありませんね。 森脇副市長。 ◎副市長(森脇光成君) 答えになってるかどうかわかりませんですけれども、中期財政計画と予算との関係、先ほど総務部長が申しましたけれども、決算ベースと予算との比較というのはなかなか難しいところがございます。例えば27年度決算で実際に、剰余金というか繰り越しというか、それが5億数千万円出ている、大体ほぼ毎年それくらい出ておりますので、ですんで当初予算と決算とではそれくらいの乖離はどうしても出てまいります。これはなかなか中期財政計画、精度を高めるべしというのは当然していく必要ございますけれども、どうしてもさまざまな国の制度改正ですとか、ただ、状態の変化によりまして、ぴったり合うということはなかなか難しいところでございまして、できましたら中期財政計画、これは決算ベース、現在ご審議いただきますのは予算だというところをご承知いただいた上でご議論いただければと思っております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(田中武夫君) 田淵議員。 ◆9番(田淵秀喜君) そういって言われますと、基本的に我々に示された中期財政計画、それから見通しを見ても、単年度の決算ベースで10年先、平成38年でも黒字にならないというのが示されてるわけであります。要は、その間市長も含めてずっと答弁されてきたのは、基金をもってそれの補填をしていくんですよという話を聞いてきたわけであります。じゃあ、基金がそれだけ潤沢にあるのか、一般会計等の補填をしていくためにはどうしても財政調整基金がある程度ないと、それはなかなか補正予算も含めて補填はできないだろうというふうに思うわけでありまして、特に今年度はその元年といいますか、さまざまな箱物がスタートする、支出もふえていくという中で、より精度の高い予算の組み方もしていかなきゃならんしチェックもしていかなきゃいかんという思いで私はおるわけであります。そうした中で基金の乖離が非常に大きいということに関しては、本当に基金が5年先までもつのかな、財政調整基金がどこまでもつのかなという不安を非常に強く思うわけでありまして、国の部分を含めて、その財政調整基金というのは一自治体としてどれぐらい、じゃあ財政規模に対してどれぐらい必要なのか、その辺も含めてきちんと我々に開示してもらわないと、これもひとつチェックしていかなきゃいかん。きょう午前中もあったように、将来にわたって市長はきちんとこの安来市が発展をしていくための運営をしていくんだということだったもんですから、財政面、ベースになるものが不安があるようなことではどうしょうもない、だからそこのところをどう今後やっていくのか。だから、節約するものに関してはどんどん思い切った節約をしていかなきゃいかんだろうし、本当に必要なものはきちんと優先順位、時期を定めてそれは実行していく、そういったのをよりめり張りをつけてやっていかなきゃいかんというふうに思ってますので、だからそのベースになる予算、財政運営というものが非常に精度が低ければ、それはきちんとしたものができないということになるんで、その辺の要請をあわせてしておきたいなというふうに思います。 ○議長(田中武夫君) 答弁よろしいですか。 答弁はないようでございます。 ほかに質疑はありませんか。 永田議員。 ◆12番(永田巳好君) 今の先ほどの田淵議員の質問に対して清水部長は、当初予算はそうであって、決算になれば積み増しができるというようなことを申されましたけど、そのあたりをもう少し詳しく教えてください。 ○議長(田中武夫君) 清水部長。 ◎総務部長(清水保生君) 決算になれば積み増しができるということを言ったということではなく、決算までのところではいろんな状況も変わってまいりますし、歳入とか歳出面も含めて単年度内に動いてくる部分もございますので、そういう意味でこの当初予算が最後までそのままということではないので、そういう意味では当初予算で見込んでおります財政調整基金をそのまま決算で取り崩すということとイコールにはならない部分があるでしょうということを申し上げた、そういう部分もありますということを申し上げたところでございます。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆12番(永田巳好君) わかりました。先ほど副市長のほうから答弁がございましたけど、今実質収支のほうが剰余金が出るということですよね、言われたのは。剰余金が出るということを先ほど答弁されたと思います、副市長は。それは確かに、私、調整基金で運営できる限りはいいと思います。ただ、心配するのは、田淵議員はどこまで心配しておられるかわかりませんけど、要は臨時財政対策債を入れながら、これはもう需要額が入ってるんです、入ってるからそれで心配するんです。それが入ってなかったら、経常収支はもう飛んでしまったやつは上がってしまってるんです。そのあたりをきちんと財政規律を守りながらしてくださいという、恐らく田淵議員の考えではなかったかと。なおかつ、当初予算は実質収支が余り変わらないように予算をつくるのが本来の姿ではないかと思います。それは、不用額が出るということは恐らく、それは不用額が出るのは当たり前かもしれませんけど、少なくとも予算に近いものを出すのが財政当局のお力じゃないかと思います。 ○議長(田中武夫君) 答弁はありませんか。 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 基本的に中長期を計画、あるいは見通しに沿った計画を立てていかなければならない、これが基本でございます。しかし、単年度の予算にはいろいろな、政府は国の施策とか、あるいは特例とか、いろんな方針もございますし、5年後、10年後の見通しとかなり単年度の予算は食い違ってくる、これがなるべく我々もいいほうに違ってくるように期待しているわけでございますが、なかなかそこがきちんと一致しないというのは否めないところでございますので、なるべくこの計画に沿ったものにしていきたい、こういうふうに思います。 それと、先ほどの病院の耐震化が出ましたが、これはもう安来市立体育館の耐震化率とちょっとレベルが違うそうで、これ一緒にされると困ると思います。今体育館は設計図を出して、そしてさらに言うと工事を着工する。病院のほうはそこまでいっておりませんので、たまたまこの間あるいろいろなマスコミが、県の発表が悪かったのかもしれませんが、安来だけ安来市立体育館、あるいは日立とか、こういう固有名詞をぽんと大きく載せたんです。あと一週間ほど後に松江が、松江もホテル一畑、一畑百貨店、あるいは市庁舎とか、それも同じレベルなんです、もう倒壊のおそれが。ところが、安来だけこのタイトルのところに大きな固有名詞を、安来市立体育館倒壊のおそれと出しました。安来市民の皆さんは大変びっくりされたと思いますが、そのレベルは、先ほど言いましたけど松江の施設、あるいは鳥取の庁舎、県内かなりあるわけです。病院も必ずこれはしていく方向にしなければなりませんが、市立体育館と同レベルではございませんので、その辺をご理解をいただきたいと思います。 そして、また基金も、この間もいろいろと特別交付税のお願いに行ったとき、総務省の高官が、地方は基金はいっぱいためとって金がない金がないと言ってる。適当に使ってください、そのための基金なんだとそう言いました。我々も31億円を92億円までためたわけです、61億円、だからこういう大型の箱物とかいろいろな事業をするときには、ある程度それを使わせていただかないと、そのためにこの8年ぐらいで六十数億円をためたわけです。だから、その辺も理解をしていただきたいと思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中武夫君) 永田議員。 ◆12番(永田巳好君) 私に対する答えはありません、市長。それは副市長の考えが驚いてしまったんです、先ほど。それは実質収支で出て剰余金が4億円だか5億円だかが出るって言っておられますけど、臨時財政対策債が入ってるから、要は孫から先の赤字起債を使って借金して、それを剰余金に充てておるということです、現実は。ただ、それは確かに臨時財政対策債は後から国が元利を戻していただけると言っていますけど、これは使わなくてよい起債なんですよね。余りにも考え方が楽観過ぎることと、私が先ほど聞きたかったのは、予算をつくるならきちんと予算に沿った余り変動のない予算をつくっていただきたい。それは大変難しいことです。だけど、先ほど清水部長が言われたように、当初予算と決算は違いますということで、積み立てられとるやな言い方されたけど、その積み立ては、先ほど僕が言った基準財政需要額の中に臨時財政対策債が入ってるから、だからお金は間違いなく、全国の自治体は間違いなく緩い財政緊迫になってると思います。だから、そのあたりをもう少し、本当に市長は市民にきちんと財政のことを伝えていきたいと言っておられましたので、そのあたりをわかりやすく財政のトップの方は説明されるようにしなくちゃいけないんじゃないかと思いますが。 ○議長(田中武夫君) 答弁はいいですか。            (「答弁しならんだけん」「答弁がないということは間違いないということですか」と呼ぶ者あり) 清水部長。 ◎総務部長(清水保生君) 臨時財政対策債ですけれども、これは従来の国が全部負担するという部分から国と地方と折半する部分というようなことが何年か前に言われた制度でございますけれども、自治体も今までの交付税、一本の分が交付税と臨財債になったということで、我々地方自治体は臨財債と今の交付税をもって交付税だというふうな仕組みにしておりますし、その臨財債が要らないような発想になってきますと、そもそも交付税を減らされることになりますので、これは県も臨財債をきちっと発行して使ってくださいということを指導しております。ですから、要らないというか、これは必要なもんですから、これを発行して交付税と同じような扱いで使うということは、何ら問題はないことだというふうに思っておりますので、若干私どもと違うんじゃないのかというところがございますので、その辺はご理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑はありませんか。 嶋田議員。 ◆14番(嶋田豊昭君) 最初基本的な考え方ということで説明をいただいた中で、総合計画と総合戦略に基づくもの、そして近藤市長3期目の基本方針に基づく、そういう部分があって、選挙が昨年あったもんで、近藤カラーを出すためには必要があろうというように私は思うわけですが、財政規模の非常に大きいもんで、市民の皆さんは我々将来不安というのがたくさんあろうと思ってる。このあたりの3期目の基本方針に基づくものをあえて掲げておられますので、その辺のところを、去年12月に所信表明の中であったかもしれませんけど、今よく頭にありませんので、この基本方針に基づくものはこういうものがあると、何点かあればお伺いをしてみたいと思います。 ○議長(田中武夫君) 近藤市長。 ◎市長(近藤宏樹君) 私も市政でこれから3期目を見たときに重点的にやりたいというのは、まず子育て、医療、福祉、こういうものでございます。特に今までも中学3年生までの医療費無料化をやりましたが、それに加えて予防接種のおたふく風邪、恐らく県下で初めてじゃないかと思いますけど、2回とも無料になります。それから、就学援助の充実、そしてエアコンもことしで終わりになりますが、普通教室のエアコン設置、あるいは産業振興におきましては工業団地の造成とか、あるいは、急に言われると余りに多いものでして、それからほ場整備なんかも私は基幹産業としての産業支援として推進をしているところでございます。いろいろと個別のことで今急にであれですので、いろいろなそういうとこを徹底的に我々は推し進めていきたい。それと子供たちを、あるいはUIターン者とか、いろいろな方の住居、低コストな、またスポーツ広場とかそういう文化、スポーツの振興のための中海ふれあい公園の整備等、ところにいっぱい私のカラーといいますか、そういうところを出しているところでございます。よろしくお願いします。 ○議長(田中武夫君) 嶋田議員。 ◆14番(嶋田豊昭君) また、予算の説明の際に、そういった各論の部分で特に近藤カラーの部分はつけ加えて説明をお願いできればと思っております。 先ほどのお話では余り既存総合計画からも総合戦略からも余り大きく逸脱させておらんだろうという感じがしておりますので、例えばスマートインターなんかも、本気になればこれから地域がどれぐらい変わっていくんだろうなというようなところも含めて、議会のほうにも説明をいただいておく必要があろうと思っています。そういうご配慮、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑はありませんか。質疑ありませんね。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は予算委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第26及び日程第27 ○議長(田中武夫君) 日程第26、議第25号「平成29年度安来市国民健康保険事業特別会計予算」及び日程第27、議第26号「平成29年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算」の2件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 板持市民生活部長。            〔市民生活部長 板持功毅君 登壇〕 ◎市民生活部長(板持功毅君) 失礼します。 平成29年度当初予算関係つづりの9ページをお願いいたします。 議第25号平成29年度安来市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ56億4,100万円と定めるものでございます。 第2条は、一時借入金の最高限度額を4億円と定めるものでございます。 第3条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。 初めに当たりまして、安来市の国保の加入者等の状況につきましてご説明いたします。 12月末現在でございますが、国保の世帯数は5,289世帯、安来市全体の37.11%、被保険者数は8,701人、加入者率は21.79%でありまして、年々減少しておるところでございます。 今回の当初予算でございますが、財源としましては、保険税、国、県からの支出金、一般会計からの繰入金などが主なものでございます。また、保険給付費につきましては、医療費の実績見込みから対前年比で5%の増とし、収支不足につきましては、基金3,000万円を取り崩すことによりまして予算を編成したところでございます。 予算の主な内容につきまして、予算に関する説明書、この事項別明細書によって説明させていただきたいと思います。 予算に関する説明書、202ページをお願いしたいと思います。厚い冊子の202ページでございます。 まず、歳入でございますが、1款国民健康保険税につきましては、税率を据え置いておりまして、8億2,415万6,000円の見込みといたしました。 3款国庫支出金12億8,665万8,000円。 次、めくっていただきまして、204ページ。 4款療養給付費交付金2億6,025万7,000円、5款前期高齢者交付金16億円、6款共同事業交付金10億3,281万1,000円、7款県支出金2億4,771万9,000円、これらにつきましては定率の負担、または見込み額により計上をしております。 次、めくっていただきまして、206ページでございます。 9款繰入金3億8,415万1,000円でございます。一般会計の繰入金3億5,415万1,000円、基金繰入金としまして3,000万円を取り崩し、収支不足を補填するものでございます。 次に、めくりまして210ページ、歳出をお願いいたします。 1款総務費でございますが、職員の人件費及び事務費が主なものでございますが、この中には国保直営診療施設であります市立病院へ1,000万円の繰出金も含まれております。 また、飛んでいただきまして216ページ、2款保険給付費でございます。28年度の医療費の実績の見込み額に、伸び率5%といたしまして総額36億978万9,000円としております。 1項療養諸費30億5,984万3,000円と、220ページになりますけども、2項の高額療養費5億3,477万9,000円、これが主なものでございます。 また、ページを飛んでいただきまして、228ページをお願いいたします。 3款の後期高齢者支援金等でございます。5億4,057万1,000円は、被保険者分の支援金でございます。 次に、234ページ、6款の介護納付金1億5,510万5,000円は、国保連合会から示された金額でございます。 次のページ、236ページ、7款共同事業拠出金11億2,334万円は、県内の市町村の国保間におきまして、保険料の平準化、財政の安定化を図るために拠出するものでございます。 次に、238ページ、8款保健事業費7,239万5,000円は、40歳から74歳までの方を対象とした特定健康診査等事業費と脳検診、ミニドックなどの疾病予防費でございます。 以上、説明といたします。 続きまして、予算関係つづりの13ページをお願いいたします。 議第26号平成29年度安来市後期高齢者医療事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ10億6,400万円と定めるものでございます。 第2条としまして、一時借入金の最高限度額を1億円と定めるものでございます。 この改定につきましては、75歳以上の方及び寝たきりなど一定の障がいのある65歳以上の方が被保険者として加入していただくもので、島根県の広域連合が保険者となっているものでございます。 安来市の後期高齢者医療の対象となる被保険者数でございますが、12月末現在で7,591人、全人口の約19.01%の加入者率でございます。 それでは、予算に関する説明書の事項別明細書によって説明させていただきます。 予算に関する説明書の256ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますけれども、1款後期高齢者医療保険料3億7,194万9,000円は、均等割と所得に応じた保険料でございます。 3款繰入金6億9,061万円は、低所得者の保険料軽減額を補填する保険基盤安定繰入金と負担割合に応じて一般会計から繰り入れる療養給付費負担金、事務費繰入金でございます。 次のページ、258ページをお願いいたします。 歳出でございます。 1款総務費472万2,000円は、各種通知及び徴収事務経費でございます。 ページ飛んでいただきまして、262ページ、2款後期高齢者医療広域連合納付金10億5,767万4,000円は、保険料と療養給付費分の負担金でございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第25号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 議第26号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本2件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第28 ○議長(田中武夫君) 日程第28、議第27号「平成29年度安来市介護保険事業特別会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 内田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 内田修次君 登壇〕 ◎健康福祉部長(内田修次君) それでは、平成29年度当初予算関係つづりの17ページをお願いいたします。 議第27号平成29年度安来市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ48億2,000万円とするものでございます。 第2条、一時借入金でございます。借り入れの最高額を3億円と定めるものでございます。 第3条につきましては、歳出予算の流用について定めております。 当初予算につきましては、第6期安来市介護保険計画の中間年であります平成28年度の収支状況をもとに、介護保険制度の改定による地域支援事業の枠組み等の見直しに伴います地域事業や在宅医療・介護連携推進事業などにより、対前年6,000万円増の予算規模といたしております。 歳入歳出予算の詳細につきましては、予算に関する説明書の事項別明細書によって説明をさせていただきます。 説明書の274ページをお願いいたします。 まず、歳入の主なものをご説明いたします。 1款1項1目第1号被保険者保険料は、9億2,371万3,000円を見込んでおります。特別徴収、普通徴収、滞納繰越分等を含めたものでございます。 3款1項の国庫負担金8億861万8,000円は、施設及び施設以外の介護給付費に対し、それぞれ法で定められた割合で算出されたものでございます。 2項国庫補助金3億3,139万9,000円につきましても、同様に法で定められた割合で算出されたものでございます。 276ページをお願いします。 4款支払基金交付金12億8,493万9,000円は、第2号被保険者の保険料に当たるもので、支払基金から交付を受けるものでございます。 5款県支出金6億7,809万5,000円は、国庫負担金と同様に法で定められた割合で算出いたしております。 278ページをお願いいたします。 7款繰入金7億9,219万9,000円は、保険給付費及び地域支援事業費の市負担分と事務費部分の合計額を一般会計からの法定繰入金として繰り入れるものと、計画的な基金の取り崩しでございます。 次に、歳出の主なものを説明いたします。 280ページをお願いいたします。 1款1項1目一般管理費8,388万円は、一般職の人件費と一般管理費等でございます。 284ページをお願いいたします。 3項1目介護認定審査会4,121万2,000円は、介護認定審査会と認定調査費等でございます。 続きまして、288ページをお願いします。 2款保険給付費は、28年度の保険給付費の実績見込み額に伸び率を約2.7%とし、総額で44億7,990万4,000円としたところでございます。 1項介護サービス等諸費は、要介護1から要介護5の受給者に対しての給付費でございます。 290ページをお願いいたします。 2項介護予防サービス等諸費で、2億1,554万1,000円は要支援1、要支援2の受給者に対しての給付費でございます。 294ページをお願いいたします。 4項高額介護サービス等費は、介護サービスの1割、2割負担額について一定額を上回った場合において、その部分を払い戻すための費用でございます。 296ページをお願いします。 5項高額医療合算介護サービス等費は、医療保険と介護保険の両方を利用している方で同一世帯の負担を軽減するための費用でございます。 298ページをお願いいたします。 6項特定入所者介護サービス等費は、施設の居住費、食費の負担が低所得者にとって過重とならないよう一定割合を給付する費用でございます。 302ページをお願いいたします。 3款地域支援事業費は、平成29年度より新しい介護予防・日常生活支援総合事業として枠組みが変わることになりました。 1目の介護予防・生活支援サービス事業費につきましては、要支援向け介護予防給付の訪問介護と通所介護をそれぞれ訪問型サービス事業、通所型サービス事業に移行いたします。 304ページをお願いいたします。 2目一般介護予防事業費です。これまでは一次予防事業、二次予防事業として介護予防事業を行ってまいりましたが、このたびの介護予防・日常生活支援総合事業により、廃止、再編いたします。この目的は、機能回復訓練など高齢者本人へのアプローチだけでなく、地域づくりなど高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含め、バランスのとれた介護予防事業に見直すことを目的としております。 306ページをお願いいたします。 3項1目包括的支援事業費8,113万9,000円につきましては、地域包括支援センター委託事業のほか、平成29年度は在宅医療・介護連携推進事業として連携支援センターを設置し、安来市医師会に委託いたします。これは医療と介護の両方を必要とする状態、高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、在宅医療と介護を一体的に提供するための必要な支援を行う連携支援センターでございます。 2目任意事業費は、介護相談員の派遣事業、家族介護支援事業、成年後見制度利用支援事業や市単独で行っております認知症グループホームの利用の低所得者利用料補助などでございます。 328ページには、給与明細書を掲載をしております。 その他特別職のところの74名でございますが、これは認定審査会審査委員及び介護相談員の人数でございます。一般職は9名でございます。 以上、説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第27号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教福祉委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第29 ○議長(田中武夫君) 日程第29、議第28号「平成29年度安来市電気事業特別会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 宮田政策推進部次長。            〔政策推進部次長 宮田 玲君 登壇〕 ◎政策推進部次長(宮田玲君) 当初予算関係つづりの21ページをお願いいたします。 議第28号平成29年度安来市電気事業特別会計予算についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出予算総額をそれぞれ1億1,300万円とするものでございます。 第2条でございます。債務負担行為でございますが、24ページをお願いいたします。布部発電所改修事業の期間を平成30年度から32年度までとしまして、限度額を1億9250万円とするものでございます。 第3条でございます。地方債の限度額でございますが、次ページ、25ページをお願いいたします。限度額を7,600万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては記載のとおりでございます。 再度、21ページをお願いいたします。 第4条、一時借入金は、借り入れの最高額を1,000万円とするものでございます。 当初予算には、布部、伯太両発電所の維持管理費及び布部発電所の再生可能エネルギーの固定価格買取制度が適用となるよう、29年度から4カ年の改修事業費が主な内容でございます。 以下、詳細につきましては、予算に関する説明書の事項別明細書で説明させていただきます。 336ページ、337ページをお願いします。 まず、歳入でございます。 4款諸収入3,697万7,000円は、両発電所の売電収入でございます。 5款市債7,600万円は、布部発電所電気事業債でございます。 338ページ、339ページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。 1款1項1目管理費1,000万円は、両発電所の維持管理経費でございます。 2目施設整備費、布部発電所改修事業費7,600万円は、次ページに記載をしております。調査設計委託料3,500万円、それと発電機器等の工事費3,850万円が主なものでございます。 342ページ、343ページをお願いいたします。 2款公債費の内訳は、元金1,750万円と利子100万円であります。 次ページをお願いいたします。 3款諸支出金は、電気事業基金積立金800万円としております。 以上、議第28号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第28号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第30 ○議長(田中武夫君) 日程第30、議第29号「平成29年度安来市下水道事業特別会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 仁田上下水道部長。            〔上下水道部長 仁田隆敏君 登壇〕 ◎上下水道部長(仁田隆敏君) 失礼いたします。それでは、予算関係つづりの27ページをお願いいたします。 議第29号平成29年度安来市下水道事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。 第1条、歳入歳出予算でございます。歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億7,500万円とするものでございます。 第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条は一時借入金につきまして、それぞれ定めております。 内容につきましては、例年とほぼ同様の内容でございますので、ごらんいただくことで説明のほうは省略させていただきます。 それでは、歳入歳出予算につきまして説明をさせていただきます。 説明書の354ページをお願いいたします。 1款の分担金及び負担金でございます。公共下水道区域の拡大を図っておりますが、全体といたしましては農地の徴収猶予などに伴って、前年度比500万円の減額でございます。 2款使用料及び手数料につきましては、人口の減少や節水機器の普及による影響はございますが、新たな供用開始区域の拡大などによりまして、全体では前年度比1,350万円の増額を見込んでおります。 362ページをお願いいたします。 歳出でございます。 歳出につきましても、例年とほぼ同様でございますので、特徴のある事業について説明させていただきます。 1目総務管理費、委託料3,000万円につきましては、平成32年度の当初からの公営企業会計移行に向けた公営企業会計法適化基本計画策定業務に当たるものでございます。 366ページをお願いします。 3項1目公共下水道建設費の説明欄の5番目、流域関連公共に係る公共下水道建設費でございますが、汚水管渠等の整備工事といたしまして、飯梨、植田、内代、和田南などの地域で工事を予定しております。 また、その下の6番目、雨水対策に係る公共下水道建設費につきましては、今年度に引き続き南十神地区や浦ケ部地域での雨水渠改良工事の予定をしております。 378ページをお願いいたします。 3項1目農業集落排水建設費の説明欄の3番目、農業集落排水施設改良費でございますが、母里、大塚、能義などの処理施設におきまして改良工事を予定しております。 390ページをお願いいたします。 3項1目の説明欄の3番目、浄化槽市町村整備推進事業建設費でございますが、市整備型の浄化槽50基の設置を見込んで計上しております。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第29号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第31から日程第33まで ○議長(田中武夫君) 日程第31、議第30号「平成29年度母里財産区特別会計予算」並びに日程第32、議第31号「平成29年度井尻財産区特別会計予算」並びに日程第33、議第32号「平成29年度赤屋財産区特別会計予算」の3件を一括議題として、執行部より説明を求めます。 太田伯太地域センター長。            〔伯太地域センター長 太田健司君 登壇〕 ◎伯太地域センター長(太田健司君) 失礼いたします。 議第30号から議第32号までの3件につきまして、一括して説明をさせていただきます。 予算関係つづり、33ページ以降でございます。なお、予算に関する説明書につきましては403ページ以降でございます。あわせてごらんいただきたいと思います。 それでは、予算関係つづり33ページをお願いいたします。 議第30号平成29年度母里財産区特別会計予算について。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ60万円と定めるものでございます。 34ページ、35ページをお願いいたします。 歳入につきましては、財産運用収入、財産売払収入による財産収入及び前年度繰越金等でございます。 歳出につきましては、総務管理費で、管理会の運営費及び予備費でございます。 次に、37ページをお願いいたします。 第31号平成29年度井尻財産区特別会計予算についてであります。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ15万円と定めるものでございます。 38ページ、39ページをお願いいたします。 歳入については、基金積立利子による財産運用収入、財産売払収入、繰入金、繰越金等でございます。 歳出につきましては、管理会の運営経費等でございます。 続きまして、41ページをお願いいたします。 議第32号平成29年度赤屋財産区特別会計予算についてであります。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ18万円と定めるものでございます。 42ページ、43ページをお願いいたします。 歳入につきまして、主なものは繰入金、前年度繰越金でございます。 歳出につきましては、管理会の運営経費等でございます。 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第30号から議第32号までの3件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本3件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第34 ○議長(田中武夫君) 日程第34、議第33号「平成29年度安来市水道事業会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 仁田上下水道部長。            〔上下水道部長 仁田隆敏君 登壇〕 ◎上下水道部長(仁田隆敏君) それでは、別冊の安来市水道事業会計予算書、オレンジ色の表紙でございます。 1ページをお願いいたします。 議第33号平成29年度安来市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。 新年度の予算につきましては、上簡統合後初めての予算計上となりますが、大枠ではこれまでの上水道会計に単純に簡易水道部分を加えることになりますので、項目ごとの金額は大きくなりますが、予算編成の基本的なところはこれまでと変わらないということでございます。 それでは、第2条、業務の予定量でございます。給水件数1万3,800件、年間総給水量481万8,000立米、1日平均給水量1万3,200立米とするものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を次のとおり定めるものでございます。 収入は水道事業収益11億5,400万円、支出は水道事業費用12億3,600万円でございます。明細につきましては、後ほど説明をさせていただきます。 次のページをお願いいたします。 第4条、資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるものでございます。 資本的収入6億4,063万5,000円、資本的支出9億9,749万7,000円でございます。明細につきましては、こちらも後ほど説明をさせていただきます。 その下の4条の2、特例的収入及び支出でございますが、簡易水道会計を打ち切り決算とするため発生する債権または債務に係る未収金または未払金については、平成29年度の水道事業会計において整理するという規定でございます。 次のページ、第5条、企業債でございます。上から3番目の水源地改良事業は、遠隔監視システム整備事業に係るものでございます。それから、一番下の工業団地整備関連事業につきましては、来年度から3年間の継続事業としまして、配水池の整備や配水管の清掃を行う計画でございます。総額で4億4,730万円を限度額とするものでございます。 第6条から第8条までは予算の流用、たな卸資産の購入限度額についてそれぞれ定めております。ごらんいただくことで説明は省略させていただきます。 それでは、予算の概要につきまして特徴のあるところを説明させていただきます。 5ページの実施計画書をごらんいただきたいと思います。 まず、予算第3条、収益的収入及び支出の収入の部でございますが、水道料金収入であります給水収益につきましては、平均8.5%の料金引き上げ分、金額にしますと約6,400万円でございますが、この部分を含んだ予定額でございます。 次のページをお願いいたします。 支出でございますが、浄水場や配水管の維持管理など、ほぼ例年どおりの予算計上をしております。 その中で、2番目、配水及び給水費のところでは、新水道ビジョン策定業務委託料1,800万円余りを計上しております。国の指導によりまして、資産の管理、更新計画や耐震化計画などを策定するものでございます。 また、6目の減価償却費でございますが、このうちの3億円余りが新たに生じる簡易水道事業分ということになっております。 続きまして、次のページ、予算第4条、資本的収入及び支出でございます。 下の表の支出の部でございますが、1項1目水源設備費につきましては、遠隔監視システム整備事業に約1億5,000万円、原代浄水場改良工事に約4,800万円をそれぞれ計上いたしております。 1項2目の配水設備費につきましては、下水道関連工事や道路改良工事に伴う支障移転工事が主なものでございますが、工業団地整備関連事業に1億円余りを計上しております。 また、老朽管更新事業につきましては、石綿管でございますけども、平成28年度末で残り1,056メートルとなっております。今後とも各種工事に合わせまして更新を図ってまいります。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第33号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は地域振興委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第35 ○議長(田中武夫君) 日程第35、議第34号「平成29年度安来市病院事業会計予算」を議題として、執行部より説明を求めます。 蒲生病院事務部長。            〔市立病院事務部長 蒲生安生君 登壇〕 ◎市立病院事務部長(蒲生安生君) 議第34号平成29年度安来市病院事業会計予算につきましてご説明を申し上げます。 予算書は、黄緑色の表紙の予算書でございますので、ごらんいただきたいと思います。 まず最初に、26ページをお願いをいたします。 まず初めに、当院は地域において必要な医療を継続的に提供するため安定した経営が求められている中、平成28年度において市立病院改革プランを取りまとめ、それにより当院の役割である二次救急を主体とした急性期医療の提供、在宅医療の対応、予防活動への対応、医療技術職の人材育成と確保を行うとともに、収益向上への取り組み、病床機能の適正化、費用適正化への取り組みを着実に実施し、このことにより住民に対して必要な医療の提供をするとともに、今後も持続可能な経営を目指してさらに努力してまいります。 主な事業といたしましては、1つ目が二次救急を主体とした急性期医療の提供、2つ目が無医地区巡回診療の継続及び訪問看護等在宅医療の推進、3つ目が各種健康診査及び検診や生活習慣病への対応など予防活動の実施、4番目が経営の効率化に基づく病床再編の実施、5番目が医師、看護師確保対策の実施と強化(各種実習生の受け入れ、高校生、中学生を対象とした職場体験学習等)、6番目が情報共有体制の強化による病病・病診・医療介護の連携の推進、7番目が第4次経営健全化計画の見直しと推進、8番目が出前講座、院長と語る会等の開催による広報活動の推進と強化を行ってまいります。 予算骨子といたしましては、新改革プラン及び平成28年度決算見込みベースをもとに積算をしております。 次に、予算書の最初に戻っていただきまして、1ページをお願いをいたします。 第1条、平成29年度安来市病院事業会計の予算は次に定めるところによるものでございます。 第2条、業務の予定量でございますが、入院患者取扱量は年間延べ4万7,024人、外来患者取扱量6万3,864人、ベッド数は4月から9月までが一般病床135床、療養病床48床、10月から3月までが一般病床101床、療養病床46床とするものでございます。診療科目は14科、職員計画は、職員数は183人としております。 第3条、収益的収入及び支出についてであります。 収益的収入及び支出の予定額は、収入29億2,169万3,000円、対前年度比4.9%の減、支出28億5,495万2,000円、対前年度比8.4%の減でございます。 次に、2ページをお願いをいたします。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入1億円、支出4億2,191万円とするものであります。 第5条、企業債を1億円と定めるものであります。 医療器械等整備事業に3,000万円、施設整備事業に7,000万円。 第7条、8条は、それぞれ会計規程に基づき定めるものでございます。 第9条は、一般会計から補助を受ける金額は1億2,922万8,000円でございます。 第10条は、たな卸資産の購入限度額を10億円と定めるものでございます。 次に、4ページをお願いをいたします。 予算実施計画であります。 収益的収入及び支出の医業収益、入院収益を13億7,740万6,000円、外来収益を6億5,964万5,000円、その他医業収益を1億2,079万円、補助金を2,280万円、他会計負担金を1億3,869万8,000円を見込んでおります。 医業外収益では、補助金1億2,922万8,000円、負担金及び交付金1億3,025万5,000円、長期前受戻し入れが4,713万5,000円、資本費繰入収益が1億3,875万9,000円、3番目の特別利益といたしまして、その他の特別利益で1億3,306万円を見込んでおるところでございます。 支出につきましては、給与費を18億660万3,000円、材料費を3億6,335万1,000円、経費を4億1,260万1,000円、減価償却費を2億1,120万8,000円、研究研修費を850万1,000円、医業外費用につきましては、支払利息及び企業債取扱諸費として2,756万3,000円、消費税及び地方消費税を728万2,000円、長期前払消費税勘定償却を905万9,000円、医師・看護師確保対策180万円等々を見込んでおるところでございます。 資本的収入及び支出でございますが、資本的収入は企業債として1億円、支出は、建設改良費として1億779万8,000円、有形固定資産購入費を3,000万円、施設整備費を7,779万8,000円、企業債の償還金として2億7,111万2,000円、長期借入金償還金を4,000万円等を見込んでるとこでございます。 そのほか、6ページ以降は事業執行に伴う経費の予定額、それぞれ企業会計において定められております事項について記載をしておりますので、ごらんいただくことで説明を省略させていただきます。 以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 議第34号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務企画委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第36 ○議長(田中武夫君) 日程第36、承第2号「安来市水道事業等に従事する職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて」を議題として、執行部より説明を求めます。 仁田上下水道部長。            〔上下水道部長 仁田隆敏君 登壇〕 ◎上下水道部長(仁田隆敏君) 失礼いたします。 それでは、議案つづりの43ページをお願いいたします。 承第2号安来市水道事業等に従事する職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 これにつきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律が一部改正され、平成29年1月1日に施行されておりますので、所要の整備を行うため専決処分をさせていただいたものでございます。 45ページをお願いいたします。あわせまして、説明資料の20ページをお願いいたします。 主な改正は、第18条の部分でございますが、働きながら育児や介護がしやすい職場整備をさらに進めるため、介護休暇とは別に介護のための所定労働時間の短縮措置として、1日につき2時間の範囲内で勤務しないことができるとする制度を設けるものでございます。 附則といたしまして、この条例の施行日を平成29年1月1日とするものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 承第2号について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております承第2号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、承第2号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 承第2号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第37 ○議長(田中武夫君) 日程第37、承第3号「安来市立病院の職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて」を議題として、執行部より説明を求めます。 蒲生病院事務部長。            〔市立病院事務部長 蒲生安生君 登壇〕 ◎市立病院事務部長(蒲生安生君) それでは、承第3号安来市立病院の職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることにつきましてお願いをいたします。 地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 条例関係説明資料の21ページ、22ページをお願いいたします。議案集の48ページをよろしくお願いいたします。 先ほどの水道事業の職員と同じくするものでございます。 地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正により専決処分を求めるものでございます。 改正の理由は、人事院勧告等を踏まえ、上記法律の施行に伴い、育児介護制度の同様の措置を講ずるためのものでございます。 改正の概要は、介護時間の新設に伴い、勤務しない1時間につき、勤務1時間当たりの給与額を減額する。 また、第19条第2項中の部分休業及び介護休暇の定義に当たる部分については、今後改正する可能性も考えられますので、法律を引用する形式で変更するものでございます。 条例改正に当たり、引用していた関係法令名を改正されたものに改めるものでございます。 再任用職員に適用する場合もあるため、市に準じて整理を行うものでございます。 施行日は平成29年1月1日。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 承第3号について質疑はありませんか。 丸山議員。 ◆5番(丸山征司君) 先ほどご説明いただきました中身の本質、根幹に当たる部分は私も同感で、了承するものなんですけども、大変細かいことで申しわけないんですが、この説明資料の21ページと議案の48ページのほうにあるんですが、改正前のところで地方公営企業労働関係法、これの引用する法律が今回こうやって改正後には地方公営企業等の労働関係に関する法律ということで、実際中身は一緒というか、法律番号もみんな一緒なんですけれども、そういう中で、ある程度過去の法律とは変えたほうがいいと思ったりするんですけれども、その前から流されがちだけれども、確かに引用する法律ではあるんだろうけども、改正後のところで、例えば括弧で地方公営企業労働関係法と書くとか、以下地方公営企業労働関係法というみたいな感じ、例えば育児休業法なんかも同様なんですけれども、こういったことなんかは下にそういう条文があるから、以下に育児休業法という、という必要があるかもしれない、これはここに一文だけしかないので、わざわざそうする必要はないかもしれないけれども、今度またつけ加えるとかも出てくるかもしれないので、そういうふうな感じでわかりやすく括弧書きというか、以下こういうみたいな感じにしてもいいと思うんですけども、細かい話だと思うんですけど、いかがでしょうか。ご意見をお伺いします。 ○議長(田中武夫君) 質問がわかりましたか。 わからない。短くもう一度質問してください。 丸山議員。 ◆5番(丸山征司君) いや、そこで引用する法律名なんですけれども、今今回条例としてつくるわけですよね。だから、その条例としてどういうふうに書くかを審議されるわけですよね。例えば法律名、新しい法律というよりも以前からそういう地方公営企業労働関係法というのがあった中で、今回名前がちょっと変わったぐらいの話なんですけども、長ったらしいのがなくなった話なんだけども、括弧でそれを入れることがわかりやすいんじゃないかと思うんですけども、そういうことはいかがですかという話です。 ○議長(田中武夫君) 清水総務部長。 ◎総務部長(清水保生君) 条例本体のご質問ではないというふうに受けとめておりますので、私のほうからお答えいたしますけれども、この条例の日本語はこれに関しては一定のルールがございますので、法令審査の中でルールに基づいてやらせてもらっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) よろしいですね。 ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております承第3号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、承第3号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 承第3号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第38 ○議長(田中武夫君) 日程第38、請願文書表につきましては、記載のとおり、請願第1号については文教福祉員会に、陳情第1号については総務企画委員会にそれぞれ付託いたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。 あす2日は午前10時より予算委員会を開催いたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さんでした。            午後3時6分 散会...