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01月26日-01号

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  1. 浜田市議会 2021-01-26
    01月26日-01号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 3年 1月臨時会議          令和3年1月浜田市議会臨時会議会議録(第1号)1. 日  時  令和3年1月26日(火)午前9時59分開会2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(23名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          19番  田  畑  敬  二20番  西  田  清  久          21番  澁  谷  幹  雄22番  川  神  裕  司          23番  西  村     健24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(1名)18番  道  下  文  男        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     砂 川   明教育長     石 本 一 夫          金城自治区長  吉 永 靖 司旭自治区長   塚 田 民 也          弥栄自治区長  熊 谷 富 雄三隅自治区長  中 島 良 二          総務部長    坂 田   歩地域政策部長  岡 田 泰 宏          健康福祉部長教育部参事                                 猪木迫 幸 子市民生活部長  斗 光 秀 基          産業経済部長  湯 淺   淳三隅支所長   田 城 幸 人          市長公室長   西 川 正 文行財政改革推進課長                財政課長    河 内 貴 光        湯 浅 政 志政策企画課長  大 屋 一 幸          三隅支所産業建設課長                                 永 田 直 久        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    古 森 義 明          次長      下 間 麻利江議事係長    近 重 昌 徳        ────────────────────────── 議事日程(第1号)第1       会議録署名議員の指名について第2       会議の期間の決定について第3       諸般の報告   市長提出議案(説明、質疑、委員会付託)第4 議案第1号 指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)第5 議案第2号 工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)第6 議案第3号 令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)第7 議案第4号 令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)第8 委員長報告 (総務文教委員会産業建設委員会予算決算委員会)   市長提出議案(討論、採決)第9 議案第1号 指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)第10 議案第2号 工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)第11 議案第3号 令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)第12 議案第4号 令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議会提出案件第13       議員派遣について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第1号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時59分 開会 ○議長(川神裕司) おはようございます。 ただいま出席議員は23名で定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。            午前9時59分 開議 ○議長(川神裕司) 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、朗読は省略します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題とします。 会議規則第82条の規定により、13番布施賢司議員、14番岡本正友議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第2、会議の期間の決定についてを議題とします。 お諮りします。今臨時会議の期間は、本日1日としたいと思います。ご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。会議の期間は本日1日と決定しました。 なお、期間中の会議予定はお手元に配付しておりますので、ご了承をお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第3、諸般の報告をします。 12月定例会議で可決した現行少人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書について及び核兵器禁止条約日本政府が署名・批准することを求める意見書についての2件の処理の報告がありました。お手元にその写しを配付しておりますので、ご了承ください。 これより市長提出議案提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第4、議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)を議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(湯淺淳) 議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)説明申し上げます。議案書の1ページをお開きください。 この議案は、浜田市三隅特産品展示販売センター(道の駅ゆうひパーク三隅)の管理者である有限会社ゆうひパーク三隅が令和3年3月31日をもって解散することに伴い、次期指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 指定管理者は、公募の結果、橋本商店株式会社代表取締役橋本隆幸で、指定期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間であります。 施設の概要、指定管理者候補者などの詳細につきましては、別添の指定管理者指定議案説明資料に掲載してありますので、後ほどご覧ください。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第5、議案第2号工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)を議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長岡田泰宏) 議案第2号工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)ご説明申し上げます。議案書の2ページをお開きください。 本議案は、工事請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び浜田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものです。続いて、議案書の3ページをご覧ください。 契約の目的は浜田市高速情報通信基盤整備工事で、契約の方法は公募型プロポーザルによる随意契約です。契約金額は14億2,780万円、契約の相手方は、松江市西津田4丁目8番47号、株式会社中電工島根統括支社執行役員支社長井ノ口啓二です。 工事の概要は、本市が所有する旧那賀郡エリアのケーブルテレビ回線における幹線の光化工事及び放送用設備の更新について設計及び施工を一括発注により行うもので、契約上の完成予定は令和3年3月31日としております。 なお、契約期間につきましては、国から繰越しの許可が出た後に来年度末までに変更する予定であります。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第6、議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。総務部長。 ◎総務部長(坂田歩) 議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ3,240万円を追加し、補正後の予算総額を455億1,494万6,000円とするものです。 第2条は、繰越明許費の補正について定めております。 次に、別添で配付をしております令和2年度一般会計補正予算(第10号)説明資料をご覧ください。この資料により補正予算の概要について説明いたします。 1、編成概要です。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策として追加で取り組む事業費に加え、新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保に係る事業費について調整を行うものです。 2、予算規模及び3、補正事項説明資料のとおりです。 2ページの1、歳入歳出予算総括表の歳入について説明いたします。 各款ごとの補正額は記載のとおりで、金額の読み上げは省略させていただきます。 15番国庫支出金及び19番繰入金は、事業費特定財源を調整するものです。 次に、歳出についてご説明いたします。3ページの2、事業別補正事項をご覧ください。概要について整理番号でご説明いたします。 なお、今回はいずれの事業も浜田市支援策の第5弾に当たるものであるため、事業名の下に支援第5弾と記載しておりますので、ご参照いただきますようお願いします。 1番は、国の事業であるひとり親世帯臨時特別給付金の対象とならない児童扶養手当受給世帯に対し特別支援給付金を支給するものであります。 2番は、新型コロナウイルスワクチンの供給が可能となった際に、速やかにワクチン接種を行うための体制を整えるものでございます。 3番は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内事業者を支援するため、地域経済活性化のための事業を実施する商店街等の団体に対して補助を行うもので、詳細については5ページをご覧ください。4ページをご覧ください。 3、繰越明許費補正は、記載のとおり追加が2件となっております。最後に6ページをご覧ください。 参考といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る予算措置の状況について掲載しております。以上、主な補正事項についてご説明をいたしました。 なお、詳細につきましては、予算書の2ページ以降をご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第7、議案第4号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長斗光秀基) 議案第4号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ294万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億4,604万1,000円とするものであります。 補正の内容につきましては、別に配付しております補正予算説明資料で説明いたしますので、資料をご覧ください。 まず、1点目の編成概要でございますが、今回の補正は健康診査受診者の増加に伴う事業費の調整を行うものであります。 2点目の予算規模と3点目の補正事項につきましては、資料記載のとおりであります。 4点目の補正予算歳入歳出予算総括表につきましては、歳入の諸収入、歳出の保健事業費をそれぞれ増額するものであります。 歳出事業の概要につきましては、事業別補正事項に記載のとおりであります。 詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川神裕司) この際、議案熟読のため暫時休憩します。なお、再開は午前10時20分といたします。            午前10時9分 休憩            午前10時19分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。 これより市長提出議案の質疑、委員会付託を行います。 日程第4、議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)を議題とします。 質疑はありませんか。西村議員。 ◆23番(西村健) 3点ほどお願いをいたします。 まず、1点目ですけれども、選定委員が9人と書いてありますけれども、この職種等についてもう少し詳しくお答えをいただきたいなと思います。これが1点目です。 それから、2点目は、採点の結果は今回こういう形で表示をされておるのは初めてだと思いますけれども、個別の一つ一つの項目で、委員間で大きな点数の乖離があったような項目があったのかということです。大きな乖離は、どこまで大きなというのかというところまでは私は言いませんけれども、それがあったのかないのか、そこら辺の何か線引きというのがもともとあるのかどうなのかも含めて、その点についてお答えをいただきたいと思います。 それから、3点目は、今回の指定管理料が5年間で5,083万3,000円となっておりますけれども、この考え方です。これまでの指定管理料と比べますとかなり高くなっておるように思います。直近の今年度で言いますと700万円程度だったと思いますので、それと比較しても高いように思いますけれども、ここら辺の設定の考え方についてお答えをいただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 行財政改革推進課長。 ◎行財政改革推進課長湯浅政志) 1点目、2点目につきまして、当課のほうで選定委員会のほうを所管しておりますので、お答えをさせていただきたいと思います。 選定委員は今回9名ということでございますけれども、選定委員さんの役職、その区分でございますけれども、識見者で5名でございます。それから、受益者が4名ということで選定をしておりますが、その識見者の中の区分といたしましては、大学教授といったところ、それから金融関係、それから税理士関係、それから労務士関係といったようなところでございます。それから、受益者の部分につきましては、地元の方の選任といったところでございます。 続きまして、採点表の結果といたしまして個別の項目として乖離があったかどうかというところでございます。これにつきましては、平均点の60点ぐらいのところで、この3者とも中間点辺りといったところでございます。 まず、委員の差でございますけれども、各委員の中で最大と最小値のところの点差でありますけれども、最大で29点の差、それから最小で5点の差というところでございました。また、各委員といたしまして見たところ第1位のところでありますけれども、その差といたしまして最大が81点、最小が46点ということで最大で35点差、間差があったというところでございます。この差がどうかといったところでございますけれども、このたびのところではそれぞれが35点であったり、41点、32点の差というところでありますので、それほど大きく委員間で乖離はなかったのではないかと考えております。
    ○議長(川神裕司) 三隅支所産業建設課長。 ◎三隅支所産業建設課長永田直久) 失礼いたします。3点目の指定管理料についてでございます。 指定管理料が大きく増額したというところでございますが、大幅に上がった部分は人件費の部分でございまして、対象人数については今までと変更はございませんが、これまで指名での指定管理ということで実績に基づいた積算をしておりましたけども、今回新たに公募というところで、新たな指定管理人件費につきましては働き方改革の一環もありまして行財政改革推進課のほうから公募での指定管理については会計年度任用職員の賃金を採用するというところになっておりますことから、これに基づきまして積算をしまして、駅長とパートの清掃員の賃金を積算した結果、増額になったというところでございます。 全体の指定管理の考え方につきましては、これまで同様で、施設を運営するに当たりまして電気料でありますとか水道料、それからテレビの視聴料等々固定費のところを積算した結果、300万円程度増額になったというところでございます。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 1番、3番は了解しました。2番は、答弁の中身が分かりにくいところもあったんですが、35点差があると言われましたよね、81点と46点だったかな。このぐらいの差はあっても当然のように聞こえたんですが、私は大きな差ではないかなと思ったんですけれども、そこら辺で例えばどういうやり方をされてるのかというのをお聞きをしたかったところなんです。一つの項目で格差がある場合もあるでしょうし、トータルとして大きな差になる場合もあろうかと思うんですけれども、その出された点数を、もう一度全員が共有して格差があるものについて、例えばもう一度同じ考え方の認識を一致させるという点で話合いを持つとかというやり方なのか、一度出したらその点数はそのままで、あとは市のほうで決定するんだというやり方なのか、それとも先ほど私が申し上げたような全体に点数を示して、それでネゴシエーションをやっていくのか、そういうやり方なのか。私はそういうやり方をすべきではないかなと思ってるんですが、そういうやり方をされておればいいんですけれども、どうなのかなというのがお聞きをしたかった点なんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(川神裕司) 行財政改革推進課長。 ◎行財政改革推進課長湯浅政志) 審査のやり方というところでございますけれども、審査に当たりましては、それぞれ業者さんのほうからプレゼンを受けまして、その内容に基づいて審査項目を照らし合わせてそれぞれの委員の方々が配点に基づいて点数をつけられます。途中で話合いの場ということはございません。それぞれの業者がプレゼンをした後に、その場その場で点数のほうをつけております。最終的に合計点で順位づけをするというところでございます。 それから、先ほどありましたが35点という差につきまして、大きな差が出ているというご指摘でございますけれども、各項目別で言いますと、このたびの指定管理のもので言いますと大項目として7点ございます。指定管理業務実施に当たっての基本的な事項ですとか、利用者の平等な利用の確保のための方策、それから施設の効用の発揮とサービスの向上を図るための方策といった各項目ごとに採点をしてありますので、それぞれの合計を評価するということでございます。それから、項目ごとに差はそれぞれの委員さんの考える中で配点をされておりますので、それを尊重するとしております。それから、このたび35点の差がといったところ、またほかにも最大点と最小点のところの違いというところでございますが、これはトータルのところではございまして、それぞれの委員さんのほうで1位の配点をされている場合、それからそこが最小の配点をされている場合というところでございますが、この評価につきまして平均を取ったところ65.1点ということになりました。この65.1というのは約6割を超えていると、平均点を超えてるという内容でございますので、トータル的にはほかのものも比較いたしましたときにはそれぞれあまり乖離はなかったのではないかと考えております。 ○議長(川神裕司) 西村議員。 ◆23番(西村健) 私は、今の答弁に反論する気は全然ないんですけれども、ただ私が言った視点で検討してみる余地はないのかなということを言いたいんです。それだけですが、もしそれに対してあればお願いします。 ○議長(川神裕司) 行財政改革推進課長。 ◎行財政改革推進課長湯浅政志) 指定管理のこの方法につきましては、よりよい制度にすることがいいことだと思っておりますので、改善点については随時見直しをしてまいりたいと考えております。 ○議長(川神裕司) そのほか質疑はありませんか。澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) 私は、今回のこの提案に正直大変驚いております。なぜ、地域の皆さんが出資して会社を設立し、この施設を利用してまちづくりに挑戦しようと指定管理者に申し込まれたのに落選したのかがよく分からないからであります。 浜田市は、今年の3月自治区を廃止します。それに伴い旧那賀郡の自治区が急激に寂れないように公民館をまちづくりセンターに変更し、コーディネーターを5人配置してまちづくりの拠点としようとしていますけれども、その成果というのはまだ未知数ですよね。 一方、中山間地は、その集落は急激な高齢化と人口減少によって耕作放棄地は増え、食料品や生活用品を買いそろえる店もなくなって、独居高齢者の食事の問題や医療難民の問題を抱えて集落の消滅の危機に直面しています。そういう中にあって、地域の皆さんが、高齢者居場所づくり生きがいづくりを兼ねて弁当の配食サービスや、中国電力の第2火力発電所の建設に合わせて仕事をされている人たちに地域特産の西条柿の販売や豚汁や手作りの弁当を販売されて、コンビニ弁当と違った家庭の味は大変好評であり、売り切れとなったり、何度となくその試みの先進性が新聞報道されて多くの市民が知るところです。なぜ、まちづくりに取り組む地元の皆さんが出資してまで取り組もうとする団体が指定管理者に落選するのか正直さっぱり分かりません。落選の理由をお尋ねをしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 三隅支所産業建設課長。 ◎三隅支所産業建設課長永田直久) 地域の皆様が、この施設を大事に思ってわざわざ会社をつくられて、新しい団体をつくって公募での指定管理を受けるために挑戦していただいたということは、大変地域を思ってもらえてることに対しまして大変感謝をしているところでございます。 ただ、一応公募での指定管理というところで、選定委員会に3者応募いただきまして選定委員会からの答申を踏まえまして、提案の内容であったり経営状況等を総合的に勘案した結果、今回指定管理者として橋本商店さんを選定し、今回提案させていただいているところです。今回の候補者も三隅町に長年本社を置かれている事業者となりますので、同様に地域のことを思って提案していただいたと思っております。 ○議長(川神裕司) 澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) 以前も浜田市は、プロポーザル、こういう入札をして大失敗した経験があるんです。それは浜田市の千畳苑の指定管理者の選定です。成功していた指定管理者を、プロポーザルを行って点数をはかると新しいほうが点数が高かったから、この指定管理者選定委員会が高い点をつけたから変えるということで変えたんですよね。その結果、大失敗で、その指定管理者は千畳苑を投げ出してしまいましたよね、結果的に。 だから、この点数はどこまでそういう状況を加味して執行部が判断をされたのかというのが、点が高いから本当に将来的な展望を見据えて決められたのか。ただ点数が高い申込者を選ぶということは、行政にとってはある一面大変楽だと思うんです、委員会の得点が高かったから選定したんだという理由づけは。でも、実際のところ、本当に選定委員会の皆さんは、今浜田市が置かれている状況を理解されているのかと。この3月には自治区が廃止になる、公民館がまちづくりセンターに変わって拠点になるんだけども、今の浜田市では高齢者のひきこもりであるとか、上がり続ける医療費とか介護保険料とか、まちづくりの重要性というものが本当に見直しというか、求められていると思うんです。そして、地域の皆さんが、まちづくりの実績がなかったら別ですよ。それなりのメンバーの人たちが、経営者の方もおられたりして出資までして。出資までしてるというのは弥栄の体験村とかガソリンスタンドのように、議会から言われたから後から出資するのとは訳が違うでしょう、心構えが。全然違いますよね。天と地ほども違う。そういう団体に、浜田市はかけてみるというか、そしてそういう団体が見本となって今後の各地域のまちづくりというものを推進できるはずなんだけども、本当にこの選定委員会のメンバーの皆さんにまちづくりの重要性というものをきちっとレクチャーして得点をはかられたのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 三隅支所産業建設課長。 ◎三隅支所産業建設課長永田直久) まちづくりの視点を選定委員さんのほうに説明してというところでございますが、事前に頂いた資料等については、選定委員さんのほうにお配りをして、事前に見ていただいて当日臨んでいただいております。当日も少し当課のほうから、この施設の設置目的でありますとか今後の考え方等々についても改めてお話をさせてもらった上で、各それぞれの事業者の皆さんから提案をいただいているというところでございます。 先ほどありましたまちづくりの拠点でというところでのお話でございますが、今回残念ではありますが、志ある住民の皆さんが出資をしてまで立ち上げていただいた団体さんが落選というか、指定管理者にならなかったというところではございますが、今のゆうひパーク三隅を地域の核としてというところのお話は、今回提案させてもらっております事業者の方にもお話をさせてもらって、地域のまちづくり団体でありますとか、それから公民館、それからうちには石正美術館もございますし、和紙会館もあります。そういったところと連携した取組が進むように、当課としましてもその辺をつないで、しっかりまちづくりの視点を持って今後の運営に当たってもらうように進めていきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) こういう勇気ある取組をされる地域の皆さんの団体が落選するということは、浜田市にまちづくりに対する哲学はあるのかなと思うんです、今後の将来展望に対しての。地域の皆さんが集まって弁当を作ると、その弁当を独居老人の元に届けて、当然安全確認にもなるし、会話が生まれるわけです。そういう、地道なんだけども極めて今後の認知症予防というか、そういうことで元気で長生きというか、そういうまちづくりにおいて極めて重要な試みをされていると思うわけです。 浜田市は、地域担当制一つ決められない自治体なんですよね、職員の。そういう自治体であるなら、市民の皆さんに活躍してもらう、それしかないでしょう、今後のまちづくりにおいて。そのまちづくりを、全然きちんとした戦略も戦術もないままにこういう点だけをもって経営が安定しそうだという理由で指定管理を選ぶということは、今後の浜田市のまちづくりに対しての私は汚点になるんじゃないかという気もせんでもないんだけども、その点について課長いかがですか。そのようにお思いになりませんか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 三隅支所産業建設課長。 ◎三隅支所産業建設課長永田直久) 議員がおっしゃられることも理解はするところではございますが、公募というところの一種の決定手段といいますか、方法をもって選定した結果でございますし、点数のところも標準点を超えているというところも考慮させてもらって、また繰り返しになりますが、先ほども言いましたように今回提案させてもらっている事業者さんも、長年本社を三隅町に置かれて地域のことも考えておられますし、社長さんと話をさせていただく中でも、地域に貢献したい、地域に何とか元気になってもらいたいという気持ちを持って今回の指定管理にも応募されておられますので、そういったところをしっかりまた今後まだ協議をして、いろんな形で取組を進めていかないといけないと思っておりますので、そういった議員さんからいただいたご意見も踏まえながら今後進めていきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) そのほか質疑はありませんか。岡本議員。 ◆14番(岡本正友) 私も選定委員会の中身についてお尋ねしたいと思います。 今、まちづくりの話が出ましたが、私はこれが事業として成り立つのかどうかということの観点でお尋ねするとこですが、ここの施設については、かねて9号線の道の駅の基準でやっておられた施設です。今、浜田三隅道路ができる上において、かつて私は質問していますが、今後あそこを通過しない、通過台数が減るということについて、あそこが今後いろいろな形で衰退するのではないかという質問はしています。ここ過年度、今700万円の指定管理料でも既に赤字で、赤字になった内容を分析していくと、自動販売機の売上げは落ちました、それから食品関係の売上げは落ちました、そこに通過する人たちが減ったがためにそういう状況になったということを当然この選定委員会では知っておられるんだと思うんですよね。今、300万円人件費的なものを補完をしてますが、補填するように1,000万円という費用を設定をされてますが、果たしてここに人が集まるかということについて、その選定委員会では話がされたのか、そういう上に基づいて戦略は立てておられるのか、そのことについて選定委員会の内容で話し合われたかどうかお尋ねします。 ○議長(川神裕司) 三隅支所産業建設課長。 ◎三隅支所産業建設課長永田直久) 選定委員会の中では、こちらの施設に立ち寄ってもらうかというところでございますが、具体にはそういった話はなかったように記憶してます。ただ、今回提案していただいた内容で、議員の皆さんご存じのことと思いますが、ゆうひパークの裏から見える日本海の景色でありますとか、あと山陽本線を走る列車の写真を撮りに来られる方っていうのは、ある程度の認知されているところであると思っております。ここを最大限に活用するとともに、新たに今回の指定管理者におかれましては、そこに行かないと撮れない、例えばしまねっこのキャラクターでありますとか、いろいろとモニュメントの設置等々も検討されておられるようでございますし、また景観を大変大事にしておられまして、いろいろと裏庭を使ったいろんなサービスも提案書の中にもございましたし、あと簡単に軽食がテークアウトできるようなフードコートも少し改修をかけてやっていくという提案もいただいておるところでございますので、今通過している方を何とか今の道の駅に西村から降りてもらうとか、あそこに立ち寄ってもらうという提案は、しっかり提案書のほうから読み取れるという内容でございましたので、選定委員の皆さんにおかれましてもその辺は理解されての結果であったろうと考えております。 ○議長(川神裕司) 岡本議員。 ◆14番(岡本正友) 今お話しされました。私もあそこの場所は浜田の宝、景勝の宝だと思っています。そういう意味で、この事業者さんについては、どうも今お話を伺うとそういうものを意識されて宝をもっともっと展開をして集客につなげたいというお話ですので、ぜひともそのことについては、議会でもそういう問題があったということをお伝えをして今後の経営の中に少し考えてもらうと。まちづくりという観点もそれは確かにそうですが、まちづくりはまずそこの場所に人が来る、こういう状態をとにかく展開して誘客してほしいと思ってます。 ○議長(川神裕司) そのほか質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 議案第1号は産業建設委員会に付託します。 日程第5、議案第2号工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)を議題とします。 質疑はありませんか。笹田議員。 ◆12番(笹田卓) 公募型プロポーザル随意契約ということなんですけども、その随意契約にした理由をお知らせください。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) 随意契約にした理由でございます。 今回の工事発注につきましては、公募型のプロポーザル契約という形で一括発注でさせていただきました。これにつきましては、今回これだけの大規模な工事ということの中で、期間も短い中でやっていかなきゃいけないということもありますので、設計あるいは工事と一括で発注したほうがよいということを考えまして、また市内の業者さんではこれだけの規模のものを扱える業者さんがなかなか少ないということもありましたので、プロポーザルという形で業者さん等を広く募る形でさせていただきました。ということで、プロポーザルの形式で契約を結ぶのは随意契約ということになりますので、そういった形でさせていただいております。 ○議長(川神裕司) 笹田議員。 ◆12番(笹田卓) 分かりました。公募は何件あったんでしょうか。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) 公募いたしまして、1者でございました。 ○議長(川神裕司) よろしいですか。 そのほか質疑はありませんか。澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) この契約の内容は14億円です。以前ご説明いただいたときに、浜田市の市民支援策、その中で高速通信網体系というのが26億円計上されていたと思うんですけども、今回の14億円というこの金額は、また残りの金額は別途発注が起こるのかということについてお尋ねをします。 それと、今1者での随意契約という申込みというのは比べようがないですよね、どう考えても。プロポーザルとしてプレゼンテーションをやって、こちらのほうが浜田市の高速通信網整備にはプラスであるという判断がないままに1者との随意契約をしたという印象を持ってしまったんですけども、その点についてお尋ねをします。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) 最初のご質問の件です。 今回、出させていただいた工事につきましては、設計、幹線の工事、それと中継局舎等の工事ということで国の補助申請と合ったもので契約させていただいてます。 以前、高い数字で出させていただいた分につきましては、来年度以降も今度宅内工事であるとか、そういったものも含めた工事費ということでお示しをさせていただきましたので、今後来年度以降もそういった契約等を結んで進めさせていただくということでございます。 それと、1者のプロポーザルでということで決定した判断でございます。 これにつきましては、今回公募に当たっては三、四者手を挙げていただける見込みということでお伺いをしておりました。そんな中で、今回国等全体でこういった光回線の工事ということの応募がある中で、技術屋さんとかそういったことがなかなかそろえられなかったということで断念されたということもありまして、1者という形での応募になりました。ただ、この1者につきましても、先ほどおっしゃられましたが比較のしようがないといった点等もあろうかと思いますが、内容を聞かせていただいて施工の体制であるとか、期間内に進められる体制、あるいはもともとこういった浜田のエリアの中で工事等もされてる実績、会社の実績等も踏まえさせていただいて、工事等を問題なく進めていけるということで判断させていただきましたので、この1者との随意契約ということで進めさせていただくということで決定をさせていただいております。 ○議長(川神裕司) 澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) 今の説明でいくと、浜田市独自の市民支援策のうち、この14億2,000万円の残りは宅内工事とかで今後また発注というんですか、入札が起こるという説明だったんですけども、それは26引く14の12億円は残るというイメージなんですか。要するに、この14億円の今回の金額というのは、担当課が思っておられた金額なのかということと併せてご質問します。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) 担当課で考えておった金額かということでございます。 もともと当初に国等に補助申請等をさせていただいた中ではなかなか数字等見えないところもありましたので、ある程度概算という形で示させていただいたのが9月定例会議等で示させていただいた全体の内容でございました。それから、国等の申請等に併せて内容等精査させていただいて幾らか工事の方法とかそういうのを見直させていただいて、幾らか額が少ない形で進められるだろうということで考えておりましたので、当初の見込みよりは少ない経費の中で進められるということで判断させていただいております。 ○議長(川神裕司) よろしいですか。澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) いま一つよく分からんのですけど、要するに今回、市長さん、第5弾の説明資料ありますよね、予算の新型コロナで。その中で、トータルが40億5,819万円であるというお示しがされていますが、その最初の26億円が14億円に減ったら、この金額は28億円になるのか、それか筋が違って、先ほど言われた屋内配線工事とかも合わせると、今後発注するんで、この50億円は変わらないという捉え方でいいのかという、アバウトなことで結構ですので、その辺をお示しいただきたいと思います。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) コロナのところで説明させていただいた、先ほどの26億円ぐらいの数字ということでの概算のうち、その当時は、大体今回出させていただいた14億円が17億円ちょっとという見込みで出しておりましたので、それが14億円。これ以外にもまだ設計監理とか何千万円とかという監理等でお願いする部分の工事等もありますが、それが14億円程度に減ったといった見込みでおります。また、そのときに示させていただいたときには、令和4年度以降に先ほど申しました宅内工事とかがまだ8億円あるといったところがありますので、それを合わせて26億円程度ということで示させていただいておりますので、残りの8億円程度につきましては、また来年度以降に宅内工事を進めるときの積算等をさせていただいて、また契約等も結んでいきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) 地域政策部長。 ◎地域政策部長岡田泰宏) 先ほどの26億円の中には、那賀郡エリアを整備する市の独自事業とは別に、浜田の市街地はケーブルテレビ事業さんが同じく光回線化を目指しておられまして、これに対する助成ということも含まれておりますので、トータルとしてはおおむねそのあたりになるということであります。 ○議長(川神裕司) そのほかございますか。岡本議員。 ◆14番(岡本正友) 1点ほど私のほうで確認したいと思います。 このたびの事業は、光回線という位置づけでありますよね。それで、今ケーブルという話も出ました。私の地域では、私のところもそうですが、NTTの光回線を既に引いておるわけです。この辺の位置づけと今の予算の中身、いわゆる今から事業を計画されるとするところの整理した状態、それはそれ、これはこれなのか、このことについてお尋ねします。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) 今現在、浜田と三隅の一部ではNTTさんが光の回線を引いておられるということは伺っております。今回、その光で引いとられるのとは別で、ケーブルの回線で光を整備化していくということがありますので、場所によって浜田、三隅エリアの中ではNTTさんの光も使えるし、浜田のケーブルテレビを使った光での通信等もできるようになっていくということですので、別の形で整備していくということでございます。 ○議長(川神裕司) 岡本議員。 ◆14番(岡本正友) 分かりました。そうしますと、今浜田の、また三隅のという現在引いておる方、じゃあこれから引こうということの、いわゆる住民周知、市民周知と言いましょうか、これについてはどのような、これからの話なので取りあえずのところで、分かる範囲で結構ですのでお願いします。 ○議長(川神裕司) 政策企画課長。 ◎政策企画課長(大屋一幸) 今、岡本議員さん言われましたように、そういったNTTさんとの絡みとか料金の設定そのものにつきましても、これから内容を石見ケーブルさんと詰めさせていただいて決めていくということにさせていただいております。 あとは、今NTTさんで入られてる方、またはこれから入ろうとされてる方につきましては、両方が使えるところについてはまた料金であるとか、そういったサービスの内容、そういったものを見ていただいて選択していただくということにはなろうかと思います。ただ、こういった整備を進めていく中で、今後先ほど申しました宅内工事とか進めていく中では料金等も当然示させていただいて住民周知をしっかり広報なり直接説明会などを開くなどして説明のほうをさせていただきたいと考えております。 ○議長(川神裕司) そのほかございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 議案第2号は総務文教委員会に付託します。 日程第6、議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。 質疑はありませんか。澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) 何点か質問したいんですけども、最初は、今回の補正予算の財源手当ては国、県全額負担事業と、地方創生臨時交付金、さらにふるさと応援基金繰入金となっていますけども、第5弾の浜田市支援策を見ても、一般財源が使われているのは年末あったか訪問事業17万円のみであります。すなわち、感染拡大のため営業自粛要請に伴う補償金の支出で、東京をはじめとする大都市の自治体の財政状況は逼迫しているということが毎日報道を聞くところでございます。一方、浜田市の財政規律はみじんの揺るぎもなく大変見事な形になっております。ということは、もっと市民支援ができとるんじゃないかと思うわけですけども、今回の市民救済策を拡大しなかった理由というのをお尋ねしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 副市長。 ◎副市長(砂川明) これまでも申し上げておりますように、浜田市の独自支援策は国、県がやられてることを補完したり、浜田市独自の状況、これまで申し上げておりますように水産業であったり神楽関係等、浜田市の独自事業のものも支援させていただいております。当然今ありましたように、必要なものには市費を投じてでも対応しなければいけないと思っております。今回、第5弾ということで公表させていただいておりますが、当然これで終わりということではないと思っております。国も第3次補正でまた追加の経済支援等も出るように聞いておりますけれども、浜田市としてもまだまだこのコロナ対策はしっかり継続してやるべきだと思っておりますんで、必要に応じて市民の皆さん、議員の皆さんの声をしっかり聞きながら必要であれば市費を投じてでもまた対応もしたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) 副市長から大変前向きなご答弁をいただきました。ただ、先般も新聞、ニュースを見てると、コロナウイルスに感染して自宅待機の30代の女性の方が幼い子と夫を残して自死されたという報道も流されておりました。そういうふうに、今なかなか予想外といいますか、個別には大変苦労されている皆さんが大変多いんではないかと、そしてまた浜田市も直接的に感染者はたくさんは発生していませんけども、いよいよ売上減少の影響を被っている方がたくさんいらっしゃるんではないかと推測せざるを得ないわけでございます。資金、資本金の少ない零細企業であったり、そこで働く人たち、サービス業であるとか飲食業、宿泊業、パートやアルバイトといった不安定な雇用形態の市民の皆さん、業績の悪化によっての雇い止めとか生活困難に状況が陥っている女性や若い人、さらにそういった子育て世帯の家庭の方、そういうことに対して浜田市も手当てを打たないという議論がなされた上に今回のことになっているのか、議論を十分されて今、副市長のような答弁になったのかをお尋ねをしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 副市長。 ◎副市長(砂川明) これまでも申し上げておりますように、こういう支援策をつくるときは、毎回各部からどういう状況か、市民の皆さんからの声を聞いてこういう事業をやってほしいという提案を受けております。それを最終的には市長の判断で整理しますが、一時的には私が中心に各部の要望を聞いてやっております。今回も、例えば神楽関係、神楽団体には既に支援しておりますが、それに関連する衣装やそういう蛇胴を作っておられるとこ等が大変だということでこういう対応もさせていただきました。 それから、特に一番影響がある飲食、宿泊業については、引き続きチケットを継続して支援してやるということで進めております。それから、さらには今回、商店街やそういう商業の関係の方が個店でということではなくて商店街とか組織で自分たちが販促活動をやりたいということで、今回新たな第5弾の支援策も入れさせていただきました。そういうことで、毎回毎回いろんな声も聞きながら、例えば今の児童手当の今回支給対象になっておられる方で国の基準日を過ぎた方への支援とか子育て支援とかということもやっておりますし、常にいろんな情報を収集して必要であればまたまとめて第6弾なりも考えていきたい。必要であれば、またこうして臨時会議のお願いもしながら浜田市の皆さんのお困りが少しでも解消できるように努力していきたいと思っております。 ○議長(川神裕司) 澁谷議員。 ◆21番(澁谷幹雄) 1月21日に、久保田市長が第5弾の市民救済策を発表されました。その内容の中で、今回は既存予算対応という言葉の入っていない事業が補正予算として計上されたように思います。その市長の発表の中に、市議会臨時会議に諮り議決を得た上でできるものから順次実施する予定という言葉があります。ということは、これは既存予算対応はすぐにスタートできるけれども、地方創生臨時交付金対応の事業は財源が入るのを待ってからという意味なのか、ここら辺のところの具体的な内容についての説明をお願いしたいと思います。 ○議長(川神裕司) 副市長。 ◎副市長(砂川明) この前も第1弾やったときもそうですけれども、第1弾は5月にお示しさせていただきました。臨時交付金の額等がまだ明確ではありませんでした。当然これまでは、要するに浜田市にはふるさと応援基金や財政調整基金もあるということで独自財源を使いながら、やりながら後から財源補填をしていただくという考えでございますので、必要であればこれからも浜田市の自主財源も担保しながら、後で国から交付金を充当する。飲食、宿泊チケットなどは今年度から来年度に繰り越しますんで、これは国の対象にはならないと聞いておりますんで浜田市の独自予算を使うということになると思いますけれども、今後も、後で交付金をいただければしっかりそれは有効に使わせていただくということで、必要であれば浜田市の独自財源を使ってでも進めていきたいと思っております。 ○議長(川神裕司) そのほかございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 日程第7、議案第4号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 議案第3号及び議案第4号は予算決算委員会に付託します。 この際、暫時休憩します。なお、再開時間については別途お知らせします。            午前11時6分 休憩            午後3時24分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第8、委員長報告です。 各委員会に審査を付託しました日程第4、議案第1号から日程第7、議案第4号までの4件を一括議題とし、各所管委員会における審査の経過並びに結果について、それぞれ委員長の報告を求めます。総務文教委員会委員長、23番西村健議員。            〔西村 健総務文教委員長 登壇〕 ◆総務文教委員長(西村健) 総務文教委員会に審査を付託された議案1件について、本会議でただされた事項を踏まえ、先ほど委員会を開催し、審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 議案第2号工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)の審査を行いました。委員からは、公募とはいうものの応募者は1者で落札率も98.8%と高く、競争原理が働いているか疑問に思う。また、選定審査会は開催されたかとの質疑があり、執行部からは、プロポーザル方式における施工体制についての提案を評価し決定した。また、市の管理職等7名で構成する選定審査会を開催し、石見ケーブルビジョンから技術的な指導、助言をいただいたとの答弁がありました。また、市内業者の活用について質疑があり、執行部からは、契約事業者に施工段階における活用についてお願いしているとの答弁がありました。そのほか予定価格の確認、他市における事例、光ケーブル化に伴い三隅自治区内でIP電話が使用できなくなることに対する今後の対応についての質疑がありました。この議案について4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、総務文教委員長の報告といたします。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。産業建設委員会委員長、7番串崎利行議員。            〔串崎利行産業建設委員長 登壇〕 ◆産業建設委員長(串崎利行) 産業建設委員会に審査を付託された議案1件について、本会議でただされた事項を踏まえ、先ほど委員会を開催し審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)では、複数の委員から、指定の期間を5年とする理由について質疑がありました。執行部から、既に指定管理者制度を導入している施設であること、経営が安定的に行えることから5年としているとの答弁がありました。これに対し、委員からは、他の施設では指定の期間が3年のところもあり、不公平感がある。指定の期間のルールを明確にする必要があるのではとの質疑がありました。これに対して、施設のリニューアルなど個別に発生した事案を考慮して3年と判断することもある。今後は、指定の期間についてルール化できるよう整理して示したいとの答弁がありました。別の委員からは、浜田市指定管理者選定委員会の委員9名が、他の施設の選定委員と同じであるのかを確認する質疑がありました。執行部からは、委員9名の内訳について説明があり、識見者の5名は同じ委員である。受益者及び関係団体代表者4名については、施設で異なるとの答弁がありました。また、委員間で採点に極端な差の有無を確認する質疑がされました。執行部からは、採点に当たり極端に低い点や高い点はないとの答弁がされました。この議案については4名の委員から質疑があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、産業建設委員長の報告といたします。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。予算決算委員会委員長、16番永見利久議員。            〔永見利久予算決算委員長 登壇〕 ◆予算決算委員長(永見利久) 予算決算委員会に審査を付託されました議案2件について、本日委員会を開催し、審査を行いましたので、経過及び結果を報告いたします。 なお、議長を除く全議員が委員のため、詳細な審査経過については割愛し、質疑の多かった項目を報告します。 最初に、議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)について審査を行い、延べ12名の委員から質疑がありました。 まず、衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業については、3名の委員から質疑がありました。超低温冷凍庫は何台分か、接種券は何回分かなどの質疑に対し、執行部からは、冷凍庫は5台分を予定していたが、結局国が用意して4台分を自治体に提供する形になった。接種券は1人に1枚で2回分の配付を想定している。実際の接種では予診票を書いていただき、誰がいつ接種したかなど管理を含めて分かる体制を用意するとの答弁がありました。 次に、商工費の新型コロナウイルス感染症対策商店街等活性化支援事業について、7名の委員より質疑がありました。事業費の算定根拠や、要請があったところ以外の団体や地域性などは考えたのかなどの質疑に対し、執行部からは、事業所の構成者数に応じ、上限100万円が3団体、200万円が3団体、300万円が2団体の8団体を想定している。その団体については、周辺団体もにらみながら可能性がありそうなところは盛り込んでいるとの答弁がありました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、議案第4号令和2年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、1名の委員から質疑がありました。採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、予算決算委員長の報告といたします。 ○議長(川神裕司) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) 質疑なしと認め、質疑を終わります。以上で委員長報告を終わります。 これより市長提出議案の討論を行います。 議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)及び議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)の2件について討論の通告がありましたので、発言を許可します。 最初に、議案第1号について、21番澁谷幹雄議員。            〔21番 澁谷幹雄議員 登壇〕 ◆21番(澁谷幹雄) 議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)の指定管理者の選定について反対討論を行います。 この議案は、浜田三隅道路開通に伴う交通量の減少などの売上減少の影響で清算された三隅ゆうひパークにある特産品展示販売センターの指定管理について、地方自治法に基づき議会の議決を求めるものです。 まず第一に指摘したいのは、この3月末をもって1市4町村による合併によって全国の自治体で画期的な取組であった浜田市の自治区制度が終了する点です。旧那賀郡の4市町村の急激な過疎化を回避するために取り組まれた自治区制度ですが、自治区制度があってもなおその寂寥感は解消されたとは言えず、人口減少は加速している状況下での終了は、さらなる急速な疲弊を予想させます。 浜田市は、地域ごとのまちづくり計画や健康長寿計画、防災計画などに基づくまちづくりを進めるに当たって、地域への職員配置を行って行政経験豊富な職員と地域の皆さんが協力してまちづくりを進めなければ対応できないほど急激な人口減少によって多くの困難な問題に直面しています。そういう状況下で、地域の皆さんが出資金を出して地域の高齢者生きがいづくりや元気で長生きの健康長寿政策にもかなう弁当作りやその弁当配付で高齢者の見守り活動を実践している団体が、その活動の拠点として指定管理者に応募したにもかかわらず今回落選するとは、浜田市のまちづくりは一体どこに向かって進もうとしているのか、私にはさっぱり分かりません。 浜田市が抱える介護保険料と医療費の高騰に挑戦する、高齢者のこれまでの経験と知恵を生かしたいつまでも元気で長生き、誇りある人生というささやかだけれど画期的な試み、こういう試みは浜田市の模範となる取組として市内の他の地域に広げるべき先進事例のように見えます。 それに対して、浜田市はなぜ後押しをしないのでしょうか。地域の皆さん、すなわち市民自らが情熱と知恵を持って取り組もうとするすばらしい上に画期的な挑戦にもかかわらず、なぜ浜田市は市民と一緒になってまちづくりに取り組もうとしないのか、私にはさっぱり分かりません。 また、中山間地の集落は、急激な高齢化と人口減少によって耕作放棄地は増え、食料品や生活用品を買いそろえる店もなくなって、独居高齢者の食事の問題や医療難民や交通不便の問題を抱え、集落の消滅の危機に直面しています。公民館がまちづくりセンターに移行して、地域のまちづくりの拠点になるとはいえ、その明確な効果も予測できていません。 浜田市は、これから人口減少の中で職員が何から何まで対応することはできず、市民の共助と公助という協力なくして行政運営は不可能でありましょう。それでなくとも浜田市は、人口1,000人当たりの職員数が12人を超えるという類似都市比較でも驚くべき過剰な職員を抱えています。人口減少の中で今の職員数のままであり続けることは固定費の膨張を招き、その結果、住民福祉の後退、それがさらなる人口減少の加速という負のスパイラル、マイナスのスパイラルに陥ることは明白であります。どうしても職員数は減らさざるを得ないのであり、しかしながら行政需要は増加するという二律背反の中で、市民の協力なくして行政運営は不可能となることが間近に迫っていると言わなければなりません。それなのに、なぜ地域の皆さんの高い志によって積極的な参加という心意気に対して冷や水を浴びせるのか、私にはさっぱり分かりません。浜田市のまちづくりにおけるフィロソフィーとは何なのでありましょう。浜田市は哲学のないまま、まちづくりを進めるのでしょうか。以上のような理由によって、私はこの議案に反対するものです。 ○議長(川神裕司) 次に、議案第3号について、21番澁谷幹雄議員。            〔21番 澁谷幹雄議員 登壇〕 ◆21番(澁谷幹雄) 議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)の賛成討論を行います。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策ワクチン接種体制に係る事業費3,240万円の規模です。切れ目ない市民支援の救済事業実施に向けて、3月定例会議を待つことなく1月臨時会議における上程を大変見事であると評価するものです。 支援策第5弾では、新型コロナウイルス接種体制準備事業1,627万円は国、県全額負担事業、ひとり親世帯への特別支援給付金113万円、飲食店パーティション設置支援事業1,500万円、神楽産業応援給付金500万円は地方創生臨時交付金であり、商店街活性化支援補助金1,500万円はふるさと応援基金からと、一般財源は年末あったか訪問事業17万円のみであり、浜田市の財政規模にみじんの揺るぎもなく見事なものです。 このうち、3,240万円の事業が既存予算対応以外として今回補正予算に計上されているわけですが、ただしコロナ禍で最も収入が落ち込み、生きることが困難な市民を救済し得たとこの内容で言えるでしょうか。東京都や神奈川県など11都府県に発令された2度目の緊急事態宣言で、秋以降消費の拡大へと動き始めた浜田市の経済がまたまたピンチに陥っています。コロナによって経済的な困窮に直面する人たちに経済が経世済民という言葉の短縮形であるならば、文字どおり浜田市は民を救って世を治めなければならないはずであります。例えば、売上げが低迷する零細企業やそこで働く人たち、サービス業、飲食業、宿泊業、雇用が安定していない非正規の市民、パートやアルバイトといった不安定な雇用形態の市民に対して、さらに業績悪化によって生活困難の状況に陥っている女性や若い人、子育て世帯に対して思い切った支援が必要だと考えます。3月定例会議において、市民救済のために浜田市は一段の財源の投入が必要であることを強く申し添えて、今回の補正予算の見事な内容について賛成討論とするものです。 ○議長(川神裕司) 議案第2号工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)及び議案第4号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の2件について討論の通告はありませんでした。よって、討論なしと認め、これら2件の議案についての討論を終わります。 これより市長提出議案の採決を行います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第9、議案第1号指定管理者の指定について(浜田市三隅特産品展示販売センター)を採決します。 議案第1号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(川神裕司) 挙手多数です。議案第1号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第10、議案第2号工事請負契約の締結について(浜田市高速情報通信基盤整備工事)を採決します。 議案第2号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第2号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第11、議案第3号令和2年度浜田市一般会計補正予算(第10号)を採決します。 議案第3号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第3号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第12、議案第4号令和2年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決します。 議案第4号について委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。議案第4号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第13、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第84条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいま決定されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取扱いを議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(川神裕司) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 以上で今臨時会議に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 この際、市長から発言の申出がありますので、これを許可します。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 令和3年1月浜田市議会臨時会議の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に感染が拡大する中、1月7日には政府が1都3県を対象に緊急事態宣言を発令し、その後11都府県にまで対象が拡大いたしております。本市におきましても、これまでに9例の感染が確認されており、県内での感染も連日報告されている状況であり、大変心配な状況であります。市民の皆さんに対しましては、緊急事態宣言が発令された地域への往来を自粛していただくとともに、手洗いやせきエチケットの励行、三つの密を避けて感染防止対策に努めていただくよう引き続きお願いを申し上げます。 さて、今議会に提案いたしました議案につきましては、慎重にご審議の上、可決いただき厚く御礼を申し上げます。議案への貴重なご意見等を十分に尊重し、適切な対応に努めてまいります。今臨時会議でご承認いただきました高速情報通信基盤整備におきましては、ケーブルテレビ回線を光回線に改修することで次世代の情報通信環境を整備してまいります。これによりテレワークやGIGAスクール構想の実現など、特に仕事、教育、防災の分野での活用を推進してまいります。 また、新型コロナウイルス感染症支援策第5弾に関する補正予算をご承認いただきました。新型コロナウイルスワクチンの接種に関しましては、速やかに準備を整え、国や島根県と連携を図り、円滑に実施できるよう進めてまいります。 商店街等活性化事業は、国のGo To 商店街事業の浜田市版として実施するものであります。商店街等が取り組む経済対策等を支援してまいります。 新型コロナウイルス感染症につきましては、国内外で猛威を振るい、いまだに終息の見通しが立っておりません。これまで市議会におかれましては、浜田市議会新型コロナウイルス対策支援本部の設置や浜田市新型コロナウイルス対策本部会議への出席などのご協力をいただいております。この場をお借りして、改めて議員の皆さんのご支援に御礼を申し上げます。今後とも、議会と情報共有を図りながら、感染防止や経済対策について時々刻々と変化する事態に迅速かつ柔軟に対応するため、必要に応じて予算措置等を講じてまいります。引き続き議員の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いを申し上げます。 終わりに当たり、寒さが続く時期ではありますが、議員の皆さんにおかれましては健康に十分ご留意され、ますますご活躍されますようご祈念申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(川神裕司) これをもちまして令和3年1月浜田市議会臨時会議を散会します。 皆様方、大変ご苦労さまでした。            午後3時54分 散会        ────────────────────────── △1.意見書処理報告書 (令和2年12月定例会議議決分)件          名提  出  先発議第6号  現行少人数学級制度縮小計画の凍結を求める意見書について島根県知事、 島根県教育委員会教育長発議第7号  核兵器禁止条約日本政府が署名・批准することを求める意見書について内閣総理大臣、 外務大臣        ────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により本会議の顛末を証するためここに署名する。         浜田市議会 議 長         浜田市議会副議長         浜田市議会 議 員         浜田市議会 議 員        ──────────────────────────...