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12月01日-01号

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  1. 浜田市議会 2017-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
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    平成29年12月定例会        平成29年12月浜田市議会定例会会議録(第1号)1. 日  時  平成29年12月1日(金)午前9時58分開会2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          18番  道  下  文  男19番  田  畑  敬  二          20番  西  田  清  久21番  澁  谷  幹  雄          22番  川  神  裕  司23番  西  村     健          24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     近 重 哲 夫教育長     石 本 一 夫          代表監査委員  矢 冨 嗣 敏金城自治区長  内 藤 大 拙          旭自治区長   岩 谷 欣 吾弥栄自治区長  熊 谷 富 雄          三隅自治区長  中 島 良 二総務部長    砂 川   明          地域政策部長  岡 田 泰 宏財務部長    宮 崎 良 一          健康福祉部長  前 木 俊 昭市民生活部長  斗 光 秀 基          産業経済部長  田 村 洋 二産業経済部参事 湯 淺   淳          都市建設部長  下 垣 博 史教育部長    佐々木 秀 樹          消防長     佐々木 和 文上下水道部長  河 野 正 雄          金城支所長   吉 永 靖 司旭支所長    塚 田 民 也          弥栄支所長   細 川 良 彦三隅支所長   斎 藤 友 昭          市長公室長   佐々木 俊 幸総務課長    山 根 隆 志          財政課長    草 刈 健 司        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    小 川 克 巳          次長      篠 原   修議事係長    三 浦 修 三        ────────────────────────── 議事日程(第1号)第1        会議録署名議員の指名について第2        会期の決定について第3        諸般の報告第4        市長所信表明   市長提出議案(説明)第5 議案第59号 浜田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について第6 議案第60号 浜田市有料駐車場条例の一部を改正する条例について第7 議案第61号 浜田市駐輪場条例を廃止する条例について第8 議案第62号 浜田市やすらぎの家条例の一部を改正する条例について第9 議案第63号 浜田市農村広場施設条例を廃止する条例について第10 議案第64号 浜田市工場誘致条例の一部を改正する条例について第11 議案第65号 浜田市営地域定住住宅条例の一部を改正する条例について第12 議案第66号 浜田市水道給水条例の制定について第13 議案第67号 弥栄村定住化推進に関する条例の一部を改正する条例について第14 議案第68号 指定管理者の指定について(若生まなびや館)第15 議案第69号 指定管理者の指定について(浜田市室内プール)第16 議案第70号 指定管理者の指定について(浜田市金城総合運動公園)第17 議案第71号 指定管理者の指定について(浜田市今福スポーツ広場施設)第18 議案第72号 指定管理者の指定について(浜田市三隅B&G海洋センター)第19 議案第73号 指定管理者の指定について(浜田市三隅中央公園及び田の浦公園運動施設)第20 議案第74号 指定管理者の指定について(浜田市岡見スポーツセンター)第21 議案第75号 指定管理者の指定について(ラ・ペアーレ浜田)第22 議案第76号 指定管理者の指定について(浜田市火葬場及び浜田市弥栄火葬場)第23 議案第77号 指定管理者の指定について(浜田市旭火葬場)第24 議案第78号 指定管理者の指定について(浜田市三隅火葬場)第25 議案第79号 指定管理者の指定について(浜田市都川交流促進施設)第26 議案第80号 指定管理者の指定について(浜田市天狗石農村公園)第27 議案第81号 指定管理者の指定について(浜田市農産物集出荷貯蔵施設)第28 議案第82号 指定管理者の指定について(浜田市地域資源循環活用施設)第29 議案第83号 指定管理者の指定について(浜田市国民宿舎千畳苑)第30 議案第84号 財産の無償譲渡について(浜田市やさかやすらぎの家)第31 議案第85号 財産の減額譲渡について(長浜町1900番の宅地)第32 議案第86号 弥畝辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について第33 議案第87号 美又辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について第34 議案第88号 平成29年度浜田市一般会計補正予算(第5号)第35 同意第11号 浜田市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることについて第36 同意第12号 人権擁護委員候補者の推薦について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第1号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時58分 開会 ○議長(川神裕司) おはようございます。 ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより平成29年12月浜田市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。            午前9時58分 開議 ○議長(川神裕司) 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、朗読は省略します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題とします。 会議規則第82条の規定により、3番西川真午議員、4番村武まゆみ議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。今定例会の会期は、本日から12月19日までの19日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。会期は19日間と決定しました。 なお、会期中の会議予定はお手元に配付しておりますので、ご了承をお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第3、諸般の報告を行います。 報告第14号専決処分の報告についてから報告第16号専決処分の報告についてまでの3件について報告がありました。お手元にその写しを配付しておりますので、ご了承ください。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第4、市長所信表明です。 市長より発言を求められていますので、これを許可します。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 平成29年12月浜田市議会定例会の開会に当たりまして、諸議案の説明に先立ち、市長2期目の任期4年間の市政運営に関する私の所信を申し述べ、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 去る10月の市長選挙におきましては、多くの市民の皆様を初め、各方面の関係の皆様から力強いご支援、ご支持を賜り、再度浜田市長として市政運営に当たらせていただくことになりました。 私に寄せられました温かいご支援に心から感謝申し上げますとともに、生まれ育ったふるさと浜田を元気にするために、前任期中から取り組んでまいりました施策の仕上げと、市民の皆様のよりよい生活のために新たに取り組まなければならない施策を推進し、浜田市のさらなる発展と市民福祉の向上に尽力してまいる所存であります。 最初に、任期1期目の4年間を振り返らせていただきます。 我が国においては、安倍内閣のもと、アベノミクス効果により都市部を中心に景気が回復し、日経平均株価も2万円を突破、国全体としてみれば安定した経済状況となっております。しかしながら、本市を初め多くの地方においては景気の回復感に乏しく、相変わらず厳しい経済状況にあります。 一方、国を挙げて人口減少が大きなテーマでありました。我が国の人口は2008年をピークに減少に転じ、東京一極集中による弊害も問題視される中、我が国の最大の課題を人口減少と位置付け、人口減少対策を柱とする地方創生の取り組みが始まりました。 国においては、まち・ひと・しごと創生総合戦略が策定され、これを受け全国の自治体においても地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、現在国と地方が一体となって人口減少対策に取り組んでいるところであります。 また、災害の多い4年間でもありました。昨年の熊本地震や鳥取県中部地震、今年に入っての九州地方を襲った大水害は記憶に新しいところでありますが、毎年のように全国各地で地震や水害などの大規模な自然災害が発生しております。本市においても、昨年冬には寒波による断水被害がありました。また、本年7月には集中豪雨で大規模な被害が発生しており、現在その災害復旧に最優先で取り組んでおります。 次に、1期目の市政運営を振り返らせていただきます。 私は、市長就任時から、本市における最大の課題は人口減少とそれに伴う経済の縮小と考えております。そこで、1期目の市政運営に当たっては、若者や子どもたちが増えるまちにしたい、高齢者が安心して暮らせるまちにしたい、そして元気な浜田をつくりたいとの思いから、三つの重点政策を掲げ取り組んでまいりました。 その第1は産業振興企業誘致などによる雇用の場の確保、第2は子育て支援、教育の充実、第3は高齢者が安心して暮らせるまちづくりであります。そして、それぞれの政策についてロードマップを作成し、進捗管理を行い、取り組んでまいりました。以下、主な取り組みを述べさせていただきます。 第1の産業振興企業誘致などによる雇用の場の確保につきましては、水産業では、沖合底曳網全5船団の老朽化対策を完了し、山陰浜田港ブランドを立ち上げ、高度衛生管理型荷捌所の整備に着手いたしました。農業では、浜田の顔となる振興作物や米のブランド化の支援を行いました。観光交流では、広浜鉄道、ヨシタケコーヒーなどの観光資源を発掘するとともに、浜田港マリン大橋リレーマラソン大会の開催、地域活性学会の誘致なども行いました。企業誘致では、IT企業、大規模畜産法人トマト生産法人を誘致いたしました。さらには、BUY浜田運動ふるさと寄附を通じて地域経済の活性化にも取り組みました。 二つ目の子育て支援、教育の充実であります。 まず、子育て支援では、待機児童ゼロを目指し保育所の整備支援を行い、子育て世帯経済的負担の軽減のため、保育料の軽減や中学生までの医療費助成に取り組みました。また、不妊治療、不育症治療の助成では、県内トップレベルに充実させました。教育の充実では、読書や作文等の国語教育、ふるさと郷育の推進に取り組みました。 三つ目の高齢者が安心して暮らせるまちづくりにつきましては、地域包括支援センターの充実に努め、特別養護老人ホーム等の整備を行い、高齢者の交通手段の確保のため敬老乗車券交付事業を始めました。 ただいま申し上げました三つの重点政策以外にも、生活道路の整備のほか、山陰自動車道の整備促進や臨港道路福井4号線を初めとする浜田港の整備促進、また近年高まっている災害リスクに備えるため、第2浜田ダムなどのインフラ整備などに取り組みました。 そして、各自治区の振興にも取り組みました。金城自治区では、元谷団地を開発し、美又温泉エリアにおいて足湯や石畳の整備を行い、旭自治区では、旭温泉水を活用した産業創出や赤梨の生産基盤確保を推進いたしました。また、弥栄自治区では、集落営農組織の連携や米のブランド化、浜田産広葉樹の高付加価値化を支援し、三隅自治区では、念願の三隅発電所2号機の建設が決定し、石州半紙のユネスコ無形文化遺産再記載を機に、関係自治体と連携してブランド化、販路拡大、新商品開発に取り組みました。 一方では、やり残した政策や引き続き検討を要する施策もあります。 やり残した政策では、中山間地の諸問題への対応があります。中山間地においては、高齢化が進み、道路や畦畔等の草刈りが難しくなった、イノシシなどの有害鳥獣を何とかしてほしいとの声を聞きます。こうした課題にしっかり対応しなければなりません。 引き続き検討を要する施策では、一つは(仮称)浜田歴史資料館であります。(仮称)浜田歴史資料館につきましては、本年3月市議会定例会で予算案を提案いたしましたが、予算案を一旦取り下げました。多くの市民の皆様にこれならばいいと思っていただけるような案を再検討したいと思います。 もう一つは、浜田那賀方式自治区制度であります。浜田那賀方式自治区制度は、合併から当面10年間の制度として導入され、平成27年9月末が期限でしたが、市民の皆様のご意見をお聞きし、平成32年3月末まで一部制度を変更して延長しました。平成32年4月以降どのようにするべきかにつきましては、改めて検討しなければなりません。以上、申し上げましたように、1期目は、三つの重点政策を中心にさまざまな施策に取り組み一定の成果を上げることができましたが、その一方、緒についたばかりのものや積み残した課題もあります。2期目の4年間では、引き続き元気な浜田づくりに取り組んでまいります。 2期目の次の4年間を私なりに見通して見たとき、我が国全体としての最大の課題は、引き続き人口減少問題であろうと考えております。本年10月には衆議院議員選挙が行われ、子育て、教育支援の充実が争点の一つになりました。国の責任において保育、教育の無償化の動きが出てきたこと自体は歓迎するものではありますが、地方負担の財源措置など不透明な点も多く、動向を注視していく必要があります。一方で、各自治体が地方創生に取り組み、自治体間での人口獲得競争は激化していくものと思います。 平成31年10月には、消費税率10%への引き上げが予定されております。その財源は社会保障費少子化対策に充てられ、福祉の充実につながる反面、高齢者などの社会的弱者にとっては負担増となり、消費税率引き上げは国民生活に大きな影響をもたらすのではないかと思います。 また、平成32年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。外国人観光客の取り込みなど、観光政策におけるインバウンド対策の重要性がこれまで以上に高まっていくものと思います。 一方、心配もあります。東日本大震災を初めとする災害復興需要に加え、オリンピック需要が重なることから、日本各地での公共事業の増加により工事資材の高騰が見込まれ、本市の公共事業にも影響が出ることも考えられます。 次に、本市における今後4年間の見通しについてであります。 本市においては、ここ数年、毎年おおむね600人から800人の人口減少が続いており、出生数は昨年度初めて400人を切りました。今後も人口減少対策、とりわけ少子化対策にしっかりと取り組んでいかなければなりません。 事業者数の減少による雇用への影響も懸念されます。平成29年2月に実施した事業承継に関するアンケート調査の結果では、本市では60歳以上の経営者が約70%を占め、自分の代で清算、廃業するつもりという回答が約42%もありました。事業承継対策や新たな起業の支援にも取り組まなければなりません。 次の4年間には、二つの大きな節目を迎えます。一つは2年後の平成31年の浜田開府400年、もう一つは平成32年3月が期限の自治区制度であります。ともに本市固有の大きなことであり、十分な検討、準備を行う必要があります。以上の点を考慮しながら、2期目の今後4年間の取り組みについて申し上げます。 次の4年間は、基本的には平成28年3月に策定いたしました第2次浜田市総合振興計画に掲げる将来像、住みたい、住んでよかった魅力いっぱい元気な浜田の実現に向け、七つのまちづくり大綱に基づき各施策を推進し、1期目に引き続き元気な浜田づくりに全力で取り組んでまいります。中でも1期目で着手したものの実行途上となっている施策には引き続きしっかりと取り組むとともに、1期目にやり残したことや新たな施策にも取り組んでまいります。 次の4年間には、既存、新規を含め、次の七つを重点政策として取り組んでまいります。 その第1は産業振興中小事業者支援、第2は少子化対策子育て支援、第3は福祉の充実と市民負担の軽減、第4はふるさと郷育歴史文化の継承、第5は中山間地域の諸課題への対応、第6は防災・減災対策、第7は行財政改革の、以上七つの政策であります。 第1は、産業振興中小事業者支援であります。 水産業の振興につきましては、1期目に引き続き、高度衛生管理型荷捌所の整備に取り組み、しまねお魚センター公設水産物仲買売り場のあり方を検討し、方針を決めたいと思います。また、瀬戸ケ島埋立地での水産加工事業の実現に向けて、引き続き事業体の形成支援に取り組みます。農林業の振興のうち農業では、引き続き農家所得の向上を目指し、振興作物や組み合わせ作物の生産支援などに取り組みます。また、もうかる林業を推進するため、低コスト再造林の普及と市産材の活用などに取り組んでまいります。 中小事業者支援では、引き続きBUY浜田運動の推進、地元産品の販路開拓支援に取り組みます。また、さらに事業承継の支援に力を入れてまいります。市内事業者の廃業を少しでも減らすため、次代を担う経営後継者や起業家の育成に、商工団体、金融機関、大学等と連携してまいります。 第2の少子化対策子育て支援であります。 少子化対策につきましては、毎年400人以上の出生数の維持ができるように、これまで実施してきました保育料や医療費の負担軽減、不妊治療等に対する助成をしっかりと継続してまいります。 子育て支援につきましては、老朽化した子育て支援センターの整備に取り組んでまいります。 なお、少子化対策子育て支援に関しましては、今後国が力を入れていくことが想定されますので、国の動向を見極めて対応してまいります。 第3は、福祉の充実と市民負担の軽減であります。 福祉の充実では、高齢者が安心して暮らせるために、地域包括支援センターの機能の強化や地域包括ケアシステムの充実に努めてまいります。あわせて、利用者に大変喜んでいただいている敬老乗車券交付事業の継続と、さらなる充実を検討してまいります。 市民負担の軽減では、新たな施策を検討いたします。本市においては、平成30年度には上水道事業簡易水道事業の統合で水道料金の見直しをせざるを得ず、また国民健康保険の県一元化で、国民健康保険料の見直しも予定されております。さらには、平成31年10月には消費税率10%への引き上げが予定されており、市民負担の急激な増加が危倶されます。こうしたことを考慮し、市民の負担軽減を図るため、(仮称)稼いで生活安定化事業の創設を検討してまいります。これは、企業誘致や遊休資産の有効活用などにより新たに確保した財源を(仮称)市民生活安定基金に積み立て、水道料や国民健康保険料値上げ抑制のための財源として活用するものであります。 第4は、ふるさと郷育歴史文化の継承であります。 ふるさと郷育につきましては、地域の教育資源であるひと・もの・ことを活用した体験活動や行事への参加、参画を推進し、子どもも大人もふるさとへの愛着が高まるよう、引き続き取り組んでまいります。 浜田市は歴史のあるまちであります。約1300年前の律令の時代、石見の国の国庁があり、江戸時代の1619年に浜田藩が成立し、北前船も寄港していました。明治3年には、浜田県の県庁も置かれました。浜田市には、貴重な歴史的資料や文化財がたくさんあります。(仮称)浜田歴史資料館につきましては、歴史文化の保存と継承、ふるさと郷育の拠点になるものであり、将来の浜田市にとって必要な施設であると考えております。整備費用や立地場所などを再検討し、市民の皆様のご理解をいただける案を作成したいと思います。 第5は、中山間地域の諸課題への対応であります。 市周辺部の中山間地域においては、交通手段の確保、耕作放棄地有害鳥獣被害、草刈りなどの課題があることを認識しております。それぞれ対策が異なりますが、市民の皆様の声を聞きながら、対策を検討してまいります。 第6は、防災・減災対策であります。 近年、地震や津波に加え、想定を上回る大雨などの自然災害が各地で発生しており、防災・減災対策の強化が求められております。そのためには、これまで以上に市民と行政が一体となった取り組みが必要であります。支所への消防職員の配置を進め、自治区の防災体制の強化を図るとともに、自主防災組織の設立、育成、住民参加型の防災訓練の実施などにより、一層の防災・減災対策を進めてまいります。 第7は、行財政改革であります。 本市の財政状況は、市町村合併効果を最大限活用するなど財政健全化に取り組んだ結果大きく改善し、平成28年度決算に基づく健全化判断比率は、県内8市の中ではトップクラスとなっております。しかしながら、今後につきましては、歳入においては普通交付税の縮減、3年後には合併特例債の終了が想定され、一方で歳出につきましては、社会保障関係経費の増加や集中投資を行った施設整備等に関する公債費負担の増加が見込まれ、収支や財政指標は悪化する見通しであります。こうしたことから、公共施設再配置実施計画に基づき、教育、スポーツ施設を初めとする公共施設の整理に取り組むなど、行財政改革実施計画を確実に実行してまいります。中でも財産の利活用と処分は急務であることから、遊休施設の解体経費などに充てる基金の造成を検討し、遊休財産の積極的な売却や貸し付けを進めるなど、さらなる自主財源の確保と経費節減に努めてまいります。 また、本年度においては、全庁的な事務事業量調査を実施しております。今後、この調査結果に基づき、新たな定員適正化計画を策定するとともに、限られた職員数でより円滑で効率的な行政運営が行えるよう、組織機構の見直しを行ってまいります。以上、七つの重点政策について申し上げました。 これら以外について、4点申し上げます。 一つ目は、開府400年に向けた取り組みであります。 城山公園整備につきましては、本年3月市議会定例会において本年度予算についてご承認いただき、現在工事が進行しております。来年度以降も予算を確保し、2年後、平成31年秋ごろを目途に、整備を完了させたいと思います。なお、イベント等のソフト事業につきましては、本年度中に実行委員会を立ち上げ、検討、準備を進めてまいります。 二つ目は、自治区制度についてであります。 現制度の期限は、平成32年3月であります。来年、平成30年度から検討を開始し、遅くとも期限の半年前、平成31年9月議会までには方向性のご承認を得たいと考えております。 三つ目は、東京オリンピック・パラリンピック対応についてであります。 本市においては、事前キャンプ地やホストタウンへの立候補は、十分な施設がないことや財政負担などから見送りたいと思います。しかしながら、世界中の人が東京に集まるせっかくの機会であり、開催中に石見神楽の公演ができないか、石州和紙を賞状などに使ってもらえないかなど、関係方面に働きかけてまいります。 四つ目は、観光における広域連携であります。 来年には、浜田港においては初となる外国船籍のクルーズ船が入港いたします。また、萩・石見空港の2便化の定着に向け、首都圏からのさらなるイン対策にも取り組まなくてはなりません。このためには、県西部の観光資源の見直しと情報発信が今まで以上に重要となります。県や近隣市町とも連携し、広域での観光戦略を立て、推進してまいります。 このほかにも今後4年の間には、現時点で想定していない事案や課題が生じることもあると思います。そうした場合におきましても、将来を見据えた上ですぐに着手しておくべきことにつきましては、しっかりと取り組んでまいります。以上、これまで私の2期目の市政運営に関する考え方と政策について申し上げました。これらの政策をしっかりと推進し着実に実行していくことが、ご支援をいただいた市民の皆様の負託に応えることになり、元気な浜田をつくることにつながると考えております。 行政を取り巻く課題は、近年ますます多様化しており、近隣市町と取り組まなければならない課題も多くなっております。本任期におきましては、県の協力も得ながら近隣市町と連携し、島根県西部の中核都市としてリーダーシップを発揮して課題の解決に取り組んでまいります。議会の皆様はもとより、市民の皆様並びに関係の皆様のご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、私の所信といたします。 ○議長(川神裕司) これより市長提出議案の提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第5、議案第59号浜田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第7、議案第61号浜田市駐輪場条例を廃止する条例についてまでの3件を一括議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第59号から議案第61号までの3議案につきまして一括してご説明を申し上げます。 まず、議案第59号浜田市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案書の1ページをお開きください。提案条例説明資料も1ページをご覧願います。説明は資料でさせていただきます。 この条例は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正されたこと等に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、まず非常勤職員に係る育児休業の期間について、これまで子が1歳6カ月に達する日までその期間の延長を可能としておりましたものを、養育の事情を考慮して特に必要と認められる場合には2歳に達する日まで延長を可能とするものでございます。次に、職員が再度の育児休業をすることができる特別の事情等として、これまで保育所等における保育の利用を希望し申し込みを行っているが、当面その実施が行われないことを運用により認めておりましたものを、条例の規定により明文化するものでございます。 附則といたしまして、施行期日を公布の日といたしております。 次に、議案第60号浜田市有料駐車場条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案書の4ページ、提案条例説明資料は2ページをご覧ください。 この条例は、浜田駅前広場整備事業の実施により駅前駐車場を廃止することから、条例の一部を改正する改正を行うものでございます。 主な改正点は、第2条及び別表から駅前駐車場を削るもので、施行期日は平成30年2月1日といたしております。 なお、駅前駐車場は平成30年2月1日から廃止をいたしますが、平成30年度中に民間事業者が同敷地内に民営の立体駐車場を建設する予定といたしております。また、新たな立体駐車場が完成するまでの間は、利用者の利便性が損なわれることがないよう、民間事業者が近隣に無料の代替駐車場を設ける予定といたしております。 次に、議案第61号浜田市駐輪場条例を廃止する条例についてご説明を申し上げます。議案書の6ページ、提案条例説明資料は3ページをご覧ください。 この条例は、先ほどご説明を申し上げました議案第60号と同様に、浜田駅前広場整備事業の実施に伴い駐輪場を廃止することから、当該駐輪場の設置及び管理について定める条例を廃止するもので、施行期日は平成30年2月1日といたしております。 なお、駐輪場につきましても平成30年2月1日から廃止をいたしますが、平成30年度中に民間事業者が同敷地内に駐輪場の機能を有する立体駐車場を建設する予定といたしております。また、新たな立体駐車場に駐輪場が完成するまでの間は、利用者の利便性が損なわれることのないよう、民間事業者が近隣に無料の代替駐輪場を設ける予定といたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第8、議案第62号浜田市やすらぎの家条例の一部を改正する条例についてを議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第62号浜田市やすらぎの家条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の8ページをご覧ください。あわせて、別添の提案条例説明資料4ページをご覧ください。 やすらぎの家は、日常生活に不安を持つ高齢者への生活指導及び生活支援を行うことにより、介護予防を推進し、高齢者の健康を保持するとともに、共同生活を通じて社会的孤立感解消を図ることを目的とした施設でございます。 この度の改正は、浜田市やさかやすらぎの家について、浜田市第1期公共施設再配置実施計画に基づき、平成30年3月末をもって現在の指定管理者であります社会福祉法人弥栄福祉会に施設を譲渡することに伴い、条例第2条の表から削除するものでございます。 なお、この施設につきましては、後ほど議案第84号において無償譲渡の議案を提案させていただきます。 附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第9、議案第63号浜田市農村広場施設条例を廃止する条例についてを議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 議案第63号浜田市農村広場施設条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。議案書の10ページをお開きください。あわせて、別添の提案条例説明資料5ページをご覧ください。 この条例を廃止する理由についてでございますが、当該施設は美川地区の中核的な担い手農家の育成を目的に、地域農業等の意思疎通の場、及びゆとり増進や健康づくりの場として、平成5年度に農村地域農業構造改善事業を活用して整備されたものでございます。現在は美川連合自治会に管理を委託しており、将来的には浜田市第1期公共施設再配置実施計画において地元譲渡の方針が示されておりましたが、譲渡後の解体費用等が協議において課題となっておりました。この度普通財産無償貸し付けの弾力的運用で進めることで協議が整いましたので、地元のコミュニティ活動の核となっている美川地区まちづくりネットワークに無償貸し付けを行うこととし、これに伴い条例を廃止するものであります。 附則といたしまして、この条例は平成30年4月1日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第10、議案第64号浜田市工場誘致条例の一部を改正する条例についてを議題とします。産業経済部参事。 ◎産業経済部参事(湯淺淳) 議案第64号浜田市工場誘致条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の12ページと、あわせて提案条例説明資料の6ページをご覧ください。 この条例は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部が改正されたことに伴い、地域経済牽引事業の促進を図るべき地域の事業の実施を支援するため、所要の改正を行うものであります。 この改正によりまして、促進区域内において承認地域経済牽引事業計画に従って主務大臣の確認を受けた施設のうち総務省令で定めるものを設置した場合、当該施設の用に供する家屋、構築物、敷地の固定資産税を3年度分免除するものであります。 この条例は公布の日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第11、議案第65号浜田市営地域定住住宅条例の一部を改正する条例についてを議題とします。都市建設部長。 ◎都市建設部長(下垣博史) 議案第65号浜田市営地域定住住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の14ページをお開きください。あわせて、提案条例説明資料7ページをご参照願います。 この度の条例改正の理由は、平成6年度に建設された城北住宅2号棟及び城北住宅3号棟を用途廃止することに伴い、所要の改正を行うものでございます。 概要としましては、地域定住住宅の設置について定める別表第1、及び家賃について定める別表第2から城北住宅2号棟、城北住宅3号棟の表示を削除するものです。 附則としまして、この条例は平成30年2月1日から施行するものとします。以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(川神裕司) 日程第12、議案第66号浜田市水道給水条例の制定についてを議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第66号浜田市水道給水条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の16ページをお開きください。あわせて、別冊の提案条例説明資料の8ページをご覧ください。 この議案は、平成30年4月に浜田市簡易水道事業を浜田市水道事業に統合し、平成30年10月から水道料金の改定を行うことに伴い、浜田市水道給水条例の全部を改正するものであります。 本条例は、第1条から第46条までで構成されております。主な条文についてご説明申し上げます。 まず、第1条から第4条までは、この条例の趣旨や定義、給水区域、給水装置の種類を定めております。次に、第5条から第12条までは、給水装置の工事及び費用について定めております。第13条においては、給水の原則を定めているところであります。第14条から第25条までについては、給水に係る申し込みや届け出、メーターの設置等について定めております。第27条においては、上水道事業簡易水道事業の統合により、現行の異なる三つの水道料金の体系及び料金水準を統一した水道料金について規定しております。また、32条では加入金の額を、第33条では手数料の額について規定しております。第36条から第41条までは、給水装置の検査や給水の停止、貯水槽水道に係る責務等について規定しております。第45条と第46条におきましては、本条例に係る過料を定めております。 また、附則といたしまして、施行期日は平成30年4月1日からとし、附則第2項で浜田市簡易水道給水条例は廃止することとしております。 なお、この度の水道料金の改定は改定率が大きくなることから、料金の特例として附則第7項において、平成30年10月から平成32年9月までの間は新料金へ移行するまでの激変緩和措置期間とし、現行の水道料金から3カ年で段階的に新料金へ移行する旨の規定を設けております。以上、よろしくご審議賜りますようにお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第13、議案第67号弥栄村定住化推進に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。都市建設部長。 ◎都市建設部長(下垣博史) 議案第67号弥栄村定住化推進に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の33ページをお開きください。あわせて、提案条例説明資料11ページをご参照ください。 この度の条例改正の理由は、払い下げの条件を満たす弥栄村営若者定住化住宅を用途廃止することに伴い、所要の改正を行うものでございます。 概要としまして、別表において4棟分の住宅の位置、棟数の表示を削除するものであります。 附則としまして、この条例は平成30年4月1日から施行するものとします。以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第14、議案第68号指定管理者の指定について(若生まなびや館)から日程第20、議案第74号指定管理者の指定について(浜田市岡見スポーツセンター)までの7件を一括議題とします。教育部長。 ◎教育部長(佐々木秀樹) 議案第68号から議案第74号までの7議案につきまして一括してご提案申し上げます。議案書の35ページをお開きください。 これらの議案は、平成30年3月31日をもって指定期間が満了することから次期指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。 各施設の概要、指定管理者の候補者などの詳細につきましては、別に配付しております指定管理者指定議案説明資料の1ページ以降に掲載しておりますので、あわせてご覧ください。また、大変申しわけございませんが、別途正誤表をお配りしております。説明資料のほう2ページから4ページにそれぞれ脱字がございましたので、訂正をさせていただきます。大変失礼いたしました。 それでは、各議案についてご説明申し上げます。 議案書35ページ、議案第68号若生まなびや館につきましては、指名により、若生まなびや館管理組合、組合長金崎和人を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成33年3月31日までの3カ年でございます。 次に、議案書36ページ、議案第69号浜田市室内プールにつきましては、公募の結果、公益財団法人浜田市教育文化振興事業団、理事長竹中弘忠を新たに指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案書37ページ、議案第70号浜田市金城総合運動公園につきましては、公募の結果、共同事業体浜田B&F、代表者浜田ビルメンテナンス株式会社、代表取締役櫨山陽介を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案書38ページ、議案第71号浜田市今福スポーツ広場施設につきましては、公募の結果、共同事業体浜田B&F、代表者浜田ビルメンテナンス株式会社、代表取締役櫨山陽介を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案書39ページ、議案第72号浜田市三隅B&G海洋センターにつきましては、指名により、公益財団法人浜田市教育文化振興事業団、理事長竹中弘忠を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの2年間でございます。 次に、議案書40ページ、議案第73号浜田市三隅中央公園及び田の浦公園運動施設につきましては、指名により、公益財団法人浜田市教育文化振興事業団、理事長竹中弘忠を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの2年間でございます。 次に、議案書41ページ、議案第74号浜田市岡見スポーツセンターにつきましては、指名により、公益財団法人浜田市教育文化振興事業団、理事長竹中弘忠を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの2年間でございます。以上、7件の議案につきまして、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第21、議案第75号指定管理者の指定について(ラ・ペアーレ浜田)を議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第75号につきましてご提案申し上げます。議案書の42ページをご覧ください。 この議案は、平成30年3月31日をもって指定期間が満了することから、次期指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。 施設の概要、指定管理者の候補者などの詳細につきましては、別に配付しております指定管理者指定議案説明資料の9ページに掲載しておりますので、あわせてご覧ください。 議案書42ページ、議案第75号(ラ・ペアーレ浜田)につきましては、公募の結果、シンコースポーツ中国株式会社、代表取締役石崎克己を新たに指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第22、議案第76号指定管理者の指定について(浜田市火葬場及び浜田市弥栄火葬場)から日程第24、議案第78号指定管理者の指定について(浜田市三隅火葬場)までの3件を一括議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第76号から議案第78号までの3議案につきまして一括してご提案申し上げます。議案書の43ページをご覧ください。 これらの議案は、平成30年3月31日をもって指定管理期間が満了することから、次期指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。 各施設の概要、指定管理者の候補者などの詳細につきましては、別に配付しております指定管理者指定議案説明資料の10ページ以降に掲載しておりますので、あわせてご覧ください。 それでは、各議案についてご説明申し上げます。 議案書43ページ、議案第76号浜田市火葬場及び浜田市弥栄火葬場につきましては、指名により、有限会社ライフサポート、代表取締役尾崎昭を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案書44ページ、議案第77号浜田市旭火葬場につきましては、指名により、有限会社旭運送、代表取締役徳川博を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。 次に、議案書45ページ、議案第78号浜田市三隅火葬場につきましては、指名により、合資会社三隅霊奉苑、代表社員細川美智夫を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間でございます。以上、3件の議案につきまして、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第25、議案第79号指定管理者の指定について(浜田市都川交流促進施設)から日程第29、議案第83号指定管理者の指定について(浜田市国民宿舎千畳苑)までの5件を一括議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 議案第79号から議案第83号までの5議案について一括してご提案申し上げます。議案書の46ページをお開きください。 これらの議案は、平成30年3月31日をもって指定期間が満了することから、次期指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。 各施設の概要、指定管理者の候補者などの詳細につきましては、別に配付しております指定管理者指定議案説明資料の13ページ以降に掲載していますので、あわせてご覧ください。 それでは、各議案についてご説明申し上げます。 議案書46ページ、議案第79号浜田市都川交流促進施設につきましては、指名により、都川自治会、会長新森増美を引き続き指定管理者とするものであります。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間です。 次に、議案書47ページ、議案第80号浜田市天狗石農村公園につきましては、指名により、市木自治会、会長柿木孝雄を引き続き指定管理者とするものであります。 指定期間は、平成30年4月1日から平成33年3月31日までの3年間です。 次に、議案書48ページ、議案第81号浜田市農産物集出荷貯蔵施設につきましては、指名により、弥栄村施設野菜組合、組合長串崎昭徳を引き続き指定管理者とするものであります。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間です。 次に、議案書49ページ、議案第82号浜田市地域資源循環活用施設については、指名により、島根県農業協同組合いわみ中央地区本部、地区本部長井上宗治を引き続き指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間です。 次に、議案書50ページ、議案第83号浜田市国民宿舎千畳苑につきましては、公募の結果、株式会社かいげつ、代表取締役齋藤敦夫を新たに指定管理者とするものです。 指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間です。以上、5件の議案につきまして、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第30、議案第84号財産の無償譲渡について(浜田市やさかやすらぎの家)及び日程第31、議案第85号財産の減額譲渡について(長浜町1900番の宅地)の2件を一括議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第84号並びに議案第85号について一括してご説明申し上げます。 まず、議案第84号財産の無償譲渡についてをご説明申し上げます。議案書の51ページをご覧ください。 本議案は、議案第62号浜田市やすらぎの家条例の一部を改正する条例において、浜田市やさかやすらぎの家を廃止後、財産を現在の指定管理者に無償で譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものでございます。次に、52ページをご覧ください。 1の譲渡する財産は、浜田市やさかやすらぎの家の建物であり、所在地は浜田市弥栄町木都賀イ530番地1、建築年度は平成18年度であります。構造は木造瓦葺1階建て、床面積は175平方メートルであります。 2の物件評価額は、平成29年度の固定資産税評価相当額となります770万3,767円であります。 3の譲渡の条件として、譲り受け人は今後10年間社会福祉施設以外の目的に使用しないこととしております。 4の譲渡の相手方は、社会福祉法人弥栄福祉会、理事長石橋正夫でございます。 続きまして、議案第85号財産の減額譲渡についてをご説明申し上げます。議案書の53ページをご覧ください。 本議案は、社会福祉法人愛心会に貸し付けしております土地を譲渡するに当たり、平成23年度に定めました社会福祉法人への市有地有償譲渡の方針に沿い評価額を減額した価格で譲渡することから、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものでございます。次に、議案書の53ページをご覧ください。 1の譲渡する財産は、浜田市長浜町1900番の宅地で、面積は4,277.01平方メートルでございます。 2の物件評価額は、不動産鑑定士の鑑定による3,876万円でございます。 3の譲渡価格につきましては、評価額を50%減額する1,938万円でございます。 4の譲渡の条件として、今後10年間は社会福祉事業を営むための施設、及びそれに附帯する施設のための用地として使用することとしております。 5の譲渡の相手方は、社会福祉法人愛心会、理事長水口清子でございます。以上、2件の議案につきまして、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第32、議案第86号弥畝辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について及び日程第33、議案第87号美又辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についての2件を一括議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 議案第86号弥畝辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について及び議案第87号美又辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についての2件を一括してご説明申し上げます。議案書の55ページ及び57ページをご覧ください。 本議案は、辺地対策事業債をその事業費に充てるため、弥栄自治区内1地区の総合整備計画を策定するとともに、金城自治区内1地区の総合整備計画を変更することとし、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特例措置等に関する法律第3条第1項及び第8項の規定により議会の議決を求めるものであります。議案書の56ページをご覧ください。 弥畝辺地総合整備計画書につきましては、林道程原線上のどんびき橋の改良工事を平成29年度及び平成30年度も継続して行うための計画を定めるものであります。次に、議案書の58ページをご覧ください。 美又辺地総合整備計画書につきましては、市道追原勝地線の改良工事期間を延長し、当該事業費の変更を行うものであります。以上、2議案について、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第34、議案第88号平成29年度浜田市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。財務部長。 ◎財務部長(宮崎良一) 議案第88号平成29年度浜田市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ8,393万8,000円を追加し、補正後の予算総額を421億8,339万3,000円とするものです。第2条は繰越明許費、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正についてそれぞれ定めております。 次に、2ページの第1表歳入歳出予算補正から5ページの第4表地方債補正につきましては、別添で配付をしております平成29年度一般会計補正予算(第5号)説明資料、これに議会の議決を要する事項と主な補正事項をまとめております。この資料により補正予算の概要についてご説明いたしますので、予算書とあわせてご覧ください。 それでは、資料に基づきましてご説明を申し上げます。 1、編成概要についてです。 今回の補正予算は、9月補正予算編成後に新たに生じた経費、現時点で事業費の確定等に伴い不用額が見込まれる事業について調整を行うものです。 2の予算規模、3の補正事項は、記載のとおりであります。 続いて、次の2ページ、1、歳入歳出予算総括表の歳入についてご説明いたします。 12番分担金及び負担金は、補助採択等に係る事業費の特定財源を調整するもの。 13番使用料及び手数料は、温泉から飲料水を製造する事業者に対し本年10月から3年間に限り使用料を減免すること、これに伴う減額です。 14番国庫支出金、15番県支出金及び16番財産収入は、補助採択等に係る事業費の特定財源を調整するものです。 18番繰入金の財政調整基金繰入金は、今回の補正予算に伴う収支の調整、次の地域振興基金繰入金、ふるさと応援基金繰入金は、事業費の特定財源として取り崩しを行っております。 20番諸収入の島根県消防救急デジタル無線負担金返還金は、消防救急デジタル無線整備に係る談合事案の発生に伴い島根県から負担金の一部が返還されるものです。 21番市債は、福祉施設整備等で借入予定額を調整しております。 次に、歳出については、3ページの2、事業別の補正事項をご覧ください。 総務費は1,485万2,000円の追加で、1番は浜田地区広域行政組合の補正予算に伴う調整、2番は弥栄自治区内の地元管理の水道施設、これを簡易水道に統合する際に必要となる経費について利用者負担の一部を助成するものです。3番は不用額の調整、4番は敬老乗車券の利用増に伴う追加、5番は空き家バンク登録物件改修補助金の申請件数、これが大幅に増加したことに伴いまして、事業内で予算の組み替えを行うとともに不用額を調整しております。6番は法令改正により住民基本台帳等に旧姓を併記することが可能になることから、関係するシステム改修に係る経費を新たに予算化しております。 次に、民生費は2,704万3,000円の追加で、7番は不用額の調整を行うものです。4ページをご覧ください。8番は障がい児の放課後等デイサービスの利用増加に伴う追加、9番は浜田地区広域行政組合の補正予算に伴う調整、飛んで11番は不用額の調整を行っております。10番及び12番は石見小学校放課後児童クラブの利用児童の増加に伴い新たに専用施設を整備するための事業費を、これをそれぞれ追加しております。 衛生費は677万8,000円の減額で、13番は浜田地区広域行政組合の補正予算に伴う調整を行っております。 続いて、農林水産業費は2,837万2,000円の追加で、14番は協定農用地等面積の確定に伴う調整です。5ページをご覧ください。15番は県事業費の変更に係る調整、16番及び17番はそれぞれ国県補助事業費の追加を行っております。18番は施工中の橋梁が7月豪雨により被災したため被災部の補修に係る工事費を追加するものです。 商工費は153万5,000円の追加で、19番は萩・石見空港利用促進を図るための市単独の助成について利用実績の増加に伴う追加をしております。20番は不用額の調整を行っております。 土木費は3,998万3,000円の減額で、21番は先の豪雨災害時に生じた大長見ダム内の流木撤去に要する負担金の追加、22番は社会資本整備交付金事業下において事業費の調整を行うもので、6ページ開いてもらって、6ページの23番と調整を行っております。6ページの24番は補助採択の見送りに伴い調整を行うものです。 教育費は2,075万8,000円の追加で、25番は職員配置の変更に伴う追加、26番は運営費単価の改定等に伴い市立幼稚園への保育費の調整を行っております。 公債費は3,813万9,000円の追加で、27番は歳入の項でも触れました消防救急デジタル無線整備に係る談合事案の発生に伴い、過去に借り入れた地方債の一部について繰上償還を行うものです。7ページをご覧ください。 繰越明許費は25件となっております。7月豪雨災害の影響による事業の遅れによるもののほか、災害復旧関係事業を計上しております。8ページをご覧ください。 債務負担行為は、記載のとおり追加が1件。 5、地方債補正は、変更が6件となっております。以上、主な補正事項についてご説明をいたしました。なお、詳細につきましては、予算書の6ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書、補正予算給与費明細書、債務負担行為に関する調書、地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第35、同意第11号浜田市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることについてを議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 同意第11号浜田市農業委員会委員の任命につき認定農業者等が委員の過半数を占めることを要しない場合の同意を求めることについてご説明申し上げます。同意書1ページをお開きください。 農業委員会委員の任命に当たりましては、農業委員会等に関する法律第8条第5項に、原則として認定農業者等が過半数を占めるようにしなければならないと規定されております。しかし、農業委員会によっては区域内の認定農業者の数が少ないなど原則どおりの委員構成とすることが困難な場合もあることから、法律第8条第5項ただし書き及び農業委員会等に関する法律施行規則第2条で例外が設けられております。この度、浜田市農業委員会委員を公募、推薦した結果、認定農業者及び認定農業者に準ずる者の合計が9人であったことから、定数19人の過半数を占めることにならなかったため、委員の少なくとも4分の1を認定農業者または認定農業者に準ずる者としたいので、この例外規定により議会の同意を求めるものでございます。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第36、同意第12号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。副市長。 ◎副市長(近重哲夫) 同意第12号人権擁護委員候補者の推薦についてご説明申し上げます。 本件は、人権擁護委員の羽野瑞枝氏、坂野昭憲氏、金本孝惠氏が平成30年3月31日をもって任期満了となりますので、後任の候補者の推薦について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 推薦に当たりましては、職務内容と候補者の経歴等十分考慮をいたしました結果、羽野瑞枝氏、渡部恵子氏、檜谷朝子氏をそれぞれ適任者と認め推薦いたしたいと存じます。よろしくご同意いただきますようお願い申し上げます。参考欄には任期と根拠法を載せております。なお、候補者の略歴を参考資料として配付しておりますので、ご覧ください。 ○議長(川神裕司) 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。皆様ご苦労さまでした。            午前11時9分 散会        ──────────────────────────...