令和 4年第5回11月
定例会 令和4年第5回
松江市議会定例会議 事 日 程(第1号)
令和4年11月30日(水曜日)午前10時開議 第1
会議録署名議員の
指名 第2
会期の
決定 第3 議第103
号議案~議第224
号議案 (
提案説明) 第4
報告第36
号~報告第44号 (
報告) 第5 休会について────────────────────────────────────────本日の
会議に付した事件
会議録署名議員の
指名 会期の
決定 議第103
号議案~議第224
号議案 (
提案説明)
報告第36
号~報告第44号 (
報告) 休会について────────────────────────────────────────出 席 議 員(33名) 1 番 小 澤 一 竜 2 番 中 村 ひ か り 3 番 たちばな ふ み 4 番 三 島 明 5 番 山 根 宏 6 番 海 徳 邦 彦 7 番 村 松 り え 8 番 原 田 守 9 番 舟 木 健 治 10 番 野 々 内 誠 11 番 錦 織 伸 行 12 番 河 内 大 輔 13 番 細 木 明 美 14 番 太 田 哲 16 番 米 田 と き こ 17 番 岩 本 雅 之 18 番 長 谷 川 修 二 19 番 柳 原 治 20 番 野 津 直 嗣 21 番 森 本 秀 歳 22 番 川 島 光 雅 23 番 石 倉 徳 章 24 番 石 倉 茂 美 25 番 田 中 明 子 26 番 吉 金 隆 27 番 森 脇 幸 好 28 番 南 波 巖 29 番 津 森 良 治 30 番 森 脇 勇 人 31 番 川 井 弘 光 32 番 三 島 良 信 33 番 三 島 進 34 番 立 脇 通 也───────────────────────欠 席 議 員(なし)───────────────────────欠 員(1名)───────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 福 島 恵 美 子 次長 永 井 秀 之
議事調査課長 竹 田 優 子
書記 松 浦 真 人
書記 梶 田 崇 光
書記 牧 田 慧───────────────────────
説明のため出席した者
市長 上 定 昭 仁 副
市長 能 海 広 明 副
市長 講 武 直 樹 副
市長 平 林 剛 理事 山 根 幸 二
総務部長 小 村 隆
総務課長 永 田 幸 子
財政部長 水 研 二
防災部長 佐 目 元 昭
産業経済部長 松 浦 徹
観光部長 土 江 紀 明
文化スポーツ部長松 尾 純 一
市民部長 吉 田 紀 子
健康福祉部長 松 原 正
子育て部長 青 木 佳 子
環境エネルギー部長 花 形 泰 道
都市整備部長 爲 國 岳 彦
都市整備部政策監森 原 透
会計管理者 杉 谷 薫
消防長 田 村 達 朗
教育長 藤 原 亮 彦 副
教育長 寺 本 恵 子 副
教育長 成 相 和 広
上下水道局長 小 塚 豊
ガス局長 山 内 政 司
交通局長 須 山 敏 之
市立病院院長 入 江 隆─────────────────────── 〔午前10時00分開会〕
○
議長(
立脇通也) おはようございます。これより
令和4年第5回
松江市議会定例会を開会し、本日の
会議を開きます。───────────────────────
△
日程第1
会議録署名議員の
指名
○
議長(
立脇通也)
日程第1「
会議録署名議員の
指名」を行います。
会議録署名議員は、
会議規則の規定により、
議長において19番
柳原治議員並びに20番
野津直嗣議員を
指名いたします。───────────────────────
△
日程第2
会期の
決定
○
議長(
立脇通也)
日程第2「
会期の
決定」を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の
会期は、本日から12月20日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう
決定いたしました。───────────────────────
△
日程第3 議第103
号議案~議第224
号議案 (
提案説明)
△
日程第4
報告第36
号~報告第44号 (
報告)
○
議長(
立脇通也)
日程第3、議第103号「
松江市
個人情報の
保護に関する
法律施行条例の制定について」から議第224号「
令和4年度
松江市
病院事業会計補正予算(第1号) 」まで
議案122件及び
日程第4、
報告第36号「
議会の委任による
専決処分の
報告について」から
報告第44号「
議会の委任による
専決処分の
報告について」まで
報告9件を一括して議題といたします。
提出者の
説明を求めます。
上定市長。 〔
上定昭仁市長登壇〕
◎
市長(
上定昭仁)
皆さんおはようございます。本日からの11
月議会、何とぞよろしくお願いいたします。 そして、
皆様、本日は朝から
パープルリボン運動、
オレンジリボン運動への御協力誠にありがとうございます。
執行部と
議員の
皆様がこうしておそろいのマスクをつけて臨む
議会は、全国で初と聞いております。
松江市としては、今後も女性、
児童に対する虐待・暴力の防止、根絶に取り組んでまいりたいと思っておりますので、
皆様方も御理解、御協力のほど何とぞよろしくお願いいたします。 それでは、本
定例会に提出させていただいております
議案につきまして、概要を御
説明申し上げます。 議第103号
松江市
個人情報の
保護に関する
法律施行条例の制定につきましては、
個人情報の
保護に関する法律が
改正され、同法が
地方公共団体に一律に適用されることとなったのを受けて、現行の
松江市
個人情報保護条例を廃止し、同法により委任された事項を定める
法律施行条例を制定するものとなります。 議第104号
小泉八雲記念館の
設置及び
管理に関する
条例及び
小泉八雲旧居の
設置及び
管理に関する
条例の一部
改正につきましては、
小泉八雲記念館及び
小泉八雲旧居について、
入館料を
指定管理者の収入とする
利用料金制とするものとなります。 議第105号
松江市
指定管理者の
管理する
松江市立保育所の
設置及び
管理に関する
条例及び
松江市立保育所及び
松江市立幼保園における
特別保育に関する
条例の一部
改正につきましては、
公立保育所において、
保育短時間
認定の
児童が利用できる時間帯を
変更し、
延長保育料の区分を改めるものとなります。 議第106号
松江市
児童クラブ条例の一部
改正につきましては、新設する持田第2
児童クラブを
松江市が
設置する
児童クラブに加えるものとなります。 議第107号
松江市
一般市営住宅条例の一部
改正につきましては、島根県
住宅供給公社から譲り受ける
定住促進賃貸住宅を、
松江市が
設置する
一般市営住宅に加えるものとなります。 議第108号
松江市
普通公園条例の一部
改正につきましては、
開発行為により新設された
公園を、
松江市が
設置する
普通公園に加えるものとなります。 議第109号 和解につきましては、市道で生じた事故に関し和解するものとなります。 議第110号
市道路線の廃止につきましては、
開発行為に伴う
形状変更等により2
路線を廃止するものです。 議第111号
市道路線の
認定につきましては、
開発道路の
市道編入等により12
路線を
認定するものです。 議第112号から議第213号までの102
議案につきましては、公の
施設の
指定管理者を指定するものとなります。 続きまして、議第214号「
令和4年度
松江市
一般会計補正予算(第7号)」につきましては、総額33億4,050万7,000円を
追加し、
予算の総額を1,134億6,500万6,000円とするものです。
補正の主な
内容としましては、
新型コロナウイルス感染症対策及び電力・
ガス・
食料品等価格高騰対策として、
乳幼児を
対象とする
新型コロナウイルスワクチンの
接種に係る体制の
整備や、
肥料価格高騰の
影響を受ける
販売農家を
支援するための
経費などを計上しております。 また、新
庁舎建設に係る
建設資材価格の
上昇等への
対応や、
ワクチン製造が再開された
日本脳炎予防ワクチンなどの
接種に係る
経費のほか、
財務調整として、前年度
剰余金の
処分に係る
基金積立金及び
繰上償還金並びに前年度
概算交付を受けた
国庫支出金の
返還金などを計上しております。 これらの財源としまして、
国庫支出金や
県支出金のほか、前年度繰越金などを計上しております。 続きまして、執行が
複数年度にまたがる
継続費の
補正につきましては、新
庁舎建設について、
建設資材高騰等に
対応するため、
工事請負契約等に定める、いわゆる
スライド条項を適用し、
増額変更を行うものとなります。
繰越明許費の
補正につきましては、
土地改良事業など19
事業について
追加、
変更するものとなります。
債務負担行為の
補正につきましては、来年度からの
指定管理に係る
事業など34
事業を
追加、
変更するものとなります。
地方債の
補正につきましては、歳出の
補正に伴う
変更となります。 次に、議第215号から議第219号までの
令和4年度各
特別会計補正予算につきまして、主なものを御
説明します。
国民健康保険事業特別会計(第2号)につきましては、
職員人件費などの
補正のほか、国が定める
事務処理標準システムの運用を委託するため、
債務負担行為を設定するものとなります。
企業団地事業特別会計(第1号)につきましては、第二
内陸工場団地の
土地売却収入などを計上しております。 その他の
特別会計につきましては、
職員構成の
変動等に伴う
人件費の
調整のほか、前年度
事業費の確定に伴う
精算などを行うものとなります。 次に、議第220号から議第224号までの
令和4年度各
公営企業会計補正予算につきまして、主なものを御
説明します。
交通事業会計(第2号)につきましては、
新型コロナウイルス感染症の
影響に伴う減益に対する
一般会計からの
補助金などを計上しております。
病院事業会計(第1号)につきましては、
看護職員等の
処遇改善や
医療機器の
購入経費などを計上しております。 その他の
公営企業会計につきましては、
職員構成の
変動等に伴う
人件費の
調整のほか、
燃料価格高騰による
電気料金の
値上げに伴う
事業費の
増額などを行うものとなります。
報告第36号から
報告第44号までの9件につきましては、
議会の議決により委任された事項の
専決処分に係るものであり、
地方自治法第180条第2項の規定に基づき御
報告するものです。 このうち、
報告第36号につきましては、
議会の議決を経て締結した
請負契約について、その後の
設計変更等により
契約を
変更したものです。
報告第37号から
報告第44号までの8件につきましては、事故による
損害賠償の額を定めたものとなります。
議案の概要は以上となりますが、引き続きまして、議第214号「
令和4年度
松江市
一般会計補正予算(第7号)」につきまして、
パネルを用いて
補足説明をさせていただきます。こちらの
パネルを御覧ください。(
パネルを示す) 今回の11
月補正予算(第7号)の
内容となります。
合計金額が33億4,000万円となっております。その内訳といたしまして、一番大きいのが19億2,000万円、
財務調整に係る
補正でございます。これは毎年9月の
決算認定を受けまして、
地方財政法に基づいて前年度
剰余金の
処分等をさせていただくものとなります。 具体的には、いわゆる家計でいいますところの貯蓄に当たります
財政調整基金への積立て、そしてまた
一般の家計においての借入金の返済に当たります
長期債償還元金(
繰上償還)として計上させていただいているもののほか、前年度
概算交付を受けておりました国や県の
支出金の
精算等でございまして、
合計が19億2,000万円となっております。 これに次いで大きな項目といたしましては、その他の
政策的事業としておりますが、10億8,000万円を計上しております。このうち、その他が4億5,000万円となっております。
任期付職員の
採用等に伴います
職員人件費の
増額、また近時の
燃料高騰等に伴って
公共施設の電気・
ガス料金の
増額に
対応する
予算について4億5,000万円を計上しております。 そして、
災害復旧に対して4億1,000万円、またその他の「どだい
づくり」について2億1,000万円を計上しております。詳細につきましては、後ほど御
説明をさせていただきます。 戻りまして、そのほかに
新型コロナウイルス感染症対策、また
物価高騰等の
対策としまして3億円を計上しております。この内訳といたしまして、一番大きいものは、
地域の
事業者を
支援するための4億円、そのほか
医療体制の
整備等に7,000万円、また
物価高騰、
感染症対策のための
事業として4,400万円を計上しております。 また、
コロナ交付金につきまして、それを原資といたしまして
支援金を計上しておりましたが、今回そこに余裕を含んで計上していたということで、その
精算に伴う減額、戻ってくる分が2億1,000万円となっておりまして、この項目合わせて3億円、全て合わせまして今回の
予算額が33億4,051万円となっております。 では、その詳細につきまして御
説明をさせていただきます。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策でございます。 生後6か月から4歳までの
乳幼児を
対象とする
コロナワクチン接種の
実施体制を
整備いたします。今回、11月19日からこの
ワクチン接種は始めております。
接種場所は
集団接種会場、
松江市立病院の
がんセンターでございまして、
対象者、あるいは
ワクチンの
内容等につきましては、こちらに明記しておりますので、
皆様御参照いただければと思います。 なお、その他として書いておりますが、5歳から11歳の
小児接種、12歳以上の
接種及び
オミクロン株に
対応する2価
ワクチンの
接種についても、引き続き実施しておりますので、
松江市の
ホームページ等で御確認ください。 続きまして、
地域の
事業者を
支援するための
物価高騰対策について御
説明をいたします。 今回、この
肥料の
価格高騰の
影響を受ける農家の
支援につきましては、国、県の9月
補正に
対応したものとなります。
対象者は、
化学肥料の
使用量低減に取り組む
販売農家に対して、
肥料購入経費の一部を
支援するものでございます。秋と
春用の
肥料によって
購入の時期が2種類ございますが、いずれにしても、前年から増加した
肥料購入経費の15%を市で
予算を今回計上させていただいております。そのほか、国が70%、県が15%の
支援がありますので、
肥料の
価格高騰分については100%、ここで確保される
予算制度となります。 続きまして、
地域の
事業者を
支援する
新型コロナウイルス感染症対策の中で、
MATSUE起業エコシステムによる
創業支援として、
創業等信用保証料の
補助金を今回新設させていただくものでございます。
創業5年未満の
事業者の方が
銀行等から融資を受けられる場合に、
信用保証料を
信用保証協会に払う場合がございます。こうしたときに、
松江市と
信用保証協会でこの
保証料0.91%分をほぼ折半いたしまして、
信用保証協会が0.46%分、市が0.45%分、それぞれ
負担することによりまして、
保証料の
負担をゼロにする。それによりまして起業・
創業を
支援するものとなります。件数として50件見込ませていただいておりまして、今回
対象期間が来年の1月から3月までとなっておりますので、年間50件の12分の3ということで計上させていただいている次第でございます。
事業費は100万円となります。 次に、
物価高騰対策の一環といたしまして、
給食の安定的な提供のための
予算を計上しております。9
月補正予算で幼稚園、小学校、中学校についても同様に
予算を計上させていただいておりました。今回は
私立保育園等76
施設について、
給食用の
食材費の
上昇分を補填すべく、補填を行うことで
保護者負担を増やすことなく、
給食を安定的に提供するものでございます。この76
施設について、
対象となる園児の概数として6,200人余りを見込んでいるところでございます。こちらの
事業費が910万円となっております。 次に、こちらも
コロナ感染症対策でございまして、この
影響で
利用者が減少しております
市内路線バス事業者に対する
経営支援を行うものでございます。
一畑バスに対して2億400万円、そしてまた
松江市の
交通局の市バスに対しての
事業費2億円、合わせて4億427万円となっております。
市民生活に必要な
公共交通の
支援につながるものということで
予算計上させていただいております。 次に、電力・
ガス・
食料品等価格高騰対策と
感染症対策に係るその他の
経費でございます。 具体的には、
農業用ハウスの
整備の
補助でありましたり、その
ハウス関連資材の
購入費補助等、
物価高騰対策に係るものが2,285万円、そのほか
感染症対策に係る
経費として保健所の
事務用品等消耗品の
購入、市内の
専門学校における
感染症対策のための
経費、
消防本部の
庁舎における
感染予防のための
施設の
改修等で2,205万円、合わせて4,490万円を計上させていただいております。 次に、「どだい
づくり」の
予防接種事業費でございます。
日本脳炎の
予防ワクチン接種と
子宮頸がんの
ワクチン接種、この2つにつきましては、当初
予算でも計上させていただいておりますが、不足が生ずる見込みになったことから、今回
追加で
補正を立てさせていただくものとなります。 こちらの
子宮頸がんの
予防ワクチン、既に
接種をされている方、
接種費用の払戻しについて、こちらは政府で検討がなされておりました。その仕組みが整いましたことから、今回
補正予算に計上させていただくものとなります。
対象者としましては、平成9年度から平成16年度までに生まれた女子でございまして、既に
任意接種を受けた方が
対象となっております。こちらのほうも
松江市
ホームページ等で
予算が成立しましたときには、また広報させていただきますので、ぜひ
接種について取り組んでいただければと思っております。 次に、新
庁舎の
建設に係る
建設資材高騰への
対応でございます。
事業費として1億5,818万円を計上しております。
皆様御存じのとおり、新
庁舎の
建設、現在進めております。当初
事業費として150億円を計上いたしておりました。近時の
燃料価格の
高騰に伴う
建設資材の
上昇、あるいは円安による
原材料価格の
値上げなどを踏まえまして、今回、
令和4年度から
令和7年度までの
合計で5億7,500万円を
予算として
増額をさせていただくものでございます。このうちの
令和4年度分といたしまして、1億5,818万円を今回
予算計上させていただいております。 少し詳しく
説明をさせていただきます。 先ほど申し上げた
建設資材価格の
高騰につきまして、このグラフは2011年を100としまして、
建設資材の
種類別にその
価格の推移を
指数で追ったものとなります。ここに縦の青い線がございますが、これが今回の新
庁舎の
建設工事に着工した2020年12
月時点になります。ここに並んでいるのが、
資材の
種類別で色分けをしておりまして、このうち今回の
建設工事に一番たくさん使っている、一番大きな
影響が出ているのは、鋼、
鋼材というところでございます。この
鋼材が、この
動きとして
オレンジの
動きになりますけれども、大体2020年の着工時までは、ほかの
資材価格も併せて大体横ばいの
動きでございました。それが2021年あたりから
高騰しておりまして、こちらに書いております2020年12月と2022年9
月時点を、
指数を比べたときに、合板であれば2倍になっていると、この
鋼材であれば1.7倍となっているという
状況でございまして、いずれの
建設資材についても、非常に高くなっている、
高騰している
状況が確認できるところでございます。 これら
資材価格の
高騰を受けまして、これは
鉄骨造りの非
住宅についての
工事費の動向がどうなっているかを、2015年を100として
指数で表したものでございます。先ほど同様、2020年12月の
工事着工時点と2022年8月を比べたときに、1.09倍に
上昇している
状況が見受けられます。 こうした
資材価格の
高騰をあらかじめ見越す形で、
公共工事においては、
スライド条項という
条項が
契約約款の中に入っております。
工事請負契約の中に標準的な
内容として盛り込まれているものと御理解ください。昭和24年から
建設工事における
請負契約に片
務性、
契約者のどちらかに偏っていないか、そういった片
務性を排除するべく、そしてまた不
明確性、今後の
物価上昇時にどういった
対応をするのかということをあらかじめ盛り込んでおく必要があるという趣旨から、昭和25年に策定された
契約約款において、
物価の
変動等による
請負金額の
変更、いわゆる
スライド条項が規定されているということでございます。
松江市においては、発注しております全ての
建設工事において、この
スライド条項を盛り込んだ
契約約款を採用させていただいております。 今回の
物価高騰に伴いまして、
建設事業者、
請負事業者の
皆様と協議を重ねてまいりました。
建設業者の
皆様から御提示いただいた
金額と、それにさらに私どものほうから提案もさせていただいた中で、
工事内容の
見直しも図っております。
スライド条項の適用による
工事費の
変更に合わせまして、建物の
機能性は落とさずに
コストを下げられる工夫と
見直しを実施してまいりました。例えば1階の床裏の
断熱材の
仕様の
変更でありましたり、
執務室の
天井仕上げの工法の
変更、
外部メンテナンス用建材等の
仕様の
変更、
仮設外壁の
仕様の
変更等を通じて、
機能性は損なわない限りにおいて
コストを下げられる努力を
事業者の方にも随分知恵を出していただいて
見直してきたところでございます。 その結果といたしまして、今回5億7,500万円という
金額を、従来の150億円に
追加して
工事費とさせていただきたいと考えているところでございます。 今後、
市役所が
市民の
皆様のために十分に活用されるものとなるべく、
市役所職員の
オフィススペースという限りではなく、
市民の
皆さんに利用していただいて、
市民の
皆さんの
生活自体が豊かになる
市役所とすべく取り組んでまいりたいと考えているところでございますので、御理解のほど何とぞよろしくお願いいたします。 もう一度、最初のページと同じものでございますが、
建設資材価格の
上昇の
対応ということでございまして、従来の150億円を5億7,500万円
増額して、今回、
令和4年度から
令和7年度までのトータルの
金額として155億7,500万円の
予算とさせていただきたいと考えております。この
令和4年度につきましては、そのうちの1億5,818万円、これを今回の11
月補正予算として計上させていただいているところでございます。 これが最後になります、
災害復旧に係る
事業でございまして、今回4億1,000万円の
事業費を計上させていただいております。昨年7月、8月に発生した
大雨災害によって被災した箇所の復旧がまだ残っているところが多数ございます。このための
事業費として、
公共土木
施設、林地崩壊防止、農林水産
施設について4億1,000万円を計上させていただくものとなります。 私からの
説明は以上でございまして、本
定例会に提出させていただいております
議案につきまして、御審議のほど何とぞよろしくお願いいたします。───────────────────────
△
日程第5 休会について
○
議長(
立脇通也)
日程第5「休会について」を議題といたします。 お諮りいたします。 議事の都合により12月1日及び12月2日は休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう
決定いたしました。 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 〔午前10時26分散会〕...