所沢市議会 > 2021-02-10 >
02月18日-01号

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  1. 所沢市議会 2021-02-10
    02月18日-01号


    取得元: 所沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    令和 3年  3月 定例会(第1回)               ◯招集告示所沢市告示第47号 令和3年所沢市議会第1回定例会を次のとおり招集する。   令和3年2月10日                           所沢市長  藤本正人                    記 1 期日  令和3年2月18日 2 場所  所沢市議会議場     -------------------------               ◯応招・不応招議員令和3年第1回定例会 応招議員    1番  矢作いづみ議員      2番  天野 敦議員    4番  佐野允彦議員       5番  石原 昂議員    6番  城下師子議員       7番  小林澄子議員    8番  平井明美議員       9番  末吉美帆子議員   10番  長岡恵子議員      11番  大石健一議員   12番  入沢 豊議員      14番  植竹成年議員   15番  川辺浩直議員      16番  亀山恭子議員   17番  粕谷不二夫議員     18番  青木利幸議員   19番  島田一隆議員      20番  石本亮三議員   21番  荻野泰男議員      22番  杉田忠彦議員   23番  谷口雅典議員      24番  西沢一郎議員   25番  福原浩昭議員      26番  村上 浩議員   27番  中 毅志議員      28番  大舘隆行議員   29番  松本明信議員      30番  越阪部征衛議員   31番  浅野美恵子議員     32番  中村 太議員   33番  秋田 孝議員 不応招議員  なし  令和3年  第1回       埼玉県所沢市議会会議録1号  定例会-----------------------------------令和3年2月18日(木曜日)第1日 議事日程 1 開会 2 開議 3 議会運営委員長報告 4 常任委員会委員の所属変更の報告 5 議会改革に関する特別委員会委員の辞任許可及び選任の報告 6 議会改革に関する特別委員会正副委員長の互選結果報告 7 会議録署名議員の指名 8 会期の決定 9 諸報告    報告第1号 現金出納検査報告書〔令和2年11月分・12月分・令和3年1月分・一般・特別・歳入歳出外現金・基金・水道・下水道・病院〕    報告第2号 定期・行政監査結果について(報告)    報告第3号 専決処分の報告について    報告第4号 請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)    報告第5号 出席要求に基づく出席者の報告 10 請願の報告、委員会付託 11 市長提出議案の報告 12 市長提出議案の一括議題   (議案第1号~議案第39号) 13 市長施政方針及び提案理由の説明 14 議案の説明 15 次会の日程報告 16 散会     -------------------------本日の出席議員  31名   1番   矢作いづみ議員      2番   天野 敦議員   4番   佐野允彦議員       5番   石原 昂議員   6番   城下師子議員       7番   小林澄子議員   8番   平井明美議員       9番   末吉美帆子議員  10番   長岡恵子議員      11番   大石健一議員  12番   入沢 豊議員      14番   植竹成年議員  15番   川辺浩直議員      16番   亀山恭子議員  17番   粕谷不二夫議員     18番   青木利幸議員  19番   島田一隆議員      20番   石本亮三議員  21番   荻野泰男議員      22番   杉田忠彦議員  23番   谷口雅典議員      24番   西沢一郎議員  25番   福原浩昭議員      26番   村上 浩議員  27番   中 毅志議員      28番   大舘隆行議員  29番   松本明信議員      30番   越阪部征衛議員  31番   浅野美恵子議員     32番   中村 太議員  33番   秋田 孝議員欠席議員      なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長  藤本正人  市長           中村俊明  副市長  川上一人  経営企画部長       青木千明  総務部長  佐々木 厚 総務部危機管理監     林  誠  財務部長  市川博章  市民部長         瀬能幸則  福祉部長  町田真治  こども未来部長      須田浩美  健康推進部長  廣川澄芳  環境クリーン部長     植村里美  産業経済部長  埜澤好美  街づくり計画部長     吉田直樹  街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事  新井 浩  建設部長         鹿島 仁  会計管理者  平田 仁  上下水道事業管理者    北田裕司  上下水道局長  鈴木哲也  市民医療センター事務部長 教育委員会  大岩幹夫  教育長          千葉裕之  教育総務部長  出居正之  学校教育部長午前10時0分開会 出席議員    30名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   12番   14番   15番    16番   17番   18番   19番   20番   21番    22番   23番   24番   25番   26番   27番    28番   29番   30番   31番   32番   33番 欠席議員     1名    11番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 総務部危機管理監 財務部長     市民部長     福祉部長 こども未来部長  健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 建設部長     会計管理者    上下水道事業管理者 上下水道局長   市民医療センター事務部長 教育長      教育総務部長   学校教育部長 △開会と開議の宣告 ○末吉美帆子議長 おはようございます。 出席議員が定足数に達しておりますので、議会は成立しております。 これより、令和3年所沢市議会第1回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。  -----------------------------議会運営委員長報告末吉美帆子議長 初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長 中村 太議員     〔32番(中村 太議員)登壇〕 ◆32番(中村太議員) 議会運営委員長報告を申し上げます。 初めに、令和3年第1回定例会の会期日程等の協議のため、2月10日に委員会を開催しましたので、その協議の結果について御報告申し上げます。 会議の冒頭、中村副市長から、今定例会に議案第1号から議案第39号までの議案39件を提出すること、そのうち、議案第1号から議案第11号までについては先に審議願いたい旨の発言がありました。 この発言を受けて、会期日程等について協議した結果、会期は本日2月18日から3月25日までの36日間とすることに決定しました。 議事日程については、お手元に配信してあります日程表のとおりです。 質疑及び一般質問の通告締切日時は2月25日の議案等調査日の3日目の正午、議員提出議案の提出締切日時は3月5日の質疑及び一般質問初日の午後5時となっておりますので、それぞれ御了承願います。 続いて、議会運営に関する事項等の協議のため、2月4日及び10日に委員会を開催しましたので、その協議の結果について御報告いたします。 初めに、通年会期制については、導入に向けて関係例規の整備を確認するとともに、他市状況を参考としながら引き続き協議を行ってまいります。 次に、所沢市行政組織条例の一部改正に伴い、危機管理室を総務経済常任委員会の所管に加えるため、今定例会に所沢市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、議員提出議案として提出することを確認しております。 次に、会期中及び閉会中の委員会審査に係る他の所管部長等の出席を求める場合の取扱いについて協議した結果、連合審査会の開催や特別委員会の設置などを十分に検討した上で、委員より他の委員会が所管する組織の部長等の出席を求めたい旨の申出があるときは、委員長はあらかじめその可否について全委員に意見を求め、委員中に異議がないときに限り出席を求めるものとすることを確認しました。 次に、飛沫防止対策として、議場の議員席と議会事務局職員の席に移動式のパーテーションを設置することとし、本日から設置を開始しています。このパーテーションは、議場のみならず、委員会審査や執行部とのヒアリングなど様々なシーンで活用してまいります。 なお、理事者席については、執行部から設置を遠慮させていただきたいとの申出があり、設置しておりませんが、執行部の出席は引き続き最小限となるよう努めるとの発言がありました。 最後に、会議の運営については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議においては、定足数に留意しつつ各会派において出席議員を調整すること、会派室において議員はインターネット中継を視聴すること、議案の採決は全議員で行うことを改めて確認しました。 以上で、議会運営委員長報告を終わります。 ○末吉美帆子議長 議会運営委員長の報告は終わりました。  -----------------------------常任委員会委員の所属変更の報告 ○末吉美帆子議長 次に、常任委員会委員の所属変更の報告をいたします。 健康福祉常任委員会委員 天野 敦議員が市民文教常任委員会委員に委員会の所属の変更をされたい旨の申出があり、委員会条例第8条第3項の規定により所属を変更しましたので、御報告いたします。  ----------------------------- △議会改革に関する特別委員会委員の辞任許可及び選任の報告 ○末吉美帆子議長 次に、議会改革に関する特別委員会委員の辞任許可及び選任の報告をいたします。 議会改革に関する特別委員会委員 越阪部征衛議員より委員を辞任したい旨の願い出があり、これを許可し、この辞任に伴い、委員会条例第8条第2項の規定により、議会改革に関する特別委員会委員に石本亮三議員を選任しましたので、御報告いたします。 なお、ただいま議会改革に関する特別委員会の委員長が欠員になっております。 委員の方々は、ここで休憩をいたしますので、休憩中に委員会を開かれ、委員長の互選をされ、その結果を議長まで御報告願います。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○末吉美帆子議長 暫時休憩いたします。午前10時5分休憩  -----------------------------午前10時6分再開 出席議員    30名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   12番   14番   15番    16番   17番   18番   19番   20番   21番    22番   23番   24番   25番   26番   27番    28番   29番   30番   31番   32番   33番 欠席議員     1名    11番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 総務部危機管理監 財務部長     市民部長     福祉部長 こども未来部長  健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 建設部長     会計管理者    上下水道事業管理者 上下水道局長   市民医療センター事務部長 教育長      教育総務部長   学校教育部長 △再開の宣告 ○末吉美帆子議長 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △議会改革に関する特別委員会正副委員長の互選結果報告 ○末吉美帆子議長 議会改革に関する特別委員会における委員長の互選結果について、議長のもとに報告がありましたので、御報告いたします。 議会改革に関する特別委員長に島田一隆議員が選出されましたので、御了承願います。 また、委員長の選出に伴い欠員となった副委員長の互選があり、荻野泰男議員が選出されましたので、御了承願います。  -----------------------------会議録署名議員の指名 ○末吉美帆子議長 次に、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長から指名いたします。 14番 植竹成年議員 28番 大舘隆行議員 以上の2名の議員を指名いたします。  ----------------------------- △会期の決定
    末吉美帆子議長 次に、会期の決定についてを議題といたします。 今定例会の会期は、本日から3月25日までの36日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○末吉美帆子議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  ----------------------------- △諸報告 △報告第1号 現金出納検査報告書〔令和2年11月分・12月分・令和3年1月分・一般・特別・歳入歳出外現金・基金・水道・下水道・病院〕 ○末吉美帆子議長 次に、諸報告をいたします。 初めに、報告第1号、令和2年11月分・12月分・令和3年1月分・一般・特別・歳入歳出外現金・基金・水道・下水道・病院各会計の現金出納検査結果について、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、監査委員から報告がありましたので、その写しを配信しましたから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第2号 定期・行政監査結果について(報告) ○末吉美帆子議長 次に、報告第2号、定期・行政監査結果について、地方自治法第199条第9項の規定に基づき、監査委員から提出がありましたので、その写しを配信しましたから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第3号 専決処分の報告について ○末吉美帆子議長 次に、報告第3号、専決処分の報告について、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、市長から報告がありましたので、その写しを配信しましたから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第4号 請願・陳情の処理経過及び結果について(報告) ○末吉美帆子議長 次に、報告第4号、去る令和2年第4回定例会において採択された請願のうち、地方自治法第125条の規定に基づき関係機関に送付したものについて、その後の処理の経過及び結果の報告がありましたので、その写しを配信しましたから、御了承願います。  ----------------------------- △報告第5号 出席要求に基づく出席者の報告 ○末吉美帆子議長 次に、報告第5号、地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者の報告が市長及び教育委員会からありましたので、取りまとめの上、配信しましたから、御了承願います。  ----------------------------- △請願の報告、委員会付託 ○末吉美帆子議長 次に、請願で受理したものについては、文書表として配信しましたから、御了承願います。 なお、文書表のとおり、所管委員会に付託いたします。 〔参照〕-請願文書表-  ----------------------------- △市長提出議案の報告 ○末吉美帆子議長 次に、市長から議案の提出がありましたので、事務局長に報告させます。     〔事務局長朗読〕                               所文第196号                              令和3年2月18日  所沢市議会議長 末吉美帆子様                             所沢市長 藤本正人      議案の提出について  令和3年所沢市議会第1回定例会に別紙のとおり議案を提出します。       令和3年所沢市議会第1回定例会議案件名表議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度所沢市一般会計補正予算(第16号))議案第2号 令和2年度所沢市一般会計補正予算(第17号)議案第3号 令和2年度所沢市交通災害共済特別会計補正予算(第1号)議案第4号 令和2年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計補正予算(第2号)議案第5号 令和2年度所沢市所沢都市計画事業所沢西口土地区画整理特別会計補正予算(第4号)議案第6号 令和2年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)議案第7号 令和2年度所沢市介護保険特別会計補正予算(第4号)議案第8号 令和2年度所沢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)議案第9号 令和2年度所沢市病院事業会計補正予算(第3号)議案第10号 所沢市パークゴルフ場の指定管理者の指定について議案第11号 所沢駅西口歩行者デッキ整備工事(その1)請負契約締結についての一部変更について議案第12号 令和3年度所沢市一般会計予算議案第13号 令和3年度所沢市交通災害共済特別会計予算議案第14号 令和3年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計予算議案第15号 令和3年度所沢市所沢都市計画事業所沢西口土地区画整理特別会計予算議案第16号 令和3年度所沢市国民健康保険特別会計予算議案第17号 令和3年度所沢市介護保険特別会計予算議案第18号 令和3年度所沢市後期高齢者医療特別会計予算議案第19号 令和3年度所沢市水道事業会計予算議案第20号 令和3年度所沢市下水道事業会計予算議案第21号 令和3年度所沢市病院事業会計予算議案第22号 所沢市地域公共交通協議会条例制定について議案第23号 所沢市寿町歴史的建造物整備基本方針策定委員会条例制定について議案第24号 所沢市非常勤の特別職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第25号 所沢市重度心身障害児等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について議案第26号 所沢市介護保険条例の一部を改正する条例制定について議案第27号 所沢市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第28号 所沢市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第29号 所沢市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第30号 所沢市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第31号 所沢市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第32号 所沢市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について議案第33号 所沢市建築・開発関係手数料条例の一部を改正する条例制定について議案第34号 市道路線の認定について議案第35号 市道路線の認定について議案第36号 市道路線の認定について議案第37号 市道路線の認定について議案第38号 市道路線の廃止について議案第39号 市道路線の廃止について ○末吉美帆子議長 報告は終わりました。  ----------------------------- △市長提出議案の一括議題(議案第1号~議案第39号) ○末吉美帆子議長 それでは、市長から提出のありました議案第1号から議案第39号までを一括議題といたします。 〔参照〕-市長提出議案-  ----------------------------- △市長施政方針及び提案理由の説明 ○末吉美帆子議長 議案の朗読を省略し、直ちに市長から施政方針及び提案理由の説明を求めます。 藤本市長     〔藤本正人 市長 登壇〕 ◎藤本市長 マスクは極力するようにと伺ったところであります。執行部といたしましては、説明が主となりますので、議員の皆様にも、市民の皆様、そして傍聴者を含めたインターネットで見ている方々にもはっきりお伝えをしなければいけません。また、健康面も考慮しなければなりませんので、15分を超える議案説明等につきましては、マスクを外して行わせていただきますので、御了承ください。 本日ここに、令和3年所沢市議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御参集賜り、新年度予算をはじめ市政における重要案件につきまして御審議いただきますこと、厚く御礼申し上げます。 市長3期目の就任後、1年と3か月が経過しました。その間、人と人の絆が実感でき、自然との調和が図られた善きふるさとを意識し日々市政を考え、将来都市像「絆、自然、文化 元気あふれる『よきふるさと所沢』」をもって市政を運営してまいりました。 今回の予算編成においても、これからの市民の幸せとは何か、そのために何をすべきか、熟慮しながら、予算編成に臨ませていただきました。 それでは、令和3年度当初予算をはじめ諸議案の審議をお願いするに当たり、市政運営に関する基本的な考え方と、予算並びに条例その他の議案について、その概要を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 〔昨年の振り返り〕 さて、昨年は、一言でいえば、コロナで明け暮れた一年とも言えました。対岸の火事のごとくに眺めていたのも束の間、一気に感染は広がりを見せ、学校の一斉休校、緊急事態宣言の発令の中で、人々の不安は頂点に達しました。自粛警察に代表されるように、不安は他者への攻撃に容易に変質してしまうのだということも実感したところでありました。また、仕事を失い収入を断たれた人や業種がある一方、逆に、仕事づくしで働きづめで休みも取れない人、巣ごもり需要で売上を伸ばした業種もあり、それが同じ職種、同じ職場の中でも同時に起こっていて、まさに人間が分断された、いや、されかかった、そんな一年であったとも感じています。そんな中、医療か経済か、の二項対立ではなく、医療も経済も、を図りながら、バランスを取って乗り切ろうとしてきたのがこの日本国だと思います。それはあたかも、左へ寄りすぎれば医療崩壊の崖に落ち、右に傾きすぎれば経済破綻の奈落がまつ、そんな狭くて険しい尾根づたいを行くがごとき、暗中模索の尾根道ゆえ、調整と修正を繰り返しながら進んでいくしかないのだと思います。大正解はありません。そして、こんなときこそ、分断よりも連帯、分断よりも包摂こそが大切です。 分断より連帯、包摂、そして寛容。 令和2年度は、所沢市としては、それを心して胸に刻んだ上で、ややもすれば安全を理由に中止、縮小に流れる各種事業を、不要不急とは何か、公の使命とは何か、と自問しながら、感染防止をとりながら、やるべきことはやるよう注力してまいりました。 以下、振り返ってまいります。 まず、新型コロナウイルス感染症対策としては、市民は何を求めているのか、基礎自治体として何をすべきなのか、何ができるのか、日々変化する国、県の情勢を見極めながら、議会にも臨時議会で対応いただき、より早く、施策を繰り出してまいりました。 医療体制を守るという点では、備蓄していたマスクを医師会、歯科医師会等に配る、ということから始まりました。その間、市民から多くの善意や常州市からマスクの恩返しもいただきました。市内で初めて感染者が発生した3月23日には、即、庁内に感染症コールセンターを開設。4月には市民医療センターに発熱外来を開設し、その後、医師会のお力をいただいてPCR検査センターを6月より開始しました。また、一方では、埼玉県に願い出て地元市として宿泊施設と交渉をしたり、市の保健師を狭山保健所へ派遣させていただきました。が、今ではそれが県全体の施策として採用されているところです。また、医師会やクラスターで苦しむ医療機関支援なども行ってまいりました。 一方、経済や市民の生活を守る、という側面では、1人10万円の特別定額給付金を職員団結のもと、いち早く支給するとともに、子育て世帯やひとり親世帯への臨時特別給付金、赤ちゃん応援特別一時金についても速やかに支給しました。水道料金も2か月分全額無料を打ち出し、苦境に陥った事業者支援のためには所沢元気回復プロジェクトと銘打って、数々の支援を展開してまいりました。すなわち、雇用調整助成金の相談をはじめ、商店街運営支援、飲食店へのテイクアウトへの転換支援、小規模事業者等臨時給付金支給、プロスポーツチーム等との協働事業、伝統産業支援、16億9,000万円分のプレミアム付商品券発行、換気促進のための補助、とこモールやチラシを使っての販売応援、バス・タクシーの交通事業者や観光バス支援などでありました。また、修学旅行のキャンセル料金や保育園や児童クラブの運営費の補填、市営自転車駐車場定期利用者への支援などを進めるとともに、音楽のあるマチとして、ミュージシャンや店舗の支援も行ってまいりました。今申し上げたほとんどの事業が、市として何ができるのか、悩みに悩んで発案した事業ですが、それで正解、それで十分というわけではありません。ドンピシャの事業はできないものだ、とつくづく感じているところです。しかし、それでも職員は走りながらよく考えたと思っています。また、申し上げませんでしたが、教育部門では、国の突然の方針変更に人知れず苦労いたしましたし、健康推進部や危機管理の面々は、この間、そして今も、ずっと対応に追われ続けております。 さて、このように、コロナに対応しながら、また、多くの事業が変更を余儀なくされつつも、市としてやるべきことはやってまいりました。 市制施行70周年も堂々と工夫を凝らして行うことができました。ところざわ歴史物語の増補改訂版を発行し、さらに、となりのトトロの記念碑の設立や所沢駅の発車メロディーをとなりのトトロにすることもできました。観光拠点を結ぶ移動手段として、環境にも優しいシェアサイクルを市内30か所のサイクルステーションに配置し、実証実験を開始しました。また、文化の風薫るマチとしてところざわアートの潮流展も開催を果たし、上下水道局では“ところざわの水”を製造、販売いたしました。紙パックでの水販売は、地方公営企業では全国初のことでありました。 その他、令和2年度の事業について振り返りますと、まず、教育・子どもの分野では、国のGIGAスクール構想に対応して、小・中学生1人1台、コンピュータの整備を一気に進め、学校トイレの洋式化改修では、小学校4校と中学校2校の工事を行い、放課後児童対策としては、2クラブで学校教室を活用することを進め、また、2クラブの民設民営児童クラブを設置し、定員を増やしました。また、保育施策では、所沢駅の中に保育所を遊び場付きで開設する手続を進めました。なお、満を持して始めようとした4か月児健診時の絵本の読み聞かせはコロナの影響で休止しましたが、それを地域の子育て支援施設において行い、相談や遊びの場としての施設利用に親子をつなげてまいりました。 次に、環境の分野では、向陽中と上下水道局庁舎に太陽光発電設備と大型の蓄電池を導入し、防災機能を強化させるとともに、環境行動を率先するため、水素と酸素から電気をつくり、走っているときにCO2を発生させないFCV(燃料電池自動車)を購入しました。また、市が51%出資するところざわ未来電力では、この1月から家庭用としても電気の供給を開始しました。なお、公共施設に限って言えばところざわ未来電力の電気を使うことで令和元年度の電気使用におけるCO2の排出を74%削減することもできました。そして、こうした官民連携やこれまでの市の取組が評価され、一般財団法人 新エネルギー財団による新エネルギー財団会長賞を受賞することもできました。今後、さらに家庭にも供給することで、再生可能エネルギーを市民の中で普及し、脱炭素化を進めてまいります。そして、お待たせいたしました狭山湖の人道橋も狭山湖ふれあい橋と命名されて橋自体はこの3月には完成します。 また、緑の保全では、東所沢四丁目、若狭一丁目の貴重な緑を保全するため、まちなかみどり保全地区として指定したほか、駒ケ原特別緑地保全地区の指定再拡大、面積を8haから16haの2倍にして行い、くぬぎ山特別緑地保全地区に名前を変えました。さらに、豊かな里山の景観を将来にわたって引き継いでいくため、残された貴重な水田を上山口堀口天満天神社周辺里山保全地域として指定しました。 また、福祉・自治の分野では、令和3年度からの第3次所沢市地域福祉計画、第5次所沢市障害者支援計画及び第8期所沢市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定を進めるとともに、障害者の重度化、また高齢化、そして親亡き後に備え、緊急相談窓口を設置いたしました。また、所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例を推進するため、コロナ禍の中でも、職員研修や外部への講座を実施し、一方では、西武鉄道と協力して2年間かけて所沢駅ホームドアの設置を終えることができました。また、認知症の方やその家族と認知症サポーターや地域の支援者をつなぐためのコーディネーターを配置したり、人工呼吸器の装着などが必要な、いわゆる医療的ケア児の受入れを進めるよう、施設に対して必要な備品購入の補助を導入いたしました。そして、戦没者追悼式もきちんと実行させていただきました。もちろん、それに加えて、コロナにより生じた様々な変化を何とか手当てし、介護、障害などの現場を支えるために、社会福祉協議会や福祉法人等と連絡を取りながら、奔走したことは言うまでもありません。 なお、自治の分野では、地域の自治会・町内会、地域づくり協議会ともに活動が制限され、市民、職員ともにじくじたる思いでこの1年を過ごしました。地域によっては回覧板の配布もままならぬ状況でしたが、それでも密を避けて絆を維持する事業を行っていた自治会・町内会があったことは、すばらしいことだったと感じています。 文化・ブランドの分野でも、同じことが言えました。多くの事業、多くの行事が中止や延期を余儀なくされ、リニューアルオープンとなる市民文化センターミューズも、そろりそろりの稼働を強いられ、今もその状態です。しかし、世界中、日本中がこのような状況でありましたが、その中にあっても所沢市は恵まれておりました。さきにも述べた市制施行70周年関連の各事業、そして、進む市内のまちづくり事業、所沢駅グランエミオとところざわサクラタウンのグランドオープンは、所沢の名を広く国中にアピールしてくれたのでありました。 なお、産業の分野では、職員が知恵と体力と時間を使って、コロナ対策に奔走したのは先ほど述べたとおりであります。その中で農業の分野だけでも申し上げれば、例えば、ところざわサクラタウンや豊島区との友好関係を新たに活用して、マルシェで、すなわち野菜なんかを売る市場で、所沢産農産物の周知、振興を図ったり、遊休農地のうち約2.3haを農地として復活させたり、体験農場では、2か所の新規農場を含め合計119区画増やし、同時に障害者の利用も促し農福連携を進めたり、また、生産緑地も23地区、4.49haを新たに指定したり、指定から30年が経過する生産緑地のうち146地区、33.43haを特定生産緑地として年度末までに指定をするところです。 続いて行政の分野では、妊娠・出産・子育ての各窓口で、30か国語に対応したタブレットを導入して、外国籍市民への相談体制を強化したほか、防災面では、防災行政無線の5基増設、消防団第6分団の消防ポンプ車更新を行い、また、被災地支援として、宮城県山元町に2名の職員を派遣してまいりました。また、LINE PayやPayPay、クレジットカードを使って納税できるようにして納税環境整備もいたしました。 また、上下水道局では50年先を見据えた所沢市水道ビジョンの策定を進めておりますが、そのほかにも、全国初! マンホール蓋広告事業が新たな自主財源確保策として行革甲子園2020にて表彰されるなど外部からの評価もいただいたところでありました。 また、健幸長寿の分野では、トコろん健幸マイレージ事業を県の事業に合流させ、新たにトコトコ健幸マイレージとして再出発させたほか、新生児聴覚検査助成事業を新たに開始しましたし、特定健康診査の保健指導をかかりつけ医等に委託することで、特定保健指導の実施率を約11%改善することもできました。 また、医療面では、市民医療センターが、地域包括ケア病床を持つ医療機関として、また、外来診療とともに小児初期救急医療の拠点として、そして、新型コロナウイルス感染症に対する発熱外来の先駆けとして、その任務を果たしてまいりました。が、健康推進部、医療センターともに今も様々な課題を抱えつつ、業務を行っていることは皆様御承知のとおりです。 そのほか、市民体育館サブアリーナ、柳瀬・富岡・三ケ島の地区体育館の床を改修し、安心して利用いただけるよう整備したところです。 最後に、成長作戦、街づくりの分野ですが、COOL JAPAN FOREST構想の拠点、ところざわサクラタウンのグランドオープンに伴い東所沢公園では園路を整備し、パークPFIによる民間事業者の運営も開始され、さらに、東所沢駅へ続く歩道には、日本初のイルミネーションマンホールを設置しました。また、大型バスの通行を可能にするため、市道2-561号線・市道2-996号線の交差する東川会館そばの交差点改良工事も完了させました。 一方、所沢駅周辺でもグランエミオのグランドオープンとともに、市の事業として所沢駅西口の街づくりを進め、駅周辺の道路整備や再開発など、人が中心の、思わず歩きたくなるステキなまちを目指して取組を進めました。また、都市計画道路では、特に北野下富線3工区、延長862mの区間を昨年12月に供用開始させ、地域の皆様からも大変評価をいただきました。と同時に、その東、西武新宿線と交差する4工区の整備を目指して道路予備設計を行っているところです。 このように、昨年を振り返りますと、日々、変々万化するコロナ対応に追われながらも、それまでに地を耕し種をまき、水をやってきた大切な事業が、一つまた一つと花開き、一方では、未来のために必要なことを着実に進めてきた、そんな1年だったと思っています。 〔市政運営と予算編成の基本的な考え方〕 さて、それでは、令和3年度における市政運営の基本的な考え方について、述べさせていただきます。 これまでも様々な場面で繰り返し申し上げてまいりましたが、東日本大震災と原発事故、それが私の市長を志した原点であります。 「動け!所沢 紡ごう!絆」を合言葉に、伝えていくべきは人と人の絆、自然との調和であります。豊かな自然の中で人々が支え合う、善きふるさとをこそ創り、未来の子どもたちに継承していく。それが私たち大人の使命です。そして、その思いは、ゼロカーボンシティの宣言をした今日において、より一層強くなっております。 コロナ禍で日々状況が変化している中、今何が一番必要か、優先順位を見極め、機を見て敏に取り組んでまいります。 続きまして、令和3年度の予算編成の基本的な考え方について申し上げます。 まず、令和3年度の市税収入はコロナの影響により大幅に減少することが必至であります。ゆえに、令和3年度の予算編成は、財政調整基金を例年以上に取り崩すことで繕っていく、厳しいものとなりました。 ただ、そうではあっても、本市はところざわサクラタウンのオープンやとなりのトトロ、ガンダムなどとの御縁をいただき、今、すばらしい好機の中におります。また、地を耕して種をまき大切に育ててきた数々の事業が、着々と進みつつあります。だからこそ、市民サービスの安定供給を基本としつつも、メリハリをつけながら好機を生かししっかりやっていこう、やるべきことはコロナ禍であろうとも着実に進めていこう、という姿勢で編成に臨みました。 また、実践に当たっては、マチごとエコタウン推進計画の理念はもとより、本市の施策全体を覆う人を中心としたマチづくりについても強く意識すること、また、令和3年度は社会の在り方が変わる時代の転換点にあり、子どもたちに善きふるさとをどう残していけるのか、その分水嶺にあることを強く認識し、魅力発信していくことを、全ての職員に求めたものであります。 以上の点を踏まえ、令和3年度当初予算は一件査定方式により、事業・科目の細部まで総点検を行い、予算の重点化を心がけて編成をいたしました。その結果、一般会計の総額としては、昨年度の予算規模を上回り1,074億4,000万円となりました。市民生活を守り、コロナ対策をしっかり行うとともに、投資的な事業費を含む土木費をはじめ、教育費や衛生費などにも予算を惜しまず、充実した事業実施を目指しております。 〔令和3年度予算の概要〕 次に、令和3年度予算の概要を申し上げます。 先ほど申し上げましたとおり、一般会計では総額1,074億4,000万円となり、前年度に比べ1.0%、10億4,000万円の増、また、特別会計、事業会計を加えた全会計の合計は1,949億9,518万4,000円となり、前年度と比べ0.9%、17億4,349万4,000円の増となりました。 一般会計が全体として増額となった理由としては、東部クリーンセンター工事費の減や所沢駅西口北街区市街地再開発事業の終了に伴う減額があったものの、進捗中の事業については継続性を重視したこと、公共施設の老朽化に伴う各施設の工事費や修繕料などへの対応、そして、歳出の約半分を占める民生費、福祉に関する民生費で社会保障経費を中心に約18億7,000万円増額したことが挙げられます。また、個別要因といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る経費が含まれていること、所沢市観光情報・物産館建設工事費の増などがありました。一方、歳入につきましては、市税や各種交付金を社会情勢などに合わせて見積もるとともに、後年度の負担が過重とならないよう勘案しながら市債や財政調整基金からの繰入れなどにより対応いたしております。 それでは、緊急を要する新型コロナウイルス感染症対策、これらは先議、すなわち先に御審議をお願いする分でありますが、御説明申し上げ、次に、公約に掲げた6つの柱とそれを下支えする成長作戦、そして人を中心にしたマチづくりに沿って、主な施策を御説明してまいります。 まず、先議でお願いいたします新型コロナウイルス感染症対策についてであります。できる限り早く手当てすべくお願いいたします諸事業は、まず、ポストコロナ、コロナの後の社会に対応するためビジネスモデルを転換する小規模事業者に出される国の持続化補助金というものがあるんですけれども、その持続化補助金に市も呼応するもの。また、新たに二酸化炭素濃度測定器も対象に加えた換気促進機器導入補助事業。前回、音楽のあるまちづくり協力ミュージシャン等に絞っていた対象を今回はもう少し広げて、条件はつきますがアート、演劇等も対象にした文化芸術活動支援事業。飲食店等に対する感染症対策安全研修の実施。とこモールを活用したインターネット販売の拡大を狙った事業。観光バス支援事業。地域医療を維持するため西埼玉中央病院に対する支援金の交付。そして、所沢版GoToEatとも言えるところざわ応援食事券事業、発行は総額9.1億円分の発行としますが、そのところざわ応援食事券事業や公共施設で感染予防するため物品を購入すること、などであります。これら事業は1月からの緊急事態宣言で制約を受け、また、その後も影響を残すであろう飲食とその裾野をなす関連業種、一年を通じて活動が制約されたであろう文化芸術関連等を中心に、ポイントを絞って支援することを決めたものであります。 なお、多くの市民の皆さんが望んでいる新型コロナのワクチン接種につきましては、まず体制を整えるため2月1日保健センター内に新型コロナワクチン対策室を設置いたし、次に述べます諸費用は、国に即応し間に合わせる必要があることから1月29日に専決処分いたし、対策室にて既に準備を進めさせていただいております。専決させていただいた内容といたしましては、接種券の印刷から予約システム及びコールセンターの開設、データ入力などの委託料、医療従事者等への接種費用などに係る諸費用約1億円であります。よろしくお願いいたします。 それでは次に、公約に掲げた6つの柱とそれを下支えする成長作戦、そして人を中心にしたマチづくりに沿って主な施策を御説明いたします。 1 「教育・子ども」 日本一、子どもを大切にするマチ所沢 柱の1つ目は、「教育・子ども 日本一、子どもを大切にするマチ所沢」であります。 教育とは、そして学ぶとは、人間、いや動物本来の営みであり、それは価値があり誇らしくやりがいあふれるものであるはずです。でも、日本の今はどうか。そういう環境をつくれているか。物の環境はどんどん整備していくのに、学校教育を支える社会的、人間的な環境はどんどん崩壊させてしまっている気がします。基礎自治体として、では何ができるのか。3年前に苦心して編んだ教育大綱に常に立ち返りながら、少しでも施策を展開できればと念じています。 まず、教育力の向上を図る学力向上推進事業、学び創造アクティブPLUSについては、学校・家庭・地域が連携し、引き続き推進してまいります。 次に、複数の目で子どもを見、ゆとりをもって子どもに対せるよう環境を整備していく人的支援につきましては、これを堅持してまいります。 まず、小・中学校全校、47校に学習支援員、特別支援教育支援員、心のふれあい相談員、学校司書等を配置し、特別支援学級が2学級新設されるのに伴い、心身障害児介助員を2名増員いたします。また、スクールカウンセラー、心理士、安全安心対策推進員等、専門スタッフを置いて、市が独自に雇用する職員、総勢297名で子どもたちと学校を厚く支援してまいります。 また、GIGAスクール構想実現のため、ICT環境整備を引き続き行うとともに、教育センターにはICTにたけた職員を配置し、教育現場での教育力向上を支えてまいります。 次に、施設整備の面では、学校トイレの洋式化、バリアフリー化改修工事を小学校5校、荒幡小、北小、和田小、東所沢小、北中小、中学校1校、所沢中で行うことで1系統目の工事を完了させ、続いて2系統目の設計を小学校1校、西富小、中学校1校、三ケ島中で始めます。 また、公約にも挙げていた体育館のトイレ洋式化事業として、小学校8校、南小、東所沢小、明峰小、松井小、安松小、山口小、和田小、林小、中学校4校、所沢中、向陽中、上山口中、南陵中の設計に着手するとともに、所沢小、向陽中、三ケ島中の体育館の床を改修してまいります。また、小・中学校全ての体育館照明をLED化するため、調査・設計業務委託を行ってまいります。もちろん、山口中の既存擁壁の改修工事は引き続き進めてまいります。そして、もう1つ、学校給食センターの再整備に当たっては、PFI事業者との契約に向け、事務を進めてまいります。 次に、子どもに関する施策としては、4か月健診は新年度も個別の健診で行うことといたしました。よって、絵本の読み聞かせは1歳6か月健診のときに行い、絵本の引換えは保育園や児童館、図書館などで行って、気軽に相談や遊びができるよう親子を保育園などの施設につなげていきます。 また、こども支援センターでは、好評いただいている子育て支援エリア、ルピナスのより一層の利用を図るとともに、発達支援エリア、マーガレットでは早期発見・早期療育のもと、よりきめ細やかな支援を行い、併せて、研修・啓発や保育園等への巡回支援も充実させてまいります。 放課後児童対策としては、若松・牛沼・泉児童クラブの3つの児童クラブでそれぞれ1支援単位増やすための教室の改修工事を行います。また、北野児童クラブは、借地を返還せねばならないので、今まであった施設を解体し、学校内への移転整備を進めます。なお、令和3年度からは民設民営児童クラブとして2クラブ、所沢小校区、南小校区を開設させ、定員80人を確保します。 民間保育園については、保育支援者に対する補助金を拡充するとともに、この4月から所沢駅駅ビルに民間保育園を開設することで定員60人を確保します。 一方、私立幼稚園につきましては、引き続き保護者に対して補助金を交付し、低所得世帯及び多子世帯を支援してまいります。 また、市民医療センターにおける小児初期救急医療につきましても、引き続き、提供体制を確保してまいります。 最後に、カルチャーパークでありますが、築山の整備を終え、新年度は大型複合遊具の設置等を行い、最終仕上げに入ります。子どもたちが楽しくてたまらない、そんな場所へと変身させます。 2 「環境」 エネルギーの自立、マチごとエコタウン所沢 2つ目の柱は「環境 エネルギーの自立、マチごとエコタウン所沢」であります。 ゼロカーボンシティ、2050年までに実質CO2排出ゼロを目指す宣言をした所沢市でありますが、宣言してから気がつきました。そのためにはあと10年で基本的な条件は整備し、稼働をさせておかねばならないのだ、と。ということはこれからの何年間かが勝負なのです。そのために、この4月から環境政策課をマチごとエコタウン推進課と改め、また、新たにゼロカーボンシティ推進室を立ち上げて、マチごとエコタウン推進計画の実行と脱炭素化に不退転の意志で取り組んでまいります。 まず、環境に係る基礎知識を持ち、環境教育、環境啓発ができる人材を育成するマチエコリーダー育成事業を新たに実施いたします。また、ゼロカーボン、脱炭素社会を目指す市民ワークショップを開催します。 そして、まちなかにみどりのエコスポットを整備してまいります。既にまちなか緑の保全制度をつくった本市でありますが、保全ではなく創出すること、つくり出すこと、アスファルトを土に戻し雨もその場に浸透させること、を目指した取組です。具体的には、用地の検討・調整、舗装及び路盤の撤去・処分し、広場、休憩用ベンチ、シンボルとなる樹、在来種によるみどりの創出などを行います。また、上山口地区ではミヤコタナゴの保存、川の清掃やホタルの復活、そして、貴重な水田を保全復活させる活動が始まっております。このうねりを支援するため、上山口堀口天満天神社周辺里山保全地域内の水田1,334㎡を公有地化するとともに、農機具等の購入と倉庫やトイレの整備を行い、地域の市民団体と協働で保全管理活動を行ってまいります。また、保全配慮地区に指定される北秋津・上安松地区区画整理地内のみどりについては、公有地化による保全を進めてまいります。 また、海洋プラスチックごみ問題に対しては、レジ袋有料化など国も思い切ってかじを切りました。市としては何ができるか、プラスチック容器の使用を少しでも減らすため、マイバッグの普及やイベント開催時のリユース食器貸出し、そして、マイボトルの携帯を進め、引き続き市内公共施設に給水スポットを置いてまいります。さらに、根本的にごみの減量及び資源化を推進するため何ができるのか、審議会に諮ってまいります。 また、自分でつくったものは大切に使うものです。エネルギーの地産地消を進め、新年度は安松保育園に太陽光発電設備を導入してまいります。なお、次世代自動車の災害時の活用は令和2年度、日産自動車とも協定をしたところでありましたが、さらに市民等にも協力をお願いする災害時協力登録車制度を実施してまいります。 3 「福祉・自治」 人と人との絆を実感できるマチ 所沢 柱の3つ目は、「福祉・自治 人と人との絆を実感できるマチ 所沢」であります。 経済の規模が拡大し、情報社会へと転じた今、人々は二極化したり、一方では孤独に陥ることが増えました。システムで対処しても、すき間は必ず生まれます。やはり、人々は支え合い、助け合い、つながっていかねばなりません。 まず、財政的に厳しくとも、本市が今まで行ってきた基本となる福祉施策は、これを維持してまいります。 その上で、新たな施策といたしましては、まず、生活困窮者自立支援として、生活困窮者自立支援機関に、こちらからお宅に出向いて支援するアウトリーチ支援員を新たに配置することで、中高年の引きこもりなど地域で孤立している生活困窮者の自立を促してまいります。 また、精神障害者やその家族などが安定した生活を送ることができるよう一時的な宿泊ができる精神障害者等一時宿泊事業の補助を厚くし、実施してまいります。もちろん基礎自治体として全国初の取組、精神障害者アウトリーチ支援事業では、公認心理師も専門職メンバーに加え、住み慣れた地域で生活を維持していけるよう、引き続き支援をしてまいります。 また、障害者の重度化・高齢化や親亡き後に備え、令和2年度は緊急時の相談窓口の設置や受入れ体制の充実を図ってまいりましたが、令和3年度は入所拡充を計画に盛り込むことで今後の体制を一層整えてまいります。障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例につきましては、出前講座や社会的障壁の除去推進事業補助金等の既存の事業を充実させ、障害への理解を促進させるとともに、条例の体現に向け、必要な施策をさらに進めてまいります。また、航空公園駅ホームにJIS規格に準拠した内方線付き点状ブロックを鉄道事業者とともに設置してまいります。 次に、自治についてでありますが、やはり人々の支え合いこそが自治であり、それがまちづくりの原点なのだ、と考えます。自助、共助、公助、それに近助がありますね、と少し前は言ったものです。その中心を担うのが自治会・町内会活動であり、さらには地域づくり協議会活動であります。自治会・町内会への加入と参加を進めるため、また、地域づくり協議会の活動支援のため力を尽くしてまいります。 また、市内の分譲マンションの諸課題の解決に向け、管理状況を把握する実態調査を行い、管理不全のマンションを抽出した上で支援策を検討し、管理の適正化に向け条例をつくるなど施策を進めてまいります。 4 「文化・ブランド」 文化の風 薫るマチ 所沢 4つ目の柱は、「文化・ブランド 文化の風 薫るマチ 所沢」であります。 所沢市の宝は文化とみどりにありましょう。昨年は、コロナ禍にあっても本市の文化、そして、ブランドを盛り立てる銘記すべき出来事がたくさんたくさんありました。 新年度は、COOL JAPAN FOREST構想を共に進める株式会社KADOKAWAが映画「妖怪大戦争ガーディアンズ」で所沢を舞台にした映画を封切りますし、「妖怪大ヤミット~武蔵野回廊国際芸術祭構想 実証実験イベント~」も準備されます。市も共催者として参画し、武蔵野の中央たる所沢のさらなる文化創造、文化振興につなげてまいります。 また、5月には所沢市観光情報・物産館 YOT-TOKO(よっとこ)もオープンいたしますので、さらに所沢を発信してまいります。 東にところざわサクラタウンとくれば西には、メットライフドームのボールパーク化、昭和の街を再現した西武園ゆうえんちが、それぞれこの春には完成を果たします。さらに、里の四季の美しさを再発見していければと思っています。 そして、中央では所沢駅周辺の区画整理事業が進んでいますが、ここは、にぎわい、まちばとしての歴史、町民文化を育んできた地域です。みんなのアイデアコンテストから6年、寿町にある歴史的建造物秋田家住宅は、交渉を重ね、ここで市が譲り受けることになりました。今後は、現在保管している歴史的建造物とともに、その整備・復元を進めます。令和3年度から4年度は整備基本方針策定委員会及び庁内検討組織を並行して進め、整備基本方針を策定してまいります。また、西新井は鈴木家の住宅と所蔵の資料等を調査してまいります。 さて、今年こそ東京オリンピック・パラリンピックです。イタリアオリンピックチームの事前キャンプ受入れ、聖火リレー及びセレブレーションの実施、本市ゆかりの選手の応援、さらには貴重なオリンピック・パラリンピックが人生の一ページとして刻まれるよう、市内小・中学校の児童・生徒にチケットを配布するなど、市民が一体感を持てる取組を実施してまいります。また、空飛ぶ音楽祭は、実行委員会を中心に所沢市文化振興事業団とも連携して、秋の開催に向けてプロからアマまで複数のステージを用意し、本市の音楽のあるまちづくりを発信してまいります。 農業振興といたしましては、市内外の人々に狭山茶や里芋などの所沢産農産物を広めるため直売所ガイドマップの内容を刷新し、さらなる地産地消の推進を図ってまいります。また、今まで新規の機械、施設整備に対してのみ行っていた農業者に対する補助を、対象を修繕にも広げて、さらなる農業経営の支援も図ってまいります。 また、仄聞するところ、武蔵野の落ち葉堆肥農法がこのほどさらなるブランドアップを図られるように伺ってもおりますので、これをよき機会と捉え、農業支援をしてまいります。 産業、商業振興といたしましては、各種奨励金、補助金を通してさらなる企業誘致、拡大、また都市型産業の誘致育成をするとともに、コロナに打ち勝つ魅力ある商店街づくりを支援してまいります。また、所沢ブランド特産品創出にも力を尽くしてまいります。 最後に、インバウンド対応としては、外国人観光客の受入れがスムーズにできるよう、事業者向けセミナーの開催、多言語観光案内板の設置、海外での旅行博覧会への参加・宣伝活動等を行ってまいります。 なお、本年、姉妹都市締結55周年を迎えたディケイター市との市民交流、学生交流、並びにメルボルン市に派遣をしていた中学生海外派遣は残念ではありますがコロナのために中止にいたしました。 5 「行政」 超親切な市役所 所沢 柱の5つ目は、「行政 超親切な市役所 所沢」であります。 私は、常日頃、職員には公務員ほどやりがいのある仕事はない、と話しています。こんな苦しいときだからこそ、プライドをもっていつも以上に市民のために働く、そんな市役所であってほしいと願っています。 まず、新たな行政課題に対応するため、組織の見直しを行ってまいります。主なものとしては、危機管理課を危機管理室として総務部から独立させ、交通政策室を経営企画部から街づくり計画部都市計画課内に移し、環境政策課をマチごとエコタウン推進課に改め、ゼロカーボンシティ推進室を新たに設置いたします。また、デジタル技術やAIロボティクス等の活用を通して市民の利便性向上と業務の効率化を図るためIT推進課をデジタル戦略課に改める、などを行います。 また、マイナンバーカードの普及促進のため、市民課窓口の体制を強化して、市民の6割へのカード交付を目指してまいります。さらに押印を省略するなど市民の手続の簡素化を進めるとともに、役所としても、職員の出退勤や休暇等に関する庶務事務システムを導入して効率化を図ってまいります。 広報ところざわは、昨年に引き続き、今年も全国広報コンクールで県特選に選ばれ、全国審査に進むことができました。令和3年度も市民に分かりやすく親しみやすい広報紙をお届けしてまいります。 また、昨年住宅情報誌で、災害に強いまちとして第1位に選ばれた本市ですが、国の国土強靱化に関する基本法及び基本計画に基づき、本市の状況に応じた地域計画を策定してまいります。また、洪水ハザードマップを更新し、河川氾濫等の情報や避難情報を市民に提供してまいります。 移動系防災行政無線は、新年度、デジタル化に伴う再整備工事を実施し、年度末の運用開始を目指します。一方、固定系防災行政無線は、子局を2基増設します。また、災害発生時にみずから避難することが困難な避難行動要支援者に対しましては、より円滑に安否確認や避難支援等ができるよう、地域でつくる個別支援計画策定の支援をしてまいります。 プロペ通りでは客引き対策をもう1年、しっかりと予算を組んで徹底します。また、所沢駅前の交番は老朽化により解体、改築されるわけでありますが、警察官にはワンボックス型の警察車両に駐留してもらい、地域の安心を図ってまいります。 消防団では、第7分団の新たな詰所建設のため、用地を取得してまいります。 上下水道に関しましては、コロナ禍で延期となった第10回マンホールサミットin所沢をところざわサクラタウンで開催するとともに、引き続き自主財源の確保と健全経営に努め、災害に強いライフラインの構築を図ってまいります。また、第4期市街化調整区域下水道整備事業は引き続きこれを進め、清掃施設周辺整備事業、いわゆる迷惑施設が建ったときにその周りを下水整備したりするやつですが、清掃施設周辺整備事業による汚水管の整備も実施してまいります。なお、この清掃施設周辺整備事業による下水道整備は令和3年度をもって完了となります。 また、東日本大震災の被災地である宮城県山元町には職員1名を1年間派遣し、復興を支援してまいります。 6 「健幸長寿」 思わず歩きたくなるステキなマチ 所沢 そして、6つ目の柱、「健幸長寿 思わず歩きたくなるステキなマチ 所沢」であります。 平均寿命は男女ともに県内1位の所沢。だからこそ、健康寿命も男女とも県内1位、元気でいきいき健幸長寿のまちを目指し、第2次所沢市保健医療計画を推進してまいります。 コロナ禍による引きこもり、閉じこもりで気持ちが鬱になったり、認知症が進んだり、高齢者でフレイルになったり、そういう傾向が顕著です。そこで、個々の状況に応じたきめ細やかな支援を行うことを目的として、新たに保健事業と介護予防の一体的実施事業を開始します。また、母子においても産後心配な方が増えておりますので、宿泊して見守る産後ケア事業を充実させてまいります。さらに、歩いて健康、健康でお得のトコトコ健幸マイレージ事業の参加者もしっかり増やして、名実ともに健幸長寿のマチを目指します。 スポーツ振興といたしましては、総合運動場の野球場、テニス場及び駐車場の照明灯をLED化いたします。また、旧所沢市弓道場の閉場時から射場数不足が続いている弓道場対策として、北中運動場の敷地の一部を貸付け、活動を支援してまいります。 新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方や高齢者施設等従事者、一般市民の方へ、順次、接種を実施していく体制として、個別接種を基本としながら集団接種との併用方式で実施してまいります。個別接種では、2月12日時点で市内67の病院等の医療機関での実施について、また集団接種では、保健センター及び市民体育館を会場として実施するため、今、調整を図っているところであります。事業予算は、集団接種会場に来ていただく医師や看護師の確保に係るもの、対象者への接種券の郵送費、接種記録のデータ入力及びコールセンター運営継続等に係る委託料、ワクチンの接種費用等になります。 また、市民医療センターでは、既存の業務に加え、保健センターを会場とするワクチンの集団接種を担っていくとともに、コロナ専用病床から陰性になった後の患者の受入れをしていく実施体制等を強化してまいります。また、今後の施設、設備の改修、担うべき役割等について市としての考えを具体化するため、所沢市市民医療センター再整備基本構想を策定してまいります。 7 「成長作戦」 動き出した街づくりを成功させます! 以上、6つの柱に沿って述べさせていただきました。 所沢市は、お年寄りが大切にされ、子どもたちが自然の中でたくましく育つ環境を保ちたい。福祉を維持し、環境や教育を充実したい。 そのための下支えが、今、取り組んでおります各種のハード事業、いわゆる成長作戦であります。 まずは、にぎわいの場としての所沢駅西口のまちづくりであります。地元の皆様の協力のもと、都市計画決定から7年目に入りました。新年度は、開かずの踏切を解消するアンダーパス道路の用地購入と区画整理をさらに進め、まちづくり全体が令和7年度に完了するよう工事を進めてまいります。 また、建設中の東町再開発ビル、ファルマン通りの交差点改良をはじめとして日東地区のまちづくりを進めるとともに、所沢駅周辺から元町交差点まで回遊とにぎわいを図りつつ、旧町の各エリアの歴史と特性を生かしたまちづくりの在り方を検討してまいります。 次に、働く場、住む場をつくるまちづくりでありますが、三ケ島工業団地周辺地区・関越自動車道所沢インターチェンジ周辺地区・松郷工業団地周辺地区の土地利用転換や北秋津、上安松地区をはじめとする区画整理事業を引き続き推進してまいります。 特に、三ケ島工業団地周辺地区の産業用地につきましては、範囲も概ね決まりましたので、今後は企業誘致活動を活発化してまいります。 なお、人口急増期であった昭和の時代に造られた住宅団地の再生につきましては、具体的な方策を検討する第一歩として、椿峰ニュータウンをモデル地区とし、そこで街づくりについて既に取り組んでおられる東京藝術大学、藤村龍至准教授の御支援のもと、まちの課題解決に向け、引き続き検討を進めてまいります。 次に、道路についてでありますが、都市計画道路北野下富線1工区と松葉道北岩岡線の早期の同時開通を目指し、1工区の用地取得と道路工事を行ってまいります。さらに北野下富線4工区の整備を進めるため、西武新宿線と交差する道路の詳細設計を実施します。上藤沢・林・宮寺間新設道路は、3工区について用地取得を進めてまいります。また、柳瀬は坂之下及び城地区の清柳橋改築事業につきましては、橋梁上部の工事及び新設される清柳橋から県道所沢青梅線に至る市道1-900号線の改良に伴う用地取得を行うとともに、交通量の増加が見込まれる塩野商店前の交差点改良を行います。また、新座市が完成させる仮称大和田・坂之下橋の取付道路に歩行者のための階段を設置してまいります。 ところで、西所沢駅西口改札口の開設についてでありますが、実は西武鉄道との協議が難航しております。昨年は開設予定地周辺の安全対策のため、用地買収を行いましたが、令和3年度こそは鉄道事業者との協定を締結し、西口改札口の設計、関係機関との協議等を行ってまいります。 そして、かねてより誘致してまいりました小中高一貫校でありますが、開智学園により東所沢地区に令和6年4月に開校予定で準備が進んでおります。これも併せて好機と捉え、国の交通政策審議会の答申に位置づけられた東所沢までの一体的延伸の早期実現に向け、都市高速鉄道12号線延伸促進協議会と連携を図りながら取り組んでまいります。 8 「人を中心としたマチづくり」 歩いて過ごせるまち 人を中心にしたマチづくりとは、ソフトのまちづくりもハードの街づくりも、人が歩き、人が憩え、人と楽しむ、出逢いを大事にしたマチづくりをしていこう、また、支え合いや工夫など人間力を信じた社会でいこう、との思いを込めたものなのであります。別の言葉で表現すれば、場所にも心にもパブリックを取り戻していこう、と言えるのかもしれません。 さて、所沢市まち・ひと・しごと創生総合戦略にも掲げ、水とみどりがつくるネットワーク計画に位置づけたネットワーク化につきましては、まず、自然豊かな砂川堀上流の散策路を延ばしていこうと、今、三ケ島地区での整備を行っていますが、新年度も三ケ島橋下流の約200m区間について、護岸整備と散策路整備を行ってまいります。また、東川沿いの桜を一層魅力的なものにするため、引き続き遊歩道のメンテナンス及び桜の剪定などを行ってまいります。 また、歩いていても一息つけるベンチを設置するために、よりよい方策を検討するとともに、まずは、供用開始した北野下富線の3工区内にベンチを設置してまいります。また、市道5-1016号線、小手指南から山口にかけてのさくら通りの街路樹更新及び歩道を設計していくことなど、歩くことを中心にした道づくりを検討してまいります。 次に、公共交通を充実し、車がなくても大丈夫なまちに近づけるため、三ケ島地区をモデルケースにワゴン車を活用した新たな交通手段の実証運行を始めてまいります。と同時に、柳瀬地区・富岡地区での実証運行に向けた準備を進めてまいります。さらに、公共交通が充実し、それを維持し続けられますよう、(仮称)所沢市地域公共交通計画を策定してまいります。 このようにして、歩いて過ごせるまちを少しずつではありますが、実現してまいります。 以上、令和3年度の主な施策につきましてその概要を御説明申し上げました。 次に、御提案申し上げております令和2年度3月補正予算の概要につきまして、御説明申し上げます。 初めに、先議でお願いしております議案第1号「令和2年度所沢市一般会計補正予算(第16号)」につきましては、先ほど申し上げましたとおり新型コロナウイルスワクチン接種に関わる費用に関し専決処分いたしましたので、その承認をお願いするものです。また、議案第2号「令和2年度所沢市一般会計補正予算(第17号)」につきましては、これも先ほど申し上げました新型コロナウイルス関連諸事業のほか、民生費などにおいて不足する事業費の追加、併せて、国・県などの補助の確定、執行不用額などの調整による減額について計上いたしたものでございます。 この結果、補正額は3億1,194万9,000円の減額となり、補正後の予算額は1,489億5,184万6,000円となるものです。 なお、補正予算の財源につきましては、国庫支出金、県支出金、繰入金及び市債で調整をいたしました。 また、予算第2条で継続費、第3条で繰越明許費、第4条で債務負担行為、第5条で地方債につきまして、それぞれ補正をお願いしております。 次に、議案第3号から議案第8号につきましては、それぞれの特別会計における、国庫補助金等の決定や事業費の確定等に伴う補正を行うものであります。 続きまして、条例その他の議案につきまして、御説明申し上げます。 初めに、条例関係について御説明します。 まず、新規制定といたしましては、議案第22号「所沢市地域公共交通協議会条例制定について」及び議案第23号「所沢市寿町歴史的建造物整備基本方針策定委員会条例制定について」の2件を提案しております。 次に、一部改正といたしましては「所沢市非常勤の特別職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について」など、議案第24号から議案第33号までの10件を提案しております。 続いて、その他の議案でありますが、議案第10号は指定管理者の指定を、議案第11号は契約変更を、議案第34号から議案第39号は市道路線の認定及び廃止を、それぞれお願いするものであります。 なお、提案理由等につきましては、それぞれに記載したとおりです。 以上、令和3年度における市政運営の基本的な考え方と提出いたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げました。 令和3年度は、我々が1年間、コロナによって感じたこと、学んだことをしっかり胃の腑に落とし込んで、マチごとエコタウン、そしてゼロカーボンシティへと向かう分水嶺となるときです。問われるのは私たちの変革と行動だと思っています。 最後に、生命誌研究者の中村桂子さんが、ある新聞のオピニオン欄でお話しされていたことを御紹介いたします。いわく、「コロナ禍は、社会の様々な問題をあらわにしたけれど、別の選択肢も見せてくれました。エッセンシャルワークを軽視せず、ケア労働や食べ物をもっと大切にする。収奪する経済と競争的な技術開発から、技術を分かち合い命を支える経済へ。テレワークも、もっと分散化した居住形態が可能だと示した」と。 そして中村さんは結びにこう締めくくっておられました。 「進歩という字には、走ではなく歩という字が入っている。そして、この字は止という字を含んでいる。気候変動を自分ごとにするためには、止まると倒れてしまう社会を変えることにもつながると思います」と。 これからも、市民の皆様、議員各位、市職員と共に、善きふるさと所沢を未来の子どもたちに継承するため、市民の新たな幸せ実現のため、力を尽くしてまいります。 議員各位におかれましては、慎重御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げ、令和3年度の施政方針とさせていただきます。 御清聴、誠にありがとうございました。(拍手起こる) ○末吉美帆子議長 以上で、市長の施政方針及び提案理由の説明は終わりました。  ----------------------------- △議案の説明 ○末吉美帆子議長 次に、上程議案に対し、担当者の説明を求めます。 初めに、川上経営企画部長     〔川上一人 経営企画部長 登壇〕 ◎川上経営企画部長 それでは、経営企画部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 初めに、議案第2号、一般会計補正予算でございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の51ページをお願いいたします。 2款総務費、02秘書経費、8節旅費、04外国旅費119万4,000円の減でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、市長の海外出張が全て中止となったことから減額をお願いするものでございます。 次に、同じく51ページの08情報化推進費の1節報酬、3節職員手当等、8節旅費のそれぞれの減額につきましては、正規職員が育児休業から復帰したことから、会計年度任用職員の雇用に関する費用の減額をお願いするものでございます。 次に、52ページをお願いいたします。 前のページから続く08情報化推進費の11節役務費、02手数料107万5,000円の減、13節使用料及び賃借料、06事務機器借料598万5,000円の減、17節備品購入費、01庁用備品費419万9,000円の減でございますが、それぞれ契約差金が生じたことから減額をお願いするものでございます。 次に、同じく52ページの下段、01広報事務費、10節需用費、03印刷製本費330万円の減でございますが、広報紙の印刷製本の契約に差金が生じたことから減額をお願いするものでございます。 次に、53ページをお願いいたします。 下段の08交通政策費、17節備品購入費、03自動車購入費854万7,000円の減でございますが、令和3年4月に三ケ島地区で運行を開始する乗合ワゴンについて、運行ルートその他を精査した結果、導入台数を減らしたため1台分の購入費用を減額するものでございます。 次に、55ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の22ページを御参照ください。 01交通対策費、18節負担金補助及び交付金、72交通事業者支援給付金483万円の追加でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、交通事業者の中でも特に利用者が減少している観光バスの事業者に対して給付金を交付し、事業の継続への支援を行うものでございます。 なお、歳出予算説明書の交通対策費の財源内訳の特定財源、地方債3,300万円につきましては、所沢市鉄道駅ホームドア整備事業費補助金の財源として減収補填債を充当するため財源の変更をお願いするものでございます。 次に、56ページをお願いいたします。 04所沢ブランド推進事業費の7節報償費、05記念品804万8,000円の減、8節旅費、02普通旅費と04外国旅費、合わせて276万6,000円の減と12節委託料のうち53会場設営委託料2,414万円の減につきましては、東京オリンピック・パラリンピック大会が延期になったことから、運営費等の減額をお願いするものでございます。 次に、同じく12節委託料の中の60絵本制作委託料200万3,000円の減でございますが、市制施行70周年記念事業として、所沢の民話を題材にした絵本の制作を当初予定していたところ、より多くの子供たちに作品に接してもらうよう紙芝居へ変更したことにより、制作委託料に残が生じたため減額をお願いするものでございます。 次に、その下の18節負担金補助及び交付金、45事前キャンプ施設感染拡大防止対策交付金390万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の21ページを御参照ください。 こちらにつきましては、オリンピック・パラリンピック大会へ出場するイタリアチームの事前トレーニングキャンプ場となる早稲田大学所沢キャンパスでの施設の消毒や飛沫対策等に要する費用に対して交付するものでございます。 なお、事業の財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する予定となっております。 次に、その下の07特別定額給付金費、3節職員手当等から18節負担金補助及び交付金までの合計2億2,563万2,000円の減につきましては、事業が終了し、実績に基づきまして業務委託の契約差金、また人件費や給付金等の減額をお願いするものでございます。 補正予算の説明は、以上でございます。 続きまして、議案第12号、当初の一般会計予算をお願いいたします。 令和3年度の一般会計歳出予算説明書の1ページから4ページをお願いいたします。 1款議会費でございますが、令和3年度につきましては、給与費を除きますと令和2年度当初予算と比べ全体で3,046万8,000円の減となっており、議会運営及び議員活動の経費をお願いしております。このうち、市議会だより作成事業でございますが、議会活動をより多くの市民の皆様にお知らせするため、市議会だよりの配布方法を新聞折込みから市内全域に全戸配布する方法へと変更し、議会への関心を高めるとともに、これまで以上に市民参加の機会の拡大を図るものでございます。 次に、11ページから12ページにかけての2款総務費、08情報化推進費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の52ページを御覧ください。 AI-OCR導入事業でございます。資料の事業概要調書の事業費欄に記載いたしました13節使用料及び賃借料、41AI-OCRサービス使用料151万8,000円と17節備品購入費、01庁用備品費44万円でございますが、業務効率化の一環として、手書き文字等をデジタルデータへ変換するために、AI技術を取り入れた読み取り装置の導入に関する費用をお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の12ページから13ページにかけての09基幹システム推進費をお願いいたします。資料につきましてはナンバー2の53ページを御参照ください。 統合宛名システム及び共通基盤更新事業でございます。概要調書、事業費欄の12節委託料、53システム維持管理委託料325万円と61システム改修委託料4,249万3,000円でございますが、現在使用している統合宛名システムと共通基盤のシステムについて、機器導入後5年間が経過し、保守期間が終了することから、更新するためにお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の23ページから24ページにかけての02行政管理費をお願いいたします。資料につきましてはナンバー2の51ページにお戻りください。 RPAソフト導入事業でございます。資料の事業費欄の7節報償費、02謝礼28万6,000円と13節使用料及び賃借料、32RPAライセンス使用料267万3,000円でございますが、各種データの突合や印刷操作といった、大量かつ反復する作業を自動化するRPAソフトを導入するためにお願いするものでございまして、先ほど御説明いたしましたAI-OCRと組み合わせることにより、業務効率化の効果をさらに高めてまいります。 次に、歳出予算説明書の53ページから54ページにかけての04所沢ブランド推進事業費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の50ページを御参照ください。 東京オリンピック・パラリンピック推進事業、合計で2億6,599万2,000円でございますが、小・中学生の観覧用チケットやイタリア選手団の事前キャンプ、また、聖火リレーやパブリックビューイング等に関する費用をお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、歳出予算説明書の196ページから197ページにかけての8款土木費、03交通政策費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の117ページを御参照ください。 地域公共交通計画策定事業でございます。概要調書の事業費欄に記載した1節報酬、32地域公共交通協議会委員報酬ほか合計807万1,000円でございますが、本市における地域公共交通の在り方や今後の方向性、また、市民や交通事業者、行政の役割などを明確にして、持続可能で利便性の高い地域公共交通に資するよう、市の地域公共交通計画を策定するためにお願いするものでございます。 次に、議案資料ナンバー2の118ページを御覧ください。 地域公共交通検討事業でございます。事業費欄の1節報酬、32地域公共交通協議会委員報酬ほか、合計7,319万円につきましては、三ケ島地区の乗合ワゴンの運行に関する費用と柳瀬地区と富岡地区における車両の購入やバス停留所の設置等の準備のためにお願いするものでございます。 以上で、歳出予算説明書の説明を終わりまして、次に、恐れ入りますが、令和3年度の一般会計予算書をお願いいたします。 10ページの第3表債務負担行為をお願いいたします。 10ページの一番下、8行目の会議録作成業務委託料でございますが、年度開始前に契約を締結するため債務負担をお願いするものでございます。 次に、14ページをお願いいたします。 6行目の事務機器等借料及び使用料でございますが、この中で事務用パソコンの借料等の債務負担をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれ予算書に記載のとおりでございます。 次に、議案第22号、地域公共交通協議会条例の制定でございます。 併せまして、議案資料ナンバー3の1ページ、2ページを御参照ください。 まず、条例制定の趣旨でございますが、市における旅客の運送に関するサービスの持続可能な提供の確保に資するよう、地域公共交通の活性化及び再生の推進について協議する附属機関の設置に関する条例の制定をお願いするものでございます。 それでは、条例の内容を御説明申し上げます。 第1条につきましては、所沢市地域公共交通協議会の設置について、また、第2条は用語を定義するものでございます。 第3条は、協議会が所掌する事務でございまして、地域公共交通計画の作成と実施、また、地域の実情に応じた適切な乗合乗客の運送の態様と運賃及び料金に関して、また、交通空白地の有償運送の必要性やその対価に関しての協議等について所掌することを規定するものでございます。 次に、第4条につきましては、協議会の委員の構成と人数を、第5条では任期を規定するものでございます。 また、第6条では会長と副会長の選出と役割について、第7条では会議の開催について、第8条では意見の聴取等について、第9条では部会の設置等について、第10条では、条例に定めるもののほかの事項の定め方について、それぞれ規定するものでございます。 次に、附則でございますが、第1項は施行日を令和3年5月1日からとするものでございまして、第2項につきましては、本条例の制定に伴い、地域公共交通会議条例の廃止をお願いするものでございます。 第3項につきましては、経過措置といたしまして、現在、地域公共交通会議条例の規定により委嘱されている、または任命されている委員は、この条例の施行の日に地域公共交通協議会の委員として委嘱される、または任命されることとしたものでございます。 最後に、第4項につきましては、委員の報酬額を定めるための所要の改正を行うものでございます。 経営企画部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、青木総務部長     〔青木千明 総務部長 登壇〕 ◎青木総務部長 それでは、総務部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、補正予算、次に、当初予算の順で御説明させていただきます。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の51ページをお願いいたします。 2款総務費、05職員管理費、1節報酬、21会計年度任用職員報酬532万2,000円の減から8節旅費、21費用弁償(会計年度任用職員分)102万7,000円の減の合計896万4,000円の減でございますが、障害者雇用就業員の任用人数が当初の予定人数を下回ったこと及び各所属における職員の急な休業等に対応する休業等代替会計年度任用職員の任用期間が当初の予定を下回ったことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の07職員厚生費、4節共済費、21会計年度任用職員社会保険料800万円の追加でございますが、保険料算出の基礎となります会計年度任用職員の報酬等の総額が当初の見込みを上回ったため増額をお願いするものでございます。 次に、その下の12節委託料、51定期健康診断委託料360万8,000円の減でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、市民医療センターにおいて職員の人間ドックが実施できなかったために減額をお願いするものでございます。 次に、59ページをお願いいたします。 03選挙管理委員会事務費、1節報酬、21会計年度任用職員報酬173万6,000円の減から8節旅費、21費用弁償(会計年度任用職員分)10万1,000円の減までの計221万円の減でございますが、会計年度任用職員を任用しなかったために減額をお願いするものでございます。 補正予算の説明につきましては、以上でございます。 次に、議案第12号をお願いいたします。 恐れ入りますが、予算書の159ページをお願いいたします。 職員の給与費でございます。 給与費につきましては、給与費明細書により一括して御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 2の一般職の表を御覧ください。 (1)総括の表の一番下にございます比較の欄を御覧ください。 前年度の当初予算と比較いたしまして、報酬では8,856万3,000円の増、給料では1,185万5,000円の減、職員手当では1億904万1,000円の減、共済費では4,155万5,000円の増、合計で922万2,000円の増でございます。 この内容でございますが、報酬の増につきましては、パートタイム勤務の会計年度任用職員数の増などによる増額でございます。 次に、給料及び職員手当の内容につきましては、160ページ上段の(2)給料及び職員手当の増減額の明細の表を御覧ください。 給料の増減額の内訳でございますが、昇給に伴う増加分として9,763万2,000円の増でございます。その他の増減分1億948万7,000円の減につきましては、職員の新陳代謝やフルタイム勤務の会計年度任用職員数の減などによる減少でございます。 次に、職員手当の増減額の内訳でございます。 制度改正に伴う増減分につきましては、令和2年10月に出された人事院勧告に準じて期末手当を0.05月引き下げたこと、また、令和3年度から地域手当の支給率が7%から6%に引下げとなることの影響などによりまして、合計で1億8,127万2,000円の減となるものでございます。 その他の増減分につきましては、各手当の支給人数の状況の変化によりまして合計で7,223万1,000円の増となるものでございます。 次に、共済費の増減でございますが、恐れ入りますが、159ページの上段の(1)総括の表にお戻りいただきまして、共済費の比較の欄を御覧ください。 4,155万5,000円の増でございますが、前年度当初予算に比較して共済組合負担金率などの増により増額となるものでございます。 以上、一般会計予算全体の給与費の増減の内訳について御説明申し上げましたが、歳出予算説明書に記載してございます個々の給与費の内容につきましては説明を省略させていただきます。 次に、歳出予算説明書67ページ及び68ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の71ページから73ページを御参照ください。 2款総務費、01衆議院議員選挙執行費、1節報酬476万4,000円から68ページの17節備品購入費462万円までの合計1億45万4,000円でございますが、令和3年10月21日任期満了に伴う衆議院議員選挙を管理執行する費用をお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、予算書にお戻りいただきまして、予算書の11ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の55ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為でございます。 1行目の人事給与システム改修委託料及び2行目の庶務事務システム開発委託料でございますが、行政内部事務のデジタル化及び働き方改革の一環として、全庁に新たに出退勤時間の管理ほかを行う庶務事務システムの導入を行うものでございまして、その開発と既存の人事給与システムを庶務事務システムと連携させるための改修を委託により行うものでございます。令和4年6月からのシステムの本稼働に向けて、令和3年度内に契約手続及びシステム構築、改修を進める必要があるために債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 次に、14ページをお願いいたします。 6行目の事務機器等借料及び使用料でございます。こちらは庁舎に設置しているコピー機14台につきまして、複数年の契約を行うため債務負担行為をお願いするものでございます。 総務部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、佐々木総務部危機管理監     〔佐々木 厚 総務部危機管理監 登壇〕 ◎佐々木総務部危機管理監 それでは、危機管理課所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、補正予算、続いて、当初予算の順に御説明させていただきます。 それでは、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の84ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の48ページを御参照ください。 上段の9款消防費、01埼玉西部消防組合負担金27万5,000円の追加でございますが、同組合から所沢市に派遣されている職員1名分の給与等負担金の支払額決定に伴い、お願いするものでございます。 続きまして、下段の消防団費でございます。10節需用費、04被服費248万2,000円の減でございますが、新入団員が当初見込んだ人数に達しなかったことに加えまして、ポンプ車操法大会の中止により、被服の購入数が当初の見込みより少なかったことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、85ページをお願いいたします。 01災害対策費、10節需用費、18災害対策用備蓄品費767万3,000円の減及び12節委託料、42デジタル移動系防災行政無線整備工事設計業務委託料190万3,000円の減並びに17節備品購入費、11災害対策用備品購入費2,136万5,000円の減でございますが、いずれも購入費または委託料に契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、恐れ入りますが、前に戻りまして、8ページをお願いいたします。 繰越明許費補正でございます。 2行目の消防費、防災行政無線整備・管理事業2,850万円でございますが、固定系防災行政無線の増設工事に伴う子局の設置位置に関しまして、周辺住民との調整に時間を要しましたことから、今年度中の完了が見込めないため繰越明許をお願いするものでございます。 補正予算につきましては、以上でございます。 次に、議案第12号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の54ページ及び55ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の54ページを御参照ください。 2款総務費、05防犯対策費の1節報酬、21会計年度任用職員報酬237万6,000円、3節職員手当等、25期末手当33万7,000円及び8節旅費、21費用弁償48万円、10節需用費、01消耗品費94万5,000円のうち10万4,000円並びに12節委託料、51客引きパトロール等警備業務委託料1,600万円の合計1,929万7,000円でございますが、令和2年4月の所沢市客引き行為等の禁止に関する条例制定に伴い、同年10月から実施しております客引き行為禁止区域内の巡回及び指導を引き続き行うための経費としてお願いするものでございます。 また、議案資料への記載はございませんけれども、7節報償費、01講師謝礼9万円、8節旅費、02普通旅費2万9,000円のうち7,000円、10節の需用費、01消耗品費94万5,000円のうち69万円及び11節役務費、01通信運搬費13万円のうち11万円の合計89万7,000円でございますが、地域安全活動推進事業として、自主防犯組織の方を対象に開催する防犯講座への講師謝礼のほか、啓発用品などの購入費用をお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、飛びまして、212ページから214ページをお願いいたします。 212ページ上段の9款消防費、01埼玉西部消防組合負担金38億4,252万1,000円でございますが、同組合に対する所沢市分の負担金をお願いするものでございます。 下段の01消防団費でございます。ここで、併せまして議案資料ナンバー2の150ページを御参照ください。 歳出予算説明書213ページの11節役務費、05不動産鑑定料25万2,000円、12節委託料、14地質調査委託料161万7,000円、41消防団詰所設計業務委託料852万8,000円及び52登記委託料76万9,000円、214ページに移りまして、16節公有財産購入費、52消防団第7分団詰所用地購入費1,800万円の合計2,916万6,000円でございますが、山口民俗資料館の一部を借用して使用している消防団第7分団詰所につきまして、車庫と詰所が分離しているなど、迅速な消防団活動に支障が生じておりますことから、新たな詰所を建設するための設計及び土地取得に係る費用をお願いするものでございます。 次に、215ページをお願いいたします。 01災害対策費、10節需用費、18災害対策用備蓄品費870万4,000円でございますが、本市への影響が最も大きいとされる立川断層帯地震の被害想定を基に備蓄目標を定めております災害用食料につきまして、賞味期限を迎え、入替えが必要となる備蓄食料のほか、常温で使用できる液体ミルクの購入費用等をお願いするものでございます。 次に、216ページをお願いいたします。 同じく災害対策費の14節工事請負費、38防災行政無線増設工事1,198万2,000円でございますが、災害時の迅速な情報伝達や災害情報の収集に有効な固定系防災行政無線子局、放送塔でございますが、について、放送音の到達区域拡充のために2基を増設する費用をお願いするものでございます。 次に、ページはそのままで、併せまして、議案資料ナンバー2の151ページを御参照ください。 14節工事請負費、47デジタル移動系防災行政無線整備工事7,912万3,000円でございますが、災害時に災害対策本部となる市庁舎と現地災害対策本部となるまちづくりセンターとの通信を確保するために整備しております移動系防災行政無線につきまして、使用電波が電波法の新規格に適合していないことで令和4年11月末日をもって現行電波が使用できなくなりますことから、新規格に適合するデジタル移動系防災行政無線の整備工事費用をお願いするものでございます。 なお、本事業では、災害時の確実な情報共有体制を整えるため、現地災害対策本部以外の出先機関への整備も併せて行うものでございます。 以上で、危機管理課所管の議案の説明を終わらせていただきます。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○末吉美帆子議長 上程議案に対する担当者の説明の途中ですが、暫時休憩いたします。午前11時59分休憩  -----------------------------午後1時0分再開 出席議員    22名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   12番   14番   16番    17番   19番   22番   23番   25番   27番    29番   30番   31番   32番 欠席議員     9名    11番   15番   18番   20番   21番   24番    26番   28番   33番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 市民部長     福祉部長     こども未来部長  健康推進部長 上下水道事業管理者 教育長 △再開の宣告 ○末吉美帆子議長 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △議案の説明(続き) ○末吉美帆子議長 上程議案に対する担当者の説明を続けます。 それでは、市川市民部長     〔市川博章 市民部長 登壇〕 ◎市川市民部長 それでは、市民部所管の議案につきまして御説明いたします。 説明の順序でございますが、初めに、一般会計と特別会計の補正予算、次に、当初予算の一般会計と特別会計の順で御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の54ページをお願いいたします。 上段の2款総務費、01文化芸術振興費、18節負担金補助及び交付金、09市民文化センター利用料補助金196万6,000円の減でございますが、市民文化団体の予定していた事業の多くが中止となり、交付申請が当初の想定を下回ったことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の75「所沢で第九を」実行委員会補助金110万円の減でございますが、「所沢で第九を」演奏会が中止となりましたことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の79音楽のあるまちづくり推進事業給付金254万円の減でございますが、音まち協力ミュージシャンなどからの交付申請が当初の想定を下回ったことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の80文化芸術活動支援金4,000万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の23ページを御参照ください。 文化芸術活動を行う方々においては、このたびの緊急事態宣言を受け、本来出演する予定であったイベントが制約されるなどにより、予定していた収入を得られず、相当の痛手を受けております。そこで、その活動を支援するため、1件につき10万円として最大で2件まで給付するものでございます。 続きまして、同じく54ページ下段の01自治振興費をお願いいたします。 18節負担金補助及び交付金、76一般財団法人自治総合センターコミュニティ助成金250万円の減でございますが、一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成事業につきまして、交付対象を2団体と見込んでおりましたところ、1団体に決定されたため減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の04狭山ケ丘コミュニティセンター費、10節需用費、07光熱水費144万円の減でございますが、コロナ禍にあって、併設しております老人福祉センターさやまがおか荘の風呂の利用を休止しておりましたことから、上下水道料につきまして不用額が生じたため減額をお願いするものでございます。 次に、55ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の25ページを御参照ください。 01交通対策費、10節需用費、01消耗品費23万4,000円の追加及び17節備品購入費、02事業用備品費6万9,000円でございますが、日本道路株式会社埼玉営業所様及び一般社団法人埼玉県自動車整備振興会所沢支部様から、交通事故防止啓発に役立ててほしい旨の御寄附を頂きましたので、御意向に沿って啓発品と交通安全教室用の備品を購入するための費用をお願いするものでございます。 続きまして、同じく01交通対策費、12節委託料、46西所沢駅西口駅前広場等設計委託料1,545万1,000円及び18節負担金補助及び交付金、50西所沢駅西口開設事業費負担金5,700万円の減でございます。西所沢駅西口の開設に向け、鉄道事業者と協議を重ねてまいりましたが、年度内に設計業務に着手できなくなりましたので、それぞれ減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の02自転車対策費をお願いいたします。 12節委託料、60市営自転車駐車場定期利用者支援事業委託料1,850万円の減でございますが、定期利用者からの申請が当初の想定を下回ることが見込まれますことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の03市内循環バス運行費をお願いいたします。 21節、補償補填及び賠償金、31市内循環バス運行事業補償料644万6,000円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の26ページを御参照ください。 コロナ禍における運行収入の減少により、運行事業者に支払う補償料の増額が見込まれるためお願いするものでございます。 次に、58ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の24ページを御参照ください。 下段の02戸籍住民基本台帳事務費、18節負担金補助及び交付金、44個人番号カード等交付事務交付金1億4,609万4,000円の追加でございますが、個人番号カードの交付申請等が大幅に増加したことから、地方公共団体情報システム機構に支払う交付金に不足が見込まれるため、増額をお願いするものでございます。 なお、国の補助率は10分の10でございます。 次に、62ページをお願いいたします。 下段の3款民生費、02国民年金事務費、22節償還金利子及び割引料、61過年度分国民年金事務委託金返還金47万1,000円でございますが、国の決算により、委託金について超過額が生じたことから返還するものでございます。 次に、飛びまして、92ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の49ページを御参照ください。 下段の10款教育費、01公民館運営費、10節需用費、01消耗品費5,000円の追加でございますが、所沢まちづくりセンターを活動拠点としていたサークル団体から寄附の申出があり、寄附者の御意向に沿って物品を購入するための費用をお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の26ページを御参照ください。 第4表債務負担行為補正でございます。 1段目の市内循環バス運行に関する協定書に基づく損失補償でございますが、ところバスの運行につきまして、令和3年度の運行事業者との協定を年度内に締結する必要がございますので、債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、限度額につきましては、記載のとおりでございます。 一般会計補正予算の御説明は、以上でございます。 次に、議案第3号をお願いいたします。 1ページを御覧ください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,573万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を4,793万円とするものでございます。 初めに、歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の8ページをお願いいたします。 2款事業費、01共済見舞金、18節負担金補助及び交付金、41共済見舞金1,573万円の追加でございますが、後ほど御説明いたします歳入の共済会費収入及び繰越金との差額を調整として追加をお願いするものでございます。 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、戻りまして、6ページをお願いいたします。 上段の1款共済会費収入、1目共済会費収入、1節共済会費収入846万円の減でございますが、加入者が当初の見込みを下回ることから減額をお願いするものでございます。 続きまして、下段の2款繰越金、1目繰越金、1節前年度繰越金2,419万円でございますが、令和元年度の繰越しをここでお願いするものでございます。 補正予算の説明は、以上でございます。 次に、議案第12号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の29ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の64ページを御参照ください。 前のページから続きます2款総務費、01文化芸術振興費、7節報償費、02謝礼106万5,000円のうち22万5,000円、10節需用費、03印刷製本費28万6,000円のうち25万3,000円及び18節負担金補助及び交付金、78空飛ぶ音楽祭実行委員会補助金300万円の計347万8,000円でございますが、空飛ぶ音楽祭の開催を令和2年度に予定しておりましたが中止となりましたので、令和3年度に改めて開催するための費用をお願いするものでございます。 次に、33ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の60ページをお願いいたします。 03椿峰コミュニティ会館費、12節委託料、04自家用電気工作物保安業務委託料2万5,000円及び14節工事請負費、01施設改修工事1,210万円の計1,212万5,000円でございますが、椿峰コミュニティ会館別館の非常用発電設備を改修するための費用をお願いするものでございます。 続きまして、34ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の61ページを御参照ください。 前のページから続きます04狭山ケ丘コミュニティセンター費、12節委託料、54施設材質検査委託料12万7,000円及び14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)3,879万7,000円の計3,892万4,000円でございますが、当該施設の冷温水発生機を改修するための費用をお願いするものでございます。 続きまして、35ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の62ページを御参照ください。 06中富南コミュニティセンター費、14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)2,660万9,000円でございますが、当該施設の屋上の防水改修をするための費用をお願いするものでございます。 続きまして、36ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の63ページを御参照ください。 前のページから続きます07市民活動支援事業費、13節使用料及び賃借料、31市民活動支援システム利用料92万3,000円のうち53万8,000円でございますが、市民活動支援システムの契約期間が令和3年8月に満了し、引き続き利用するための費用をお願いするものでございます。 次に、少し飛びまして、47ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の70ページを御参照ください。 01交通対策費、11節役務費、01通信運搬費7万4,000円のうち4万2,000円、12節委託料、47設計委託料408万5,000円及び18節負担金補助及び交付金、50西所沢駅西口開設事業費負担金5,700万円の計6,112万7,000円でございますが、西所沢駅西口の改札口につきまして、令和3年度に西口改札口駅舎及び送迎車用転回広場の設計を進めたいというふうに考えておりますので、そのための費用をお願いするものでございます。 次に、少し飛びまして、62ページから63ページまでの02戸籍住民基本台帳事務費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の69ページを御参照ください。 1節報酬から18節負担金補助及び交付金までのうち、議案資料右側の事業費欄に記載の計2億250万1,000円でございますが、個人番号カードにつきまして、昨年来大幅に交付申請が増加しており、今後の交付体制を強化するものでございまして、カードを効率的に交付するためのシステムの利用料やカードの作成等に要する費用を含め、お願いするものでございます。 なお、財源につきましては、主に国からの補助金でございまして、補助率は10分の10でございます。 続きまして、同じく02戸籍住民基本台帳事務費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の65ページを御参照ください。 11節役務費、02手数料222万8,000円のうち131万6,000円及び13節使用料及び賃借料、06事務機器借料1,118万9,000円のうち26万8,000円の計158万4,000円でございますが、個人番号カード交付に必要な統合端末を増設するための費用をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては国からの補助金でございまして、補助率は10分の10でございます。 続きまして、同じく02戸籍住民基本台帳事務費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の66ページを御参照ください。 11節役務費、02手数料222万8,000円のうち91万1,000円及び17節備品購入費、01庁用備品費80万7,000円のうち44万8,000円の計135万9,000円でございますが、コンビニ交付システム機器の更新に要する費用をお願いするものでございます。 続きまして、同じく02戸籍住民基本台帳事務費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の67ページを御参照ください。 12節委託料、52住民記録システム等改修委託料161万3,000円、83住基ネットワークシステム改修委託料530万1,000円及び91コンビニ交付システム改修委託料119万3,000円の計810万7,000円でございますが、国外への転出者が引き続き個人番号カードを利用できるようにするための費用をお願いするものでございます。 次に、飛びまして、93ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の74ページをお願いいたします。 3款民生費、02国民年金事務費、12節委託料、54住記系システム(年金システム)改修委託料90万円でございますが、国民年金法等の一部改正によりまして、国民年金保険料の免除等に係る所得限度額等が改正されましたことから、システム改修を委託するための費用をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては国からの補助金でございまして、補助率は10分の10でございます。 次に、恐れ入りますが、飛びまして、197ページをお願いいたします。 前のページから続きます8款土木費、03交通政策費、21節補償補填及び賠償金、31市内循環バス運行事業補償料1億8,095万7,000円でございますが、ところバスの運行に要する費用をお願いするものでございます。 なお、この事業につきましては、市民部交通安全課にて所管しておりましたが、本年4月に街づくり計画部に移管することに伴いまして、土木費として設けたものでございます。 次に、恐れ入りますが、予算書の11ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為でございます。併せまして、議案資料ナンバー2の68ページをお願いいたします。 最も下の段の戸籍システム改修委託料でございますが、戸籍謄本等の添付をせずにマイナンバー制度を利用し行政機関等における手続を行うこと、また、戸籍謄本等を本籍地以外でも取得することができるよう、令和2年度から戸籍システムの改修を行っております。本事業は、令和3年度から令和4年度にかけて行う改修のため、債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、予算書に記載のとおりでございます。 一般会計予算につきましては、以上でございます。 次に、議案第13号をお願いいたします。 1ページをお願いいたします。令和3年度の交通災害共済特別会計予算の総額につきまして、歳入歳出それぞれを3,120万円と定めるものでございます。 初めに、歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の13ページをお願いいたします。 2款事業費、01共済見舞金、18節負担金補助及び交付金、41共済見舞金2,400万円でございますが、これまでの状況を踏まえ、1等級から7等級まで計415件分を見込んでおります。 次に、歳入でございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、6ページをお願いいたします。 1款共済会費収入、1目共済会費収入、1節共済会費収入3,118万8,000円でございますが、加入者として大人4万9,985人、中学生以下4,117人の計5万4,102人を見込んでおりまして、その内訳につきましては説明欄の記載のとおりでございます。 市民部所管の議案の説明は、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、瀬能福祉部長     〔瀬能幸則 福祉部長 登壇〕 ◎瀬能福祉部長 それでは、福祉部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、一般会計及び特別会計の補正予算、続いて、条例関係、最後に、一般会計及び特別会計の当初予算の順で御説明させていただきます。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の60ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の27ページを御参照ください。 中段の08障害者支援費、12節委託料、61福祉総合システム改修委託料337万5,000円でございますが、障害者総合支援法及び児童福祉法の一部改正により、令和3年4月から障害福祉サービスの報酬が改定されることに伴い、既存の福祉総合システムの改修が必要となりますことからお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、国が2分の1、市が2分の1の負担となっております。 次に、その下、18節負担金補助及び交付金、33訓練等給付費9,300万円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の28ページを御参照ください。 グループホームや福祉的就労の場を提供する就労継続支援などのサービスにつきまして、利用者が増加したことにより予算額の不足が見込まれますことからお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1の負担となっております。 次に、その下、35計画等相談支援給付費1,440万円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の29ページを御参照ください。 本給付費は、相談支援事業所が障害福祉サービスを利用する際の利用計画の作成等を行った際に支払われるものでございますが、利用件数の増加に伴い、予算額の不足が見込まれますことからお願いするものでございます。 なお、こちらの財源につきましても、国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1の負担となっております。 次に、歳出予算説明書の61ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の30ページを御参照ください。 上段の15地域福祉センター運営費、10節需用費、01消耗品費4万4,000円の追加でございますが、本市の福祉のために役立ててほしい旨の御寄附を学校法人秋草学園福祉教育専門学校レクスポーツ委員会様及び古典を学ぶ会様より頂きましたので、寄附者の御意向に沿いまして、こどもと福祉の未来館で使用する感染症対策物品を購入するものでございます。 このほか、福祉部所管の補助金等返還金につきましては、議案資料ナンバー1の56ページ、こちらを御覧いただきたいと思います。こちらの2行目、生活福祉課の欄から9行目、障害福祉課の欄まで、こちらに記載のとおりとなっております。 また、減額補正でございますが、同じく議案資料ナンバー1の58ページ、こちらを御覧いただきたいと思います。22行目、福祉総務課の欄から27行目、介護保険課の欄、こちらまでに記載のとおりでございます。 次に、議案第7号、介護保険特別会計補正予算でございますが、こちらをお願いいたします。 今回の補正予算でございますが、保険給付費のうち、居宅介護サービス給付費を1億5,100万円減額し、施設介護サービス給付費に1億5,100万円の追加をお願いするもの、また、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,236万円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ264億9,397万6,000円とするものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の9ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の55ページを御参照ください。 2款保険給付費、01介護サービス給付費、18節負担金補助及び交付金、31居宅介護サービス給付費1億5,100万円の減及びその下、32施設介護サービス給付費1億5,100万円の追加でございますが、居宅給付の減額補正につきましては、居宅介護サービス費の見込みが下回ること、また、施設給付の増額補正につきましては、介護医療院の新規整備等により施設介護サービス給付費の見込みが上回ることから、それぞれお願いするものでございます。また、財源変更につきましては、それぞれ充当額の変更によるものでございます。 次に、歳出予算説明書の8ページをお願いいたします。 こちらの各事業や事務において不用額が生じることに伴う減額をお願いするものでございますが、こちらにつきましても、内訳につきましては議案資料ナンバー1の63ページ、こちらを御覧いただきたいと思います。こちらに記載のとおりとなっております。 次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の6ページをお願いいたします。 歳入でございます。 いずれも歳出の補正に伴い、歳入も併せて増額及び減額をするものでございます。 以上で、補正予算についての説明を終わります。 次に、条例関係でございます。 まず、議案第25号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の9ページから10ページを御参照ください。 本条例につきましては、健康保険法等の一部改正により、医療機関における医療保険の資格確認のオンライン化が開始されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案に戻っていただきまして、附則でございますが、施行日を公布の日とするものでございます。 次に、議案第26号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の11ページから18ページ、こちらを御参照ください。 本条例につきましては、令和3年度から令和5年度までの第8期所沢市高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき改正を行うもので、所沢市高齢者福祉計画推進会議におきまして御審議いただいたものでございます。 改正の内容でございますが、まず、第4条でございます。 要支援1・2と要介護1のいわゆる軽度者を対象とした紙おむつ給付について、従来は地域支援事業として支給していたものを、財源を全て65歳以上の第1号被保険者の保険料で賄う特別給付とすることに伴いまして改正をするものでございます。 次に、第5条でございますが、こちらは、併せまして、議案資料ナンバー3の18ページ、第8期介護保険料の設定について、こちらを御覧いただきたいと思います。 介護保険料の基準額につきましては、第8期計画期間における介護給付サービス見込量に基づき、第7期の4,973円を5,358円に変更するものでございます。 なお、今回の変更に当たりましては、市の介護保険保険給付費準備基金を取崩し、保険料上昇の抑制を図っております。 その他の改正につきましては、規定の整備などを行うものでございます。 恐れ入りますが、議案に戻っていただきまして、附則でございますが、施行日を令和3年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第27号から議案第30号までの4議案でございますが、地域密着型サービス、居宅介護支援、地域密着型予防サービス、介護予防支援のサービスに係る人員等に関する国で定める基準省令が一部改正されたことに伴い、それぞれの条例について必要な改正を行うものでございます。 この改正内容で4つの議案に共通の内容といたしましては、感染症対策の強化として訓練実施等を義務づけることや虐待の防止のため事業所が取り組むべき事項の義務づけ及び感染症、災害が発生した場合にサービス提供が継続的に行えるような体制を構築する業務継続に向けた取組の強化、いわゆるBCPなどがございまして、これらを含めた所要の改正を行うものでございます。 なお、この4議案の附則でございますが、施行日を令和3年4月1日とするものでございます。また、一部の規定につきましては経過措置を設けております。 それでは、議案第27号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の19ページから60ページまでになりますが、こちらを御参照ください。 本条例につきましては、国の定める指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、先ほど御説明した共通事項のほか、人員の確保や業務の効率化に向けた人員配置基準の緩和等の所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第28号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の61ページから69ページを御参照ください。 本条例につきましては、国の定める指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴い、先ほどの共通事項のほか、利用者に対し居宅介護支援事業所が位置づけたサービスの傾向を明らかにすることにより、同一法人内サービスへの集中を回避するなど、ケアマネジメントの公正中立性の確保などのため所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第29号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の71ページから89ページまでになりますが、こちらを御参照ください。 本条例につきましては、国の定める指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、先ほどの共通事項のほか、人員の確保や業務の効率化に向けた人員配置基準の緩和等のため所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第30号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の91ページから97ページを御参照ください。 本条例につきましては、国の定める指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、主に先ほどの共通事項等につきまして所要の改正を行うものでございます。 以上で、条例関係の説明を終わります。 次に、議案第12号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の76ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の82ページを御参照ください。 上段の3款民生費、04民生委員費、10節需用費、03印刷製本費40万円及び12節委託料、52民生委員・児童委員活動支援事業委託料73万7,000円でございますが、民生委員・児童委員が地域において訪問、声かけ活動等を実施するに当たり、対象者名簿の提供などを行うことにより、その活動を支援するためお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の77ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の80ページを御参照ください。 下段の07障害福祉総務費のうち、議案資料の右側の事業費欄に記載の合計178万9,000円でございますが、平成30年に施行した所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例に基づき、あっせん調整委員会の運営や物品購入に対する補助金の交付など、市内における社会的障壁の除去の推進を図るためお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の81ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の77ページ及び78ページを御参照ください。 09障害福祉施設管理費、14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)5,188万7,000円でございますが、所沢市公共建築物修繕計画に基づきまして、老朽化した所沢市立プロペラ並びに所沢市立こあふるの空調設備を改修するためお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の82ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の79ページを御参照ください。 11重度心身障害児等医療費、12節委託料、58福祉総合システム改修委託料320万円でございますが、重度心身障害児等医療費助成制度の受給資格判定に必要な所得計算を自動で行う機能を福祉総合システムに付加するためお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の83ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の76ページを御参照ください。 歳出予算説明書下段の13生活困窮者自立促進支援事業費のうち、議案資料の右側、事業費欄に記載の合計1億1,076万4,000円でございますが、生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業、家計改善支援事業、一時生活支援事業、住居確保給付金の支給並びに生活保護受給者や生活困窮者の世帯の中学生を対象とした学習支援事業を実施するものでございます。 なお、自立相談支援事業では、新たにアウトリーチ支援員を配置し、社会参加に向けた支援を必要とする方に対し、より丁寧な対応を行い、支援の強化を図るものでございます。 次に、歳出予算説明書の84ページをお願いいたします。 上段の12節委託料、54就労準備支援事業委託料415万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の75ページを御参照ください。 本事業は、様々な問題を抱え、一般就労に向けた準備が整っていない方に対し、生活習慣の改善や他者との適切なコミュニケーション能力の育成など社会参加能力の形成に係る支援を計画的に実施するため、新たな事業を開始することからお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の89ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の81ページを御参照ください。 04老人援護対策費、12節委託料、72介護人材確保事業委託料100万円でございますが、ホームヘルパーなどの介護人材を確保するための取組として、介護未経験者に対する入門的研修を実施するためにお願いするものでございます。 続きまして、議案第17号、介護保険特別会計予算をお願いいたします。 こちらは歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ254億9,100万円と定めるものでございます。 それでは、恐れ入りますが、歳出予算説明書の150ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の181ページを御参照ください。 01総務事務費、11節役務費、02手数料128万8,000円のうち96万8,000円及び次のページ、151ページの17節備品購入費、02事業用備品費124万7,000円でございますが、業務量の増大等に対応するため、介護保険システム用のパソコンの増設が必要となることからお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書150ページの下段でございます。 12節委託料、53介護保険システム改修委託料2,380万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の182ページを御参照ください。 令和3年度中に予定されております介護保険制度の見直しに合わせて、介護保険システムの改修が必要となることからお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の127ページをお願いいたします。 歳入でございます。 歳入の項目といたしましては、ほぼ例年どおりとなっておりますので、主に代表的なものを御説明申し上げます。 上段の1款保険料、1目第1号被保険者保険料57億1,189万8,000円でございますが、こちらは条例のところでも御説明いたしましたが、65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。 次に、128ページをお願いいたします。 上段の3款国庫支出金、1目介護給付費負担金42億6,556万4,000円でございますが、介護給付費に対する国の法定負担分でございます。 次に、129ページをお願いいたします。 上段の4款支払基金交付金、1目介護給付費交付金64億5万6,000円でございますが、介護給付費に対する社会保険診療報酬支払基金の法定負担分でございまして、40歳から64歳までの第2号被保険者の保険料負担に基づくものでございます。 次に、131ページをお願いいたします。 下段の7款繰入金、1目介護保険保険給付費準備基金繰入金6億円でございますが、第8期介護保険事業計画に基づき、保険給付費に充当するため繰入れをお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻りまして、124ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為でございます。 上から4段目の地域包括支援センター委託料でございますが、現在の委託契約が令和3年度で終了となることに伴い、令和4年度開始前に委託業者を選定する必要があることから、お願いするものでございます。 なお、期間及び限度額は記載のとおりでございます。 福祉部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、町田こども未来部長     〔町田真治 こども未来部長 登壇〕 ◎町田こども未来部長 それでは、こども未来部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、令和2年度補正予算、次に、令和3年度当初予算の順で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の64ページをお願いいたします。 3款民生費、06子ども医療対策費、12節委託料、53子ども医療費審査支払委託料855万1,000円の減及びその下の19節扶助費、43子ども医療費1億8,550万6,000円の減でございますが、いずれも今年度の執行状況、受診件数の減少などから減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の10障害児福祉費、12節委託料、55福祉総合システム改修委託料130万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の31ページをお願いいたします。 先ほど福祉部長から説明がございましたが、関係法令の一部改正によりまして、障害福祉サービス等の報酬改定に伴いシステム改修を行うための費用をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、記載のとおり国の補助金となっております。 続きまして、65ページに移りまして、12子育て支援事業費、12節委託料、51地域子育て支援拠点事業委託料141万2,000円の減及びその下の52病児・病後児保育事業委託料432万4,000円の減でございますが、いずれも今年度の執行状況から減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の18節負担金補助及び交付金、41子育てのための施設等利用給付費1,478万8,000円の減でございますが、認可外保育園の利用者が見込みより少なかったことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、下段の01児童福祉運営費、12節委託料、31民間保育園保育実施委託料4,517万5,000円の追加及びその下の32市外保育園保育実施委託料884万8,000円の追加につきましては、併せまして、議案資料ナンバー1の32ページ、33ページをお願いいたします。 これらはいずれも国が定める公定価格に基づき支払うものでございますが、加算要件の緩和がされたこと等による増額をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、記載のとおり国及び県交付金等でございます。 続きまして、その下の18節負担金補助及び交付金、42特定教育・保育施設等給付費負担金2,041万5,000円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の34ページをお願いいたします。 こちらにつきましても、ただいま御説明いたしました12節委託料と同様に、国が定める公定価格に加算要件の緩和がされたこと等による増額をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、記載のとおり国及び県交付金等でございます。 次に、その下、18節負担金補助及び交付金、86育児休業復帰後特別預かり事業費補助金125万1,000円の減でございますが、今年度の執行状況から減額をお願いするものでございます。 次に、その下の88保育士宿舎借上補助事業費補助金7,701万6,000円の減でございますが、国の補助基準額が見直されたことと併せまして今年度の執行状況から減額をお願いするものでございます。 次に、その下の19節扶助費、51子ども・子育て支援に係る実費徴収助成金704万円の減でございますが、今年度の執行状況から減額をお願いするものでございます。 続きまして、66ページになります。 下段、01保育事務費、3節職員手当等、04時間外及び休日勤務手当813万1,000円の減でございますが、無償化に関わる時間外勤務が少なかったことから減額をお願いするものでございます。 続きまして、その下の02保育園運営費、3節職員手当等、25期末手当(会計年度任用職員分)3,978万9,000円の減でございますが、支給対象者及び支給額が少なかったことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の12節委託料、57保育園人材派遣委託料1,792万1,000円の減でございますが、実績に基づき減額をお願いするものでございます。 続きまして、次のページ67ページの上段の03保育園施設費、12節委託料、05冷暖房機等保守委託料143万3,000円の減でございますが、入札によりまして契約差金が生じたことによるものでございます。 続きまして、少し飛びまして、91ページをお願いいたします。 下段の10款教育費、04私立幼稚園費、18節負担金補助及び交付金、42子育てのための施設等利用給付費9,476万8,000円の減及びその下の74幼稚園等保育者負担軽減補助金863万円の減でございますが、いずれも今年度の執行状況から減額をお願いするものでございます。 なお、補助金等返還金につきましては、議案資料ナンバー1の56ページを御参照いただければと思います。 補正予算の説明は、以上でございます。 次に、議案第12号をお願いいたします。 これより、主な事業内容につきましては議案資料ナンバー2の新規事業概要調書及び事業概要調書にて御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 それでは、恐れ入りますが、歳出予算説明書104ページから105ページの08放課後児童健全育成費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の84ページをお願いいたします。 児童クラブ施設整備事業(泉児童クラブ他)でございます。事業費欄の10節需用費、01消耗品費60万円及び06修繕料(施設)770万円の合計830万円でございますが、泉児童クラブ、若松児童クラブ、牛沼児童クラブの狭隘化等を解消するために、泉小学校、若松小学校、牛沼小学校の教室を放課後一時的に児童クラブとして利用するための修繕費等をお願いするものでございます。 続きまして、議案資料ナンバー2の次のページになります85ページをお願いいたします。 児童クラブ施設整備事業(北野児童クラブ)でございます。事業費欄の10節需用費、06修繕料(施設)121万円から14節工事請負費、01施設改修工事2,788万5,000円までの合計3,074万9,000円でございますが、既存の北野児童クラブの用地につきまして、土地所有者から土地の返還要望があり、クラブ移設の必要が生じましたことから、令和3年度中に北野小学校内に施設の整備を行うとともに既存施設の解体を行うための費用をお願いするものでございます。 続きまして、議案資料ナンバー2の87ページをお願いいたします。 放課後児童健全育成事業(民設民営児童クラブ)でございます。事業費欄の12節委託料、51放課後児童健全育成事業委託料1億2,374万1,000円でございますが、利用児童数の増加が著しい学校区の児童クラブの狭隘化や大規模化対策として導入しました民設民営による児童クラブの委託料をお願いするものでございます。 なお、令和3年度は南小学校区にNPO法人所沢市学童クラブの会が運営いたします「ひだまりみなみ」を、また、所沢小学校区に株式会社ひまわりが運営いたします「ひまわり」の2施設が加わりまして、合計で10施設が民設民営の児童クラブとなります。 続きまして、歳出予算説明書109ページから110ページの12子育て支援事業費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の83ページをお願いいたします。 ところっこ親子ふれあい絵本事業でございます。事業費欄の7節報償費、02謝礼21万円から11節役務費、01通信運搬費1万1,000円までの合計217万円でございますが、乳幼児期から絵本にふれることにより、読み聞かせを通じた親子のふれあいの機会を体験していただくとともに、絵本の引換えの際、児童館などの身近な地域子育て支援施設を訪れていただき、地域で行われている様々な子育て支援事業を知っていただくことで子育て世帯への支援の一助となるように実施するものでございます。 なお、令和3年度からは絵本の読み聞かせの場を保健センターで実施いたします1歳6か月児健康診査に変更し、引き続き、健康推進部、教育総務部、そしてこども未来部が連携して事業を行うものでございます。 続きまして、歳出予算説明書114ページから116ページの02保育園運営費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の89ページをお願いいたします。 保育園給食調理業務委託事業でございます。事業費欄の12節委託料、55保育園給食調理業務委託料2億150万5,000円でございますが、公立保育園において安心・安全な給食を安定的に提供するため実施している給食調理業務委託に係る経費としてお願いするものでございます。 続きまして、歳出予算説明書116ページから117ページの03保育園施設費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の88ページをお願いいたします。 保育園施設整備事業でございます。事業費欄の14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)3,032万7,000円でございますが、所沢市公共建築物修繕計画に基づきまして、西新井保育園の改修工事を実施するものでございます。 続きまして、歳出予算説明書120ページの06児童館施設費をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の86ページをお願いいたします。 児童館施設整備事業でございます。事業費欄の14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)2,794万円でございますが、所沢市公共建築物修繕計画に基づきまして、まつば児童館の改修工事を行うものでございます。 以上で、歳出予算説明書の説明を終わりまして、一般会計予算書をお願いいたします。 10ページからの第3表債務負担行為でございます。 恐れ入りますが、12ページをお願いいたします。 2行目のこども支援センター発達支援事業委託料、3行目のこども支援センターひろば事業委託料、4行目の保育園給食調理業務委託料、5行目の園児送迎バス運行業務委託料でございますが、令和4年度からの運営事業者を選定するに当たり、令和3年度中に準備行為が必要となりますことから債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれの記載のとおりでございます。 こども未来部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、須田健康推進部長     〔須田浩美 健康推進部長 登壇〕 ◎須田健康推進部長 それでは、健康推進部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、専決処分の承認を求めることについて、次に、条例関係、次に、補正予算の特別会計、一般会計、最後に、当初予算の特別会計、一般会計の順で御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第1号をお願いいたします。 歳出予算説明書の15ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の4ページを御参照ください。 新型コロナウイルスワクチン接種事業(体制確保等)でございます。 新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制の確保については、国、都道府県、市町村が役割に沿って準備作業を進めるためのワクチン接種体制等の整備費を盛り込んだ国の令和2年度第3次補正予算が1月28日に成立しました。本市においても、国が示す接種スケジュールに沿って、3月上旬に医療従事者へ、また、同月下旬に65歳以上の高齢者への接種体制を整備するため追加の費用が必要となりましたが、市議会の御議決をいただく時間的余裕がございませんでしたので、令和3年1月29日に専決処分をさせていただいたものでございます。 事業の概要につきましては、接種券を郵送するための通信運搬費、市民の問い合わせに対応するコールセンターの開設や運営、接種券の印刷や封入封緘、予約システム等を行うワクチン接種事務委託料、医療従事者等へのワクチン接種委託料等の合計1億40万2,000円でございまして、財源につきましては、全額が国から交付されるものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の8ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費補正でございます。 本事業の令和2年度における完了が見込めないことからお願いするものでございまして、金額につきましては記載のとおりでございます。 次に、9ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為補正でございます。 先ほど御説明いたしました新型コロナウイルスワクチン接種事務委託料についてお願いするものでございまして、期間及び限度額はそれぞれ記載のとおりでございます。 ワクチン接種につきましては、今後も国や県の動向を注視しながら、迅速に対応できるよう万全を期してまいります。 続きまして、議案第24号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー3の5ページから7ページまでを御参照ください。 本市の新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、個別接種と集団接種の併用方式で実施いたしますが、このうち、集団接種において市が医師を確保する必要が生じますことから、非常勤の特別職員として嘱託医の報酬額を定めるため所要の改正を行うものでございます。 なお、議案に戻っていただきまして、附則でございます。 第1条の規定は令和3年4月1日から、第2条の規定は令和4年4月1日から、それぞれ施行するものでございます。 条例関係につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第6号をお願いいたします。 国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ6億4,732万9,000円を減額し、補正後の総額を299億9,036万7,000円とするものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の12ページをお願いいたします。 上段の1款総務費、01総務事務費、12節委託料、67育児休業等代替人材派遣委託料699万4,000円の減、68レセプト点検業務委託料550万円の減につきましては、実績及び今年度の執行状況により不用額が見込まれますことからお願いするものでございます。 次に、13ページをお願いいたします。 上段の2款保険給付費、01一般被保険者療養給付費、18節負担金補助及び交付金、31一般被保険者療養給付費4億9,000万円の減及び中段の一般被保険者療養費5,800万円の減につきましては、それぞれ今年度の執行状況により不用額が見込まれますことからお願いするものでございます。 35訪問看護療養費575万円の追加につきましては、当初の見込みより一般被保険者の訪問看護療養費が増加していることからお願いするものでございます。 次に、14ページをお願いいたします。 01傷病手当金、18節負担金補助及び交付金、41傷病手当金1,768万8,000円の減につきましては、執行状況を踏まえ減額をお願いするものでございます。 次に、15ページをお願いいたします。 3款国民健康保険事業費納付金、01一般被保険者医療給付費分納付金から次の16ページ、01介護納付金分納付金までの財源変更につきましては、特別調整交付金の歳入が見込まれることや保険基盤安定繰入金、財政安定化支援事業繰入金額が確定したことに伴い、それぞれお願いするものでございます。 次に、17ページをお願いいたします。 上段の5款保健事業費、01疾病予防費、12節委託料、51健康診査等委託料300万円の減から下段の01特定健康診査等事業費、12節委託料、55健診受診勧奨等業務委託料180万円の減までの合計7,498万円の減額につきましては、今年度の執行状況により不用額が見込まれますことからお願いするものでございます。 次に、18ページをお願いいたします。 7款諸支出金、01補助金等返還金、22節償還金利子及び割引料、61国庫補助金等返還金8万3,000円の追加につきましては、令和元年度国民健康保険災害臨時特例補助金の額の確定に伴いお願いするものでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻りまして、6ページ、歳入をお願いいたします。 2款国庫支出金、1目災害臨時特例補助金、1節災害臨時特例補助金5,598万9,000円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯に対して、国民健康保険税の減免を実施したことに伴い交付されるものでございます。 次に、その下の3款県支出金、1目保険給付費等交付金、1節保険給付費等交付金(普通交付金)5億4,225万円の減につきましては、歳出における一般被保険者療養給付費、一般被保険者療養費の減に伴う減額、2節保険給付費等交付金(特別交付金)1,350万4,000円の減につきましては、歳出における傷病手当金及び特定健康診査等委託料の減額等に伴う減額でございます。 次に、7ページをお願いいたします。 5款繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)215万9,000円の減及びその下の2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)259万9,000円の減につきましては、それぞれ見込みを下回ることによる減額、3節事務費繰入金1,249万4,000円の減につきましては、歳出における育児休業等代替人材派遣委託料及びレセプト点検業務委託料の減に伴う減額、5節財政安定化支援事業繰入金675万8,000円の増額につきましては、令和2年度の繰入れ基準額の確定に伴い増額をお願いするものでございます。 次に、その下の6節その他一般会計繰入金、01運営費繰入金1億3,707万円の減につきましては、財源調整のためお願いするものでございます。 国民健康保険特別会計補正予算につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第8号をお願いいたします。 後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,019万7,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ50億259万6,000円とするものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の8ページをお願いいたします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、01後期高齢者医療広域連合納付金、18節負担金補助及び交付金、44保険基盤安定納付金3,019万7,000円の減につきましては、低所得者等への保険料軽減額の減に伴い、広域連合への納付金が減となりますことからお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、6ページ、歳入をお願いいたします。 3款繰入金、1目一般会計繰入金、01保険基盤安定繰入金3,019万7,000円の減につきましては、先ほどの広域連合への納付金の減に伴いお願いするものでございます。 後期高齢者医療特別会計補正予算につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、一般会計補正予算歳出予算説明書の61ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の35ページを御参照ください。 3款民生費、03老人医療費、12節委託料、56後期高齢者健康診査委託料735万1,000円の追加につきましては、健康診査受診者の増加が見込まれるためお願いするものでございます。 次に、18節負担金補助及び交付金、42埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金664万6,000円の減につきましては、令和2年度の埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金の確定に伴いお願いするものでございます。 次に、62ページ上段の08後期高齢者医療特別会計繰出金、27節繰出金、31後期高齢者医療特別会計へ繰出(保険基盤安定分)3,019万7,000円の減につきましては、議案第8号で御説明いたしました後期高齢者医療広域連合納付金の減に伴いお願いするものでございます。 次に、63ページをお願いいたします。 下段の3款民生費、02国民健康保険特別会計繰出金、27節繰出金、31国民健康保険特別会計へ繰出(保険基盤安定保険税軽減分)215万9,000円の減から36国民健康保険特別会計へ繰出(運営費分)1億3,707万円の減までの負担金の減及び追加につきましては、それぞれ議案第6号で御説明いたしました予算につきまして、一般会計からの繰り出しをお願いするものでございます。 次に、68ページをお願いいたします。 4款衛生費、02保健予防総務費、18節負担金補助及び交付金、44健康まつり実行委員会交付金34万2,000円の減につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による健康まつりの中止に伴う減額でございます。 次に、その下の03保健医療対策費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の36ページを御参照ください。 03保健医療対策費、18節負担金補助及び交付金、80地域医療を維持するための感染症対策支援金200万円の追加でございます。新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生した西埼玉中央病院は、地域医療支援病院として救急患者の受入れやかかりつけ医を支援する能力を備えた本市における地域医療の中核となる医療機関でございます。このため、新型コロナウイルス感染症対策の強化とともに、市民が安心して医療を受けられる体制を維持するためお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、一部ふるさと応援寄附金を活用するものでございます。 次に、その下の06保健センター施設管理費、11節役務費、01通信運搬費45万5,000円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大や高齢者インフルエンザ予防接種の無料化等により、多くの市民から問い合わせや相談が寄せられ、電話の使用料が増加したためお願いするものでございます。 その下の12節委託料、51保健センター総合管理委託料2,009万円の減につきましては契約差金が生じたことによる減額、続く69ページ、01保健事業費、7節報償費、01講師謝礼3万円の減から12節委託料、73育児休業等代替人材派遣委託料171万6,000円の減までのそれぞれの減につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により事業や講演会を中止したこと等による減額でございます。 次に、その下の02感染症予防費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の37ページを御参照ください。 02感染症予防費、10節需用費、01消耗品費500万円の追加につきましては、公共施設感染拡大防止対策事業として、市内公共施設への感染予防対策物品の購入・配布により、新型コロナウイルス感染症の感染予防策の徹底を図るためお願いするものでございます。 なお、本事業は令和2年度内の完了が見込めないことから、予算書7ページ、第3表繰越明許費補正の2段目に全額を繰越明許費としてお願いしており、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する予定でございます。 次に、その下の04各種予防接種費、7節報償費、03助手報償51万2,000円の減につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、BCG予防接種について、集団接種から個別接種に切り替えたことによる減額でございます。 その下の18節負担金補助及び交付金、71予防接種接種料助成金68万3,000円の追加につきましては、併せまして、議案資料ナンバー1の38ページを御参照ください。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、里帰りによる協力医療機関以外での接種が増えたことにより、助成金の申請件数が増加したことからお願いするものでございます。 その下の22節償還金利子及び割引料、61過年度分疾病予防事業費等補助金返還金の406万5,000円の追加につきましては、令和元年度の疾病予防事業費等補助金の確定によりお願いするものでございます。 次に、71ページをお願いいたします。 01健康指導費、1節報酬、21会計年度任用職員報酬272万1,000円の減から03母子保健事業費、2節給料341万2,000円までの減につきましては、雇用実績や新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から事業の一部中止や規模の縮小を行ったことによる減額でございます。 同じく、03母子保健事業費、22節償還金利子及び割引料、61過年度分子ども・子育て支援交付金返還金231万9,000円から67過年度分未熟児養育医療県負担金返還金75万3,000円までの3種類の返還金につきましては、令和元年度の実績の確定に伴い、それぞれお願いするものでございます。 次に、72ページをお願いいたします。 01病院費、18節負担金補助及び交付金、71病院事業会計補助金2億5,000万円の追加につきましては、市民医療センターにおける病院事業の安定的な運営のため、経営維持に必要な経費を病院事業会計補助金として一般会計から繰り出すものでございます。 令和2年度補正予算の御説明は、以上でございます。 続きまして、令和3年度当初予算につきまして御説明いたします。 令和3年度所沢市特別会計予算及び歳出予算説明書をお願いいたします。 初めに、議案第16号をお願いいたします。国民健康保険特別会計予算でございます。 令和3年度国民健康保険特別会計予算の総額を、歳入歳出それぞれ312億7,500万円と定めるものでございます。 それでは、予算の主な項目について御説明させていただきます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の95ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の178ページを御参照ください。 1款総務費、01賦課事務費、12節委託料、64税系システム改修委託料215万1,000円につきましては、地方税法施行令の改正により、国民健康保険税の低所得世帯への軽減判定所得の基準額が変更となったことから、税系システムの改修に伴う費用をお願いするものでございます。 次に、98ページから103ページまでをお願いいたします。 上段の2款保険給付費、01一般被保険者療養給付費、18節負担金補助及び交付金183億315万7,000円から99ページの中段、01退職被保険者等療養費、18節負担金補助及び交付金5万円まで及び100ページ中段の01一般被保険者高額療養費、18節負担金補助及び交付金26億4,000万円から102ページの上段、01退職被保険者等高額介護合算療養費、18節負担金補助及び交付金5万円まで、さらに、103ページの上段、01一般被保険者移送費、18節負担金補助及び交付金10万円及びその下の01退職被保険者等移送費、18節負担金補助及び交付金5万円までの合計212億2,991万円につきましては、県から示されました保険給付費に基づきお願いするものでございます。 次に、106ページをお願いいたします。 上段の3款国民健康保険事業費納付金、01一般被保険者医療給付費分納付金、18節負担金補助及び交付金59億2,783万5,000円から108ページの上段、01介護納付金分納付金、18節負担金補助及び交付金9億5,274万4,000円までの合計91億1,042万7,000円につきましては、国保広域化に伴い埼玉県に納める令和3年度分の国保事業費納付金としてお願いするものでございます。 次に、110ページ下段から111ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の179ページを御参照ください。 01疾病予防費のうち、トコトコ健幸マイレージ事業の国民健康保険被保険者に係る予算963万8,000円をお願いするものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 このほか、01疾病予防費の予算につきましては、ジェネリック医薬品利用促進事業に係る予算、総額150万1,000円及び生活習慣病重症化予防対策事業に係る予算2,802万8,000円などでございます。 次に、112ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の180ページを御参照ください。 特定保健指導業務委託事業に係る予算778万3,000円でございます。生活習慣病予防及び疾病の早期発見・早期治療を通して、健康の保持増進と生活の質の向上を図ることを目的に特定健康診査と特定保健指導を実施しておりますが、特定保健指導の実施率向上を図るために、引き続き特定保健指導業務の一部を委託するものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 次に、恐れ入りますが、前に戻りまして、69ページ、歳入をお願いいたします。 上段の1款国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税70億3,772万3,000円及びその下段から次のページにかかります2目退職被保険者等国民健康保険税604万円の合計70億4,376万3,000円につきましては、一般被保険者及び退職被保険者に対して賦課・徴収する国民健康保険税でございます。 次に、71ページをお願いいたします。 上段の3款県支出金、1目保険給付費等交付金216億2,053万5,000円につきましては、歳出で御説明いたしました一般被保険者及び退職被保険者における療養給付費、療養費、高額療養費、高額介護合算療養費、移送費の合計額に対する県からの交付金でございます。 次に、72ページをお願いいたします。 5款繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)6億9,186万8,000円につきましては一般被保険者の国民健康保険税の応益分に対する法定軽減額に対して、2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)5億5,947万円につきましては一般被保険者の国民健康保険税の軽減対象人数に対して、そして、3節事務費繰入金2億5,557万円につきましては一般会計から国民健康保険の事務費に対して、4節出産育児一時金等繰入金5,040万円につきましては出産育児一時金の支出に対して、それぞれ一般会計からの法定繰入金でございます。 次の5節財政安定化支援事業繰入金7,765万7,000円につきましては、国民健康保険特別会計の財政安定化のための法定繰入金でございます。 次に、73ページの6節その他一般会計繰入金8億8,935万6,000円につきましては、国民健康保険特別会計の財源調整を図るため、法定外繰入金としてお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、66ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為でございます。 1段目の令和4年度開始前に契約事務を行う業務につきましては令和4年度当初から必要となる税系システムソフトウェア保守業務等について、2段目の窓口業務委託料につきましては国民健康保険課の窓口業務委託について、3段目の税務帳票類作成委託料につきましては税系システムによる帳票印刷及び封入封緘業務等について、それぞれお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 国民健康保険特別会計予算につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第17号をお願いいたします。介護保険特別会計予算でございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の158ページをお願いいたします。 下段の3款地域支援事業費、01一般介護予防事業費のうち、1節報酬、3節職員手当ほか合計720万2,000円につきましては、保健センターが実施する65歳以上の方を対象にした健康教育・健康相談等の介護予防事業を実施するための経費でございます。 介護保険特別会計予算につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第18号をお願いいたします。後期高齢者医療特別会計予算でございます。 令和3年度の後期高齢者医療特別会計予算の総額を、歳入歳出それぞれ50億5,900万円と定めるものでございます。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の184ページをお願いいたします。 1款総務費、01総務事務費、12節委託料、56後期高齢者医療システム改修委託料469万1,000円につきましては、税制改正等に対応するため、後期高齢者医療システムの改修を行う費用をお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の186ページをお願いいたします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、01後期高齢者医療広域連合納付金、18節負担金補助及び交付金、43保険料納付金43億5,628万円につきましては市が被保険者から徴収する保険料を、その下の44保険基盤安定納付金6億2,008万4,000円につきましては低所得者等の保険料軽減分を、それぞれ後期高齢者医療制度を運営する埼玉県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。 次に、前に戻りまして、175ページ、歳入をお願いいたします。 上段の1款保険料、1目後期高齢者医療保険料43億5,578万円につきましては、被保険者に対して賦課・徴収する保険料でございます。 次に、176ページをお願いいたします。 上段の3款繰入金、1目一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金6億2,008万4,000円につきましては、歳出における保険基盤安定納付金を広域連合に納付するための法定繰入金でございます。 次に、その下の2節事務費繰入金7,205万6,000円につきましては、後期高齢者医療事務に要する費用でございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、172ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為でございます。 1段目の令和4年度開始前に契約事務を行う業務につきましては後期高齢者医療システム保守業務等について、2段目の封入封緘業務委託料につきましては後期高齢者医療保険料の納入通知書等の封入封緘業務について、3段目の帳票類作成委託料につきましては後期高齢者医療保険料等の帳票印刷について、それぞれお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 後期高齢者医療特別会計予算につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第12号をお願いいたします。一般会計予算でございます。 恐れ入りますが、一般会計歳出予算説明書の88ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の90ページをお願いいたします。 保健事業と介護予防の一体的実施事業に係る予算623万2,000円でございます。 高齢者保健事業の実施に当たり、加齢に伴う虚弱や認知症の進行などの高齢者の身体的・精神的な特性を踏まえ、きめ細やかな対応を行う必要があることから、後期高齢者の保健事業と国民健康保険保健事業、介護保険の地域支援事業を一体的に実施するものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 次に、88ページ下段の3款民生費、03老人医療費、12節委託料、56後期高齢者健康診査委託料1億6,352万円につきましては、埼玉県後期高齢者医療広域連合から受託する健康診査業務を行うためお願いするものでございます。 その下の18節負担金補助及び交付金、42埼玉県後期高齢者医療広域連合負担金8,387万6,000円につきましては広域連合の運営に係る共通経費として、その下の45埼玉県後期高齢者医療療養給付費負担金32億826万2,000円につきましては療養給付費の市負担分として、それぞれ広域連合へ支払うためお願いするものでございます。 続きまして、少し飛びまして、92ページをお願いいたします。 08後期高齢者医療特別会計繰出金、27節繰出金6億9,214万円につきましては、議案第18号で御説明いたしました一般会計からの繰出金でございます。 次に、少し飛びまして、98ページをお願いいたします。 下段の02国民健康保険特別会計繰出金、27節繰出金25億2,432万1,000円につきましては、議案第16号で御説明いたしました一般会計からの繰出金でございます。 次に、少し飛びまして、127ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の91ページを御参照ください。 4款衛生費、02保健予防総務費、13節使用料及び賃借料、06事務機器借料のうち169万9,000円につきましては、市民健康管理支援システム機器等整備事業として、保健センターにおいて各種がん検診や予防接種、乳幼児健診等のデータ管理を行う市民健康管理支援システムで使用するパソコン機器等について、機器の調達や増設を行うためお願いするものでございます。 次に、129ページの中段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の92ページを御参照ください。 06保健センター施設管理費、10節需用費、06修繕料(施設)のうち550万円につきましては、保健センター電話設備更新事業として、平成24年に導入した電話交換機の保守サポートが令和3年3月末で終了することから、電話交換機及び多機能電話機の更新をお願いするものでございます。 次に、130ページの上段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の93ページを御参照ください。 14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)8,269万8,000円につきましては、保健センター屋上防水及び屋根改修事業として、所沢市公共建築物修繕計画に基づき改修工事を実施するものでございます。 次に、130ページの下段から131ページ中段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の94ページを御参照ください。 市民健康管理支援システム改修事業(精神保健相談記録機能追加)に係る予算311万3,000円でございます。近年、増え続ける精神保健相談の記録を文字のデータ化による管理へ移行し、効率化を図るためお願いするものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 続きまして、131ページの上段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の98ページを御参照ください。 12節委託料、59精神障害者アウトリーチ支援事業委託料4,281万4,000円でございます。本事業は平成27年10月より実施しておりますが、現在委託しております国立精神・神経医療研究センターとの契約期間が9月末で満了となりますことから、引き続き、重篤な精神障害者が地域で自立して安心して過ごすことができるようお願いするものでございます。 次に、132ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の95ページを御参照ください。 肝炎ウイルス検診事業に係る予算1,002万9,000円につきましては、肝炎ウイルス検査を市内協力医療機関での個別検診として実施するためお願いするものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 続きまして、132ページの下段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の96ページを御参照ください。 12節委託料、74市民健康管理支援システム改修委託料のうち603万5,000円につきましては、国より、がん検診等の健康増進事業に関連するデータを標準化する方向性が示されたことから、検診結果を総合的に管理している市民健康管理支援システムの改修をお願いするものでございます。 次に、133ページの上段をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の97ページを御参照ください。 17節備品購入費、02事業用備品費110万円につきましては、平成23年に導入した胸部撮影装置に附属するコンピュータ装置の保守期間が令和3年3月末に終了することから、機器の更新をお願いするものでございます。 次に、135ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の99ページを御参照ください。 新型コロナウイルスワクチン接種事業(接種対策等)に係る予算15億69万6,000円でございます。 先ほど議案第1号で御説明いたしました令和2年度分と合わせ、令和3年度におきましても、国が示す接種スケジュールに沿い、接種対象者へ円滑な接種を行うため、体制整備に係る関連経費として、05新型コロナウイルスワクチン接種事業費の1節報酬、04嘱託医報酬1億320万円から13節使用料及び賃借料、02会場借料66万円までの合計15億69万6,000円をお願いするものでございます。 なお、財源につきましては、令和2年度と同様、国から全額が交付されるものでございます。 次に、少し飛びまして、144ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の100ページを御参照ください。 トコトコ健幸マイレージ事業に係る予算963万8,000円でございます。本事業は、令和2年度から埼玉県が実施するコバトン健康マイレージ事業に参入し、18歳以上の市民に対してトコトコ健幸マイレージ事業への参加を促進しているところでございます。令和3年度も引き続き健幸長寿のまち実現のための中心事業として、市民が楽しみながら健康づくりを継続できるよう支援してまいります。 なお、本年度においても、市内協力飲食店で利用できるクーポン券を景品として組み込んでおります。 予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。また、議案第16号で御説明いたしました国民健康保険被保険者に係る予算を事業費総額から差し引いた額を一般会計分としてお願いするものでございます。 次に、147ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の102ページを御参照ください。 新生児聴覚検査助成事業に係る予算636万1,000円でございます。新生児の聴覚障害を早期に発見するため、検査費用の一部を助成し、経済的な負担の軽減とともに受診の拡大を図るものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 次に、同じく147ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の101ページを御参照ください。 不妊検査・治療費等助成事業に係る予算1,438万6,000円でございます。晩婚化が進展する中で不妊の問題は一層深刻となっていることから、子供を望む夫婦に対して、早期の不妊検査・治療に要する費用の一部を助成することにより負担の軽減を図るものでございます。予算の内訳につきましては、事業概要調書右側の事業費欄に記載のとおりでございます。 次に、恐れ入りますが、一般会計予算書の12ページをお願いいたします。 債務負担行為でございます。 下から3段目の保健センター健康管理業務受付等委託料につきましては保健センター健康管理課の一部業務の委託を引き続き行うため、その下の保健センター総合管理委託料につきましては引き続き施設総合管理を行うため、その下の精神障害者アウトリーチ支援事業委託料につきましては引き続き事業を継続するため、それぞれお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 健康推進部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。  ----------------------------- △休憩の宣告 ○末吉美帆子議長 上程議案に対する担当者の説明の途中ですが、暫時休憩いたします。午後3時3分休憩  -----------------------------午後3時25分再開 出席議員    22名     1番    4番    5番    6番    7番    8番     9番   10番   11番   12番   15番   17番    20番   22番   23番   24番   26番   28番    29番   30番   32番   33番 欠席議員     9名     2番   14番   16番   18番   19番   21番    25番   27番   31番地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      経営企画部長   総務部長 環境クリーン部長 産業経済部長   街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事      上下水道事業管理者 教育長 △再開の宣告 ○末吉美帆子議長 再開いたします。 休憩前に引き続き、会議を進めます。  ----------------------------- △議案の説明(続き) ○末吉美帆子議長 上程議案に対する担当者の説明を続けます。 それでは、廣川環境クリーン部長     〔廣川澄芳 環境クリーン部長 登壇〕 ◎廣川環境クリーン部長 それでは、環境クリーン部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、一般会計補正予算、次に、一般会計当初予算について説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の70ページをお願いいたします。 4款衛生費、01環境総務費、7節報償費、01講師謝礼及び8節旅費、04外国旅費、合わせて50万6,000円の減と、その下の03生活環境衛生費、12節委託料、57「環境美化の日」ごみ回収業務委託料289万7,000円の減でございますが、いずれも新型コロナウイルス感染症拡大等に関係する影響により事業が中止になったことに伴いまして減額をお願いするものでございます。 次に、その下の04みどり推進費、1節報酬、21会計年度任用職員報酬及び3節職員手当等、25期末手当(会計年度任用職員分)並びに8節旅費、21費用弁償(会計年度任用職員分)、合わせまして144万7,000円の減でございますが、本年度、会計年度任用職員の採用を予定しておりましたが、正規職員が配属となりましたことから不用額の減額をお願いするものでございます。 次に、12節委託料、42保全管理計画等策定業務委託料140万4,000円の減でございますが、三ケ島二丁目里山保全地域におけます保全管理計画の策定業務委託につきまして、契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、06緑の基金積立金、24節積立金、31緑の基金積立196万9,000円の追加でございますが、団体や個人の方から頂きました寄附金及び募金箱、イベント等での募金169万3,000円並びに歳入予算に計上されておりますふるさと応援寄附金のうち、みどりの保全及び緑化の推進に関する事業に係る分27万6,000円につきまして緑の基金に積み立てるものでございます。 なお、この結果、年度末における緑の基金の積立残高は約4億9,000万円となる見込みでございます。 次に、73ページをお願いいたします。 02塵芥処理費、12節委託料、52一般廃棄物収集運搬業務委託料358万円の減でございますが、契約差金が生じましたことから減額をお願いするものでございます。 次に、03東部クリーンセンター費の財源変更でございますが、一般廃棄物等処分手数料のうち、事業系一般廃棄物の搬入量が減少したことによります手数料の収入減と鉄類などに係ります有価物売払収入の増によりましてお願いするものでございます。 次に、04西部クリーンセンター費の財源変更でございますが、東部クリーンセンターと同様に、一般廃棄物等処分手数料の収入減によりましてお願いするものでございます。 次に、06一般廃棄物最終処分場整備費、12節委託料、15物件調査委託料及び59仮称第2一般廃棄物最終処分場搬出入路土地評価業務委託料、合わせまして1,129万円の減でございますが、搬出入路の計画変更によりまして、それぞれの業務量が縮小したことにより減額をお願いするものでございます。 次に、07収集管理事業費、10節需用費、02燃料費300万円の減でございますが、燃料価格が当初見込みに比べ、安価に推移しましたため減額をお願いするものでございます。 次に、74ページをお願いいたします。 01減量・リサイクル推進費、18節負担金補助及び交付金、72集団資源回収事業参加協力業者助成金1,266万4,000円の減でございますが、古紙市況につきまして、当初見込みに比べ市況価格が下がらず、助成金単価が抑制できましたことから減額をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前にお戻りいただきまして、9ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の39ページ、40ページを御参照ください。 第4表債務負担行為補正でございます。 2行目の東部クリーンセンター長期包括運営業務委託料及び3行目の西部クリーンセンター長期包括運営業務委託料でございますが、平成30年度から開始いたしました長期包括運営事業につきましては、東部クリーンセンターは18年、西部クリーンセンターは14年と契約期間が長期にわたりますことから、物価変動に伴います契約金額の見直しを行うこととしております。令和3年度につきましては、人件費及び薬剤費の上昇に伴いまして、既契約額に対しまして、それぞれ記載のとおりの増額が見込まれますことから債務負担行為をお願いするものでございます。 補正予算の説明につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第12号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の136ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の103ページを御参照ください。 01環境総務費、7節報償費、01講師謝礼11万5,000円のうち1万5,000円及び02謝礼12万1,000円のうち2万円でございますが、ゼロカーボンシティ実現に向け、主に地球温暖化対策に関する基礎知識を持ち、主体的な環境行動ができる人材をマチエコリーダーとして育成するための費用をお願いするものでございます。 なお、その他の関連費用につきましては、議案資料に記載のとおりでございます。 次に、同じく02謝礼12万1,000円のうちの6万1,000円及び10節需用費、01消耗品費117万7,000円のうちの9万円並びに11節役務費、14ボランティア賠償責任保険料5,000円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の104ページを御参照ください。 脱炭素社会の実現に向け、今後の環境施策の推進につなげるため、イギリスやフランスで行われました市民目線で地球温暖化対策を考える気候市民会議のようなものが本市で行えるかなどの検証も含めまして、公募市民や事業者等によるワークショップを年2回程度開催するための費用及び次世代自動車の災害時での活用について、令和2年度に日産自動車との連携協定を結びましたが、さらに市民などに広く協力をお願いし、電気自動車や燃料電池自動車を災害時の避難所で活用する災害時協力登録車制度のための費用をお願いするものでございます。 なお、マチごとエコタウン推進事業としましては、このほかにも太陽光発電設備や蓄電池などの創エネ・省エネ・蓄エネ機器、ZEH住宅、断熱改修などのエコリフォームなどに対する助成を行うことによりまして、エネルギーの効率的利用や再生可能エネルギーの導入などを推進するためのスマートハウス化推進補助事業などの費用をお願いするものでございます。これらの関連費用につきましては、議案資料に記載のとおりでございます。 次に、137ページをお願いいたします。 11節役務費、02手数料109万5,000円のうち22万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の105ページを御参照ください。 再生可能エネルギーの普及推進を図りますため、毎月25日を、その日1日の全ての使用電力を再生可能エネルギーとする所沢版RE100の日につきまして、引き続き実施するための費用をお願いするものでございます。 なお、再生可能エネルギー普及推進事業といたしましては、引き続き、メガソーラー所沢及びフロートソーラー所沢の適正な運営に努めますほか、市が出資しております地域新電力会社を通じた環境にやさしい電力の市域への普及につきましても推進を図ってまいります。 次に、14節工事請負費をお願いいたします。 34公共施設太陽光発電設置工事990万円でございますが、ゼロカーボンシティの実現に向けまして、公共施設に太陽光発電設備を整備することにより、再生可能エネルギーの普及推進と市域の一層の脱炭素化を進めるものでございまして、令和3年度は安松保育園に太陽光発電システムを設置するための費用をお願いするものでございます。 次に、139ページをお願いいたします。 03生活環境衛生費、12節委託料、54害虫及び有害鳥獣駆除委託料35万4,000円でございますが、近年増加傾向にございます特定外来生物のアライグマにつきましては、埼玉県アライグマ防除実施計画に従いまして捕獲しているところでございますが、その際に生活被害をもたらすハクビシンが錯誤捕獲された場合の駆除費用及び安全な生活を確保するために、スズメバチの被害やカラスの威嚇攻撃を未然に防止するための費用をそれぞれお願いするものでございます。 次に、141ページをお願いいたします。 04みどり推進費、12節委託料、74グリーンカーペット維持管理委託料41万円でございますが、公共施設を緑化することによりまして、まちなかのみどりを効果的に創出するため、県の事業でございますみどりいっぱいの園庭・校庭促進事業の補助を活用しまして、芝生化した園庭につきまして適切に維持・管理するための費用をお願いするものでございます。 次に、14節工事請負費、41狭山湖ふれあい橋周辺整備工事3,080万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の109ページを御参照ください。 令和2年第4回定例会におきまして債務負担行為の補正をお認めいただきました本事業に関する費用をお願いするものでございまして、今年度中に工事契約を締結しまして、令和3年度に業務を完了できるよう進めているところでございます。 次に、その下の42上山口地内施設整備工事747万6,000円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の106ページを御参照ください。 豊かな里山の景観の継承、多様な生物の生息・生育空間の確保を図りますため、上山口堀口天満天神社周辺里山保全地域内に残されました貴重な水田の保全管理を進めるに当たりまして、管理作業用倉庫などを整備するための費用をお願いするものでございます。 次に、その下の43みどりのエコスポット整備工事520万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の107ページを御参照ください。 所沢市みどりの基本計画におきまして、重点的に緑化に配慮すべき区域として定めました緑化重点地区内の低未利用地のうち、300㎡未満の土地につきまして、貴重なまちなかにおける動植物の生息・生育地としてのみどりを創出いたしますとともに、市民の憩いの場として整備するための費用をお願いするものでございます。 次に、16節公有財産購入費、61保全緑地用地購入費2,524万7,000円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の108ページを御参照ください。 市や県によって保全施策を推進しております重要な緑地につきまして、土地所有者から買取りの相談がございましたことから、民間等に売却、開発された場合の影響を考慮いたしまして、購入するための費用をお願いするものでございます。購入いたします土地につきましては、北野南二丁目里山保全地域内の北野南二丁目28番14ほか10筆の山林等でございまして、全体面積は9,286㎡でございます。 なお、埼玉県の身近な緑公有地化事業の対象となります土地につきましては、埼玉県と2分の1ずつ購入する予定でございます。 次に、143ページをお願いいたします。 06緑の基金積立金、24節積立金54万6,000円でございますが、利子の積立てなどによるものでございます。 その下の07マチごとエコタウン推進基金積立金、24節積立金7,242万7,000円でございますが、メガソーラーなどの売電収入及び水素ステーションの土地貸付収入などと利子積立てによるものでございます。 なお、令和3年度末におけますマチごとエコタウン推進基金の積立残高は約3億9,400万円となる見込みでございます。 次に、少し飛びまして、148ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の110ページを御参照ください。 02清掃総務事務費、1節報酬、31廃棄物減量等推進審議会委員報酬83万円及び149ページの12節委託料、64一般廃棄物減量化方策支援業務委託料3,600万円でございますが、本年度開催いたしました廃棄物減量等推進審議会におきまして、ごみ減量の新たな施策といたしまして、ごみ有料化施策に期待するとの御意見をいただいておりますことから、引き続き、ごみ減量及び資源化を推進するための具体的な施策を第11期廃棄物減量等推進審議会におきまして御審議いただくとともに、ごみ組成や市民の意識調査などを実施するための費用をお願いするものでございます。 次に、その上の63リユース食器利用促進業務委託料50万円及び13節使用料及び賃借料、31ウォーターサーバー借料67万円をお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の111ページを御参照ください。 マチごとプラスチックごみ削減を推進するため、自治会・町内会が実施いたしますイベントなどでのリユース食器の貸出しやマイボトルの利用を推進する給水スポットを公共施設に設置するための費用をお願いするものでございます。 次に、151ページをお願いいたします。 03東部クリーンセンター費、12節委託料、54長期包括運営業務委託料13億3,763万8,000円でございますが、先ほど議案第2号において債務負担行為補正におきまして御説明申し上げました物価変動による固定費の追加分1,383万3,000円を含みまして、令和3年度分の東部クリーンセンターの長期包括運営に係ります費用をお願いするものでございます。 なお、内訳でございますが、ごみ処理量にかかわらず必要な経費でございます固定費が11億8,263万5,300円、ごみ処理量に応じた経費でございます変動費が1億5,500万2,100円となっているところでございます。 次に、152ページをお願いいたします。 18節負担金補助及び交付金、46清掃施設周辺下水道整備負担金1億3,905万2,000円でございますが、クリーンセンター周辺地域におけます生活環境の向上を図りますため、南永井大岾地区における下水道整備を実施いたすための費用をお願いするものでございます。 なお、清掃施設周辺整備事業によります下水道整備は、令和3年度をもって完了となるものでございます。 次に、153ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の113ページを御参照ください。 04西部クリーンセンター費、12節委託料、41北野一般廃棄物最終処分場浸出液処理施設改修設計等業務委託料3,397万9,000円でございますが、令和2年第4回定例会におきまして債務負担行為の補正をお認めいただきました本事業に関する費用をお願いするもので、今年度中に委託契約を締結し、令和3年度に業務を完了できるように進めているところでございます。 次に、その下の55長期包括運営業務委託料9億8,089万6,000円でございますが、先ほど御説明いたしました東部クリーンセンターと同様に、債務負担行為補正での物価変動によります固定費の追加分428万9,000円を含みまして、令和3年度分の西部クリーンセンターの長期包括運営に係ります費用をお願いするものでございます。 内訳でございますが、固定費が8億6,667万200円、変動費につきましては1億1,422万4,880円となっているところでございます。 次に、154ページから155ページの06一般廃棄物最終処分場整備費でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の112ページを御参照ください。 (仮称)第2一般廃棄物最終処分場の整備につきましては、地元自治会をはじめとしまして柳瀬地区の皆様の多大なる御理解、御協力を賜り、事業を推進しているところでございます。令和3年度の主な取組でございますが、処分場の設計及び建設を請け負います事業者を選定するための委員会の費用といたしまして、1節報酬、31(仮称)第2一般廃棄物最終処分場設計及び建設事業者選定委員会委員報酬28万8,000円及び8節旅費、01費用弁償5万3,000円をお願いするものでございます。 また、本業務に係る支援業務といたしまして、12節委託料、60(仮称)第2一般廃棄物最終処分場整備アドバイザリー業務委託料2,871万円をお願いするものでございます。 次に、処分場用地及び搬出入路用地の購入を進めますため、16節公有財産購入費、52(仮称)第2一般廃棄物最終処分場用地購入費1億3,841万5,000円などをお願いするものでございます。 以上で、歳出予算説明書の説明を終わりまして、次に、恐れ入りますが、予算書の9ページのほうにお戻りいただきますようによろしくお願いいたします。 第2表継続費でございます。 4款衛生費、2項清掃費、(仮称)第2一般廃棄物最終処分場整備事業でございますが、先ほど御説明申し上げました最終処分場の整備に要する費用につきまして、令和3年度中に工事契約締結を行いまして、令和7年度までの継続事業としてお願いするものでございます。 継続費総額は67億4,262万6,000円となっておりまして、年割額につきましては予算書に記載のとおりでございます。 設計及び建設工事のスケジュールでございますが、令和3年度に設計・建設を一括して発注する事業者を選定いたしまして、契約締結を行い、その後、設計及び建設工事に着手し、令和7年10月の供用開始を目指すものでございます。 なお、国からの交付金につきましては、対象事業費を約55億円とし、その3分の1に当たります約18億円を見込んでいるものでございます。 次に、13ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為でございます。 1行目の測定分析機器借料でございますが、大気汚染常時監視測定局5か所のうち、北野測定局、中富測定局の気象観測計各1台及び和ケ原測定局のPM2.5測定器1台を更新するためのリース費用につきまして債務負担行為をお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。 令和3年度の環境クリーン部の当初予算につきましては、ゼロカーボンシティ実現に向けたキックオフ予算と掲げまして、既存の枠にとらわれないムーンショット型政策を行い、目標に向け邁進してまいります。 環境クリーン部所管の議案の説明につきましては、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、植村産業経済部長     〔植村里美 産業経済部長 登壇〕 ◎植村産業経済部長 それでは、産業経済部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、令和2年度一般会計補正予算、次に、令和3年度一般会計当初予算の順で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 歳出予算説明書の75ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー1の44ページを御参照ください。 7款商工費、01商業振興費、12節委託料、70ところざわ産品情報発信業務委託料480万円の追加でございますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者の事業継続を支援するため、所沢産品販路拡充事業として、インターネット上に開設いたしました「とこモール」について、運営の継続とともに掲載店舗と利用者の拡大をさらに図るためのネット通販に関するセミナーの開催やイベント等の事業を委託するものでございます。 なお、実施に当たりましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一部活用する予定でございます。 次に、その下の77安全・安心な店舗支援業務委託料608万2,000円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の42ページを御参照ください。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市内の飲食店等に対して、安全・安心な店舗運営に必要な感染症予防の効果的な対策等に係る研修を委託により行い、併せて、市民に対しても、手指消毒や会食時のルール等についてホームページ上で啓発を行うものでございます。 なお、こちらにつきましても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一部活用する予定でございます。 次に、その下の18節負担金補助及び交付金、55旧コンポストセンター跡地ブリッジ建設負担金1,111万1,000円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の45ページを御参照ください。 COOL JAPAN FOREST構想における周辺環境整備の一環として、ところざわサクラタウンと隣接する所沢市観光情報・物産館とをつなぐブリッジは、株式会社KADOKAWAと共同で整備を進めてまいりましたが、このたび、工事に係る金額が確定し、株式会社KADOKAWAに設計・建設に係る費用の50%に相当する金額を負担金として支払うに当たり、予算額の不足が見込まれることから追加をお願いするものでございます。 次に、その下、88テイクアウト等事業転換補助金1,276万9,000円の減でございますが、申請件数が当初の見込みを下回ったことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下、89商店街事業継続給付金128万円の減でございますが、こちらも申請件数が当初の見込みを下回ったことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の92換気促進機器導入補助金2,000万円の追加でございます。併せまして、議案資料ナンバー1の46ページを御参照ください。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための換気を促進するために必要な換気促進機器、サーキュレーター、換気扇、網戸等の導入などを行う市内の小規模事業者に対しまして、現在、資機材の導入及び改修費用の一部を補助しているところでございますが、新たに二酸化炭素濃度測定器を対象に加え、換気の促進を継続的に実施するため費用の追加をお願いするものでございます。 なお、補助率は10分の9、補助限度額は10万円とするものでございます。 こちらの事業につきましても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一部活用する予定でございます。 次に、その下の94ところざわ応援食事券事業補助金3億円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の43ページを御参照ください。 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受け実施されております埼玉県による営業時間短縮の要請により、売上が減少した市内の飲食店への支援を目的として、所沢商工会議所等で組織する実行委員会が、所沢版GoToEat事業として実施する、プレミアム率30%、総額9.1億円の食事券事業に対して補助金を交付するため追加をお願いするものでございます。 なお、実施に当たりましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一部活用する予定でございます。 次に、その下の7款商工費、03産業振興費、7節報償費、02謝礼897万9,000円の減でございますが、雇用調整助成金の相談会に係る費用について、当初の見込みを下回ったことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の11節役務費、01通信運搬費1万9,000円とその下の18節負担金補助及び交付金、84小規模事業者持続的発展支援補助金3,750万円の合計3,751万9,000円の追加でございますが、併せまして、議案資料ナンバー1の41ページを御参照ください。 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、ポストコロナの状況に対応したビジネスモデルへの転換に係る費用の一部を補助する国の小規模事業者持続化補助金を活用する小規模事業者に対して、自己負担額の一部を補助するものでございます。補助率は自己負担額の2分の1、上限額を25万円とするものでございます。この事業につきましても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一部活用する予定でございます。 続きまして、12節委託料、70小規模事業者等臨時給付金業務委託料1,461万1,000円とその下の18節負担金補助及び交付金、83小規模事業者等臨時給付金320万円の合計1,781万1,000円の減でございますが、契約差金が生じたこと及び申請件数が当初の見込みを下回ったことから減額をお願いするものでございます。 次に、その下の7款商工費、04地域産業活性化基金積立金、24節積立金、31地域産業活性化基金積立17万9,000円の追加でございますが、ふるさと応援寄附金のうち、地域産業の活性化に関する事業に係る分につきまして、地域産業活性化基金に積み立てるものでございます。 なお、この結果、年度末における地域産業活性化基金の積立残高は約3億2,100万円となる見込みでございます。 続きまして、財源変更についてでございます。 歳出予算説明書の75ページ及び議案資料ナンバー1の64ページを御参照ください。 7款商工費、01商業振興費及び03産業振興費につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のこれまでの充当額に変更が生じたため、財源変更をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の7ページをお願いいたします。 第3表繰越明許費補正でございます。 3行目の7款商工費、1項商工費、所沢元気回復プロジェクトとして実施いたしますところざわ産品販路拡充事業から小規模事業者持続的発展支援補助金交付事業までの6事業につきましては、それぞれ年度内に事業が完了しないことから繰越明許をお願いするものでございます。 なお、繰越額につきましては、記載のとおりでございます。 補正予算に関する説明は、以上でございます。 次に、議案第12号をお願いいたします。 歳出予算説明書の165ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の114ページを御参照ください。 前のページから続きます5款労働費、03勤労者福祉施設費、14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)4,489万1,000円でございますが、所沢市公共建築物修繕計画に基づき、ラーク所沢の屋根の防水工事を実施するものでございます。 次に、歳出予算説明書の170ページをお願いいたします。 前のページから続きます6款農林水産業費、01農業振興対策費、18節負担金補助及び交付金、99認定農業者等経営改善推進事業費補助金2,115万円でございますが、意欲と能力を持ち、地域農業の中心的な担い手となる認定農業者の農業経営改善を推進するため、農業機械や施設の導入費用に対する補助のほかに、施設の修繕費用を新たに補助対象に加え、事業の充実を図るものでございます。 次に、歳出予算説明書の171ページをお願いいたします。 6款農林水産業費、03地産地消推進事業費、7節報償費から12節委託料までの合計223万3,000円でございますが、市内で生産された新鮮で安全・安心な所沢農産物について、農業者団体や生産者の方々にも御協力いただきながら、顔の見える形での周知PR及びイメージアップを図り、さらなる消費拡大を目指すものでございます。 次に、歳出予算説明書の175ページから176ページをお願いいたします。併せて、議案資料ナンバー2の115ページを御参照ください。 7款商工費、03産業振興費のうち、事業概要調書の事業費欄の合計3,570万7,000円でございますが、企業誘致活動推進事業として、必要な費用をお願いするものでございます。 主な事業といたしまして、事業概要調書の事業費のうち、8節旅費、02普通旅費26万2,000円でございますが、立地を検討する企業や立地の候補地となる土地・建物の所有者、また、そのような情報を把握している団体・機関・企業への訪問、視察などに係る費用をお願いするものでございます。 また、18節負担金補助及び交付金、80企業立地等奨励金2,928万6,000円につきましては企業の立地、拡大を推進するための費用を、82都市型産業等育成補助金547万円につきましては事業所の賃借料を支援するための費用をそれぞれお願いするものでございます。 次に、歳出予算説明書の178ページから179ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の116ページを御参照ください。 前のページから続きます7款商工費、01観光振興費のうち、事業概要調書の事業費欄の合計6億7,085万円でございますが、今年5月にオープンを予定しております所沢市観光情報・物産館整備事業として、必要な経費をお願いするものでございます。 主な事業といたしまして、事業概要調書の事業費のうち、12節委託料、73旧コンポストセンター跡地利活用事業モニタリング業務委託料47万8,000円、74所沢市観光情報・物産館施設維持管理業務委託料900万8,000円、14節工事請負費、32所沢市観光情報・物産館建設工事5億3,523万円、16節公有財産購入費、81PFI事業費割賦分(所沢市観光情報・物産館)2,949万8,000円でございますが、PFI事業で進めております所沢市観光情報・物産館の整備に必要な費用をお願いするものでございます。 12節委託料、71所沢市観光情報・物産館管理委託料7,730万9,000円でございますが、所沢市観光情報・物産館の運営に係る指定管理者への管理委託料をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、予算書の10ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為でございます。 1行目の勤労者等借入資金利子補給金から6行目の埼玉県信用保証協会との損失補償契約に基づく補償までの6件でございますが、いずれも利子補給が複数年に及びますことなどからお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、いずれも記載のとおりでございます。 続きまして、13ページをお願いいたします。 2行目の都市型産業等育成補助金でございますが、企業誘致活動推進事業におきまして、事業所の賃借料に対する補助対象期間を2年間とするためお願いするものでございます。 次に、その下の3行目、照明器具借上料でございますが、観光拠点等施設整備事業の一環といたしまして、令和4年3月下旬から4月上旬にかけ、照明器具を借り上げ、東川の桜並木のライトアップを行うためお願いするものでございます。 なお、期間及び限度額につきましては、記載のとおりでございます。 以上、産業経済部の令和3年度予算のキャッチフレーズは、今年も魅せます!ところざわ盛りアゲ予算でございます。先ほど御説明いたしました所沢市観光情報・物産館、愛称YOT-TOKOのオープンや所沢元気回復プロジェクトをはじめ様々な事業を行い、令和3年度の所沢を盛り上げてまいりたいと考えております。 産業経済部所管の議案説明は、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、埜澤まちづくり計画部長     〔埜澤好美 街づくり計画部長 登壇〕 ◎埜澤街づくり計画部長 それでは、街づくり計画部所管の議案につきまして御説明申し上げます。 説明の順序でございますが、初めに、令和2年度の補正予算について、一般会計、特別会計の順で、続いて、条例、最後に、令和3年度の当初予算について、一般会計、特別会計の順で御説明させていただきます。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、歳出予算説明書の77ページをお願いいたします。 上段の8款土木費、03建築指導・建築確認費、18節負担金補助及び交付金、71我が家の耐震診断・耐震改修補助金210万円の減でございますが、補助の申請件数が当初の見込みよりも少なかったことから減額をお願いするものでございます。 次に、78ページをお願いいたします。 下段の8款土木費、01道路新設改良等工事費、12節委託料、54土地評価委託料163万5,000円の減でございますが、三ケ島工業団地周辺地区で土地区画整理事業の予定区域を通り抜ける上藤沢・林・宮寺間新設道路の2工区部分について、用地取得に係る土地評価委託料に契約差金が生じたため減額をお願いするものでございます。 次に、80ページをお願いいたします。 上段の8款土木費、02都市計画事務費、12節委託料、53所沢市域全図作成業務委託料115万円の減でございますが、契約差金が生じたため減額をお願いするものでございます。 続いて、82ページをお願いいたします。 上段の8款土木費、01土地区画整理事務費、12節委託料、46環境影響評価業務委託料2,685万円の減でございますが、三ケ島工業団地周辺地区での産業団地創出に係る環境影響評価手続における調査及び準備書の作成を予定しておりましたが、環境影響評価手続と同時期に行う市街化区域編入手続が埼玉県との協議により令和3年度以降となりましたことから、このうちの準備書作成に係る部分の減額をお願いするものでございます。 次に、その下の18節負担金補助及び交付金、44土地区画整理事業推進支援補助金6,725万1,000円の減でございますが、土地区画整理組合または準備組合が行う補助対象事業の工程を見直し、実施時期を調整したため減額をお願いするものでございます。 次の83ページをお願いいたします。 前ページから続く01中心市街地整備費、21節補償補填及び賠償金、02物件移転等補償料304万2,000円の減でございますが、ファルマン通り交差点改良事業におきまして、令和元年度に所沢市土地開発公社が取得した対象用地2件について、公社から所沢市への譲渡金額が確定したことから減額をお願いするものでございます。 以上で、一般会計補正予算を終わりまして、続きまして、特別会計の補正予算について御説明させていただきます。 議案第4号の2ページから3ページをお願いいたします。 第1表継続費補正でございます。 議案としてお願いしております令和3年度特別会計の当初予算案が整いましたことに伴い、令和3年度の年割額を6億8,846万4,000円から2億1,700万円に変更するものでございます。また、継続費の期間が令和3年度末までとなっておりますことから、総額を142億4,267万5,000円から137億7,121万1,000円に変更するものでございます。 以上で、特別会計補正予算を終わりまして、次に、条例について御説明申し上げます。 議案第33号をお願いいたします。 議案資料はナンバー3の107ページから121ページで、そのうちの109ページから120ページが新旧対照表、121ページが概要資料でございます。 それでは、121ページの所沢市建築・開発関係手数料条例の一部改正に関する概要資料を御参照ください。 本条例は、令和3年4月1日に施行される建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律、いわゆる建築物省エネ法の一部改正等に伴い、対象となる建築物の範囲が拡大することから、手数料区分の細分化など必要な事項を定めるため所要の改正を行うものでございます。 建築物省エネ法の規定により、一定規模以上の非住宅を含んだ建築物を新築等する場合、その計画が国で定められた省エネ基準に適合しているかどうかの判定を受けることとされており、これを建築物エネルギー消費性能適合性判定と申します。 概要資料の別表第9の上段、建築物エネルギー消費性能適合性判定の概要を御覧ください。 イメージ図及びその右の枠内にございますように、建築物に使用する照明やエアコンなどのエネルギー消費量の合計は、これは設計一次エネルギー消費量と申しますが、これが基準一次エネルギー消費量以下であることを確認するものでございます。 次に、その下の項1を御覧ください。 今回の改正では、適合性判定の対象となる非住宅の建築物を建築する際の全体床面積が現行の2,000㎡以上から300㎡以上に引下げられ、対象範囲が拡大されました。手数料算定の対象となる床面積については、全体床面積ではなく、審査の必要となる非住宅部分のみの床面積となりまして、全国的な傾向や本市のこれまでの状況等を踏まえますと、1,000㎡未満の規模の申請が多くなるものと見込まれます。このことから、実態に応じた手数料区分とするため、現行の300㎡以上2,000㎡未満の区分を、1,000㎡を境に、新たな区分①と新たな区分②に細分化するものでございます。 また、項2、項3、項5、項7及び項8につきましても、一次エネルギー消費性能に係る審査を行いますことから、同様に改正をするものでございます。 加えまして、項1、項2及び項8につきましては、複数の建築物が評価機関等の技術審査を受けた場合の申請にも対応できるよう、併せて規定の整備をするものでございます。 次に、同じく概要資料の別表第7でございますが、低炭素建築物新築等計画の認定におきましても一次エネルギー消費性能に係る審査を行いますことから、同様に改正するものでございます。 また、最下段のその他といたしまして、法改正に伴う条項ずれに対応するために規定を整備するものでございます。 なお、附則でございますが、議案の7ページを御覧ください。 施行日を公布の日からとし、別表第7及び別表第9の改正規定につきましては、令和3年4月1日から施行とするものでございます。 条例関係の説明につきましては、以上でございます。 次に、令和3年度当初予算について御説明いたします。 一般会計からでございます。 恐れ入りますが、議案第12号の一般会計歳出予算説明書の195ページをお願いいたします。 8款土木費、02都市計画事務費、12節委託料、41都市計画基礎調査業務委託料2,100万円でございますが、都市計画法第6条第1項の規定に基づき、都市計画の策定や見直し等を適正に行うことを目的として、5年ごとに土地利用状況、人口、産業や交通等の現況を定量的に把握するための調査業務委託の費用をお願いするものでございます。 次の196ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の121ページを御参照ください。 前ページから続く12節委託料、62都市拠点土地利用デザイン支援業務委託料867万9,000円でございますが、本市の重要な拠点である所沢駅周辺におきまして、土地利用や都市デザイン、エリアマネジメントの方向性を示すに当たり、市民や事業者と行政がビジョンを共有できるよう、グランドデザイン等を作成するための委託費用をお願いするものでございます。 続いて、下の63特定生産緑地指定支援業務委託料400万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の119ページを御参照ください。 平成4年の生産緑地の指定から30年が経過する令和4年12月までに、所有者の意向に基づき特定生産緑地の指定を進めるため、手続に必要な図面等を作成する委託費用をお願いするものでございます。 続いて、下の65マンション管理実態調査業務委託料500万円でございますが、併せまして、議案資料ナンバー2の120ページを御参照ください。 市内の分譲マンションの管理組合に対し、アンケート調査や現地訪問等によってマンションの管理状況を把握し、管理不全に陥っている要支援マンションを抽出するための委託の費用をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻っていただき、歳出予算説明書の188ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の125ページを御参照ください。 8款土木費、01道路新設改良等工事費、16節公有財産購入費、51用地購入費2億242万6,000円でございますが、三ケ島工業団地周辺地区で土地区画整理事業の予定区域を通り抜ける上藤沢・林・宮寺間新設道路の2工区部分の用地取得費用をお願いするものでございます。 なお、125ページの事業概要調書の事業費欄のうち、細節名称に道路と記した10節の01消耗品費、11節の05不動産鑑定料、12節の16除草作業委託料、41測量委託料、42物件調査委託料、52登記委託料、21節の02物件移転等補償料など、2工区部分の用地取得に伴う一連の費用につきましても、記載のとおりそれぞれ歳出予算説明書の188ページから189ページの記載の額に含まれているものでございます。 次に、ページ飛びまして、204ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2は、同じく125ページを御参照ください。 下段の8款土木費、01土地区画整理事務費、12節委託料、56土地利用転換推進業務委託料3,882万3,000円でございますが、市街化区域への編入を目指す下安松東地区及び三ケ島工業団地周辺地区につきまして、都市計画の変更に必要な資料作成や説明会開催支援などの費用のほか、上安松、下安松西地区における道路計画の作成や関越自動車道所沢インターチェンジ周辺地区における土地利用計画案の作成、説明会開催支援などの費用をお願いするものでございます。 続いて、205ページをお願いいたします。 前ページから続く01土地区画整理事務費、18節負担金補助及び交付金、44土地区画整理事業推進支援補助金7億998万2,000円でございますが、北秋津・上安松土地区画整理事業における調整池の整備など、令和2年度に引き続き、公共施設の整備等を図るための事業費を組合に対して補助するものに加え、下安松東地区、上安松、下安松西地区及び三ケ島工業団地周辺地区における区画整理事業の実施に向けた測量、調査、計画の作成など、組合設立に向けた事業について、地権者組織を支援するための補助としてお願いするものでございます。 続いて、その下の45北秋津・上安松土地区画整理事業公共施設管理者負担金2億2,400万円でございますが、北秋津・上安松土地区画整理事業地区内における緑地保全に係る費用としてお願いするものでございます。 続いて、同じ205ページの中ほどの02狭山ケ丘土地区画整理特別会計繰出金2億1,499万9,000円でございますが、特別会計への繰出金をお願いするものでございます。 次に、207ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の126ページをお願いいたします。 下段の8款土木費、01中心市街地整備費、12節委託料、50設計委託料9,614万6,000円のうち1,500万円でございますが、所沢東町地区第一種市街地再開発事業の施行区域内において、都市計画道路中央通り線の拡幅整備を行う中で、整備後の歩道空間の無電柱化を進めるため、設計に係る費用をお願いするものでございます。 続いて、議案資料ナンバー2の127ページをお願いいたします。 同じく50設計委託料のうちの414万6,000円でございますが、ファルマン通り交差点の改良工事に係る詳細設計の費用をお願いするものでございます。 続いて、その下の61土地評価業務委託料294万6,000円でございますが、日東地区に必要な骨格道路を整備するに当たり、あらかじめ取得用地の土地の評価を行うものでございます。 続いて、208ページ、18節負担金補助及び交付金、49所沢東町地区市街地再開発事業費公共施設管理者負担金7,640万円でございますが、所沢東町地区の市街地再開発事業を施行する組合に対し、都市計画道路中央通り線の拡幅整備に係る費用を負担金として交付するためお願いするものでございます。 その下の50所沢東町地区市街地再開発事業費補助金1億4,940万円でございますが、再開発組合に対し、施設建築物工事並びに工事監理に係る補助対象事業について支援するための補助金をお願いするものでございます。 次に、210ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の123ページを御参照ください。 8款土木費、03市営住宅維持費、12節委託料、46市営住宅等長寿命化計画策定委託料500万円でございますが、現在の所沢市営住宅等長寿命化計画の計画期間が令和3年度に終了することに伴い、令和4年度以降の計画を策定するための費用をお願いするものでございます。 次に、211ページをお願いいたします。併せまして、議案資料ナンバー2の124ページを御参照ください。 前ページから続く03市営住宅維持費、14節工事請負費、02施設改修工事(施設整備事業分)1億2,375万円でございますが、所沢市公共建築物修繕計画及び所沢市営住宅等長寿命化計画に基づき、市営住宅東所沢和田団地の屋根及び外壁の改修工事に係る費用をお願いするものでございます。 以上で、一般会計歳出予算説明書の説明を終わりまして、一般会計予算書をお願いいたします。 10ページからの第3表債務負担行為でございます。 13ページをお願いいたします。 6行目の環境影響評価業務委託料でございますが、三ケ島工業団地周辺地区における産業団地の創出に係る環境影響評価の手続を進めるに当たり、期間を要することから債務負担行為をお願いするものでございます。 続いて、下の借上市営住宅借料でございますが、現在、独立行政法人都市再生機構から市営住宅として借り上げております新所沢けやき通り西団地が、令和4年3月22日で契約期間の満了となりますことから、契約の更新に伴いまして債務負担行為をお願いするものでございます。 以上で、一般会計当初予算を終わりまして、最後に、狭山ケ丘土地区画整理特別会計予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案第14号をお願いいたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億1,700万円と定めるものでございます。 歳出予算説明書の35ページをお願いいたします。 前のページから続く1款狭山ケ丘土地区画整理事業費、01事業費、14節工事請負費、31下水道管渠築造工事489万4,000円及びその下の32道路新設工事967万1,000円でございますが、仮換地指定地の整備のための費用をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、20ページをお願いいたします。 歳入でございます。 上段の1款繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、2億1,499万9,000円をお願いするものでございます。 所管する議案の説明につきましては、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 次に、吉田街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事     〔吉田直樹 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 登壇〕 ◎吉田街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 それでは、所沢駅西口まちづくり担当所管分の議案につきまして御説明いたします。 説明の順序でございますが、初めに、令和2年度の補正予算について、一般会計、特別会計の順で。続いて、工事請負契約の一部変更について、最後に、令和3年度の当初予算について、一般会計、特別会計の順で御説明させていただきます。 初めに、議案第2号をお願いいたします。 恐れ入りますが、82ページの歳出予算説明書をお願いいたします。 中ほどの8款土木費、03所沢駅西口土地区画整理特別会計繰出金、27節繰出金8,582万7,000円の繰り出しの追加でございますが、工事費の増額をはじめ、工事工程の見直しにより、保留地処分が先送りになりましたことから、所沢駅西口土地区画整理特別会計への繰り出し追加をお願いするものでございます。 続きまして、下段の8款土木費、01中心市街地整備費、12節委託料、13測量委託料450万円の減でございますが、権利者との協議により測量の内容が変わりましたことから減額をお願いするものでございます。 その下の14地質調査委託料1,300万円の減でございますが、ボーリング調査の実施時期を見直したことに伴い減額をお願いするものでございます。 その下の15物件調査委託料1,034万円の減でございますが、対象物件の適用範囲が縮小したことから減額をお願いするものでございます。 次の、83ページに続きまして、一番上の50設計委託料5,340万円の減でございますが、広域集客型商業施設の開業予定の時期に合わせて歩行者デッキの詳細設計を実施することが望ましいことから、実施は翌年度に繰り下げて行うものとし、減額をお願いするものでございます。 なお、歩行者ネットワーク整備工事に係る財源として市債を追加することに伴い、併せて財源変更もお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、8ページをお願いいたします。 前のページから続きます第3表繰越明許費補正でございます。 8款土木費、4項都市計画費、所沢駅ふれあい通り線道路築造事業(1工区)2,780万円でございますが、西武鉄道に依頼しております所沢駅ふれあい通り線の鉄道直下部分の詳細設計の作業が予定より遅れたことにより、その成果を踏まえて作業する詳細設計業務委託の完了が間に合わないことから繰越明許をお願いするものでございます。 議案第2号の説明は、以上でございます。 続きまして、議案第5号につきまして説明申し上げます。 初めに、補正予算の概要でございますが、議案資料ナンバー1の14ページを御覧ください。 所沢駅西口土地区画整理特別会計補正予算におきまして記載のとおり、国庫補助金の追加をはじめとする補正に伴い、歳入歳出それぞれを増額し、併せて継続費の年割額を変更するものでございます。 それでは、議案書、議案第5号の1ページをお願いいたします。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億690万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億653万5,000円とするものでございます。 続きまして、13ページをお願いいたします。 議案の歳出予算説明書と併せまして、議案資料ナンバー1の53ページ、事業概要調書を御参照ください。 上段の1款所沢駅西口土地区画整理事業費、2目事業費、01事業費、14節工事請負費、31道路新設工事2億2,000万円の追加でございますが、国補助金の補正予算の受入れに伴い、今後予定しております都市計画道路中央通り線の電線共同溝整備工事及び都市計画道路所沢駅ふれあい通り線築造工事を前倒しして行うため追加をお願いするものでございます。 その下の21節補償補填及び賠償金、02物件移転等補償料1億円の減でございますが、事業の執行状況に応じて減額をお願いするものでございます。 続きまして、下段の3目公債費、02利子、22節償還金利子及び割引料、41所沢駅西口土地区画整理事業債利子1,309万2,000円の減でございますが、事業債の利子が確定したことに伴い減額をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、8ページをお願いいたします。 歳入でございます。 上段の1款国庫支出金、1目国庫補助金1億円の追加でございますが、国補助金の補正予算が確定したことに伴い追加をお願いするものでございます。 次に、中段の2款繰入金、1目一般会計繰入金8,582万7,000円の増でございますが、工事費の増額をはじめ、工事工程の見直しにより、予定していた保留地の処分が先送りになりましたことから増額をお願いするものでございます。 次に、下段の3款市債、1目所沢駅西口土地区画整理事業債1,320万円の増でございますが、工事請負費の増額等に伴い増額をお願いするものでございます。 続く9ページをお願いいたします。 4款事業収入、1目保留地処分金9,211万9,000円の減でございますが、工事工程の見直しにより、予定していた保留地の処分が先送りになりましたことから減額をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、さらに前に戻りまして、4ページをお願いいたします。 第2表継続費補正でございます。 継続費の総額110億6,539万7,000円は変わらず、補正予算による歳入歳出の増額、さらに、議案としてお願いしております令和3年度特別会計当初予算の額に合わせるため、年割額を表のとおり変更するものでございます。 議案第5号は、以上でございます。 続きまして、議案第11号をお願いいたします。 併せまして、議案資料ナンバー1の75ページから78ページを御参照ください。 変更の理由でございますが、本件は、所沢駅西口歩行者デッキ整備工事(その1)におきまして工事を進める中で、既存デッキの接続部分の不具合に対応する工事の追加に伴い工事費が増額になるものであり、さきに御承認いただきました契約の変更をお願いするものでございます。 変更後の契約金額は、既決契約金額5億6,870万円に増額分の277万6,400円を加え、総額5億7,147万6,400円になるものでございます。また、本件の仮契約日は令和3年2月3日でございます。 なお、本件の工期は令和3年3月31日までのため、工期内に工事を完成させる必要がございますことから、先行審議による変更契約締結議案として御承認をお願いするものでございます。 続きまして、議案第12号、一般会計当初予算につきまして御説明申し上げます。 恐れ入りますが、一般会計歳出予算説明書の200ページをお願いいたします。また、議案と併せまして、議案資料ナンバー2の128ページの事業概要調書を御参照ください。 8款土木費、04所沢駅ふれあい通り線道路築造費、11節役務費、05不動産鑑定料270万円でございますが、用地購入に当たり、不動産鑑定に要する費用をお願いするものでございます。 続きまして、12節委託料、41設計委託料7,325万円のうちの6,500万円でございますが、所沢駅ふれあい通り線の本線部分の詳細設計を行う委託費用をお願いするものでございます。 次に、205ページをお願いいたします。 8款土木費、一番下の03所沢駅西口土地区画整理特別会計繰出金1億9,878万1,000円でございますが、特別会計への繰り出しをお願いするものでございます。 次に、207ページをお願いいたします。また、議案と併せまして、議案資料ナンバー2の129ページの事業概要調書を御参照ください。 8款土木費、01中心市街地整備費、12節委託料、50設計委託料9,614万6,000円のうちの7,700万円でございますが、所沢駅周辺の歩行者ネットワークを構築するペデストリアンデッキ詳細設計と所沢駅西口駅前広場の改修について検討する委託に要する費用をお願いするものでございます。 議案第12号につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第15号、特別会計当初予算につきまして御説明申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億8,600万円と定めるものでございます。 初めに、58ページの歳出予算説明書をお願いいたします。また、議案と併せまして、議案資料ナンバー2の177ページ、事業概要調書を御参照ください。 1款所沢駅西口土地区画整理事業費、01事業費、10節需用費、06修繕料(施設)1,345万8,000円でございますが、区画整理事業に係る道路等管理地の修繕費用をお願いするものでございます。 次に、12節委託料、13測量委託料527万1,000円でございますが、区画道路並びに宅地の測量に要する委託費用についてお願いするものでございます。 その下の15物件調査委託料300万円でございますが、道路築造工事に先立って行う建物等の物件調査に要する委託費用をお願いするものでございます。 次に、14節工事請負費、31道路新設工事1,200万円でございますが、区画道路の整備工事に要する工事費をお願いするものでございます。 その下の32下水管新設工事2億800万円でございますが、既設下水管の区画道路への切り回し整備をはじめ、公園用地の地下に雨水浸透貯留施設を整備する工事費についてお願いするものでございます。 その下、33宅地等造成工事1,000万円でございますが、宅地造成のほか、安全対策に係る工事費をお願いするものでございます。 その下、35施設撤去工事3,000万円でございますが、特別高圧線などの埋設管路の撤去に係る工事費をお願いするものでございます。 次に、21節補償補填及び賠償金、02物件移転等補償料6億2,282万円でございますが、仮換地指定に伴い、建物等の移転補償に係る費用をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、43ページをお願いいたします。 歳入でございます。 上段の1款国庫支出金、1目国庫補助金、3億250万円でございますが、工事費や移転補償費などに係る費用のうち、補助対象基本額の2分の1の交付金の交付を見込んで計上するものでございます。 次に、中段の2款繰入金、1目一般会計繰入金1億9,878万1,000円でございますが、一般会計からの繰入れをお願いするものでございます。 次に、下段の3款市債、1目所沢駅西口土地区画整理事業債4億8,310万円でございますが、円滑な事業推進に向けた財源調整のため、起債の活用をお願いするものでございます。 次のページ、44ページをお願いいたします。 4款事業収入、1目保留地処分金1億161万9,000円でございますが、保留地の処分金を見込んで計上するものでございます。 議案第15号は以上であり、所管する議案の説明は、以上でございます。 ○末吉美帆子議長 上程議案に対する担当者の説明の途中ですが、本日の議事はここまでといたします。  ----------------------------- △次会の日程報告 ○末吉美帆子議長 以上をもって、本日の日程は終わりました。 明19日は午前10時より本会議を開き、日程に従い議事を進めます。  ----------------------------- △散会の宣告 ○末吉美帆子議長 本日は、これにて散会いたします。 長時間、大変お疲れさまでした。午後4時56分散会  -----------------------------...