• 学童保育(/)
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  1. 鳥栖市議会 2022-06-25
    06月13日-03号


    取得元: 鳥栖市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和4年 6月 定例会1 出席議員の議席番号及び氏名  議長 松隈清之     8番 樋口伸一郎     16番 西依義規  1番 野下泰弘     9番 江副康成      17番 飛松妙子  2番 田村弘子     10番 中川原豊志     18番 久保山日出男  3番 和田晴美     11番 中村直人      20番 齊藤正治  4番 永江ゆき     12番 尼寺省悟      21番 小石弘和  5番 牧瀬昭子     13番 成冨牧男      22番 森山林  6番 池田利幸     14番 藤田昌隆  7番 緒方俊之     15番 伊藤克也2 欠席議員の議席番号及び氏名  なし3 説明のため出席した者の職氏名  市     長    橋 本  康 志   総務部次長       緒 方    守  副  市  長    林    俊 子   総務部次長       姉 川  勝 之  総 務 部 長    石 丸  健 一   企画政策部次長     向 井  道 宣  企画政策部長     松 雪    努   健康福祉みらい部次長  鹿 毛  晃 之  健康福祉みらい部長  古 賀  達 也   経済部次長       古 沢    修  スポーツ文化部長   佐 藤  敦 美   上下水道局次長     古 賀  和 教  市民環境部長     吉 田  忠 典   スポーツ振興課長    小 川  智 裕  経済部長  兼上下水道局長    宮 原    信   市民協働推進課長    原    祥 雄  建設部長       福 原    茂   建設課長        三 澄  洋 文  教育長        天 野  昌 明   教育総務課長      佐 藤 正  己  教育部長       小 栁  秀 和4 出席した議会事務局職員の職氏名  事務局長       武 富  美津子   議事調査係主査     松 雪    望  事務局次長  兼庶務係長      西 木  純 子   議事調査係主任     古 賀  隆 介  議事調査係長     大 塚  隆 正5 議事日程  日程第1 一般質問6 傍聴者数  19人  午前10時開議 ○議長(松隈清之)  本日の会議を開きます。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ △日程第1 一般質問 ○議長(松隈清之)  日程第1、一般質問を行います。 牧瀬昭子議員の発言を許します。牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  皆さん、おはようございます。彩りの会、牧瀬昭子です。 今回、また傍聴に来てくださった皆さんもありがとうございます。 黙って聞いてるだけなのに、マスクをしなきゃいけないっていう苦しい状況にあると思います。マスクをしてるだけで黙ってろと、黙ってなさいって言われてるような気がしてならないのは私だけでしょうか。 昨日は教育の日ということで、後ほど、小学生が見に来てくださるということでお話を聞いています。子供たちのこと、学校のこと、そういう子供たちにまつわることも、ここで、いろんな話が行われているということを、ぜひ知ってもらいたいなと思っています。 マスクの話をいたしましたけれども、黙っていなさいと言われては、黙ってられないのが、世界の、ウクライナやロシア、そしてミャンマー、戦争のことです。 一人一人の命を大事にできていない、そんな世の中に対して、ノーと私は言っていきたい。 武力で武力を抑えられることができるんでしょうか。 戦火の中で泣き叫ぶ子供たちが見えないんでしょうか。 そんな大人に私はなりたくありません。 嫌だと言える、そういう大人になるためにも、私は、皆さんの、その小さな声こそ大切に、今日も一つ一つ丁寧にお伝えしていきたいと思っています。 早くマスクを取って、深く長く息を吸える、そんな日を、私たちの基本的な権利を取り戻していきたいと思っています。 マスクのことに関しては、明日、永江議員がすがすがしい質問をしてくださると思いますので、ここら辺でやめておきますが、通告に従いまして、今回は3つ質問させていただきます。 放課後児童クラブなかよし会について、2つ目に鳥栖市立中学校の制服と校則について、3つ目に公共施設における除草剤の使用についてお尋ねをさせていただきます。 まず1つ目、放課後児童クラブなかよし会についてです。 今回、6月の補正予算を見ている中で、一番ぎゅっと拳を握ったのが、教育費、社会教育費放課後児童クラブ整備事業です。 放課後児童クラブなかよし会の新設が、鳥栖小なかよし会のB・C建設の実施設計を行うという121万円の予算が計上されています。 これはもう、待ちに待った子供たちがたくさんいて、親御さんたちも本当に喜んでおられます。 このことについて、皆さん、今からわくわくしていますけれども、建設されるまでには、設計されて、建設されて、時間がかかります。 今年の夏休み、いよいよやってまいりますが、その際の待機児童問題、一体どのように解決をなされようとされているのか。 具体的な取組や、事業費、そして人件費のこと、現在の状況や課題についてお尋ねをさせていただきます。 以降の質問は質問席からさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  おはようございます。 夏休みの待機児童解消につきましては、その課題が人材不足及び施設不足の2件と明確であったため、その検討は、人材不足に対して、どこに募集をかけることがより有効なのかという点、施設不足に対しては、過去に実績のある鳥栖市勤労青少年ホームのほかに、まちづくり推進センターについて可能性がないかといった観点から検討を行いました。 指導員をはじめとする人員確保に係る具体的な取組といたしましては、夏休み中であるため、この期間業務が中止となる特別支援教育支援員及び調理員等の会計年度任用職員に対し、夏季休暇中のみ放課後児童クラブの支援員等の業務を依頼できないかといった募集を行いました。 また、九州龍谷短期大学、佐賀大学、西九州大学など、近隣の大学に対しまして、補助員募集の働きかけを行いました。 事業費及び人件費等の経費につきましては、現在、なかよし会では、積算したものはございません。 場所については、鳥栖市勤労青少年ホームでの実施を検討しており、まちづくり推進センターの利活用は既に利用予定がなされているため、利用できないと判断しているところでございます。 人員確保につきましては、これまでの取組により、特別支援教育支援員等の方々より、数名の補助員の申込みを頂いておりますが、学生からは、いまだ申込みにまでは至っていない状況にあります。 これらの現状を踏まえつつ、春休みに、鳥栖小学校なかよし会保護者会有志で見守り事業を実施された関係者に対して、並行して、夏季休暇中の放課後児童クラブなかよし会への御協力の可否について、協議を行っているところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  今までどういった取組をされてきたかということで、お話がありました。 夏休み、勤労青少年ホームを、まず、開校しようということで、今、動きが進んでいるというお話でした。 いろいろなところに呼びかけをしていただいてるとは思うんですけれども、なかなかまだ集まっていないということで、これまで、もうちょっと集めないとまずいかなということで、ぜひ、これを御覧の皆様で、指導員になってもいいよという方がおられましたら、ぜひなかよし会協議会のほうに御連絡いただきたいなと思っております。 ただ、やはり夏休みの期間中は大変長いですし、時間も長いです。 そして、暑いです。 クーラーの効いたところで、静かに黙々とパソコンを打つような仕事も大体同じような給料で上がってたりします。 そうすると、子供が好きだとかいう気持ちがあったとしても、やっぱり給料のほうで差が出てしまう、差をつけなければ来てもらえないということが明確にあるかと思います。 それが今の集まってない現状に反映しているのではないかと危惧されています。 ぜひ、待遇改善のところを見越したものを進めていっていただきたいと思っております。 内容の中で触れていただきました、春休み、鳥栖小学校なかよし会保護者会のほうで見守りをしていただいてたということが、私もこのお話の中で出てきて、大変驚きました。 そういったふうに、もう御自身たちでやろうっていうふうな気概を持たれた方、結構周りにたくさんおられるんだなということを、お話聞いていると感じました。 特に民生委員さんたち、やはり周りで子供たちが困っている様子、親御さんたちがどうしたらいいんだろうって思っている様子を見てありますので、ぜひその方たちの声がけも進めていけたらどうかなというふうに思っております。 子ども・子育て支援新制度のポイントということで、厚生労働省のほうが出してあるものが、今回、消費税10%の引上げにより、7,000億円の追加の恒久財源を確保しているというふうに書いています。 こんなにあるんだったら、待遇改正もできるんじゃないかと思ってしまいます。 この補助金の中で、2023年度までに約30万人分の受皿の整備を図るとともに、引き続き、施設整備の補助率をかさ上げということで、公立の場合は3分の1の補助金が3分の2に、今上がっているということなんですね。 ぜひ、整備事業をどんどん進める大チャンスだと思います。 併せて、消費税分を活用して子育てを社会全体で支えるということも書いてありますので、ぜひ今回の予算、令和3年度予算が1億1,210万6,000円から令和4年になると1億3,307万6,000円。 2,166万円増えています。 これだけ増やしているけれども、まだまだ待機児童対策は進んでいません。 待機児童が解消されるための方法として、次に、なかよし会の通常の子供さんたちが入るようにするためにはどうするか。 そこをお尋ねしたいと思います。 まず、子ども・子育て支援法というのが施行されてから、この中に書いてあります第3条、市町村は、この法律の実施に関し、次に掲げる責務を有する。 1、子供の健やかな成長のために適切な環境が等しく確保されるよう、子ども及びその保護者に必要な子ども・子育て支援給付及び地域子ども・子育て支援事業を総合的かつ計画的に行うことと書かれています。 これ、法律なので、児童福祉法にも書かれています。 第34条の8の2、市町村は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営について、条例で基準を定めなければならない。この場合において、その基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な水準を確保するものでなければならないとあります。 これを基に、鳥栖市が定めてる条例がございます。 鳥栖市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例です。 この中に、第10条、設備の基準、放課後児童健全育成事業所には、遊び及び生活の場としての機能並びに静養するための機能を整えた区画を設けるほか、支援の提供に必要な設備及び備品等を備えなければならないとあります。 だから、以前市長が尼寺議員にお答えになられていました、任期中、改修に取り組んでまいりたいというお話がありましたし、度々議員さんからもお尋ねがあっていましたけれども、市長がやりたいとか、市長がやりますとか、それはもちろんありますが、もはやそういう次元といいますか、ものではなくて、トイレに行ったら、トイレットペーパーがあるように、受付に行ったらボールペンが置いてあるように、子供たちが健全に育成されていくためには、学童が必要なんだというのを、法律でここまで書いてあるわけです。 だから、やらないっていうのは、何なんでしょうかということになってしまいます。 通年利用の待機児童が、新設までの間の待機児童がまだいます。 そして、鳥栖市全体の今後のスケジュールが、この鳥栖小だけでは終わらないでほしい。 それを進めるために、担当課はどこなんだろうか、どこが進めていくんだろうかということを質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  令和4年5月末現在の待機児童数は、通年76人、長期70人、合計146人となっております。 今年の通年の待機児童数は、現時点において76人となっておりますが、来年どの程度になるかというのは、予測の困難なところであり、一方で、来年は、鳥栖北小学校B・Cクラスが供用開始できる見込みでありますので、まずはその供用開始に向けて、しっかりと人員確保の取組を行っていくことが重要であると考えております。 具体的には、引き続き、なかよし会とともに、求人に対する申込み状況を勘案しながら、必要な対応を図るとともに、現在、なかよし会を利用されている全保護者の方々にも、知人の紹介を含め、協力要請できないかといったことを、鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会理事会に諮りながら、1つずつ取組を進めてまいりたいと考えているところでございます。 これらに伴うスケジュールといたしましては、6月に夏休みにおける臨時クラブの創設準備、7月及び8月に実施、並行して、今年度を通して人員確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。 担当課といたしましては、生涯学習課長が兼任する事務局長を補佐する立場として、生涯学習課が関与していくことになると考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  度々、人員確保という言葉が出てまいりました。 人員確保が本当に大変だ、6月25日土曜日、26日日曜日には、保育士さんたちを対象とした、フレスポのほうでも保育士さん向けの、まずは、どういう仕事ですかということで、お仕事紹介会があると思いますが、その中でも、なかよし会のほうも、ぜひ行ってみたいという方がおられましたら、そちらのほうも説明があるということですので、そちらもぜひ宣伝させていただきたいなと思います。 こちら、やはり、先ほども申しましたが、待遇が改善されない限り、なかなか人が集まらないのではないかということについて、ちょっと裏づけのアンケートがありますので、22名の指導員さんたちからアンケートを頂きました。 ナンバー1、仕事への不満や不安、何だったでしょうか。 1位、職員の数が足りない。 だから、仕事がいっぱいやってきて、自分たちが大変な目に遭っている。 同率に、賃金が安い。来ました。 そして、同率2位、同僚、上司との人間関係。 やっぱり人が足りなくて、仕事が多くて、賃金が安いと、ぎすぎすもしてくると思います。 3位、退職金が少ない。 そして、パワハラ、セクハラなどのハラスメントがある。 そして、福利厚生が充実しないというのが順番に続いてまいりました。 これを基に、やはり待遇というのは、第一に改善できるところだと。 まず、できることからやってはどうかと思いまして、学童保育に関わる法律や通知、これが、放課後児童健全育成事業というのの中に、補助金のメニューが入っております。 それを鳥栖市は使っているということですけれども、そのほかに、15個事業があります。 それで、このメニューの中を1個1個、この学童保育情報の中から見ていきますと、あれ、これもう既にやってる事業じゃないかと思われることとかもたくさん出てきます。 例えば、要保護の子供さんたちの情報共有とか、保護者の方との連絡調整とか、そういったことを、もう日夜やっていただいていると私は思っています。そういう話もよく聞きます。 だから、助成金を取ってくる、補助金を取ってくるというのは、まず、待遇が改善されていくのではないか。 そして、キャリアアップ処遇改善事業、これもできませんということを何回も、ほかの議員さんも何回もおっしゃってますので、御存じかと思いますけれども、このキャリアアップに該当する方たち、たくさんおられると思うんですね。 その方たちにキャリアアップをしていただいて、まずは、基本的に、もうその方がいてくだされば大丈夫という人材を育成していっていただきたい。 そして、若手の方々が育成されるために、やはり先ほど出てきましたが、セクハラやパワハラというのは、どうしても密な状態、大人が2人しかいない、3人しかいないという状態の中で常時起こりやすい。そういう環境にあるというのは、やはり自覚しとかないといけないよというのを、パワハラの専門の方にお伺いしました。 それであれば、少しでも改善できるものとして、常時、そういうプロフェッショナルな方が回ってくださる、相談相手になってくださる、そういう事業もこの中に書かれています。 巡回支援事業ということがありますので、これもぜひ活用していただいて、待遇改善につなげていっていただきたいと思います。 指導員の不足の要因は何なのか、その改善策はどのようにお考えなのか。 時給の考え方、そして補助金、処遇改善の利用は可能なのか。 どのような状況のときに、これを使おうと思っていらっしゃるのか。 そして、この補助金を使うときのメリットとデメリットをまとめてお尋ねいたします。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  指導員不足の要因につきましては、保育園等において言われる一般的な要因とおおむね同様ではないかと考えているところでございます。 児童数は減少しておりますが、入会児童数は減少していないことも要因の一つであると考えられます。 また、鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会理事会での保護者の意見といたしましては、それぞれに働き方がある、時給自体は決して安くはないが、長時間働けないなど、なかよし会の指導員の勤務時間や時間帯が合わないことの理由ではないかとの意見もありました。 指導員からの要望等を改善するため、児童の入退室管理等について、ICTを導入し、今年度より本格稼働を始めていますが、こうした取組を行うことで、業務の合理化を図っているところでございます。 給料につきましては、職種を事務職から保育士職への変更、賞与の支給など、ここ数年、改善され、加えて、昨年度の国の補正予算に伴い、新たに処遇改善分を反映させ、一定の改善がなされたものと考えているところでございます。 職場環境の快適性の追求につきましては、施設面において、必要な改修及び新設を行うとともに、職員間のコミュニケーションをより活発化できるよう、指導員の研修等を通して、取組を行っているところでございます。 また、鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会総会では、地域の子供たちのためにという視点から検討することとされ、指導員体制の見直し、指導員の評定、理事会の見直し、利用料の見直しなどについて検討されることになりました。 次に、指導員の時給金額の考え方につきましては、当該協議会では、保育士相当とし、市の会計年度任用職員に準ずるということを基本的な考え方とされております。 次の、国の処遇改善に係る補助金活用につきましては、その活用は制度上可能ではありますが、現在、補助金と利用料で運営が賄えていることから、新たな補助金活用まではなされていないようです。 一方で、どのような状況時に利用するのかという点につきましては、事業に要する経費が、補助金と利用料で賄えなくなった場合が想定されます。 また、補助金活用のメリット、デメリットにつきましては、放課後健全育成事業等放課後児童クラブへの補助金を含め、その補助メニューが事業を行う上で必要かどうかを判断され、補助金の活用がなされているものと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  補助金が使われるときっていうのは、足りなくなったときですということですけど、まず、保育士相当としてのっていうことで、準ずる、その基本的な考え方とありますが、これを規定の中で、なかよし会の協議会の中で決めてあるということなんですけれども、これ自体が変わらない限り、増やすことが全くできないわけですよね。 もう、この保育士のレベル、保育士さんと同額ぐらいの給与しかもらえない。 まず、保育士の給与を上げないと、上がらない。 保育士さんの給与はどうやったら上げられるんだという堂々巡りにはまってしまうわけです。 私自身は、先ほど申し上げました補助金のメニューというのが、現在行われていることがたくさんあるわけですから、そのメニューを使いながら、まずは、この指導員さんたちの給与をアップさせて、来やすい環境をつくっていく。 その方たちが、仕事がやりやすく、続きやすいその環境をぜひつくっていただきたいと思っております。 今回、お話をさせていただく中で、6月7日、御紹介したい方がおられます。 市長、ぜひ明石市長の言葉に、今、SNS上で90万回以上再生されているっていうことで、子供たちの政策に注力し、出生率の改善と人口増加を達成しているという明石市の泉市長が、こども家庭庁に関する参考として国会に呼ばれた。 この内容が、今ユーチューブでいろんな方に見られているんですね。 御覧になっておられなければ、ぜひなっていただきたいなと思います。 この中でおっしゃってたのが、いろいろな子供政策だけじゃなくて、障害児の方たちのこと、高齢者の方、犯罪被害者、そして子供さんたちが、離婚した後に、その親御さんから、調停中とかでもお金がもらえるような、そういう仕組みをつくる、そういう発想の転換というのが必要なんだとおっしゃってます。 子供を応援するのは、子供のためだけではありません。 私も含めた、みんなのための施策という発想の転換が一番大事だと思えてなりません。 そして、組織の連携、予算の倍増、人の育成、地域の協力、これが必要だと。物すごく迫力を持っておっしゃってあったんですね。 ぜひ市長にも、子供たちのためにやるんだと、鳥栖市内の子供たちのみんなのためにやる。 それが、ひいては経済を回して、こんなまちに住みたいという人たちがどんどん集まる、そんなまちにするんだという、そういう気概を、9月議会で、またお尋ねさせていただきたいと思いますので、ぜひお話聞かせていただければと思っております。 先ほど、お話の中で、補助メニューの話をしましたが、放課後児童クラブ育成支援体制強化事業というのがあります。 この中を見てみますと、現在行われている、事務局の方のお仕事がかなり入っているなというふうにも思います。 なかよし会の事務局と生涯学習課、その仕事の内容と分担、この中身をいろいろと聞いていく上で、大変なお仕事がたくさんあるなと、抱えておられるなと思います。 なかよし会のことまで生涯学習課の方がやったり、なかよし会の方が、本当にこれで人員足りてるのかと思わされました。 ぜひ中身のほうを教えてください。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会なかよし会の事務局の主な業務といたしましては、総会、理事会の運営、研修会の準備や開催、これに伴う予算、決算、出納事務、市に対する補助金の手続、指導員募集、採用手続、指導員約70名の雇用保険等の社会保険料の積算、交通費を含む給与及び賞与の計算及び年末調整。 児童の募集、入退会の整理、600人から700人程度の利用料の徴収、減免手続、未払いへの対応、保護者や指導員への対応、おやつの発注、各種保険手続なかよし会における種々の対応などに加え、近年は、コロナ禍による対応など、多岐かつ複雑となっており、これらの業務を会計年度任用職員相当の事務職員2名で行っておりましたが、業務量の増加により、今年度から3名体制に移行したところです。 次に、生涯学習課での、放課後児童クラブに係る業務といたしましては、民設民営4園を含む補助金交付事務、佐賀県への補助金申請事務に加え、公設部分である施設の建設、改修、維持管理などが主なものです。 さらに、鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会会則で、市の放課後児童クラブ担当部長が理事となっております。 また、市の担当課長が事務局長となり、その業務を行っております。 さらには、入会時期、年末調整等の繁忙期などは、生涯学習課職員による業務支援を行っているのが現状でございます。 これらの役割分担といたしましては、原則として運営に関することがなかよし会、施設に関することが生涯学習課としております。 人員不足につきましては、単純比較はできませんが、園児600人から700人規模の保育園で、職員が70名前後の事業所を、2名から3名の事務職員で業務を行っていると考えれば、相当に努力をされていると考えております。 一方で、なかよし会の事務局職員の増加は、そのまま総事業費への増加につながりますので、利用料に反映するなどのことが考えられます。 その辺りを十分に勘案しつつ、事務の見直しなど業務合理化を進めつつ、指導員の確保、同様に、最適な事務局職員配置について、理事会の中で検討がなされていくものと考えているところです。 現時点では、民設である鳥栖市放課後児童クラブ運営協議会への関わりによる業務増加があることから、当該協議会においても、保護者の有志を中心に、検討すべき課題の一つとして認識されておりますので、今後の動向を見守りたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。
    ◆議員(牧瀬昭子)  600人から700人の規模の園児がいる保育園、70名前後の職員さんがいる、そういうところで2名、3名の方が職員さんとして、事務局職員として事務を行っているのと同じものだとおっしゃいました。 相当に努力されていると考えておりますと。 それで終わっていいんでしょうか。それじゃ駄目じゃないですか。 相当に努力されているという善意だけで、子供たちが好きだっていう思いだけで、それにつけ込むような形で仕事をさせてしまってるんじゃないでしょうか。 これ、仕事の分担をするためにも、人がたくさん、まだ必要です。じゃないとこの仕事は回せません。 ぜひマネジメントをしっかり行っていただいて、先ほど申し上げました補助金のメニューの中から、利用料に反映することがないものもありますので、そちらも活用していただきながら、この指導員さんや、そして事務局の職員、生涯学習課の職員さんたちが、もっと、なかよし会に施設を増やすこと、そして、指導員さんたちを集めることができる、その体制づくりにもっとできるような体制をつくっていただきたいと思います。 続きまして、2番目の質問に入らせていただきます。 中学校の制服と校則についてお尋ねをさせていただきます。 前回の質問、2020年12月に行わせていただきました。 その際、積極的に職員の意識改革に取り組んだり、PTAとの連携を進めたり、市内中学校では制服の改訂に関わる検討も始まりましたというお話がありました。 これには、生徒たちの思いや、生徒指導の方々、先生たちの意見交換など、いろいろな場面があったかと思います。 この間、5月29日に新制服サンプル展示会というのが行われて、鳥栖西中のほうにもお邪魔させていただきました。 この新しい制服、現在どういう取組なのか、まず、標準服の考え方についてお尋ねをさせていただきたいと思います。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  おはようございます。 鳥栖市立中学校校長会では、今年1月に、鳥栖市立中学校新標準服検討委員会を立ち上げました。 検討委員会では、今回導入します新しい制服を、市内4校が基本形を統一して、市内でリユースができるようにという狙いで、新標準服と呼んでおります。 これまでの協議の中では、機能性、耐久性、経済性、安全性等にすぐれ、生徒の健康管理に適するとともに、生徒の誰もが安心して、自分らしく学校生活を送ることができる鳥栖市立4中学校の新しい制服について検討をしてまいりました。 検討する上での配慮事項としましては、暑さや寒さへの対応ができるもの、動きやすさへの対応ができるもの、生徒がズボンやスカートなどを自由に選択できるよう配慮されたもの、多様性への対応に配慮されたもの、保護者の負担への配慮がなされたもの、安全性への配慮がされたものとし、こうした様々な視点から制服を見直し、協議を重ねてまいりました。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  標準服としますと、制服があって、私服があって、標準服のほうを選ぶか、私服を選ぶかというような想像をしてしまいましたけれども、今、新標準服ということでお話がありました。 子供たちが、自分たちの思いを、その制服に、自分の考えを反映させたものということで、今、何十年ぶりに改革が行われようとしているその現場に、立ち会えていることが物すごくうれしくて、いい機会を頂いているなと思います。 新しい制服の検討に至るまでの経過について、今までどのように取り組まれたのか教えてください。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  佐賀県内では、一人一人の個性や多様性を尊重する意識の醸成を図るとともに、性的マイノリティーの児童生徒に対する配慮の観点から、自由に選択できる制服等の導入に向けた検討が行われてまいりました。 その結果、性別に関係なく、自由に選択できる制服等の導入が年々進められてきております。 本市においても、国や県の動きを注視する中で、女子生徒が学生服着用を希望するという動きもあり、カミングアウト強制を生まないためにも、ジェンダーレス制服の導入を急ぐ必要が出てまいりました。 そのような流れの中で、令和2年度には導入に向けた準備として、制服の見本展示や説明会を先行していた学校がございましたが、翌令和3年度に、改めて鳥栖市内4校がそろって令和5年度の新入生から選択制制服の導入ができるよう準備をスタートさせてまいりました。 具体的な進め方につきましては、近隣の先行事例を参考にしたところでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  今まで、いろいろなお話合いがなされた上で、ジェンダーレスの制服ということで、その子供たちが、まず言えたという状況、そしてそれをみんなで考えて、どういうふうに進めていこうかという、否定せずに、その一人一人を大切にされたというところがポイントだったんじゃないかなと、私は思っています。 こうした流れを、鳥栖市全体で起こしていただいているということに、物すごく感動していました。 その女子生徒の皆さんにとっても、選ぶことができるし、男子生徒というくくりの中で、苦しんでいる方々にとっても、自分の、その性に対する考えというのをここで反映することができる。 それをみんなで認め合うことが、この制服の改革の中で行われているというのを、今、来てくれている小学生の皆さんにとっても、こういう鳥栖市だよと、そういう、自分たちの意見は言っていいんだよというふうに伝えることができるんではないかなと思っています。 新しい制服を検討する上で重要視したことについて、お尋ねをさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  先ほど申し上げましたとおり、佐賀県内では、一人一人の個性や多様性を尊重する意識の醸成を図るとともに、性的マイノリティーの児童生徒に対する配慮の観点から、自由に選択できる制服等の導入に向けた検討が行われてまいりました。 本市においても同様に、ズボンやスカート等を自由に選択できるよう配慮されたもの、多様性への対応に配慮されたものを、検討する際の配慮事項として挙げております。 あわせて、機能性、耐久性、経済性、安全性等にすぐれていることも重視してきたところでございます。 検討に当たっては、鳥栖市内中学生と保護性の意識調査を実施したり、新標準服モデルのデザインについて、小学6年生児童と保護者を対象にアンケートを取ったりするなどして、広く意見を募るようにしているところでございます。 以上、答弁とさせてもらいます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  今までの取組の中で、今からまた大事になってくる、制服を基にした校則づくりというのが始まるんだと思います。 まとめてお伺いをさせていただきたいと思います。 現在の取組、2020年の12月にお伺いさせていただきましたが、それからどのように進んできたのか。 そして、その後、これから制服が変わって、校則の見直しというのが進められてくると思いますけれども、その方針、重要視しているところというのを教えてください。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  市内4中学校では、各学校長の裁量の下、生活規定や生活のしおりとしてルールが策定されており、毎年、生徒指導部会において、全職員で校則について共通理解を図っております。 この部会においては、毎年現状に即した内容になっているかどうかの見直しがなされますが、その結果を受けまして、全ての学校が一部改訂を行っております。 令和2年度の調査によると、具体的には、頭髪に関わる規定、下着やマスクの色に関わる規定、防寒具の色やデザインに関する規定など、頭髪や服装に関することや、制汗剤の規定等、所持品に関すること、また、遊技場入場の規定など、校外での活動に関することが改定されております。 改定に当たっては、生徒会役員と各学年の生徒指導担当者が意見交換をし、頭髪に関わるルールの変更や、防寒具の色やデザインの指定をなくしたり、生徒総会において生徒から出された質問や意見を受け、ルールが策定された経緯を教職員と生徒が共有をし、その上で、生徒に考えさせて、変更できることは変更する方向で話合いを進めたりしたという報告を受けております。 また、校則の見直しに関して、教職員の研修を行い、積極的に職員の意識改革に取り組んだり、PTAとの連携を進めたりする例もございます。 昨年度についても、4中学校とも引き続き見直しを行っており、生徒会役員からの聞き取りをしたり、全生徒対象のアンケートを取ったりするなど、生徒が何らかの形で参加する場の設定がなされております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  では、重要視していることも併せてお願いいたします。 これから見直しの方針等が進んでいくと思いますけれども、そちらのほうもお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  校則の見直しにつきましては、現在の校則が、教育目標を達成するのに必要かつ合理的であるかどうかの視点を持って、学校の実情や地域の状況を踏まえた上での学校長の判断による計画的な見直しを支援してまいりたいと考えております。 その際には、児童制度が話し合う機会を設けたり、保護者からの意見を聴取したりするなど、児童生徒や保護者が何らかの形で参加した上で決定することが望ましく、児童生徒、保護者の参加すること、決定することを重視し、取り組んでいるところでございます。 今後につきましても、これまでの流れを踏まえて、引き続き、見直しを図っていくように努めてまいります。 また、新標準服の導入に合わせて校則の改定も必要になりますが、身だしなみを整えるという視点、鳥栖市の中学生のふさわしい着こなしであるかどうかという視点から、ルールの策定を検討してまいります。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  流れと、今後重要視することということでお話をいただきました。 どちらにしても、児童生徒が真ん中にいて、そこからスタートするというお話で、これからも、その姿勢というのが引き続き、見直しの中でも生かされていくというふうにお話を伺って、大変心強く思います。 生徒の皆さん、皆さんの意見が反映されたその校則づくりに、ぜひ皆さんの意見を出し合いながら、そして、みんなでどういう学校にしていくかを考えながら、そういう校則づくりを一緒に進めていっていただきたいなと切に願っております。 続きまして、3つ目の質問に入らせていただきます。 公共施設における除草剤の使用に関してです。 こちら、私が、この手元にありますこの本、売り渡される食の安全という本の中から引用させていただきます。 2018年8月10日は世界の流れを一変させた歴史的なターニングポイントだった。 末期の悪性リンパ腫と診断されていたカリフォルニア州在住の男性が、がんを発症した原因は、除草剤ラウンドアップにあるとしてモンサントを訴えた裁判で、サンフランシスコの陪審員がモンサントに、損害賠償額金と懲罰的損害賠償金の合計2億8,920万ドル、約320億円もの支払いを命じる表決を全会一致で決定したという中身がありまして、これは世界中を驚かせたものだというふうに書かれています。 ただ、日本だけはなぜかほとんど報道されていなかったと書かれています。 だから、このラウンドアップの中に入っているグリホサートを使った商品というのが、ホームセンターや100円ショップでごく普通に、本当に目の前に、すぐ手の届くところに、安心安全の宣伝文句の下で販売されています。 それを看過できないということで、立ち上がった市民の方々が多くおられて、これを何とかすることができないかという御相談がありまして、今回質問させていただきます。 鳥栖市全域で除草剤がどのように使われているのか。 そして、その利用の中身、成分の中身について教えていただきたいと思います。 今回、質問するに当たって、大きな、マニュアルとか、何か整えてあるもの、こういう決まりがあって、こういうものを買いましょうということがあるのかと思っていました。 そうしたら、そういうのはなくて、それぞれの担当課の方々が独自に備品として購入をされているということを知りました。 ここで、質問に入る前に、提案をさせていただきたいと思います。 ほかの市町では、そういった化学物質に関する決まり事やマニュアルなどを作成されていますので、ぜひそういったものをつくっていただいて、それぞれの課が、こっちにしようか、あっちにしようかではなくて、これは鳥栖市の決まりですという形でつくっていただきたいと提案をさせていただきたいと思います。 それでは、それぞれの課から現状をお伝えいただきたいと思います。 使っておられます中身、グリホサートを含む除草剤などが含まれていますでしょうか。 それぞれの課からお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  古賀健康福祉みらい部長。 ◎健康福祉みらい部長(古賀達也)  健康福祉みらい部所管の施設におきましては、障害児通園施設ひかり園において除草剤を使用しております。 除草剤の散布場所につきましては、園児が利用する園庭には使用せず、園児が直接触れることがない駐車場のフェンス際などに使用しております。 使用している除草剤につきましては、ホームセンター等で販売されている市販の除草剤を購入しているところでございます。 議員御指摘のグリホサートにつきましては、使用している除草剤の成分として含まれていることを確認いたしております。 今後につきましては、これまでどおり、除草剤の使用を最小限にとどめるとともに、その種類につきましても、ひかり園利用者の方々が安心して施設利用ができるようなものを使用してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  スポーツ文化部で所管をいたしております施設及びその周辺での除草作業につきましては、基本的に、草刈り機や刈払い機による作業で対応いたしております。 一方で、石が多く、機械による作業が危険である場所や側溝周辺、駐車場の一部、防球ネットの周辺など、人の手や機械による作業が困難な場所に限定し、年に数回程度、除草剤を使用している状況でございます。 除草剤の選定につきましては、ホームセンター等で販売されております市販の除草剤を使用いたしておりますが、これらの製品には、議員御指摘の成分が含まれていることも承知いたしております。 そのため、今後につきましても、これまでどおり、除草剤の使用を最小限にとどめるとともに、環境面に配慮した製品を使用してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  吉田市民環境部長。 ◎市民環境部長(吉田忠典)  市民環境部が所管しております市内まちづくり推進センターにおける除草作業につきましては、主にまちづくり推進センター職員が刈払い機を用いて行っており、刈払い機での作業が困難な場所については、除草剤を使用しております。 令和3年度の実績では、分館を含む市内10センターのうち、7センターにおきまして、年度内で平均で2回から3回程度使用しております。 除草剤の主な散布場所につきましては、施設周りで、刈払い機による除草が困難なフェンス際や、駐車場の隅などとなっており、子供たちを初め、まちづくり推進センターを利用される方に影響が及ぶおそれのある箇所や、のり面など地盤に影響の出る箇所については、散布をしないこととしております。 また、まちづくり推進センターで使用している除草剤につきましては、ホームセンター等で販売されているものとなっております。 今後につきましても、これまでどおり、除草剤の使用を必要最小限にとどめるとともに、環境面に配慮した製品を使用してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  宮原経済部長。 ◎経済部長兼上下水道局長(宮原信)  経済部所管の施設では、河内河川プールにおいて除草剤を使用しております。 農林課が管理する河内河川プールにおきまして、石隅の隙間に生えている雑草の除草のために、議員御指摘の成分が含まれた、市販の除草剤を使用する場合がございます。 例年、プール開設前に実施する準備作業において、職員により、部分的に除草剤を使用している状況でございます。 今後につきましても、これまでどおり、除草剤の使用を最小限にとどめるとともに、環境面に配慮した製品を使用したいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  建設部では、道路、公園、市営駐車場等において除草剤を使用しており、成分を確認したところ、グリホサートが含まれておりました。 使用方法としましては、市職員等による樹木伐採や除草作業において、伐採後の切り口への塗布や、噴霧器を使った雑草への散布を行っております。 主な使用場所としましては、公園内樹木の切り株等のほか、道路のり面や駐車場のフェンス際など、機会による草刈りが困難なところや、ふだん人が立ち入ることの少ない箇所へ散布を行っております。 今後につきましても、これまでどおり、除草剤の使用を最小限に止めとどめるとともに、環境面に配慮した製品を使用したいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  それぞれ御答弁いただきまして、ありがとうございます。 最初に御質問した中で、子供たちが特に集まるような場所っていうことで質問させていただいておりました。 特に子供たちが集まるような場所でそういう除草剤などを使われてる際に、脳への影響があったり、先ほども申し上げました発がん性のものっていうことが疑われるものっていうことになりますので、特に学校周辺に関してはどのように使われているのか、お尋ねいたします。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  学校施設における除草につきましては、基本的に学校用務員が刈払い機を用いて行っており、市内12校のうち、10校におきましては、除草剤を併用しております。 除草剤を使用する場所につきましては、刈払い機による除草が困難なフェンス際や、駐車場の隅などを主な散布場所としております。 一方、使用している除草剤につきましては、ホームセンター等で販売されている市販の除草剤を購入しております。 議員御指摘の薬品につきましては、除草剤の成分として含まれていることを確認しております。 今後につきましては、これまでどおり、除草剤の使用を必要最小限にとどめるとともに、その種類につきましても、環境面に配慮した製品を使用するなど、安全安心な教育環境の整備に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  牧瀬議員。 ◆議員(牧瀬昭子)  それぞれの皆さんありがとうございました。 皆さんがお使いになっている除草剤ですが、市民の方々への影響ももちろんなんですけれども、先ほど例に出させていただきました、がんになられた方は、御自身がまかれていて、なられたわけです。 もし、自分が発がん性物質だと分かっていれば、子供たちに影響があるっていうこともあるので、絶対まきたくはなかった、それを知らせて欲しかったというような、裁判の中身も書かれています。 子供たちももちろんですが、働く皆さんたちの安心安全のためにも、ぜひ、環境面に配慮したもの、この中にも書かれているのが、お酢成分ですとか、グリホサートじゃないものっていうのも購入ができるような仕組みもだんだんできてまいりましたので、そういったものを、研究しながら、私も申し上げていきたいと思いますので、今後とも、安心安全な鳥栖市を目指して、活用していただきたいと思っております。 以上で終わります。 ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午前10時58分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午前11時8分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。 次に、西依義規議員の発言を許します。西依議員。 ◆議員(西依義規)  皆さんおはようございます。新風クラブの西依義規です。 今回は、3点について質問いたします。まず、既存集落の活性化をということで、1つ目に質問させていただきます。 この既存集落の活性化、我々議会としても、3月に、都市計画の在り方を検討する議員有志の会というのを立ち上げまして、内容を御紹介しますと、近年人口増が鈍った要因として、鳥栖市に住みたくても家を建てる土地がない。 鳥栖市に就業場所となる企業を誘致したくても、工場を建設できる土地がないと。 土地利用に関する課題が多くあります。 また、市街化調整区域内の既存集落では、市街化区域と変わらず、道路や上下水道が整備されているにもかかわらず、自由に家を建てられないと、土地利用に制限があり、若年層の流出や高齢化が進んでいますという趣旨で、在り方検討会を今実施しております。 3月24日に発足しまして、4月21日には、基山町のほうにお邪魔いたしまして、松田町長はじめ、いろんな議員の皆さんと、そこでは地区計画の運用基準について、いろいろ勉強させていただきました。 そういった問題意識から、本日は、この既存集落の活性化というテーマで質問させていただきます。 鳥栖市の第7次総合計画令和4年度実施計画の中には、基本目標2、快適な生活を支えるまち、24ページになりますけど、そこで50戸連たん制度による既存集落の維持・活性化を図ると。 また、戸建て住宅の開発を緩和するという――私が言ってるんじゃないですよ、鳥栖市が言ってる経過があります。 そういったことで、まず1つ目に、市は市街化調整区域内の既存集落の維持活性化をどう考えているのか。 また、本当に戸建て住宅の開発を緩和しようとしているのか、お尋ねします。 以降の質問は質問席からさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域として、新たな開発を規制し、農地の環境保全を図る区域でございますが、既存集落につきましては、地元の伝統や文化を継承していくためにも、50戸連たん制度の運用による規制緩和において、集落の機能の維持・活性化を図ることといたしております。 本市では、平成23年11月に50戸連たん制度の運用を開始いたしており、平成30年4月に江島町の一部が区域指定されております。 また、本年4月、養父町からの申出があっており、県の指定を受ける準備のため、50戸連たん制度と、区域指定に係る区域の基礎調査に要する経費につきまして、本議会に補正予算を提出させていただいているところでございます。 この制度を運用いたしますと、一戸建ての専用住宅を建築する開発が可能になっております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  平成23年の江島町と本年4月の養父町からの申出があってるということでございます。 いや、私が聞きたいのは、地域からの申出とおっしゃってますけど、実施計画に、既存集落の維持・活性化を図ると書いてありますんで、市がどういうふうに活性化を図っているのか。 本当に、今聞いてると、何となく地域任せで、地域から申出が上がったら受けてやるよっていうぐらいの感じにしか聞こえませんので、市が本当に維持・活性化を図るのかについて、もう一度お尋ねします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 50戸連たん制度は、市の申出により、県が区域指定を行うものです。 しかし、申入れに当たっては、集落の合意を得ている必要があり、既存集落に住まわれている方々の意向が第一であることから、町区とともに、集落の維持活性化を図るものでございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  少し踏み込んで、町区とともにという言葉を入れていただきましてありがとうざいます。 町区任せではなく、町区とともに、ぜひ活性化を図ってください。 ただ、この50戸連たん制度ですけど、たしか20地区ぐらいあるんですけど、まだ2地区しか申出がないということで、その進まない原因、50戸連たん制度の運用が進まない理由は何でしょうか、お尋ねします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 本市では、平成23年11月に50戸連たん制度の運用を開始いたしており、候補地として、鳥栖地区で3区域、基里地区で4区域、麓地区で5区域、田代地区、弥生が丘地区、若葉地区、旭地区でそれぞれ2区域、計20区域を候補地として選定いたしております。 江島町、養父町以外の18町区の進捗状況でございますが、指定範囲の調整や、地元の合意形成などにより、申出には至っていない状況です。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  また地元の合意やいろいろで申出に至ってないというお答えですけど、だから、市の実施計画に上げているんですよね、既存集落の維持・活性化を図ると。 市が上げてるんですけど、いやいや、地域からの申出に至ってないんで進んでませんって、何か他人事なんですよね。 本当、申出に至ってないこの状況がありますよね。 20地区のうち、あと18町区。 じゃあ、それをどうやって打開するんですか。 本当にこの20町区――私、思うんですよね、本当、この制度を知られているのかなと、その18町区においても。 だから、その辺で、申出に至ってないという状況をどうやって打開するかをお尋ねします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 50戸連たん制度につきましては、県の条例によりまして、集落の住民の合意を得ていることが条件となっており、町区により合意形成を図った上で、市に対して申出を行っていただくことになります。 町区において、合意形成に向けた議論を行っていただきますが、個々の集落で状況も異なりますので、範囲の指定によっては、開発の需要が余り期待できず、制度の運用効果が見込まれない場合がございます。 また、現在の良好なコミュニティーへ、地元の以外の人々が移住することに対しての不安に思う声も聞いております。 このようなことから、それぞれ様々な事情もあるかと思われますが、地域住民の皆さんの意向が大事でありますので、50戸連たん制度の活用をお考えの町区に対しましては、市も連携して取り組んでいきたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  そうですね。 ただ、今のままでは、多分、広がっていかない、地元合意......、いや、それは例えば、あなたは50戸連たん制度の町区ですよって言って、区長さんが、集めて、みんなに話すっていうようなことは、多分あり得ないんですよね。 そういった、仕事、また、忙しい区長さんによって。 だから、鳥栖市が既存集落の維持・活性化を図るという目標があるんであれば、鳥栖市がそういった既存集落と、こういう制度がありますけど、どうですかと、一回お話聞いていただけませんかという、要は受け身じゃなくて、攻めるほうというか、そういった政策をすべきかなと思うんですよね。 ということで、今までの市の対応、やり方を変えれば、この50戸連たん制度は進んでいくんじゃないかと思いますけど、それについて、今後の地区との関わりを教えてください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 50戸連たん制度につきましては、市街化調整区域内の既存集落の活性化を図る目的で、平成23年度に運用方針の決定を行い、当時、該当町区に対して説明会を開催させていただいております。 しかしながら、江島町、養父町以外の18町区におきましては、申出に至ってない状況です。 また、令和4年4月1日から、都市計画法等の一部が改正され、市街化調整区域の災害リスクの高い区域における住宅などの開発許可が、政令において厳格化されたことに伴い、区域の指定に当たっては、原則として災害ハザードエリアを含まないとされたところです。 これにより、地区の指定に影響を受ける町区がございますことから、候補町区に対し、制度の改正について及び江島町での実績について御説明をさせていただき、改めて制度導入の意見をお伺いしたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  何となくやらないような気がするというか、本当、担当課の皆さんともお話をしてたんですけど、本当にやろうと思ってるのか、都市計画課なんですよね、この担当が。 それで、都市計画課は、市街化区域、調整区域を厳格に守って、調整区域はもちろん都市化しないっていう方向なんで、どうも、自分らの課の使命と、この50戸連たん制度が相反するみたいな感じで、あんまり乗り気じゃないんですよね。 ただ、どこでも、例えば、基山町でこないだお話したときは、定住促進課なんですよ、担当が。 定住促進課。 都市計画課とは違うんですよね。 だから、鳥栖市の都市計画課、いや、この線引きを厳守して、何たれ、こうたれみたいな。 もう本当、私が言っていること、伝わらんかなあと思ってまして、もう一回聞きます。 要件の候補地に、じゃあ、いつから、どうやってアクションをかけていくのか、それだけ教えてください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 説明の時期につきましては、町区によって状況が異なりますので、明確に申し上げることはできませんが、速やかな対応に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  時期は答えられ......、速やかな対応ということで、人それぞれ速やかさが違うと思うんですけど、私が思う速やかは、今6月なんで、せめて7月、8月だったら、これ、速やかなんですよ。 来年の2月、3月は多分、速やかと言わんので、ぜひそういったアクションを起こしていただきたいと思います。 4番からは、今度、地区計画の運用の話をさせていただきます。 建設経済常任委員会で、この間、行政視察に行きまして、そういった地区計画をされてるところを視察をしてきました。 もちろん、基山町の地区計画の運用基準も勉強させていただきました。 じゃあ、鳥栖市は今、策定中ということですけど、どういった感じの地区計画の運用基準なのか、教えてください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 令和2年に策定しました鳥栖市都市計画マスタープランにおきまして、拠点性が高い区域につきましては、都市的土地利用を進めるため、市街化調整区域における地区計画制度の運用を検討することとしておりまして、対象となる区域としましては、新幹線駅やインターチェンジ、学校などを予定しております。 この地区計画制度に関しまして、県におきましては、市街化調整区域における秩序ある土地利用の形成を図る観点から、令和3年1月に市街化調整区域における地区計画に関する協議指針を作成されております。 また、これを受けまして、基山町におきましては、市街化調整区域における地区計画が、単に市街地を拡大するものではなく、地域のまちづくりに寄与するものとなるよう誘導するため、令和3年10月に市街化調整区域における地区計画の運用基準を作成されております。 本市におきましても、実際の運用に当たりましては、無秩序な開発とならないよう、開発区域や規模、建築物の用途や、形態などを定める運用基準を策定した上で、計画的な土地利用を図ることといたしております。 現在、令和5年度の地区計画制度運用開始に向けて、地区計画の運用基準の策定に取り組んでいるところでございます。 今後、庁内及び県の関係部署並びに都市計画審議会とも調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  運用指針の中身までは教えていただけなかったんですけど、本当、ちょっと遅いんじゃないかなと思うんですよね。 運用指針があったら、例えば、基山町だったら、民間がどんどん話持ってきて、乱開発にならないよう行政が止めたり、あそこいいよと言ったり、多分、ニーズはあるんですよ、鳥栖市の土地。 それも、1年も2年もほったらかして、運用基準はつくらない、基山町が令和3年10月につくって、うちが、令和4年10月にできた、1年遅れですよね。 しっかりお願いします。 それで、この地区計画ですけど、マスタープランでも書いてあったとおり、新幹線駅やインターチェンジ、学校などの周辺を予定しているということで、話によると、最初のエリアは、新鳥栖駅じゃないかなと思っております。 新鳥栖駅のところを見てみると、あそこ、広域交流拠点――観光やビジネスなどの広域的な交流を促進する拠点としてマスタープランで位置づけられておりますけど、住宅以外にどのような建物の用途になるのか、また、民間等の利用を考えているのかをお尋ねします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 鳥栖市都市計画マスタープランにおきまして、新鳥栖駅周辺を広域交流拠点と位置づけ、観光やビジネスなどの広域的な交流を促進することといたしております。 このことから、地区計画により、許容する建築物の用途につきましては、周辺の用途地域が、近隣商業地域や第1種住居地域に指定されていることから、住宅や事務所、商業施設などが考えられます。 観光やビジネスなど、広域的な交流のまちとなり、多くの人が集う新鳥栖駅となるよう、魅力ある拠点の形成を目指してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  ありがとうございます。 50戸連たん制度と地区計画についてお尋ねいたしました。 この市街化調整区域の開発行為なんですけど、鳥栖市の土地が人気がないなら言いませんよ。 けど、土地はない土地はないと言ってるんで、担当課が急げば、新鳥栖駅周辺も、すぐ地区計画で、そういった観光ビジネスの交流拠点になるんですから、ぜひそういった運用を急いでください。 お願いします。 では、次の道路整備で渋滞の解消をという質問をさせていただきます。 道路整備について、多くの議員の皆さんがされております。 過去の議事録も読んだんですけど、大体同じような答弁でございます。 それが納得いくならいいんですけど、どうも納得がいかないんで、もう一回、ここで質問をさせていただきます。 鉄道高架は、この後、江副議員がそっちのほうをお話しするんで、私は、この間、建設経済常任委員会で、鉄道高架、連続立体交差をしてる市としてない市を見に行きました。 知立市と刈谷市、ちゃんと両市とも発展はされてました。 もちろん、どっちがどっちっていうこともなく、担当課にお聞きしましたけど、もちろん、連続立体交差の時間がかかる分、効果が高いという部分と、単独立体交差で、駅を上げて、歩行者の、うちでいう東西連携をされてるところとありました。 だからもう、駅周辺整備を何たれこうたれっていうのは、両方あるんで、その議論はいいとしてっていうのはないですね。 私は、駅を、橋上とか周辺整備をっていうのと、道路整備が一体となったっていう、今までの質問がどうも納得いかないので、もう一回質問させていきます、ここで。 鉄道高架はやらないと、現実的じゃないみたいな答弁がずっとあって、方針は、これ市長の方針なのか、それとも、市としての方針なのか、そこを1回確認させてください。 もし、市の方針で、市の決定事項であれば、鉄道高架はやらないなんで、上げない、鉄道は扱わないという方針が決まってるんであれば、駅周辺整備と別に、東西道路の検討はできるんじゃないかなと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 平成18年2月の鉄道高架連続立体高架事業の白紙撤回は、鳥栖市として方針決定したものでございますが、鉄道交差3路線の都市計画道路の見直しにつきましては、平成30年12月の鳥栖駅周辺整備事業の断念により、鳥栖市都市計画道路見直し検討懇話会を中断しているところであり、再開は未定でございます。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  どうも分からないですよね。 都市計画道路見直し懇話会が中断されたと。 何でかというと、鳥栖駅周辺整備事業の断念だからという、ずっと答弁なんですよね。 じゃあ、その都市計画道路見直し懇話会はどういう状態になったら再開するんでしょうか。 もう一回言いますが、僕は、鉄道高架にしないという方針で見直し検討できると思うんですけど、その辺について、もう一回お願いします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 鉄道交差3路線の都市計画道路につきましては、平成28年3月に策定した、鳥栖駅周辺まちづくり基本構想での橋上駅とする方針決定を受け、見直しを開始したものの、平成30年12月の鳥栖駅周辺整備事業の断念により、都市計画道路見直し検討懇話会を中断しているところでございます。 このような経過を踏まえますと、鳥栖駅周辺のまちづくりに関する施策が決定していない状況の中では、懇話会の再開、並びに鉄道交差3路線の都市計画道路の検討再建は難しいものと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  いや、もう福原部長も、鳥栖市のプロパーじゃないんで、多分、言ってることがおかしいって自分で分かってるんじゃないかなと。 鳥栖市駅周辺整備と渋滞解消とか、例えば、子供たちの安全安心とか、道路整備が必要だと、だから道路整備しましょうっていうのに、駅を決めてないからって。 だから、駅が止まったことによって道路整備が進まないということは、いろんなことに影響が出てるんですよ、鳥栖駅周辺整備。 だから、鳥栖駅周辺のまちづくりに関する施策が確定しない状況の中とおっしゃったんで、確定してくださいよ、もう、関する施策を。 そうしたら、じゃあ道路もどうしましょうかってなるんで、ぜひ。 何が駄目なのかよく分からないんで。 ただ、あの道路の検討、できません、できませんじゃ、議論が進まないんで。 2つ目は、以前、鳥栖市が国のほうに、何か出されているものがあったんで、それの中からいろいろ質問をさせていただきます。 資料は、07西依というところで、都市計画道路久留米甘木線、既定都市計画決定ルート(国道3号取付けはループに変更)という資料を御覧ください。 質問通告には、この平面交差って書いてあるんで、それは訂正して、ループ交差のほうでお願いいたします。 それで、このルートでは、見ていただくと、道路規格は第4種2級、時速50キロで幅員が14メートル、車線が2車線、全体延長が1,700メートル、うち、橋梁延長が90メートル、コストとして44億円、費用対効果(B/C)が0.8という検討をされてるんです。 検討はほかにもいろいろあって、バイパス案とか、いろいろあったんですけど、例えば、この青、都市計画で整備するという方針を市が立てたらどうかと思っております。 ただ、いろいろ調べたら、この都市計画道路、昭和38年11月20日に決定されておりまして、59年前、田代2町3村合併して、10年ぐらいが経って、田代のメインストリートですよ、あそこ。 私も小学校の頃、田代市とか盛り上がって、あのまんま。 ずっと、あの通り。 それも、整備せんのが、鉄道のやり方が決まらんから。 意味が分からんと思って。 子供たち、小学校、ずっとあそこを通って、歩道もない、それを59年間野放しにしているというところを、多分、地元の人たちも、もうここはならんだろうって思ってあるかもしれんですけど、私は、都市計画道路でしっかりあるんだから、その辺を、市の方針として整備するのはいかがでしょうか。 御答弁お願いします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 これらの調査業務では、平成28年度から設置した鳥栖市都市計画道路見直し検討懇話会における検討資料の作成を主に行ったものであり、鉄道交差3路線における比較案を作成しておりますが、決定に至っているものではございません。 また、都市計画道路久留米甘木線の幡崎踏切が位置する区間は県道であり、道路管理者である佐賀県との協議が必要となってまいりますので、市のみで道路整備の方針を決定することはできないものと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  せっかくパネルつくってきたんですが、出すのを忘れていました。 先ほどおっしゃったこの都市計画道路が、今12メーターで設定されてるんですよね。 ただ、歩道とか考えると、やっぱり14メーターぐらいはどこでもあるし、今、この延長、田代大官町・萱方線もたしか14メーターで整備されてるんですよね。 それで、市民の皆さんで、田代大官町から萱方町、ああ、出来てきたなと。 整備は続くと思うんです、普通に考えたら。 だけど、もちろんここまで、国道34号までは何とかされるかもしれんですけど、この先何も決まってないで、だから、私は都市計画道路、もう設定してあるんだから、それを事業化、まずは地元にしっかり話を聞いて、本当に14メーターで行けるのか。 以前のループだったら、トラック、いろいろ大型車が入ってくるんで、反対があったとか、いろいろ聞きましたけど、その時代と今と地元の声も違うと思うんで、話を聞くぐらい、いいじゃないですかと。 それで、もちろんここ、八坂神社から、この間県道なんで、ループしたりするのも県道の話なんで、県がされるんでしょうけど、ここ、市道なんですよね。 それで、先ほど、お答えは、佐賀県との協議が必要で、市のみで道路整備の方針を決定することはできないと。 何か、ああ言えばこう言うみたいな答弁が多くて、じゃあ分かったよと。 次の質問をします。 市道なら市だけでできるんでしょう。 次の写真、これは、市道までの赤丸と、こっちはどこまで行くか分からんですけど、取りあえず長崎街道、田代地区歴史文化プロムナードっていうふうに銘打って、この下の写真は、横浜の保土ヶ谷のところの松並木をこうやって再現されてる、横は国道1号なんで、国がやったかどうか分かりませんけど、こうやって、横、トラックがばんばん行ってるけど、しっかり、歩道と車道の安全性を保って、小学生が歩いてるというところで、私は、地元の皆さんとも、今のままでトラック搬入したら絶対反対ですよ。あんな危険なところで。 だけど、これぐらいの安全性はできますんで、例えば、長崎街道の歴史的に扱ってほしくないもんねって言いますけど、今のままでも、そこまでそんな雰囲気感じらんとですよね。 いや、こうやって、もう保土ヶ谷っぽい松並木とか、もしその江戸時代の風情が感じられるような再現すれば、じゃあここ歩いてみようかなと思うんですけど、今のままは、ちょっと駄目なんですけど、それを14メーターに拡幅して、しっかり歴史の通りとするっていうんであれば、地元の皆さんも一緒に話乗ってみようかってなるんと思うんですけど。 この辺については、私の提案はいかがでしょうか。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 都市計画道路の計画に当たりましては、交通量や沿道特性を考慮して、道路の幅員構成を検討する必要がございますが、安全で円滑な交通の観点から、同じ路線では、同じ幅員構成とし、道路の連続性を確保することが望ましいと考えております。 また、都市計画道路久留米甘木線の見直し対象区間のルート案につきましては、県道区間も含めた一体的な道路計画を検討するべきであると思われますので、議員御提案の市道区間だけでの検討は難しいものと考えております。 以上、お答えさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  いや、さっき、県道は、県との協議が必要なんで、できない。 市道は、何て言った?市道も県道区間と一体的な道路整備をする必要があるので、検討できない。 こういう言い方、いいか分からんですけど、鳥栖市のやる気がないというか、佐賀県のほうから――佐賀県の立場として、自分の目の前の市道を何も扱わず、何も計画も立てず、地元とも話し合わず、佐賀県として、やる気になります?その先を。 まず、市が自分のお金で、田代小学校の前だけでもいいんで、取りあえず整備して、ああ、そろそろ八坂神社に続くなと、佐賀県さんも、こう鳥栖市は考えてるんで、同じような感じで行くっていう、普通に言えばいいでしょう、県と市で。 いや、それか都市計画道路を潰す、もう止めにして。 置いておくのにやらない、多分、僕は、しっかり長崎街道を残した整備を地元さんが望まれるか、それとも、いやいや、しっかりした......、松の木とか邪魔やけん、しっかりした歩道、3.5メートルぐらいあるしっかりした道路、安全性を確保してくれと。 いろいろお話を始める時期かなと。 それでも、1年、2年じゃ終わるはずないじゃないですか。 それを始めて、3年、4年たって、ひょっとして鳥栖駅のほうも解決し出して、ゴーサインが出るんじゃないですか。 特に幡崎踏切は危険踏切で、やっぱり何とかして解決せないかんのは、多分、市もJRさんも同じ方向性でしょうから、ぜひお願いします。 田代の皆さんも、昭和38年からの都市計画道路、ぜひ諦めないようにお願いいたします。 では、次の道路、今度は、資料がまた、もう一ページ、高橋の資料。 これも、私が検討したわけじゃないですよ。 これに載ってた、都市計画の検討、平成28年に出された分から抜粋しております。 そこには、既定都市計画ルートと、現道4車拡幅ルートと、計画2車、現道2車活用案と、3点載っておりました。 その中の1つの案、現道4車拡幅ルートの地図をお見せいたしております。 これが、4車に拡幅なんですね、今の2車を。 コストが20億円、費用対効果(B/C)が1.2出てるという事業です。 それで、この道路について御質問ですけど、これと、もう一個真っすぐ通れるルート、ここですね。 この2つを比較されてました。 たしか、この平成28年じゃなくて、平成30年ぐらいに出されたやつで比較されて、結構均衡してたんですよね、プラス、マイナスが。 鳥栖市として、その辺はどういうふうに考えてるのか。 このまっすぐのやつで行くのか、現道拡幅でいくのか。 もちろん、県との絡みもあるんですけど、鳥栖市としての見解があれば教えてください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 議員御指摘の都市計画道路飯田蔵上線の鉄道交差区間のルート案につきましては、平成30年度から令和元年度にかけて実施した調査業務で作成し、懇話会で比較検討を行ったものでございますが、同じく、ルートの決定には至っておりません。 このルート案の比較では、まちづくりへの影響や、施工性などの実現性と交通負荷などの機能性について比較検討したものであり、4車線の既定都市計画ルート案では、東西連絡の主交通が直進通行となり、円滑な交通処理が可能となるプラス面がある一方、側道が必要となり、沿線周辺の利用に影響があるなどのマイナス面がございます。 また、現道ルートで高橋を4車線に拡幅する案では、東西連絡の主交通が右左折となるため、現況の交通処理の課題が解決されないマイナス面がある一方、現状の利用形態から大きな変化がなく、沿線周辺の利用への影響が小さいなどのプラス面がございます。 このように、どちらのルート案も一長一短があり、優劣をつけがたいことから、さらに詳細な検討が必要であると考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  そうですね、一長一短あるということでございました。 そうあるんであれば、前回の池田議員の質問とかでありましたよね、向こう側が混むっていうやつで。 今、私もあそこよく通りますけど、一番困るのは、やっぱり鳥栖のほうから曽根崎に行くほうなんですよね。 それで、逆に曽根崎から鳥栖に行くほうで渋滞に遭ったことは、あんまりないですよね、ほとんどすっと行けるんで。 それで、今の交通量で、市役所の前通りはずっと2車線で行きました、それで、橋になって、急に4車線。 曽根崎までつなぐっていう需要が果たしてどんくらいあるかっていう――素人目からすると、そんなに要らんやろうって思って。 例えば、曽根崎に行くほうだけ2車線、だから、3車線にして、1個車線を入れる。 もちろん、県道なんで、市だけではっていうお答えでしょうけど、もし、そういった案はいかがでしょうか、お尋ねします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  西依議員の御質問にお答えします。 議員御提案の、現道の高橋を拡幅して3車線にするという案につきましては、道路用地が少なくなることから、4車線とするよりも事業費の抑制につながると思われますが、4車線の案と同様に、現況の交通処理の課題が解消されないマイナス面がある点や、反対方向の車線が1車線で問題ないかといった確認が必要な点がございますので、採用するためには、慎重な検証が必要になると考えられます。 また、高橋は県道であるため、幡崎踏切の区間と同様に、道路管理者である佐賀県との協議が必要となってまいりますので、市のみで道路整備の方針を決定することはできないものと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  佐賀県さんは、どがん思ってあるですかね。 市のみの道路整備の方針で......、いや、市はこう思いますと、県はこう思います、議論します、じゃあこうしましょうよでしょう。 市の方針がなかったら、佐賀県、何も言えんやないですか。 じゃあ、鳥栖市はどう考えてるんですかと。 鉄道どうされるんですかと、高橋どうしましょうかと。 じゃあ、今の現状を何とか打開してくれと、それが市の方針ですと。 いやいや、50年後、100年後のまちづくりにはこっちがいいですっていう市の方針がないのが、私は、この進まない一番の理由かなと思っております。 もちろん、議会でも1つにまとまってるわけじゃないんですよ、これ。 鉄道を連続立体交差したほうがいいという方と、もちろん、今やれる道路は単独でっていう方もいらっしゃいますんで、それが市民の皆さんの声かもしれません。 なかなか1つにはまとまらない。 ただ、感想として、この間知立市に行って、歴史を見せていただきましたんで、そこの歴史だけ発表っていうか、御報告をしておきますと、愛知県のホームページを見ましたんですけど、その知立市の連続立体交差は、事業調査採択――県の採択ですよ――昭和51年、私が5歳のとき。 それで、連続立体交差事業が新規採択となったのは、平成9年、私が26歳のとき。 それで、都市計画事業認可が29歳。 鉄道事業者との工事協定――やっと締結しましたが、私が39歳のとき。 5歳から39歳。 名古屋本線を全区間架設――横に仮設の鉄道があるんですけど、そこに切替えたのが令和2年度、私が48歳のとき。 それで、こないだ行ったのが、私51歳で行政視察したと。 それで、出来るのがいつかと聞いたら、令和10年度、私が57歳のときに出来ますと。 もちろん、これぐらいの長いスパンで、5歳の子が57歳のときに――ここはたまたまそうですけど、鳥栖市はもっと早くできるかもしれんですけど――それぐらいのやつをやるのか。 いやいや、鉄道は上げませんと、佐賀県さん。 だから、この県道2つあるやないですかって、一緒にどげんかしましょうっていうのを、どっちかで......、だから、一番いかんのが決めないことだと思ってます。 ぜひ、これはもう議会で議論して決まるようなことかどうか分かりませんよ。 結果、手挙げて、きれいに真っ二つになるかもしれませんけど、それは、我々も議論が必要ですし、庁内でも、ぜひ議論をしてください。 あと、本当に道路整備については、やれることがあるんですよね。 すぐ、この検討懇話会を出しますけど、これには、佐賀県さんの国もJRさんも入ってるんで、これは最終なんで、この手前のやつ、庁内の、副市長トップか何か、その庁内のやつをまず決めて、じゃあ、鳥栖市はこがんしていこうと。 そうせんと始まらんと思いますんで、ぜひ鳥栖市の庁内方針を決定してください。 そうせんと、ずっと我々一般質問でせんばいかんですよ、毎回毎回、おんなじような答弁を聞きに。 ぜひ、次の議会には、決まりましたというところで、お願いいたします。 では、3つ目です。 今度、コミュニティ・スクールで、学校は地域の声を積極的に生かしているのかっていう質問をさせていただきます。 昨日教育の日があったみたいですけど、相変わらず、保護者の制限をかけたりとか、もう学校側のそんな対応に、ちょっとどうかなと思ったんで、この質問させていただきます。 まずは、コミュニティ・スクール、先行で基里中校区、鳥栖中校区においてやっていらっしゃいますんで、その効果についてお尋ねします。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  西依議員の御質問にお答えをします。 これからの学校教育は、子供たちの健やかな成長と質の高い学校教育の実現を図るため、地域の力を学校運営に生かす学校運営協議会制度、すなわち、コミュニティ・スクールがあります。 このことを受けまして、本市ではまず、平成30年度より、基里小学校と基里中学校に学校運営協議会を設置し、5年目を迎えました。 これまでの成果としましては、基里小学校では、一番の懸案事項でありました、登下校の安全確保のための見守り隊が発足し、日々子供たちを見守っていただいております。 また、学校行事等への支援もしていただいており、教員が休日にボランティアで行っていた育苗作業を地域の方が担ってくださったり、体力テストの補助をしてくださったりすることで、教員の負担軽減につなげることができました。 基里中学校での取組としましては、学校が放課後行っております補充学習への支援を行ってもらったり、体育大会で生徒が着用しますはっぴを作成していただいたりするなど、地域に支えられていることが実感できるような取組が行われました。 また、体育大会の前に地域の方々が、除草作業をしてくださったり、職場体験活動の受入れ先を、学校運営協議会の地域代表の方が中心となって探してくださったりするなど、教職員の負担軽減につなげることもできました。 学校側からは、地域のために、児童生徒に何ができるかという観点から、地域の文化祭への参加も行い、中学生は、運営役として開会式の進行を務め、小学校5年生は、教科「日本語」の学習成果を発表しました。 令和2年度は、これらの成果を基に、新たに鳥栖中学校区3校に学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールの推進及びその充実に努めてまいりました。 具体的には、鳥栖北小学校や鳥栖中学校では、地域の方々と児童生徒が一緒に花の苗植えを行ったり、鳥栖北小学校では、植えた苗を登下校の見守りの方に贈ったりするという取組が行われました。 鳥栖小学校での新しい取組としましては、登下校の見守りの方の写真を撮って、児童に対して、地域で見守ってくださっている方々の周知を図るということを進めております。 マスク着用により、児童にとって、見守りをしてくださっている方々の認識が難しいための取組となります。 また、鳥栖中学校では、職業人講話への仲介を地域の方々がしてくださったり、教員の負担軽減にもつながっております。 これらの取組のほか、学校運営方針に対して熟議することができ、地域理解の下、活動することができているので、地域の協力が得やすいという報告を受けており、コロナ禍にあってもできることを模索しながら進めているところでございます。 こうした流れの中、今年度は、全12校に学校運営協議会を設置したところでございます。 これまでの成果と課題を生かしながら、コミュニティ・スクールの推進に努めてまいります。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  効果についてお答えいただきました。 では、次に、資料がありますんで、地域学校共同活動推進委員の委嘱のための参考手引ということで、すいません2つ分けて、1回で質問をしますんで。 この推進委員は、どのような選定が行われるのか、その役割についてお願いします。 あと、この手引きを見ていて、赤線引いてますけど、地域活動推進委員が、公立の公民館や社会教育施設の職員が委嘱することは想定されてないって書いてますんで、その辺の、鳥栖市もそういう想定でされているのかどうか。 あと、この推進委員さんの仕事がえらい書いてあるんですよね。 期待される役割、いろいろ書いてあるんですけど、本当にこの鳥栖市の推進委員さんもこういった役割を担われたのかお尋ねをいたします。
    ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  地域学校共同活動推進員の選定方法につきましては、各小中学校長の推薦により、学校ごとに選定し、PTA経験者、区長OB、自治会のOBなど12名の方に委嘱をしております。 地域学校協働活動推進員は、地域と学校をつなぐコーディネーターの役割をしていただいており、具体的には、学校運営協議会や、まちづくり推進協議会に参加していただき、実践においても、例えば、基里小中学校区においては、コミュニティだよりを作成したり、講師の選定、地域の中で指導、助言をしてもらったりなど、行っていただいているところでございます。 次に、議員御案内の地域学校共同活動推進委員の委嘱のための参考手引に記載されております地域学校共同活動推進委員の委嘱につきましては、県を通じ、文部科学省に確認をいたしましたところ、日頃から様々な活動を通して、地域住民等と学校との連絡調整を行う地域コーディネーター的な役割を担っていただいている方を、教育委員会が委嘱をし、地域学校協働活動推進員として、法律に位置づけられた存在として、活動に関わっていただくことを想定しているとのことでございました。 しかしながら、地域によっては、人材が限られているなど、その実情に応じて、社会教育施設の職員などに委嘱をすることについては、可能とされているものであるとの見解でございました。 このようなことから、本市といたしましては、今後も地域学校協働活動推進員の委嘱のための参考手引の内容を推薦者にお伝えし、地域の実情に応じて委嘱してまいりたいと考えております。 また、同手引には、地域学校共同活動推進員に期待される役割として、地域や学校の実情に応じた地域学校共同活動の企画立案、学校や地域住民、企業、団体、機関等の関係者との連絡調整、地域ボランティアの募集、確保、地域学校協働本部の事務処理、経理処理、地域住民への情報提供、助言、活動促進が記載されておりますので、本市におきましても、こうした手引等を参考にしながら、地域学校共同活動推進員への情報共有を通して、地域学校共同活動を推進してまいりたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  学校運営協議会、コミュニティ・スクールですね。 それで、地域学校共同活動っていう、その事業があります。 一応、参考資料の一番最後に、学校運営協議会と地域学校協働活動の関係はっていうのがありますんで、ちょっとごっちゃになるんで、私もよく分かんなかったですけど、この地域学校共同活動推進員の役割は非常に大きいと思いますんで、ぜひそういったところで、コミュニティ・スクールがうまくいくよう願っております。 では、最後の質問です。 昨今、教育の日の話でもありましたけど、この間の中学校の体育大会で、保護者の入場制限がされているということでお聞きしまして、率直な感想ですよ、まだそんなことやってるのって、私、思って。 もちろん、子供の安全、安心を第一にとか、教育現場だからっておっしゃると思うんですけど、僕は、そういうふうに、例えば、コロナが流行ったら、締める、落ちついたら、緩めるっていう、緩めることがなかなかないんじゃないかなと思ってますんで、今コミュニティ・スクールの話をずっとしてきて、地域とともにある学校であれば、まず、地域に開放してくれんと、保護者が入られん学校なんてあり得んと思うんで、ぜひその辺を、地域とともにある学校と言えるのかについて、お尋ねをいたします。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  新型コロナウイルス感染防止のために、令和元年度の卒業式から、今年度の5月実施の中学校体育大会に至るまで、学校行事等における保護者及び代表者の制限を行っております。 現在の落ちついた感染状況からすると、今年度の体育大会計画当時、さらに緩和を進めることも考えられたかもしれませんが、4月及び5月の市内の感染状況を見ますと、いつ学校で感染拡大やクラスターが起きてもおかしくない状況でございました。 市内の児童生徒の陽性者は、4月に157名、5月に150名、学級閉鎖は6件起こっております。 学校は、可能な限り、保護者や地域への授業や行事を公開したいという考えがある一方で、学級閉鎖や学年閉鎖が頻発したりクラスターが発生したりした過去の状況を鑑み、どうしても慎重にならざるを得ない状況があったことも事実でございます。 基本的に、学校は文部科学省の示しております、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、バージョン8にのっとった対応を行っており、県教委からの通知もこれに準じております。 こうした状況の中で、学校も熟慮に熟慮を重ね、観覧の方針につきましては、PTAの報告や相談を経て、最終的には学校長の判断により決定いたしております。 しかしながら、議員の御指摘にございますように、コミュニティ・スクールとして、地域とともにある学校を目指すのであれば、学校運営協議会の中において、積極的に地域の声に耳を傾け、議論を重ね、理解をいただくことが必要なことと考えておりますし、地域の方々への情報発信につきましても、重要なことと捉えております。 これは、新型コロナウイルス感染症への対応だけではなく、今後あらゆる面において、コミュニティ・スクールを実践します学校に求められる姿勢であると考えております。 教育委員会としましても、文部科学省や佐賀県教育委員会等から発出される通知に従いながら、ウイズコロナの中で、地域とともにある学校づくりを推進してまいります。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  西依議員。 ◆議員(西依義規)  こちらに関しては、今日、緒方議員がしっかりこの問題をまた言っていただくということで、私からはこれだけとしますけれども、コミュニティ・スクールで、校長先生がいろいろ助言聞いたりしていくのがやっぱり理想ですし、結局、学校は誰のものなのかっていう話ですよ。 これ以上言いませんけど、校長先生だけのものではないと思うんで、その辺は、コミュニティ・スクールを使って、そういった方針をぜひ、地域とともにある学校を目指していただきたいと思います。 以上です。 ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午後0時8分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後1時9分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、緒方俊之議員の発言を許します。緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  皆さんこんにちは。自民党鳥和会、緒方俊之でございます。 通告に従いまして、本日、4点質問をさせていただきます。まず、ミニバスについて。 鳥栖市ミニバスについて、全体の路線ごとの利用者数、現状はどうなっておるのか。 また、新型コロナウイルス発生前と比べて現状どうなっておるのか。 質問をさせていただきます。 以降の質問は質問席にて行わせていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えします。 鳥栖市ミニバスの利用者数の状況につきまして、直近の令和3年4月から令和4年3月までの1年間の状況で申し上げますと、ミニバス4路線の総利用者数1万4,553人。 その内訳としまして、鳥栖地区循環線3,430人、田代地区循環線5,142人、基里地区循環線3,784人、旭地区循環線2,197人となっております。 新型コロナウイルス感染症の拡大前である平成31年4月から令和2年3月までの1年間の状況は、ミニバス4路線の総利用者数1万8,050人。 その内訳としまして、鳥栖地区循環線4,564人、田代地区循環線6,274人、基里地区循環線5,284人、旭地区循環線1,928人となっております。 総利用者数につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前と比べ、約3,500人減少している状況でございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 3,500人の減少ということで、新型コロナウイルス流行前と比べてこれぐらい減るのは妥当なのかなと思います。 今後、鳥栖市においてもミニバスの利用者数を増やしていくということでございましたので、そこでまた質問をします。 このミニバスの路線拡張をすることはできないのか、基里地区はいまだに路線等の変更がないということで、曽根崎町の住民のほうから、ミニバスを通していただけないのかという要望が上がっておりますので質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 ミニバスの運行ルートの見直しにつきましては、令和3年4月に鳥栖地区循環線、田代地区循環線、旭地区循環線の3路線について実施いたしております。 鳥栖地区循環線、田代地区循環線については、周回に要する時間の短縮による目的地への速達性の向上、旭地区循環線については、利用ニーズの反映により、中心市街地へのアクセス性の改善を図っております。 基里地区循環線につきましては、平成24年10月から運行を開始し、近年の利用者数は減少傾向にあることから、調査及び検証を行う必要があるものと考えております。 議員御質問の、曽根崎町へのミニバスの乗り入れに関しましては、基里地区循環線の運行ルートを見直すことになるものと考えておりますが、運行ルートの見直しに当たっては、既存の交通機関との競合について配慮する必要があるほか、現在の1便当たりの所要時間や運行ルート全体のダイヤの調整が必要であり、現在の利用者の方への影響など、地区全体での調整も必要となってまいります。 したがいまして、市といたしましては、地区の皆様の御意見を伺いながら、運行ルートやダイヤ等の検討を行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  運行ルートやダイヤの検討を行っていただけるということで、どうぞよろしくお願いいたします。 そこで、現在、ミニバスの利用者数が少ないのは、今、週3日間しか走ってないんですよね。 利用者数が少ないから3日間なのか、3日だから利用者数が少ないのか、毎日運行ができるようになれば、おのずと利用しやすいミニバスとなって、利用者数も増えていくのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 ミニバスの毎日運行につきましては、運行日数が増えることにより、増便を伴う場合は、その費用に係る財源の確保、運行事業者において、毎日運行のために必要な運転士の確保の問題もございますので、今後の利用状況を注視しながら、運行の効率性や、公共交通への財政負担の在り方を踏まえた検討が必要であるものと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 財源、運転士さんの確保、行政の効率性が担保できれば、そういった毎日利用するほうも見直してもいいということだと思います。 ぜひ、誰もが利用しやすいミニバスにしていただきまして、利用者数もばんばん上げていただけたらと思います。 それでは、次の質問をいたします。 ミニバスの停留所にベンチ等があったが、利用者が高齢者ですので、休憩するスペース等も確保できます。 ぜひとも停留所にベンチ等の設置は行わないのか、御質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 ミニバスのバス停へのベンチの設置につきましては、商業施設や医療機関などの敷地内に設置しているバス停の一部では、その施設による利用者へのサービスとして、ベンチ等、休憩施設を設けていただいているところもございます。 ミニバスにつきましては、バス停まで徒歩で移動する負担軽減と利便性を高めるため、バス停がなくても自由に乗り降りができる区間を可能な限り多く設けております。 また、ベンチを設置するに当たっては、バス停近隣の土地所有者の御理解と御協力を得ることが必要となりますが、ミニバスは、日常生活における移動手段として、主に生活道路を運行するルートを設定していることから、道路幅員が狭いところが多く、歩行者や自動車の安全面を考慮すると、ベンチ等の休憩施設を設置するスペースが取れない状況でございます。 今後とも、ミニバスの利用状況や、バス停の設置場所を勘案しながら、利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  バス停がなくても自由に乗り降りができる区間を可能な限り多く設けておりますということで、バス停にベンチを置くのに、乗り降りができる、乗るときって、バスが来るまで待っとかんと、乗れませんよね。 降りるときは、多分、どの区間でも降りてもいいということだったと思うんですけれども、乗るためには、ミニバスが来るのを、少しなりとも待っておく時間がありますので、そういうところで、ベンチを設置したらどうかということだったんですけれども。 スペースが取れるところであれば、設置してもいいんではないかというところで、市役所の前のバス停のところには、サロンパスって書いてあるベンチが置いてありますし、商店街のところのバス停には、吉原木工さんから寄贈してもらったベンチ等を置いております。 また、幅が狭いところを通るので、もう置く場所が限られるというのは分かるんですけれども、そのミニバスルートの中にある家の方で、自分の家の庭先やったらベンチを置いていいよとかっていう声も聞きますので、ぜひともその辺は調べていただいて、設置のできるところは設置するようにしていただいて、利用者の向上に努めていただきたいと考えております。 次でございます。 このように、ミニバス等が行けない地域も多々あると思うんですけれども、ここに、市内隅々と場所がいけないところに地域をカバーすることで、できる、デマンド型の乗合タクシー等を導入したらどうかと思うんですけれども、いかがでしょう。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 議員御提案のデマンド型乗合タクシーにつきましては、現在のところ導入計画はございませんが、令和2年3月に策定いたしました鳥栖市地域公共交通網形成計画におきましては、新たなモビリティサービスの調査、検討を実施予定事業と位置づけまして、AIを活用したオンデマンドバス等の新たなモビリティサービスの調査、検討を行うこととしております。 ミニバスのエリア外になっている地域への対応を検討するに当たっては、各地での新たなモビリティサービスの取組について情報収集に努め、今後の対策について調査、検討を行っていくことが重要であると考えておりますので、引き続き、オンデマンドバス等の導入につきましても、地域における移動ニーズの多様化に対応していくための手段の1つとして調査、検討を行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 デマンド型乗り合いタクシーや、またAIを活用したオンデマンドバス等、検討をお願いします。 第7次総合計画の中にも、デマンド型乗り合いタクシーは、高齢者の買物や通院といった日常生活における交通手段として、重要性が高まっていますと書いてありますので、ぜひともお願いします。 また、ミニバス等の運行も、各地区から中心市街地のほうへのアクセスをする便となっております。 デマンド型乗合タクシー等も、鳥栖市の隅々から中心市街地へのアクセスしやすい乗り物ということで、人々を中心地へ連れてきて、中心市街地、また活性化へつなげていただきたいと考えております。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 鳥栖駅西広場が4月にオープンいたしました。 現状の利用状況について御質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖駅西広場につきましては、鳥栖駅周辺整備事業の先行取得用地の有効活用のため、暫定的に広場として整備したものであり、本年4月1日から供用を開始いたししております。 この広場は、平成27年度に実施した市民アンケート調査において、駅周辺に待ち合わせなどの空間が少ないといった御意見や、駅前広場に、休憩などができる魅力的な空間を整備することを望まれている方が多かったことを踏まえ、気軽に待ち合わせや休憩場所として利用いただけるように、ベンチやあずまやを設置しているだけでなく、オープンスペースを広く取っていることから、イベントなどでの活用も可能な広場となっております。 供用開始から2か月程度がたちますが、徐々に、広場内を通行される方や、ベンチで休憩される方が増えてきており、親子連れや学生さんなど、幅広い年代の方に広場を御利用いただいているところでございます。 また、本年5月のゴールデンウイークには、サガン鳥栖のホームゲーム開催日に、鳥栖市商店街連合会と鳥栖市商工振興課の共催によるテイクアウト販売イベント「シン・トスノイチ」と、鳥栖市商店街連合会とフレスポ鳥栖テナント会の共催による「謎解きウォークラリー」イベントが同時開催され、多くの来場者でにぎわったところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 現状、利用されているのは分かりました。 では、今後どのようなことに利用していこうとお考えなのか、御質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 今後も、多くの方に快適に御利用いただけるよう、適切な維持管理を行っていくことはもちろんのこと、イベントなどでも広く御活用いただけるよう、市内の地元関係団体などに御利用を呼びかけてまいりたいと考えております。 また、本年7月には、道路を挟んだ西側に、コインパーキングである鳥栖駅西駐車場の供用を予定しております。 このコインパーキングは、最初の20分間の御利用は無料であり、鳥栖駅西広場を待ち合わせ場所などとしても御活用いただけるのではないかと思っておりますので、そのような後利用方法につきましても、今後広報してまいりたいと考えております。 この鳥栖駅西広場は、暫定的に整備したものではございますが、利用を促進することで、鳥栖駅西側における回遊性強化に多少なりとも寄与することができればと思っております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  地元関係団体の利用を呼びかけてまいりたいということでございます。 駅西商店会というのが現状ございまして、今20店舗ほどの組合員さんで成り立っております。 昨年までは2店舗でやったんですけれども、今年度から駅西の商店街の皆さんが団結して、地域づくり、まちづくり、地域おこしに取り組んでいこうということで、組合を大きく拡大されております。 ぜひ駅西商店会の方にも駅西広場の利用について御案内していただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 それでは、次に行きます。 駅西広場、ベンチが破損しているんですよね。 4月に1回オープンして、もうすぐに、コンクリートのベンチが、私が確認しただけで5か所ぐらい破損してます。 その原因についてお聞きします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 議員御指摘の、ロングベンチの破損事故につきましては、広場の供用開始直後の4月に発生したものであり、周辺の防犯カメラの映像から、スケートボードと、BMXという競技用自転車の使用による破損であることを確認しております。 スケートボードや自転車の走行行為については、他の広場使用者の安全面に支障があるため、条例で禁止行為に定めており、広場に設置している看板で周知しているところですが、このような事故が発生したことから、警察とも連携し、スケートボード等の禁止を呼びかける貼り紙を追加設置するなどの対策を行っているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  スケートボードとBMXによる破損事項でございます。 また、市内スケートボード等をする場所が、もうどこにも、1つもないということなんですよね。 4月に開業して、ベンチの下にLEDライトが入って、夜はきれいにきらきらと光るようになってるんですよね。 もう本当、スケートボード、そこでしていいですよというような感じで造ったような感じがするんですよ。 そこで、質問します。 スケートボード等をできる場所を設けることはできないのか。 また、以前も質問いたしました、駅の東側にスケートボードを今まで利用しておった場所があるんですけれども、そこを再開することはできないのか、お尋ねします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  緒方議員の御質問にお答えいたします。 スケートボード等の利用場所につきましては、その認知度、関心が高まっていることは承知しているところではございますが、一方で、指定した場所以外でのスケートボード等の使用や、夜間に騒ぐなどの利用マナーに課題があることも事実としてございます。 スケートボード等の利用者が、安全に、安心してスケートボード等を楽しむことができ、周辺への危険や騒音等が及ぶことのない用地の確保につきましては、現状では難しい状況でございます。 また、議員御提案の、鳥栖駅東広場につきましては、鳥栖スタジアム第4駐車場への久光スプリングス練習拠点施設の建設に伴い、駐車場確保の必要性から、令和3年9月1日より、鳥栖スタジアムで開催されます大型イベントの際の駐車場として使用しているところでございます。 今後も同様の用途として使用していくことといたしておりますので、スケートボード等の利用の再開につきましては、現在のところ考えておりません。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  スタジアムで開催される大型イベントの際の駐車場として使用しているということだったんですけれども、私、この前、サッカーの試合があるときに見に行ったんですけれども、1台も止まってなかったんですね、バス等は。 それがどれぐらいの頻度で止まってあるのかっていうのも、まだ分かりませんけれども。 また、新しくスケートボードする場所を設けるのも難しいということですけれども、利用者が安心してスケートを楽しむことができて、周辺への危険や騒音等がない用地が確保できればいいということですので、どうにか、そのような安心してスケートボードができて、周辺地域に苦情が出ないような場所っていうのは、鳥栖内探せばどこかあると思うんですよね。 ぜひとも、スケートボードができるような環境を鳥栖でも整備していただきたいと思っております。 それでは、4点目の質問に移らせてもらいます。 市長に御質問でございます。 コロナ禍での鳥栖市の今後についてということで上げさせてもらっております。 鳥栖市の地域経済イベント等、飲食店の利用やまつり鳥栖のイベントが今後、開催されます。 いつまでコロナの自粛ムードが続くのか、続けるつもりなのか。 また、鳥栖の飲食店においても、昼間の飲食店は大分お客さん戻ってきていると思っております。 なかなか夜の営業は、まだまだ戻ってないということで、地域の店舗さんからも、どうにかならんのかねという言葉をよく聞きます。 外食やイベント等、地域経済を回すために、市長から市民の方へ、どうか温かいメッセージを頂ければと思います。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  緒方議員から御指摘いただきましたように、本市の新型コロナウイルス感染症の感染者数は、一時よりも減少傾向にあるほか、3年ぶりに、鳥栖山笠、まつり鳥栖など、観光イベントが開催される予定であるということを伺っておりまして、関係者の皆様の、御尽力、心から御礼を申し上げたいと思います。 おかげさまで、コロナ禍ではあるものの、明るい兆しも見えてきたというふうに感じております。 しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に関しましては、これまでの経験からいたしますと、今後も新たな変異株が現れるなど、大きく局面が変わる可能性も想定されまして、引き続き危機感、緊張感を持っておく必要もあると考えております。 一方で、今御指摘いただきましたように、飲食店の、特に夜の営業がコロナ前の状況にいまだ戻ってないということは認識しております。 市民の皆様には、地域経済活性化のために、自主的な、節度を保った対応をお願いしつつ、ぜひ市内の飲食店での会食、そして、3年ぶりに開催されます各種イベントを楽しんでいただければと考えております。 本市といたしましても、事業者の皆様や、各種イベントの再開について、しっかりと対応、支援してまいりたいと考えております。 なお、本市の経済対策として取り組んでおりますプレミアム付商品券につきましては、おかげさまで完売をいたしました。 ありがとうございます。 この商品券の使用期限は8月31日までとなっておりますので、御購入くださった皆様においては、お早めに、そして、お忘れなく御使用いただきたいと思っております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 市内、夜の飲食店でクラスターが発生したというような事例は、私は聞いておりません。 ぜひとも、市職員の皆様が率先して夜の街に繰り出していただきまして、ふだんの鬱憤を晴らしていただければと思います。 また、夏には、鳥栖の7月の山笠、土曜夜市、まつり鳥栖、8月には盆踊り等、イベント、たくさんあります。 ぜひとも、地域経済を回していただけたらと思います。 それでは、最後の質問に移りたいと思います。 コロナ禍での学校生活や行事について、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。 ここに、厚生労働省と文部科学省から出された、子どものマスク着用についてというのがあります。 皆さん御存じと思いますけれども、学校生活において、屋外や運動場に限らず、プールや屋内、体育館等を含め、体育の授業や運動部部活、登下校の際は、マスクの着用の必要がないとなっております。 こちらのほう、厚生労働省から出ておりますものですけれども、屋内、屋外でのマスク着用について、屋外では、人との距離2メートル以上が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。 屋内では、人との距離2メーター以上が確保できて、かつ、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要がありませんとなっております。 これを踏まえまして、今後の学校生活、行事等のお考えを、教育長、お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  天野教育長。 ◎教育長(天野昌明)  緒方議員の御質問にお答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症の流行以降、相次ぐ緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、学校行事の中止や延期、感染対策を取った上での規模縮小などを余儀なくされてまいりました。 学校は本来、保護者や地域の期待に応えるべく邁進しておりますが、このようなコロナ禍に、本来あるべき地域に開かれた学校の具現化を阻まれ、行事のたびに、校長の最終判断の下に、中止や規模縮小、時期の変更の決断を行ってまいりました。 学校内における感染拡大というリスクを常に抱え、慎重にならざるを得ない状況にあったことは御理解いただけると考えております。 実際に、令和3年度、いわゆる第5波における蔓延のピークは、8月の35名、第6波は、2月に月別で最多の247名が感染しており、児童生徒の感染者は、年間を通して601名、教職員も36名が感染し、学級閉鎖は延べ43クラスを数えました。 令和4年度になり、現在、317名の児童生徒及び14名の教職員が感染しておりますが、6月に入り、感染者数は減少傾向にございます。 これから先の第7波到来の有無や時期につきましては、現時点で想像に難しいところでございますが、これまで同様、国や県が示します通知や指針にのっとり、学びを止めないという基本方針の下、鳥栖市の学校教育目標の実現に努めてまいる所存でございます。 国の方針も、濃厚接触者の待機期間の短縮や、マスク着用の緩和など、少しずつウイズコロナの生活にシフトしつつあります。 本市におきましても、今年度の中学校体育大会の保護者観覧制限の緩和、小学校5年生の宿泊訓練や、3年ぶりの「鳥栖市教育の日」での事業参加の実施など、明るい兆しも見えてまいりました。 今後も、改善状況を注視し、感染防止の徹底を図りながら、できる限り多くの保護者や来賓者、また、地域の方々が子供たちの輝く笑顔を学校の教室で、運動場で見ることができるような行事の実現に努めてまいりたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  緒方議員。 ◆議員(緒方俊之)  ありがとうございます。 昨日、「鳥栖市教育の日」ということで、私も小学校の授業参観に行かせてもらいました。 でも、保護者1人だけということで、日曜日だったので、私が行くということで、妻は、今回はお父さん行ってらっしゃいということで、私が1人で行かせてもらいました。 そのように、まだまだ規制は続いております。 今、どんどんコロナ感染者も減ってきておるところですので、ぜひとも、参観日、運動会等は、家族全員参加できるよう努めていただきたいと思います。 今度、夏休み明け、小学校の運動会がありますよね。 ぜひとも、家族全員観覧でき、また、地域の来賓が観覧できるように、教育長のほうから各学校校長先生のほうに伝達していただきまして、鳥栖市の運動会は誰でも参加できるんだというのを発信していただけたらと思います。 以上で一般質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(松隈清之)  次に、野下泰弘議員の発言を許します。野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  皆様、こんにちは。立憲民主党議員団の野下泰弘です。 それでは、通告に従い、3点質問させていただきます。 まず、駐車場問題について。 次に、図書館について。 そして、市内Wi-Fi環境についてでございます。 それでは、駐車場問題についてですが、2021年9月より、スタジアム第4駐車場が、久光スプリングス練習拠点アリーナ建設のために、300台の駐車場が使用不可となりました。 サガン鳥栖の試合においては、新型コロナウイルスによる行動制限緩和により、観客も徐々に戻ってきているような状況です。 また、2023年に久光スプリングス練習拠点アリーナが完成すれば、そちらでのイベントも開催され、以前より懸念されております駅前大型商業施設への迷惑駐車は、過去以上となることが予想されます。 そして、大型商業施設のイベントが重なったときは、ふだんから、こちらでお買物をされる方々のことを考えると、早急な駐車場の問題解決が喫緊の課題と考えます。 それでは、質問とさせていただきますが、スタジアム第4駐車場の代替300台は確保できたのでしょうか。 また、その利用状況はいかがでしょうか。 これ以降の質問は質問席にて行わせていただきます。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖スタジアム第4駐車場への久光スプリングス練習拠点施設の建設に伴う代替策といたしまして、鳥栖市陸上競技場の東側駐車場に120台、鳥栖市民相撲場に80台の計200台分を確保いたしました。 併せて、株式会社サガン・ドリームスとも協議を行い、ホームゲームの際の駐車場の運用面を一部見直すことにより、第2駐車場に20台、さらに、大型バスの駐車場を鳥栖駅東広場及び商工団地内に別途確保することにより、第6駐車場に80台の計100台分、合計で、第4駐車場の駐車台数と同数の300台分を確保いたしております。 次に、利用状況につきましては、2021シーズンは、新型コロナウイルス感染症対策の一環として入場制限等が行われました結果、1試合の平均入場者数が7,276人にとどまりましたので、第2駐車場及び第6駐車場に確保いたしました100台分は満車となったものの、陸上競技場及び相撲場駐車場の利用件数は少ない状況でございました。 しかしながら、1万4,055人の来場者となりました本年5月3日のセレッソ大阪戦におきましては、スタジアム周辺駐車場が満車になった際に、陸上競技場及び相撲場駐車場を案内するなどの対応を行ったこともあり、合わせて64件の利用がございました。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 新しくスタジアム第2、第6駐車場を一般に開放し、100台分を御用意していただいたということでした。 第4駐車場分の300台は確保していただいたが、距離のある陸上競技場や相撲場駐車場の利用は、64台しか止まらなかったということです。 この利用者数の結果を受け、距離の離れた駐車場が、この駐車場問題の解決となったのでしょうか。 御回答をお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 陸上競技場及び相撲場駐車場の利用状況につきましては、昨年9月以降の推移を見ますと、試合の入場者数に影響を受けていると考えております。 今後、5月3日のセレッソ大阪戦のように、多くの方が来場される試合におきましては、スタジアム周辺の駐車場が非常に混雑するため、距離は離れておりますが、2時間早くから駐車が可能で、混雑も回避できるという駐車場利用者のメリットにつながる情報を周知してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  ありがとうございます。 離れた場所に駐車場を用意しても、新鳥栖駅周辺駐車場であれば、駐車料金がかかります。 そして、新鳥栖駅、そして、今回御用意していただきました陸上競技場周辺からのJR、そしてバスの利用で1人往復340円かかります。 また、徒歩で30分という距離です。 一方、駅前の大型商業施設、こちらには約1,400台の駐車スペースがあり、無料で駐車が可能になっております。 現在の状況において、こちらに集まってしまうのは、今の対策ではどうしようもないというふうに思いますが、ここをしっかりと対策を取っていただきたいと思います。 それでは、以前から、こちらの議会でお話があります、無料のシャトルバスを出すべきではないかという話が多くありますが、こちらのシャトルバスの件はどうなっておりますでしょうか。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 シャトルバスの運行につきましては、株式会社サガン・ドリームスにおきまして、2017シーズンに、鳥栖プレミアム・アウトレット及び西鉄小郡駅とスタジアムの間で試験的に運行されておりますが、費用対効果の面から、正式導入には至っていない状況でございます。 なお、株式会社サガン・ドリームスでは、来場者のアクセス方法について、公共交通機関の利用促進を主に検討されておりまして、2021シーズン最終戦の際には、佐賀県のウオーキングアプリ、SAGATOCOを活用したJRの利用促進に取り組まれている状況でございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 シャトルバスが出せないのであれば、本日添付資料ということで、V・ファーレン長崎の取組資料を御用意させていただきました。 こちら、2018年に交通混雑防止を目的に、徒歩での来場を呼びかけ、諫早駅からスタジアムまでの約25分の道のりを、地元企業と手を取り合い、楽しく歩くための取組を行われております。 特に今は、コロナの影響で、飲食店、そして、関連企業は大変疲弊しているものと思われます。 離れた駐車場、市役所や陸上競技場からでも、しっかりと歩いて楽しめる、市内を回遊するイベントを用意すべきではないでしょうか。御質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 ホームゲーム時の市内の混雑緩和の観点からも、県の総合庁舎や市役所などの臨時駐車場及び陸上競技場や相撲場駐車場などを、できるだけ多くの方に利用いただきたいと考えております。 そのためには、陸上競技場及び相撲場駐車場のより一層の周知に努めるとともに、駐車場からスタジアムまで歩く中で市内の商業エリアや観光スポットにも立ち寄って、楽しんでいただけるような工夫も必要ではないかと認識いたしております。 今後、他のJリーグクラブの事例も参考に、サガン・ドリームスとも連携しながら、回遊性を高める取組について検討してまいります。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 ぜひ、できれば本年度中に行っていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問ですが、先日、陸上競技場にて大きなイベントがあり、多くのお客様でにぎわったと伺っておりますが、その際に、陸上競技場の駐車場が少ないとの声を多く伺いました。 陸上競技場でイベントが行われる際に駐車場が不足することはないのか。こちらを質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 陸上競技場につきましては、敷地の北側に30台、西側に70台、東側に120台の合計220台分の駐車場を備えており、現在、通常の大会などの使用の際には、陸上競技場の駐車場で対応ができております。 しかしながら、広域から人が集まる陸上大会など、年数回の大規模なイベントでは、陸上競技場の駐車場だけでは不足する場合もありますことから、市民相撲場や市民公園内の駐車場を御利用いただいているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 地元の方であれば、市民相撲場、そして、市民公園内の駐車場は御存じと思うのですが、東側駐車場は、サッカーができる広場的な認識の方が多いと思います。 私自身も、あまりこちらを駐車場として利用されているのを見たことはありません。 東側駐車場の活用の度合いが非常に低いように感じますが、周知は十分にできておりますでしょうか。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 御指摘いただいております、陸上競技場東側の駐車場の周知につきましては、大会やイベント主催者が申請手続に来られた際に、駐車場に関する情報を提供し、大会やイベントの告知と併せて、来場者が利用可能な駐車場の場所や台数についても周知していただけるよう働きかけてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  こちらの東側の駐車場というところは、申請を出される方であっても知らない場合が本当に多くあると思いますので、ぜひ周知をよろしくお願いしたいと思います。 また、2024年の国スポの際や、陸上競技場の改修もあり、多くの観客が来るのではと私は思っておりますが、国スポ開催時の陸上競技場の駐車場については、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 2024年、令和6年に開催されます、SAGA2024国スポにおきまして陸上競技場を利用いたしますのは、公開競技でありますゲートボール1競技でございます。 この公開競技のゲートボールにつきましては、国スポ会期前の2024年9月7日、8日の土日で開催され、参加人数は、選手、監督、大会関係者、観覧者を含めまして、2日間の延べ人数で800人ほどを見込んでおります。 陸上競技場の駐車場では不足いたしますので、国スポ開催の際には、陸上競技場の近隣の相撲場及び市民公園の駐車場も御利用いただきたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 2日で800人、1日400人ということで、駐車場のほうは大丈夫というふうに考えております。 また、近隣の野球場、体育館でも別に競技があると伺っております。 その際は、陸上競技場の駐車場を使っていただく形となりますので、ぜひこちらの際には、分かりやすい案内を、逆に検討をよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問、図書館についてに移らせていただきます。 近年、コロナの影響もあり、我々の生活スタイルは大きく変化してまいりました。 また、物価の上昇により、本の価格も上昇傾向です。 このような中であっても、特に子供たちには多くの本に触れていただきたいと私は思っております。 鳥栖市図書館の運営方針にもあります、3番、子どもの無限大の可能性を引き出せる図書館、4番、生活をサポートし寛げる図書館は、今の状態は、あまりにも市民が求める環境とかけ離れていると感じます。 市内のカフェやファミレスでは、勉強する中学生、高校生、大学生、そして、仕事をする方々を多く見かけます。 しかし、図書館では、あまり見かけることはありません。 昨年の利用者数、こちらに顕著に出ており、年間で、中学生が1,681人、高校生が929人、19歳から22歳が1,242人です。 これは、図書館が、学ぶ環境やくつろげる環境を整備していないと、単純に感じますが、いかがでしょうか。 鳥栖市立図書館とサンメッセ図書コーナーの学生利用について、お伺いさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  野下議員の御質問にお答えいたします。 図書館の、13歳から22歳までの貸出し利用の状況でございますが、平成29年度、5,226人で、全体の4.7%。 平成30年度、4,971人で、全体の4.6%。 令和元年度、4,215人で、全体の4.2%。 令和2年度、3,322人で、全体の4.3%。 令和3年度、3,852人で、全体の4.2%となっており、13歳から22歳までの利用の全体に占める割合が低い状況となっております。 その理由といたしましては、図書館の開館時間が、就学や就業の時間と重なっていることが主な要因ではないかと考えられます。 議員御指摘の、学ぶ環境やくつろげる環境の整備につきましては、図書館では、調べ学習コーナーとして24席、調べ物や学習をするスペースを設けておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、現在は運用を中止しております。 また、図書館では、書籍や新聞、雑誌などを館内で閲覧するスペースとして、ソファーなどの椅子を設置しているところでございますが、こちらにつきましても、新型コロナウイルス感染症対策として、間隔を広げて設置していることから、席数が少なくなっている状況でございます。 調べ学習コーナー及び閲覧スペースにつきましては、今後、感染症防止対策を図りつつ、できるだけ早い時期の再開を検討してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  野下議員の御質問にお答えいたします。 サンメッセ鳥栖2階の図書コーナーには、午前9時から午後8時まで利用できます学習スペースを設けております。 この学習スペースでは、自主学習や研さんをするため、学生だけに限らず、子供から大人まで御利用いただけるように、座席を20席設けております。 しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在は閉鎖している状況でございます。 今後、学習スペースの再開につきましては、感染防止対策を図りつつ、できるだけ早い再開を検討してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 学習スペース等に関しましては、できるだけ早い再開を検討したいというお言葉を頂きました。 まず、図書館はそもそも、騒ぐようなところではないですし、飲食をするわけでもない、または、密になる環境ではございませんので、できれば、閉鎖スペースに関しましては、私の希望としては、即開放していただきたいと思っております。 また、利用者の減少は、コロナの影響もあると思いますが、今の学習、そして、生活スタイルに寄り添ってはないというのが私の感想です。 今、GIGAスクール構想により、学生はパソコンを自宅に持ち帰りますし、調べ物をする際は、インターネットで検索するような時代です。 また、鳥栖市においては、おうちで図書館もありますし、近年のICTの向上を踏まえて、図書館にフリーWi-Fiを設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。 よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  野下議員の、図書館内Wi-Fi設置についてお答えいたします。 議員御案内のとおり、ICTの向上、電子媒体の普及、オンラインを活用した学習の増加などにより、公共施設におけるWi-Fi設置の需要は高まっているものと認識しております。 このようなことから、図書館におけるWi-Fi環境の整備については、担当部署と協議の上、検討してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  ありがとうございます。 ぜひ御検討、よろしくお願いいたします。 今は、本は電子書籍として売っております。 そして、電子図書館というものが大学や自治体で取り入れられ始めました。 図書館の一番の大きな目的である、本を貸すということが、図書館に行かなくてもできる時代となってきております。 そうすれば、これからの図書館の在り方が問われてくるというふうに考えております。 これは、例えなんですけれども、電子図書館になってしまえば、図書館は要らないというような話にもなってくるわけです。 Wi-Fiはもちろん、学習環境、本を読み、くつろげる空間というのが、図書館には、今後求められてくるというふうに考えております。 今回は、先日、建設経済常任委員会で視察に行かせていただきました刈谷市様の地域交流スペースの資料を添付させていただきました。 地域交流スペースとありましたが、実際には、今はやりのコワーキングスペースに非常に近い形でした。 訪問した際も、パソコンを広げて勉強している学生らしき方も多くおり、非常にいい場所でした。 設備としては、本当に、椅子とテーブル、そして、Wi-Fi、こちらは市が用意したものということです。 そして、簡単な自動販売機が置かれてるだけなんですけれども、今、多くの企業がテレワークを導入しているような時代です。 特にサンメッセは、駅から近い好立地です。ぜひこの図書館というものに対して、本を貸し出す場所という考えだけでなく、コワーキングスペースや地域交流スペースを兼ね備えたような考え方の御検討も、よろしくお願いいたします。 続きまして、移動図書館について質問させていただきます。 平成5年10月から、市内10コース、38か所へ回っておりましたが、平成30年1月からは、月2回、17か所のステーション巡回と記載はあります。 現在は、市内まちづくり推進センター8か所を月に1回、回るようになっておりますが、利用者数の変化はどのようになっておりますでしょうか。 また、昨年は合計81回、まちづくり推進センターへ訪問し、年間訪問人数が352人、平均4.3人となっております。 1か所の滞在時間90分に対し4人、これはあまりにも効率が悪いように感じますし、平日の昼間ということもあり、高齢者を対象とされていると思いますが、その高齢者の方々から、まちづくり推進センターは遠いという声もお伺いします。 利用人数と巡回場所についてどう思われておりますでしょうか。質問させていただきます。 ○議長(松隈清之)  小栁教育部長。 ◎教育部長(小栁秀和)  野下議員の御質問にお答えいたします。 初めに、移動図書館の利用者数の変化についてお答えいたします。 移動図書館につきましては、平成29年9月までは町区の公民館、保育所、高齢者施設などを中心に、市内40か所を巡回しており、平成28年度の利用者は1,908人、本の貸出し数は1万6,404冊となっておりました。 平成30年1月からは、移動図書館車の老朽化に伴う買換えにより、車両を、書架積載タイプからワンボックスタイプに、ブックトラックで書籍を積み込むものに変更し、それまでは、本の閲覧、貸出しを屋外で行っていたものを、書籍を巡回する施設の屋内へ持ち込んで行う方法に変更いたしております。 このことにより、一部巡回箇所やサービスの内容を見直し、現在の運用に変更したところでございます。 サービス内容の変更後の利用状況は、平成30年度は、ステーション巡回が各地区まちづくり推進センター8か所へ、計175回、利用者が630人、本の貸出し冊数が3,532冊。 また、保育所や高齢者施設を中心とした施設巡回が、計121回、利用者が296人、本の貸出し冊数が5,555冊。 このほか、スポットサービスとして、小学校や放課後児童クラブを巡回しており、その巡回数が計9回で、貸出し冊数が3,360冊となっております。 令和元年度以降は、新型コロナウイルス感染症の影響により、サービスを制限せざるを得なかったことから、巡回数や利用者につきましては、コロナ禍前と比較して減少いたしているところでございます。 本市としましては、移動図書館は、いわゆる交通弱者など、図書館まではなかなか行けない方々のために必要な行政サービスであると考えております。 議員御指摘のとおり、現在巡回している各地区のまちづくり推進センターに遠くて行けないという方もいらっしゃると思われますので、そういった移動が困難な方々に対するサービスについて、例えば、スポットサービスの拡充が可能なのかなど、今後検討していく必要があるものと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 やはり、御年配の方の利用が多いと思います。 ぜひ町の公民館単位で回っていただけると利用者が増えると思いますので、こちらのほう、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、最後の質問となります。 公共施設のWi-Fi環境についてお伺いしたいと思います。 まず、市役所におきまして、行政手続の電子化、こちらが非常に増えてきたというふうに感じております。 支払い時の電子決裁、そして、マイナンバーカード、スマートフォンとのひもづけ、接種証明書等です。 先日、私もマイナンバーカード作成の1階の特設ブースで、マイナンバーカードと保険証、ひもづけをさせていただきました。 その際も、やはりスマートフォンを使用いたしました。 総務省発表によりますと、個人のモバイル端末保有率は、2020年度が83%、うち、スマートフォンが69.3%となっております。 また、月間通信料は、中央値が3ギガバイト、そして、1ギガバイトの方が31.4%、2ギガバイトが15%、3ギガバイトが13.7%で、60%の方が3ギガバイト以下の設定となっているようです。 ちなみに、1ギガバイトで、画質にもよるんですけれども、動画が90分から120分の視聴が可能と言われております。 私自身も、仕事で携帯からのテザリングを使用しますし、ユーチューブなどの動画を見れば――私の設定で20ギガバイトの契約ですが、月末には速度制限がかかることもございます。 速度制限がかかったスマートフォンで行政手続や決済を行おうとすれば、かなりの時間が要するものと考えられます。 市役所におきましては、早急なWi-Fi環境整備をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 また、まちづくり推進センターにおかれましても、ふだんの町の会議、そして、子どもクラブの集まりなども行われております。 こちらでは、会議の際では、今はLINEを活用して、資料のやり取り等も行われたりしております。 そして、まちづくり推進センターにおかれましては、避難所として見たときに、Wi-Fiがなくて本当にいいのか、疑問に感じます。整備は行われないのでしょうか。 以上、質問とさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  松雪企画政策部長
    企画政策部長(松雪努)  野下議員の御質問にお答えをいたします。 公共施設のWi-Fi環境の設置につきましては、平成28年2月に新鳥栖駅観光案内所に、令和2年1月にとりごえ温泉栖の宿の宿泊施設及び温泉施設にそれぞれ設置し、計3か所設置をしているところでございます。 全国地域情報化推進協会が策定をしました自治体業務におけるWi-Fi利活用ガイドブックによりますと、地方自治体がWi-Fiを提供する場合、(1)観光、(2)防災・減災、(3)住民サービス向上・行政事務効率化の3つの利用目的が示されているところであり、本市におきましては、来訪者へのサービスや、観光拠点としての魅力向上、情報発信機会の創出等を図ることを目的といたしまして、先ほど申し上げました3つの施設に設置をしているところでございます。 本庁舎につきましては、国が策定をいたしました自治体DX推進計画により、行政手続のオンライン化を進めており、今後、窓口などで、スマートフォンを用いた手続も想定されることから、技術動向を注視し、必要に応じ、Wi-Fi環境の整備の検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  吉田市民環境部長。 ◎市民環境部長(吉田忠典)  野下議員の御質問にお答えいたします。 まちづくり推進センターにおいては、現在のところ、有線LANを活用してパソコン講座等を実施している状況でございますが、御利用の方々からは、リモートでの会議や講座を円滑に行うため、Wi-Fi環境整備についての御要望を承っているところでございます。 新型コロナウイルスの感染拡大により、オンラインを活用した講座や、コミニュケーションに対するニーズは高まってきていると認識しております。 また、まちづくり推進センターにつきましては、避難所としても利用されるため、災害時における多様な通信手段の確保のため、現行の機器を活用した無線LAN化を検討しておりましたが、セキュリティーの観点から、ネットワークを開放することは困難な状況でございます。 現時点では具体的な導入計画はございませんが、新たに民間サービスのネットワークを利用したWi-Fi環境整備について、今後、必要に応じ、関係課と協議を進めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  野下議員。 ◆議員(野下泰弘)  御回答ありがとうございます。 インターネット環境は、既に我々の生活の一部となっているというふうに感じております。 行政が市内の環境を早急に整備していかなくては、市民が生活に不便を感じます。 GIGAスクール構想により、家庭のインターネット環境が今求められておりますが、私の知り合いでは、家にインターネット環境はあると言っている。 しかし、実際には、お母さんの携帯とのテザリングを使用しており、子供は、お母さんがいないとインターネットにつなげられないといったところもございます。 本年度は、夏休みにパソコンを使用した宿題もあると伺いました。 各まちづくり推進センター、しっかりとWi-Fi整備していただきまして、子供たちが夏休み勉強できるような場所として開放してもよいのではないかと考えます。 ほかの市では、目的は様々ですが、市のWi-Fi環境も多く見かけるようになってきております。 ぜひ鳥栖においても、早急な御対応をよろしくお願いいたします。 以上で質問を終わります。 ○議長(松隈清之)  暫時休憩いたします。  午後2時24分休憩           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  午後2時39分開議 ○議長(松隈清之)  再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、江副康成議員の発言を許します。江副議員。 ◆議員(江副康成)  自民党鳥和会の江副でございます。 今回は、スポーツ都市宣言、その後、量子医療推進機構について、鉄道のまち鳥栖、その後、子宮頸がんワクチン接種について、この4項目。 その中で、まず、子宮頸がんワクチン接種について、子宮頸がんワクチン任意接種本人負担の取扱いについてを先に質問させていただきます。 前回、持ち時間切れとなり、質問せずに終わった子宮頸がんワクチンについてお尋ねいたします。 看護師を目指す学生さんが、自ら学んだ医学専門知識により、子宮頸がんワクチンは受けるべきだと判断されました。 そして、アルバイトで稼いだお金で、1回2万円、それが3回で6万円支払い、接種されたそうです。 向学心にあふれる社会は明日の日本の活力であり、一生懸命取り組んだ人が、結果として損するような気分になる。 そんなことは教育的観点からも望ましいことではありません。 前回の質問は、公費接種できる時期に機会を逃してしまった方に対して、接種助成する自治体も、その時点で既にあり、いわゆるキャッチアップ接種について、接種の費用の一部について、本市が補助や助成するお考えないのかというものでございました。 その幻の答弁は、国が定める以外の任意接種の方につきましては、本市が独自で費用の助成等を実施する予定はございませんという答弁でございました。 今回、同じ質問をいたします。 自らの費用で、自らの判断で、子宮頸がんワクチンを任意接種された若い女性に対して向き合い、分かるように、丁寧な御答弁、よろしくお願いいたします。 残余の質問は質問席よりいたします。 ○議長(松隈清之)  古賀健康福祉みらい部長。 ◎健康福祉みらい部長(古賀達也)  本年3月、国は、子宮頸がん予防ワクチンの積極的勧奨の差控えにより、接種機会を逃したキャッチアップの対象者のうち、既に自費で接種を受けた方に対する費用の助成について、具体的な実施方法を示されたところでございます。 その中で、接種者の転居などによる混乱防止、適正な支払い事務の実施等の観点から、償還払いを実施する場合は、全国的に、令和4年4月1日時点の住所が所在する市区町村に申請先を統一され、母子健康手帳など、接種記録が確認できる書類や、接種費用の支払いを証明する書類など、必要な書類についても示されております。 これを受けまして、本市におきましても、本年6月1日から、キャッチアップ接種の実施期間と同様の令和7年3月31日までを申請期間とし、接種費用の助成をすることといたしたところでございます。 本市に子宮頸がん予防ワクチンの接種履歴がない方で、キャッチアップ接種の対象年齢に該当する方に送る個人通知の中に、自費で受けられた方の費用助成についても記載し、申請の方法や、接種から年月が経過し、必要な書類がない場合の対応など、市のホームページや保健センターへの問合せなどで御確認いただくよう周知してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  豊かな自治体だけでなく、国が全国一律、既に自費で接種を受けた方に対しても、費用を償還払するというものでございました。 果報は寝て待てと言うべきか、3か月たってからの今回の質問、答弁が、がらりと変わったものになり、大変うれしく思います。 全国的にそうした機運が熟したということでもありましょうが、3月議会一般質問に併せて、元自民党厚労部会長、福岡資麿参議院議員に労を取ってもらっていたということはお知らせしておきます。 次に、スポーツ都市宣言、その後。 ①駅前不動産スタジアム――鳥栖スタジアムの観覧席シートについてお尋ねいたします。 鳥栖市はスポーツ都市宣言をしておりますが、プロスポーツにおいても、それに花を添えるかのように、サガン鳥栖がJ1の一角を死守しております。 また、来年は、久光スプリングスが練習拠点を鳥栖市に移すことから、より身近なチームとして、それこそ、あでやかな花をさらに添えていただけるものと期待しております。 駅前不動産スタジアムで開催されるホームゲームは、私は森山議員と毎試合、応援に行っております。 スタジアムDJ、YUYAさんが、試合に先立ち、サポーターに対して、ようこそ駅スタまで来ていただいたというリスペクトの気持ちを含めて、スタンディングオベーションで迎えましょうという音頭で一斉に立ち上がる光景が、大変いいなといつも思っているところでございます。 ところで、席に座ると、シートの狭さに大変困っております。 私は前のめり、森山議員は後ろに深く、狭い空間を前後で分け合っているような状況でございます。 現在、40センチメートルのシート幅ですが、少なくとも60センチは欲しいところでございます。 また、シートの色褪せなども目立ち、そろそろお手入れすべきときではないかと思います。 具体的な改修計画を考えられるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 御答弁、よろしくお願いいたします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  江副議員の御質問にお答えいたします。 スタジアム観覧席シートにつきましては、現在、改修等の予定はございませんが、設置から相当な年数が経過し、色落ち等も見受けられる状況であることは認識いたしております。 また、新たな観客席シートの導入に当たりましては、Jリーグスタジアム基準が建設時から変更されておりますので、現在の基準を満たすためには、既設シートより1席当たりの幅が広いものを設置する必要がございます。 議員御提案の、より幅の広い観客席シートを導入することは、観戦環境の向上に資するものと考えますが、導入には数億円規模での財源が必要となることや、観覧席シート1席当たりの大きさが、ホームゲームの集客数及び収益への影響もあるため、新たな観覧席シートの導入に当たりましては、ホームチームである株式会社サガン・ドリームスとの連携を密にしながら検討していく必要があるものと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  ありがとうございました。 現在のJリーグ基準では望ましくない状態が続いているという御答弁でございました。 J1チームは、ビッグクラブ等、各地の有力チームを本拠地とするスタジアムに慣れておられることでしょうし、鳥栖市としては、ゆゆしきことと思っていただかなければいけません。 サガン鳥栖サポーター、アウェイサポーター等、熱心なサポーターは、全国のスタジアムに足を運んでいます。 そうしたとき、シートの劣悪性は経験的に知られており、設立当初、日本一見やすいスタジアムと称賛されていたところが、最も窮屈なスタジアムだと言われてもおかしくありません。 コロナ対策、感染症対策の観点からも問題であり、鳥栖市が建設した鳥栖市スタジアムに、コロナ対策地方創生臨時交付金が使えたらと思うのは私だけでしょうか。 クラウドファンディング、ふるさと寄附金等、財源集めの手法はいろいろあるとは思いますが、まずは、この状態を改善するため、早急な御対応を御検討ください。 ただ、数億円の規模の資金が必要だということです。決して少なくない金額でございます。どのようなシート改修を考えられているんでしょうか。御答弁ください。 以前、夢プランという鳥栖市の事業、皆さん、覚えておられるでしょうか。 子供たちの夢を鳥栖市がサポートして、実現していくという取組でした。 お金がかかるなら、みんなでつくろうという夢が描けないでしょうか。 バス停などを木で造ったベンチがあります。それを応用して、スタジアムに並べていく。 できれば、鳥栖市の山の木を使って造りたいところですが、県産材なら、現在補助もございます。 最後は、サガンブルーとサガンピンクの色塗って出来上がり。 いかがでしょうか、御答弁よろしくお願いします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  江副議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖市産木材を活用した新たな観覧席シートを導入することにつきましては、近年、屋外施設の観覧席シートとして活用が増えております高密度ポリエチレン製のものに比べて、耐久性に劣ることや、クッション性の問題などもあることから、慎重に検討すべきものと考えております。 新たな観覧席シートの導入に当たりましては、Jリーグスタジアム基準をクリアすることを前提に、シートの幅や材質はもとより、背もたれ、カップホルダーの設置など、使用していただく皆様の利便性の向上につながるよう、総合的に判断してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  既に検討はされていると受け取れるような答弁でもございました。 木を使ってという提案は、突然のことでしょうが、さらに進めていただきたく、お願い申し上げます。 次に、②トッププロチーム(サガン鳥栖、久光スプリングス)が身近に感じる施策について、現在どのように取り組まれているか御答弁お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  江副議員の御質問にお答えいたします。 サッカーでは、J1のサガン鳥栖、バレーボールでは、Vリーグ1部の久光スプリングスが本市をホームタウンとしており、特に、サガン鳥栖に関しましては、選手も市内に居住していますことから、日常生活の中で、市民と選手が触れ合う機会も、本市ならではの光景として見受けられます。 本市におけるプロチームを身近に感じられる事業といたしましては、サガン鳥栖関連では、市内幼稚園、保育園を巡回してのサッカー教室や、ホームゲームにおける市民デー、また、今年度からは、地域における交流をさらに深めることを目的に、選手の方などが中学校行事に参加し、交流を図っていただく事業。 また、久光スプリングス関連では、選手の方などによるバレーボール教室を通して、年代を問わず、市民の皆さんと交流していただく事業などに取り組んでおります。 さらに、現役引退後、地域との交流を通じて、スポーツにより、地域を盛り上げていく役割として、サガン鳥栖には、鳥栖市の特命応援団長にも就任いただいております高橋義希さん、久光スプリングスには、元日本代表の岩坂名奈さんがおられますことから、本市のスポーツ関連事業に対して積極的に関わっていただくようお願いしているところでございます。 今後も、2つのプロスポーツチームのホームタウンという特性を生かしながら、市民の皆様により身近に感じていただけるような事業に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  現役引退後、地域との交流を通じて、スポーツにより、地域を盛り上げていく役目として、サガン鳥栖には、本市の特命応援団長にも就任いただいている高橋義希さん、久光スプリングスには、元日本代表の岩坂名奈さんがおられることから、本市のスポーツ関連事業に対して積極的に関わっていただくようお願いしておるところでございますという御答弁でございました。 まさしく、推し進めていただきたい。 いよいよ、スポーツ宣言都市、鳥栖もここまで熟してきたのかと、うれしく思います。 何といっても、OBは、チーム愛に満ちていますし、高橋義希さん、岩坂名奈さんは、昨年まで、サガン鳥栖、久光スプリングスの看板選手だったのであり、また、鳥栖市と縁が深いアスリートでもあり、市民に親しみを持って接していただくと、スポーツに対する関心と理解が深まるものと期待しております。 義希アンド名奈ちゃんで頑張ってください、応援しております。 次に、③サガン鳥栖アンダー15練習会場の整備の進捗について、御答弁お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  江副議員の御質問にお答えいたします。 現在、佐賀県では、佐賀から世界に挑戦するトップアスリートを育成する佐賀スポーツピラミッド構想、通称SSP構想に取り組まれており、このSSP構想の下、令和4年度に、サガン鳥栖のアンダー15の練習環境の在り方や、さらなる育成体制の支援に向けた検討が進められているところでございます。 そういった中で進められております、サガン鳥栖アンダー15の練習環境整備の進捗状況につきましては、国立研究開発法人産業技術総合研究所九州センターから、令和3年度末に佐賀県に返還されました県有地を候補地にできないか、佐賀県において検討がなされており、その検討の中で、サッカーグラウンド整備に必要な面積を確保するため、隣接する鳥栖市の市有地の提供に向け、佐賀県と協議を進めているところでございます。 整備内容等につきましては、佐賀県におきまして、他のチームの練習環境施設の視察を行うなどの調査が進められているところであり、適宜、情報共有を図ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  サッカーグラウンド整備に必要な面積を確保するため、隣接する鳥栖市市有地の提供に向け、佐賀県と協議を進めているところとの御答弁がございました。 現在、駅スタの雨天練習場、あるいは、雨でぬかるむ基里のグラウンドで練習せざるを得ない練習環境を整えてあげたいという山口知事の発案で始まった事業であると認識しております。 新設のサッカー場は、人工芝で整備するとお聞きしておりますが、2年連続全国制覇するチームですので、特に決勝戦等は、整備の整ったスタジアムで試合することも多いはずでございます。 そうした環境で、雨の中でも練習もこなさなくてはなりません。 なお、現在、候補地の隣には、市民公園駐車場整備に伴い、少年サッカーが使っていたグラウンドの代替として、土の狭いグラウンドが整備されています。 また、近くに陸上競技場もあり、正規の広さのコートを使った練習はそこでもできるでしょうし、県有地のみでの整備を、ぜひ私は期待しております。 次に、④鳥栖市民文化会館と産総研九州センターに挟まれる県有地の佐賀県の活用方針について御答弁ください。 よろしくお願いします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  江副議員の御質問にお答えいたします。 令和3年度に佐賀県に返還されました県有地につきましては、グラウンド用地としての検討途中ではございますが、議員御指摘の、市民文化会館西側に隣接する部分につきましては、現時点で、グラウンドや、その他関連施設を配置する検討は行われていないとのことでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  現時点では、グラウンドやその関連施設を配置する検討は行われていないという答弁でございました。 それを受けまして、⑤(仮称)健康スポーツセンターについてでございます。 (仮称)健康スポーツセンターは、野球場、市民プール、新設の少年サッカーグラウンドに囲まれた場所に予定されております。 (仮称)健康スポーツセンターの建設場所の隣がサガン鳥栖アンダー15の練習となれば、かなり狭隘となるようでございます。 同センターの建設場所として、市民文化会館西側部分の県有地を検討してみてはどうかと思いますが、御答弁お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  佐藤スポーツ文化部長。 ◎スポーツ文化部長(佐藤敦美)  江副議員の御質問にお答えいたします。 (仮称)健康スポーツセンターの整備につきましては、議員御承知のとおり、平成28年6月に実施設計が完了しておりましたが、大規模災害時の防災拠点となる庁舎の建設を優先させるため、建設時期を延期したところでございます。 また、令和6年に、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が開催されますことから、(仮称)健康スポーツセンターの着工時期につきましては、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開催後の適切な時期を検討してまいりたいと考えているところでございます。 議員御提案の、(仮称)健康スポーツセンターの建設場所についてでございますが、佐賀県におかれまして、サガン鳥栖アンダー15の練習環境整備について検討されている中で、整備面積がまだ確定しておりませんので、市有地の提供面積も確定している状況にございませんが、市有地の提供面積いかんによっては、議員御指摘の、施設の狭隘化など、(仮称)健康スポーツセンターの整備に少なからず支障を来すおそれがあることは認識いたしております。 今後、サガン鳥栖アンダー15の練習環境整備について、検討状況の共有を図りながら、市議会の方々から頂戴いたしました、(仮称)健康スポーツセンターのランニングコストや公共交通アクセスなどの申入れも含め、市民公園内の状況の変化も考慮しながら、(仮称)健康スポーツセンター整備の着工に向け、取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  健康スポーツセンター整備の着工に向け、取り組んでまいりたいと考えているという御答弁を受けまして、ならば、健康スポーツセンターは、私は、一部手直しながら進めていただきたいなと思ってるところでございます。 その一部手直しとは何か。 それは、現在の市民プールの代替施設として建設するということから、レジャー性も含めた何でもあり、何でも盛り込んだ、お子様ランチ的な設計になってるんじゃないかと私は疑問を持っております。 そして、現市民プールは、廃止後に、積極的な利用プランはないというような話でございます。 であるならば、現市民プール、夏期しか使えない市民プールをそのまま受け入れ、冬場はアイススケートリンクとして使うということで稼働率を上げるということも考えられるんじゃないかと、私は思うところではございます。 何といっても屋外型でありまして、長崎本線から眺めると、まちのにぎわいづくりというところで、非常に私はいいのかなと思うところでございます。 いろいろと期待の大きい市民公園ですが、今後の整備計画について御答弁ください。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  江副議員の御質問にお答えいたします。 佐賀県が考案しております、サガン鳥栖アンダー15練習会場の整備につきましては、市民公園用地の一部がかかることから、佐賀県と協議を行っている状況でございます。 本市といたしましても、本公園用地は、将来予定されている(仮称)健康スポーツセンターへの動線でもあり、様々な支障が考えられることから、現在、改修工事を進めています文化・スポーツ施設と、市民公園大規模改修計画との一体的な動線の確保及び現市民プール用地なども含め、用地活用等の基本計画策定を視野に入れ、検討の必要性があると考えているところでございます。 以上、御答弁といたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  配置を最適化するということ及び動線の確保ということを言われてるんだと思いますけれども、委員会等でもお話したことなんですが、今、県道が中を通っていまして、段差があって、段差必要ないだろうなと思うし、車の流れを、ぜひバイパスのほうも、利用して、スムーズに流れてほしいし、福岡方面に行くときには、アンダーくぐってそのまま出られるんだけれども、今度、旭、久留米方面に行くときには、なかなか、急旋回しなくちゃいけない。 であれば、相撲場の駐車場、ああいうところをうまく使って、スムーズに流れるような道も、併せて検討していただきたいということをつけさせていただきます。 それでは、次に、鉄道のまち鳥栖、その後の項目に入ります。 ①肥前麓駅、肥前旭駅、田代駅のトイレの閉鎖について。 ウィキペディアからその一部を引用すると、1889年、明治22年12月11日、九州で最初の駅の1つとして、鳥栖駅が開業。 それ以来、鳥栖市は鉄道のまちとして栄えてまいりました。 運輸事務所、保線事務所、機関区、車掌所が設置され、1925年、大正14年には、鳥栖操車場が開設され、昭和30年代には、42万平方メートルの敷地面積に約700人の職員が働き、鳥栖機関区には、約50両の配置機関車がある、九州貨物輸送の一大拠点であったと、こういう記述がございます。 こうした、鉄道とともに輝かしい歴史があった鳥栖市で、今、肥前麓駅、肥前旭駅、田代駅のトイレが閉鎖されるという、悲しく、寂しい問題に直面しております。 いろいろと既に問題も発生しているみたいで、本当に心痛されている区長さんたち、今日も、この問題、関心を持って見られております。 モータリゼーションの進展とともに、鉄道は、その主役を車に奪われるところとなったものの、新幹線という、自動車では対抗できない高速体系であり、安全安心な新しい鉄道の登場、また、環境意識の高まりとともに、新幹線のみならず、地域の足となる鉄道の重要性は、日増しに高まるところでございます。 在来線を維持活用するのか、廃止の憂き目を見るのか、これが、都市と人口減少リスクとの別れ道になると、私は思います。 こうした地域公共交通問題に対して、たかがトイレ、されどトイレ。 この問題は、地域公共交通問題に対する姿勢と軌を一にするんだと私は考えております。 トイレ問題、何といっても対応に時間がかかり過ぎてるんです。 本来であれば、交通の結節点、人々の出会いの場であるために、鳥栖駅や新鳥栖駅のように、みんなのトイレを市が整備すべきと思うが、まずは、緊急避難的に早く対応すべきところでございます。 このことに対して、橋本市長の御見解をお伺いいたします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えをいたします。 肥前麓駅、肥前旭駅、田代駅のトイレが閉鎖されたことへの対応につきまして、JR九州との事務的な調整に時間を要しておりまして、大変申し訳なく思っております。 JR九州の駅のトイレにつきましては、駅周辺の利便性を確保し、鉄道の利用促進を図ることで、公共交通の維持につなげるため、本来であれば、施設所有者でございますJR九州が維持管理を担うべきものではございますけれども、維持管理に係る費用の一部を本市が負担する方向で、まずは、トイレの再開に向けた協議を、JR九州と進めているところでございます。 市内の駅トイレの閉鎖につきましては、鳥栖市区長連合会からの要望や請願により、御意見を頂戴をし、市議会建設経済常任委員会からも御意見を頂戴しております。 本市としては、地区の状況やトイレの状況の課題等を把握するためにも、まずは、できるところからでもトイレを再開させることが重要であると考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  何点か、今の答弁に対して、疑問点を御指摘させていただきます。 1つ目が、JR九州との事務的な調整に時間を要しておりまして、大変申し訳なく思っておりますとございました。 しかし、本当に事務的な問題だと思われてるんでしょうか、私はそこを疑問に思います。 2つ目、JR九州の駅のトイレにつきましては、駅周辺の利便性を確保し、鉄道の利用促進を図ることで、公共交通の維持につなげるため、本来であれば、施設所有者であるJR九州が維持管理を担うべきものではありますがと答弁されましたが、駅周辺の利便性を確保し、鉄道の、駅周辺の利便性を確保し、鉄道の利用促進を図ることで、公共交通の維持につなげるというためなら、本来なら、公共である鳥栖市が、まずはやる、少なくとも、JR九州とともに担うべきではないかと、私は疑問を抱きます。 3つ目、地区の状況や、トイレの状況の課題を把握するためにも、まずは、できるところからでもトイレを再開されることが重要であると考えていますと。 ここに立って、まずはできるところからでもというような答弁をあえてしなくちゃいけないというのは、何といっても弱気に聞こえます。 それでは、1つずつお聞きします。 まず、JR九州との事務的な調整に時間を要しておりましてとクールにお答えされておりますが、本当に事務的な問題だと思われているのでしょうか。 JR九州と鳥栖市は、良好なパートナーシップの関係にありますか。 私は4年前、橋本市長が電撃的に、財政問題を理由に橋上駅を断念された。 これは、この事業を、佐賀県、鳥栖市、そしてJR九州が気持ちを1つにして、リーダーシップを持って進めなければならない事業であると私は思っております。 強い信頼関係がなければできません。 私は、このトイレの問題で、その修復がまだできてないんじゃないかと、強い疑念を抱かざるを得ません。 だから、時間がかかるし、トイレ問題を最終的に解決ができるかどうかも分からない。 本当に事務的な問題だと思ってるんですか。 少なくとも普通の関係に戻っているというなら、分かるように御答弁お願いいたします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えを申し上げます。 まず、JR九州との事務的な協議に時間を要して申し訳ないという点でございますけれども、ここは、まず、駅のトイレというのは、JR九州が、鉄道利用者の利便性をを向上させるために、自分の敷地内に造られております施設でございまして、そこの利用に関して、JR九州のお考えで、私たちが維持管理をするとの考えがなかなかすり合わないというところで、今、やり取りをしている最中でございます。 今後につきましても、事務的なのかどうなのかというのは別にしまして、区長連合会からの御意見、御要望、また、議会からの御指摘も踏まえて、JR九州と鋭意協議をし、利用できるようにしていきたいというふうに考えております。 また、JR九州との信頼関係ということでございますけれども、鳥栖駅周辺整備事業について、中断をした際には、当時の青木社長とも再三にわたってやり取りをし、我々の立場を御理解いただいて今に至ってるというふうに思っておりますし、その後についても、年に数回はお会いをして、近況をお伝えをし、情報交換をし、御理解いただいているというふうに認識をしております。 今後とも、JR九州との関係、この鳥栖に取りましては、大変重要なことでもございますので、しっかり信頼関係を継続できるように努力をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  御答弁は、もう皆さんお聞きしたから、そういうことだと思いますけれども、私が、新幹線の問題、やってることもありまして、例えば、昔は、久留米と鳥栖、新幹線止まる本数は一緒だというようなことを言われておりましたけれども、最近はちょっと差がつき始めているんですよね、実は。 久留米にみずほが止まることもあって、どこの発なのかは知らんけど、3本ぐらい差をつけられてるというようなこともございます。 また、いまだに検討会も立ち上がらないと。 JRさんとテーブル、そういった形の、ないというのは、本当にそうなのかなと。 事務的な問題だと言われたところ、要は、もし事務的な問題だと言うんだったら、何でこんなスムーズに先に進まないのかというのが非常に疑問でございます。 私がこの問題を知ったのは、旭地区のほうで、鳥栖市及びJR九州に存続の動きを訴えっていうか、申立てを始められた頃と私はお聞きしました。 麓地区の区長会会長よりお聞きしました。 私は、担当課に問い合わせると、条件が合わず、そのときは廃止の方向というような印象を受けました。 それを受けまして、JR九州の意図を確かめるため、西九州ルート全線フル規格で懇意にしている部長さんと連絡を取りました。 そして、本来望ましい公共トイレを設置するには時間がかかるから、当面の間、閉鎖という事態だけは避けるよう、お願いできないだろうかと、そういう強い市民の声を聞いてるからという話をすると、担当部署にどういう話をしたんだろうということで、伝えておきますという話でございました。 そんな悪い印象は......、この問題に対して、何でかなと思われたというのが第一印象でございました。 次の、先ほどの2点目の質問に行きます。 本来であれば、施設所有者であるJR九州が維持管理を担うべきものではありますがという言葉からは、やる必要がないことをする、してやってる感が、私には聞こえてまいります。 橋上駅をドタキャンした、それを演じた橋本市長としては、関係修復の好機と捉え、庁内事務方の話は聞きながらも、速やかに、同じような高度な政治的な判断で、これを機に、前に進めるべきだったんじゃないかと思いますが、御答弁よろしくお願いします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  江副議員の御質問にお答えいたします。 先ほど来、お答えを申し上げてますように、トイレが利用できるように、これからもJRとしっかり協議をしていきたいと思っております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  次の質問は、ちょっと暴露するような形で申し訳ないこともあるんですけど、一度答弁書を確認して、これでいいと言った後、一部加筆修正したものを添付のとおりで送信しますで、これでお願いしますと、私も言いました。 私は、それを見て、内容がほとんど同じであればいいんだけれども、要は、3番目、できるところからでもという言葉をずっと挿入されておりまして、私からすると、一歩下がったような答弁にしてくれというような形で、執行部の対応が、そういうことしかできないというような、そういう気持ちなのかなというふうに率直に受け取ったんでございます。 樋口議員が、さきの一般質問で分かりやすくまとめていただいておって、その中にもあったように、区長会、委員会ともども早く再開されるようにと言っているにもかかわらず、何で弱気な、そして、3か所を分断するかのような答弁にしたのか。 トイレ問題、この交渉がうまくいく自信がないのか、そう思ってしまうところでございます。 御答弁をお願いします。 ○議長(松隈清之)  橋本市長。 ◎市長(橋本康志)  先ほど来、お答えを申し上げておりますように、トイレの利用ができますように、これからも鋭意協議をしていきたいと思っております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  なぜ進まないのか、ここでやっても同じことしか言われませんので、執行権の最高責任者、橋本市長に聞かなければ、この問題は解決しないのではないかと私は思うのであります。 結構根が深い問題ではないのか。ここまで手間取ると、疑わざるを得ません。 請願、要望書が本議会に提出されておりますが、ぜひ委員会にお越しいただき、いろいろな疑問点にお答えしていただきたいなと。 そうしないと、先に行かんのじゃないかと私は思うところでございます。 次に、②鳥栖市の鉄道の未来についてお話しさせていただきます。 鳥栖市の未来についてということで、この駅の問題――駅の問題というか、トイレの問題もしかりなんですけれども、鳥栖市の鉄道、このままでずっといいのかどうかと考えたときに、いや、それぞれ、部分的に改修、改良を進められてるんですけれども、今、私が知る限りにおいて、やらないといけないと、やったほうがいいんじゃないかなと思うところをピックアップしました。 それが資料の1の1でございます。 これを若干説明させていただきますと、①の鳥栖駅高架事業というのは、次の別の紙で詳しくやりますので、これは後ほどということ。 ②、③の、鉄道を付け替えというのは、②の③も、安良川上に架かる鉄橋の話でございます。 ②は長崎本線、③は鹿児島本線。 安良川というのは、山のほうから土砂の流入が多くて、もう日増しに土砂が積もる、そういったところで、線状降水帯も今年、心配ではございますけれども、そういう集中豪雨的には、鉄橋すれすれまで増水して、今までは、草等が絡まっても、事なきを得ているんですけれども、万が一、小さな流木等でも絡まったら、柱、そのまま流されてしまう、そんな危険と隣り合わせでございます。 次に、④、⑤は、ここに新駅を設置すれば、いろんないいことがありますよということを書いているところでございます。 これは、そこぐらいで止めておきます。 そして、⑥。 知立市に視察に行ってまいりました。そこの連続立体交差事業を見て、やっぱり鳥栖市も、できればやりたいなという気持ち、私は強く思ったところでございます。 JR線と西鉄線、その接続ができて、鳥栖市のほうから、福岡天神駅まで乗り入れることができれば、鳥栖市の市民の活動の場が広がるだろうなと、改めて思い起こしたところでございます。 それでは、この中で1つだけ、②の鉄橋の付け替えのところの質問をさせていただきます。 安良川と長崎本線が交差する鉄橋は、安良川の河川改修に当たり、付け替えが予定され、用地買収も既になされている。 また、鉄橋下には踏切を利用せず、長崎本線を横断できるような歩道自転車道を整備し、鳥栖西中学校生徒が通学に利用する構想もございました。 土木事務所管轄ではございますが、現在、その計画はどうなってるのか、御答弁よろしくお願いします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  江副議員の御質問にお答えいたします。 JR長崎本線と安良川の交差部の鉄道橋につきましては、今後の河川改修時に、河川管理者と鉄道管理者の協議において、鉄道橋を含めた検討が行われるものと考えております。 また、鉄道橋下の歩道、自転車道の整備につきましても、河川改修の検討において、河川管理用通路のアンダーパスなど、市といたしましても、県などの関係機関と連携を図り、取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 以上、御答弁といたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  これは、随分前から計画され、そして、道半ばで停止したままのところでございます。 私が議員になりたての頃、直接土木事務所にかけ合いましたが、この次はしなければならないと言われ続けて、やっぱり市の方にきちんと聞いていただくと、こういう回答が来るということで、頼りになるなという思いでいっぱいでございます。 認識を一にしていただき、ありがたく思います。 それと、県道の整備というところのやつも入れておりますけれども、新鳥栖駅東側の開発の話も出していただいておりますけれども、長崎本線を南北に縦断する道路の問題がございまして、その問題と併せて実現すべきなのかなというふうに思いますけれども、この程度にさせていただきます。 ③鳥栖市駅周辺の在り方についてということで、資料の2について、触れさせていただきます。 これをつくろうと思った動機でございますけれども、知立市で連続立体交差事業を見てきました。 そして、西依議員のほうからも御案内ありましたけれども、かれこれ50年ぐらいかけて完成するというようなことでございましたけれども、現在、3階建ての高架駅が出来ておりまして、その途中で、在来線の上をまたぐ跨線橋がございます。 そして、なかったほう、北側の改札が昔からあったんですかね、南口の改札を造って、鳥栖市がやろうとしてた橋上駅、今は仮設といっても、とても立派なものでございまして、こんなやつを造ろうとしてたのに、完成すると除却、捨てられるのかということで、何か寂しい思いがしまして、何とか連続立体高架事業をできないのかなという強い思いで帰ってきて、調べたのがこれでございます。 この事業のB/Cは1.1で、10か所の踏切を除却し、26か所の道路を造り出しておると。 一方、鳥栖市が以前検討していた連続立体高架事業は0.36であり、この点から、この差がございました。 鳥栖市は、アンダーパスや跨線橋により、自助努力にしたことが、補助事業採択を難しくしたというのであれば、天は自ら助くるものを助くという精神にも反します。 何かほかにできる手立てはないんだろうかと思うのでございます。 以前の、踏切解消という、そういう尺度しかこういう補助事業というのはできないのか、私は強く思います。 佐賀県でも、佐賀市、唐津市、武雄市が高架になっておりますけれども、その次は鳥栖市だろうと思うのが一般的でございますけど、何でできないのかと、非常に忸怩たるものがございます。 この絵は、どういったところに特徴があるといいますと、鳥栖駅を南側に移動させ、貨物ターミナルはそのままという想定でつくったものでございます。 この詳しい説明をする前に、次の質問をしてみます。 鳥栖駅周辺の整備手法が、前回、橋上駅とされ、鉄道高架が採用されなかったのは、鉄道事業に見合う区画整理事業、特に駅西の問題もあったものの、高架区間にJR貨物駅が含まれているため、その取扱いが大きな課題であったというふうに記述があり、私は理解しておりますが、間違いございませんか。 御答弁お願いします。 ○議長(松隈清之)  福原建設部長。 ◎建設部長(福原茂)  江副議員の御質問にお答えいたします。 鳥栖駅周辺まちづくり検討委員会の資料の中で提示しておりますが、鉄道高架による整備手法では、JR貨物駅を移転するか、現地に残すかといった取扱いは、課題の1つであると考えております。 以上、御答弁といたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  この案は、あくまでも私の私案でありまして、JR貨物を移転することも想定しながら計画をつくっておりますけれども、私は、現位置に残すという前提にした場合にどうなるかということでつくったのがこれでございます。 それでは、このJR貨物の現在果たす役割と、今後期待されるものについて御答弁をお願いします。 ○議長(松隈清之)  宮原経済部長。 ◎経済部長兼上下水道局長(宮原信)  江副議員の御質問にお答えいたします。 JR鳥栖貨物ターミナル駅は、物流施設が集積する本市に取りまして、鉄道輸送の拠点として重要な役割を担っているものと認識しております。 また、トラック輸送から鉄道コンテナ輸送への転換が進むことは、環境に対する負荷の軽減や、長距離トラックドライバー不足の解消、交通渋滞の緩和などに効果的であることから、今後、流通業務の効率化が進む中で、欠かせない施設であると考えております。 以上、お答えといたします。 ○議長(松隈清之)  江副議員。 ◆議員(江副康成)  鳥栖操車場の転車台が残っていれば、鳥栖らしい産業遺産として貴重なものだったという声をお聞きいたしておりました。 その生まれ変わりが貨物ターミナルとすれば、私はここにあることを前提に高架事業を考えてみようというようにしたところでございます。 それで、ここで、また資料の2に戻っていただきたいんですけれども、01から12まで、ポイントにコメントをつけております。 そういう意図でございますけれども、ここに7本の線路がございますけれども、その幅が250メートルでございます。 この線路は、貨物列車が通るということが前提になりますので、許容される勾配は1,000分の10、250メートルで、2.5メートルの勾配まで造ることができるということになります。 08のところに新駅舎を移転させると。 ここに、高架下に4メートルの空間はできるのかなというふうに思ったところでございます。 ③を見ていただけますでしょうか。 ③の資料の中で、下に青で線を引いてるところが現在の地面の高さをなぞったところでございます。 これは、横をぐっとすぼめてますので、こんなかなと思われるかもしれませんけど、これは、実際ではございません。 そして、赤のほうにしたのが、この絵に表したところでございます。 ここにも、コンパクト計画2.2キロとかありますけれども、こういう案もあったなということを思い出しまして、これだったらどうかなと思ってやったというところでございます。 また資料②なんですけれども、09のところ、ここは、駅前不動産スタジアムの西側のところに、ハローワークとか行くところに大きな道がございますけれども、そこから、点々と書いておりますけれども、この赤い点々が動線という形になりますけれども、ちょうどあそこの、よく増水する川の問題、ございますけれども、その下の辺りを通るような形になりまして、当たり前ですけど、ここ、結構低いところになるんですよ。 そういったところに、いろいろな補助メニュー、例えば浸水対策の事業とかを入れながらやっていくとか、そんなことはできないのかなと思ったりするところでございます。 それで、今度、05が高架下自由通路というところで、これ大体、今の虹の橋があるところでございますけれども、ここに広大な空間が生まれるんじゃないかということで、ここは、今非常に閉塞感があるところだと思うんですけれども、閉塞から解放と、そのシンボルになるんじゃないかなというふうに思うところでございます。 04の鳥栖端間線というふうに書いておりますけれども、ここは、総合団地北側の緑地帯、あるいは、藤木緑地帯、あるいは、大木川のところの市有地だと思いますけれども、そこを通りながら、国道3号まで。 そして、そこから先は、今建設中の(仮称)味坂スマートインターへのアクセス道路、そこに沿って伸びていくというようなイメージでございます。 それで、ここは、貨物が通るわけでもございましたので、貨物が通らない客車の場合は、250メートルで2.5メートルまでの勾配を造るということで、250メートルで、もっと5倍の急な勾配も対応可能ということになります。 それで、先ほどから、知立市の例もございましたけれども、知立市が時間がかかってるのは、どこにかかってるかというと、計画した後に、高架をする用地を取得して、権利の調整もございましょう。そして、仮の線路を造って移す。移して、また戻して、そこを道路にするとか。 そういうふうに、ぽんぽん積み木を積み重ねる形をしてるところが非常に時間がかかってるのでございますけれども、鳥栖市の場合は、先輩たちが、高架用地という形で、あそこ、もう造られたんですよね。 だから、本当言うと、やりましょうって形に決まれば、もうここ1~2年で高架ができないかなと思うぐらいの話で、当然、お金の問題はございます。 お金の問題は当然ございますけれども、そういったところ、考えながら、部分部分で今まで改良してきたというところを合わせて、できないかということ。 それと、先ほど、鳥栖駅が置かれているところが、駅のレールに水が入ってきたりするようなこともなきにしもあらずというように見えるというところから、浸水対策、あるいは、国土強靱化というところで、上に上げていくというようなことで、一発でできないかなと思いながら、国会議員の先生方にも相談しながら、今から何とかならないかという形で進めていこうかなと思っているところでございます。 もう時間もなくなったもんで、あと幾つか質問ございましたけれども、まとめに入らせていただきますと、繰り返しになりますけれども、鉄道高架事業と橋上駅、比べたら雲泥の差があるということを目の当たりにしました。 それで、資料の1のところに、幡崎踏切と高橋のところは何も書いておらないんですけれども、今日、西依議員から、現場主義という形で、すばらしい提案ございまして、私としては、西依議員のやつと私のやつ、全然相反しなくて、同じ体で動いてる話だから、まとめて、もうそれでやっちゃえというぐらいの気持ちで、質問を終わらせていただきたいと思います。 ありがとうざいました。           ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ○議長(松隈清之)  お諮りいたします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、残余の質問は明日に続行したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、残余の質問は明日に続行することに決しました。 本日はこれをもって延会いたします。  午後3時39分延会...