• "輪番体制"(/)
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  1. 生駒市議会 2019-03-25
    平成31年第1回定例会 厚生消防委員会 本文 開催日:2019年03月25日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時40分 開会 ◯伊木まり子委員長 ただ今から厚生消防委員会を開催いたします。  市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき、調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時40分 開議 2 ◯伊木まり子委員長 調査事項、平成31年度生駒市立病院事業計画書について。  本件は、理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  なお、本件については、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 3 ◯伊木まり子委員長 本件について、部長から報告を受けます。影林福祉健康部長。 4 ◯影林洋一福祉健康部長 本日は厚生消防委員会を開催いただきまして、ありがとうございます。  生駒市立病院につきましては、今年6月に開院から5年目を迎えることになりました。昨年4月から210床をフルオープンし、昨年5月からはHCU7床を全面稼働しております。1日平均患者数は今年1月は入院150.9人、外来221.1人、2月は入院162.2人、外来214.9人と、入院、外来とも徐々に増え、特に外来患者数は平成30年度事業計画を上回る状況で推移し、今年2月の病床利用率は77.2%となっております。  事業収支につきましては、経常利益について、今年1月は約1,600万円の黒字、2月は約900万円の黒字となり、単月の黒字を計上しており、引き続き本市指定管理者ともども、市民の皆様に安全で質が高く、患者満足度の高い医療サービスの提供に努めてまいります。  なお、平成31年度生駒市立病院事業計画書につきましては、平成29年度の事業報告及び平成30年上半期の中間報告に対し、生駒市立病院管理運営協議会から頂きましたご意見を踏まえ、策定作業が進められ、先般3月11日付けで指定管理者から市に提出され、承認したものでございます。また、3月14日に市立病院管理運営協議会で報告をいたしております。  それでは、調査事項、平成31年度生駒市立病院事業計画書について、石田地域医療課長からご説明を申し上げますのでよろしくお願いいたします。 5 ◯伊木まり子委員長 石田地域医療課長、着席のままで説明をお願いします。 6 ◯石田浩地域医療課長 それでは、失礼させていただきまして、着席にて説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、平成31年度生駒市立病院事業計画書について、ご報告申し上げます。  初めに、資料の確認をさせていただきます。資料1がA4版の平成31年度の事業計画書でございます。そして、資料1-2でございますが、これがA3版の平成31年度の事業計画書についての説明資料でございます。続きまして、資料1-3でございますが、これが生駒市立病院の管理運営に関する年度協定書でございます。
     それでは、まず資料1、A4版の事業計画書本編の目次をご覧いただきますよう、お願いいたします。  本事業計画書は、1、医療提供計画、2、施設管理計画、3、組織図、4、収支計画の4部門構成となってございます。事業計画の策定に当たりましては、平成29年度、30年度の中間期における市立病院からの事業報告に対する実施状況調査を経まして、管理運営協議会にて頂きましたご意見や評価結果を31年度計画に反映させた内容となってございます。資料1-2のA3版の説明資料は、それらの意見や課題がどのように計画に反映されているかなどの内容が一覧できるように配布をさせていただいております。本日は、この説明資料にのっとってご説明を申し上げます。  それでは、説明資料の見方でございますが、左端から病院事業計画、そして平成29年度事業報告、30年度中間報告、そしてこれらに対する実施状況調査により抽出されました課題等を表記しており、一番右端には31年度事業計画を掲げさせていただいております。31年度事業計画の中で抽出された課題がどのように計画に反映されているのかが分かるように、課題に対して計画に反映している部分を、下線表記をさせていただいております。  それでは、資料1-2の説明資料の1ページをご覧いただきますよう、お願いをいたします。  診療科目でございます。31年度は、30年度から引き続き16診療科で診療を行うとしております。本年度は、これら既存の診療科の医療内容の充実を目指し、常勤医師の確保を図るとなってございます。また、患者の医療ニーズに対応するため、引き続き専門外来の充実、院内の診療科間の連携及びより高次、専門性の高い医療機関との連携を進めるとしております。  次に、2ページの病床数でございます。  2ページの病床数でございますが、重症患者の増加に対応できるよう、HCUを7床から8床に増床し、また今年度中に10対1から7対1へと看護基準のアップを図るとなってございます。また、入院医療に対応できる常勤医師の確保、地域医療機関との連携の強化に取り組み、既存病床の利用率の向上を目指すとしております。そして、引き続き小児科の常勤医師の増員により、小児科の救急医療や入院医療の体制を整備することとしてございます。  続きまして、3ページの人員体制でございます。  常勤医師は、合計で28名を目指すとしてございます。次に、看護師数につきましては、外来部門が41名、入院部門が先ほどの看護基準のアップを目指し、107名の合計148名としております。  なお、これら医療従事者の確保、とりわけ医師の確保につきましては、特に常勤医師が不足している脳神経外科、救急科、小児科、産婦人科などを中心に常勤医師の確保、増員を図るとなってございます。  続きまして、4ページの患者数でございます。  1日平均患者数は、前年度の実績を踏まえ、年度当初は入院150.0人、外来220.5人から始まり、年度末には入院165.0人、外来237.0人を目指す想定で最終、年間の1日平均患者数が入院158.7人、外来228.3人としてございます。また、入院、外来患者数の増加に向けた取組といたしまして、特に入院医療に対応できるような常勤医師の確保、地域医療機関との病病・病診連携の推進及び救急患者の確実な受入れを目指すとのことでございます。また、市立病院の医療に関する必要な情報の積極的な提供といたしまして、ホームページに加え、ツイッターやフェイスブックでの配信、定期的な病院だよりの発行、電車の車内広告の掲示等といった広報活動の充実を図るとなってございます。  続きまして、5ページをご覧ください。  市立病院のコンセプトの質の高い医療の提供でございます。腹腔鏡下手術胸腔鏡下手術ダ・ヴィンチ手術等の患者の体への負担が少ない低侵襲手術に取り組み、ダ・ヴィンチ手術につきましては、対応できる症例の拡大を目指すとのことでございます。本年度の手術件数の目標でございますが、今年度の実績を踏まえて、全体で1,392件を目指すとのことでございます。また、導入予定機器といたしましては、マンモグラフィー、高気圧酸素治療装置の新設及び高圧蒸気滅菌器の増設を予定してございます。  続きまして、6ページをご覧ください。  主要疾病4疾病に係る医療体制といたしまして、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病について、市立病院で提供できる医療機能や役割を明記させていただいております。特に、がんにつきましては、地域がん診療連携拠点病院でございます、近大奈良病院と連携のもと、精密検査や病理診断、手術療法、化学療法によるがん治療体制の充実を図るとなってございます。また、急性心筋梗塞につきましては、近大奈良病院、県の総合医療センターと連携のもと、緊急の心臓カテーテル検査、PCIが24時間365日可能な体制の充実を図るとなってございます。  続きまして、7ページでございます。  医療安全管理体制でございますが、それにつきましては市民、患者に信頼される安全で安心できる病院を目指して、医療安全管理委員会を中心に医療事故の防止と医療安全対策の強化に努めるとしてございます。また、医療安全に関する市民への情報公開の方法等につきましては、病院年報におきまして、インシデント、アクシデントの包括的公表を行うとしてございます。  続きまして、8ページから9ページをご覧いただきますようお願いをいたします。  地域完結型の医療体制構築への寄与ということでございまして、在宅支援機能の充実につきまして、増加する在宅患者やかかりつけ医をサポートする後方支援病院としての役割を果たすために、医療連携登録医協力医療機関連携施設等との連携を強化し、在宅患者等の増悪時の積極的な受入れを行うとしてございます。  地域医療機関への医療教育プログラムの提供につきましては、TCLS、これは徳洲会版のACLSという研修なんですけれども、こういったことをするなど、対象者が広範囲で地域医療の発展に寄与できるようなプログラムの充実を図るとなってございます。また、9ページでは、周辺の他の医療機関との連携につきまして、医師会へ市立病院の医療機能等について情報提供を積極的に行い、医師会への入会を目指すとしてございます。また、地域の診療所との地域医療連携の推進のため、医療機器のオープン利用を引き続き推進するとのことでございます。さらに、地域の医療機関との病病・病診連携及び協力体制を重視し、更なる紹介率及び逆紹介率の向上を目指し、紹介された患者の状況や診察結果の報告、退院時に照会元へ戻す旨の報告、連絡を徹底するとのことでございます。また、紹介を受けた患者以外でも、病院での治療を終え、症状が落ち着いたならば、その後の継続した観察を必要に応じて地域の診療所に逆紹介するとのことでございます。  続きまして、10ページをご覧いただきますようお願いをいたします。  救急医療の充実でございます。本年度も救急患者を断らないという姿勢のもと、24時間365日受入れ体制を整え、地域住民が安心できる救急医療体制の充実を目指して、具体的な目標値といたしましては、救急受入れ件数2,000件、救急応需率95.0%を目指すとのことでございます。また、市内内科系二次、外科系一次、二次輪番体制への参加に向けまして、引き続き関係機関との協議を行うとともに、救急患者の市内受入れ率の向上を目指し、休日夜間応急診療所のバックアップの役割を果たすこととのことでございます。また、北和小児科二次輪番体制への参加に向けて、小児科常勤医師の増員に努めるとしてございます。  続きまして、11ページをご覧ください。  救急に対する人員体制といたしましては、当直医師の配置等、患者数に応じて必要な救急受入れ体制を引き続き整備し、特に脳神経外科、整形外科等の常勤医師の確保に努め、当直オンコール体制の更なる充実を目指すとしてございます。具体的には、夜間の救急受入れ体制といたしましては、引き続き医師2名体制と専門医によるオンコール体制を継続するとしてございます。また、看護師の他、放射線技師、検査技師、薬剤師、事務職員の24時間当直体制でCT、MRI、X線、血液等の諸検査や緊急入院に対応可能な体制を継続するとしてございます。  続きまして、12ページをご覧ください。  小児医療体制でございます。この体制につきましては、常勤医師2名体制を目指し、小児の入院患者の受入れ、北和小児科二次輪番体制への参加を目指すとしてございます。  次に、災害時医療の確保でございます。  市立病院の災害対策マニュアルに沿って、現場スタッフや地域住民による実地訓練を行うとしてございます。また、本市が主催、開催します市内等病院との意見交換会に参加し、災害時の連携強化を図るとしてございます。  次に、予防医療の啓発でございます。  市民健診につきましては、地域の診療所で対応できない、または対応できる医療機関が少ない二次健診等を充実していくとしてございます。疾病予防機能の強化といたしましては、市民との交流、健康づくりを推進するため、自治会等各種団体への出張講座を積極的に充実していくとしてございます。  また、乳がん検診などの検診につきましては、実施体制の整備と共に関係機関との協議を行い、実施の方向で進めるとしてございます。  続きまして、13ページをご覧ください。  市民参加による運営でございます。市民の意見の反映の仕組みといたしまして、入院、外来患者アンケート調査の結果、ご意見箱の意見、改善の取組及び対応できない理由につきまして、院内掲示やホームページの公表、病院事業推進委員会管理運営協議会への報告など、広く市民等に周知するとしてございます。また、市民交流事業といたしまして、健康フェスティバル院内コンサートなどの開催を予定してございます。  次に、環境に配慮した運営はご覧のとおりでございます。  続きまして、資料1に戻ってもらいますが、A4版の31年度の事業計画書本編でございます。こちらの方をご覧いただきますよう、お願いいたします。  その10ページでございます。10ページが2の施設管理計画、そしてその見開きの11ページが3の組織図を掲げさせていただいております。こちらはご覧のとおりでございますのでよろしくお願いいたします。  続きまして、12ページ、最終ページでございます。これが4の収支計画でございます。  年度の中間期の9月末と期末期の3月末の収支計画を表記させていただいてございます。1日平均入院患者数は上半期の平均で154.2人、外来患者数は223.0人としてございます。中間期の収支見積もりでございますが、医業収入が20億3,150万2,000円、医業費用は19億5,495万6,000円で、差し引き医業利益は7,654万6,000円としてございます。31年度から市へ納付していただく指定管理者負担金を意味する土地建物用賃借料でございますが、これが1億3,260万1,000円を含むその他費用及び医業外収益、医業外費用を足したり、引いたりし、上半期での経常利益といたしましては、マイナスの5,561万1,000円を想定してございます。  次に、期末期での収支見積もりでございますが、1日平均入院患者数は年間平均で158.7人、外来患者数は228.3人としており、医業収入は42億2,931万1,000円、医業費用は40億1,311万6,000円で、差し引き医業利益は2億1,619万5,000円を見積もってございます。  また、上半期と同じく、市へ納付する指定管理者負担金を意味します土地建物用賃借料2億6,520万2,000円を含むその他費用及び医業外収益、医業外費用を足し引きし、年度末での経常利益といたしましてはマイナス4,812万円を想定してございます。なお、今、御説明を申し上げました指定管理者負担金につきましては、資料1-3をご覧いただきますようお願いいたします。  こちらの資料は、先般3月1日に開催をいたしました病院事業推進委員会におきまして、答申を頂きました平成31年度に係ります生駒市立病院の管理運営に関する年度協定書でございます。第3条をご覧いただきますようお願いいたします。  指定管理者負担金2億6,520万2,117円を年間12回均等払いにより、指定管理者が本市の方に支払うとの内容になってございます。本年度協定書につきましては、4月1日付けで締結をする予定で手続きをしてございます。  以上が平成31年度生駒市立病院事業計画書の報告でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 7 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について委員による質疑に入ります。なお、最初の質疑の後、関連の質疑を求めますのでよろしくお願いいたします。また、会派からの質疑はできるだけ委員の方でまとめてお願いをいたします。  質疑等ございませんか。改正委員。 8 ◯改正大祐委員 人員体制についてお聞きいたします。 9 ◯伊木まり子委員長 何ページですか。 10 ◯改正大祐委員 3ページです。まず、平成31年度の事業計画書にあるこの常勤というのは常勤医師ということでよろしいでしょうか。 11 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 12 ◯石田浩地域医療課長 計画におきましては、これは常勤医師ということでございます。 13 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 14 ◯改正大祐委員 平成30年度中間報告で常勤の医師数というのが、この前の中間報告で出されてたんですけども、中間報告補足説明というのがありまして、各科の医師数を書かれているんですが、一つお聞きしたいんですけども、この3ページの課題等に、平成30年10月から形成外科1名を採用されたということですけども、その中間報告のときに形成外科の医師が、常勤の方が2名いらっしゃって1名増えているので、今3名ということでよろしいですか。 15 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 16 ◯石田浩地域医療課長 現時点では3名でございます。 17 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 18 ◯改正大祐委員 それで事業計画、例えば形成外科ですと2名を計画とされていて、今3名いらっしゃると、これ、どのようなことで医師の確保をされているんですか。2名いらっしゃるところで、なぜ、また1名増やすようなことをされているのかお聞きしたいんですが。 19 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 20 ◯石田浩地域医療課長 形成外科につきましては、今現在3名の常勤医師がございますけれども、この3月末をもちまして、1名は自己都合で退職、もう1名は、これは後期の研修生でございますので、いったんこれでその研修期間が切れるということで、4月1日からはいないということでございます。 21 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 22 ◯改正大祐委員 ということは、4月から1名ということですか。 23 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 24 ◯石田浩地域医療課長 形成外科につきましては、そのとおりでございます。 25 ◯伊木まり子委員長 確認ですけど、研修なので、3月末で1人は研修を終えて終わるということで、でも自己都合で1人お辞めになって、4月当初は1名だけども、もう1人予定をして、計画としては2名を予定しているということですか。石田課長。 26 ◯石田浩地域医療課長 この当期の研修生につきましては、3月31日で終わりですけど、次にまた研修生が入ってきますので、そういった形で今2名ということになります。 27 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 28 ◯改正大祐委員 次、リハビリテーションというのは、これ、常勤の医師というのは必要なんですか。 29 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 30 ◯石田浩地域医療課長 リハビリ自身はそのリハビリのスタッフ、理学療法士とか、作業療法士とか、言語聴覚士とかいうのがいますので、基本的には治療に関してはそのスタッフで対応できるんですけれども、ドクターはやはり患者さんに関しての内診と言うか、検診とかもありますので、やっぱり1名は欲しいということで、1名計画に上げております。 31 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 32 ◯改正大祐委員 今までリハビリテーションの医師の方というのはいらっしゃったことってあるんでしょうか。 33 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 34 ◯石田浩地域医療課長 1名、過去おりました。 35 ◯伊木まり子委員長 他にこの人員体制について、質問のある方はございませんか、質問ございませんか。竹内委員。 36 ◯竹内ひろみ委員 今に関連するんですけれども、医師の確保が非常に難しい状況にあると思うんですが、この3ページのところに、医療従事者の確保の方法についてのところで、医師事務作業補助者を増員しということを書いておられます。こういうことでは非常に有力とお考えなんでしょうか。 37 ◯伊木まり子委員長 医師の確保のことで、この医療作業補助者を確保すると、医師も増えるんじゃないかという意味の質問ですか。 38 ◯竹内ひろみ委員 はい、そういうふうにこの方法のところに書いてありますので。 39 ◯伊木まり子委員長 石田課長、お願いします。 40 ◯石田浩地域医療課長 この医師事務作業補助者というのは、いわゆる医療クラークということで、ドクターは日々の診察以外にいろいろ書類を書いたり、カルテの入力とかもあるんですけど、いろんな書類の事務もかなり煩雑なものがありますので、こういったものを医師に代わってする作業ということで、補助の事務の方なんですけれども、これが4名から6名に、そして更に新年度はプラス1名ということで、また採用するということで、増やしていくということでございます。 41 ◯伊木まり子委員長 竹内委員。 42 ◯竹内ひろみ委員 こういうことも有効なことを期待したいと思いますけれども、基本的に医師不足に対して、もっと有効な手立てがないかなと思うんですが、この辺りは何かお考えでしょうか。 43 ◯伊木まり子委員長 古川管理者。 44 ◯古川文男水道事業管理者 医師の確保というのが非常に難しいというような中で、常勤医師のフォローと言うたら、言い方はおかしいですけども、それは非常勤が対応すると。それと、一番大きなのが、やはりこのチーム医療をうまくミックスをやっていって、診療科間の連携を図っていくと。また、それぞれの市民の信用、信頼を得るためには、お医者さんを始め、看護師さんですけども、市民との接遇をすごく充足をやっていくと、あるいは充実をやっていくと、そういったことを組み合わせながら、少ない中でも、うまく市民の医療サービスの向上、あるいは資質の向上を目指していくと。終局的には人材が増えれば一番いいんですけども、やはり時間がかかると、その時間がかかるについては、環境整備と併せて、今言いましたような、その医療体系をうまく組むことによって、ある一定の成果を出していきたいというような流れで、今現在進んでいるというような状況でございます。 45 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。石田課長。 46 ◯石田浩地域医療課長 30年度の中間報告の方でも、取組としては報告をさせていただいておりますけども、医師の業務負担の軽減ということで、市立病院の方では他職種連携会議というのを隔月の1回開催をしておりまして、これは本来でしたら、ドクターがする業務ですけど、これを医療スタッフの方が手分けする形で、そういったとこを対応していくということで、医師の業務を軽減できるということで、こういったことの取組も市立病院の方では鋭意しております。 47 ◯伊木まり子委員長 他にこの人員体制に関連して、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 48 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、他の部分について、質疑等ございませんか。惠比須委員。 49 ◯惠比須幹夫委員 5ページのところで、31年度の分娩件数というのが168件ということで、これ、飛躍的に相当割合が増えてるんですけども、この数字の背景となる考え方とか、想定というのはどういうところから伸びてきてるんでしょうか。 50 ◯伊木まり子委員長 桐坂課長補佐。 51 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 5ページの課題等のところをご覧になっていただきたいんですけれども、参考値といたしまして、平成31年の1月末までの分娩件数の方を記載しております。こちらにつきましては、1月末までで135件ということでございますので、この数値を参考といたしまして、新年度の計画値の策定の方をさせていただきました。以上でございます。 52 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 53 ◯惠比須幹夫委員 その135と増えてきてる背景とかいうのは何か分析があるんでしょうか。傾向の分析と言いますか。 54 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 55 ◯石田浩地域医療課長 もう以前からしておりますけれども、産科交流会とかいうふうな形で、例えば分娩したと、それでそこで縁が切れてしまうんじゃなくて、その後もいろいろ育児に関してのケアとか、そういうふうなグループで意見交換すると、こういうふうな機会なんかも、市立病院では鋭意前の院長、産婦人科のドクターを中心にそういったことをしていただいている。こういったことが口コミで広がっている部分もあるのかなというふうに思っております。 56 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 57 ◯惠比須幹夫委員 じゃ、31年度もその辺を継続的にしっかり実施していくことで上乗せ、約30は可能だという数字ということで考えてよろしいですか。 58 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 59 ◯石田浩地域医療課長 そのとおりでございます。 60 ◯伊木まり子委員長 この5ページの関係で。惠比須委員。
    61 ◯惠比須幹夫委員 マンモグラフィーなんですが、これ、市内でも施設数がちょっと少ないということで、市立病院での導入というのは期待されているところではありましたが、30年度に入れるという予定があったんですが、こっちへ、翌年度へずれてきているというのは、これはどういう理由でずれているんでしょうか。 62 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 63 ◯石田浩地域医療課長 このマンモグラフィーにつきましては、市立病院の方では、ちょっと高度な3Dのマンモグラフィーを入れたいということで、今、本部の方と協議をしておりまして、一応、9月頃、導入予定ということは聞いております。 64 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 65 ◯惠比須幹夫委員 この12ページとも関連はするんですが、それを待って乳がん検診の実施へ向けた詰めを進めていくということでよろしいですか。 66 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 67 ◯石田浩地域医療課長 そのとおりでございます。 68 ◯伊木まり子委員長 惠比須委員。 69 ◯惠比須幹夫委員 年度内、間に合いそうな感じなんでしょうか。翌年度、乳がん検診の実施が。 70 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 71 ◯石田浩地域医療課長 市民健診の方につきましては、機械を導入したと、そやからすぐにというふうなことはなくて、やっぱり実績を踏まえんとあきませんので、人間ドックとか、こういうふうな実績を踏まえて、それで初めて市民健診の方に入れるということですので、9月導入ですので、半年ぐらいの実績が必要になるとすれば、32年度ということになるかもしれません。 72 ◯伊木まり子委員長 他に、それでは5ページのところで質疑等はございませんか。改正委員。 73 ◯改正大祐委員 マンモグラフィーの下の高気圧酸素治療装置、先般の予算委員会で可決されたものですけども、これ、まず部屋の改修をしなければいけないと思うんですけども、これの計画というのは決まっているんでしょうか。 74 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 75 ◯石田浩地域医療課長 具体的にスケジュールというふうなことはまだ決まっておりませんが、早急に年度、始まりましたら、入札、業者の選定もありますので、そういったことから鋭意進めていきたいと思っております。 76 ◯伊木まり子委員長 改正委員。 77 ◯改正大祐委員 ということは、工事を終わって、31年に設置するという認識でよろしいですね。 78 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 79 ◯石田浩地域医療課長 設置して、稼働をさせていただくということでございます。 80 ◯伊木まり子委員長 他に、5ページに関連して質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 81 ◯伊木まり子委員長 それでは、他のところで質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 82 ◯伊木まり子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 83 ◯中浦新悟議員 まず、人員体制のところで伺いたいんですけども、先ほど3ページ、形成外科については人員が減る、そして今後、予定というのも聞いたんですけども、確認のために医師のここに書いてある表、右側の表、内科から皮膚科までの現状の常勤医師数をひととおり教えてもらって、そこで例えば退職予定の方がもう分かっている方が何人減ります、又は何人増えますというのも一通り教えてもらっていいですか。 84 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 85 ◯石田浩地域医療課長 それでは、こちらの3ページのこの右端の表の上から順で説明をさせていただきます。内科につきましては、現時点は3名でございます。消化器内科が0、それから循環器内科が2名、外科が2名、脳神経外科は0、整形外科が1名、形成外科が現在3名でございます。そのうちの3月末で2名は退職予定ということでございます。それから、小児科が1名、そして腎臓泌尿器科が2名、産婦人科が1名、リハビリテーション科が0、放射線科が1名、それから救急科が0、麻酔科が1名、血管外科が1名、皮膚科が1名ということで、合計19名でございます。 86 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 87 ◯中浦新悟議員 じゃあ、今、分かっている範囲で形成のお医者さんだけが辞められることが分かっていて、他はもう辞められる方はいらっしゃらない。また、増員予定の方もいらっしゃらない。 88 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 89 ◯石田浩地域医療課長 退職と言うか、常勤から非常勤に4月1日から変わるドクターが腎臓泌尿器科1名ございます。4月1日から非常勤として勤務されるということです。そして、あと外科につきましては、1名常勤が4月1日から増えるということでございます。この辺は分かっております。 90 ◯伊木まり子委員長 他に。中浦議員。 91 ◯中浦新悟議員 腎臓泌尿器科は、今は非常勤で働いているお医者さんが常勤になられるということですか。(「逆」との声あり)常勤の方が非常勤になられるということは、今、2名常勤の方がいらっしゃるけども、4月1日からは1名になるということですか。 92 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 93 ◯石田浩地域医療課長 そのとおりでございます。 94 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。中浦議員。 95 ◯中浦新悟議員 先ほど管理者の方からも、医師の確保は難しい、ご時世的なものもあるのかもしれない、難しい、時間がかかるということやったんですけど、この前、ちらっと耳にしたチラシの部分なんですけども、県内の他の病院さんでは小児科医6名、最近開院したところですよね。4名、5名、6名とどんどん増えていってるんですよね。という現状を見ると、増えるところは増えるんですねというのが僕の感想なんですよ。病院の規模もほぼほぼ同クラスということだったらね。じゃあ、何が原因なんだろうというのが僕には疑問にもなるんですけども、その辺り、どういうふうな見解をお持ちですか。 96 ◯伊木まり子委員長 ありますか、見解。古川管理者。 97 ◯古川文男水道事業管理者 一番こちらの方が理解をやっていますのが、やっぱり医療需要、極端に言えば、小児科、今1名で頑張っていただいているんですけど、これは常勤のお医者さんでございますけども。やはり、他の医療機関との連携、あるいはそういう救急体制とか、特に北和地域を見れば、そこでうまく回転やっているというような状況、あるいは生駒市内における小児科の医療需要と、それと今、5人、6人とおっしゃっているところというのは、やはりそこの地域あるいは区域における医療の需要という、その需要がやっぱり大きく違うというようなことを、こちらとしては考えているというようなこともございます。 98 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 99 ◯中浦新悟議員 小児救急したい、今回もだから2名、今回だけじゃないんですけどね、開院当初からずっと2名の医師を確保して、小児救急を始めますと言い続けて、もう4年、まだ計画と言うか、目標状態で、医療需要はあるんです。したいんです。だから、是非と言うか、必ずやってほしいんです。例えば奈良県と言っても、ここから30分ほどで行けるようなところですけど、では、小児科医さんが4人、5人と確保してそういった体制を組んでいただいているという状況を見ると、市、頑張ってくれてるとは思うんですけども、医師の確保に向けては、結局病院ですよね。運営者だと思います。そこがどんだけ努力していってくれているのかな、どんな手法をもってどこに声をかけに行って、自分ところの組織の中でどうやって医師を確保してくるのかというところに、どんだけ努力されているのかなということに尽きるのかなと思ってるんですけども、結果、ここでどうこう言うたところで、市には頑張ってくれ、頑張らすように言うてくれしか言えないんですけども、他の町でそんな事例を見られるのであれば、もっとその辺りしっかり研究して、どういうふうなことができるのかというのもしっかりと指定管理者、徳洲会からその見解も、どうしていくんだという計画内容もしっかりと引き出しておいてほしいなというのが意見として言っておきます。 100 ◯伊木まり子委員長 意見として。他に質疑等ございませんか。樋口議員。 101 ◯樋口清士議員 同じとこなんですけど、2ページのところでは、小児科の常勤医師の増員により、体制を整備しますとかとあって、3ページのところには、確保、増員を図りますとあって、10ページのところでは、増員に努めますとあって、初めの方では断定的にやりますという感じで書いていて、だんだんトーンが落ちていくという、どれが本当なのかというところをまずお聞きしたいなということで、これは確認ですけど。 102 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 103 ◯石田浩地域医療課長 この計画のその最後の文章のそれぞれ厳密なあれはないんですけれども、一応、市立病院としては、今、脳神経外科、小児科、整形外科、こういうふうに常勤ドクターがいない、あるいは不足しているところにつきましては、優先的な形で今、確保に関しての取組を鋭意頑張っていただいております。参考になんですけど、今年度、年度当初から本部の方にも、掛け合って、例えば整形外科とか脳神経外科とか、産婦人科とか、小児科とかを具体的にドクターの確保について協議を、要請をしておりまして、その4月、5月ですね。それがちょっとなかなか交渉がうまいこといかなかったというふうなこともあって、この辺のところは本部の方も、あるいは業者の方にも、そういうふうなことをお頼みしてたんですけど、4月、5月で大体それがちょっと難しくなったということで、その後、6月から院長先生が鋭意、奈良医大の方を6月17日か。 104 ◯伊木まり子委員長 石田課長、とにかくその三つ、文章について、変わってますけど、どういうふうに受け止めてますかというところを尋ねられていると思うので。 105 ◯石田浩地域医療課長 失礼いたしました。一応、市立病院としては、今、不足している、あるいはいない診療科の常勤ドクターについては、鋭意優先的に確保するというふうなことは病院の方からも伝わってきますし、聞いております。(「答えになってない」との声あり) 106 ◯伊木まり子委員長 古川管理者。 107 ◯古川文男水道事業管理者 小児科の先生は今、常勤1名ですけども、平成31年度については、まず2名、2名を目標に取り組んでいくと。これはもう管理運営協議会等でもいろいろ意見が出てございます。だから、このトーンはご指摘のとおりやと思うんですけども、一応、方針としては常勤2名というような形になってございます。 108 ◯伊木まり子委員長 樋口議員。 109 ◯樋口清士議員 一つのことをいろんな言い方していますということですね。ちょっと別のこと、いいですか。 110 ◯伊木まり子委員長 じゃあ、できるだけ簡潔にお願いいたします。 111 ◯樋口清士議員 7ページのところのインシデント、アクシデントの包括的公表というのがありますね。これは以前、注射器の話があって、そのときにそういうまとめをして、やっぱり公表していく必要があるんじゃないかというようなことを申し上げたことで、こういうことができるようになったのかなとも思うんですが、これは今年度発行予定の病院年報においてということで、これは1年限りの話なのか、定期的にこれを繰り返していくということなのか、どちらをもくろんでおられるのか、お聞かせいただきたい。 112 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 113 ◯石田浩地域医療課長 病院年報につきましては、毎年出させていただきますが、そこで毎回毎回、こういう形で出させていただきます。 114 ◯伊木まり子委員長 樋口議員。 115 ◯樋口清士議員 それはもう定期的に仕組みとしてそういうことを考えているということで認識しておいてよろしいですね。 116 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 117 ◯石田浩地域医療課長 そのとおりでございます。 118 ◯伊木まり子委員長 他に。中浦議員。 119 ◯中浦新悟議員 ちょっとこのインシデントのところではないんですけども、少し戻ります。さっき小児科の31年度は小児科医を2人にする、すると言うか、それを目標に頑張ると。すいません、ちょっとページ数が今ぱっと出てこないんですけども、北和輪番に入るに当たって、県と相談しながら、相談するみたいな。10ページに、北和小児科二次輪番体制への参加に向けて奈良県と情報交換をしながら、小児科常勤医師の増員に努めます。これは2名で参加できるという情報を奈良県から、情報と言うか、話がきちんとついているということなんですかね。その上で、2名と言うてらっしゃるのか、ちょっと確認したいんですけど。 120 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 121 ◯石田浩地域医療課長 こういう規定はございません。2名やないとできないとかいう規定はありませんので、毎回、年2回、こういう連絡会があるんですけど、そこには必ず参加させていただきまして、それでうちは今、1名ですけど、後1名いれば、輪番に入れるというふうなことはその会議の中では共通認識をしていただいていると思います。 122 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 123 ◯中浦新悟議員 課長言ってることも分かります。結局、何名、3名ぐらいおったら確実なんかもしれないですけど、2名ならどうなのかというのは、その北和輪番の会議体制の中で、決まっていることやと思うんですけども、奈良県と情報交換をしながらというふうなことをきちんと今回、計画に明記されているものですから、じゃあ、どういう情報をもって今回、この小児科医が2名目標にと書かれたのかなという、その根拠的なところを確認したかったんです。まだ、それはとれていないということなんですよね。 124 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 125 ◯石田浩地域医療課長 詳しく、2名やったらどういう回数でとかいうふうなことまではとれておりませんけれども、この情報交換という意味につきましては、10年前はその北和の小児科の患者さんが1万人いたのが、今、もう2,000人に減っているというふうなこともあって、言うたら、その辺で二次輪番に関しての需要というのもちょっと減ってきている部分がありますので、こういったものを年2回の情報交換の中で、今、各この輪番病院がみんな集まるんですけど、その辺のところの状況なんかを勘案しながら、もし入れるところがあれば、市立病院でも何回入れるかというふうなことなんかも、その情報共有の中でうちとしても検討していきたいということでございます。 126 ◯伊木まり子委員長 石田課長、その情報交換の中には、県は入っていないんですか。 127 ◯石田浩地域医療課長 奈良県の地域医療連携課は入っております。 128 ◯伊木まり子委員長 入っているということですね。他に。中浦議員。 129 ◯中浦新悟議員 別のことでいいですか。すいません、ページ数をどこというわけじゃないんですけども、ちょっと市の全体を見ていたときに、社会保障費の増も含めて、医療費の増というのは課題となっている中で、医療費抑制に向けて、ここの課じゃないにしても、取り組んでいると、ジェネリック薬使いましょうとかいう啓発をしたり。こと市立病院において、医療費の抑制ということにどういった力を入れようとしているのか、又は入れてきたのか。また、そういったところは今回も含めてなんですけど、計画に取り組んでいったりしないのか。市の全体の課題として市立なんですから、そういったことは必要なのかなと思うんですけども、何らか見解はありますか。 130 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 131 ◯石田浩地域医療課長 市全体としては確かに医療費の抑制ということは喫緊の課題というふうには受け止めておりますけども、私ども地域医療課につきましては、地域の市民の方がいかに医療、高度な医療をこういった適切な医療を受けられるかどうかというふうなこと、医療提供の機会を一番に考えさせていただいているということでございます。 132 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 133 ◯中浦新悟議員 課としては、病院としてはこんな医療を提供するというのは分かりますよ。質の高い医療をとか、医師数を増やしてとか、そんなんをやってほしいんですけど、市全体として、そんな課題があって、市立の病院において、じゃあ、全体として医療費抑制に向けてどういう努力をしましょう、患者数は増えるかもしれんし、こんな医療も提供するかもしれんけども、例えば生駒市全体でジェネリック薬というのを推奨しているんであったならば、市立病院としてはジェネリック薬を使っていこうやないかとか、使ってくださいとか、そういった医療費抑制の部分に向けて、どういう取り組みをするんですかと、分かりますか、言うてること。そういったことは取り組まないんですかということなんです。 134 ◯伊木まり子委員長 ご意見として伺っておくんですか。答えられることはあるんですか。今後ですか。石田課長。 135 ◯石田浩地域医療課長 市立病院といたしましては、ここの計画書の中にもありますけれども、12ページでございますけれども、疾病予防のための医療講演会、これ、鋭意市立病院は開院当初からかなりの回数で、月3回ぐらいの回数でやってございますし、それから市民健診、こちらの方も件数もかなりやっておりますし、本当に胃がんの内視鏡検診とか、それから今度の乳がん検診とか、こういったところに参画することによって、事前に疾病を予防するというふうな、予防医療の観点から、市立病院としては力を入れているということで、医療費の削減に寄与を、一定はしていくんじゃないかなというふうに思っております。 136 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 137 ◯中浦新悟議員 それは大切なことやと思いますので、是非どんどん進めていただきたいことやと思うんです。さっき言ってたように、例えば薬であったりとか、目に見えた他の医療機関、1次診療所に対してはいろんな形でお願いしたり、薬局に対してお願いしている。市立病院に対しても、1次診療で来る患者さんもいらっしゃるし、入院している患者さんもいらっしゃる。当然、院内の中には薬局もある。じゃあ、どういった取組をしていくのか、少しでもやっぱりそういった負担を減らしていく努力はしていくべきやと思いますので、ここだけじゃなくても、そういった取組をしていただきたいなというのは、きちっと言っておきます。  あと、別のことでいいですか。 138 ◯伊木まり子委員長 別。中浦議員。 139 ◯中浦新悟議員 こっちの計画書、資料1の方の10ページの施設管理計画のところに関するのかな、ちょっと聞きたいんですけど。少し耳にしたのが、病院の地下部分と言うんですか、何か血だまりと言ったら変ですけども、医療排水、そんなので何かあまり設備上、衛生上なのか、ちょっとよろしくないことが起こっているということを耳にしたんですけども、それは市としては何か認識されてますか。 140 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 141 ◯石田浩地域医療課長 それについては認識をしております。 142 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 143 ◯中浦新悟議員 僕、うまいこと説明できないので、その状況に対して、何が起こっているのか、どんな対処をしていくのかと、ちょっと説明を頂いてよろしいですか。 144 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 145 ◯石田浩地域医療課長 地下の一番地下が免震層と言いまして、オイルダンパーとかも入ってますし、要は免震装置が90個ぐらい設置されているとこなんですけど、そこが1層、一番下の層があって、その下に耐圧盤ということで1.7メートルぐらいの厚さのコンクリートを打って、地下の土の上にそれがあるということで、想像していただきますと、お風呂にたらいをぴゅっとやるような形、そこに建物が建っているというふうなことで、その排水ピットに関しましては、その耐圧盤のとこに埋め込むと言うか、そういうのがありまして、そこにあります。今現在、言われておりますのが、そこから漏れてないかというふうなことなんですけど、ここの市立病院の東生駒のエリアはすごい水脈がありまして、水圧が高いということで、水がちょっと漏れていたというふうなこともあって、それは地中からの水だということが検査の結果、判明をしまして、排水の汚染された水が何か割れて出ているとかいうふうなことではないということは確認をしております。 146 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。中浦議員。 147 ◯中浦新悟議員 しっかりと理解していなかったら、ごめんなさいね。建物の一番下で、赤い水、赤い液体のたまりがあったけども、それは血じゃなかって、手術とかそういったところで出た、それが漏れてたんではなくて、地下水が漏れ出た赤い液体がたまったものなんだよということですか。何で赤い。僕、すいません、写真しか見てないんですけど、色味は赤かったので、あれが何なのか。もしそれが設備上、医療上、大変問題なのであれば、やっぱり修復しないといけないですし、地下水の部分であったんであったとしても、修復しないといけないとは思うんですけど、その辺り、どういうふうな対応になっていくのか、教えてください。 148 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 149 ◯石田浩地域医療課長 その赤いところというのは、一部の部分なんですけど、そこがコンクリート、今さっき言いましたような、1メートル60ぐらいの耐圧盤、コンクリートを打設するときに、かなり広いですので、そこへ一発で打設することは、敷くということはできへんので、ラスという金網みたいなものでこぼれないようにするというのがあって、その金網がその中に埋め込まれておりまして、その金網から、ちょうどそこのとこなんですけど、その出たさびというふうな、さびの成分が入っているということでございます。 150 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 151 ◯中浦新悟議員 じゃあ、赤く見えているのはさびによって出た液体であると、地下水であるという結果が出ましたよと。だから、医療上の問題から出たものではないと。それは構造上、地下水が染み出てきているということで、今、課長おっしゃってましたけど、それはもう修復済みか。 152 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 153 ◯石田浩地域医療課長 今、鋭意建設会社と設計会社と協議をしていって、どういうふうな形でそのひび割れから出てくるんですけど、そのひび割れの部分を対応していくかということを今協議しておる最中でございます。 154 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 155 ◯中浦新悟議員 せこい話、お金の面、その修復に関して、建って今4年。そんな僕、構造上、分かんないですよ。下の基盤のコンクリートの部分が割れているという状態が発生しているのがいいのか悪いのか、常識的なのか分かんないですけど、それは補償の範囲内で建設した業者さんが修復をしていただけるということですか。
    156 ◯伊木まり子委員長 石田課長。 157 ◯石田浩地域医療課長 今現在は建設会社の方でひびがあったら補修したりというのは建設会社の負担でやっていただいておりますけれども、今後、例えばそれによって大規模な窯場を造ったりして、水をためたりとかいうふうなことがあったりとか、ちょっとその工事費がどうなるかは分かりませんけど、その辺のところはもう協議になってくるかなというふうに思います。 158 ◯伊木まり子委員長 他に。中浦議員。 159 ◯中浦新悟議員 ごめんなさい、最後の言葉、よく分からない。今の部分に関しては工事会社の補償の部分で直しますと。今後、何かするの。 160 ◯伊木まり子委員長 それじゃ、石田課長、お答えください。 161 ◯石田浩地域医療課長 ひび割れ、どうしてもやっぱり出てくると言うか、水の圧力が強いので、出てきますので、その部分について、今やっていただいているのは、ひび割れを直す作業をやっていただいておって、それは向こう、建設会社の費用でもやっていただいているんですが、根本的に例えばその圧力の高い水が出てきたときに、その逃げ場を造らなあかんというとこで、ちょっと池じゃないですけど、簡単なプール的な小さいやつをそこに造って、そこに水が流れるような形でポンプアップしてそれを排出するというふうな、そういうふうなシステムをしなければならないということであれば、そこはちょっと業者と協議になるんですが、今のところはできるだけ補償の中で対応できてもらうような方法はないかということで、今、鋭意、三者で協議をしておるところでございます。 162 ◯伊木まり子委員長 杉浦次長。 163 ◯杉浦弘和福祉健康部次長 今回実際に議員ご指摘のとおり、赤茶色のものが床ににじんでいるということが発端となって、今、担当課長の方が申し上げましたとおり、建設会社を通じて、水質の方、1回、それは何やねんということをまずは調査を、事業者を通じてさせてもらいました。その結果、先ほど課長が申し上げましたとおり、赤茶色くなっているものについては、ラス鋼材からによる腐食、さびというものと、あとは雨水からの浸透水がにじんできているものであって、一番懸念される病院の設備の水槽からによるものではないということははっきり報告いただいているんですね。ただし、今現在に残っているその状態をずっと放置するということではなくて、これを改善するに当たっては、それは何であるかというところは分かったんですけれども、それを改善する方法、工事、そういったところについてはできるだけ我々としては補償の範囲内で対応できるのがベストだとは思っています。必要な方法、工法とかいうところの部分を今後、建設会社とか、また設計会社とかを踏まえた中で、実際に具体に詰めさせていただきたいというところの今は話合い、協議を進めているところでございます。 164 ◯伊木まり子委員長 中浦議員。 165 ◯中浦新悟議員 技術的なことはよう分からんけども、今、次長おっしゃったとおり、市の負担のないようにと言うか、設計ミスなのかどうなのか分かんないけど、しっかりと詰めていただきたいですし、今後また圧強いから、また別の付加設備が市の工事で出てくるとなったら、また安い金じゃないでしょう、結構なお金、また飛んでいくことになるので、徹底的に話、詰めておいてくださいね。言うてみたら、これ、設計ミスじゃないか、全然状況を把握してないやないかというのもしっかりと詰めて、また後日でも話、済んだら報告してください。 166 ◯伊木まり子委員長 今後の報告を待つということだと思います。  他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 167 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針、第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、今後、平成30年度実績に対する実施状況調査が行われますので、調査報告が取りまとめられた際に、報告を受けるということでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 168 ◯伊木まり子委員長 それでは、次回の調査では、平成30年度実績に対する実施状況調査の報告を受けますので、理事者側におかれましては調査報告が取りまとめられた際は、速やかに報告をお願いいたします。  これにて厚生消防委員会を終ります。              午前11時44分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               厚生消防委員会委員長   伊 木 まり子 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....