御所市議会 > 2020-09-10 >
09月10日-14号

  • "防災会議"(/)
ツイート シェア
  1. 御所市議会 2020-09-10
    09月10日-14号


    取得元: 御所市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    令和 2年  9月 定例会       令和2年御所市議会9月定例会会議録(第14号)---------------------------------------令和2年9月10日(木曜日)午前10時00分開議---------------------------------------議事日程第3号 令和2年9月10日(木曜日)開議宣告---------------------------------------日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程に同じ---------------------------------------出席議員(13名)         1番  齋藤 聡        2番  中谷文雄         3番  川本雅樹        4番  山田秀士         5番  生川真也        6番  池田靖幸         7番  武藤公介        8番  南  満         9番  川田大介       10番  杉本延博        11番  松浦正一       12番  小松久展        13番  安川 勝---------------------------------------欠席議員        なし---------------------------------------説明のための出席者    市長        東川 裕   教育長       秋元直樹    理事        上中健児   総務部長      境内陽之介    総合政策部長    三井秀樹   総合政策部参事   和泉範子    市民安全部長    嶋谷辰也   環境衛生部長    竹原全宏    福祉部長      坂上 誠   産業建設部長    森川 剛    産業建設部参事   波左間勝也  教育委員会事務局長 桑原信治    水道局長      琴原照雄   総務課長      中尾健治---------------------------------------事務局職員出席者    事務局長      奥田公夫   事務局次長     西川知宏    総務係長      嶋谷直美   速記者       久保田祐子---------------------------------------     午前10時00分開議 ○議長(南満) ただいまより9月定例会を再開いたします。--------------------------------------- ○議長(南満) これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(南満) 直ちに日程に入ります。 昨日に引き続き、一般質問を行います。2番、中谷文雄君の発言を許します。2番、中谷文雄君。     〔2番中谷議員登壇〕 ◆2番(中谷文雄) 皆さんおはようございます。2番、中谷文雄でございます。ただいま議長の発言許可をいただきましたので、通告しております点についての質問をさせていただきます。 9月1日は防災の日、そして8月30日から9月5日までは防災週間です。私たちは、東日本大震災西日本豪雨などで戦慄させられる光景を目にして、災害に備える重要性を肝に銘じてきました。緊急時に自分が取るべき行動と必要な備えを改めて確認し、自分の命を守るのは自分自身であります。今年も豪雨が各地を襲い、熊本県や岐阜県などで河川の氾濫による浸水被害が相次ぎました。毎年のように豪雨被害が発生しているのだから、一人一人が災害に備えることを我が事として捉え、社会全体としても危機意識を高める必要があると思います。 この防災週間に当たり、私は3月定例会におきまして女性目線防災対策について質問をさせていただきましたところ、防災計画の中で避難所の運営における女性の参画について記載しているとありましたが、推進している女性目線防災対策の現状についてはどのようになっているのかお聞かせください。 以上で私の質問は終わります。答弁は自席で受けまして、再質問も自席で行わせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 私のほうから、中谷議員のご質問にお答えいたします。 避難所開設、運営に関しましては、特に女性のニーズを把握するため、避難所運営には女性職員を配置し、女性の視点に配慮するよう努めております。避難所では、子育て世代の女性や家族といった市民のプライバシー保護のため配慮しております。現在、プライバシー保護に使用するための個室空間の確保や更衣室、授乳するためのスペースを避難所に配備しております。また、長期的な滞在を想定した場合、生理用品や乳幼児のための液体ミルク、哺乳器具、おむつなどを配備しております。大規模災害時に避難所生活が長期となる場合には、女性の意見が取り入れやすいような体制をつくり、女性が安心して避難生活できる環境を整えるとともに、その整備体制避難所運営マニュアルに定めています。そのほか、自治会や自主防災会の訓練においても、女性目線での防災対策の取組が進むよう啓発してまいります。以上でございます。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) 今、女性の立場という部分において、避難される方、されてこられた方の例えば着替え、授乳室というようなことを配備していると、このようにありましたですけれども、あまり目にするような感じでもないのですけれども、その辺、実際どうなんですか。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 議員ご質問いただいているところにつきましては、ある程度長期的なスパンでの避難というようなことを想定したものというふうに考えておりますけれども、そういった場合に個室といいましょうか、完全な個室という空間にはなりませんけれども、女性の方々が着替えをできたり、もしくは授乳をしたり、そういったある程度プライベートの空間が確保できるよう、先般からも議題になっておりましたけれども、段ボール等を持ったパーティションやそういったもの、それから個室空間が確保できるような少し大きな着替えができるテントといったものを配備しているところでございます。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) 今、答弁いただいたんですけれども、避難所の空き室とかそういったところを利用するという形であれば、あ、そうなんかなという部分も感じるんですけれども、今のお答えいただいたパーティションとかそういったところになると、ちょっと不備な部分もあるのかなというような感じもしたりしますので、もうちょっときちっとした感じの、例えばここが女性更衣室ですよ、授乳室ですよというところも分かるような、明示するような部分も含めた形でやっていただけると、もっと安心な部分が取れるのかなということも感じたりしますので、お願いをしたいなというふうに思います。 ちょっと一つ教えていただきたいんですけれども、避難勧告とか避難指示とかいうようなこともあるんですけれども、これを避難指示に一本化するというようなことも聞いたんですけれども、この辺、もし分かったら教えてください。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 現在のところ、気象庁等との情報、気象情報に合った形で今のところは避難指示避難勧告というふうになっております。その前には、避難準備情報を発令してというような形で進めております。ただ、市民の方々に分かりやすくするために、もう少し厳しくといいましょうか、今議員ご指摘のような勧告とか言葉のきついような形でやるというようなことでは聞いておりますけれども、まだ今の段階でちょっとそれが確定的ではないという情報でございます。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) それでは、運用されるに当たっては、確実に避難に結びつくような形でやっていただきますようにお願いをしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それと、昨年の3月に訴えをさせていただいた液体ミルクなんですけれども、今年の2月の末に導入をしていただきました。240ミリリットル缶ですけれども168本入れていただいて導入をしていただいたわけなんですけれども、この期限ですか、賞味期限、これが1年であるということで、2月の末ですからもう半年過ぎようとしているような状況で、これをまだ集中のところに保管されているのかなと思ったりするんですけれども、この活用ですね、これをどういう形で捉えられているのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) ただいまご質問いただきました液体ミルクでございますけれども、これにつきましては当然やはり有効に活用していくと、備蓄品としてももちろんですけれども、それにつきましての期限がございます。賞味期限までにできるだけ市民の方々にも賞味していただく、実際子育てをされている方々にも使っていただけるような機会というようなことを考えております。 したがいまして、今のところですけれども、乳幼児をお持ちの方々を対象として、健康推進課のところが窓口にはなるわけですけれども、そこに訪ねられるとき、健診とか乳児相談、それから「ママ’sキッチン」というような行事がございますので、そういった機会を持って参加の皆様方に配付をしていくということを一つ考えております。 これ実際のところ、もうそういうことで進めている部分もございます。というようなことで、できるだけ市民の方々の意見ももちろんその場では聞いたりすることも可能かなというふうに思っておりますので、この液体ミルクにつきましてどのように進めていくのかも含めまして、そういうような市民の方に配付を行いながら意見を聴収していきたいというふうに考えております。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。
    ◆2番(中谷文雄) この液体ミルク赤ちゃんが夜泣きをしてお母さん大変やというような部分もあろうかと思うんですけれども、その辺の液体ミルクを活用することによって、このお母さんだけじゃなくてお父ちゃん赤ちゃんにミルクをあげる、お父ちゃんもこの育児に参加できる、するという、そういうことも可能な部分もあるので。 それで現状、今健康推進センター、こちら今いきいきですか、こちらのほうに卸されている、幾らか卸されているんかと思うんですけれども、やはり全数使い切っていただくことが有効かと思いますので、よろしくお願いしたいなと思いますので、無駄のないようにだけお願いしたいなというように思います。 それから、東京都のある調査で、水とか食料なんですけれども、防災用品を備蓄しようと思っていらっしゃる女性は大体約6割の方が思っていらっしゃるようなんですけれども、防災訓練とか防災研修という、これに参加している女性というのはそこまでいかない。1割か2割程度らしいんですけれども。また、さらに自主防災組織とか地域の町内会というのかな、そういったところで参画されている女性の方はもっと低いというのが現状だという調査があったようなんですけれども。今後、必要なことというと、やはりそういった防災に参画していただける女性の人材育成という、そこにも大事になってくるんかなと思うんですけれども、今現状そういった、市として職員さんを考えていらっしゃるようなんですけれども、今現状どうなんでしょうか。そういった人材育成にどういった方策というものを取られているのか、お聞かせください。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) まず一つ行政側としましては、先ほどもお答えいたしましたように女性職員というのも避難所にももちろん配置しております。そういった部分で女性の視点、また女性の方々が避難してこられた場合に対応したり、いろいろな相談をしたりというようなことができるような体制ということを確立していくということでございます。 また、ご指摘いただきました自主防災会、自治会というところでは、私も出前講座とかを以前行かせていただいたりしたことがございました。そういった中では、地域によりましてやっぱりそれぞれの差があったなというふうに感じております。男性の方々が主にリードをされている地域もございます。また、それ以外に女性が本当に活発に、積極的にいろんな部分を担ってリードしてやっておられる地域もございました。 だから、そこにはそれぞれ地域の中の実情といいましょうか、があるかとは思うんですけれども、先ほどの答弁の中にもございましたけれども、自治会、自主防災会につきましては、コロナ禍ということがございますので、現在活発にということがちょっとできていない部分ございますけれども、そういった訓練の中で、こちらから行く出前講座なんかにつきましてはそういうスライドを入れ込むことによりまして、その女性目線防災対策、女性の方々が参画していただけるようなスライドといいましょうか、テーマを一つ入れながら講演をやっていくということを考えております。それぞれ地域の中での取組が進むような形で啓発を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) 実際、議員の中でも女性議員がおられないということも現実でもございます。 防災会議とか、市の中で防災会議そういったのはまた定期的に取られているのかな、どうなのかなというのをちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) 防災会議も今年も開催をいたしております。そういった中には、女性の委員の方々も参画をしていただいておるところでございます。ご質問の中にもございましたけれども、防災計画、その中で防災会議の中で議論していただく議題の一つに防災計画の今年度におきましては見直しということもございます。書きぶりということになって、細かいところまで書くというようなことには至らないわけですけれども、当然のことながらこの女性の参画といいましょうか、防災に関する関わり方というところも検討しながら、計画の見直しを進めていきたいというふうに考えています。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) 会議を取られていると今おっしゃっていましたですけれども、どれぐらいの頻度で行われていますか。 ○議長(南満) 嶋谷市民安全部長。 ◎市民安全部長嶋谷辰也) これは、申し訳ございません、頻繁にというような形での会議の開催ができておりません。28年のときに防災計画の見直しというようなことを行ってからということになっておりますので、今回の会議というところでちょっと間が空いていることがございます。 ○議長(南満) 2番、中谷文雄君。 ◆2番(中谷文雄) というと、今、もう変わってきているんです、ご存じのようにコロナ発生ということもあって。だから、この避難所の運営も全く変わってきている、収容人数も変わってきている、その状況ですし、この今台風シーズンでもございます。たまたまかどうかはあれですけれども、この間の台風10号、九州の西のほうを通ったわけですけれども、こっちに来ていても状況によってはおかしくない状況です。それが来ていれば、たちまちパニックになってしまう可能性もあるわけです。ですから、その辺もきちっと胸に秘めながら、やはり市民を守るという部分で捉えていただくようにお願いをしたいなと思います。 昨日も若干ありましたですけれども、この台風10号で避難者が、避難所が満杯になってきて入れなかったというのもございました。そういうことも考えられますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。きめ細かい対策、ここに努めていただくようにお願いをして、質問として終わらせていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(南満) 関連質問はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南満) ないようですので、2番、中谷文雄君の一般質問を終わります。 次に、4番、山田秀士君の発言を許します。4番、山田秀士君。     〔4番山田議員登壇〕 ◆4番(山田秀士) 4番、山田秀士でございます。ただいま議長の発言許可をいただきましたので、さきに通告してあります点について質問を行わせていただきます。 先日発生しました台風10号の影響により、九州地方では数名の方がお亡くなりになられました。謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、重軽傷者数は100名を超え、今なお避難生活を続けておられる方々にも、一日でも早く日常の生活が戻られますことを心よりご祈念を申し上げます。 それでは質問に移ります。まず1点目は、公共施設へのフリーWi-Fiの導入についてです。 昨今は、インターネット携帯電話の急速な普及により、情報化社会と呼ばれて久しくなりました。情報化社会とは、諸資源と同等な価値を有し、それらを中心として機能する社会のことを指します。8月に総務省から出された情報通信白書の令和2年度版によりますと、2019年における個人のモバイル端末保有状況を見ると、スマートフォンの保有者の割合が67.6%となっており、個人のインターネット利用率は89.8%となっています。さらに13歳から69歳までの階層においては、90%以上の利用率となっています。このことからも分かるとおり、仕事や学校、プライベートにおいても今やインターネットは我々の日常生活において切っても切り離せない存在となっています。あなたが家族や友人、仕事の関係者と連絡を取り合うときインターネットを使っていませんか。何か調べ物をするときインターネットに触れていませんか。私は、日常生活の多くの機会でインターネットを使用しています。今やインターネットは道路や水道、電気、ガスに並ぶ生活基盤を支える社会インフラと言っても過言ではありません。 昨今は、全国の地方自治体がそれぞれの地域住民に対し、手軽にインターネットにアクセスできる環境を整えようということで、いわゆる自治体Wi-Fiを導入される地方公共団体が増えてきました。自治体Wi-Fi導入目的としては、大きく次の3点が挙げられます。まず1つは住民サービスの向上。2つ目は防災対策。そして3つ目は観光振興です。 1つ目の住民サービスの向上については、例えば庁舎や図書館、公園といった市民の方々が集う公共施設フリーWi-Fiを整備することで、施設利用率と満足度の向上を図るという点。そして、庁舎では各種申請や窓口業務において、また地域においては高齢者の見守りサービスへの活用といったケースがあります。 2つ目の防災対策においては、災害発生時においても効率的な通信を行うことができ、広範囲をモニタリングすることができるので災害の詳細な状況を迅速に把握でき、各地域に応じた柔軟な対応も可能になることが挙げられます。さらに、大規模な災害発生時に市民の方が避難することになる防災拠点は、各地域の小学校等がこれに当てはまります。平常時の活用と併せて導入を進めておられる地方自治体が増えています。平成28年に発生した熊本地震においても、避難された方の約60%の方がフリーWi-Fiを利用したと答えています。 そして、3つ目の観光振興においては、その地を訪れる観光客に観光情報を提供するだけでなく、人気スポット等でSNSでの発信をされることから、自治体のPRの一助を担っているという側面があり、東京オリンピックや大阪・関西万博に向けて観光客の誘致に期待ができます。 自治体Wi-Fiの目的について大きく3点挙げさせていただきましたが、いずれも本市にとってあらゆる側面から見ても、フリーWi-Fi導入が今後の御所市の発展に向けて有効な施策展開へと結びつく基盤となってこようかと思いますが、まずは本市の取組の現状についてお伺いをいたします。 次に2点目ですが、ごせブランド認定の今後の運用についてです。 先日発刊されました広報御所9月号において、「ふるさとの大地の恵み、召しあがれ、ごせブランド認定商品」の見出しの下に大々的にごせブランド立ち上げについて周知されたところであります。ごせブランドは、御所市の豊かな土と澄んだ水で育まれたおいしい農林産物や加工食品に与えられる認定とされています。このような展開は、農業者の励みや誇りにつながり、広く御所市をPRし、地域活性化につながるものと期待を寄せるところであります。このブランドがよりよい方向に展開されていくことを願い、数点お聞かせいただきたいと思います。 まず、本ブランド立ち上げの経緯やその目的についてお聞かせください。 次に、どういった商品が現在登録されており、今後これらの商品についてどのように市としてのPRを図っていくおつもりか、併せてお聞かせを願います。 壇上での質問は以上です。答弁は自席で賜り、再質問も自席から行わせていただきます。明確なご答弁、よろしくお願いをいたします。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) まず、フリーWi-Fiのお話がございました。まず、私のほうから現状についてご説明させていただきます。公共施設におけるWi-Fiの整備についてのご質問でございますが、外部の公共施設は多岐にわたり、所管部署も全庁にわたりますので、整備済みの施設につきまして総括的に私のほうから回答させていただきます。 まず、アザレアホール産業振興センターなどの公共施設においてWi-Fiスポットを設置しており、災害時には機種を問わず全ての携帯端末からの利用が可能となっております。また、JR御所駅舎内に今年開設しました駅前まちかど案内所にフリーWi-Fiを設置、導入しております。総括的な説明としては以上でございます。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼いたします。私からは、ごせブランド認定についてのご質問についてご回答いたします。 この認定制度は、本年7月より本格運用を始めた御所市独自の認定制度でございます。平成30年度から行っております御所市地域農業再生協議会農業振興に関する意見交換会の中で、高品質で魅力ある産品に市の認定があれば、市場における他の産品との区別化ができるのではないかというご意見を農業者の方から多くいただいたところでございます。そういったことから、市内外で強く発信できる取組として今回のブランド認定の開始に至りました。 現在の認定状況でございます。こちらにつきましては、夏わけぎ、ヘルシエ、オクラです、そして宝楽ししとう、紫とうがらし、御所芋、そして御所芋焼酎「みかけによらず」の6種類を認定しているところでございます。そして、今後の市のPRにつきましては、JAならけんとも協力しながら広報や各報道機関への情報提供を実施するとともに、商品取扱店舗でのパンフレットの配置を行ってまいります。また、各地で御所市のイベント等を行う際にも認定商品を積極的にアピールし、御所市にはごせブランド商品という良いものがあるというPRを強く展開してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) ご答弁ありがとうございます。一つずつ再質問させていただきたいと思います。 フリーWi-Fiのほうからいかせていただきます。今、総務部長のほうからご答弁いただきました、アザレアホール産業振興センターJR御所のまちかど案内所というふうにお答えいただいたんですけれども、今のところ公共施設においては、確認なんですけれども3か所だけでよろしいですか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) それ以外に人権センター葛公民館中央公民館などの事務室には設置をしております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) ありがとうございます。 事務室に整備されているということなんですけれども、私が聞かせていただきましたのはフリーWi-Fiについてということで、市民の方が一般的に利用できるスポットというのは、この市のアザレアホール、産振センター、JR御所まちかど案内所、人権センター中央公民館葛公民館、この中の市民の方がフリーWi-Fiとして利用できるのは何か所ですか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) JR御所駅舎内にございます駅前まちかど案内所1か所でございます。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) JR御所まちかど案内所のほうは、私も見させていただきまして、実際にパソコンを持っていってつながるか確認もさせていただいて、快適に一度使わせていただいたことがあります。 そのほかのアザレアホールであったり産振センター、人権センター中央公民館葛公民館というところは、Wi-Fiはあるけれども市民の方が利用できないということで、これは市の職員さんのみの利用と今現状されているということですか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 機種限定のものになっておりますので、職員だけという形になるかと思います。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 具体的に申しますと、ソフトバンクの機種は使えるという状況下になっております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) それは市民の方もご利用いただけるという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 当然アクセスポイントがございましてエリアは限られていますので、その付近であれば利用可能ということでございます。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 私もこの質問を作成するに当たって分かったんですけれども、今まで知らなかったんです、使えるということが。市民の方も使えるということを知っておられる方というのはごく限られているのかなと思うんですけれども、今エリアがかなり限られるということで、それを周知するのはいい面もあれば悪い面もあるかなと思うんですけれども、使っていただくために、市民の方に利用していただくために整備しているものではないという認識でよろしいですか、その産振センター等におきまして。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) はい、基本的にはそういった趣旨では設置はしておりません。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) それでは、知っている方は使ってもいいということで、そういう認識でよろしいですか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) そのとおりでございます。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 私が何を言いたいかと申しますと、例えば産業振興センターであったり中央公民館であったりとか、貸し館であったりとか貸し会議室で申込みされる方もおられると思います。そういったお金払って利用される方とか、特に貸し会議室等におきまして、こういったフリーWi-Fiがあることで施設の稼働率が上がったりとかそういうことにもつながるかなというように思うんですけれども、そういったあたりの認識はいかがでしょうか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 確かに、おっしゃるとおりに、今般こういうような形でコロナの時代になりまして、こういうようなフリーWi-Fiを使った通信機能を持った設備が多くできているのは確かかなと思います。そこら辺については、稼働率が、それを導入することですぐに稼働率が上がるかどうかというのはちょっと分かりませんけれども、可能性としてはあるかなと思います。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 私も、この今コロナを機にオンラインの会議というのを一度経験したことがありました。やはり便利な部分もあって、貸し会議室を借りて会議するときに、場所どこにするかというときに、やはりこの利用料金であったり利用時間もそうなんですけれども、こういったインターネットにアクセスできるかどうかというのも施設を決める一つの大きな要因になろうかと思いますので、今後そういった観点も持っていただいて施設整備していただけたらなというように思います。 それと公共施設ということで、あとは本庁舎なんですけれども、現在市民の方が利用してもらうというところには少しニュアンスが違うかもしれないんですけれども、職員の方々が利用していただく中で、先日の委員会等でも少し意見あったかなと思うんですけれども、例えばオンラインの会議とかされる、そういったときの状況というんですか、対応というか、どこでできるとか、そういったものがあればちょっとご紹介いただきたいなと思います。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 議員がおっしゃっているのは、テレビ会議システムの導入ということかなと思います。今般、新型コロナ感染拡大を受けまして、通常の対面形式の会議がなかなか集まってできないという形になっておりまして、テレビ会議システムが急速に普及しておるわけですが、当市におきましては、本年5月初めから新館の3階の情報システム室内にテレビ会議システム1基を設置いたしまして各課に開放しております。今後、コロナが終息した後もこのテレビ会議は定着していくものと考えられますので、各課の利用状況も踏まえまして増設を検討してまいりたいとは思っております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 新館の3階に1基そういうスペースがあるということなんですけれども、5月から運用されているということなんですけれども、実際の使用状況というんですか、稼働率というんですか、そういったあたりはいかがでしょうか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 週に1、2回程度使っていただいています。使っていただく課というのは教育委員会各課、農林商工課、生活安全課などの利用が多いかなと思います。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) すみません、もう一度お願いしたいんですけれども、教育委員会とあとどの部署が利用されているということでしょうか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 農林商工課、生活安全課。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 週に1、2度の利用やということなんですけれども、先ほど部長のご答弁の中にもありましたように、コロナの一定の終息が見えてきたとしても、やはりこういったオンラインの会議というのは今後これを機にどんどん進んでいこうかなというように思います。この各課に1つとまでは言わないですけれども、各フロアに1か所ぐらいこういうスペースを設けていただいて、積極的に利用していただいたらいいのかなと思います。 職員の皆様が、例えばほかの行政、市役所であったりとか奈良県庁であったり国の機関であったりとか打合せをされるときに、もちろん顔合わせて出向いての会議も必要かと思うんですけれども、オンラインの会議で済む場合もあると思いますし、また相手方もそれを望まれる場合もあろうかと思います。そういったときに、こういった環境があることで、やはりどんどん進んでいくのかなというふうに思いますし、これを一つずつ積み重ねていくことで、やはり業務効率というものが改善されると思います。 例えば、それによってほかの仕事、その時間、移動する時間がほかの仕事の時間に充てられるであったりとか、大きく言ったら公用車の数もだんだん減らせるのかもしれないし、あらゆる面でコストカットにつながる面もあろうかなというように思いますので、今現在は市役所の中、庁内の中見渡してもそんなにスペースが十分にあるというわけではないとは思うんですけれども、やはりこういった会議の場所、できる場所というのを設けていただくことで、皆さん積極的に利用できる部分もあろうかと思います。今後の検討材料に加えていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 増設の方向で考えさせていただきたいと思います。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) ありがとうございます。公共施設の中で、特に市民の方が利用されるであったりとか職員の皆様が利用されるという部分についてと、次に、防災のほうにつきまして、昨日の質問の中に市長のほうのご答弁で、観光面、どなたの質問でしたっけ。齋藤議員の質問でしたっけ。観光面のところで葛城地域の観光に力入れていく地域だというようなご答弁あったかと思います。その中でも、かもきみの湯は御所市の観光の一大スポットだというような昨日お答えいただいていたかなというように思います。 この観光面におきましても、例えば御所市を、全部をフリーWi-Fiつながるようにということは、これはやはりコストもすごくかかることだと思います。やはり、観光のスポットと市が定めるところにおいて、こういった整備を進めていただきたいと思うんですけれども、例えばかもきみの湯周辺であれば公園も周りにありますし、今現在、新火葬場も整備を進めておられるところだと思います。 そういった意味でも、あと高鴨神社の横にも歴史資料館等がございます。そういったスポット、スポットで、例えば葛城の道沿いであったりとか、葛城の道だけじゃなくても人が多く訪れていただくようなスポットに、スポットとして整備していただくということは、観光面におきまして、今は観光客の方来てくださいと言うだけで、特におもてなすことが、何も受入れの体制として整っていないかなと思うんですけれども、そういったスポットを整備するということも、観光客の方に来ていただくという上で、おもてなしの一つのポイントかなと思うんですけれども、そういったあたりのご見解いかがでしょうか。 ○議長(南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 近辺では、例えば今井町とかはかなりWi-Fiの整備は進んでいるようにも聞いておりますし、Wi-Fiというのは、これからなくてはならないものだというふうにも思っております。加えて、このネット環境でありますとかIT関係につきましては、非常に日進月歩でいろいろなシステムが導入されております。本市におきましても、いろいろと新しいものを職員に紹介させていただいたりもしております。ただ、コストももちろんかかることでございますので、戦略的にWi-Fiをやっていくというのはもちろん重要かというふうに思います。 今おっしゃったように、特に市民サービス、観光、そして防災といったところで、積極的にこれから今後進めていきたいというふうに思います。国のほうでも、IT関係は非常に積極的にされるようでございますので、財源探求もしっかりしながら積極的に進めていきたいというふうに思います。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) すみません。私ちょっと防災の部分でちょっと1つ抜けておりまして、申し訳ございません。 例えば大規模災害発生したときに、やはり避難所となる小学校等におきまして、こういったWi-Fi整備をしていただくことが、熊本震災のときもそうなんですけれども、約9割の方が役に立ったというようなお答えをされている資料を見ました。やはり、災害が発生して避難されている方々にとって、水であったりとか食料のようなものは今整備もされているとは思うんですけれども、その次に何が欲しいかといいましたら、やはりこういった情報を取る手段かなというように思います。そういった意味でも、携帯電話の充電器等は備蓄品として整備していただいたと思うんですけれども、次にこうやってWi-Fiとか設置してあることで、今自分たちが置かれている状況がどうなのかとか、今後の見通しはどうなのか、台風の動きはどうなのかとか、そういった部分の情報を取っていただくことで安心していただける部分もあろうかと思います。 今、御所市におきましては小学生、中学生にタブレット端末ですか、配付していただく部分の予算が今議会に予定されておりますけれども、それには通信機能がついているということで、それを利用する際に学校にWi-Fi要らないかもしれないですけれども、例えば学校にWi-Fiがあることで、平常時の利用と、あと有事の際の利用と分けて、例えば平常時のその端末でWi-Fiを使わなかったとしても、例えば地域住民の方に空いているスペース使ってもらうという、今後そういった動きになったときに利用していただきやすい環境になったりであるとか、また空いている場所に、今後学校の体制がどうなっていくか分かりませんけれども、例えば民間の企業であったりとか個人の方が寄ってもらう場所になると、そういう可能性もあると思います。 平常時の利用と有事の際の利用と、総務省の資料によりますとリバーシブルというような表現で書いておられますけれども、こういった両方の視点を持ちながら、特に避難所となる小学校、中学校にWi-Fiの整備をしていただくということは、これ防災面からおきましてもすごく重要なことかなと思うんですけれども、先ほどの観光の分野とこの防災の分野、そして市民の方々の満足度向上の分野とか、いろいろこの3つの分野の中で、まずは市としてどの分野から進めていこうかなと、いろんな、多岐にわたると思うんで、どこかからポイント絞って進めていっていただいたほうがいいかなと思うんですけれども、この3つの分野の中ではどこから進めていこうかなと今現在考えておられるのか、何かお考えがあればお聞かせいただきたいなと思います。 ○議長(南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) やはり、順番で言いますと市民サービス、これはイコール防災にもつながろうかなというふうに思います。それをやらなくちゃいけないというふうに思いますし、観光については、これはWi-Fiも大事なんですけれども、今よくありますのはQRコードで観光資源の情報をそこでキャッチするとかいうようなこともありますので、それはその観光という戦略の中で考えていかなければならないというふうに思います。したがいまして、できることであれば市民サービスといった部分から始められればなというふうに思います。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 私も同じように上げさせていただいた順番、市民サービスの向上、防災、観光、この順番に整備していただくことが公金、税金を投入していただく上でも一番いいのかなというように思います。 その上で、総務省等々から様々な補助事業というのが出ておりますけれども、こういったものを今まで検討されたこと、こういった補助事業を使ってやろうかなというような検討されたこととか、今これから進めていこうとかそういうのはございますでしょうか。 ○議長(南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 残念ながら今まではなかったんですけれども、私、職員のほうに指示をさせていただいておりますのは、特に骨太の方針2020の骨子の中で一番IT関係が先頭に来ております。間違いなく次年度の国家予算の中でもそういう補助金制度というのが拡充されるというふうに期待しておりますので、特に次年度の予算の中でそれをしっかりと探求をして、有効に利用させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 研究を進めていただきたいと思います。私の手元の資料では、3分の2ぐらい国のほうで持っていただけるというような資料もございます。ですので、これは総務省のホームページから取ったものなんですけれども、これもインターネットでちょっと調べたら出てくるもので、簡単に調べられるものでございますので、調べていただきまして、現状でも利用できるものがあろうかと思いますので、さらに次年度の国家予算等も見ながら有利なほうを使っていただきたい、早急に進めていただきたいなと思います。 冒頭でも壇上で述べさせていただきましたように、昨今インターネットは様々な分野で活用されておりまして、今やスマートフォンの普及率というものは6割を超えて、社会インフラの一つの基盤として、なくてはならない存在となっています。 また、働き方改革やコロナ禍を機に在宅ワークやテレワークが一気に進み、ますますインターネットの需要が高まってきております。こういった分野において、行政はかなり、私の肌感覚といたしまして、かなり遅れているんじゃないかなというように感じます。今の現状では、やはり市民のニーズというものを迅速にキャッチできない部分もあろうかと思いますので、今時代が大きく変わろうとしているこのときに、人々の価値観というか物事の価値観というものが変わってこようかと思います。その価値観の変化について、どれだけ敏感になれるかというところをやはり行政職員の皆さんとして感じていただいて、市役所が市民の方にとって必要とされる団体、組織、必要とされる組織であらなければいけないと思いますので、そのために変革していかなければいけない部分は変革していっていただきたいと思います。 望まなくても変わっていかなければいけない部分というのはあろうかと思いますので、今こういった機会を捉えて、価値観も変えていただいて、新たな変革をしていただきたいなというように思い、このタイミングで質問をさせていただきました。 続きまして、ごせブランドの認定についての質問に移らせていただきます。 先ほど部長のほうからご答弁いただきまして、7月より運用して御所市独自のブランドということで6種類の現在商品が登録されているということなんですけれども、これは今後どこぐらい、何種類ぐらいまで最終的に増やしていこうかなというように考えておられるのでしょうか。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 冒頭お話しさせてもらいましたとおり、現在6商品を認定しております。ただいま3種類の商品についてのまた申請がございまして、10月ぐらいにはまた認定の審査を行っていく予定をしております。今後におきましても、多くの農産品が認定していただけるような広報活動をしていきたいと考えております。以上です。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) ご答弁ありがとうございます。 最初のご答弁の中で、市独自のブランドとして強く発信するというようなお答えがございましたけれども、市独自のブランドということで、ある意味、御所市のお墨つきといいますか、そういった認定になろうかなと思うんですけれども、そのお墨つきを与えた商品について、これが例えば市場経済にどのような影響を与えていくのか、もちろん価値の向上を図っていきたいということやと思うんですけれども、このお墨つきを与える目的というのは価格を上げるというだけでしょうか。何かほかに意味合いがあるのであれば教えていただきたい。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼いたします。 市が中心となって一定の基準を満たした農産物や加工食品を認定し、ごせブランドマークを付与することによりまして、広報等共同で展開することにより、市場における商品の区別化または競争力の強化ができていくというふうに考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) それは、ブランドを与えるというだけで市の役割は終わりですか。そこから何かそういう価値を上げるとか競争力上げるとかいうことに対して、何か市のほうから働きかけをすることはあるのでしょうか。ブランド認定をするだけが市の仕事なのか、その後何か働きかけをするのか、その点でお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 今後の展開ですけれども、現在始まったばかりの制度でございます。まず、市内の方々にこのブランド商品を認知していただけるというところで、今回広報に挙げさせていただきました。そして、いろんな、先ほども述べましたようにイベント及び会合等でごせブランド等の広報を進めていき、いずれ全国的なブランドとして広まるような手だてを積極的に考えていきたいと今考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) そしたら、今のご答弁からしましたら、市内でブランド認定の商品を消費するというよりも、市外の方に出して、市外の方に御所市を認知してもらう、知ってもらうためにこのブランドの認定があるという認識でよろしいですか。このブランドの大きい目的、ブランド立ち上げた大きい目的のところで、農家の方が作っていただいている農産物を余すことなく使うという市内消費の意味で使うのか、それを機に市外の人に知ってもらうために使うのか、大きく目的とすればどこに目的を設定されるのか教えていただきたい。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼いたします。 現在、一つ一つ丁寧に生産されていらっしゃる御所市の生産業者の皆様に、市として応援するという意味合いで、御所市の魅力を再認識していただくという取組として、まず市内の市民の皆様に周知していただき、その後、市外の皆様にも広がっていきたいと考えております。 ○議長(南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) このごせブランドというのは、非常に私はいろんな効果があるというふうに思っております。先ほど部長が申しましたように、まず市民の皆さんにということですけれども、同時に、具体的に言いますと、東京日本橋のまほろば館におきましては、この種目、品目というのが非常によく売れているというふうに聞いております。そういうことで、内も外も、昨日のプロモーションの話ではございませんけれども、内も外もやっていくということが大事かと思います。特に、内向けのプロモーションをすることによって、市民の皆さんが、御所市、我々の住んでいるところにこんないいものができるんだということを理解していただいて、発信していただくということが非常に大きな力になるというふうに思います。 それと、この目的ですけれども、いろいろあります。ありますけれども、農家の方のモチベーションを上げるということも非常に大きな課題でございますし、今ご存じのように後継者不足ということになっておりますけれども、御所市としても、北海道や東北のように広い耕作地がないけれども、御所市としてこの地で農業が成立するんだということをやることによって、後継者のつながりにも大きく言えばつながっていくということを考えておりますので、一方では御所市のブランド化と農業の振興ということも非常に大きな力になるというふうに感じております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 次に、生産者のメリットはどこにあるのかということで聞かせてもらおうと思っていたんですけれども、今、市長のほうから農家のモチベーションの向上というお答えいただきまして、これが生産者さんがブランドを取るメリットとすれば、生産者さん、農家さんのモチベーションが向上することが一番のメリットなんでしょうか。先ほど、部長のほうからは、市として応援するというようなご答弁あったんですけれども、どう応援するのか。頑張って作ってくださいと言うのか、何か販売の手助けをするのか。何かそういった具体的な応援の仕方というのが、多分生産者のメリットにつながってくる部分かなと思うんで、そこの部分についてちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 販路につきましてですけれども、なかなか市でその販路開拓というのができづらいところがございます。そういった部分について、JAならけんさんにお願いして、そういった部分もお手伝いをしていただいている状況で、農家さん自身がなかなか販売まで行き届かない状況ですので、そういった部分のメリットを強く出していけたらなと考えております。
    ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 分かりました。農家さん、生産、作ることに集中していただいて、一個人の農家さんであればなかなか販売先ない中で、ブランド認定ということで取ってくれる、消費者を探していくというような認識かなというように思います。 今後、このブランドを、先ほど今後について少し言っていただいたんですけれども、もう一度聞かせていただきたいんですけれども、ブランドとして今後これからどのような実績を積んで、このブランドをどのように育てていきたいのか、今後の方向性について、先ほどあったかもしれないんですけれども、再度お願いいたします。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼します。 先ほども述べましたが、一つ一つ丁寧に生産されている御所市の生産者の皆様を市全体として応援していきながら、自然や伝統などの御所市の魅力を再認識していく取組だと考えております。引き続き力強く推進してまいりたいと考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 力強く推進していただきたいと思いますし、このブランド立ち上げたことで市の役目は終わりというふうには思わないでいただきたいと思います。この広報を見て早速農家さんの方がこれ何と、何か自分の生産しているものであったりとか何かこういったもの参加できるのかなと、ちょっと興味も持っておられる方とか、早速そういった問合せとかもあったりしました。ですので、ブランド立ち上げて終わりじゃなくて、このブランドをどうやって育てていくのかとか、そういったブランディングをしっかりしていただいて、今後これが粋なものになるように活用していただきたいと思います。 その中で、先ほど市民の方に知っていただくとかいうような意味で、イベント等で周知してということをおっしゃっていたんですけれども、農産物等を取り扱う一番大きいイベント、食と農のフェスタというのが今年残念ながら中止ということになりました。本来であればこういった場でお披露目といいますか、知っていただく機会だったのかなというように思うんですけれども、今年、軒並みこういった市民の方の目に触れるようなイベント等が中止または延期になっていく中で、どのように周知を、イベントという手は言ったら今年は使えないわけで、そのほかにどういった方法で周知等を考えていかれるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼いたします。 先ほど私もイベント等という話をさせていただいたんですけれども、このたびのコロナの状況を踏まえてなかなかイベントの数も少なくなっております。そういった中で、私どもが出席します農に関する会合でしたり、そういった会議の中でも御所市のごせブランドというものを発信していけたらなというふうにも思っておりますし、市長には様々な会合の折に、このごせブランド商品についてのトップセールスを行っていただきたいと考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) 農に関わるような会議というのは、食と農のフェスタの会議は私も出席させていただいたんですけれども、それ以外に何か年内にたくさんあるんですか。年内というか年度内にたくさんあるんですか。 ○議長(南満) 森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼します。 ちょっと会議の数は把握できてないんですけれども、担当にはそういった折に強く発信していくように伝えております。また、いろいろなアンテナを張らせていただいて各販売所についてもそういった発信を強くしていきたいと考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) いろんなアンテナを張っていただいてということなんですけれども、まさにそれをお願いしたいんですけれども、これ全国の自治体でこういった今イベントの機会が制限されて、市民の方に何かPRしたいものであったりとか、農産物であったりとかできないという中で、大阪府柏原市ですか、ちょっと調べたら民間の事業者と提携、連携をしてオンラインマルシェというものをされている取組があります。たしか、ポケットマルシェというところと連携をしてのやったと思います。 御所市においても、これをすぐにやってくださいはなかなか難しいかなと思います。思いますけれども、市民の方、市外の方に共に触れる機会にもなろうと思いますので、これを今すぐ立ち上げてくださいとは言わないですけれども、こういったことも周知の機会、また知っていただく機会、購入に至らなくても知ってもらう機会になろうかと思いますので、先ほどのインターネットの話じゃないですけれども、こういったものを整備しておくことで広く市外の方の目にも止まると思います。 今すぐやってくださいとは言わないですけれども、こういった展開、ブランドを生かしていく中でのこういった展開について、可能性としてはどのようにお考え、このオンラインマルシェについて可能性としてどのようにお考えなのか、市長からお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) こういった特産品が一発花火で終わらないというのは、ほんまもんでおいしいと、それで口に入れておいしいからまた買いたいというようなのが一番大切かというふうに私自身は思っております。ですから、いろいろな広報の仕方でばあっと発信するのも大切です。これはもうやらないかんと思います。オンラインも使ったらいいと思います。 ただ、例えばですけれども、東京のまほろば館で買われているのは、例えば日本橋とかあの辺の料理屋さんがオクラなんかすごくおいしいと、ワケギなんかこんなん関東あまりないからおいしいと、そういうのが一番強いなというふうに思いますので、エンドユーザーまでいくような形というのを、これは我々のノウハウよりもプロのノウハウが要るかなというふうに思っております。それともう一つは、市民の皆さんがそれをしっかり認識をして家で食べて、これおいしいよ言うて親戚に配るとか、そういう形のほうが一番強いプロモーションになろうかなというふうに思いますので、そういったところにも視点を置いてしっかりとPRをしていきたいというふうに考えております。 ○議長(南満) 4番、山田秀士君。 ◆4番(山田秀士) ありがとうございます。 オンラインマルシェを引き合いに出させていただいたのは、先ほどのフリーWi-Fi等の部分にも関わる部分でございまして、こういった部分でオンラインがこれから絶対に必要になってくるというようなところの感度を高めていただきたい、庁舎全体として高めていただきたい。そしてアンテナを高く張り巡らしていただきたいということでこのオンラインマルシェを取り上げさせていただいたんですけれども、これは先ほどのフリーWi-Fiのほうにもつながるんですけれども、今回の趣旨、これを強く申し上げさせていただきたいと思います。以上で終わらせていただきます。 ○議長(南満) 関連質問はございませんか。12番、小松久展君。 ◆12番(小松久展) 先ほど来から山田議員の一般質問の中で関連なんですけれども、大事な答弁の本当に最後のところが抜けているんです。例えば、観光事業においても、もてなすのは分かりますよ。どのようにもてなすんですか。これも担当部局の得意なボランティアでと言うんですか。どのようにもてなすのか、今後ですよ、これからのことですけれども、このように進めていくんだというんやったら理解できるんですよ。 また、もう一つは山田議員の質問で補助金関係のことを答弁されましたけれども、総務省の。内容的には、どのように補助金申請をして、どのように道筋をつけていくのかということは、このようにしていくんや、あのようにしていくんだということは分かっているはずなんです。その点についても聞かせてもらいたいというのと、本当に観光事業というたら、みんなちょっと勘違いされていると思うんですけれども、歴史、文化財やとかというのはもちろんそうですよ、古い寺やとか神社やとかというのは分かります。山も川も畑でも観光事業しようと思ったらお金に変わるんですよ。地元へ来てもうて、御所市へ来てもうて、歩いていただいて、山見てもうて川見てもうて、例えば御所市の食材でご飯食べていただいて、やっぱり楽しんで喜んで帰ってもらうということもできるんですよ。それが商売になり得るかということなんです。 このようにしていくんだというような答弁もらえるんであったら、葛城市が、よく皆さん方もご存じのように山麓線沿いにお店があるんですよ、たまに私も寄るんですけれども、そこで天ぷら物、揚げ物を販売されているんです。ふと、道の駅で見たらそこの商品がそこで販売されているんですよ、道の駅で。そこで聞くんですけれども、それ生計立っているんですよ。花も天ぷらもランも。地元で、菊もです。その葛城市はそれなりにネギであろうが花であろうが、農業家がこれ一本で生計立てられておられるんですよ。それのアドバイスというのか、後ろから押していくのが行政なんです。しっかりとスクラム組んでやっておられます。 御所市においても、例えば道の駅に御所市のブランドというのであればブランド商品は何品売っておられるんですか。先般、御所市のマスクが、南和繊維さんのマスクが今までのマスクの中で一番いいいうことで、大概売れるらしいです、地元の商品として。売り切れが続出していることも聞いているんやけれども、じゃ、先ほど市長が東京でも御所市のブランド品が売られているんやと。いうたら、ワケギと唐辛子、オクラや大和芋や栄養価値の高いものであってもその周辺ではよく売れる。この農業商品もサブですやんか、いうたら。メインでもないし。じゃ、それで本当に御所市の生産農家が生計立っていけるほどの規模の大きいものですか。 それもこういう状態だと、売れているというのは分かりました。じゃ、何ぼ売れてどないしてんだいう、これからこの生産農家がこれ一本でご飯食べていけるんだというようなデータ、それとかはあるんですか。側面から協力してんやというのは分かりました。その点についても、今後これから、本当に葛城市は生計第一なんです、ブランド品というの。じゃ、この始まりは、山田議員が昔、ふるさと納税のブランド品をもっと作ろうよというようなお話しされたことも私記憶あるんやけれども、まさにそうなんです。 御所市のいうたら農産物はすぐに届くんだと、新鮮でと、これおいしいんだと。PRすることもええし、じゃ、このふるさと納税の備品というんか商品についてのパンフレットに、ごせブランドが何品組み込まれているんですか。そのパンフレットありますか。それなんですよ。御所市の品物がおいしいんだ、いいんだってよう分かりましたよと。どこに売ってんの。じゃ、このブランドに、いうたら野菜もんやけど、生ものやけれどもこのブランドに、届けは取った明くる日に届きますよいうぐらいなことをして、そのパンフレットに載せでもするんやったら分かるんです。 それなりのことを進めていこうというような気持ちがあるんか、我々が今まで言ってきたことを参考にして取りに行ってないんです。口では言うけれども。そうでしょう。ブランド品を作ろうって。三井部長、あんたの同級生、橿原市のそこの一町で日本一のイチゴやいうて、8個5,000円の品物があるんです。市長の言われた東京のまほろば館、そこの社長が先般お見えになって、ぜひとも教えてくれと言われたんです。奈良県のイチゴが7,000円で売られているんですよ、東京のお店。ここのほうがおいしいですよいうて、ぜひとも紹介してほしいと。帰りに寄りますと言うてはりましたよ。商売人いうのはそんなものなんです。また行きますさかい、その商品を見たいと、買いたいと、販売したいとこうなんです。この流れということをしっかりとわきまえた上で、補助金の道筋とか全部説明してくれますか。その点について。 ○議長(南満) 東川市長。     〔東川市長登壇〕 ◎市長(東川裕) 今、議員おっしゃるのは、結局その結果を出すということだというふうに思います。その辺について、私も非常に大切やというふうに思いますし、先ほど出たイチゴの単価が高いというのも一つのその戦略だというふうに思います。一般的に御所市の狭い農地で作ってそれを生計が立つようにするにはいかに付加価値をつけて単価を高く売るかということが重要になってこようかなというふうに思います。そんなことも含めてですけれども、観光とも非常に密接な関係がございますので、今般、その観光と農業も兼ねた形で一つの会議体を今つくっております。そこにプロの方、東京の方ですけれども入っていただいて、具体的なアドバイスをいただいて、いわゆる経済効果のある観光、そして住民の方が、あ、これでもうかってんねんなというような実感が湧く観光、農業というものを具体的にこれから、これからで申し訳ないですけれども、進めていきたいというふうに思います。 それと補助金につきましては、具体的には財政のほうでいろいろアンテナを張ったり担当課のほうでアンテナを張って、それにマッチするものを見つけてきて申請するという形ですけれども、順番を早くするために私が動かさせていただいたり、あるいは議員さんのお力を借りるというようなことも踏まえて、補助金をしっかりと獲得をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(南満) 道の駅に何品置いているかというのと、ふるさと納税のところでその商品に対しての補足説明等、これがあるかどうか。〔「補助金申請とか何ぞ言うてくれんとあかんやん」と小松議員が呼ぶ〕それでそっち、あと総務部長のほうから補助関係の話……〔「総務部長が言うって、総務部長が補助金あるか。どの制度の補助金であって、どのようにしたら補助金が下りるかということですね。担当課、分かってるの」と小松議員が呼ぶ〕順番に。そっちから行きますか。先に答えられるやつから。森川産業建設部長。 ◎産業建設部長(森川剛) 失礼いたします。 御所の郷でのブランド商品、農作物ですけれども、現在認定したばかりですので、まだ置けていない状況です。御所の郷にはもう調整をしているところで、間もなく商品のほう置かせていただけるような状況でございます。 そして、ブランド商品の中でふるさと納税の商品になっているかというお尋ねでしたけれども、そちらにつきましては御所芋焼酎「みかけによらず」を現在ふるさと納税の商品に上げさせていただいております。以上です。 ○議長(南満) 三井総合政策部長。 ◎総合政策部長三井秀樹) ただいま森川部長のほうから説明申し上げましたが、これまでも御所市の季節の野菜の詰め合わせというものをふるさと納税の返礼品としてご準備はさせていただいておりました。今、こういう形でごせブランドという認定制度が出来上がり、こういった、先ほど委員長のほうからご紹介いただいたんですが、私の友人が橿原市のほうで作っている古都華という大粒のイチゴ、これにつきましては橿原市のほうでもふるさと納税の返礼品になっているんですが、全体の60%以上をこれが占めているというぐらい人気でございます。 というふうに、御所市でもこういった今回認定されたこの6種類、これに加えてまた新たに油長さんのほうで造られたジンであるとか、こういったものの追加も今お願いに回っているところでございます。今後、こういった夏わけぎ、ヘルシエとか本当に季節感があって御所市独自のしっかりとPRにつながるようなこういう6品目については、積極的にふるさと納税の返礼品として出していただけるように、またそれによって生産農家さんの気持ちがどんどん前向きになっていただけるような取組をしたいと思います。 ○議長(南満) 境内総務部長。 ◎総務部長(境内陽之介) 今、ごせブランドと観光もしくは地場産業の振興という意味でのお話があったかなと思います。それに関しての補助金ということで今ご質問があったかなと思いますが、今現時点で私のほうではちょっと把握できておりません。申し訳ございません。 ○議長(南満) 12番、小松久展君。 ◆12番(小松久展) 今まで補助金に関しては、いうたら市長も足を運んで東京へ行かれたと思うんです。最近になってはどうも奈良県任せみたいな感じがするんですけれども。いうたら、補助金の申請についてはまずは何でも見積りなんです。見積りをして、それがオーケーなら契約してくれるんです。うまくいったら請求を出して領収書でお金をもらうんでしょう。それといっこも変わらんのですよ。そやから、補助金申請という見積りを出すんです。可になるか却下されるか分かりませんよ。そら文章が悪いんでしょう。そら、ずさんな見積りでは誰も契約はしませんわ。 そういうことで簡単なものなんですよ、取り組んでいくんやったら。そりゃ、東京は遠いかも分からんけど、今の時代そんな遠いこともないし。これからにおいても遅くはありませんけれども、先ほど言うたパンフレットで、今日びの時代、その日に生産農家から上げてきたものをきれいな食材というてその日に届くんですよ。それが高いと。高いのが求められる時代なんですよ、新鮮やいうて。そこらの点については本当にやる気のあるところを見せてもらいたいなと。 そして、ふるさと納税のパンフレットの中に組み込むのがどうのこうのよりも、今まだ新しいと、認定して新しいんだと、6品については早いでしょう。私言ってるのは、南和繊維さんのマスク欲しいないうて、もう売られているんやと言うてるんです。新しいさかい駄目だと言うんですかと。葛城市、お金になるもんやったら、みんな売れるもんやったら入れはるんですよ。葛城市で地元の商品、葛城の道の駅、知っていますか。あれ地元の商品のコーナーが一番広いんですよ。地元の商品の品物が、販売しているコーナーが、あの敷地内の3分の1ぐらいが葛城市の商品なんですよ。よく売れていますよ。売れれば、入れてくれて売れるものやったら道の駅は販売されますよ、自信があるんやったら。自信があるから東京でも売れているんやって市長言われるわけでしょう。まずは、御所市の人に知ってもらいたいんや、地域の人に知ってもらいたいんや言うたら、それは自分らが応援せんことには誰が応援してくれるんですか。 この点についてはもう答弁は結構やけれども、しっかりとサポートするんやったらサポートするように取り組んであげてください。 ○議長(南満) ほかに関連質問はございませんか。11番、松浦正一君。 ◆11番(松浦正一) 山田議員の質問に関連して質問させていただきます。 先ほど、一番最初にWi-Fiの件で質問されておりました。そこで私ちょっとお聞きしたいんですけれども、情報伝達方法として市民の皆さん方にお知らせするに当たって、このインターネット、ホームページ等で市の情報を公開されておると、それにまた御所広報で御所市の状況をお知らせしているということをおっしゃるんですけれども、この間、市民の方が葛城公園でミストの工事をやっておったときに、これはいつ頃やってんだと、どないしたら分かるんだということを聞かれたんですけれども、それを職員に聞いたら職員は、これはインターネットで公表していますので見てくださいと言われたそうです。 そして、市民の方は、そのインターネット、年いってはるからインターネット使っていないんだと、持っていないんだと、コンピューターも持っていないんだということをおっしゃった。そしたら、広報には載っていませんと、載せていませんということもおっしゃったんで、市民の方はどないしたらこういうことを知ることができるんですかということをおっしゃったんで、市役所に聞きに行かなあかんのかというようなこともおっしゃったので、そのいろいろ聞きましたらインターネット接続されている家庭はこの御所市民の方で100%インターネット使っておられるのかということを調査していただきたいのと、それと御所広報、自治会に加盟していなかったら届かないと、持ってきていただけないんだとおっしゃっている市民の方もおられるんです。情報伝達について、どのように考えておられるのか、またそのような調査をされたのか、自治会に加盟しておられて広報を受け取っていない人はどれくらいいるのか調査していただきたいんですけれども、このような調査をされたことがあるかどうかお聞きしたいです。 ○議長(南満) 三井総合政策部長。 ◎総合政策部長三井秀樹) 松浦議員のご質問の中で、自治会にまず加入しておられない方で、こういう方に対しての広報のお届けという部分からまずなんですが、実際のところ、その自治会、自治会の住民票上の登録世帯数と実際に広報をお配りさせていただいているというのは誤差が出ております。 これにつきましては、自治会に加入されていないというところなんですが、自治会によっては自治会に加入されていない方についてもお配りしていただいている自治会もあれば、中にはお配りされていない自治会もあります。こういったところの皆様に対しては、できるだけやはり防災の面からも自助・共助という部分で、まずはやっぱり地域の助け合いという部分が重要になってきますので、極力やはり自治会には加入してくださいというお勧めをしながらも、やはり中にはいろんな事情があって自治会にも入れないという方もありますので、ご希望される方には直接郵送という形でお送りさせてもらったり、また中には毎月ほかの用事も兼ねて取りに来ていただいている方もあります。 いろんな市内でのそういった工事であったりという部分については、完成したときにはお披露目のお知らせみたいな形は広報であったり、またホームページでもお知らせはできるんですが、その工事の段階では、その工事のしている付近にご案内の看板は業者のほうで立てていると思うんですが、全てが全て、正直、手が回っていないのは事実でございます。 ○議長(南満) 11番、松浦正一君。 ◆11番(松浦正一) すみません、今後ともこれから弱者に対する情報提供というものに心がけていただきたいということを希望して質問を終わっておきます。 ○議長(南満) ほかに関連質問はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南満) ないようですので、4番、山田秀士君の一般質問を終わります。--------------------------------------- ○議長(南満) 本日で一般質問は全て終了いたしましたので、会議を閉じることにいたします。 お諮りいたします。明11日、本会議を再開いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南満) ご異議なしと認めます。よって、明11日、本会議を再開することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。     午前11時28分散会---------------------------------------...