第1条に記載されておりますが、この協定は、橿原市内における
持続的発展や活性化を企図したまちづくりに資するため、奈良県及び橿原市が相互に情報や意見の交換に努め、協働により取り組むことが
可能な事項について緊密に連携し協力することを目的としており、取組事項や役割分担についても取り決められております。
また、同年6月には、奈良
県立医科大学と包括的
な連携協力に関する協定書を締結し、奈良県、医大、橿原市の三者による連携がより強固
なものとなり、同じ目標に向かって取組を進めているところです。その奈良
県立医科大学では、現在、令和6年度中に先行整備分の竣工を目指して新キャンパス整備工事を進められており、本市も新キャンパスへのアクセス道路として必要
な市道の新設及び拡幅工事を進めております。
医大周辺のまちづくりの核の1つとなります近鉄新駅につきましては、平成27年12月から奈良県、近鉄、橿原市による三者協議をスタートし、「八木西口駅を移設して新駅を整備するの
であれば協力する」という近鉄側の意向と、八木西口駅との併存する形で新駅が整備されるよう協議を重ねてきた本市とは、それぞれの主張が平行線となっていました。令和3年2月には、市長から近鉄に対し協議書を提出いたしましたが、近鉄からの回答は当初と変わらず、「八木西口駅を存続し新駅を追加設置することには応じかねます」というもの
で、協議を進めることができませんでした。
しかし、今年の7月、運賃改定に伴う国土交通省運輸審議会の公聴会が開催され、奈良県知事の公述に対する近鉄の回答に、医大周辺のまちづくりにおいて、新駅設置については、「八木西口駅の廃止を条件としない」との記載があり、この公表の後、8月に三者協議を再スタートしたところです。
次に、資料の2枚目、「奈良
県立医科大学附属病院南側地区のまちづくりに関する連携協定書(案)」をご覧ください。
そこで、このたび、奈良県と橿原市がさきに締結した「奈良県と橿原市とのまちづくりに関する包括協定」を踏まえ、奈良県、医大、橿原市、近鉄の四者で連携協力しながら、医大周辺地区のまちづくりに関する取組を推進することを目的とした協定を締結しようと考えております。
協定の内容としましては、「目的」「地域の位置及び区域」「取組事項等」「新駅の設置」「新駅から医大
附属病院へのアクセス」「公的施設の整備及び民間施設の誘致」「覚書等の締結」「協定の変更」「守秘義務」「疑義等の決定」に関しての取り決めがされております。
先ほども説明いたしましたが、新駅の設置に関して、八木西口駅の廃止を条件としないことがこの協定書の4条に記載されております。
費用負担等の詳細につきましては、今後協議を行っていくことになりますが、本市のメリットを前提とすることはもちろんのこと、地域の振興や奈良県唯一
であります医育機関
である奈良
県立医科大学及び
附属病院に隣接したメリットを生かすため、市議会を初め関係機関等のご意見を賜り、また過年度に実施いたしました市民ワークショップにおいていただきましたご意見等も踏まえた上で、当該地区のまちづくりを行ってまいりたいと思います。
本市の大きなプロジェクトとなりますので、この
特別委員会で丁寧にご説明をして進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
6: ●
佐藤太郎委員長 ありがとうございました。
ただいまの説明について質疑はございませんか。竹森
委員。
7: ●
竹森衛委員 連携協定書をこうやって書いてはりますけど、実際に駅の設置の問題も含めて、財政的基盤が要りますよね。これはどうするのですか。
僕も、この前に
委員長でしたけど、開かれていなかったというのは、これ、知事は記者会見でああいうふうに言うてはりますけど、駅を造ったり、その駅の周りをインフラを整備したりしたら、そんなん大概のお金が要りますよね。それをどないするかです。こんなん、絵に描いた餅の協定書を結ん
だってしゃあないです。絵に描いた餅を、まるで食べられるよう
な、こんな協定書ね。
あと、ほんなら、例えば新駅の問題にしても、請願駅としたら、近鉄が「いや、あんたとこ、それで駅を造りたいのやったら造り
なはれ。100億かかるのやったら100億全部回りしなはれ」と、そういうことになったら、それはどうしていくかです。
県立医科大学というのは、県が全部、いやいや、これは
県立医科大学を中心としたまちづくり
なので、病院と利用されている人のニーズをちゃんとキャッチして、それを進めていくとなったら、今、一番医科大学へ、病院に来られている人にしても、駐輪場にしても、あの正面玄関のところ、単車とか自転車をとめられへん状況です。駐車場も含めてです、病院へ行くまでの。アクセスの問題とか、根本的に、今、病院に通っていらっしゃる方の一番大事
なことを、当面それをきちんとするとしたら、それでも相当のお金がかかりますよ。それらの財政的
な基盤は、あらかじめそれはちゃんとなっていて、その上に協定書を結ぶのやったらいいですけど、ただ連携協定書を結ぶと。そやけど、経済的
な、財政的
なバックボーンがなかったら、ただ文言を並べ立てているだけ
なので、それに対しての県との関わりとか、それから近鉄さんとの関わりで、市としてはどう思っているのか。丸っぽ、ほんなら橿原市が100%、100億やったら100億要る分を全部背中へ背負ってやるのか、この庁舎がまだこんな状態やのに。その点をお答えください。
8: ●
佐藤太郎委員長 担当課、第4条のところと兼ねてご説明をお願いします。
市街地整備課長。
9: ●
市街地整備課長 現在、新駅の整備に要する費用としましては、概算ではありますけども、おおよそ50億円と想定しております。現段階では駅舎の構造も決まっておらず、あくまでも概算での検討ということになっておりますので、この額が決定しているというわけ
ではございません。今後、駅舎の構造が決定しまして、詳細設計を実施すること
で、さらに精度が上がり、整備費用を把握することが必要となってきます。この整備費用を全て市が負担するというわけ
ではなく、国からの交付金が活用でき、さらに、今後、協議になりますけども、奈良県、あとは近鉄さんとの費用の負担をどうするかというところにもなってまいります。
例えば、新駅のほうができますと、かしはら万葉ホールを含ん
だ周辺と医大及び医大
附属病院の利便性は向上いたします。また、新駅周辺では、新た
な土地利用が図られること
で、新た
な人流が生まれ、地域の活性化につながることも考えております。
これらのことから、新駅の整備をすることで様々
な効果が市にもたらされると推測できますけども、市の現在の財政事情を実際考えますと、短期的には奈良県と近鉄さんとどのよう
な費用分担をするかということが重要になってきて、いかに市の負担を抑えるかということを検討してまいりたいと思っております。
あと、4条に記載しておりますことに関しましてですけども、こちら、新駅設置に関しましては、5年度中の費用負担を含む基本事項の合意を目指して協議のほうは行ってまいりたいと思います。ただ、どうしてもやっぱり財政のこともありますので、財務部のほうと十分協議しながら進めてまいりたいと思っております。
10: ●
佐藤太郎委員長 いいですか。
ほか、ございませんか。森下
委員。
11: ●
森下みや子委員 平成27年3月20日に荒井知事、そしてまた前橿原市長、森下前市長との包括協定書が結ばれておりまして、これはずっと生きたままの状態で継続されていると思うんです。今回、連携協定書の案が出ておりますが、これはあれでしたかね、ちょっと私、聞き損ねたんですけど、四者の協定ですか。三者になるんですか。まず1点、そこを教えていただけますか。
12: ●
佐藤太郎委員長 市街地整備課長。
13: ●
市街地整備課長 今回の協定ですけども、奈良県と奈良
県立医科大学、そして橿原市、近畿日本鉄道株式会社の四者の協定になっております。
14: ●
森下みや子委員 ありがとうございます。大分進んではきていると思います。
それと、医大が令和6年に開学を予定しているというよう
なこと
なんですけれども、今回、連携の協定書
なんですけれども、案として今現在出していただいておりますが、予定、スケジュールというんですか、どれぐらいのめどで協定をきちっとつくり上げていこうとしているのか。令和6年に医大の学校が開学されますので、それまでには遅くともきちっとした形は必要
であると思うんですけれども、その辺のスケジュール的
なものを教えていただけたらと思います。
15: ●
市街地整備課長 今回の連携協定についてですけども、まず、4条に書かせてもらっていますとおり、令和5年度中の費用負担を含む基本事項の合意を目指して、まず協議のほうを進めていくというのが1つの目安となっております。
16: ●
森下みや子委員 令和5年度ということでしたら、もう間もなくですので、スピードアップしていただきたいと思いますし、また、こういった医大の駅、そしてまた八木西口駅が残りましたら、ますます本市としても経済の活性化につながると思いますので、より早く、より効果的に、そしてまたより財政的
な面で本市が費用負担をできるだけ軽く抑えられるよう
な方法を取っていただけるよう
な形でしっかりと前向きに進んでいただきたいなというふうに思います。要望です。
17: ●
佐藤太郎委員長 吉川
委員。
18: ●
吉川ひろお
委員 僕、今は醍醐
なんですけど、もともと八木生まれ
なので、正直、八木西口駅のことですごいしょっちゅう言われるんです。もともと、橿原としては新駅を造るに当たって、八木西口駅を併存してほしいという希望やったと思うんですが、ここに書いてあるとおりではあると思うんですけど、再度明確に。要は、八木西口駅は取り壊さない、併存するということ
でよろしいんですね。
19: ●
佐藤太郎委員長 市街地整備課長。
20: ●
市街地整備課長 八木西口駅が残るかということですけども、少し過去のほうをお話しさせてもらいますと、近鉄から奈良県に対しまして、今年の7月19日付の書面「公聴会での県による公述に対する回答」では、奈良
県立医科大学周辺のまちづくりについて、「新駅設置については八木西口駅の廃止を条件とせず、費用負担、運営方法等に関し、今後協議をお願いいたします」となっておりました。
その後、8月24日になりますけども、近鉄、県、市の三者協議を実施した際、八木西口駅の存続を近鉄側のほうに確認させてもらいましたところ、基本的には残るというよう
なご回答でした。
また、存続の理由を近鉄さんのほうにご確認させてもらいましたところ、八木西口駅の周辺の住民の方々のご意見とか、あとは、市・県が医大病院周辺の整備を検討していることなどを考えられた中で、社内の方針が変更されたということになっております。
そして、今回、この協定書の4条にも記載しておりますけども、新駅設置に関しましては、「八木西口駅の廃止を条件とせず」というふうに記入のほうをされておりますので、八木西口駅を残した上での新駅設置の基本合意を目指して、今後、協議のほうを行ってまいりたいと思っております。
21: ●
吉川ひろお
委員 今のご説明、ありがとうございました。八木西口駅は残るということで解釈いたしました。
本当に、これは八木の人はもちろん
なんですけど、橿原市としても望んでいた方向
だと思いますので、このまましっかり進めていっていただきたいなと思います。
以前は、多分これは県の見解やったと思うんですけども、県と市と近鉄、1対1対1の費用負担というよう
なことも言っておられたかなと思うんですが、恐らくそれについては、先ほどのご説明でも、今後、費用負担を、極力市の負担が少なくなるように進めていきたいと。県と交渉していきたいということやと思いますので、そこはしっかりと、主には県かなと思うんですが、県と交渉していただいて、近鉄とも交渉していただいて、より橿原市のためになるようにしっかり前向きに頑張っていっていただきたいと思います。
これは要望です。よろしくお願いします。
22: ●
佐藤太郎委員長 松尾
委員。
23: ● 松尾高英
委員 今まで「医大周辺整備」とか「医大周辺まちづくり」という言い方で進めてきたと思うんですけども、「医大南側地区」と書かれてますけども、南側の想定される範囲って、どこからどこまでが南ですか。
24: ●
佐藤太郎委員長 裏に地図があるんですよ。
25: ● 松尾高英
委員 ごめんなさい。見ていませんでした。(「万葉ホールまで含んでる地図やと思う」と呼ぶ者あり)
26: ●
佐藤太郎委員長 キャンパスは入っていないんですよね。(「キャンパスはまた別」と呼ぶ者あり)
了解です。
27: ● 松尾高英
委員 この点線の部分ということ
で、先ほど竹森
委員もおっしゃっていましたけども、駐車場のこと
であったりとか、今後、例えば、小房の交差点の改良というのも考えられるのかなと思うんですけど、その辺も入ってくるという解釈でよろしかったですか。
28: ●
佐藤太郎委員長 市街地整備課長。
29: ●
市街地整備課長 まず、駐車場のほうですけども、こちら、令和3年6月の
県立医科大学・
附属病院を核とした
まちづくり事業等に関する
特別委員会でご説明もさせていただきましたが、令和3年4月に実施いたしました医大
附属病院来院者を対象としたアンケート調査で、現在、外来患者の77%の方が、実際、車で来院されておりまして、将来的
な整備ニーズとして56%の方が駐車場整備を望んでおられるということも分かっております。
医大及び医大
附属病院を利用される方のニーズとしては、駐車場整備の要望は多いということ
で、これでデータ的にも明らかになっておりますので、我々も当然認識はしております。新駅を今後整備することに関しましては、医大利用者の利便性の向上だけ
ではなくて、車を利用している方が鉄道利用に変えることも考えられ、渋滞緩和にも寄与するの
ではないかというふうに考えております。
そのように、先ほども言いましたように、渋滞緩和するというところもありまして、市にとっても様々
な効果をもたらしてくるので、
附属病院の駐車場ニーズだけ
ではなくて、その他の効果も踏まえて、今後また検討と協議のほうは進めてまいりたいと思っております。
30: ●
佐藤太郎委員長 谷井
委員。
31: ● 谷井宰
委員 まず、懸案事項
でありました八木西口駅の存続について、市長を初め職員の皆さんが交渉していただきまして、これだけの条件を引き出していただいたことにまず感謝申し上げます。
その中で、先ほど松尾
委員も……(何事か呼ぶ者あり)
そのことはまた別のところで。
1つ、今、松尾
委員がおっしゃっておられた小房の交差点のことがありました。その中で、四条の交差点もそう
なんですよね、渋滞のことが。今、答弁の中で渋滞緩和に寄与するよう
なお話でしたけども、まちづくりをするに当たって、企業を誘致してくるとか、公共施設をするということは、そこに対してやはり人が集中するということ
なんです。
電車でみんなが来るわけじゃなくて、車で当然皆さん来られる方も多いと思います。そこも含めて、道のそういう渋滞のことに関してどのように考えていらっしゃるのか、もう一度聞かせていただいてよろしいですか。
32: ●
佐藤太郎委員長 市街地整備課長。
33: ●
市街地整備課長 まず、病院の南側のまちづくりのほうですけども、現在のところ、どういう施設が来るかというのは定まっておるわけ
ではなくて、今後、まちづくり検討会というのを開催しながら、どういうふう
な導入機能がいいかというのを協議してまいりたいと思っております。
そして、あと、車のほう
なんですけども、実際にあそこは北側に165号線があって、西側に参道があって、東側に169号線がありまして、南側のほうには、かしはら万葉ホールに行きます市道があります。あそこの国道とか県道は、実際に小房の交差点や四条の交差点に近いので、実際、車の流出を行うと、また渋滞のほうが起こる
可能性とかもありますので、その辺はまた警察のほうとどういうふう
な導入機能になるかというので、流入とかの車の予測を立てながら、どういうふうに流していったらいいかとか、あとは信号の現示をどうするかというのは協議してまいりたいと思っております。
34: ● 谷井宰
委員 ありがとうございます。
つまり、そのことも含めて今回の協定を結ぶということ
でよかったですね。
35: ●
市街地整備課長 まず、まちづくりのほう、どういうふう
な導入機能かというのも検討した上で、その次にまた交通のほうも当然検討することになると思っております。
36: ●
佐藤太郎委員長 矢追
委員。
37: ● 矢追もと
委員 先ほどの森下
委員のご質疑と少し重複するかもしれませんけれども、もう一度確認させていただきたいんですが、以前にこういったまちづくり基本構想、市の検討案とかいう資料を作っていただきまして、そのときの想定されていたスケジュール案というものがあったかと思うんです。先ほど具体的にいつその計画というのがきちんと定められるのかというご質疑の際には、第4条のほうの新駅の設置の費用負担のことの合意が令和5年度中になるというふう
なご回答で、それを目指してというふう
なことが1つの判断材料というふうにおっしゃっていたんですけれども、具体的に公共の施設、民間の施設、この地域にどのように盛り込んでいくかというふう
な全体の計画案というのも来年度中に策定されるということ
でよろしいんでしょうか。
38: ●
佐藤太郎委員長 市街地整備課長。
39: ●
市街地整備課長 今回、この連携協定書の中身では、「令和5年度中の費用負担を含む基本事項の合意を目指し」というふうに書かせてもらっているんですけども、まず、まちづくりのほうに関しましては、来月からになりますけども、まちづくり検討会というのを実際に県のほうが開催されまして、その中に、市とか奈良
県立医科大学とか、あとは民間企業さんも交えて、どのよう
な導入機能がいいかというのを検討させてもらいます。
恐らく、どういうふうに、姿といったらいいんでしょうか、ゾーニング図とか、その後になると思うんですけども、できる限り早い時期にはお示しさせてもらいたいなとは思っております。
40: ● 矢追もと
委員 ありがとうございます。
今まで新駅が造られるのか造られないのかというところで、しばらくそういうふう
な具体的
な像を話し合うよう
な場がなかったのかなというふうに思っているんですけれども、来月からそういったものが始められるということ
で、これから具体化されていくのかなと思って、期待しております。
このときの計画案の中では、土地区画整理事業については令和7年度の末ぐらいから順次まち開きというふうに、このときのスケジュールの計画の案では示してくださっていたんですけれども、少しそういった理由があって、具体像を実現するのが遅くなっているの
ではないかと思いますが、現在のところはこの計画が形になって見えてくる、実際に皆さんがそこにおいでになることができるよう
な、そういった状況というのは、いつぐらいになるというのは、今のところめどが立っていますでしょうか。
41: ●
市街地整備課長 区画整理のほう、現在想定させてもらっておりますのは、新キャンパスができます西側のほうの田園が広がる地域になるんですけれども、現在、こちらのほうは、地元の方々がまちづくり協議会というのを立ち上げられまして、実際に事業化検討アドバイザーという、民間企業さんとどのよう
なまちづくりをしていったらいいかというのを検討されているところではあります。
ただ、当初、令和7年度にまち開きをしたいという思いではさせてもらっていたんですけども、今回、最近のコロナ禍の影響とかで民間企業とかが、なかなか進出意欲とかが、探し切れていないというよう
な状況にもなっておりますので、ちょっと事業としては、検討はされているんですけども、今のところ、目立って進んではいないという状況とはなっております。
ただ、あさってになるんですけども、ちょうど事業化検討アドバイザーさんとまちづくり協議会のほう
でまた報告会というのをされますので、今後どのよう
なまちづくりをしていくかというのは、ある程度具体化したものが出てくるのかなというふうには思っております。
ただ、今その状況
なんですけども、今後順調に進ん
だとしましても、実際にまち開きができるのは令和9年度になるのかなというのが現在のところの状況となっております。
42: ● 矢追もと
委員 ありがとうございます。
では、私どものこの
委員会としては、令和9年度のまち開きに向けて、これから公共施設、民間施設、どういったものがこのまちにふさわしいのか、入っていくのかというのを、案を示していただきながらこの場で議論させていただく機会がこれから増えていくと。少しずつ進捗状況をこういった
委員会でも教えていただけるというふう
な形でよろしいんでしょうか。
43: ●
市街地整備課長 委員お述べの新キャンパスの西側のまちづくりのほう
なんですけども、こちらのほうは、地権者の方々が実際に協議会をつくられて、市が支援しているという形になりますので、市が主体でやっているというの
ではなくて、地元さんが主体でされている、そこに市が支援しているというふう
な形になりますので、実際にその事業化検討アドバイザーさんがどういうふう
な企業を紹介してくださるか分かりませんけども、実際のところは協議会の方と事業化検討アドバイザーさん、民間企業の方とでマッチングをさせてもらって、どのよう
なものが誘致されるかというのは決まっていくのかなという感じになります。
今回、まちづくり検討会でやらせてもらいますのは、あくまでも病院の南側の県有地と市有地のあります道路で囲われた部分という形になります。
44: ● 矢追もと
委員 失礼いたしました。私もちょっと勘違いしておりまして、その西側のまちづくりの問題と南側のほうの問題とちょっと混同してしまっておりまして、申し訳ありません。
南側については、来月からまちづくり検討会での議論の内容をこちらに投げていただくと。それの開業といいますか、完成というのは、令和9年
ではなくて、また別の日程を想定していらっしゃると。すみません、そちらのほうは大体いつぐらいかというのは、今のところ分かりますでしょうか。
45: ●
市街地整備課長 病院の南側のまちづくり
なんですけども、現在のところ、まだスケジュールというのは特に決まってはないんですけども、どうしても新駅との絡みとかというのも出てきますので、これもできる限り早い時期にはお示しさせてもらいたいなとは思っております。
以上です。(「ちょっといいですか」と細川議長呼ぶ)
46: ●
佐藤太郎委員長 協議会にします。
午後 1時35分 協議会
───────────────
午後 1時40分 再 開
47: ●
佐藤太郎委員長 委員会に戻します。
協議会の中で何の話をしたかということ
なんですけど、連携協定書の4条及び7条についての取扱いについて考えておりました。それプラス、財政計画をきちんと示せというお話もありました。
それでは、
委員会に戻します。
大北
委員。
48: ● 大北かずすけ
委員 もう一度ちょっと戻すんですけれども、連携協定書の中の第4条、この中に関しましては、「八木西口駅の廃止を条件とせず」という形になっているんですけれども、ということは、逆に、新駅を造るときには別に八木西口駅は廃止しないということ
なんですけども、新駅ができてから、先々においては、西口駅がどうなるかはまたその先々の検討ですよという理解ができるんですが、そういう見方はどう
なんですか。
49: ●
佐藤太郎委員長 都市デザイン部副部長。
50: ● 都市デザイン部副部長 先ほど
市街地整備課長のほうから説明がありましたように、近鉄さんが八木西口駅の廃止を条件とせずということ
で、8月に一度近鉄さんに県と協議させていただいたときに、「今、八木西口駅の廃止を条件としないということはどういうことですか」という確認をさせていただいています。ですから、そのときにいただいた答えは、八木西口駅は残る、基本的にそうなるということですので、今、大北
委員おっしゃるように、新駅ができたら、そしたら八木西口駅は壊しますというよう
なことはおっしゃっていない状況
でございます。
51: ● 大北かずすけ
委員 今、近鉄さんが、そのまま、ある意味、八木西口駅を残していただくということに関しても、やはり八木西口駅のまちづくりという部分が、それなりのまちづくりになってこないと、八木西口駅の乗降客、利用客が減ってきたときにはやっぱりまたそういう案が出てくることも
可能かと思うんですけれども、それに対して、しっかりとしたまちづくりというのは、医大だけじゃなくて、本庁舎も含めたまちづくりということに関してもしっかりと検討していただきたい。そう
でないと、またいつ八木西口駅が、「これではやっていけません。廃止になります」というよう
なことのないようにお願いしたいと思います。
それと関連して、1点だけ教えてくださいというか、この庁舎の建て替えとかいう話の中で、西棟に関しては耐震計画を立てられたと思うんですけども、前回、微弱
であるということ
で、一応ある程度の概略は教えていただきましたけれども、本格的
な検査ができたと思うんですけど、これに関しては、いつ頃また報告いただけるのか教えていただけますか。(何事か呼ぶ者あり)
関連です。(「別の話やから、違うぞ」と呼ぶ者あり)
52: ●
佐藤太郎委員長 別の話かもしれませんけど、予算も頂きまして、調査してもらったことやから、またご報告いただけますようにお願いします。(「直接、大北
委員に担当者から言うてあげて」と呼ぶ者あり)
ほか、ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)