会津若松市議会 2016-06-13 06月13日-一般質問-02号
警察白書によりますと、阪神・淡路大震災の直後に亡くなった人は、地震が明け方に起きたということもあり、多くの人が寝たままの状態で壊れた住宅や家具などの下敷きとなり、圧迫死が88%に上り、死因のほとんどを占めていました。地震に弱い住宅や建屋は凶器に変わるとして、改めて全国の住宅を地震に強くすることが阪神・淡路大震災の最大の教訓となりました。
警察白書によりますと、阪神・淡路大震災の直後に亡くなった人は、地震が明け方に起きたということもあり、多くの人が寝たままの状態で壊れた住宅や家具などの下敷きとなり、圧迫死が88%に上り、死因のほとんどを占めていました。地震に弱い住宅や建屋は凶器に変わるとして、改めて全国の住宅を地震に強くすることが阪神・淡路大震災の最大の教訓となりました。
10年前の震度7の阪神淡路大震災では、犠牲者の9割が家屋や家具類の倒壊による圧迫死、焼死した多くの人も崩れた住宅などの下敷きとなり逃げ出せなかったと見られています。地震は避けることはできませんが、地震に倒れない建物にする、住宅や建築物の耐震化、地震に負けないまちづくりの第一の柱となることは間違いありません。地震予防対策と応急対策が二大柱です。
犠牲者の8割以上は、倒れた建物や家具による圧迫死、窒息死でした。家屋の倒壊防止は生死を分ける課題です。そして家屋の倒壊による火災と倒壊した家屋が道路をふさぎ、消火活動を初め救助活動が思うように進まなかったことが、さらに被害を大きくしたとも言われています。
阪神・淡路大震災に比べて、建物倒壊による圧迫死が極めて少なかったことからも、住宅の倒壊を防ぐことが命や財産を守る上で大変大事なことであります。 今回の新潟県中越地震を振り返りますと、市民の皆様が一番心配することは、一家団らんのもととなる住宅の安全性ではないかと私は思うのであります。
ところで、阪神・淡路大震災の大きな被害を受けた建築物は、現在の新耐震基準を満たさない、昭和56年以前に建築されたものに集中し、亡くなった方の8割が木造家屋の倒壊等による圧迫死や窒息死であったことから、古い建築物の地震に対する安全性確保の重要性が強く認識されたところであります。
深さ約2メートルまで掘削したとき、壁面が崩れて大きな土の塊が当たって胸を打って肋骨骨折による圧迫死ということで、直に2メートル掘っていますが、発掘調査工法についての問題はなかったのでしょうか。 大きな3番目として、議案第3号いわき市総合教育センター条例の制定についてです。