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09月17日-06号

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  1. 郡山市議会 2021-09-17
    09月17日-06号


    取得元: 郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-27
    令和 3年  9月 定例会---------------------------------------            令和3年9月17日(金曜日)---------------------------------------議事日程第6号   令和3年9月17日(金曜日) 午前10時開議 第1 議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から    議案第137号 専決処分の承認を求めることについてまで    議案第141号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第8号)    請願第31号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める請願    請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化について    (委員長報告から採決まで) 第2 議会案第11号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める意見書    (提案理由説明から採決まで)---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から      議案第137号 専決処分の承認を求めることについてまで      議案第141号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第8号)      請願第31号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める請願      請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化について      (委員長報告から採決まで) 日程第2 議会案第11号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める意見書      (提案理由説明から採決まで)---------------------------------------出席議員(37名)     1番 吉田公男議員        2番 渡部龍治議員     4番 箭内好彦議員        5番 塩田義智議員     6番 蛇石郁子議員        7番 柳田尚一議員     8番 村上晃一議員        9番 三瓶宗盛議員    10番 名木敬一議員       11番 山根 悟議員    12番 福田文子議員       13番 會田一男議員    14番 森合秀行議員       15番 佐藤徹哉議員    16番 近内利男議員       17番 岡田哲夫議員    18番 飯塚裕一議員       19番 佐藤栄作議員    20番 大木 進議員       21番 但野光夫議員    22番 折笠 正議員       23番 良田金次郎議員    24番 栗原 晃議員       25番 廣田耕一議員    26番 久野三男議員       27番 佐藤政喜議員    28番 高橋善治議員       29番 八重樫小代子議員    30番 諸越 裕議員       31番 今村剛司議員    32番 田川正治議員       33番 小島寛子議員    34番 石川義和議員       35番 遠藤敏郎議員    36番 大城宏之議員       37番 七海喜久雄議員    38番 鈴木祐治議員欠席議員(なし)欠員(1名)---------------------------------------説明のため出席した者   市長      品川萬里      副市長     菅野利和   副市長     村上一郎      総務部長    柳沼英行   政策開発部長  塚原 馨      財務部長    佐藤達也   税務部長    古川明彦      市民部長    佐藤直浩   文化スポーツ           橋本裕樹      環境部長    吉田徳久   部長   保健福祉部長  本田文男      こども部長   国分義之   農林部長    山口 勇      産業観光部長  藤橋桂市   建設交通部長  柏木忠之      都市整備部長  緑川光博                     上下水道事業   会計管理者   馬場章光              野崎弘志                     管理者   上下水道局長  安藤 博      教育長     小野義明   教育総務部長  朝倉陽一      学校教育部長  小山健幸   代表監査委員  山本邦雄---------------------------------------事務局職員出席者                     議会事務局次長   議会事務局長  清野 浩              薄 正博                     兼総務議事課長   総務議事              総務議事           井上高志              鈴木美香   課長補佐              課長補佐   総務議事課主任           鈴木孝治      主任      伊藤広喜   主査兼議事係長   主査      柳沼弘和      主査      遠藤慶一郎---------------------------------------    午前10時00分 開議 ○塩田義智議長 おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席等の届出者は皆無であります。 本日の議事は議事日程第6号により運営いたします。--------------------------------------- △日程第1 議案第110号から議案第137号まで、議案第141号、請願第31号、請願第32号(委員長報告から採決まで) ○塩田義智議長 日程第1に従い、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から議案第137号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案28件、議案第141号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第8号)の議案1件、以上の議案29件及び請願第31号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める請願、請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化についての請願2件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。 各常任委員会委員長報告を求めます。 初めに、総務財政常任委員会委員長報告を求めます。石川義和委員長。    〔石川義和総務財政常任委員会委員長 登壇〕 ◆石川義和総務財政常任委員会委員長 おはようございます。 総務財政常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託分について審査いたしました。 なお、審査の過程で、自治振興費に関し、地域集会所補助事業費について、個人番号カード事務費に関し、マイナンバーカードの交付状況等について、令和3年発生災害復旧費に関し、開成館の被害状況について、復旧スケジュールについて等、種々質疑が交わされました。 また、文化施設整備基金費及び歴史資料館費に関し、いずれも麓山地区に設置が計画されている(仮称)歴史情報公文書館施設整備を推進するための予算を含むものであり、当該予算議案には反対であるとの意見が出され、採決の結果、議案第110号中、当委員会付託分については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第111号 令和3年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第112号 令和3年度郡山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第116号 令和3年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第1号)、議案第120号 令和3年度郡山市多田野財産区特別会計補正予算(第1号)から議案第129号 令和3年度郡山市後田財産区特別会計補正予算(第1号)までの議案10件、以上、議案13件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第134号 工事請負契約についてから議案第136号 財産の取得についてまでの議案3件については、いずれも当局の説明を了とし、可決すべきものと決しました。 次に、議案第137号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認めます。 次に、建設水道常任委員会委員長報告を求めます。近内利男委員長。    〔近内利男建設水道常任委員会委員長 登壇〕 ◆近内利男建設水道常任委員会委員長 おはようございます。 建設水道常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、道路費に関し、道路維持管理事業について、水路側溝費に関し、水路側溝整備事業について、公園費に関し、公園改修費について等、種々質疑が交わされました。 次に、議案第114号 令和3年度郡山市県中都市計画富田第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第132号 道路の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、自動運行技術への対応について、歩行者利便増進道路について等、種々質疑が交わされました。 次に、議案第137号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 次に、請願について申し上げます。 請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化について審査いたしました。 審査の過程で、次のような意見が出されました。 初めに、委員より、雨水貯留施設の整備は水害対策を進める上で有効であり、請願を提出した各町内会住民の不安を払拭するためにも、本請願は採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、旧豊田貯水池の利活用については、市議会政策等調査検討会や旧豊田貯水池利活用特別委員会における議論を重ねた上で、議会としての提言書を市へ提出していることから、本請願は不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、開成山排水区周辺の現状の雨水の浸透、貯留能力では豪雨への対応は難しく、また、同排水区は住宅地であり、田んぼダムのようなグリーンインフラの整備は難しく、旧豊田貯水池を活用することは、水害対策として有効だと考えられる。また、本請願は、旧豊田貯水池への建物等の建設を反対するものではなく、既存の旧豊田貯水池水害対策へ活用してほしい旨の内容であり、特別委員会からの提言に矛盾するものではないと考えられることから、本請願は採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、特別委員会において関係団体から意見聴取も行っており、寄せられた意見については、提言書と併せて市へ提出している。その中には当該請願者の意見も含まれており、市の方針が定まっていない段階で、個別の意見に関する請願を議会として採択することは難しいと考えることから、本請願は不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、現在、流域治水の考え方の下、内水の被害を抑えるため、外水を速やかに流す対策を国・県は広範囲に行っており、また、市としても水害対策を進めていると考えることから、本請願は不採択とすべきであるとの意見が出されました。 次に、委員より、豪雨時に旧豊田貯水池へ雨水を貯留することに対しては、慎重に時間をかけて検討すべきと考えることから、本請願は継続審査とすべきであるとの意見が出されました。 その他、種々意見が出され、採決の結果、請願第32号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、環境経済常任委員会委員長報告を求めます。折笠正委員長。    〔折笠正環境経済常任委員会委員長 登壇〕 ◆折笠正環境経済常任委員会委員長 おはようございます。 環境経済常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、振興事業費に関し、新型コロナウイルス感染症等緊急支援給付金について、テレワーク等推進補助金交付事業について、企業誘導費に関し、企業立地促進助成事業について、質疑が交わされました。 次に、議案第115号 令和3年度郡山市工業団地開発事業特別会計補正予算(第1号)、議案第118号 令和3年度郡山市湖南簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第119号 令和3年度郡山市中田簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上の議案3件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第137号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、承認すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、文教福祉常任委員会委員長報告を求めます。大木進委員長。    〔大木進文教福祉常任委員会委員長 登壇〕 ◆大木進文教福祉常任委員会委員長 おはようございます。 文教福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。 初めに、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、子育て環境整備費に関し、withコロナ婚活支援について、公立保育所費に関し、開成保育所の増築について等、新型コロナウイルスワクチン接種事業費に関し、接種完了見込みの時期について、学校保健指導費に関し、学校トイレ清掃業務委託について、債務負担行為の補正中、老人福祉施設等整備費補助金令和3年度分に関し、特別養護老人ホームの整備について、種々質疑が交わされました。 次に、議案第113号 令和3年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第117号 令和3年度郡山市母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第2号)、議案第130号 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第131号 郡山市保育所条例の一部を改正する条例、議案第133号 郡山市立公民館条例の一部を改正する条例、以上の議案5件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第141号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第8号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で、学校教育総務費に関し、修学旅行の実施見込みについて質疑が交わされました。 次に、請願について申し上げます。 請願第31号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める請願については、その趣旨を認め、採択とすべきものと決しました。 なお、当委員会として、国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める意見書を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げます。 以上で報告を終わります。 ○塩田義智議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 初めに、請願第32号の請願1件について、吉田公男議員より討論の通告がありますので、発言を許します。吉田公男議員。    〔1番 吉田公男議員 登壇〕 ◆吉田公男議員 おはようございます。 立憲民主党の吉田公男です。 請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化についてという請願についてでありますが、ぜひ採択していただきたく、その立場から討論をさせていただきます。 この請願団体は、昨年から、何度も同じような立場から様々な請願を行ってきました。なぜこれだけ請願が続くのでしょうか。我々議会に、議員一人ひとりにぜひ理解してほしい、被災者の気持ちを分かってほしい、その思いで請願が続いているものだと思います。 私たち議会、そして執行部の第一の仕事は、市民の命を守る、暮らしを守る、財産を守る、このことに尽きるのだと思います。そして、一昨年の東日本台風において、多くの人がまさに命の危機にさらされました。多くの財産を失いました。そのことを、ぜひもう一度皆さん思い返していただきたいのです。その思いで、各会派様々なご意見を伺いました。それを乗り越えてでも、今回の請願は何としても採択していただきたいと心から願っています。 今議会においても、阿武隈川の右岸の治水対策を何とかしてほしい、そういうご意見を一般質問の中で述べた会派があります。同じように、逢瀬川ではありませんけれども、善宝池を貯留施設にして水害対策を行ってほしい、そのような一般質問を行った会派もあります。残念ながら今回、どちらの会派も委員会の中では反対のご意見だったのですけれども。 まさに命を守るために、今我々は何をすべきか。特別委員会で既に議会として意見をまとめた、慎重に検討してほしい。慎重に検討してもらえばいいのです。市民の納得する意見を、納得する結果を出してほしい。 そこの中で、今回請願のあるような治水対策も例として挙げられていました。それから、様々な施設をその上に建てたほうがいいという意見も同時に述べられています。しかし、この治水対策については、地面の下、建物を上に建てることに関しては、特に影響のない部分をどのようにするかです。執行部が提案した3つの公園は、まさにこの池をそのまま利用する案ですから、こことは矛盾が起こるかもしれません。しかし、それであっても、10年に一度の大雨のときに水に沈む公園であってもおかしくはないはずです。1週間たったらきれいに掃除して、元の公園に戻ったでも、何らおかしくはないはずです。つまり、特別委員会で結論の出た、市民の納得のいく結論を出してほしいには、今回の請願は何ら矛盾しないと私は考えています。 私、議会、議員一人ひとりは、市民の意見を一つ一つ拾って、それを議会に、市に届けるのが役割だと私も思っていますし、多くの皆さんがそのように言っています。これだけ強い市民からの要望が上がってきている。一度、我々は特別委員会で審議をしました。しかし、残念ながら、それに対して何か執行部のほうから答弁があるという仕組みは議会にはありません。我々は提言したのです。さらに、その上で市民から改めて要望が上がってきた。それがほかの要望と矛盾しないのであれば、採択しても何ら問題はないと私は考えています。 ぜひ皆さんのご賛同を得て、今回の請願第32号、何としても採択していただきたい。そのことをお願いしまして、私の討論を終わります。ありがとうございました。 ○塩田義智議長 この際、議場における濃厚接触防止の観点から、暫時休憩いたします。    午前10時24分 休憩---------------------------------------    午前10時35分 再開 ○塩田義智議長 休憩前に引き続き会議を開き、日程第1を続行いたします。 次に、議案第110号の議案1件、請願第32号の請願1件について、蛇石郁子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。蛇石郁子議員。    〔6番 蛇石郁子議員 登壇〕 ◆蛇石郁子議員 虹とみどりの会として、9月定例会に提出されました議案のうち、議案第110号、議案1件に反対の立場で、市民から提出され、建設水道常任委員会で不採択となりました請願第32号、請願1件に賛成の立場で討論を行います。 最初に、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)中、文化スポーツ部所管文化振興費文化施設整備基金へ、(仮称)歴史情報公文書館施設整備費として8億5,023万7,000円を積み立てるとの提案については、賛成することができません。 この積立てにより、基金は9億535万3,406円になるとの説明を受けました。現在、立体駐車場は、概算工事費12億8,800万円、2021年、2022年度の継続費予算で進められております。駐車場完成予定は2023年1月、そして、歴史情報公文書館の工事は、駐車場完成後に開始するスケジュールと伺っています。 2019年3月に基本構想ができるまで、懇談会の設置、議会での質問等、多くの意見交換や質疑が交わされてきました。そして、この間、本市は近年頻発している自然災害の甚大な被害を多く受け、台風やゲリラ豪雨などの浸水対策、福島県沖地震の被害対策、新型コロナウイルス感染症対策等への対応が重点的になっております。地震で被災した文化施設でもある、けんしん文化センター中央図書館の復旧工事も現在進められている状況です。しかし、被害に遭った中央図書館歴史情報公文書館の建設については、市民の方からは、本市の将来を見通して一体型にすべきではないかなど、再検討の必要性について意見を述べる方もいます。 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    塩田義智議長 蛇石議員に申し上げます。 蛇石議員、発言を止めてください。 議案の内容ではないので、質疑に戻ってください。質疑内容でお願いします。 ◆蛇石郁子議員 ----- -----------------------------------------------------------塩田義智議長 蛇石議員。 議案の内容で発言してください。    (「補正予算と請願について述べてください」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 議案の内容で発言を求めます。 ◆蛇石郁子議員 続けます。 基金積立額の8億5,000万円は、-----------------市全体の予算配分や事業の見直し、利用者の負担率、貧困と格差の解消などを考慮し、柔軟かつ総合的な再検討を求めざるを得ません。 次に、請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化についての請願1件に、賛成する理由を申し上げます。 この請願は、逢瀬川町内連合会長と5つの町内会長から連名で提出されたものです。請願者たちは、これまで台風や豪雨などで何度も浸水被害に遭い、さらに2019年、東日本台風では、甚大なる被害を経験したばかりです。水害対策として旧豊田貯水池を活用し、貯留施設の整備を求めるのは至極当然であり、納得できるものです。 近年、世界各地や日本で起きている記録的な猛暑、ゲリラ豪雨、氾濫、熱波、寒波、大型台風などの異常気象の原因は地球温暖化の影響であり、海水面温度の異常な変化によるものと解説されています。そして、今後も極端な気候変動が加速されていくと警告されています。 年々報告される日本各地での様々な被害状況を知るにつれ、防災、減災、リスクマネジメントは喫緊の課題となっており、今年のNHK朝の連続ドラマ「おかえりモネ」もまさに、防災と気象予測、警告と対策、情報提供などが大きなテーマとして放送されています。 いまだかつて経験しない予想や予測を超えた災害が増えるのは確実視されていますから、行政機関はより一層効果的な対策に力を入れ、リスク軽減策を講じなければなりません。旧豊田貯水池雨水貯留施設として整備することは、本市の対策として将来を見据えた有効な手段の一つであると考えます。もはや手をこまねいている時間はありません。 以上、議案1件に反対、請願1件に賛成する意見を申し上げました。議員の皆様のご賛同をお願いし、討論といたします。 ○塩田義智議長 次に、議案第110号の議案1件、請願第32号の請願1件について、高橋善治議員より討論の通告がありましたので、発言を許します。高橋善治議員。    〔28番 高橋善治議員 登壇〕 ◆高橋善治議員 皆さん、おはようございます。 日本共産党郡山市議団を代表して、市長提案議案1件に反対、市民からの請願1件については賛成の討論を行います。 議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)については、市民の思いに応え、新型コロナ感染症対策については、感染拡大防止はじめ、生活となりわいを支援する積極的な予算措置がされている一方で、コロナ禍の広がる中、巨額の予算を費やす歴史情報公文書館建設に向け、しゃにむに進める予算措置もされており、反対をせざるを得ません。 文化振興費には8億6,000万余が計上されていますが、その大半は、大型立体駐車場建設と一体に進められている歴史情報公文書館建設に備えた基金積立てであります。 今、既存公共施設は、今後の維持、改修費の増大を懸念し、廃止を含め、その在り方が検討されています。そうした中、麓山地区全体の今後と既存施設の有効活用を十分検討されたとは言えないまま立案された歴史情報公文書館整備計画では、中央図書館脇の駐車場に施設を建設し、不足する駐車場を補うために大型立体駐車場を市民会館跡地に建設するなど、狭い敷地に無理に施設建設をすることから、膨大な建設費が必要となります。その費用を賄うために行われる基金の積増しですから、賛成はできません。 また、工事に伴う臨時駐車場を、上下水道局の浄水場跡地に整備する予算も計上されています。この場所については、周辺地区の体育施設や公共施設利用者のため、暫定的な駐車場を整備するよう市議会から再三提言してきたところですから、議会の提案を受けた利用方法になるかと思いきや、立体駐車場完成後の利用は考えていないとのことです。せっかく税金を使って整備したものを、期限後は利用しない。駐車場不足を指摘する市民の声に応えて行った市議会の提言にも配慮しない整備予算には、反対をしないわけにはいきません。 歴史情報公文書館に関わる予算は、放課後児童クラブの保護者負担の軽減、学校給食費や高齢者の路線バス無料化など市民要求実現に振り向けることを求め、反対の理由といたします。 次に、請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化について、採択を願う立場から討論を行います。 昨今の異常なほどの大雨が頻発する中で、被災経験のある方はもちろん、多くの住民の方が治水対策の強化を求めています。可能なことは全て行うとの立場が必要です。 田んぼダムに協力いただき、面積を広げるための予算も計上されました。校庭や公園などを一時的な雨水貯留施設として活用している自治体もあります。旧豊田貯水池も使い方は様々工夫が必要ですが、雨水貯留施設機能を持たせる利用方法を真剣に検討することは必要です。治水対策、浸水被害対策など、災害から住民の命と財産を守ることが、我が市の最重要課題であることに異論はないと思います。 浸水被害に遭われてきた地域住民の皆さんと、その方々を代表する町内会長さんの思いに応えるならば、少なくとも旧豊田貯水池が下流域の浸水対策に果たす効果について、膝を交えながら真剣に検討することは最低でも必要ではないでしょうか。 以上、市長提案の一般会計補正予算(第7号)に反対し、請願第32号に賛成する理由を申し上げ、議員各位の賛同をお願いして討論といたします。 ○塩田義智議長 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。 初めに、討論のありました議案1件及び請願1件、以上の2件について、それぞれ電子採決により採決いたします。 初めに、議案第110号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第7号)について原案のとおり決することに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成多数) ○塩田義智議長 賛成33、賛成多数であります。 よって、議案第110号については原案のとおり可決されました。 次に、請願第32号 台風による水害対策として浸水区域の上流域にある旧豊田貯水池を活用して雨水貯留施設を整備するなど内水の治水対策の強化について採択とすることに対し、賛成または反対のボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 なしと認め、確定いたします。    (賛成少数) ○塩田義智議長 賛成14、賛成少数であります。 よって、請願第32号については不採択とすることに決しました。 次に、ただいま採決いたしました案件以外について、一括して採決いたします。 議案第111号 令和3年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議案第137号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案27件、議案第141号 令和3年度郡山市一般会計補正予算(第8号)の議案1件、以上の議案28件、請願第31号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める請願の請願1件については、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、以上の議案及び請願については、各委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第2 議会案第11号(提案理由説明から採決まで) ○塩田義智議長 日程第2に従い、議会案第11号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。本案については、提出の者の説明、質疑及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。 議会案第11号 国民の命と暮らしを守る新型コロナウイルス感染症対策の実施を求める意見書については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○塩田義智議長 ご異議なしと認めます。 よって、議会案第11号については原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。    午前10時54分 散会...